JPH081615U - ボンディングツール - Google Patents
ボンディングツールInfo
- Publication number
- JPH081615U JPH081615U JP005141U JP514196U JPH081615U JP H081615 U JPH081615 U JP H081615U JP 005141 U JP005141 U JP 005141U JP 514196 U JP514196 U JP 514196U JP H081615 U JPH081615 U JP H081615U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonding
- tool
- base material
- bonding tool
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/50—Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/79—Apparatus for Tape Automated Bonding [TAB]
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置のボンディングにおいてリード接
合不良が発生するという問題点を除去し、信頼性の高い
ボンディングを行うことのできるボンディングツールを
提供する。 【解決手段】 非加熱の状態において、ボンディング面
が被ボンディング面に対して凸状、かつ球面状に形成さ
れる先端チップ11と、この先端チップ11を支持する
ツール母材13とを備えたボンディングツールを準備
し、このボンディングツールを加熱し、前記ツール母材
13と前記先端チップ11との熱膨張率の差により前記
ボンディング面を略平坦とした状態で前記リードをボン
ディングする。
合不良が発生するという問題点を除去し、信頼性の高い
ボンディングを行うことのできるボンディングツールを
提供する。 【解決手段】 非加熱の状態において、ボンディング面
が被ボンディング面に対して凸状、かつ球面状に形成さ
れる先端チップ11と、この先端チップ11を支持する
ツール母材13とを備えたボンディングツールを準備
し、このボンディングツールを加熱し、前記ツール母材
13と前記先端チップ11との熱膨張率の差により前記
ボンディング面を略平坦とした状態で前記リードをボン
ディングする。
Description
【0001】
本考案は、フィルムキャリアのインナリードボンディングツール及びアウタリ ードボンディング方法に関するものである。
【0002】
従来、このような分野の技術としては、特開昭60−213037号及び特開 昭61−158154号に記載されるものがあった。 図4は従来のTAB(Tape Automated Bonding)技術 を用いた半導体装置の製造工程図、図5はその半導体装置のインナリードのボン ディング状態を示す断面図である。
【0003】 この種の半導体装置は、図4に示すように、まず、ウエハ上にバンプを形成 し、スクライビングを行い、インナリードボンディングを行い、封止を行 い、アウタリードボンディングを行うようにしていた。即ち、図5に示すよう に、金属セラミック等で作られたボンディングステージ1上にバンプ形成を行っ たICチップ2を置き、このICチップ2のバンプ3とフィルムキャリア4のイ ンナリード部5とを位置合わせし、その上から焼結ダイヤモンド等を貼り合わせ たインナリードボンディングツール6を用いて加熱・加圧することによって、フ ィルムキャリア4のインナリード部5とICチップ2のバンプ3とを接合する。 この時のインナリードボンディングツール6の構成を図6に示す。
【0004】
しかしながら、以上述べたインナリードボンディングツール6の形状では、イ ンナリードボンディングツール6の先端チップ7とツール母材8との線膨張係数 の違いからツール先端が撓む。例えば、先端チップ7が焼結ダイヤモンドの場合 、その線膨張係数は3.8×10-6K-1であり、ツール母材8がインコネル(商品 名)の場合、その線膨張係数は18×10-6K-1であるため、ツール先端が、図 7に示すように、上方に撓む形状になる。
【0005】 そのため、フィルムキャリアのインナリード部に対し、全リードを均一に加熱 ・加圧することができなくなってしまい、フィルムキャリアのインナリード部と ICチップのバンプとの間で良好な接合ができないという問題点があった。 図8はインナリードボンディング工程で一辺に40リードを配置したサンプル において、従来の形状のインナリードボンディングツールを用いた場合の接合部 分の引張強度特性図であり、この図から明らかなように、40リードの中央部、 つまりピン番号20近傍の接合部の引張強度が大幅に低下する。
【0006】 本考案は、以上述べた半導体装置のボンディングにおいてリード接合不良が発 生するという問題点を除去し、信頼性の高いボンディングを行うことのできるボ ンディングツールを提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、上記目的を達成するために、半導体装置のリードをボンディングす るボンディング方法において、非加熱の状態において、ボンディング面が被ボン ディング面に対して凸状、かつ球面状に形成される先端チップと、この先端チッ プを支持するツール母材とを備えたボンディングツールを準備する工程と、この ボンディングツールを加熱し、前記ツール母材と前記先端チップとの熱膨張率の 差により前記ボンディング面を略平坦とした状態で前記リードをボンディングす る工程とを有するようにしたものである。
【0008】 本考案によれば、上記のように構成したので、半導体装置のリードボンディン グツールにおいて、異種材料を貼り合わせたボンディングツールの加熱時におけ るツール先端部が形状変化することによって起こるリード接合不良を解消するこ とができる。
【0009】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の実施例を示すインナリードボンディングツールの構成図であり 、図1(a)は正面から見た断面図、図1(b)は側面図である。 この実施例においては、インナリードボンディングツール10のツール母材1 3に支持される先端チップ11のボンディング面12の形状を球面状にし、更に 、例えば、先端チップ11に10mm□程度の大きさの焼結ダイヤを用い、ツー ル母材13に耐熱性金属(例えば、インコネル)を用いた場合、焼結ダイヤと耐 熱性金属との線膨張係数の相違を考慮し、ボンディング面12を約10μmの凸 状かつ球面状に形成する。すると、インナリードボンディングツール10をボン ディング時の温度まで加熱した場合、上記ボンディング面12は、図2に示すよ うな略平坦のボンディング面12′になる。
【0010】 従って、インナリードボンディングツール10の先端チップ11とツール母材 13との線膨張の違いに起因するリードの接合不良を有効に解消することができ る。 なお、先端チップ11の材料として、焼結ダイヤ以外に天然ダイヤや窒化ホウ 素等を用い、ツール母材13の材料として、インコネル(商品名)以外にタング ステン系合金,モリブデン,モリブデン系合金等を用いても、同様な結果を得る ことができる。
【0011】 図3はインナリードボンディング工程で一辺に40リードを配置したサンプル において、本考案のインナリードボンディングツールを用いた場合の接合部分の 引張強度特性図である。 この図から明らかなように、40リードの略全部の接合部において引張強度の 低下はなく、リード全体を強固に接合できる。
【0012】 次に、図9は本考案の他の実施例を示すアウタリードボンディングツールの構 成図であり、図9(a)は正面から見た断面図、図9(b)は側面図である。 この実施例においては、アウタリードボンディングツール20のツール母材2 3に支持される先端チップ21のボンディング面22の形状を球面状にする。例 えば、先端チップ21に焼結ダイヤを用い、ツール母材23に薄い板状体の耐熱 性金属(例えば、インコネル)を用いた場合、焼結ダイヤと耐熱性金属との線膨 張係数が相違することを考慮して、先端チップ21のボンディング面22を凸状 態の球面状にする。すると、アウタリードボンディングツール20をボンディン グ時の温度まで加熱した場合に、第2図の場合と同様に、先端チップ21のボン ディング面22は略平坦になる。
【0013】 従って、アウタリードボンディングツール20の先端チップ21とツール母材 23との線膨張の違いに起因するリードの接合不良を有効に解消することができ る。 また、図10に示すように、本考案のアウタリードボンディングツール23を 用いて、半導体パッケージ30のリード31をボンディングすることができるこ とは言うまでもない。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、これらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0015】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、ボンディングツールの先端チ ップ形状を変更したので、インナリードボンディング装置或いはアウタリードボ ンディングツールにおいて、ツール先端部の変形によるリード接合不良がなくな り、信頼性の高いボンディングを行うことができる。
【図1】本考案の実施例を示すインナリードボンディン
グツールの構成図である。
グツールの構成図である。
【図2】本考案のインナリードボンディングツールのボ
ンディング時の状態を示す図である。
ンディング時の状態を示す図である。
【図3】本考案のインナリードボンディングツールを用
いた場合の接合部分の引張強度特性図である。
いた場合の接合部分の引張強度特性図である。
【図4】従来のTAB技術を用いた半導体装置の製造工
程図である。
程図である。
【図5】従来の半導体装置のインナリードのボンディン
グ状態を示す断面図である。
グ状態を示す断面図である。
【図6】従来のインナリードボンディングツールの構成
図である。
図である。
【図7】従来のインナリードボンディングツールのボン
ディング時の問題点説明図である。
ディング時の問題点説明図である。
【図8】従来のボンディングツールを用いた場合の接合
部分の引張強度特性図である。
部分の引張強度特性図である。
【図9】本考案の他の実施例を示すアウタリードボンデ
ィングツールの構成図である。
ィングツールの構成図である。
【図10】本考案のアウタリードボンディングツールを
用いた半導体パッケージのボンディング状態を示す図で
ある。
用いた半導体パッケージのボンディング状態を示す図で
ある。
10 インナリードボンディングツール 11,21 先端チップ 12,12′,22 ボンディング面 13,23 ツール母材 20 アウタリードボンディングツール 30 半導体パッケージ 31 リード
Claims (1)
- 【請求項1】半導体装置のリードをボンディングするボ
ンディングツールにおいて、(a)非加熱の状態におい
て、ボンディング面が被ボンディング面に対して凸状、
かつ球面状に形成される先端チップと、この先端チップ
を支持するツール母材とを備えたボンディングツールを
準備する工程と、(b)このボンディングツールを加熱
し、前記ツール母材と前記先端チップとの熱膨張率の差
により前記ボンディング面を略平坦とした状態で前記リ
ードをボンディングする工程とを有することを特徴とす
るボンディングツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005141U JPH081615U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | ボンディングツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005141U JPH081615U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | ボンディングツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081615U true JPH081615U (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=18527512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP005141U Pending JPH081615U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | ボンディングツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081615U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017045837A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 富士通株式会社 | 半導体実装装置の加熱ヘッダ及び半導体の接合方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62245642A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS63126240A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-30 | Sharp Corp | 電子部品の実装方法 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP005141U patent/JPH081615U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62245642A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS63126240A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-30 | Sharp Corp | 電子部品の実装方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017045837A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 富士通株式会社 | 半導体実装装置の加熱ヘッダ及び半導体の接合方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980519 |