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JPH08174598A - モールド成形品の製造方法及び装置 - Google Patents

モールド成形品の製造方法及び装置

Info

Publication number
JPH08174598A
JPH08174598A JP32546494A JP32546494A JPH08174598A JP H08174598 A JPH08174598 A JP H08174598A JP 32546494 A JP32546494 A JP 32546494A JP 32546494 A JP32546494 A JP 32546494A JP H08174598 A JPH08174598 A JP H08174598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core rod
cavity
polymer material
support member
radial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32546494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kashiwagi
宏 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP32546494A priority Critical patent/JPH08174598A/ja
Priority to CA 2151351 priority patent/CA2151351C/en
Priority to EP95303947A priority patent/EP0719628A3/en
Publication of JPH08174598A publication Critical patent/JPH08174598A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14549Coating rod-like, wire-like or belt-like articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • B29C45/14073Positioning or centering articles in the mould using means being retractable during injection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C2045/1486Details, accessories and auxiliary operations
    • B29C2045/14942Floating inserts, e.g. injecting simultaneously onto both sides of an insert through a pair of opposed gates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/34Electrical apparatus, e.g. sparking plugs or parts thereof
    • B29L2031/3412Insulators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型のゲートからキャビティ内への高分子材
料の射出に際してのコアロッドの撓みを最小化し、満足
すべき製品品質、特に寸法精度を維持しつつ製品の長尺
化についての要請にも確実に応じることのできるモール
ド成形品、例えば複合碍子の製造技術を提案することに
ある。 【構成】 金型のキャビティ内に配置された繊維強化樹
脂製のコアロッドの外周上に、コアロッドをほぼ全長に
亙り被覆するシースと、コアロッドの軸線方向に互いに
離間した複数の笠部とを絶縁性高分子材料で一体的に成
形して長尺複合碍子を製造するにあたり、金型分割面内
で中心軸線と直交する第1の半径方向に射出圧が作用す
るようゲートから未加硫高分子材料をキャビティ内に射
出し、この高分子材料の射出に際して、コアロッドの軸
線方向及び第1の半径方向の両者に対して直交する第2
の半径方向からコアロッドを支持してキャビティ内での
コアロッドの撓みを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コアロッドの外周上に高分子材
料よりなる所定形状の成形部分を射出成形してなるモー
ルド成形品の製造方法及び装置に関するものである。さ
らに詳述すれば、本発明は、繊維強化樹脂(FRP)等
よりなる長尺コアロッドの外周上に、コアロッドをほぼ
全長に亙り被覆するシースと、コアロッドの軸線方向で
互いに離間した複数の笠部を絶縁性高分子材料で一体成
形してなる長尺複合碍子を、高い寸法精度をもって製造
するに適した製造技術を提案するものである。
【0002】
【背景技術】長尺のFRPコアロッド上に、シリコーン
ゴム、エチレン−プロピレン共重合体(EPM)、エチ
レン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、ポリ
ウレタン等の絶縁性高分子材料でシースおよび笠部を一
体成形してなる複合碍子は既知であり、特に、複合碍子
固有の利点を発現し得る用途において現に実用に供され
ている。そして、このような複合碍子を製造するための
射出成形技術に関しても従来より種々の改良提案がなさ
れている。これらの提案は、例えば、いわゆるトランス
ファー成形法によりコアとしてのFRPロッド上に絶縁
性高分子材料でシースおよび笠部を成形する場合、未加
硫材料の射出に際して金型を加熱状態に維持する必要が
あるために常温では比較的硬質のFRPロッドが軟化し
て変形し易くなる点に対応するものである。
【0003】すなわち、特表昭60−500929号公報には、
金型の内面と長尺コアロッドの外周面との間のキャビテ
ィ内に未加硫の高分子材料を射出するにあたり、金型内
で長尺コアロッドが高分子材料の射出圧力で撓むために
コアロッドの外周におけるシースの肉厚が不均一となる
のを防止することにより、寸法精度のより高い長尺複合
碍子を製造する提案がなされている。この提案は、上型
部内にゲートを設けて高分子材料を金型の分割面に対し
て略直交する方向から射出可能とすると共に、下型部に
コアロッドの支持部材を配置し、高分子材料が射出され
る間にその射出方向と対向する方向からコアロッドを支
持してコアロッドの撓みを低減するものである。なお、
コアロッドの支持部材は、ゲートからの高分子材料の射
出完了後にコアロッドとの当接位置から半径方向外方に
引っ込ませ、その状態で加硫を行わせるのである。この
従来技術によれば、ある程度までは所期の目的が達成さ
れる反面、射出材料の供給から製品の取り出しまでの間
の工数が多く、作業性の向上およびコストの低減が困難
であるのみならず、繁雑な保守管理も必要とされる。
【0004】このような難点を解消するため、特開昭63
−128916号公報には、ゲートとコアロッドの支持部材と
を金型の分割面内に配置する構成が開示されている。そ
の改良提案として、特開平2-248225号公報には、金型の
分割面内にゲートを配置すると共に、コアロッドの支持
部材としての支持ロッドを金型の分割面近傍で上型部ま
たは下型部に形成した貫通孔に挿通し、上型部、下型部
および支持ロッド間のシール性能を向上することが開示
されている。また、特開平5-177669号公報には、金型の
分割面内に複数のゲートを互いに対向させて配置し、こ
れらのゲートからキャビティ内に射出される高分子材料
の圧力を平衡させてコアロッドの撓みを低減することが
提案されている。
【0005】
【発明の開示】発明者らが上述のごとき各種提案に従っ
てモールド成形品、特に長尺複合碍子を試作したとこ
ろ、高分子材料の射出成形段階におけるコアロッドの撓
みが低減され、その結果としてコアロッド外周における
シースの肉厚を比較的均一に維持し得ることが実証され
た。しかし、満足すべき製品品質、特に寸法精度を維持
しつつ製品の長尺化に対応するためには、依然として工
夫の余地のあることを確認した。すなわち、例えばトラ
ンスファー成形法により複合碍子を製造するにあたって
は、コアロッドの僅かな撓みであってもシースの肉厚の
無視し得ない不均一化を招来する傾向が顕在化するから
である。
【0006】したがって、本発明の課題は、金型のゲー
トからキャビティ内への高分子材料の射出に際してのコ
アロッドの撓みを最小化し、満足すべき製品品質、特に
寸法精度を維持しつつ製品の長尺化についての要請にも
確実に応じることのできるモールド成形品の製造技術を
提案することにある。
【0007】このような課題の解決手段を模索すべく、
発明者らが鋭意実験を重ねて検討を加えたところ、次の
ごとき知見を得ることができた。すなわち、先ず、ゲー
トからキャビティ内への高分子材料の射出に際して、コ
アロッドを高分子材料の射出方向と対向する方向から支
持部材によって支持する場合は勿論、高分子材料を複数
のゲートからキャビティ内に射出して圧力平衡を図る場
合であっても、コアロッドがその横断面内で射出方向の
みならず、これに直交する方向にも僅かに撓む傾向を呈
することが確認された。そして、高分子材料の射出成形
段階でのコアロッドの撓みを最小化するためには、高分
子材料の射出方向に対して直交する方向からコアロッド
を支持するのが極めて有効であることが判明したのであ
る。
【0008】上記の知見に基づき、本発明は、金型キャ
ビティ内に配置されたコアロッドの外周上に高分子材料
よりなる所定形状の成形部分を射出成形してモールド成
形品を製造するための新規な製造方法を提案するもので
ある。
【0009】すなわち、本発明によるモールド成形品の
製造方法は、金型分割面内でコアロッドの中心軸線と直
交する第1の半径方向に射出圧が作用するようゲートか
らキャビティ内に高分子材料を射出し、この射出に際し
て、コアロッドの軸線方向及び前記第1の半径方向の両
者に対して直交する第2の半径方向からコアロッドを支
持することによりキャビティ内でのコアロッドの撓みを
抑制し、キャビティ内に射出された高分子材料をキャビ
ティ内で硬化させることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、金型キャビティ内に配置
された繊維強化樹脂製コアロッドの外周上に、コアロッ
ドを緊密に包囲するシースと、コアロッドの軸線方向で
互いに離間した複数の笠部とをシリコーンゴム、EP
M、EPDM、ポリウレタン等の絶縁性高分子材料で一
体的に成形して複合碍子を製造するための新規な製造方
法を提案するものである。
【0011】本発明による長尺複合碍子の製造方法は、
金型分割面内で中心軸線と直交する第1の半径方向に射
出圧が作用するようゲートから絶縁性を有する未加硫高
分子材料をキャビティ内に射出し、その射出に際して、
コアロッドの軸線方向及び前記第1の半径方向の両者に
対して直交する第2の半径方向からもコアロッドを支持
してキャビティ内でのコアロッドの撓みを抑制し、キャ
ビティ内に射出された高分子材料をキャビティ内で加硫
させることを特徴とするものである。
【0012】さらに、本発明は、金型キャビティ内に配
置されたコアロッドの外周上に高分子材料よりなる所定
形状の成形部分を射出成形してなるモールド成形品を製
造するための新規な製造装置を提案するものである。
【0013】本発明によるモールド成形品の製造装置
は、金型分割面内でコアロッドの中心軸線と直交する第
1の半径方向に射出圧が作用するようキャビティ内に高
分子材料を射出するゲートを具え、さらに、該ゲートか
ら高分子材料を射出したときのキャビティ内でのコアロ
ッドの撓みを抑制する抑制手段を具え、該抑制手段が、
コアロッドの軸線方向及び前記第1の半径方向の両者に
対して直交する第2の半径方向からコアロッドを支持す
る支持手段を含むことを特徴とするものである。
【0014】本発明によれば、金型キャビティ内にコア
ロッドを配置した状態で、金型分割面内でコアロッドの
中心軸線と直交する第1の半径方向に開口するゲートか
らキャビティ内に高分子材料を射出する際、コアロッド
軸線方向と、前記第1の半径方向の両者に対して直交す
る第2の半径方向からコアロッドを支持するため、高分
子材料の射出段階でのキャビティ内におけるコアロッド
の撓みを最小化することができ、ひいては、満足すべき
寸法精度等の製品品質を維持しつつ製品の長尺化にも確
実に対応し得る製造技術を確立することが可能となるも
のである。
【0015】以下、本発明を図示実施例について説明す
る。
【0016】図1および図2は、本発明の一実施例によ
る製造装置としてのトランスファー成形機10を示してい
る。この成形機10は、例えばFRP製のコアロッドC上
にEPDM等の絶縁性高分子材料でシースおよび笠部S
を一体成形することにより長尺複合碍子を製造する方法
を実施するために好適に使用し得るものである。
【0017】図2に示すように、成形機10は、可動盤と
しての下側プレスヘッド11aと、固定盤としての上側プ
レスヘッド11bとが上下に配列され、さらに、下側プレ
スヘッド11aを上側プレスヘッド11bに対して接近・離
間変位させるための駆動機構(図示せず)を具えてい
る。下側プレスヘッド11aの上面に下側基板12aを、ま
た上側プレスヘッド11bの下面には上側基板12bをそれ
ぞれ取り付ける。下側基板12aの両側に左右一対の規制
板13a, 13bを固定し、図2に示す閉型状態で両基板12a,
12bの間隔が規制板13a, 13bにより一定に保持される構
成とする。下側基板12aの中央部に支持板14を脚部15を
介して支持する。支持板14上に下型16を、また上側基板
12bの下面には上型17をそれぞれ固定する。
【0018】下型16および上型17は、複合碍子における
複数の笠に対応するキャビティ18を有する金型を構成す
るものである。図2に示すように、未加硫高分子材料を
収容する左右一対のポット19を金型分割面、すなわち下
型16および上型17の接合面に沿って配置する。そして、
ポット19とキャビティ18との間には、ポット19内の高分
子材料をキャビティ18内に射出するためのゲート20a, 2
0bを接続する。この場合、ゲート20a, 20bは、例えば複
合碍子における笠Sの背面相当位置でキャビティ18内に
開口させる配置とすることができる。
【0019】図1に示すように、コアロッドCの軸線方
向端部を支持するための支持部21を金型分割面における
端部領域に設け、金型内にコアロッドCをセットした状
態でコアロッドC上にシースおよび笠Sを射出成形可能
とする。そして、図2に示すように、ゲート20a, 20bを
キャビティ18における各笠Sに対応する領域毎に互いに
対向させて配置し、高分子材料の射出に際して射出圧
を、金型分割面内でコアロッドCの中心軸線と直交する
半径方向に沿い両側から作用させる。
【0020】図1に示す実施例において、金型を構成す
る下型16および上型17は、それぞれ長手方向に分割され
た複数のブロック16a, 17aにより構成する。これらのブ
ロック16a, 17aは、一端側から長尺ボルト22を通し、他
端側でボルト22にナット23を締結して互いに一体的に結
合する。このような構成により、金型を比較的簡単な構
造とすることができる。また、ブロック16a, 17aの個数
の増減により金型を、複合碍子の設計長さの変更に容易
に対応させることが可能となる。
【0021】ポット19内の未加硫高分子材料を加圧して
ゲート20a, 20bからキャビティ18内に射出可能とするた
め、プランジャ24をポット19内に配置する。プランジャ
24の後端部には、コネクタ25を介して油圧シリンダ26の
ピストン27を連結する。すなわち、プランジャ24は、油
圧シリンダ26を作動させてピストン27を前進させる際に
ポット19内で押し込まれ、ポット19内の高分子材料を加
圧してキャビティ18内に射出するものである。(これら
の構成要素は、図1においては便宜的に省略されてい
る。)なお、金型の上下に加熱板28を配置して成形時に
金型を所定温度に維持可能とすることは、通常のトラン
スファー成形機におけると同様である。
【0022】本発明においては、金型分割面内でコアロ
ッドCの中心軸線と直交する半径方向に射出圧が作用す
るようゲート20a, 20bからキャビティ18内に高分子材料
を射出する際に、金型分割面に直交する半径方向からコ
アロッドCを支持可能とする。そのため、図3に例示す
るように、隣接する笠Sの間でコアロッドCを上記半径
方向から支持する一対の支持部材29を、少なくとも軸線
方向投影面内で互いに対向させて配置する。これらの支
持部材29は、所要に応じて互いに軸線方向に離間させて
配置しても良い。支持部材29は、それぞれロッド30を介
して駆動源31に連結して、金型分割面に直交する方向に
変位可能とする。駆動源31は、成形機10における適当な
位置に配置された油圧シリンダ、空圧シリンダまたはサ
ーボモータ等により構成することができる。この場合、
例えば、駆動源31を作動させて支持部材29をコアロッド
Cとの当接位置まで変位させ、駆動源31を不作動状態と
して支持部材29をばね力の作用下でコアロッドCから離
間した位置まで復帰変位させる構成とすることができ
る。
【0023】次に、上述した構成の成形機10を使用して
複合碍子を製造する方法について説明する。
【0024】先ず、下型16を上型17から離間させた開型
状態でコアCをコア支持部21において支持し、所要量の
未加硫高分子材料をポット19内に装填する。その後、下
側プレスヘッド11aを上側プレスヘッド11bに向けて上
昇変位させて下型16を上型17に押圧し、既知の要領で型
締めを行う。次に、駆動源31を作動させることにより、
金型分割面に直交する半径方向からコアロッドCを支持
するための支持部材29を、図3に示すように、隣接する
笠Sの間でコアロッドCに当接する位置まで変位させる
と共に、金型の上下に配置した加熱板28により金型を所
定温度に維持する。この状態で図2に示すように油圧シ
リンダ26を作動させると、ピストン27が内方に突出して
プランジャ24をポット19内で内方に変位させる。その結
果、ポット19内の高分子材料が加圧され、ゲート20a, 2
0bを経てキャビティ18内に射出される。
【0025】このとき、図2に示す実施例においては、
各キャビティ18内に開口する一対のゲート20a, 20bが円
形断面のキャビティ18における対向位置に配置されてい
るため、ゲート20a, 20bからキャビティ18内に射出され
る高分子材料は、図4に矢印で示すように、互いに対向
する方向にほぼ圧力平衡状態で射出される。また、各キ
ャビティ18のゲート20a, 20bからキャビティ18内に射出
される高分子材料の圧力は、コアロッドCの長手方向に
おいても均等に加わる。したがって、キャビティ18内の
コアロッドCに高分子材料の射出圧に由来する偏った力
が及ぼされる傾向を大幅に緩和することが可能である。
さらに、図3に示すように、隣接する笠Sの間でコアロ
ッドCに当接する支持部材29が、金型分割面に直交する
半径方向からコアロッドCを支持することと相俟って、
キャビティ18内への高分子材料の射出段階におけるコア
ロッドCの不所望の撓み変形を確実に抑制することが可
能となる。なお、キャビティ18内への高分子材料の射出
の終了段階で支持部材29の駆動源31を不作動状態とし、
支持部材29をコアロッドCから離間した位置まで半径方
向外向きに復帰変位させた状態で高分子材料の加硫反応
を行わせる。このようにして、コアロッドCの外周面上
にシースと複数の笠部Sとが同時に、しかも速やかに成
形される。
【0026】なお、加硫反応の完了後、図5に示すよう
に、下側プレスヘッド11aを上側プレスヘッド11bに押
圧される位置から下降変位させ、下型16を上型17から離
間させて型開きを行う。そして、成形品を下型16のキャ
ビティ18から取り出すことにより、所望の複合碍子が得
られる。
【0027】このようにして製造される複合碍子は、金
型ゲートからキャビティ内への高分子材料の射出に際し
てのコアロッドの撓みが最小化されるため、満足すべき
製品品質、特に寸法精度を維持しつつ製品の長尺化につ
いての要請にも確実に対応できることを確認した。次に
掲げる表1は、コアロッドを被覆するシースの公称肉厚
が5 mmである複合碍子を製造する場合に各種の射出・支
持条件とシースの肉厚との関係、特に金型分割面に直交
する半径方向からコアロッドを支持する支持部材の効果
を示すものである。表1において、「水平支持」とはコ
アロッドを金型分割面内で支持することを、また、「垂
直支持」とは金型分割面に対し直交する半径方向からコ
アロッドを支持することを意味している。表1から、キ
ャビティ内への高分子材料の射出段階で金型分割面に直
交する半径方向からコアロッドを支持する場合には、コ
アロッドを被覆するシースの肉厚が比較的均一に維持さ
れ、寸法精度で代表される製品品質を改善し得ることが
明らかである。
【0028】
【表1】
【0029】図6は、本発明の他の実施例による成形機
としての射出成形機の要部を示すものである。この成形
機50は、下側プレスヘッド51aおよび上側プレスヘッド
51bを具え、下側プレスヘッド51a上に断熱板52a、加
熱板53aおよび取付板54aを介して下型56が設けられ、
上側プレスヘッド51bの下側にコールドランナープレー
ト55、断熱板52b、加熱板53bおよび取付板54bを介し
て上型57が設けられ、コールドランナープレート55内に
形成されたコールドランナー58が、上型57内に形成され
たスプルー59を介してゲート60に接続される構成とされ
ている。前述した実施例におけると同様、ゲート60は金
型分割面内でコアロッドに半径方向両側から射出圧を及
ぼす配置とすることができる。なお、図6に示す実施例
においては、2本の複合碍子を同時に製造し得るよう成
形機50に2組の金型を配備している。このような成形機
の配置自体は既知であるため、上述した各構成要素につ
いての詳細な説明は省略する。
【0030】ちなみに、図6の左右各半部は互いに異な
る軸線方向位置における金型の断面を表示している。す
なわち、図6の左半部は碍子における互いに隣接する笠
の間に相当する金型断面内に配置した支持部材62を示
し、右半部は碍子の笠の背後に相当する金型断面内に配
置したスプルー59を示す。なお、スプルー59の上流側お
よび下流側にそれぞれ接続されたコールドランナー58お
よびゲート60は、便宜的に図6の右半部に示したもので
ある。
【0031】図6に示す実施例においては、金型キャビ
ティ61内でコアロッドを金型分割面に対して直交する方
向から支持するよう各金型に上下一対として設ける支持
部材62を、共通の駆動源63により、隣接する笠の間でコ
アロッドに当接する支持位置と、コアロッドから離間す
る待機位置との間で駆動可能とする。すなわち、下側プ
レスヘッド51aに適宜のプロファイルを有するカム溝64
を形成したカム部材65を設け、このカム部材65を図5に
おける左右に変位可能に配置する。カム溝64内に配置さ
れるローラ66を含むカムフォロワ67に各支持部材62のロ
ッド68を、下型56に対応する支持部材62については伝達
ロッド69を介して、また上型57に対応する支持部材62に
ついては複数本の伝達ロッド70, 71, 72、略コ字状断面
を有する伝達部材73および伝達ロッド74を介して連結す
る。各支持部材62のロッド68に第1の圧縮コイルばね75
を巻装し、第1の圧縮コイルばね75は支持部材62を待機
位置に向けて付勢するばね力を発生するものとする。ま
た、上型57に対応する支持部材62を駆動するための動力
伝達経路に含まれる伝達部材73と上側プレスヘッド51b
との間に第2の圧縮コイルばね76, 77を配置し、第2の
圧縮コイルばね76,77は、上型57に対応する支持部材62
に第1の圧縮コイルばね75よりも大きなばね力を及ぼす
ことにより、第1の圧縮コイルばね75に打ち勝って当該
支持部材62をコアロッドに当接する支持位置まで変位さ
せ得る構成とする。
【0032】図6は、コアロッドを金型キャビティ61内
で金型分割面に対して直交する方向から支持する支持部
材62が、コアロッドに当接する支持位置にあるものとし
て示す。この状態で、上型57に対応する支持部材62は第
2の圧縮コイルばね76,77のばね力と第1の圧縮コイル
ばね75のばね力との差に相当する軸線方向力でコアロッ
ドCの支持位置に維持される。また下型56に対応する支
持部材62は、カムフォロワ67およびロッド68, 69を介し
てカム部材65により、第1の圧縮コイルばね75に抗して
押し上げられるため、コアロッドの支持位置に維持され
る。
【0033】本実施例による場合も、前述した実施例に
おけると同様に、隣接する笠の間でコアロッドに当接す
る支持部材62が、金型分割面に直交する半径方向からコ
アロッドを支持するため、キャビティ61内への高分子材
料の射出段階におけるコアロッドの不所望の撓み変形を
確実に抑制することが可能となる。なお、キャビティ61
内への高分子材料の射出の終了段階で支持部材62の駆動
源としてのカム部材65を図6において左向きに変位させ
ると、下型56に対応する支持部材62は第1の圧縮コイル
ばね75により待機位置まで下向きに復帰変位し、また、
上型57に対応する支持部材62は、伝達ロッド70, 71, 72
がカム部材65により押し上げられて第2の圧縮コイルば
ね76,77を強制的に収縮させるため、第1の圧縮コイル
ばね75により待機位置まで上向きに復帰変位する。
【0034】図6の実施例について上述した支持部材の
駆動機構は、加硫速度の高い高分子材料を成形する場合
でも、十分な動作速度および高い作動信頼性を発揮し得
る点で特に有利である。
【0035】以上詳述したところから明らかなとおり、
本発明によれば、金型キャビティ内にコアロッドを配置
した状態で、金型分割面内でコアロッドの中心軸線と直
交する第1の半径方向に開口するゲートからキャビティ
内に高分子材料を射出する際、コアロッド軸線方向と、
前記第1の半径方向の両者に対して直交する第2の半径
方向からコアロッドを支持するため、高分子材料の射出
段階でのキャビティ内におけるコアロッドの撓みを最小
化することができ、ひいては、満足すべき寸法精度等の
製品品質を維持しつつ製品の長尺化にも確実に対応し得
る製造技術を確立することが可能となるものである。
【0036】なお、上述した特定の実施例は単なる例示
に過ぎず、特に本発明を限定するものではない。そし
て、本発明が、その技術的範囲を逸脱することなく、上
記以外の種々の変形態様をもって実施し得ることは、言
うまでもない。例えば、図1の実施例による成形機に修
正を加え、図7に示すように、各笠S毎にゲート20a, 2
0bを交互に千鳥状に配置することができる。この場合に
は、金型分割面内でゲートに対向する半径方向位置に、
例えば特開昭63−128916号公報に示すようなコアロッド
支持部材を配置することもできる。また、金型分割面内
で片側のみにゲート20a, 20bを配置すると共に、このゲ
ートに対して±120°の円周方向位置で金型に一対の支
持部材を設けた構成を採用しても良い。さらに、本発明
を複合碍子以外の長尺モールド成形品の製造にも直ちに
適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による成形機を水平面に沿っ
て破断して示す縦断面図である。
【図2】図1の実施例の成形機を垂直面に沿って破断し
て示す横断面図であって、金型分割面内で互いに対向さ
せて配置したゲートを表したものである。
【図3】図2とは異なる垂直面に沿い、図1の実施例の
成形機を破断して示す横断面図であって、金型分割面に
対して直交する方向からコアロッドを支持する支持部材
を表したものである。
【図4】図1の実施例の成形機における高分子材料の射
出状況を示す説明図である。
【図5】図1の実施例の成形機における開型状態を示す
部分的な横断面図である。
【図6】本発明の他の実施例による成形機を、左右で異
なる垂直面に沿って破断して示す横断面図である。
【図7】図1の実施例の成形機についての変形例を示す
図2と同様な横断面図である。
【符号の説明】
10, 50 成形機,11a, 11b; 51a, 51b プレスヘッド,
16, 56下型,17, 57 上型,18, 61 キャビティ,20a,
20b, 60 ゲート,29, 62 支持部材,C コアロッ
ド,S 笠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24 B29L 31:34

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型キャビティ内に配置されたコアロッ
    ドの外周上に高分子材料よりなる所定形状の成形部分を
    射出成形してモールド成形品を製造する製造方法であっ
    て、 金型分割面内でコアロッドの中心軸線と直交する第1の
    半径方向に射出圧が作用するようゲートからキャビティ
    内に高分子材料を射出し、 該高分子材料の射出に際して、コアロッドの軸線方向及
    び前記第1の半径方向の両者に対して直交する第2の半
    径方向からコアロッドを支持することによりキャビティ
    内でのコアロッドの撓みを抑制し、 キャビティ内に射
    出された高分子材料をキャビティ内で硬化させることを
    特徴とするモールド成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲートからキャビティ内に高分子材
    料を射出する際に、前記第1の半径方向からコアロッド
    に作用する射出圧を相殺すべく、金型分割面内で前記第
    1の半径方向と対向する方向からも射出圧が作用するよ
    う別のゲートからもキャビティ内に高分子材料を同時に
    射出することを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の半径方向に向けられた支持面
    をキャビティ内に突出させ得る支持部材を具える金型を
    使用し、前記ゲートからキャビティ内に高分子材料を射
    出する際に前記支持部材により前記第2の半径方向から
    コアロッドを支持することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が、コアロッドを支持する
    第1の位置と、コアロッドから離間した第2の位置との
    間で変位可能である金型を使用し、高分子材料の射出の
    間に前記支持部材を前記第1の位置に維持し、射出され
    た高分子材料の硬化前に前記支持部材を前記第2の位置
    まで変位させてコアロッドから離間させることを特徴と
    する請求項3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 金型のキャビティ内に配置された繊維強
    化樹脂製の長尺コアロッドの外周上に、コアロッドをほ
    ぼ全長に亙り被覆するシースと、コアロッドの軸線方向
    に互いに離間した複数の笠部とを絶縁性高分子材料で一
    体的に成形して長尺複合碍子を製造する製造方法であっ
    て、 金型分割面内で中心軸線と直交する第1の半径方向に射
    出圧が作用するようゲートから未加硫高分子材料をキャ
    ビティ内に射出し、 この高分子材料の射出に際して、コアロッドの軸線方向
    及び前記第1の半径方向の両者に対して直交する第2の
    半径方向からコアロッドを支持してキャビティ内でのコ
    アロッドの撓みを抑制し、 キャビティ内に射出された
    高分子材料をキャビティ内で加硫させることを特徴とす
    る長尺複合碍子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲートからキャビティ内に高分子材
    料を射出する際に、金型分割面内で前記第1の半径方向
    からコアロッドに作用する射出圧を相殺すべく、金型分
    割面内で前記第1の半径方向と対向する方向からも射出
    圧が作用するよう別のゲートからもキャビティ内に未加
    硫高分子材料を同時に射出することを特徴とする請求項
    5記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の半径方向に向けられた支持面
    をキャビティ内に突出させ得る支持部材を具える金型を
    使用し、前記ゲートからキャビティ内に高分子材料を射
    出する際に前記支持部材により前記第2の半径方向から
    コアロッドを支持することを特徴とする請求項5又は6
    に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記支持部材が、コアロッドを支持する
    第1の位置と、コアロッドから離間した第2の位置との
    間で変位可能である金型を使用し、高分子材料を射出成
    形する間に前記支持部材を前記第1の位置に維持し、高
    分子材料の射出完了段階で加硫の完了前に前記支持部材
    を前記第2の位置まで変位させてコアロッドから離間さ
    せることを特徴とする請求項7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 金型キャビティ内に配置されたコアロッ
    ドの外周上に高分子材料よりなる所定形状の成形部分を
    射出成形してなるモールド成形品の製造装置であって、
    金型分割面内でコアロッドの中心軸線と直交する第1の
    半径方向に射出圧が作用するようキャビティ内に高分子
    材料を射出するゲートを具え、さらに、該ゲートから高
    分子材料を射出したときのキャビティ内でのコアロッド
    の撓みを抑制する抑制手段を具え、該抑制手段が、コア
    ロッドの軸線方向及び前記第1の半径方向の両者に対し
    て直交する第2の半径方向からコアロッドを支持する支
    持手段を含むことを特徴とするモールド成形品の製造装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ゲートからキャビティ内に高分子
    材料を射出する際に、前記第1の半径方向からコアロッ
    ドに作用する射出圧を相殺すべく、金型分割面内で前記
    第1の半径方向と対向する方向に射出圧が作用するよう
    キャビティ内に高分子材料を射出する別のゲートを具
    え、両ゲートからキャビティ内に高分子材料を同時に射
    出可能としたことを特徴とする請求項9記載の製造装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第2の半径方向に向けられた支持
    面をキャビティ内に突出させ得る支持部材を具え、前記
    ゲートからキャビティ内に高分子材料を射出する際に前
    記支持部材により前記第2の半径方向からコアロッドを
    支持可能としたことを特徴とする請求項9又は10に記
    載の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記支持部材を、コアロッドに近接す
    る第1の位置と、コアロッドから離間した第2の位置と
    の間で変位可能とし、高分子材料の射出の間に前記支持
    部材を前記第1の位置に維持し、射出された高分子材料
    の硬化前に前記支持部材を前記第2の位置まで変位させ
    てコアロッドから離間させ得る構成としたことを特徴と
    する請求項11記載の製造装置。
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