[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH08178868A - 繊維索自動検査方法及びその装置 - Google Patents

繊維索自動検査方法及びその装置

Info

Publication number
JPH08178868A
JPH08178868A JP33669894A JP33669894A JPH08178868A JP H08178868 A JPH08178868 A JP H08178868A JP 33669894 A JP33669894 A JP 33669894A JP 33669894 A JP33669894 A JP 33669894A JP H08178868 A JPH08178868 A JP H08178868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
image
fiber
cord
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33669894A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Masumori
森 勇 増
Hirofumi Yanagimoto
本 弘 文 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd filed Critical Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33669894A priority Critical patent/JPH08178868A/ja
Publication of JPH08178868A publication Critical patent/JPH08178868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば戦闘機の射撃訓練用の標的等を航空機
で曳航するのに使用される人造繊維製の索の使用過程に
おける索の損傷状態を自動的に検査してその判定結果を
出力する。 【構成】 使用側の索巻取部と保管側の索巻取部との間
で繊維索の巻取経路上にセットされ上記繊維索に光を照
射する照明灯9a,9bと該繊維索からの反射光を索の
走行状態で撮像する撮像装置10とを有する撮像部7
と、この撮像部7からの繊維索の映像信号を入力してデ
ィジタル化しこの画像データを画像処理して索の損傷状
態を特定する検査信号を抽出する画像処理部11と、こ
の画像処理部11からの検査信号を入力して上記繊維索
の良否を判定しその判定結果を出力する良否判定処理部
12と、この良否判定処理部12からの判定結果を入力
して繊維索の巻き取り制御及び索不良表示等を行う索巻
取装置13とを備えて成るものである。これにより、繊
維索の使用過程における索の損傷状態を自動的に検査し
てその判定結果を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば戦闘機の射撃訓
練用の標的等を航空機で曳航するのに使用される人造繊
維製の索(以下「繊維索」という)の使用過程における
索の損傷状態を自動的に検査してその判定結果を出力す
る繊維索自動検査方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば戦闘機の射撃訓練用の標的
等を航空機で曳航するのに使用される曳航索としては、
鋼製の金属索又は繊維索等がある。このような曳航索
は、曳航機と標的との間を約5,000mの長さで結ぶもの
であるが、標的を空中に流す前は曳航機の翼下に吊下さ
れたリーリングマシンに巻き取られており、このリーリ
ングマシンから曳航索を繰り出して標的を空中に流して
曳航し、ミッション終了後上記リーリングマシンに巻き
戻し、地上に帰投したら保管用の索巻取部に巻き取られ
る。このような使用を繰り返しているうちに、曳航索は
損傷することがあり、この損傷を放置しておくと射撃訓
練に差し支えることがある。そこで、曳航索の使用過程
において索の損傷状態を適宜検査するようにしていた。
すなわち、金属索は、その金属索に渦電流を誘導させ亀
裂等の不連続部による渦電流変化をセンサコイルのイン
ピーダンス変化として検出する渦流探傷法による非破壊
検査を用いて自動的に検査していた。また、繊維索は、
索の巻き取り時などに作業員による目視又は触手などに
頼って検査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の繊維索の検査方法においては、作業員の目視又は触
手などによる検査であったので、作業員は例えば約3時
間近くの間、この検査業務に拘束され、作業効率が低下
するものであった。また、長時間の単純な検査業務であ
り、疲労すると共に、見落しなどもあり検査精度が低下
するものであった。これに対して、繊維索にレーザ光等
を照射して索の外径検査をし、外径の急激な変化を検出
して索の不良を判定する自動検査方法がある。しかし、
このレーザ光等の照射による索の外径検査の方法では、
外径の変化は検出できても、索のねじれ、微小な被覆破
れ、小さなケバ立ち等を検出するのは困難であり、曳航
索の使用過程における索の検査方法としては有効である
とは言えなかった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、繊維索の使用過程における索の損傷状態を自動的
に検査してその判定結果を出力する繊維索自動検査方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による繊維索自動検査方法は、使用側の索巻
取部と保管側の索巻取部との間で使用前又は使用後に繊
維索を巻き取る際に、この巻取経路上で上記繊維索に光
を照射すると共に該繊維索からの反射光を索の走行状態
で撮像し、この撮像した繊維索の映像信号を画像処理し
て索の損傷状態を特定する検査信号の抽出を行い、この
検査信号により上記繊維索の良否を判定してその判定結
果を出力するものである。
【0006】また、関連発明としての繊維索自動検査装
置は、使用側の索巻取部と保管側の索巻取部との間で繊
維索の巻取経路上にセットされ上記繊維索に光を照射す
る照明灯と該繊維索からの反射光を索の走行状態で撮像
する撮像装置とを有する撮像部と、この撮像部からの繊
維索の映像信号を入力してディジタル化しこの画像デー
タを画像処理して索の損傷状態を特定する検査信号を抽
出する画像処理部と、この画像処理部からの検査信号を
入力して上記繊維索の良否を判定しその判定結果を出力
する良否判定処理部と、この良否判定処理部からの判定
結果を入力して繊維索の巻き取り制御及び索不良表示等
を行う索巻取装置とを備えて成るものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された繊維索自動検査装置
は、使用側の索巻取部と保管側の索巻取部との間で繊維
索の巻取経路上にセットされた撮像部の照明灯により上
記繊維索に光を照射すると共に、撮像装置により該繊維
索からの反射光を索の走行状態で撮像し、画像処理部で
上記撮像部からの繊維索の映像信号を入力してディジタ
ル化しこの画像データを画像処理して索の損傷状態を特
定する検査信号を抽出し、良否判定処理部により上記画
像処理部からの検査信号を入力して上記繊維索の良否を
判定しその判定結果を出力し、索巻取装置で上記良否判
定処理部からの判定結果を入力して繊維索の巻き取り制
御及び索不良表示等を行うように動作する。これによ
り、繊維索の使用過程における索の損傷状態を自動的に
検査してその判定結果を出力することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による繊維索自動検査方
法を説明するための装置概要図である。この装置は、上
記繊維索自動検査方法の実施に使用するもので、使用側
の索巻取部であるリーリングマシン1を支持するメイン
テナンス・スタンド2と、上記リーリングマシン1内の
索巻取りドラムを回転するタービンドライブ・スタンド
3と、保管側の索巻取部であるトウラインサービス・ス
タンド4とを有して成る。なお、符号5は、上記リーリ
ングマシン1とトウラインサービス・スタンド4との間
に張られる繊維索6に張力を与えると共にガイドするロ
ーラである。また、符号7は撮像部であり、符号8は画
像処理及び良否判定処理部を示している。
【0009】このような装置を使用して実施する本発明
の繊維索自動検査方法は、上記リーリングマシン1とト
ウラインサービス・スタンド4との間で、使用前又は使
用後に上記リーリングマシン1又はトウラインサービス
・スタンド4に繊維索6を巻き取る際に、この巻取経路
上で検査するようになっている。すなわち、上記繊維索
6の巻取経路上にセットされた撮像部7で該繊維索6に
光を照射すると共に該繊維索6からの反射光を索の走行
状態で撮像する。上記撮像部7としては、例えば図2に
示すように、繊維索6に対して複数方向から光を照射す
る照明灯9a,9bと、この照明灯9a,9bによる繊
維索6からの反射光を撮像する撮像装置10とから成
る。
【0010】次に、上記撮像した繊維索6の映像信号を
画像処理して索の損傷状態を特定する検査信号の抽出を
行う。すなわち、図1において、例えば撮像部7とトウ
ラインサービス・スタンド4との間にセットされた画像
処理及び良否判定処理部8により、上記入力した映像信
号をディジタル化し、この画像データについて濃淡輝度
及びその頻度分布を求めてヒストグラムを作成して平均
値の計算及びスレッショルド・レベルの設定を行うと共
に、他方で上記画像データを分岐して輝度強調フィルタ
処理を行うと同時にノイズ除去のための平滑化処理を行
い、上記設定されたスレッショルド・レベルと比較して
輝度強調2値データ及び平均処理2値データとして出力
する。
【0011】次に、このように抽出された検査信号を用
いて前記繊維索6の良否を判定してその判定結果を出力
する。すなわち、上記画像処理及び良否判定処理部8に
より、上記出力された検査信号を入力して、上記平均処
理2値データ及び輝度強調2値データを用いてそれぞれ
繊維索6の幅方向の不良を判定したり、長手方向の不良
を判定してその結果を出力する。その後、この出力され
た判定結果により、繊維索6の巻取り停止や、警報表示
をしたり、索の不良箇所にマーキングを施したりすれば
よい。
【0012】次に、上記の検査方法の実施に使用する繊
維索自動検査装置について説明する。図4はこの繊維索
自動検査装置の実施例を示すブロック図である。この繊
維索自動検査装置は、例えば戦闘機の射撃訓練用の標的
等を航空機で曳航するのに使用される繊維索の使用過程
における索の損傷状態を自動的に検査してその判定結果
を出力するもので、図4に示すように、撮像部7と、画
像処理部11と、良否判定処理部12と、索巻取装置1
3と、表示装置14とを備えて成る。
【0013】上記撮像部7は、検査対象の繊維索に光を
照射すると共に該繊維索からの反射光を索の走行状態で
撮像するもので、上記繊維索に光を照射する1個又は複
数個の照明灯9a,9bと、該繊維索からの反射光を撮
像する撮像装置10とを有している。なお、上記照明灯
9a,9bは、例えば白熱灯又は高周波の蛍光灯から成
り、撮像装置10は、例えばCCD(電荷結合素子)を
利用したCCDカメラから成る。そして、上記撮像部7
は、図1に示すように、使用側の索巻取部であるリーリ
ングマシン1と保管側の索巻取部であるトウラインサー
ビス・スタンド4との間で繊維索6の巻取経路上に、例
えばメインテナンス・スタンド2を利用して昇降可能に
セットされるようになっている。この状態で、上記繊維
索6は約40m/分の速度で巻き取られるが、撮像部7
は、この巻き取り走行する繊維索6を一定の時間間隔で
連続的に撮像し、索の全長にわたって検査画像を収集す
る。
【0014】図3は、上記撮像部7の具体的な構造例を
示す断面説明図である。この例は、撮像部ケース15の
内部に例えばリング状の取付ガイド16を設け、この取
付ガイド16の周りに例えば120度間隔で3個の撮像装
置10a,10b,10cを取り付けると共に、それら
の中間位置に3個の照明灯9a,9b,9cを取り付け
たものである。なお、符号17は繊維索6を内部へ入れ
る索挿入口を示している。この例の場合は、上記繊維索
6の全周にについて検査画像を収集することができる。
図3では、3個の撮像装置10a〜10cを用いている
が、検査精度の程度によっては2個だけで十分な場合も
あり、検査のために効果的な映像が得られるように適宜
の個数を選択すればよい。また、各照明灯9a〜9cの
光が各撮像装置10a〜10cの撮像に干渉することが
ある場合は、図2に示す基本的な撮像装置10と照明灯
9a,9bの組合せを、図3における繊維索6の長手方
向に1組ずつずらして設け、各組の間に隣の組の照明灯
9a,9bからの光を遮る隔壁を設けるとよい。
【0015】次に、画像処理部11は、上記撮像部7で
撮像した繊維索6の映像信号を入力してディジタル化し
この画像データを画像処理して索の損傷状態を特定する
検査信号を抽出するもので、図4に示すように、アナロ
グ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器18
と、このA/D変換器18からの画像データを入力して
平均輝度及びスレッショルド・レベルを算出するヒスト
グラマ19と、上記A/D変換器18からの画像データ
を入力して前記撮像装置10の撮像信号の1フレーム分
だけ時間遅延する遅延回路20と、この遅延回路20か
らの信号を取り込みその後段のフィルタ22及びフィル
タプロセッサ23への入力信号として信号列を整えて出
力するシフトレジスタ21と、このシフトレジスタ21
からの出力信号を入力してノイズ成分を除去するフィル
タ22と、このフィルタ22からの出力信号と上記ヒス
トグラマ19からのスレッショルド・レベル信号とを比
較して出力する第一のコンパレータ24aと、上記シフ
トレジスタ21からの出力信号を入力してフィルタ処理
を行うフィルタプロセッサ23と、このフィルタプロセ
ッサ23からの出力信号を入力してデータ変換するルッ
クアップテーブル(以下「LUT」と略称する)25
と、このLUT25からの出力信号と上記ヒストグラマ
19からのスレッショルド・レベル信号とを比較して出
力する第二のコンパレータ24bとから成る。
【0016】良否判定処理部12は、上記画像処理部1
1から出力される検査信号を入力して前記検査対象の繊
維索6の良否を判定しその判定結果を出力するもので、
図4に示すように、前記第一のコンパレータ24aから
の出力信号を入力して座標変換をする第一のランレング
ス回路26aと、前記第二のコンパレータ24bからの
出力信号を入力して座標変換をする第二のランレングス
回路26bと、これらのランレングス回路26a,26
bからの出力信号を入力して良、不良を判定する判定回
路27a,27bと、これらの判定回路27a,27b
に信号出力のタイミングを与える信号出力タイミング回
路28と、判定結果の信号を所要の部位へ出力するため
の出力インタフェース29とから成る。
【0017】索巻取装置13は、上記良否判定処理部1
2から出力された判定結果を入力して前記繊維索6の巻
き取り制御及び索不良表示等を行うもので、図1に示す
トウラインサービス・スタンド4の近傍に設けられてい
る。また、表示装置14は、前記画像処理部11からの
出力データ又は良否判定処理部12からの出力データを
入力して画像表示するもので、それぞれのデータをアナ
ログ信号に変換して表示するテレビモニタから成る。
【0018】次に、このように構成された繊維索自動検
査装置の動作について説明する。まず、図1において、
射撃訓練終了後の繊維索6がリーリングマシン1に巻き
取られているとし、このリーリングマシン1をメインテ
ナンス・スタンド2に支持する。そして、このリーリン
グマシン1から繊維索6を引き出し、図3に示すように
索挿入口17から撮像部7の内部へ入れ、その後例えば
3個のローラ5,5,…の間を通して、トウラインサー
ビス・スタンド4内に設けられた索巻取りドラムに巻き
付ける。この状態で、図3に示す撮像部7内の照明灯9
a〜9cを点灯して中心部を巻取り走行する繊維索6を
全周から照明し、例えば3個の撮像装置10a〜10c
で上記繊維索6からの反射光を撮像する。
【0019】上記撮像部7で撮像された繊維索6の映像
信号は、図4に示す画像処理部11へ入力する。この画
像処理部11では、まず、A/D変換器18により上記
入力した映像信号をディジタル信号に変換する。この変
換されたディジタル信号は、通常、8ビット256階調の
信号として処理され、映像の濃淡輝度を示す信号として
ディジタル化されたものとなる。なお、階調は、要求度
により変更可能である。次に、上記A/D変換器18か
ら出力されたディジタルの画像データは二つに分岐さ
れ、一方はヒストグラマ19へ入力し、他方は遅延回路
20へ入力する。
【0020】上記ヒストグラマ19へ入力した画像デー
タは、そのディジタル信号から濃淡輝度及びその頻度分
布が求められ、ソフトウェア処理により平均値の計算及
びスレッショルド・レベルの設定が行われる。このスレ
ッショルド・レベルの設定は、例えば外部キー操作等で
設定される補正値などを取り込み、画像を白黒2値化す
るための基準値として調整される。このようにして設定
されたスレッショルド・レベル信号は、前記第一及び第
二のコンパレータ24a,24bで比較される基準値と
して出力されるが、ここでは2種類のスレッショルド・
レベル信号を採用している。すなわち、一つは、前記フ
ィルタ22で平均処理をしてノイズ除去後の信号を2値
化信号に変換するための平均処理スレッショルド・レベ
ル信号Th1であり、他の一つは、前記フィルタプロセッ
サ23でフィルタ処理をして輝度強調後の信号を2値化
信号に変換するための輝度強調スレッショルド・レベル
信号Th2である。そして、それぞれの信号を独立して並
行処理するために、2系統の回路をもっている。
【0021】他方、前記A/D変換器18から遅延回路
20へ入力した画像データは、上記ヒストグラマ19に
入力される信号に対し、タイミング的に前記撮像装置1
0の撮像信号の1フレーム分だけ時間遅延が与えられ
る。このタイミングの遅れは、上記ヒストグラマ19に
おけるソフトウェア処理による信号の遅延に合わせて、
第一及び第二のコンパレータ24a,24bに対する基
準値である各スレッショルド・レベル信号Th1,Th2
入力するタイミングが遅れるので、それとマッチングさ
せるためである。そして、この遅延回路20を通った信
号はシフトレジスタ21へ入力し、このシフトレジスタ
21により、一つはフィルタ22へ、他の一つはフィル
タプロセッサ23への入力信号として信号列を整えられ
て出力される。
【0022】上記フィルタ22へ入力した画像データ
は、平均処理が施されノイズ成分が除去される。すなわ
ち、このフィルタ22は、白黒2値の画像信号としてノ
イズ成分を除去し画質の向上を図るためのものであり、
例えばテレビ画面の水平(H)方向、垂直(V)方向、
又はHとVの両方向のフィルタ画像の状態によりノイズ
を除去するのに有効な方式を選定すればよい。本発明で
は、例えばメディアンフィルタを用いて処理する。図5
に、最大値フィルタと中央値フィルタと最小値フィルタ
とから成るランクフィルタ方式を使用してメディアンフ
ィルタ30とした例を示す。図5において、入力される
画像データ31の任意の3×3の局所領域内の9画素に
対し、その値の大きさに従って順に並べ、その順位にお
ける中央値MED(h,v)を出力する。その走査は、
注目画素(h,v)の座標を順次移動させて行う。
【0023】上記フィルタ22でフィルタリング処理さ
れた信号は、次の第一のコンパレータ24aに入力デー
タとして送られる。このとき、図示はしていないが、上
記フィルタ22と第一のコンパレータ24aとの間にデ
ータセレクタを挿入し、このデータセレクタを介して図
示省略のフレームメモリに上記フィルタ22からのデー
タを記憶させたり、タイミング信号により上記データセ
レクタを切り換えてフィルタ22からのデータを第一の
コンパレータ24aに入力データとして送るようにして
もよい。そして、この第一のコンパレータ24aでは、
前述のヒストグラマ19から出力された平均処理スレッ
ショルド・レベル信号Th1を基準値として上記フィルタ
22からの入力データと比較し、この入力データが上記
基準値を越えるレベルの信号の場合には白画像“1”の
信号とし、基準値以下のレベルの信号の場合には黒画像
“0”の信号として2値化し、平均処理2値データD1
として出力する。
【0024】他方、前記シフトレジスタ21から上記フ
ィルタプロセッサ23へ入力した画像データは、フィル
タ処理が施される。すなわち、このフィルタプロセッサ
23により、画像データのH方向走査について輝度強調
のフィルタ処理が行われ、V方向については平滑化のフ
ィルタ処理が行われる。なお、入力処理する画素数は処
理容量(例えば16画素(H方向)×8画素(V方向))の範
囲において任意に設定できる。上記フィルタプロセッサ
23でフィルタ処理が行われた信号は、次のLUT25
へ入力する。このLUT25は、設定される変換コード
のテーブルに従って上記フィルタプロセッサ23からの
出力信号をデータ変換するもので、該フィルタプロセッ
サ23から出力された例えば16ビット階調の信号を8ビ
ット階調に変換して、第二のコンパレータ24bへの入
力データとする。
【0025】ここで、上記フィルタプロセッサ23及び
LUT25を組み合わせた輝度強調フィルタ処理の動作
を図6を参照して説明する。図6は、H方向走査の対象
画素(注目画素)を挟んで左右に6画素の信号(合計13
画素の範囲)を処理する例を示している。図6におい
て、処理対象の範囲は例えば13個の画素列になり、中央
のSnで示されるのが処理の注目画素であり、左端のSn
−6が処理対象範囲におけるH方向ライン画素の走査開
始側を示し、右端のSn+6が走査終了側を示してい
る。そして、輝度強調フィルタ処理は図6に示す画素数
の範囲内で行われ、注目画素が順次1画素ずつH方向ラ
インの走査方向へ移行して行く。このように、順次走査
される輝度強調フィルタ処理の結果、注目画素Snにつ
いて次式の演算により信号処理の値ΔSnが得られる。 ΔSn=Sn−{(Sn−6)+(Sn−5)+(Sn−4)+(S
n+4)+(Sn+5)+(Sn+6)}÷6 このΔSnの式から分かるように、注目画素Snの信号
は、周囲の画素に対し強調された結果となり、上記注目
画素Snの輝度信号が周囲よりも大きい値の場合には、
輝度が強調された信号となって次段の第二のコンパレー
タ24bに入力データとして送られる。ここでも図示は
していないが、LUT25と第二のコンパレータ24b
との間にデータセレクタを挿入し、図示省略のフレーム
メモリに上記LUT25からのデータを記憶させるよう
にしてもよい。
【0026】また、上記フィルタプロセッサ23におけ
る平滑化処理は、V方向の走査列のいくつかの画素を平
均化するもので、例えば2画素を平滑化すればV方向の
処理画素数は半減し、画素の圧縮効果があるもので検査
精度に合わせて設定することができる。従って、該フィ
ルタプロセッサ23の前段のシフトレジスタ21におい
てシフトする画素列は、フィルタプロセッサ23の処理
に合わせた画素を送り出すように回路を構成すればよ
い。
【0027】そして、上記第二のコンパレータ24bで
は、前述のヒストグラマ19から出力された輝度強調ス
レッショルド・レベル信号Th2を基準値として上記LU
T25からの入力データと比較し、この入力データが上
記基準値を越えるレベルの信号の場合には白画像“1”
の信号とし、基準値以下のレベルの信号の場合には黒画
像“0”の信号として2値化し、輝度強調2値データD
2として出力する。このように、前記第一のコンパレー
タ24a及び上記第二のコンパレータ24bで2値化さ
れた信号D1,D2は、次段の良否判定処理部12へ送ら
れる。
【0028】良否判定処理部12では、第一のコンパレ
ータ24aからの平均処理2値データD1は第一のラン
レングス回路26aへ入力し、第二のコンパレータ24
bからの輝度強調2値データD2は第二のランレングス
回路26bへ入力する。まず、平均処理2値データD1
における白画像は、検査対象の繊維索6の外径を通して
見た外径幅に対応する画像となり、索の外被の破れ、ケ
バ立ちなどの欠陥が存在する場合には、外径の輪郭に更
に加算された幅方向へ突出した白画像となる。これを図
示すると、例えば図7(a)のようになるが、第一のラ
ンレングス回路26aにおいては、H方向の1ラインの
走査に従って白画像“1”の信号の連続長及びその最終
“1”データのX,Y座標を読み込む変換処理を行う。
このランレングス回路26aにおけるランレングスデー
タ変換形式は、例えば図7(b)に示すようになる。す
なわち、H方向の0ラインについては連続長=3であ
り、最終“1”データのX座標=6,Y座標=0であ
る。また、1ライン飛んでH方向の2ラインについては
連続長=4であり、最終“1”データのX,Y座標は
(6,2)である。
【0029】このように第一のランレングス回路26a
で変換処理されたデータは、次の第一の判定回路27a
に入力する。このとき、図示はしていないが、上記第一
のランレングス回路26aと第一の判定回路27aとの
間にデータセレクタを挿入し、このデータセレクタを介
して図示省略のランレングスメモリに上記第一のランレ
ングス回路26aからのデータを記憶させたり、タイミ
ング信号により上記データセレクタを切り換えて第一の
ランレングス回路26aからのデータを第一の判定回路
27aに送るようにしてもよい。上記第一の判定回路2
7aにおいては、図8に示すように、H方向の1ライン
例えばY座標=2のランレングスデータの白画像“1”
の最初のものより一つ左側から最終の白画像“1”の一
つ右側のX座標までの領域内に白画像が存在するケース
を良とし、対象X座標に対し±1座標の範囲を良判定領
域として検索する。なお、この良判定領域の範囲は、ラ
ンレングスデータの白画像の長さの±1画素以内を良と
したが、この範囲は任意に可変設定してもよい。また、
図8において、V方向の検索範囲は、例えば対象Y座標
(Y=2)に対して±1ラインの3ラインの範囲として
いる。
【0030】そして、図8に示すV方向の検索範囲にお
いて、H方向の良判定領域から白画像のはみ出しがある
場合は、繊維索6の不良と判定する。このように、良判
定領域の範囲からはみ出している白画像を検出すれば、
検査画像として異常に幅が広がっていると判断でき、索
の外被破れによるはみ出し、ケバ立ちが大きくなっての
はみ出し等の不良状態を検出することができる。このと
き、対象とするV方向の座標を挟んでの検索範囲は、索
の性状及び巻取り索へのテンションの掛り具合などを加
味して、誤検出を少なくするように任意に設定すればよ
い。また、対象とするH方向の良判定領域も、索表面の
性状などに合わせて任意に設定すればよい。
【0031】次に、第二のランレングス回路26bへ入
力する輝度強調2値データD2における白画像は、照明
灯9a,9bの照明による輝度の高い部分が強調され、
繊維索6の表面が一様に変わらない状態である場合に
は、線条につながった画像となる。これに対し、上記繊
維索6が折損していたり、ねじれたり、あるいは外被の
破れなどがある場合には、索の白画像の線条が切れてい
たり、幾つかに切れた小さな線の白画像となる。これを
図示すると、例えば図9(a)のようになるが、第二の
ランレングス回路26bにおいても前記第一のランレン
グス回路26aと同様に、H方向の1ラインの走査に従
って白画像“1”の信号の連続長及びその最終“1”デ
ータのX,Y座標を読み込む変換処理を行う。しかし、
この輝度強調2値データD2の場合は、H方向の白画像
“1”のデータの幅が狭くなる。そして、このランレン
グス回路26bにおけるランレングスデータ変換形式
は、例えば図9(b)に示すようになる。すなわち、H
方向の0ラインについては連続長=1であり、最終
“1”データのX座標=5,Y座標=0である。また、
1ライン飛んでH方向の2ラインについては連続長=1
であり、最終“1”データのX,Y座標は(5,2)で
ある。
【0032】このように第二のランレングス回路26b
で変換処理されたデータは、次の第二の判定回路27b
に入力する。ここでも図示はしていないが、第二のラン
レングス回路26bと第二の判定回路27bとの間にデ
ータセレクタを挿入し、図示省略のランレングスメモリ
に上記第二のランレングス回路26bからのデータを記
憶させるようにしてもよい。上記第二の判定回路27b
においては、図10に示すように、H方向の1ライン例
えばY座標=2のランレングスデータの白画像“1”の
最初のものより一つ左側から最終の白画像“1”の一つ
右側のX座標までの領域内に白画像が存在するケースを
良とし、対象X座標に対し±1座標の範囲をつながり判
定領域としてV方向のつながり判定を行う。また、図1
0において、V方向のつながり検索範囲は、例えば対象
Y座標(Y=2)に対して±1ラインの3ラインの範囲
としている。すなわち、対象座標を(5,2)とすると
この座標位置の白画像“1”を中心として、その上下左
右方向の8近傍の画素についてつながりの有無を判断す
ることとなる。
【0033】そして、図10に示すV方向のつながり検
索範囲において、線条の白画像が切れている場合は、繊
維索6の表面の状態に異常があると判断され、該繊維索
6の不良と判定する。このように、繊維索6の長手方向
のつながりを検出する対象物においては、画像データの
V方向について白画像のつながりを検索して行けば、索
が折損していたり、ねじれていたり、外被の破れなどが
ある欠陥索を検出することができる。なお、つながり判
定の方法としては、上述の方法に限られず、例えば処理
速度を早めるためにV方向について一つ飛びに白画像
“1”のデータが存在するかを検索するようにしてもよ
いし、つながり検索範囲内に存在する白画像“1”のデ
ータの数を調べてつながり状態を判断するようにしても
よい。すなわち、検査対象としての繊維索6の表面性状
を考慮して最適な判定方法を選定すればよい。
【0034】以上のようにして、図4に示す第一の判定
回路27aで判定され生成された平均処理2値データ不
良信号S1,及び第二の判定回路27bで判定され生成
された輝度強調2値データ不良信号S2は、信号出力タ
イミング回路28からのタイミング信号の入力によりそ
れぞれ出力インタフェース29へ送られ、この出力イン
タフェース29を介して索巻取装置13へ出力される。
そして、この索巻取装置13では、図1に示すトウライ
ンサービス・スタンド4に対し巻取り停止信号を送出し
たり、不良箇所の存在を知らせる警報表示(ランプ又は
音など)をしたり、その不良箇所にマーキングを施した
り、あるいは不良箇所の計数をする不良カウンタを動作
させたりする。なお、図4において、符号32は、図1
に示すトウラインサービス・スタンド4内に設けられた
索巻取りドラムの回転を検出する巻取りエンコーダを示
している。以上により、繊維索6の使用過程における索
の損傷状態を自動的に検査してその判定結果を出力する
ことができる。
【0035】なお、図2又は図3で示す撮像部7の構成
において、後段の画像処理部11における画像処理の精
度を上げるために、撮像装置10又は10a〜10cの
レンズ系に例えばズームレンズ又はクローズアップレン
ズを追加し、繊維索6の外径の撮像画像を拡大して画像
処理の画素数を多くしてもよい。この場合には、1画像
当たりの索の処理長さが短くなるため、上記撮像装置1
0又は10a〜10cによる画像の撮り込みタイミング
の間隔も短くなる。
【0036】図11は繊維索自動検査装置の他の実施例
を示す要部のブロック図である。この実施例は、図4に
示す実施例が撮像部7内の1個の撮像装置10から画像
処理部11へ1対1で映像信号を送出して該画像処理部
11で画像処理をするのに対して、上記撮像部7と画像
処理部11との間に映像入力合成部33を設け、撮像部
7内に複数個設けられた撮像装置10a〜10dから出
力される映像信号を合成し1枚の画像として画像処理部
11へ送出し、該画像処理部11で画像処理をするよう
にしたものである。すなわち、複数個の撮像装置10a
〜10dを備えた撮像部7からは、例えば2〜4チャン
ネルの映像信号が映像入力合成部33へ送られ、この映
像入力合成部33で1枚の画像に合成されて画像処理部
11へ送出される。このとき、上記映像入力合成部33
には、合成画像のモニタ用として表示装置14が接続さ
れており、この表示装置14又は映像入力合成部33の
何れかからの出力信号が上記画像処理部11へ入力する
ようになっている。なお、図11においては、撮像部7
内の照明灯は図示を省略してある。
【0037】この図11に示す実施例によれば、撮像装
置10の1個ずつに1台ずつの画像処理部11を設ける
ことなく、例えば4個の撮像装置10a〜10dについ
て1台の画像処理部11を設けるだけでよく、装置全体
の構造が簡単かつ小形化すると共に、装置のコスト低下
を図ることができる。また、繊維索6の全周を複数個の
撮像装置10a〜10dで撮り込むことができると共
に、索の長手方向について考えれば撮像装置1個分の2
〜4倍長の処理が可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
繊維索自動検査方法は、使用側の索巻取部と保管側の索
巻取部との間で使用前又は使用後に繊維索を巻き取る際
に、この巻取経路上で上記繊維索に光を照射すると共に
該繊維索からの反射光を索の走行状態で撮像し、この撮
像した繊維索の映像信号を画像処理して索の損傷状態を
特定する検査信号の抽出を行い、この検査信号により上
記繊維索の良否を判定してその判定結果を出力すること
により、繊維索の使用過程における索の損傷状態を自動
的に検査してその判定結果を出力することができる。
【0039】また、関連発明としての繊維索自動検査装
置においては、使用側の索巻取部と保管側の索巻取部と
の間で繊維索の巻取経路上にセットされた撮像部の照明
灯により上記繊維索に光を照射すると共に、撮像装置に
より該繊維索からの反射光を索の走行状態で撮像し、画
像処理部で上記撮像部からの繊維索の映像信号を入力し
てディジタル化しこの画像データを画像処理して索の損
傷状態を特定する検査信号を抽出し、良否判定処理部に
より上記画像処理部からの検査信号を入力して上記繊維
索の良否を判定しその判定結果を出力し、索巻取装置で
上記良否判定処理部からの判定結果を入力して繊維索の
巻き取り制御及び索不良表示等を行うことができる。こ
れにより、繊維索の使用過程における索の損傷状態を自
動的に検査してその判定結果を出力することができる。
従って、従来必要とされていた作業員を減らして人員の
効率的運用を図ることができると共に、人為的な検査ミ
スの発生を防止して検査精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による繊維索自動検査方法を説明するた
めの装置概要図である。
【図2】撮像部の基本構成を示す説明図である。
【図3】撮像部の具体的な構造例を示す断面説明図であ
る。
【図4】関連発明としての繊維索自動検査装置の実施例
を示すブロック図である。
【図5】画像処理部内のフィルタとしてランクフィルタ
方式を使用してメディアンフィルタとした例を示す説明
図である。
【図6】画像処理部内のフィルタプロセッサ及びLUT
を組み合わせた輝度強調フィルタ処理の動作を説明する
ためのグラフである。
【図7】良否判定処理部内の第一のランレングス回路の
動作を説明するためのグラフ及び表である。
【図8】良否判定処理部内の第一の判定回路の動作を説
明するための図である。
【図9】良否判定処理部内の第二のランレングス回路の
動作を説明するためのグラフ及び表である。
【図10】良否判定処理部内の第二の判定回路の動作を
説明するための図である。
【図11】繊維索自動検査装置の他の実施例を示す要部
のブロック図である。
【符号の説明】
1…リーリングマシン 2…メインテナンス・スタンド 3…タービンドライブ・スタンド 4…トウラインサービス・スタンド 5…ローラ 6…繊維索 7…撮像部 9a〜9c…照明灯 10,10a〜10d…撮像装置 11…画像処理部 12…良否判定処理部 13…索巻取装置 14…表示装置 33…映像入力合成部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用側の索巻取部と保管側の索巻取部と
    の間で使用前又は使用後に繊維索を巻き取る際に、この
    巻取経路上で上記繊維索に光を照射すると共に該繊維索
    からの反射光を索の走行状態で撮像し、この撮像した繊
    維索の映像信号を画像処理して索の損傷状態を特定する
    検査信号の抽出を行い、この検査信号により上記繊維索
    の良否を判定してその判定結果を出力することを特徴と
    する繊維索自動検査方法。
  2. 【請求項2】 使用側の索巻取部と保管側の索巻取部と
    の間で繊維索の巻取経路上にセットされ上記繊維索に光
    を照射する照明灯と該繊維索からの反射光を索の走行状
    態で撮像する撮像装置とを有する撮像部と、この撮像部
    からの繊維索の映像信号を入力してディジタル化しこの
    画像データを画像処理して索の損傷状態を特定する検査
    信号を抽出する画像処理部と、この画像処理部からの検
    査信号を入力して上記繊維索の良否を判定しその判定結
    果を出力する良否判定処理部と、この良否判定処理部か
    らの判定結果を入力して繊維索の巻き取り制御及び索不
    良表示等を行う索巻取装置とを備えて成ることを特徴と
    する繊維索自動検査装置。
JP33669894A 1994-12-26 1994-12-26 繊維索自動検査方法及びその装置 Pending JPH08178868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33669894A JPH08178868A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 繊維索自動検査方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33669894A JPH08178868A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 繊維索自動検査方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08178868A true JPH08178868A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18301880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33669894A Pending JPH08178868A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 繊維索自動検査方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08178868A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526768A (ja) * 1998-10-01 2002-08-20 ツエルヴエーゲル・ルーヴア・アクチエンゲゼルシヤフト 糸にある異物の検出装置
JP2006510876A (ja) * 2002-12-03 2006-03-30 オー ジー テクノロジー インコーポレイテッド 圧延・引き抜き金属棒等工作物の表面傷検出装置及びその方法
JP2006317386A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Daiichi Jitsugyo Viswill Co Ltd ダイアライザー検査装置
US7627163B2 (en) 2002-12-03 2009-12-01 Og Technologies, Inc. Apparatus and method for detecting surface defects on a workpiece such as a rolled/drawn metal bar
JP2014010138A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Ricoh Elemex Corp 検査装置および検査方法
JP2014062835A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Ricoh Elemex Corp 検査装置
WO2016101500A1 (zh) * 2014-12-25 2016-06-30 中国矿业大学 一种矿井提升机缠绕卷筒乱绳监测系统与判断方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526768A (ja) * 1998-10-01 2002-08-20 ツエルヴエーゲル・ルーヴア・アクチエンゲゼルシヤフト 糸にある異物の検出装置
JP2006510876A (ja) * 2002-12-03 2006-03-30 オー ジー テクノロジー インコーポレイテッド 圧延・引き抜き金属棒等工作物の表面傷検出装置及びその方法
US7627163B2 (en) 2002-12-03 2009-12-01 Og Technologies, Inc. Apparatus and method for detecting surface defects on a workpiece such as a rolled/drawn metal bar
JP2006317386A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Daiichi Jitsugyo Viswill Co Ltd ダイアライザー検査装置
JP2014010138A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Ricoh Elemex Corp 検査装置および検査方法
JP2014062835A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Ricoh Elemex Corp 検査装置
WO2016101500A1 (zh) * 2014-12-25 2016-06-30 中国矿业大学 一种矿井提升机缠绕卷筒乱绳监测系统与判断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105911067A (zh) 线缆护套表面瑕疵检测仪及其检测方法
JP2005055756A (ja) 内視鏡装置
JPH08178868A (ja) 繊維索自動検査方法及びその装置
JPH09229869A (ja) 管類の内部腐食検出方法およびその内部腐食検出システム装置
JP4705083B2 (ja) テープ巻異常検出装置
JP2003262593A (ja) 欠陥検出装置及び欠陥検出方法
CN205665177U (zh) 线缆护套表面瑕疵检测仪
JP3585225B2 (ja) カラー照明を用いた欠陥検査方法
JP2004138417A (ja) 鋼板の疵検査方法およびその装置
JPH0633368A (ja) 生地の検反方法およびその装置
KR100311282B1 (ko) 접속케이블 자동검사시스템
JPH06118026A (ja) 容器内面検査方法
JPH05164703A (ja) ワーク表面検査方法
CN114764802A (zh) 一种设备缺陷检测重复图像剔除方法
JP3047168B2 (ja) 鶏卵の検査方法
JPH06102199A (ja) 自動検反方法および自動検反装置
JP2008292398A (ja) 部品電極の浮き不良の検査方法および基板検査装置
JPH07114523B2 (ja) 架空線自動検査装置
JPH0829357A (ja) 自動化ライン外観検査装置
JPH0682390A (ja) 表面欠陥検査方法及び装置
JPS6373139A (ja) 表面検査装置
JP2020003219A (ja) 表示装置の欠陥検査装置
JP2001013081A (ja) タイヤ検査方法および装置
JPH07146252A (ja) 麺外観検査方法
KR910007497B1 (ko) 영상처리를 이용한 섀도우 마스크 자동검사장치