JPH08162035A - カラー受像管用色選別電極およびその製造方法 - Google Patents
カラー受像管用色選別電極およびその製造方法Info
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- JPH08162035A JPH08162035A JP6296944A JP29694494A JPH08162035A JP H08162035 A JPH08162035 A JP H08162035A JP 6296944 A JP6296944 A JP 6296944A JP 29694494 A JP29694494 A JP 29694494A JP H08162035 A JPH08162035 A JP H08162035A
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- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/14—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
- H01J9/142—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
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- H—ELECTRICITY
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0722—Frame
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームの重量増加をできるだけ抑えつつ、
このフレームにマスク板を高い平面度で張架する。 【構成】 相対向する1対の長辺11、12および相対
向する1対の短辺13、14を有する四角枠状のフレー
ム10と、このフレーム10の頂面17、20に溶着さ
れた方形状のマスク板8とからなり、長辺11、12は
短辺13、14に比べて大きい断面係数および強い剛性
を有する。1対の長辺11、12および1対の短辺1
3、14にそれぞれ等分布荷重を与えて内方へ押圧した
フレーム10に、前記押圧にほぼ釣り合う力の分布で4
辺を外方へ引っ張ったマスク板8を溶着する。
このフレームにマスク板を高い平面度で張架する。 【構成】 相対向する1対の長辺11、12および相対
向する1対の短辺13、14を有する四角枠状のフレー
ム10と、このフレーム10の頂面17、20に溶着さ
れた方形状のマスク板8とからなり、長辺11、12は
短辺13、14に比べて大きい断面係数および強い剛性
を有する。1対の長辺11、12および1対の短辺1
3、14にそれぞれ等分布荷重を与えて内方へ押圧した
フレーム10に、前記押圧にほぼ釣り合う力の分布で4
辺を外方へ引っ張ったマスク板8を溶着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV受像機やコンピュ
ータ端末のディスプレイなどに用いられるカラー受像管
の色選別電極およびその製造方法に関するものである。
ータ端末のディスプレイなどに用いられるカラー受像管
の色選別電極およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー受像管の色選別電極は、
図13に示すように長方形の金属製マスク板1と、これ
を張架する四角枠状の金属製フレーム2とからなる。マ
スク板1は電子ビームを通過させるための多数のスロッ
ト3、3…を有し、フレーム2の相対向する1対の長辺
4、5および相対向する1対の短辺6、7の各頂面にマ
スク板1の4辺の支持端部1a〜1dが溶着される。
図13に示すように長方形の金属製マスク板1と、これ
を張架する四角枠状の金属製フレーム2とからなる。マ
スク板1は電子ビームを通過させるための多数のスロッ
ト3、3…を有し、フレーム2の相対向する1対の長辺
4、5および相対向する1対の短辺6、7の各頂面にマ
スク板1の4辺の支持端部1a〜1dが溶着される。
【0003】前記溶着にさいしては、図14の(a)に
示すようにフレーム2の1対の長辺4、5および1対の
短辺6、7をそれぞれ内方へ押圧して湾曲させる。そし
て、この湾曲状態を維持しつつ、図14の(b)に示す
ようにマスク板1の4辺の支持端部1a〜1dをフレー
ム2の4辺4〜7の各頂面に溶着し、しかるのち、図1
4の(c)に示すように前記押圧を解くので、フレーム
2の4辺4〜7のばね力がマスク板1に引っ張り力とし
て作用し、マスク板1を高い平面度で張架できる。
示すようにフレーム2の1対の長辺4、5および1対の
短辺6、7をそれぞれ内方へ押圧して湾曲させる。そし
て、この湾曲状態を維持しつつ、図14の(b)に示す
ようにマスク板1の4辺の支持端部1a〜1dをフレー
ム2の4辺4〜7の各頂面に溶着し、しかるのち、図1
4の(c)に示すように前記押圧を解くので、フレーム
2の4辺4〜7のばね力がマスク板1に引っ張り力とし
て作用し、マスク板1を高い平面度で張架できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マスク板に
所定の平面度を保持させるのに必要な引っ張り力は、約
10Kg/mm2 に達する大きい値となる。そして、こ
のような引っ張り力を生じさせるため、フレームの各辺
を内方へ湾曲させた状態でマスク板を溶着し、これら各
辺に復元ばね力を与えている。そして、このマスク板は
動作中に電子ビームの射突を受けて高温となり伸長し、
これに伴いフレームの各辺も湾曲度が小さくなる向きに
変形する。その際マスク板の伸び量は短辺方向に比べて
長辺方向が大となるのに対し、フレームの2短辺の剛性
が2長辺の剛性に比較して大であるため、2短辺間の変
位量が2長辺間の変位量に比べて過小となり、マスク板
の長辺方向のテンションが短辺方向のテンションに比較
し小となる。このように高温時にマスク板のテンション
が長辺方向と短辺方向とでアンバランスとなり、マスク
板の平面度を適正に保つことが困難になるという問題が
ある。
所定の平面度を保持させるのに必要な引っ張り力は、約
10Kg/mm2 に達する大きい値となる。そして、こ
のような引っ張り力を生じさせるため、フレームの各辺
を内方へ湾曲させた状態でマスク板を溶着し、これら各
辺に復元ばね力を与えている。そして、このマスク板は
動作中に電子ビームの射突を受けて高温となり伸長し、
これに伴いフレームの各辺も湾曲度が小さくなる向きに
変形する。その際マスク板の伸び量は短辺方向に比べて
長辺方向が大となるのに対し、フレームの2短辺の剛性
が2長辺の剛性に比較して大であるため、2短辺間の変
位量が2長辺間の変位量に比べて過小となり、マスク板
の長辺方向のテンションが短辺方向のテンションに比較
し小となる。このように高温時にマスク板のテンション
が長辺方向と短辺方向とでアンバランスとなり、マスク
板の平面度を適正に保つことが困難になるという問題が
ある。
【0005】また、前記剛性を強めるために板厚の大き
いフレームを使用すると重量が増すのみならず、色選別
電極をカラー受像管内に支持するための支持機構も大型
化し、カラー受像管全体の重量を増大させることにな
る。
いフレームを使用すると重量が増すのみならず、色選別
電極をカラー受像管内に支持するための支持機構も大型
化し、カラー受像管全体の重量を増大させることにな
る。
【0006】したがって本発明の目的は、フレームやそ
の支持機構の重量を過大にすることなく、マスク板を高
い平面度でフレーム上に安定に張架できる色選別電極お
よびその製造方法を提供することにある。
の支持機構の重量を過大にすることなく、マスク板を高
い平面度でフレーム上に安定に張架できる色選別電極お
よびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上述し
た目的を達成するために、相対向する1対の長辺および
相対向する1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、
このフレームの頂面にフレームのばね圧を受けて張架さ
れた方形状のマスク板とからなり、前記長辺は前記短辺
に比べて大きい断面係数および強い剛性を有しているこ
とを特徴とするカラー受像管用色選別電極が提供され
る。
た目的を達成するために、相対向する1対の長辺および
相対向する1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、
このフレームの頂面にフレームのばね圧を受けて張架さ
れた方形状のマスク板とからなり、前記長辺は前記短辺
に比べて大きい断面係数および強い剛性を有しているこ
とを特徴とするカラー受像管用色選別電極が提供され
る。
【0008】長辺および短辺のそれぞれが、外側垂直面
と内側傾斜面との間に頂面を置く断面逆V字状に形成さ
れる構成となすことができる。
と内側傾斜面との間に頂面を置く断面逆V字状に形成さ
れる構成となすことができる。
【0009】また、長辺が外側垂直面と、内側傾斜面
と、頂面と、頂面よりも幅広の底面とを有する断面台形
に形成され、短辺が内側傾斜面と、頂面とを有する断面
λ字状または断面逆V字状に形成される構成となすこと
ができる。
と、頂面と、頂面よりも幅広の底面とを有する断面台形
に形成され、短辺が内側傾斜面と、頂面とを有する断面
λ字状または断面逆V字状に形成される構成となすこと
ができる。
【0010】さらに、長辺が外側垂直面と、内側傾斜面
と、頂面と、底面とを有する断面δ字状に形成され、短
辺が垂直面と、頂面と、底面とを有する断面Z字状また
は断面δ字状に形成される構成となすこともできる。
と、頂面と、底面とを有する断面δ字状に形成され、短
辺が垂直面と、頂面と、底面とを有する断面Z字状また
は断面δ字状に形成される構成となすこともできる。
【0011】さらにまた、相対向する1対の長辺および
相対向する1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、
このフレームの頂面に溶着されたマスク板とからなる色
選別電極の製造において、前記長辺は前記短辺に比べて
大きい断面係数おける強い剛性を有し、1対の長辺およ
び1対の短辺にそれぞれ等分布荷重を与えて内方へ押圧
したフレームに、前記押圧にほぼ釣り合う力の分布で4
辺を外方へ引っ張られたマスク板を溶着することを特徴
とするカラー受像管用色選別電極の製造方法が提供され
る。
相対向する1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、
このフレームの頂面に溶着されたマスク板とからなる色
選別電極の製造において、前記長辺は前記短辺に比べて
大きい断面係数おける強い剛性を有し、1対の長辺およ
び1対の短辺にそれぞれ等分布荷重を与えて内方へ押圧
したフレームに、前記押圧にほぼ釣り合う力の分布で4
辺を外方へ引っ張られたマスク板を溶着することを特徴
とするカラー受像管用色選別電極の製造方法が提供され
る。
【0012】
【作用】本発明においては、四角枠状のフレームの1対
の長辺が1対の短辺に比べて大きい断面係数および強い
剛性を有するので、高温伸長時においても、マスク板を
板面均一に張架させるのに必要なばね力を、フレームの
4辺に過不足なく生じさせることができる。
の長辺が1対の短辺に比べて大きい断面係数および強い
剛性を有するので、高温伸長時においても、マスク板を
板面均一に張架させるのに必要なばね力を、フレームの
4辺に過不足なく生じさせることができる。
【0013】また、長辺および短辺のそれぞれを、外側
垂直面と内側傾斜面との間に頂面を置く断面逆V字状に
形成することによっては、内側傾斜面が偏向角最大時の
電子ビームの通路に沿ったものとなり、外側垂直面がカ
ラー受像管のガラスバルブ壁に沿ったものとなるので、
フレームやその支持機構を大型化・複雑化することな
く、色選別電極をガラスバルブ内に安定に支持させるこ
とができる。
垂直面と内側傾斜面との間に頂面を置く断面逆V字状に
形成することによっては、内側傾斜面が偏向角最大時の
電子ビームの通路に沿ったものとなり、外側垂直面がカ
ラー受像管のガラスバルブ壁に沿ったものとなるので、
フレームやその支持機構を大型化・複雑化することな
く、色選別電極をガラスバルブ内に安定に支持させるこ
とができる。
【0014】また、長辺を外側垂直面と、内側傾斜面
と、頂面と、底面とを有する断面台形に形成し、短片を
内側傾斜面と、頂面とを有する断面λ字状または断面逆
V字状に形成することによっては、高さが比較的小さい
金属片を用いながら、マスク板を板面一様に張架させる
のに過不足のない剛性を、フレームの4辺にもたせるこ
とができる。
と、頂面と、底面とを有する断面台形に形成し、短片を
内側傾斜面と、頂面とを有する断面λ字状または断面逆
V字状に形成することによっては、高さが比較的小さい
金属片を用いながら、マスク板を板面一様に張架させる
のに過不足のない剛性を、フレームの4辺にもたせるこ
とができる。
【0015】さらに、長辺を外側垂直面と、内側傾斜面
と、頂面と、底面とを有する断面δ字状に形成し、短辺
を垂直面と、頂面と、底面とを有する断面Z字状または
断面δ字状に形成することによっては、所定形状に裁断
された単一の金属平板に折り曲げ加工を施すだけで、所
望のフレームを形成することができる。
と、頂面と、底面とを有する断面δ字状に形成し、短辺
を垂直面と、頂面と、底面とを有する断面Z字状または
断面δ字状に形成することによっては、所定形状に裁断
された単一の金属平板に折り曲げ加工を施すだけで、所
望のフレームを形成することができる。
【0016】また、本発明の色選別電極の製造方法によ
ると、4辺を内方へ押圧されたフレームに対し、前記押
圧にほぼ釣り合う力の分布で4辺を外方へ引っ張られた
マスク板を溶着するので、溶着後に前記押圧および前記
引っ張りを解除したときに、マスク板に働く縮み力とフ
レームに働く反発力とがほぼ釣り合う。このため、前記
解除の直前とほぼ同様の状態で、マスク板を高い平面度
でフレーム上に張架することができる。
ると、4辺を内方へ押圧されたフレームに対し、前記押
圧にほぼ釣り合う力の分布で4辺を外方へ引っ張られた
マスク板を溶着するので、溶着後に前記押圧および前記
引っ張りを解除したときに、マスク板に働く縮み力とフ
レームに働く反発力とがほぼ釣り合う。このため、前記
解除の直前とほぼ同様の状態で、マスク板を高い平面度
でフレーム上に張架することができる。
【0017】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0018】図1に示すマスク板8は長方形で、その2
長辺の支持端部8a、8bと、2短辺の支持端部8c、
8dとで囲まれた板面に多数のスロット9、9…を有し
ている。一方、かかるマスク板8を張架するフレーム1
0は図2にも示すように、相対向する1対の長辺11、
12と、相対向する1対の短辺13、14とを溶接また
はろう付けによる溶着で繋ぎ合わせた四角枠状のもの
で、その縦横の寸法比は約3対4である。なお、前記溶
着は4隅の内側および外側で施されている。
長辺の支持端部8a、8bと、2短辺の支持端部8c、
8dとで囲まれた板面に多数のスロット9、9…を有し
ている。一方、かかるマスク板8を張架するフレーム1
0は図2にも示すように、相対向する1対の長辺11、
12と、相対向する1対の短辺13、14とを溶接また
はろう付けによる溶着で繋ぎ合わせた四角枠状のもの
で、その縦横の寸法比は約3対4である。なお、前記溶
着は4隅の内側および外側で施されている。
【0019】1対の長辺11、12は、鉄を主成分とす
る板厚1.8mmの金属板を素材にして、外側垂直面1
5と内側傾斜面16との間に頂面17を置く断面逆V字
状に形成されている。一例として、高さaは37.5m
m、裾部幅bは28.5mm、頂面幅cは7mmであ
る。また、1対の短辺13、14はそれぞれ、鉄を主成
分とする板厚1.8mmの金属板を素材にして、外側垂
直面18と内側傾斜面19との間に頂面20を置く断面
逆V字状に形成されている。一例として、高さdは2
0.0mm、裾部幅eは12.0mm、頂面幅fは7m
mであり、1対の長辺11、12は1対の短辺13、1
4に比べて大きい断面係数および強い剛性を有してい
る。
る板厚1.8mmの金属板を素材にして、外側垂直面1
5と内側傾斜面16との間に頂面17を置く断面逆V字
状に形成されている。一例として、高さaは37.5m
m、裾部幅bは28.5mm、頂面幅cは7mmであ
る。また、1対の短辺13、14はそれぞれ、鉄を主成
分とする板厚1.8mmの金属板を素材にして、外側垂
直面18と内側傾斜面19との間に頂面20を置く断面
逆V字状に形成されている。一例として、高さdは2
0.0mm、裾部幅eは12.0mm、頂面幅fは7m
mであり、1対の長辺11、12は1対の短辺13、1
4に比べて大きい断面係数および強い剛性を有してい
る。
【0020】頂面17、20上にマスク板8の4辺の支
持端部8a〜8dを溶着するさい、図3に示すようにフ
レーム10の1対の長辺11、12および1対の短辺1
3、14をそれぞれ約10Kgf/mm2 の等分布荷重
で内方へ押圧する。そして、この押圧に釣り合う力の分
布でマスク板8の4辺を板面に沿って外方へ引っ張りつ
つ、マスク板8の4辺の支持端部8a〜8dをフレーム
10の4辺の頂面17、20に溶着し、その後に、前記
押圧および引っ張りを解除する。
持端部8a〜8dを溶着するさい、図3に示すようにフ
レーム10の1対の長辺11、12および1対の短辺1
3、14をそれぞれ約10Kgf/mm2 の等分布荷重
で内方へ押圧する。そして、この押圧に釣り合う力の分
布でマスク板8の4辺を板面に沿って外方へ引っ張りつ
つ、マスク板8の4辺の支持端部8a〜8dをフレーム
10の4辺の頂面17、20に溶着し、その後に、前記
押圧および引っ張りを解除する。
【0021】本例では、フレーム10の1対の長辺1
1、12の曲げおよびねじれに係る各剛性と、1対の短
辺13、14の曲げおよびねじれに係る各剛性とが約4
対3の割合に設定されているので、等分布荷重を与えら
れたフレーム10は図4に誇張して示すように、a:b
が約3対4の割合で屈曲する。そして、フレーム10に
生じた反発ばね力がフレーム10の4辺に溶着されたマ
スク板8に板面一様な張力を付与するので、マスク板8
は高い平面度を維持して安定に張架される。
1、12の曲げおよびねじれに係る各剛性と、1対の短
辺13、14の曲げおよびねじれに係る各剛性とが約4
対3の割合に設定されているので、等分布荷重を与えら
れたフレーム10は図4に誇張して示すように、a:b
が約3対4の割合で屈曲する。そして、フレーム10に
生じた反発ばね力がフレーム10の4辺に溶着されたマ
スク板8に板面一様な張力を付与するので、マスク板8
は高い平面度を維持して安定に張架される。
【0022】本発明の他の実施例におけるフレームを図
5に示す。この場合、図5の(a)に示すような平面形
状に裁断された金属板10aの内側領域16a、19a
に絞り加工を施し、図5の(b)に示すように2長辺に
おける内側傾斜面16、16および2短辺における内側
傾斜面19、19を形成する。次いで、外側領域15
a、18aに折り曲げプレス加工を施し、図5の(c)
に示すように2長辺における外側垂直面15、15およ
び2短辺における外側垂直面18、18を形成する。そ
して、4隅における外側垂直面15、18の隣接箇所を
溶着する。
5に示す。この場合、図5の(a)に示すような平面形
状に裁断された金属板10aの内側領域16a、19a
に絞り加工を施し、図5の(b)に示すように2長辺に
おける内側傾斜面16、16および2短辺における内側
傾斜面19、19を形成する。次いで、外側領域15
a、18aに折り曲げプレス加工を施し、図5の(c)
に示すように2長辺における外側垂直面15、15およ
び2短辺における外側垂直面18、18を形成する。そ
して、4隅における外側垂直面15、18の隣接箇所を
溶着する。
【0023】このようにしてフレーム10を形成する
と、素材の利用率は低下するものの、4辺を相互に繋ぎ
合わす手間が不要となるので、製造精度および製造効率
をともに高めることができる。
と、素材の利用率は低下するものの、4辺を相互に繋ぎ
合わす手間が不要となるので、製造精度および製造効率
をともに高めることができる。
【0024】フレーム10の他の実施例を図6に示す。
この場合、1対の長辺21、22はそれぞれ、外側垂直
面23と、内側傾斜面24と、頂面25と、頂面25よ
りも幅広の底面26とを有する断面台形に形成されてい
る。一例として、高さgは21mm、頂面幅hは7m
m、底面幅jは18mmである。また、1対の短辺2
7、28にはそれぞれ板体を用い、内側傾斜面29と頂
面30とを有する断面λ字状に形成している。一例とし
て、板厚は3mm、高さkは21mm、頂面幅mは7m
m、全幅nは18mmである。
この場合、1対の長辺21、22はそれぞれ、外側垂直
面23と、内側傾斜面24と、頂面25と、頂面25よ
りも幅広の底面26とを有する断面台形に形成されてい
る。一例として、高さgは21mm、頂面幅hは7m
m、底面幅jは18mmである。また、1対の短辺2
7、28にはそれぞれ板体を用い、内側傾斜面29と頂
面30とを有する断面λ字状に形成している。一例とし
て、板厚は3mm、高さkは21mm、頂面幅mは7m
m、全幅nは18mmである。
【0025】このように構成すると、高さの比較的小さ
いフレームでありながら、上述したフレームにおけると
同様に、1対の長辺21、22の曲げおよびねじれに係
る剛性と、1対の短辺27、28の曲げおよびねじれに
係る剛性とを約4対3の割合に設定することができる。
いフレームでありながら、上述したフレームにおけると
同様に、1対の長辺21、22の曲げおよびねじれに係
る剛性と、1対の短辺27、28の曲げおよびねじれに
係る剛性とを約4対3の割合に設定することができる。
【0026】前記押圧および引っ張りの各外力は、フレ
ーム10の素材、板厚および強度等によって異なるが、
実用的な数値範囲は6Kgf/mm2 〜20Kgf/m
m2である。押圧力と引っ張り力とがほぼ釣り合ってい
ないと、初期の目的を満足に達成することができない。
また、2短辺27、28は断面逆V字状に形成してもよ
い。
ーム10の素材、板厚および強度等によって異なるが、
実用的な数値範囲は6Kgf/mm2 〜20Kgf/m
m2である。押圧力と引っ張り力とがほぼ釣り合ってい
ないと、初期の目的を満足に達成することができない。
また、2短辺27、28は断面逆V字状に形成してもよ
い。
【0027】フレームの他の実施例を図7に示す。この
場合、図7の(a)に示すような平面形状に裁断された
1対の長辺用金属片31、32および1対の短辺用金属
片33、34にプレス加工を施して、図7の(b)に示
すような断面逆V字状に折り曲げる。そして、1対の短
辺用金属片33、34の各両端部から突出した突耳部3
3a、33b、34a、34bが、1対の長辺用金属片
31、32の各両端部に溶着される。
場合、図7の(a)に示すような平面形状に裁断された
1対の長辺用金属片31、32および1対の短辺用金属
片33、34にプレス加工を施して、図7の(b)に示
すような断面逆V字状に折り曲げる。そして、1対の短
辺用金属片33、34の各両端部から突出した突耳部3
3a、33b、34a、34bが、1対の長辺用金属片
31、32の各両端部に溶着される。
【0028】また、図8に示す実施例のフレームでは、
図8の(a)に示すように2枚のL字状金属板35、3
6を、両者の突き合わせ位置a、bで相互に溶接して得
た複合板状体にプレス加工を施し、枠線cの内側部分を
折り曲げて図8の(b)に示す内側傾斜面37を形成し
ている。そして、枠線dの外側部分を折り返して図8の
(c)に示す外側垂直面38を形成し、2短辺の各両端
から突出した突耳部35a、35b、36a、36bを
2長辺の各両端部に溶着している。
図8の(a)に示すように2枚のL字状金属板35、3
6を、両者の突き合わせ位置a、bで相互に溶接して得
た複合板状体にプレス加工を施し、枠線cの内側部分を
折り曲げて図8の(b)に示す内側傾斜面37を形成し
ている。そして、枠線dの外側部分を折り返して図8の
(c)に示す外側垂直面38を形成し、2短辺の各両端
から突出した突耳部35a、35b、36a、36bを
2長辺の各両端部に溶着している。
【0029】図9に示す実施例のものでは、図8の
(a)に示した複合板状体の内側4隅にスリット39を
付加しているので、枠線cの内側部分を高い加工精度で
折り曲げることができる。
(a)に示した複合板状体の内側4隅にスリット39を
付加しているので、枠線cの内側部分を高い加工精度で
折り曲げることができる。
【0030】図10に示す実施例のものでは、図10の
(a)に示す平面形状に裁断された金属板40の枠線a
の外側部分を直角に折り曲げ、図10の(b)に示すよ
うに4隅の突耳部40a〜40dを折り曲げて溶接し、
外側垂直面41を形成している。そして、図10の
(c)に示すように、枠線bの内側部分を折り返して内
側傾斜面42を形成し、枠線cの外側部分を直角に折り
曲げて頂面43を形成している。この場合、長辺の断面
形状がδ字状となり、短辺の断面形状がZ字状となる
が、短辺の断面形状をδ字状となすことも可能である。
また、内側4隅にスリット44を設けているので、高い
加工精度で折り曲げることができる。
(a)に示す平面形状に裁断された金属板40の枠線a
の外側部分を直角に折り曲げ、図10の(b)に示すよ
うに4隅の突耳部40a〜40dを折り曲げて溶接し、
外側垂直面41を形成している。そして、図10の
(c)に示すように、枠線bの内側部分を折り返して内
側傾斜面42を形成し、枠線cの外側部分を直角に折り
曲げて頂面43を形成している。この場合、長辺の断面
形状がδ字状となり、短辺の断面形状がZ字状となる
が、短辺の断面形状をδ字状となすことも可能である。
また、内側4隅にスリット44を設けているので、高い
加工精度で折り曲げることができる。
【0031】いずれの実施例のフレームも、その1対の
長辺は1対の短辺に比べて大きい断面係数および強い剛
性を有している。
長辺は1対の短辺に比べて大きい断面係数および強い剛
性を有している。
【0032】図11に示す実施例のものでは、図11の
(a)に示す平面形状の複合板状体45の枠線aの外側
部分を直角に折り曲げ、図11の(b)に示すように4
隅を互いに抱き合わせて垂直面46、底面47および頂
面48を形成している。底面47の幅を短辺側に比べて
長辺側で大きく形成すると、長辺は短辺にくらべて大き
い断面係数および強い剛性をもつ。
(a)に示す平面形状の複合板状体45の枠線aの外側
部分を直角に折り曲げ、図11の(b)に示すように4
隅を互いに抱き合わせて垂直面46、底面47および頂
面48を形成している。底面47の幅を短辺側に比べて
長辺側で大きく形成すると、長辺は短辺にくらべて大き
い断面係数および強い剛性をもつ。
【0033】図12に示す実施例のものでは、図12の
(a)に示すフープ材または板材49を、そのスリット
50の位置で図12の(b)に示すように折り曲げ、A
部で溶接して枠体に形成する。次いで、この枠体の下端
縁49aを図12の(c)に示すように内方へ折り曲げ
てフレームを得ている。スリット50の平面形状はU字
状であってもV字状であってもよく、これらは、カッタ
付きの2個のローラ間を通過させることによって、また
はスリッタによって形成できる。下端縁49aの折り曲
げ位置は、スリット50の長手方向の終端であっても、
その前後であってもよい。B部における下端縁49aの
重なり合い部を、図12の(d)にXで示す位置で溶接
してもよい。
(a)に示すフープ材または板材49を、そのスリット
50の位置で図12の(b)に示すように折り曲げ、A
部で溶接して枠体に形成する。次いで、この枠体の下端
縁49aを図12の(c)に示すように内方へ折り曲げ
てフレームを得ている。スリット50の平面形状はU字
状であってもV字状であってもよく、これらは、カッタ
付きの2個のローラ間を通過させることによって、また
はスリッタによって形成できる。下端縁49aの折り曲
げ位置は、スリット50の長手方向の終端であっても、
その前後であってもよい。B部における下端縁49aの
重なり合い部を、図12の(d)にXで示す位置で溶接
してもよい。
【0034】上述した実施例での色選別電極は縦横寸法
割合が約3対4のものであったが、例えば9対16のも
のであれば、その割合に応じて短辺と長辺との断面係数
および剛性を決定すればよい。
割合が約3対4のものであったが、例えば9対16のも
のであれば、その割合に応じて短辺と長辺との断面係数
および剛性を決定すればよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によると、マスク板
を四角枠状フレームの頂面に高い平面度を保持して安定
に張架できるので、色再現性のすぐれたカラー受像管を
得ることができる。
を四角枠状フレームの頂面に高い平面度を保持して安定
に張架できるので、色再現性のすぐれたカラー受像管を
得ることができる。
【図1】本発明の一実施例のカラー受像管用色選別電極
の一部破断斜視図。
の一部破断斜視図。
【図2】本発明の一実施例におけるフレームの一部破断
斜視図。
斜視図。
【図3】本発明の一実施例におけるマスク板とフレーム
との溶着工程の説明図。
との溶着工程の説明図。
【図4】本発明の一実施例におけるフレームを押圧した
ときの強制変位量の説明図。
ときの強制変位量の説明図。
【図5】本発明の他の実施例におけるフレームの製造工
程を示す図。
程を示す図。
【図6】本発明の他の実施例におけるフレームの一部破
断斜視図。
断斜視図。
【図7】本発明の他の実施例におけるフレームの製造工
程を示す図。
程を示す図。
【図8】本発明の他の実施例におけるフレームの製造工
程を示す図。
程を示す図。
【図9】本発明の他の実施例におけるフレームの折り曲
げ加工前の斜視図。
げ加工前の斜視図。
【図10】本発明の他の実施例におけるフレームの製造
工程を示す図。
工程を示す図。
【図11】本発明の他の実施例におけるフレームの製造
工程を示す図。
工程を示す図。
【図12】本発明の他の実施例におけるフレームの製造
工程を示す図。
工程を示す図。
【図13】従来のマスク形式色選別電極の分解斜視図。
【図14】従来のマスク形式色選別電極の組立工程の斜
視図。
視図。
8 マスク板 10 フレーム 11、12 長辺 13、14 短辺 15、18 外側垂直面 16、19 内側傾斜面 17、20 頂面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長池 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 一柳 高畤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 相対向する1対の長辺および相対向する
1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、 このフレームの頂面にフレームのばね圧を受けて張架さ
れたマスク板とからなり、 前記長辺は前記短辺に比べて大きい断面係数および強い
剛性を有していることを特徴とするカラー受像管用色選
別電極。 - 【請求項2】 長辺および短辺のそれぞれが、外側垂直
面と内側傾斜面との間に頂面を置く断面逆V字状に形成
されている請求項1記載のカラー受像管用色選別電極。 - 【請求項3】 長辺が外側垂直面と、内側傾斜面と、頂
面と、頂面よりも幅広の底面とを有する断面台形に形成
され、短辺が内側傾斜面と、頂面とを有する断面λ字状
または断面逆V字状に形成されている請求項1記載のカ
ラー受像管用色選別電極。 - 【請求項4】 長辺が外側垂直面と、内側傾斜面と、頂
面と、底面とを有する断面δ字状に形成され、短辺が垂
直面と、頂面と、底面とを有する断面Z字状または断面
δ字状に形成されている請求項1記載のカラー受像管用
色選別電極。 - 【請求項5】 相対向する1対の長辺および相対向する
1対の短辺を有する四角枠状のフレームと、このフレー
ムの頂面に溶着されたマスク板とからなる色選別電極の
製造において、前記長辺は前記短辺に比べて大きい断面
係数および強い剛性を有し、1対の長辺および1対の短
辺にそれぞれ等分布荷重を与えて内方へ押圧したフレー
ムに、前記押圧にほぼ釣り合う力の分布で4辺を外方へ
引っ張られたマスク板を溶着することを特徴とするカラ
ー受像管用色選別電極の製造方法。 - 【請求項6】 フレームの1対の長辺および1対の短辺
のそれぞれが、平板を折り曲げ加工したものである請求
項5記載のカラー受像管用色選別電極の製造方法。 - 【請求項7】 フレームの素材たる平板が折り曲げ線の
両端部にスリットを有している請求項6記載のカラー受
像管用色選別電極の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296944A JPH08162035A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | カラー受像管用色選別電極およびその製造方法 |
US08/564,731 US5634838A (en) | 1994-11-30 | 1995-11-29 | Color selecting electrode for color-picture tube and manufacturing method thereof |
KR1019950045206A KR100226234B1 (ko) | 1994-11-30 | 1995-11-30 | 컬러수상관용 색선별전극 및 그 제조방법 |
CN95119332A CN1129350A (zh) | 1994-11-30 | 1995-11-30 | 彩色显像管用色彩选择电极及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296944A JPH08162035A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | カラー受像管用色選別電極およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08162035A true JPH08162035A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17840208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6296944A Pending JPH08162035A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | カラー受像管用色選別電極およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5634838A (ja) |
JP (1) | JPH08162035A (ja) |
KR (1) | KR100226234B1 (ja) |
CN (1) | CN1129350A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768171B1 (ko) * | 2000-04-10 | 2007-10-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관의 마스크 프레임 |
CN107305314A (zh) * | 2016-04-21 | 2017-10-31 | 精工爱普生株式会社 | 光源装置及投影仪 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW373214B (en) * | 1996-12-18 | 1999-11-01 | Toshiba Corp | Color cathode ray tube and its fabricating method |
JP3390142B2 (ja) * | 1998-08-26 | 2003-03-24 | 松下電器産業株式会社 | カラー陰極線管の製造方法及びその製造装置 |
JP3598927B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2004-12-08 | 松下電器産業株式会社 | シャドウマスク組立体の製造方法および陰極線管の製造方法 |
KR100460779B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2004-12-09 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 평면형 음극선관 |
KR20050049020A (ko) * | 2003-11-20 | 2005-05-25 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 칼라 음극선관 |
KR101693578B1 (ko) * | 2011-03-24 | 2017-01-10 | 삼성디스플레이 주식회사 | 증착 마스크 |
KR20130081528A (ko) * | 2012-01-09 | 2013-07-17 | 삼성디스플레이 주식회사 | 증착 마스크 및 이를 이용한 증착 설비 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3715906A (en) * | 1971-03-30 | 1973-02-13 | Wallace Expanding Machines | Method and apparatus for forming a shadow mask frame |
JPS606066B2 (ja) * | 1979-04-18 | 1985-02-15 | ソニー株式会社 | カラ−陰極線管のグリッド装置 |
JPS6448344A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | Tensely laying method for shadow mask |
JPH03187132A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-15 | Hitachi Ltd | シャドウマスク用フレーム |
US5214349A (en) * | 1990-10-26 | 1993-05-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Color cathode ray tube and color selection electrode device of color cathode ray tube |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296944A patent/JPH08162035A/ja active Pending
-
1995
- 1995-11-29 US US08/564,731 patent/US5634838A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-30 CN CN95119332A patent/CN1129350A/zh active Pending
- 1995-11-30 KR KR1019950045206A patent/KR100226234B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768171B1 (ko) * | 2000-04-10 | 2007-10-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관의 마스크 프레임 |
CN107305314A (zh) * | 2016-04-21 | 2017-10-31 | 精工爱普生株式会社 | 光源装置及投影仪 |
CN107305314B (zh) * | 2016-04-21 | 2019-10-01 | 精工爱普生株式会社 | 光源装置及投影仪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960020442A (ko) | 1996-06-17 |
KR100226234B1 (ko) | 1999-10-15 |
CN1129350A (zh) | 1996-08-21 |
US5634838A (en) | 1997-06-03 |
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