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JPH08168085A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

Info

Publication number
JPH08168085A
JPH08168085A JP30903594A JP30903594A JPH08168085A JP H08168085 A JPH08168085 A JP H08168085A JP 30903594 A JP30903594 A JP 30903594A JP 30903594 A JP30903594 A JP 30903594A JP H08168085 A JPH08168085 A JP H08168085A
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JP
Japan
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command
display
controller
devices
electronic device
Prior art date
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Pending
Application number
JP30903594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nishigaki
哲男 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30903594A priority Critical patent/JPH08168085A/ja
Publication of JPH08168085A publication Critical patent/JPH08168085A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CEコントローラに接続される全てのCE装置
の制御を行い得る電子機器装置を提供する。 【構成】11,12はVTR等のCE装置、13はCE
コントローラ、14はCEバスである。CE装置11,
12がCEバス14に接続されると、プロセッサ13a
よりCEバス14に送出されているパラメータデータの
要求コマンドに対応して、CE装置11,12のプロセ
ッサ11a,12aは夫々コマンドパラメータデータを
CEバス14を介してプロセッサ13aに送る。プロセ
ッサ13aは、コマンドパラメータデータをメモリ13
bの所定アドレスに記憶する。コマンダ15のキー操作
でCE装置及びコマンドが選択されると、プロセッサ1
3aは、メモリ13bに記憶されているパラメータデー
タに基づき、選択されたコマンドに係るコマンド信号を
選択されたCE装置に送る。よって、コントローラ13
は接続される全てのCE装置の制御を行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複数のオーデ
ィオ機器やビデオ機器等の電子機器(以下、「CE(Co
nsumer Electronics)装置」という)の動作をコントロ
ーラ(以下、「CEコントローラ」という)で制御する
ようにした電子機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、複数のCE装置の動作をCE
コントローラで制御するようにした従来の電子機器装置
の一例を示している。図において、1A〜1Cはそれぞ
れオーディオ機器やビデオ機器等のCE装置であり、2
はCE装置1A〜1Cの動作を制御するためのCEコン
トローラである。CE装置1A〜1CはそれぞれCEコ
ントローラ2に接続される。CEコントローラ2にはキ
ー入力部3および表示器4が接続される。
【0003】CEコントローラ2は、予め、接続が予定
されるCE装置を制御するためのコマンドに係る情報
(コマンドフォーマット、使用できるコマンドの種類、
各コマンドのデータ等)を備えている。そのため、キー
入力部3で制御すべきCE装置が選択されると、選択さ
れたCE装置で使用できるコマンドの種類が表示器4に
表示される。また、表示器4の表示を参照してキー入力
部3で所定のコマンドが選択されると、CEコントロー
ラ2より選択されたCE装置に選択されたコマンドに係
るコマンド信号が供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10の例によれば、
CEコントローラ2は、予め、接続が予定されるCE装
置を制御するためのコマンドに係る情報を備えるもので
ある。そのため、接続が予定されているCE装置しか制
御できないといった問題点があった。
【0005】そこで、この発明では、CEコントローラ
に接続される全てのCE装置の制御を行い得る電子機器
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子機器装置は、1個または複数個の電子機器とこの電子
機器の動作を制御するコントローラとが接続されてなる
電子機器装置において、コントローラは、コントローラ
に接続される電子機器に使用できるコマンドの情報を記
憶するための記憶手段と、コントローラに接続される電
子機器より所定の電子機器を選択すると共にその選択さ
れた電子機器に送るコマンドを選択する入力手段とを備
え、記憶手段には、コントローラに接続される電子機器
のそれぞれよりコマンドに係る情報が送られて記憶さ
れ、入力手段で電子機器とコマンドが選択されるとき、
コントローラは記憶手段に記憶されたコマンドに係る情
報に基づいて選択された電子機器に選択されたコマンド
に対応したコマンド信号を送るものである。
【0007】請求項2の発明に係る電子機器装置は、請
求項1の発明において、コントローラは表示器を有する
と共に、コマンドに係る情報としてコマンド表示情報を
含み、コントローラはコマンド表示情報に基づいてコン
トローラに接続される電子機器のそれぞれに使用できる
コマンドを表示器に選択的に表示するものである。
【0008】請求項3の発明に係る電子機器装置は、請
求項2の発明において、入力手段は表示器に表示された
コマンド表示より所定のコマンド表示を選択することで
電子機器およびコマンドを選択するものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、コントローラの記
憶手段にはコントローラに接続される電子機器のそれぞ
れよりコマンドに係る情報が送られて記憶されるもので
あって、従来のように接続が予定されている電子機器
(CE装置)を制御するためのコマンドに係る情報のみ
が予め記憶されているものではない。そのため、コント
ローラによって、それに接続される全ての電子機器の制
御を行うことが可能となる。
【0010】請求項2の発明においては、コントローラ
に接続される電子機器のそれぞれに使用できるコマンド
が表示器に選択的に表示される。そのため、ユーザは表
示器のコマンド表示を参照することで電子機器に送るコ
マンドの選択が容易となる。
【0011】請求項3の発明においては、入力手段によ
って表示器に表示されたコマンド表示を選択することで
電子機器およびコマンドが選択され、その選択された電
子機器に選択されたコマンドに対応したコマンド信号が
送られるため、電子機器の制御操作が簡単となる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0013】図において、11,12はそれぞれCE装
置であり、11a,12aはそれぞれ後述するCEコン
トローラとの間の通信やCE装置11,12の各部の動
作を制御するためのマイクロプロセッサである。マイク
ロプロセッサ11a,12aはそれぞれCEバスインタ
フェース11c,12cを介してCEバス14に接続さ
れる。マイクロプロセッサ11a,12aには、それぞ
れCE装置11,12で使用できるコマンドに係る情報
が予め記憶されたメモリ11b,12bが接続される。
コマンドに係る情報とは、コマンドパラーメータデータ
と、コマンドボタンデータである。
【0014】コマンドパラメータデータは、例えばビッ
ト数、「1」、「0」のパルス幅、各コマンドの
「1」、「0」のパターン等である。コマンドボタンデ
ータは、主として後述する表示器にコマンドをボタン形
式で表示するためのデータである。図2は、CE装置が
VTRであるときのコマンドボタンデータの一部を示し
ているが、コマンドボタンデータは各コマンドの名前、
各コマンドのボタン形状、各コマンドのボタンの表示位
置、各コマンドのボタンの表示色、各コマンドの実行条
件等のデータである。
【0015】また、13はCEコントローラであり、1
3aはCEコントローラ13に接続されるCE装置、例
えばCE装置11,12との間の通信やCEコントロー
ラ13の各部の動作を制御するためのマイクロプロセッ
サである。マイクロプロセッサ13aはCEバスインタ
フェース13dを介してCEバス14に接続される。ま
た、マイクロプロセッサ13aには、コマンドパラメー
タ用メモリ13bおよびコマンドボタンデータ用メモリ
13cが接続される。メモリ13bには、CEコントロ
ーラ13に接続されるCE装置のそれぞれより送られる
コマンドパラメータデータが記憶される。また、メモリ
13cには、CEコントローラ13に接続されるCE装
置のそれぞれより送られるコマンドボタンデータが記憶
される。
【0016】メモリ13bおよび13cには、それぞれ
以下の手順でもってコマンドパラメータデータおよびコ
マンドボタンデータが記憶される。
【0017】すなわち、CEコントローラ13のマイク
ロプロセッサ13aはインタフェース13dを介してC
Eバス14に所定時間間隔をもって“コマンドパラメー
タデータ要求”のコマンド信号を送出する。この状態で
CE装置11のマイクロプロセッサ11aがインタフェ
ース11cを介してCEバス14に接続されると、CE
バス14よりインタフェース11cを介して“コマンド
パラメータデータ要求”のコマンド信号がCE装置11
のマイクロプロセッサ11aに供給される。
【0018】CE装置11のマイクロプロセッサ11a
は、“コマンドパラメータデータ要求”のコマンド信号
に対応して、メモリ11bよりコマンドパラメータデー
タを読み出し、装置番号データを付加した後にインタフ
ェース11cを介してCEバス14に送出する。このコ
マンドパラメータデータはインタフェース13dを介し
てCEコントローラ13のマイクロプロセッサ13aに
供給される。そして、マイクロプロセッサ13aよりメ
モリ13bに供給されて所定のアドレスに書き込まれ
る。
【0019】次に、メモリ13bへのコマンドパラメー
タデータの書き込みが終了した後に、CEコントローラ
13のマイクロプロセッサ13aはインタフェース13
dを介してCEバス14に“コマンドボタンデータ要
求”のコマンド信号を装置番号データを付加して送出す
る。この“コマンドボタンデータ要求”のコマンド信号
はCEバス14よりインタフェース11cを介してCE
装置11のマイクロプロセッサ11aに供給される。
【0020】CE装置11のマイクロプロセッサ11a
は、“コマンドボタンデータ要求”のコマンド信号に付
加された装置番号データより、そのコマンド信号が自己
に対するものであることを認識した後、メモリ11bよ
りコマンドボタンデータを読み出し、装置番号データを
付加した後にインタフェース11cを介してCEバス1
4に送出する。このコマンドボタンデータはインタフェ
ース13dを介してCEコントローラ13のマイクロプ
ロセッサ13aに供給される。そして、マイクロプロセ
ッサ13aよりメモリ13cに供給されて所定のアドレ
スに書き込まれる。
【0021】なお、CE装置11の装置番号は接続時に
例えばマニュアルで設定されるが、CEコントローラ1
3との間でCEバス14を介して通信でもって自動的に
設定されるようにしてもよい。また、上述では、CE装
置11がCEバス14を介してCEコントローラ13に
接続された際に直ちにCE装置11よりCEコントロー
ラ13にコマンドパラメータデータを送る動作が開始さ
れる旨説明したが、CE装置11の接続時点でCE装置
11あるいはCEコントローラ13がパワーオフの状態
にあるときは、パワーオン後にCE装置11よりCEコ
ントローラ13にコマンドパラメータデータを送る動作
が開始される。
【0022】以上はCE装置11がCEバス14に接続
される場合であって、このCE装置11のコマンドパラ
メータデータおよびコマンドボタンデータがそれぞれC
Eコントローラ13のメモリ13bおよび13cに記憶
される手順を説明したが、CE装置12のコマンドパラ
メータデータおよびコマンドボタンデータも、ほぼ同様
の手順でもってCEコントローラ13のメモリ13bお
よび13cに記憶される。
【0023】ただし、CE装置12のマイクロプロセッ
サ12aは、CE装置11と異なり、インタフェース1
2dおよびインタフェース13eを介してCEコントロ
ーラ13のマイクロプロセッサ13aに接続される。そ
のため、CEコントローラ13のマイクロプロセッサ1
3aからの“コマンドパラメータデータ要求”や“コマ
ンドボタンデータ要求”等の基本的なコマンド信号を除
き、その他のコマンド信号はCEコントローラ13のマ
イクロプロセッサ13aよりインタフェース13e,1
2dを介してCE装置12のマイクロプロセッサ12a
に供給される。
【0024】したがって、CEコントローラ13のマイ
クロプロセッサ13aからの“コマンドパラメータデー
タ要求”に対応して、CE装置12のマイクロプロセッ
サ12aはインタフェースを指定すると共に、その指定
したインタフェース上でのコマンドパラメータをCEバ
ス14に装置番号データを付して送出する。例えば、イ
ンタフェースとしてRS−232Cを指定した場合、ボ
ーレート、パリティ等の物理層でのデータや、コマンド
のヘッダ、バイト数等の論理層でのデータがコマンドパ
ラメータデータとして送られる。
【0025】なお、上述ではCEコントローラ13のマ
イクロプロセッサ13aはインタフェース13dを介し
てCEバス14に所定時間間隔をもって“コマンドパラ
メータデータ要求”のコマンド信号を送出するものであ
るが、CE装置11,12がCEバス14の接続確認用
の専用ラインに個々に接続されるものでは、例えば以下
のようにして“コマンドパラメータデータ要求”が行わ
れる。この場合、接続確認用の専用ラインに個々に接続
されることで、CEコントローラ13は接続されたCE
装置の装置番号を決定できるため、マニュアル等で装置
番号を設定することは必要なくなる。
【0026】CEコントローラ13のマイクロプロセッ
サ13aは接続確認用の専用ラインでもってCE装置の
接続確認を行うことができ、このマイクロプロセッサ1
3aよりインタフェース13dを介してCEバス14に
“コマンドパラメータデータ要求”のコマンド信号が接
続確認されたCE装置の装置番号データを付して送出さ
れる。これに対して、接続確認されたCE装置のマイク
ロプロセッサは、それが自己に対するものであることを
確認した後に装置番号データを付加してコマンドパラメ
ータデータをCEバス14に送出する。以下は、CEコ
ントローラ13のマイクロプロセッサ13aよりCEバ
ス14に所定時間間隔をもって“コマンドパラメータデ
ータ要求”のコマンド信号を送出する場合と同様であ
る。
【0027】また、CE装置11,12がCEバス14
の接続確認用の専用ラインに共通に接続されるもので
は、例えば以下のようにして“コマンドパラメータデー
タ要求”が行われる。
【0028】すなわち、CEコントローラ13のマイク
ロプロセッサ13aは接続確認用の専用ラインでもって
CE装置の接続確認を行うことができ、このマイクロプ
ロセッサ13aよりインタフェース13dを介してCE
バス14に“コマンドパラメータデータ要求”のコマン
ド信号が送出される。このコマンド信号はCEバス14
に接続されたCE装置に供給されるため、そのCE装置
のマイクロプロセッサはコマンドパラメータデータを装
置番号データを付加した後にCEバス14に送出する。
以下は、CEコントローラ13のマイクロプロセッサ1
3aよりCEバス14に所定時間間隔をもって“コマン
ドパラメータデータ要求”のコマンド信号を送出する場
合と同様である。
【0029】また、CEコントローラ13のマイクロプ
ロセッサ13aには、リモコンコマンダ15より出力さ
れるリモコン信号を受信するリモコン信号受信部13f
が接続されると共に、表示制御回路13gが接続され
る。なお、13hは他のCE装置が接続されるインタフ
ェースである。
【0030】本例では、リモコンコマンダ15のキー操
作によって、CEコントローラ13にCEバス14を介
して接続されるCE装置、本例ではCE装置11,12
に使用できるコマンドを表示器16にボタン形式で選択
的に表示することができる。
【0031】この場合、リモコンコマンダ15のキー操
作でコマンド表示を行うためのCE装置が指定される。
マイクロプロセッサ13aは、メモリ13cより指定さ
れたCE装置のコマンド表示データ(各コマンドの名
前、各コマンドのボタン形状、各コマンドのボタンの表
示位置、各コマンドのボタンの表示色等のデータ)を読
み出し、このコマンド表示データを表示制御回路13g
に供給する。
【0032】表示制御回路13gではコマンド表示デー
タに基づいてコマンド表示信号が形成される。この表示
器13gより出力されるコマンド表示信号は、CRTや
LCD等の表示器16に供給され、これにより表示器1
6に指定されたCE装置のコマンドがボタン形式で表示
される。ここで、CE装置が想定している表示領域LCE
が表示器16の表示領域LDSと異なるときは、表示制御
回路13gでもって拡大あるいは縮小の変換処理が行わ
れて、表示器16に適切な大きさでコマンド表示が行わ
れる。
【0033】例えば、表示領域LCEが図3Aに示すよう
に100×80ドットであるのに対して、表示領域LDS
が同図Bに示すように640×480ドットであるとき
は、表示器16の画面いっぱいに表示されるように、C
E装置の表示データ(表示位置、ボタン形状、ボタンの
名前等)の縦、横比の変換が行われる。例えば、CE装
置の表示データが図4Aに示すようであるとき、表示器
16には同図Bに示すように縦、横比が変換されて表示
される。
【0034】また、リモコンコマンダ15のキー操作で
2つ以上のCE装置のコマンドの表示を同時に行う場
合、CE装置が想定している表示領域LCEと表示器16
の表示領域LDSの大きさ関係より、表示制御回路13g
では必要に応じて縮小の変換処理が行われ、表示器16
に適切な大きさでコマンド表示が行われる。
【0035】例えば、CE装置11,12のコマンドの
表示を同時に行う際、CE装置11,12の表示領域L
CEが図5A,Bに示すようにそれぞれ100×80ドッ
トであるとき、同図Cに示すように表示領域LDSが64
0×480ドットである表示器16には縮小の変換処理
をせずにCE装置11,12のコマンドが横方向に並べ
て表示される。なお、図5Cのコマンド表示において、
CE−AはCE装置11のコマンド表示を示し、CE−
BはCE装置12のコマンド表示を示している。
【0036】これに対して、例えば、CE装置11,1
2のコマンドの表示を同時に行う際、CE装置11,1
2の表示領域LCEが図6A,Bに示すようにそれぞれ6
40×480ドットであるとき、同図Cに示すように表
示領域LDSが640×480ドットである表示器16に
は横方向に1/2に縮小変換処理されてCE装置11,
12のコマンドが横方向に並べて表示される。なお、図
6Cのコマンド表示において、CE−AはCE装置11
のコマンド表示を示し、CE−BはCE装置12のコマ
ンド表示を示している。
【0037】なお、本例とは異なるが、CEコントロー
ラ13に複数の表示器が接続されているものでは、1個
のCE装置のコマンド表示をカテゴリー毎に分割して各
表示器に表示させることも考えられる。例えば、CE装
置がVTRであって図7Aに示すようにコマンドとして
録再系とチューナ系があり、一方図1に破線で示すよう
に表示器16の他に表示器16aを有する場合には、図
7B,Cに示すように表示器16には録再系のコマンド
表示が行われ、表示器16aにはチューナ系のコマンド
表示が行われる。
【0038】この場合、表示器16,16aの各画面で
コマンド表示が片寄ってしまう場合には、表示制御回路
13gで中央寄せのための位置変換処理を行うようにす
ればよい。例えば、図8Aに示すように表示器16に表
示される録再系の表示領域LRPがA×Bドットであっ
て、その表示領域LRPの横方向の開始座標がx、縦方向
の開始座標がyであり、表示器16の表示領域LDSがC
×Dドットであるとき(A<C、B<D)、図8Bに示
すように横方向はxだけ減算された後にa=(C−A)
/2が加算され、縦方向はyだけ減算された後にb=
(D−B)/2が加算される位置変換処理が行われる。
このような位置変換処理を行うことで、表示領域LRPは
中央に寄せられる。
【0039】このように本例では、リモコンコマンダ1
5のキー操作によって、CEコントローラ13にCEバ
ス14を介して接続されるCE装置、本例ではCE装置
11,12に使用できるコマンドを表示器16にボタン
形式で表示できる。そして本例では、このようなコマン
ド表示等を参照して、リモコンコマンダ15でCE装置
およびコマンドを選択できる。CE装置およびコマンド
の選択は、リモコンコマンダ15のキー操作で直接CE
装置およびコマンドを入力して行うことも考えられる
が、本例では表示器16に表示されたコマンド表示(ア
イコン)を、図9に示すようにカーソル20の移動でも
って選択することで簡単に行うことができる。この場
合、コマンドボタンデータ(図2参照)の実行条件(ex
ecute condition)を満たす場合のみ、CE装置および
コマンドの選択が有効とされる。
【0040】CEコントローラ13のマイクロプロセッ
サ13aは、表示器16のどの位置にどのCE装置のい
かなるコマンド表示をしているか把握しており、またカ
ーソル20の表示位置も把握している。したがって、C
Eコントローラ13のマイクロプロセッサ13aはカー
ソル20によってどのCE装置のいかなるコマンドが選
択されているかを認識できる。
【0041】図2において、「CLICK」および「D
OUBLE CLICK」は、マウスのクリックキーに
対応するリモコンコマンダ15のキーをそれぞれ1回お
よび2回押すことを意味している。なお、図1には図示
せずも、CEコントローラ13のマイクロプロセッサ1
3aにマウスが接続されているときは、そのマウスを使
用してカーソル20の移動およびクリックキーによる実
行指示を行うようにしてもよい。
【0042】上述したようにリモコンコマンダ15やマ
ウスによって選択されるCE装置およびコマンドが有効
であるときは、CEコントローラ13のマイクロプロセ
ッサ13aは、メモリ13bに記憶されたコマンドパラ
メータデータに基づいて選択されたコマンドに係るコマ
ンド信号を所定のフォーマットで形成し、そのコマンド
信号を選択されたCE装置に送る。この場合、CE装置
11のようにCEバス14を介してのみCEコントロー
ラ13に接続されているCE装置の場合には、コマンド
信号はCEバス14を介して供給される。一方、CEバ
ス14の他にCE装置12のように別途インタフェース
13e,12dを介してCEコントローラ13に接続さ
れている場合には、コマンド信号はインタフェース13
e,12dを介して供給される。このようにインタフェ
ース13e,12dを介してコマンド信号を供給するも
のにあっては、CEバス14を介してのコマンド信号の
転送レートより速いときは、CE装置を即座にコントロ
ールできる等の利益がある。
【0043】上述せずも、表示器16には、コマンド表
示の色を変化させるなどして各CE装置がどの状態にあ
るかを表示できる。上述したようにCEコントローラ1
3のマイクロプロセッサ13aよりコマンド信号が供給
されたCE装置からは、状態が変化すると変化した後の
状態を示す状態信号がCEバス14等を介してCEコン
トローラ13のマイクロプロセッサ13aに送られる。
これにより、マイクロプロセッサ13aは表示制御回路
13gを制御して、表示器16のコマンド表示の色等を
変化させて選択されたCE装置の状態の変化を表示でき
る。なお、上述実施例においては、表示データの変換処
理を表示制御回路13gが行っているが、マイクロプロ
セッサ13aがこれを行うようにしてもよい。
【0044】このように本例によれば、CEコントロー
ラ13のマイクロプロセッサ13aに接続されたメモリ
13bには、CEバス14を介してCEコントローラ1
3に接続されたCE装置、例えばCE装置11,12の
それぞれよりコマンドパラメータデータが送られて記憶
されるものであり、従来のように接続が予定されている
CE装置を制御するためのコマンドパラメータデータの
みが予め記憶されているものではなく、CEコントロー
ラ13によって、それに接続される全てのCE装置の制
御を良好に行うことができる。
【0045】また、CEコントローラ13のマイクロプ
ロセッサ13aに接続されたメモリ13cには、CEバ
ス14を介してCEコントローラ13に接続されたCE
装置、例えばCE装置11,12のそれぞれよりコマン
ドボタンデータが送られて記憶され、このコマンドボタ
ンデータに基づいて表示器16に各CE装置で使用でき
るコマンドを表示できるので、ユーザは表示器16の表
示を参照することでCE装置およびコマンドの選択を容
易に行うことができる。しかも、CE装置およびコマン
ドの選択を表示器16上のカーソルの移動でコマンド表
示を選択するのみで簡単に行うことができる。
【0046】なお、上述実施例においては、“コマンド
パラメータデータ要求”のコマンド信号に応答して、C
E装置11,12のマイクロプロセッサ11a,12a
よりCEコントローラ13のマイクロプロセッサ13a
にコマンドパラメータデータが送られ、このコマンドパ
ラメータデータがメモリ13bに記憶されるものを示し
たが、コマンドパラメータデータの代わりに、各コマン
ドに係るコマンド信号そのものを送って記憶させること
も考えられる。この場合、CEコントローラ13のマイ
クロプロセッサ13aでもって例えばCE装置の所定ポ
ートをローレベル「L」におとすことでコマンド信号の
送りタイミングが指示される。
【0047】また、上述実施例においては、2個のCE
装置11,12が接続された例を示したが、この発明は
さらに多数のCE装置がCEコントローラ13に接続さ
れる場合にも同様に適用できることが勿論である。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コントローラ
の記憶手段にはコントローラに接続される電子機器のそ
れぞれよりコマンドに係る情報が送られて記憶されるも
のであって、従来のように接続が予定されている電子機
器を制御するためのコマンドに係る情報のみが予め記憶
されているものではないため、コントローラによってそ
れに接続される全ての電子機器の制御を良好に行うこと
ができる。
【0049】請求項2の発明によれば、コントローラに
接続される電子機器のそれぞれに使用できるコマンドが
表示器に選択的に表示されるため、ユーザは表示器のコ
マンド表示を参照することで電子機器に送るコマンドの
選択を容易に行うことができる。
【0050】請求項3の発明によれば、入力手段によっ
て表示器に表示されたコマンド表示を選択することで電
子機器およびコマンドが選択され、その選択された電子
機器に選択されたコマンドに係るコマンド信号が所定の
フォーマットで送られるため、電子機器の制御操作を簡
単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子機器装置の一実施例を示す
構成図である。
【図2】コマンドボタンデータの例を示す図である。
【図3】CE装置の想定表示領域と表示器の表示領域の
一例を示す図である。
【図4】表示の拡大処理を説明するための図である。
【図5】2個のCE装置のコマンド同時表示の例を示す
図である。
【図6】2個のCE装置のコマンド同時表示(縮小)の
例を示す図である。
【図7】複数個の表示器への分割表示の例を示す図であ
る。
【図8】表示の位置変換処理を説明するための図であ
る。
【図9】CE装置およびコマンドのカーソルによる選択
例を示す図である。
【図10】従来の電子機器装置の一例の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
11,12 CE装置 11a,12a,13a マイクロプロセッサ 13 CEコントローラ 13b コマンドパラメータ用メモリ 13c コマンドボタン用メモリ 13f リモコン信号受信部 13g 表示制御回路 14 CEバス 15 リモコンコマンダ 16,16a 表示器 20 カーソル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または複数個の電子機器とこの電子
    機器の動作を制御するコントローラとが接続されてなる
    電子機器装置において、 上記コントローラは、上記コントローラに接続される電
    子機器に使用できるコマンドの情報を記憶するための記
    憶手段と、上記コントローラに接続される電子機器より
    所定の電子機器を選択すると共にその選択された電子機
    器に送るコマンドを選択する入力手段とを備え、 上記記憶手段には、上記コントローラに接続される電子
    機器のそれぞれより上記コマンドに係る情報が送られて
    記憶され、 上記入力手段で電子機器とコマンドが選択されるとき、
    上記コントローラは上記記憶手段に記憶されたコマンド
    に係る情報に基づいて上記選択された電子機器に上記選
    択されたコマンドに対応したコマンド信号を送ることを
    特徴とする電子機器装置。
  2. 【請求項2】 上記コントローラは表示器を有すると共
    に、上記コマンドに係る情報としてコマンド表示情報を
    含み、 上記コントローラは上記コマンド表示情報に基づいて上
    記コントローラに接続される電子機器のそれぞれに使用
    できるコマンドを上記表示器に選択的に表示することを
    特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
  3. 【請求項3】 上記入力手段は上記表示器に表示された
    コマンド表示より所定のコマンド表示を選択することで
    電子機器およびコマンドを選択することを特徴とする請
    求項2に記載の電子機器装置。
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