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JPH08175986A - 経皮活性を示す5−アミノレブリン酸含有薬学組成物 - Google Patents

経皮活性を示す5−アミノレブリン酸含有薬学組成物

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Publication number
JPH08175986A
JPH08175986A JP7264694A JP26469495A JPH08175986A JP H08175986 A JPH08175986 A JP H08175986A JP 7264694 A JP7264694 A JP 7264694A JP 26469495 A JP26469495 A JP 26469495A JP H08175986 A JPH08175986 A JP H08175986A
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JP
Japan
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composition
weight
pharmaceutical composition
aminolevulinic acid
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP7264694A
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English (en)
Inventor
Jue-Chen Liu
ジユー−チエン・リウ
Mohammed Yusuf
モハメド・ユスフ
Catherine Huddleston
キヤサリン・ハドルストン
Jonas C T Wang
ジヨナス・シー・テイ・ワング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Medical Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Medical Inc filed Critical Johnson and Johnson Medical Inc
Publication of JPH08175986A publication Critical patent/JPH08175986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経皮活性を示す5−アミノレブリン酸含有薬
学組成物。 【解決手段】 本発明は、5−アミノレブリン酸または
それの誘導体を含んでいて約1.8から約4.5のpH
を示す、癌の治療で用いるための使用準備が出来ている
貯蔵安定性を示す組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、癌を治療するに適した、光毒
活性を示す化合物を含む経皮活性薬学組成物に関する。
より詳細には、本発明は、5−アミノレブリン酸または
それの光毒活性誘導体を含む薬学組成物、上記組成物の
製造方法および上記組成物の使用方法に関する。本発明
の組成物は、皮膚への局所塗布で患者に対して医学的受
容性があると共に物理的および化学的貯蔵安定性を示
す。
【0002】
【従来技術】H.AulerおよびG.Sanzerの
調査(「ヒトおよび動物の腫瘍でポルフィリンが果す役
割に関する研究」(Studies on the R
ole of Porphyrin in Human
and Animal Tumors)、Z.Kre
bsforsch.53、65−68(1942))か
ら、腫瘍性組織が特によくヘマトポルフィリンを吸収す
ることが知られるようになってきた。R.L.Lips
on他(Cancer,Proc.IX.Intern
at.Cancer Congr.1966、393)
は、放射線および光を用いた腫瘍細胞破壊でヘマトポル
フィリン誘導体を用いることを記述している。数多くの
著者が上記腫瘍細胞に対してヘマトポルフィリンと光が
示す破壊作用を立証した。N.I.Berlin他の調
査(Biochem.J.64(1956)、80−1
00から、ヒトの代謝作用で5−アミノレブリン酸がポ
ルフィリンに変化することが知られるようになってき
た。
【0003】長年に渡ってこれらの発見が腫瘍患者を治
療する基礎として役立っており、それによって、その活
性を示す化合物が注射に加えて経口投与されてきた。し
かしながら、この2種の全身投与は、体がその体全体内
でそのアミノレブリン酸(「ALA」)を光感受性ポル
フィリン誘導体に変化させると言った欠点を有してい
る。これによってその患者は光感受性を示すようにな
り、そのことから、その患者の皮膚全体を光照射から保
護する必要がある。この光感受性は2週間から4カ月に
渡って継続する可能性があり、その期間の間、全ての太
陽光からその患者を保護する必要がある。従って、その
活性化合物が代謝作用を受けて光感受性を示さない物質
に完全に変化するまで、通常、その患者を暗室に入れた
ままにする。従って、このような治療はその患者にとっ
て極めて不都合である。本技術分野では広範な努力が成
されたにも拘らず、上記問題に対する満足される解決法
は今まで入手不可能であった。
【0004】WO 91/01727およびKenne
dy他の出版物であるJ.Photochem.Pho
tobiol.、B:Biology 1990:14
3−148の中で、その著者らは、Glaxal Ba
seの中にALAを20%溶解させた局所塗布剤として
その活性化合物を暴露の3から6時間前にその治療すべ
き組織に加えることを提案した。これの調合は、各塗布
および使用前に新しく行われた。
【0005】R.M.Szeimies他(Photo
chemistry and Photobiolog
y、59巻、73−76頁(1994))は、基底細胞
癌を光力学的に治療するための、浸透効力を示す局所塗
布5−ALAを記述している。プロピレングリコールの
中にALAを10%および高分散SiO2を10%入れ
た組成物の調合は、使用前に新しく行われた。このプロ
ピレングリコールは溶媒として用いられており、そして
その組成物の粘度を高める目的で高分散SiO2が用い
られた。しかしながら、その組成物は許容され得る浸透
率を示さなかった。腫瘍領域内で蛍光が均一に検出され
るには12時間に及ぶ取り込み時間を要した。
【0006】Svanberg他「局所的δ−アミノレ
ブリン酸感作とレーザー照射を用いた皮膚非メラノーマ
悪性腫瘍の光力学治療」(Photodynamic
therapy of non−melanoma m
alignant tumors of the sk
in using topical δ−aminol
evulinic acid sensitizati
on and laser irradiatio
n)、British J.Derm.(1994)1
30、743−751頁にはALA含有クリームが記述
されており、これの調合は塗布前に新しく行われた。我
々はこの調合物のpHは1.4から1.7であることを
確認した。
【0007】また、この活性化合物は皮膚層の中に深く
浸透しないことから、単なる局所投与で新生物を治療す
ることができるのは、その新生物の厚さが3ミリメート
ル以下の時のみであることも示されている。
【0008】従って、本発明は、使用する以前に製造可
能である、即ち各使用で新しく調合するのではなく使用
準備が出来ている、薬学組成物または調合物を提供する
ことを意図している。本発明の別の目的は、化学的およ
び物理的に貯蔵安定性を示すことで工業的製造および臨
床的使用で充分な貯蔵寿命を有する薬学組成物を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、従来技術で今まで
知られていた組成物よりも高い受動的浸透率でより深く
浸透する局所塗布可能薬学組成物を提供することにあ
る。
【0009】
【発明の要約】本発明の教示に従い、5−アミノレブリ
ン酸またはそれの誘導体を含んでいて約4.5以下のp
Hを示す、使用準備が出来ている薬学組成物を用いるこ
とで、上に挙げた目的を達成することができる。この組
成物は、皮膚への局所塗布で医学的受容性があると共に
物理的および化学的貯蔵安定性を示す。本発明者らは、
本発明の組成物は化学的および物理的に安定なばかりで
なく、驚くべきことに、この組成物は酸性であるにも拘
らずこれに対して患者の皮膚が耐性を示すことを見い出
した。
【0010】
【好適な態様の詳細な説明】本発明の組成物は好適には
約4.5以下のpHを示す。より好適には、このpHは
約1.8から約3.6であるべきである。このpHは約
0.9以上であるべきであり、好適には約1.8以上で
あるべきである。最も好適には、このpHは約1.8か
ら約3.1であるべきである。pHがこの範囲である
と、この組成物の刺激レベルが低く、皮膚浸透レベルが
高いと共にこの組成物が貯蔵安定性を示す。
【0011】この組成物の製造を、好適には、クリーム
または軟膏の形態か或は本分野の通常の技術者に知られ
ている他の形態で行うべきである。異なる種類の調合
物、例えばゲル、ミルク状物、ローション、リポソーム
懸濁液および水中油エマルジョンなどの中で、より好適
なものは水中油エマルジョンであった。この水中油エマ
ルジョンは化学的および物理的に安定であることを確認
し、そしてこれらは、本発明の組成物が示す低いpH
値、即ち酸性pH値で薬学許容性を示す。更に、本発明
の組成物を含んでいる水中油エマルジョンは、好適な活
性剤である5−アミノレブリン酸をより速い速度でより
深く浸透させる。
【0012】本発明の好適な水中油エマルジョンの中に
含める疎水性油/脂肪材料は、好適には炭化水素、より
好適には脂肪族炭化水素である。上記材料の1つの例
は、固体または液体であってもよいパラフィンである。
このパラフィンは好適にはワセリンまたはパラフィン液
もしくは白色パラフィンの形態であり、特に鉱油および
/またはペトロラタムなどの形態である。
【0013】好適には、本発明の組成物に乳化剤を含め
るべきである。この乳化剤はアニオン性、カチオン性、
両性および/またはノニオン性であってもよい。本発明
の組成物で有用な乳化剤は、親油基、例えば約6から約
22個の炭素原子を有するアルキル基などを含んでいる
べきである。これらのアルキル基は飽和もしくは不飽和
基であってもよい。更に、これらのアルキル基は線状も
しくは分枝していてもよい。本発明の組成物において、
親油基として有用なアルキル基はまた芳香族基またはア
ルキルアリール基を含んでいてもよい。
【0014】本発明の組成物で有用な乳化剤はまた一般
に親水基を1個以上含んでいる。上記親水基の例にはカ
ルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸塩、燐酸塩、ポリ燐酸
塩、乳酸塩、クエン酸塩および/または酒石酸塩などが
含まれる。
【0015】本発明の組成物で有用なカチオン性乳化剤
にはアミン塩および/または第四級アンモニウム化合物
が含まれる。両性乳化剤は−NH3 +、−−COO−など
の基または個々のベタイン構造を含んでいてもよい。本
発明の組成物で有用なノニオン性乳化剤の例はアルコー
ル類、ポリエーテル類、グリセロール基、ソルビトール
基、並びにペンタエリスリット、サッカロース、酢酸お
よび乳酸などの基である。望まれるならば、上記乳化剤
はまたその分子の中間部に親水性単位、例えばエステ
ル、ポリアミン、ポリアミドまたはポリエーテルなどを
含んでいてもよい。
【0016】好適には、アルキルアルコール類の混合
物、例えばセチルアルコールとステアリルアルコールの
混合物を用いる。好適には、上記混合物にアニオン性ア
ルキレート、例えば炭素バックボーンが約14から約1
8個の炭素原子を有する脂肪アルコールスルフェート類
などを少量含めるべきである。より好適には、セチルス
ルフェートおよびステアリルスルフェートを用い、最も
好適にはアルカリ塩、好ましくはナトリウム塩を用い
る。本発明の組成物では例えばセトステアリルアルコー
ルを用いる。
【0017】本発明の組成物では、より好適には、ラウ
リル、セチル、ステアリルおよび/またはオレイルアル
コール類のポリエチレングリコールエーテル類を基とす
るノニオン性界面活性剤が乳化剤として有用性を示す。
好適なものはAltas Chemie社からBrij
のブランド名(例えばBrij 58)の下で入手可能
なノニオン性界面活性剤である。好適には、このノニオ
ン性界面活性剤が全組成物の約1から約5重量%を構成
している。
【0018】加うるに、また好適には、本発明の組成物
にポリオキシエチレン−20セチルエーテルとして一般
的に知られている乳化剤であるCetomacrogo
l1000を約0.5から約5重量%の量で含めてもよ
い。
【0019】また、本発明の組成物に増粘剤を含めても
よく、これは天然の増粘剤であるか或はそれの誘導体で
あってもよい。例えば、アルギン酸塩、ペクチンまたは
カルボキシメチルセルロースおよび他のセルロースエー
テルなどを用いることができる。本発明の組成物に含め
ることができる他の増粘剤は合成の増粘剤、例えばポリ
アクリルおよびポリメタアクリル化合物、ポリビニルポ
リマー類、ポリカルボン酸およびポリエーテル類などで
ある。特に好適なものは無機増粘剤、例えば分散シリ
カ、ポリケイ酸塩および粘土鉱物、例えばモントモリロ
ナイト、ゼオライトおよび層状ケイ酸塩などである。
【0020】好適には、活性化合物に関する皮膚浸透性
を改良する浸透増強剤を本発明の組成物に含める。上記
浸透増強剤の例にはデシルメチルスルホキサイド(De
MSO)、増強用界面活性剤、例えばラウリル硫酸ナト
リウムまたはそれの誘導体など、或は他の増強剤、例え
ばアセチルシステイン化合物および酸安定性を示すリポ
ソーム類などが含まれる。
【0021】また、本発明の組成物に細菌があまり入り
込まないようにしておく目的で、クロロクレゾール、パ
ラベン類および/またはフェノキシエタノールなどの如
き防腐剤を本発明の組成物に含めることができる。
【0022】特に明記しない限り、本明細書で示す全て
のパーセントは重量である。
【0023】好適には、本発明の組成物に5−アミノレ
ブリン酸またはそれの誘導体を約2から約40重量%含
める。より好適には、この組成物に5−アミノレブリン
酸を約10から約30重量%含める。好適には、上記組
成物に脂肪、ワックスおよび/または油を約5から約5
0重量%、乳化剤を約0から約10重量%、浸透増強剤
を0から約10重量%、および望まれるならば防腐剤を
約1重量%以下の量で含める。
【0024】特に好適なものは、ペトロラタムを約5か
ら約15重量%、鉱油を約0.1から約10重量%、セ
チルアルコールを約0から約5重量%、ステアリルアル
コールを約0から約5重量%、Brij 58を約1か
ら約5重量%、クロロクレゾールを約0.01から約
0.06重量%、燐酸(85%)を約0から約0.3重
量%、および5−アミノレブリン酸を約5から約30重
量%含んでいてその残りが水である本発明に従う組成物
である。
【0025】別の好適な態様において、本発明の組成物
は、水を約20重量%、5−アミノレブリン酸を約20
重量%、ワセリンが9%入っているクリームを約50重
量%、白色パラフィン(パラフィンリクイダム(par
affinum liquidum))を3.6重量
%、セトステアリルアルコールを4.32重量%、Ce
tomacrogol 1000を1.35重量%、ク
ロロクレゾールを0.06重量%、燐酸二水素ナトリウ
ム二水化物を0.18重量%および濃燐酸(85%)を
0.0012重量%含んでおり、その残りは精製水であ
る。好適には、このpHは約3である。
【0026】本発明は更に本発明の薬学組成物を製造す
る方法にも関係している。本発明の方法に従い、水およ
び油、脂肪および/またはワックスと共に活性剤である
5−アミノレブリン酸を所望の追加的賦形剤および添加
剤と一緒に加えることによって、クリームまたは軟膏の
製造を行う。この混合物を用いて、本分野の通常の技術
者に知られている様式でエマルジョンを調合する。クリ
ームまたは軟膏のベースを最初に調合した後、活性材料
の水溶液を調合し、そして次に、この水溶液を上記クリ
ームベースに加える、古典的な上記組成物製造操作とは
対照的に、本発明の組成物の調合は下記の如くである:
クリームまたは軟膏のベースを脱気しそして/または不
活性雰囲気下に保持する(アルゴン、窒素またはヘリウ
ムガスを用いて)。そのアミノレブリン酸含有溶液を上
記クリームと密に混合するが、ここでは、上記混合を不
活性雰囲気下で実施する、例えば不活性ガスを用いて上
記混合物をパージ洗浄する(purging)。次に、
この最終生成物を、好適には気密性を示す、光透過性を
示さない耐酸性軟質容器の中に移す。
【0027】本発明はまた本発明の組成物を動物、特に
ヒトの癌治療で用いることにも関係している。本発明の
組成物は局所塗布可能であり、そして本分野の技術者に
知られている技術、例えばイオン浸透療法、フォノフェ
レシス(phonopheresis)などを用いてこ
の組成物を皮膚の中に送り込むことができる。
【0028】以下に示す実施例は本発明を説明するもの
であり、本発明の範囲を制限するものでない。
【0029】
【実施例】実施例1 500mLのビーカーに水を20gおよび5−アミノレ
ブリン酸を20g加えた後、その溶液が透明になるまで
室温でゆっくりと撹拌した。次に、この溶液の脱気を行
った後、窒素雰囲気下に保持した。このALAが入って
いる溶液に、ワセリナム・アルバム(vaselinu
m album)が9g、パラフィンリクイダムが3.
6g、セトステアリルアルコールが4.32g、Cet
omacrogol 1000が1.35g、クロロク
レゾールが0.06g、燐酸二水素ナトリウム二水化物
が0.18g、濃燐酸(85%)が0.0012gおよ
び蒸留水が41.488g入っている、ブランド名Es
sex Cream(Schering AG、ドイ
ツ)の下で商業的に入手可能なクリームを60g加えた
後、15分間撹拌した。
【0030】この組成物を4分割した後、この分割した
組成物のpHを下記の4種のpH:1.78、2.4
0、2.94および4.03に調整した。この調合物を
50℃の高温で貯蔵した後、2週および4週の間隔でA
LA含有量を測定することによってその分解を検査し
た。その試験結果を以下の表1に示し、これは、本発明
の組成物は16週間貯蔵した後でも高いレベルで活性材
料を保持していることを示している。
【0031】
【表1】
【0032】実施例2 実施例1に挙げた操作に従ってクリームを製造し、この
組成物を4分割した後、その各々のpHを下記の如く調
整した:pH 1.8、pH 2.4、pH2.9およ
びpH 3。pH3の組成物を更に2分割し、そしてそ
の1番目にラウリルスルホン酸ナトリウム(SLS)を
最終含有量が0.15%になるように導入し、そして2
番目の組成物に、その最終含有量が0.30%になるよ
うに導入した。これらのクリームを用いて、ニュージー
ランド白色ラビット修飾Draize PDI試験で原
発性皮膚刺激を測定した(24時間および72時間後に
おける、無傷部位と剥離部位)。The Intern
ational Organization for
Standardization Part 10:刺
激および感作に関する試験に従って、この原発性皮膚刺
激試験を実施したが、これはまた、British S
tandard:Evaluationof Medi
cal Devices for Biologica
l Hazards:Part 7:「医学デバイスか
らの抽出物に関する皮膚刺激試験方法」の中にも記述さ
れている。また、無毛白子モルモット累積刺激試験を2
4、48、72および96時間実施することで累積皮膚
刺激を測定した。この試験では、この無毛白子モルモッ
トに組成物を付け、このモルモットを連続4日間、1日
当たり4時間閉塞(occlusion)下に置き、そ
の反応を記録した。この試験結果を以下の表2に挙げ
る。この表から、本発明のクリームは極めて低いpHを
示すにも拘らずこの酸性クリームに対して皮膚が充分な
耐性を示すことが分かるであろう。
【0033】 表2 原発性皮膚刺激および累積刺激 調合物# 原発性皮膚刺激 累積皮膚刺激 1A、pH1.8 2.0、穏やかな刺激 2.75 1B、pH2.9 2.0、穏やかな刺激 2.67 1C、pH2.4 1.3、穏やかな刺激 2.75 2A、pH3 2.1、穏やか− (データ相分離なし) (SLSを0.15% 中程度の刺激 添加) 2B、pH3 2.0、穏やかな刺激 1.83 (SLSを0.30% 添加)実施例3 Svanberg他の中に挙げられいる操作に従って、
ペトロラタムを9.00%、鉱油を3.60%、セトス
テアリルアルコールを4.32%、Cetomacro
gol 1000を1.35%、クロロクレゾールを
0.06%、燐酸二水素ナトリウム二水化物を0.18
%、燐酸を0.0012%、塩酸ALAを20%および
精製水を61.48%含んでいる組成物を調合した。本
発明の教示に従って、塩酸5−アミノレブリン酸を20
%およびEDTAナトリウムを0.20%含んでおりそ
して100%にするに充分な量で精製水を含んでいる別
の組成物を調合した。この溶液のpHを50%NaOH
で3に調整した。
【0034】これらの2つの調合物を用いて、図1に示
した装置を用いた浸透試験をヒト死体の皮膚に関して実
施した。図1に示すFranz拡散セルの上部に上記調
合物を位置させた。レセプタ溶液内に存在している活性
材料の濃度を測定することによって、活性材料の透過率
を測定した。活性材料の吸収率を経時的に測定してグラ
フとしてプロットし、これの代表的なものを図2に示
す。図2を調べることで分かるであろうように、両方の
調合物とも皮膚を充分に貫通してその中に入り込む。p
H3の溶液が示す透過率は、Svanberg調合物に
比較して約1.5倍高い。
【0035】実施例4 インビトロ皮膚浸透試験を実施して下記の組成が示す透
過率を比較した:(1)WO 91/01727に従う
ALA含有調合物(Glaxalベース中20%のAL
A);(2)油中水エマルジョンクリーム(Eucer
in中20%のALA);(3)pHを1.73に調整
した実施例3のSvanberg調合物;および(4)
本発明の教示に従う調合物(これは、ペトロラタムを
9.00%、鉱油を3.60%、セトステアリルアルコ
ールを4.32%、Cetomacrogol 100
0を1.35%、クロロクレゾールを0.06%、燐酸
二水素ナトリウム二水化物を0.18%、燐酸を0.0
012%、5−アミノレブリン酸を20.0%および精
製水を含有させそして50%のNaOHを用いてpHを
3.0に調整した調合物)。組成物(3)および(4)
は両方とも水中油組成物である。実施例3および4に挙
げた如きFranz拡散セルを用いて試験を実施した。
この試験結果を以下の表3に挙げる。組成物(4)が明
らかに向上したヒト死体皮膚透過率と貯蔵安定性を示す
ことが分かるであろう。
【0036】 表3 調合物の安定性 透過した量 (週) (μg/cm2) 50℃/8 (1) 50.48 100.69% (2) 0 100.69% (3) 115.73 93.26% (4) 342.74 95.31(16週) 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0037】1. 細胞毒感受性を示す表在性疾患を治
療するための、使用準備が出来ている、経皮的に作用す
る薬学組成物において、皮膚に局所塗布可能であり、物
理的および化学的安定性を示し、生物学的利用能を有し
そして約1.8から約4.5のpHを示す、5−アミノ
レブリン酸およびそれの誘導体から成る群から選択され
る化合物を含む組成物。
【0038】2. 上記pHが約1.8から約3.6で
ある第1項記載の組成物。
【0039】3. 上記組成物が脂肪族炭化水素含有水
中油エマルジョンを構成している第1項記載の組成物。
【0040】4. 上記組成物が軟膏を構成している第
3項記載の組成物。
【0041】5. 上記組成物がクリームを構成してい
る第3項記載の組成物。
【0042】6. 上記脂肪族炭化水素がパラフィンで
ある第3項記載の組成物。
【0043】7. 上記パラフィンをワセリン、パラフ
ィンリクイダムおよびそれらの混合物から成る群から選
択する第6項記載の組成物。
【0044】8. 乳化剤、増粘剤、浸透増強剤および
界面活性剤を更に含む第1項記載の組成物。
【0045】9. 上記活性材料が該組成物の約2から
約40重量%の量で存在している第3項記載の組成物。
【0046】10. 上記活性材料が該組成物の約8か
ら約30重量%の量で存在している第9項記載の組成
物。
【0047】11. 5−アミノレブリン酸を約2から
約40重量%、パラフィンを約5から約40重量%、乳
化剤を約0から約7重量%および防腐剤を約0から約1
重量%含む第9項記載の組成物。
【0048】12. 上記油相がペトロラタムを約5か
ら約15重量%含む第3項記載の組成物。
【0049】13. 上記油相が鉱油を約0.01から
約10重量%含む第3項記載の組成物。
【0050】14. ラウリル硫酸ナトリウムを約0.
01から約1重量%含む第1項記載の組成物。
【0051】15. 5−アミノレブリン酸を約2から
約40重量%、オイルを約5から約40重量%、乳化剤
を約0から約7重量%および防腐剤を約0から約1重量
%の量で用いてこれらを密に混合しそしてそのpHを約
0.9から約4.5に調整することを含む、第8項記載
薬学組成物の製造方法。
【0052】16. 該オイルを乳化剤または防腐剤お
よび水と混合することでクリーム/軟膏ベースを100
部生じさせた後、上記クリームベースを5−アミノレブ
リン酸の水溶液と混合することによって軟膏またはクリ
ームベースを製造する第15項記載の方法。
【0053】17. 該組成物を混合した後、この組成
物の脱気を行い、次に不活性ガスでパージ洗浄する第1
6項記載の方法。
【0054】18. 上記ガスがアルゴン、窒素または
それらの混合物である第17項記載の方法。
【0055】19. 第1項記載の薬学組成物を局所的
に塗布することによって癌を治療する方法。
【0056】20. イオン浸透療法またはフォノフェ
レシスを用いて上記薬学組成物を皮膚の中に送り込む第
19項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬剤の皮膚浸透測定で使用するFranz拡散
セルを示している。
【図2】Lund(Svanberg他)の調合物およ
び実施例3の調合物を用いた皮膚浸透試験の結果を示す
グラフである。
フロントページの続き (72)発明者 キヤサリン・ハドルストン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08876 サマービル・メリツトドライブ914ビー (72)発明者 ジヨナス・シー・テイ・ワング アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08691 ロビンズビル・エルズワースドライブ23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細胞毒感受性を示す表在性疾患を治療す
    るための、使用準備が出来ている、経皮的に作用する薬
    学組成物において、皮膚に局所塗布可能であり、物理的
    および化学的安定性を示し、生物学的利用能を有しそし
    て約1.8から約4.5のpHを示す、5−アミノレブ
    リン酸およびそれの誘導体から成る群から選択される化
    合物を含む組成物。
  2. 【請求項2】 5−アミノレブリン酸を約2から約40
    重量%、オイルを約5から約40重量%、乳化剤を約0
    から約7重量%および防腐剤を約0から約1重量%の量
    で用いてこれらを密に混合しそしてそのpHを約0.9
    から約4.5に調整することを含む、請求項1記載薬学
    組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の薬学組成物を局所的に塗
    布することによって癌を治療する方法。
JP7264694A 1994-09-20 1995-09-20 経皮活性を示す5−アミノレブリン酸含有薬学組成物 Pending JPH08175986A (ja)

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