JPH0816686A - びん飲料用在庫管理システム - Google Patents
びん飲料用在庫管理システムInfo
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- JPH0816686A JPH0816686A JP16869594A JP16869594A JPH0816686A JP H0816686 A JPH0816686 A JP H0816686A JP 16869594 A JP16869594 A JP 16869594A JP 16869594 A JP16869594 A JP 16869594A JP H0816686 A JPH0816686 A JP H0816686A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】びん飲料の個別データを消費現場である料飲店
での開栓時に取得し、実時間的にデータ処理することに
より、料飲店での在庫管理を行うと同時に、料飲店、問
屋、飲料メーカーの各在庫管理用コンピュータを結び、
料飲店で得られた実時間的なデータを入力することによ
り、流通経路全体の在庫調整を行うびん飲料用在庫管理
システムを提供することを目的とする。 【構成】びん入り飲料の開栓時に、びんに印刷したバー
コードをバーコードリーダーにより読み取り、当該バー
コードから開栓したびん飲料のびん通し番号、社名、品
名、内容量、製造期などの個別データを読み取る個別デ
ータ読取り手段と、これをコンピュータに入力し、デー
タ処理を行い、出庫・在庫などの帳票を作成する帳票作
成手段と、コンピュータと公衆回線よるデータ通信網に
より料飲店、問屋、飲料メーカーとの情報交換を自動的
に行う情報交換手段からなる。
での開栓時に取得し、実時間的にデータ処理することに
より、料飲店での在庫管理を行うと同時に、料飲店、問
屋、飲料メーカーの各在庫管理用コンピュータを結び、
料飲店で得られた実時間的なデータを入力することによ
り、流通経路全体の在庫調整を行うびん飲料用在庫管理
システムを提供することを目的とする。 【構成】びん入り飲料の開栓時に、びんに印刷したバー
コードをバーコードリーダーにより読み取り、当該バー
コードから開栓したびん飲料のびん通し番号、社名、品
名、内容量、製造期などの個別データを読み取る個別デ
ータ読取り手段と、これをコンピュータに入力し、デー
タ処理を行い、出庫・在庫などの帳票を作成する帳票作
成手段と、コンピュータと公衆回線よるデータ通信網に
より料飲店、問屋、飲料メーカーとの情報交換を自動的
に行う情報交換手段からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として飲料を取り扱う
業務用の在庫管理システムに関し、より詳細には、びん
ごとに付されたバーコードを開栓時に読み取り、その個
別データを集計し、在庫管理を行う在庫管理システムに
関するものである。さらに、びん飲料の消費・在庫デー
タを料飲店、問屋、飲料メーカーと相互に共有し、飲料
メーカーでの生産管理、各流通段階での在庫管理を行う
オンライン化した業務用在庫管理システムに関するもの
である。
業務用の在庫管理システムに関し、より詳細には、びん
ごとに付されたバーコードを開栓時に読み取り、その個
別データを集計し、在庫管理を行う在庫管理システムに
関するものである。さらに、びん飲料の消費・在庫デー
タを料飲店、問屋、飲料メーカーと相互に共有し、飲料
メーカーでの生産管理、各流通段階での在庫管理を行う
オンライン化した業務用在庫管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、飲食店業界においては、顧客の要
求が多角化し、その内容が高度化している。これに加
え、チェーン店展開などの結果店舗数が激増する傾向に
ある。さらに、このような大衆的・量販的な性格の業務
展開と平行して、同一の経営陣により、顧客の高級指向
に対応した高級店の営業をおこなう必要も生じている。
多数の店舗において、比較的低価格の商品を供給し、少
数の店舗で高価な商品を扱い、その中間的段階の店舗も
存在するというように、多種多様な店舗群を同時に管理
する必要がある。
求が多角化し、その内容が高度化している。これに加
え、チェーン店展開などの結果店舗数が激増する傾向に
ある。さらに、このような大衆的・量販的な性格の業務
展開と平行して、同一の経営陣により、顧客の高級指向
に対応した高級店の営業をおこなう必要も生じている。
多数の店舗において、比較的低価格の商品を供給し、少
数の店舗で高価な商品を扱い、その中間的段階の店舗も
存在するというように、多種多様な店舗群を同時に管理
する必要がある。
【0003】このような店舗の高級化または多店舗化に
おいて、びん入り飲料も多品種のものを同時に扱う必要
がある。びん入り飲料にも、ジュース類、コーラ類、ビ
ール類、清酒など色々な種類がある。例えばこの中でビ
ールを例にとると、従来は1または2銘柄程度準備して
おけば十分であった。在庫管理もケース内のびんの残量
を随時計数し、不足の場合追加発注することで対応する
ことが可能であった。
おいて、びん入り飲料も多品種のものを同時に扱う必要
がある。びん入り飲料にも、ジュース類、コーラ類、ビ
ール類、清酒など色々な種類がある。例えばこの中でビ
ールを例にとると、従来は1または2銘柄程度準備して
おけば十分であった。在庫管理もケース内のびんの残量
を随時計数し、不足の場合追加発注することで対応する
ことが可能であった。
【0004】料飲店各店舗での在庫状況に応じ、担当者
がひとつまたは複数の問屋に電話などの手段により発注
し、在庫調整を行う。又、受注する問屋もその在庫に従
い、出荷し、その在庫状態によっては、同時に、電話な
どの手段により他の問屋や飲料メーカーに発注する。流
通経路の始点となる飲料メーカーでは、各問屋または直
接購入する大手料飲店からの受注状況に従い、生産調整
・在庫調整を行う。
がひとつまたは複数の問屋に電話などの手段により発注
し、在庫調整を行う。又、受注する問屋もその在庫に従
い、出荷し、その在庫状態によっては、同時に、電話な
どの手段により他の問屋や飲料メーカーに発注する。流
通経路の始点となる飲料メーカーでは、各問屋または直
接購入する大手料飲店からの受注状況に従い、生産調整
・在庫調整を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記の例にし
たがって、ビールについて考えただけでも、一つのメー
カーから数種類以上の銘柄のものが発売され、さらにび
んの容量により、これらそれぞれに数種類づつのものが
ある。一つの店舗で全種類のビールを取り揃える必要は
ないが、扱う品種数は確実に増加する。このように、少
量多品種を扱う状況下では、従来のようなケースごとの
残数確認では、在庫管理を徹底することは非常に困難で
ある。流通経路の末端である料飲店での管理の不徹底
は、その店舗のみの問題でなく、流通経路の上流である
問屋、飲料メーカーでの管理不徹底の原因となる。
たがって、ビールについて考えただけでも、一つのメー
カーから数種類以上の銘柄のものが発売され、さらにび
んの容量により、これらそれぞれに数種類づつのものが
ある。一つの店舗で全種類のビールを取り揃える必要は
ないが、扱う品種数は確実に増加する。このように、少
量多品種を扱う状況下では、従来のようなケースごとの
残数確認では、在庫管理を徹底することは非常に困難で
ある。流通経路の末端である料飲店での管理の不徹底
は、その店舗のみの問題でなく、流通経路の上流である
問屋、飲料メーカーでの管理不徹底の原因となる。
【0006】びん飲料について前記のように有効な在庫
管理手段を持たない現状において、消費と販売の現場で
ある料飲店と問屋、飲料メーカーの各段階で各々の問題
を生じる。料飲店では、びん飲料について、店舗では給
仕が優先されるため、出庫記録をとりこれを保存する余
裕がない。このため、在庫品運用の基本である先入れ先
出しが不徹底となる。さらに、在庫調査も後送りになる
ため、調査漏れが生じ、発注忘れにつながる。また対顧
客においても、品切れによる顧客トラブルや飲料会計付
け忘れなどの問題が発生する。飲料会計の付け忘れは、
店舗での売り上げ損失を招くこととなり、頻度が多くな
ると、店舗の利益率の低下を招き、業績悪化に直結する
重大な問題となる。
管理手段を持たない現状において、消費と販売の現場で
ある料飲店と問屋、飲料メーカーの各段階で各々の問題
を生じる。料飲店では、びん飲料について、店舗では給
仕が優先されるため、出庫記録をとりこれを保存する余
裕がない。このため、在庫品運用の基本である先入れ先
出しが不徹底となる。さらに、在庫調査も後送りになる
ため、調査漏れが生じ、発注忘れにつながる。また対顧
客においても、品切れによる顧客トラブルや飲料会計付
け忘れなどの問題が発生する。飲料会計の付け忘れは、
店舗での売り上げ損失を招くこととなり、頻度が多くな
ると、店舗の利益率の低下を招き、業績悪化に直結する
重大な問題となる。
【0007】問屋では料飲店と飲料メーカーとの取り継
ぎが人を介して行われるため、受注・発注業務が集中し
過大な品目数に対し、書類作成の事務が繁雑となり、連
絡ミスの発生する頻度が増す。これにより配送ミス、空
びん数の不整合などの手間が発生し、このような案件に
対する調査・対応に業務時間のほとんどが費やされ、業
務が非効率的となる。
ぎが人を介して行われるため、受注・発注業務が集中し
過大な品目数に対し、書類作成の事務が繁雑となり、連
絡ミスの発生する頻度が増す。これにより配送ミス、空
びん数の不整合などの手間が発生し、このような案件に
対する調査・対応に業務時間のほとんどが費やされ、業
務が非効率的となる。
【0008】飲料メーカーでは、問屋からの受注に対応
して製品を出荷する作業に終始する。この結果、実販売
数が不明確となり、実在庫数の把握が困難となる。これ
に加え銘柄指定も流動的で製造計画の立案が難しく、真
の流通回転率が不明のまま製造活動を続けることにな
る。
して製品を出荷する作業に終始する。この結果、実販売
数が不明確となり、実在庫数の把握が困難となる。これ
に加え銘柄指定も流動的で製造計画の立案が難しく、真
の流通回転率が不明のまま製造活動を続けることにな
る。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、料飲店において売り上げられ、開栓されたびん飲料
の1本1本に係る個別データをコンピュータにより集計
し、びん飲料の開栓状況と消費状況と在庫状況を実時間
的に監視し、その内容につきデータ処理、警告、帳票作
成などを行うとともに、料飲店において実時間的に得ら
れたデータを、料飲店、問屋、飲料メーカーが相互に共
有して流通の各段階での在庫管理を行うことのできるオ
ンライン化されたびん飲料用在庫管理システムを提供す
ることを目的とする。
で、料飲店において売り上げられ、開栓されたびん飲料
の1本1本に係る個別データをコンピュータにより集計
し、びん飲料の開栓状況と消費状況と在庫状況を実時間
的に監視し、その内容につきデータ処理、警告、帳票作
成などを行うとともに、料飲店において実時間的に得ら
れたデータを、料飲店、問屋、飲料メーカーが相互に共
有して流通の各段階での在庫管理を行うことのできるオ
ンライン化されたびん飲料用在庫管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るびん飲料用在庫管理システムでは、び
ん入り飲料開栓時に、びんに印刷したバーコードをバー
コードリーダーにより読み取り、当該バーコードから開
栓したびん飲料のびん通し番号、社名、品名、内容量、
製造期などの個別データを読み取る個別データ読み取り
手段と、これをコンピュータに入力し、データ処理を行
い、出庫・在庫などの帳票を作成する帳票作成手段と、
コンピュータと公衆回線によるデータ通信網により、料
飲店、問屋、飲料メーカーとの情報交換を自動的に行う
情報交換手段からなり、製造元と消費者の流通経路での
在庫管理を実時間的に行うことを特徴としている。
に、本発明に係るびん飲料用在庫管理システムでは、び
ん入り飲料開栓時に、びんに印刷したバーコードをバー
コードリーダーにより読み取り、当該バーコードから開
栓したびん飲料のびん通し番号、社名、品名、内容量、
製造期などの個別データを読み取る個別データ読み取り
手段と、これをコンピュータに入力し、データ処理を行
い、出庫・在庫などの帳票を作成する帳票作成手段と、
コンピュータと公衆回線によるデータ通信網により、料
飲店、問屋、飲料メーカーとの情報交換を自動的に行う
情報交換手段からなり、製造元と消費者の流通経路での
在庫管理を実時間的に行うことを特徴としている。
【0011】この場合、バーコードは王冠に印刷され、
この王冠がバーコードリーダー付き栓抜きにより開栓さ
れるか、又はバーコードがびんの一部に印刷され、この
バーコードがバーコードリーダーにより読み取られるよ
うにすると良い。また料飲店のコンピュータは店舗のP
OS端末との交信手段と、警報発生手段を有するように
すると良い。そしてこの警報は音、声、光中の複数の組
み合わせとすることが好ましい。
この王冠がバーコードリーダー付き栓抜きにより開栓さ
れるか、又はバーコードがびんの一部に印刷され、この
バーコードがバーコードリーダーにより読み取られるよ
うにすると良い。また料飲店のコンピュータは店舗のP
OS端末との交信手段と、警報発生手段を有するように
すると良い。そしてこの警報は音、声、光中の複数の組
み合わせとすることが好ましい。
【0012】
【作用】上記構成からなる本発明のびん飲料用在庫管理
システムでは、びん飲料の開栓時にバーコードを読み取
り、コンピュータに開栓したびんの個別のデータを入力
する。これにより、料飲店で実際に消費されているびん
飲料のびん通し番号、社名、品名、内容量、製造期など
が実時間でコンピュータに入力される。コンピュータに
データを貯蔵しておき、集計作業の結果として、出庫日
報・月報、在庫日報・月報が作成され、料飲店での在庫
管理に活用される。このコンピュータには、店舗のレジ
スタから売り上げ確認信号が与えられ、売り上げの確認
されていないびん飲料が開栓された場合、警報発生とコ
ンピュータディスプレイ上の表示の両方により、会計付
け忘れの警告を発生する。これにより、料飲店の会計付
け落としが予防される。
システムでは、びん飲料の開栓時にバーコードを読み取
り、コンピュータに開栓したびんの個別のデータを入力
する。これにより、料飲店で実際に消費されているびん
飲料のびん通し番号、社名、品名、内容量、製造期など
が実時間でコンピュータに入力される。コンピュータに
データを貯蔵しておき、集計作業の結果として、出庫日
報・月報、在庫日報・月報が作成され、料飲店での在庫
管理に活用される。このコンピュータには、店舗のレジ
スタから売り上げ確認信号が与えられ、売り上げの確認
されていないびん飲料が開栓された場合、警報発生とコ
ンピュータディスプレイ上の表示の両方により、会計付
け忘れの警告を発生する。これにより、料飲店の会計付
け落としが予防される。
【0013】さらに、コンピュータと公衆回線を用い
て、このデータを問屋および飲料メーカーに送る。問屋
では、その扱う品目ごと、顧客ごとに売上日報・月報の
作成が行われ、在庫管理・調整を行う基礎となる。飲料
メーカーでは、同様に在庫管理・生産管理に活用され
る。料飲店、問屋および飲料メーカーのコンピュータが
公衆回線によりそれぞれ結合されているため、コンピュ
ータを介して各々他者の在庫状況を確認することができ
る。
て、このデータを問屋および飲料メーカーに送る。問屋
では、その扱う品目ごと、顧客ごとに売上日報・月報の
作成が行われ、在庫管理・調整を行う基礎となる。飲料
メーカーでは、同様に在庫管理・生産管理に活用され
る。料飲店、問屋および飲料メーカーのコンピュータが
公衆回線によりそれぞれ結合されているため、コンピュ
ータを介して各々他者の在庫状況を確認することができ
る。
【0014】
【実施例】以下添付図面により本発明に係るびん飲料用
在庫管理システムの実施例を説明する。図1は、バーコ
ード2乃至6をびんの王冠1の上面に付した場合であ
る。図中には例として5つのバーコードが印刷された場
合が描かれてあり、それぞれ、びんの通し番号、社名、
品名、内容量、製造期に対応する。これらは、バーコー
ドリーダー付き栓抜きで読み取られる。同様のバーコー
ド2乃至6がびんの本体に付された場合は、別途バーコ
ードリーダーにより読み取られる。
在庫管理システムの実施例を説明する。図1は、バーコ
ード2乃至6をびんの王冠1の上面に付した場合であ
る。図中には例として5つのバーコードが印刷された場
合が描かれてあり、それぞれ、びんの通し番号、社名、
品名、内容量、製造期に対応する。これらは、バーコー
ドリーダー付き栓抜きで読み取られる。同様のバーコー
ド2乃至6がびんの本体に付された場合は、別途バーコ
ードリーダーにより読み取られる。
【0015】図2は、料飲店におけるシステムの構成を
示す。コンピュータ7には、びん飲料のデータを読み取
り入力するバーコードリーダー8が接続されている。バ
ーコードリーダー8は王冠1に付されたバーコード2乃
至6を読み取る場合は栓抜き型のものを、びんに付され
たものを読み取る場合は、通常のものを用いる。バーコ
ードリーダー8から入力されたびんの個別データは、コ
ンピュータ7によりデータ処理され、出庫日報・月報、
在庫日報・月報、品目別売上日報、飲料発注一覧表、在
庫回転率、飲料別利益率などの形で、プリンタ9に出力
される。さらに、コンピュータ7には公衆回線を用いて
料飲店から外部へデータを転送するための、モデム10
が接続されるとともに、料飲店内部の売り上げ確認信号
を受信し、会計付け忘れ警報を発するための店舗のレジ
スタ10aと警報器10bが接続される。図中A,B,
CはPOS端末の入力装置である。
示す。コンピュータ7には、びん飲料のデータを読み取
り入力するバーコードリーダー8が接続されている。バ
ーコードリーダー8は王冠1に付されたバーコード2乃
至6を読み取る場合は栓抜き型のものを、びんに付され
たものを読み取る場合は、通常のものを用いる。バーコ
ードリーダー8から入力されたびんの個別データは、コ
ンピュータ7によりデータ処理され、出庫日報・月報、
在庫日報・月報、品目別売上日報、飲料発注一覧表、在
庫回転率、飲料別利益率などの形で、プリンタ9に出力
される。さらに、コンピュータ7には公衆回線を用いて
料飲店から外部へデータを転送するための、モデム10
が接続されるとともに、料飲店内部の売り上げ確認信号
を受信し、会計付け忘れ警報を発するための店舗のレジ
スタ10aと警報器10bが接続される。図中A,B,
CはPOS端末の入力装置である。
【0016】警報器10bは、顧客からの注文に基づい
てPOS端末入力装置からの売上信号が入力されたレジ
スタ10aによる売上確認数値を超える飲料の開栓があ
ったとき、図示されていない店舗内の適宜の位置に設置
されているブザーまたは音声などの警報を発すると同時
に、ランプを点滅させる。
てPOS端末入力装置からの売上信号が入力されたレジ
スタ10aによる売上確認数値を超える飲料の開栓があ
ったとき、図示されていない店舗内の適宜の位置に設置
されているブザーまたは音声などの警報を発すると同時
に、ランプを点滅させる。
【0017】図3は料飲店、問屋、飲料メーカーを結ん
だシステムを構築した場合の本実施例のびん飲料用在庫
管理システムである。図には料飲店のコンピュータに接
続されている店舗のレジスタ10aと警報器10bを省
略してある。公衆回線11には、料飲店のモデム10、
問屋のモデム12および飲料メーカーのモデム13が接
続されている。問屋ではモデム12はコンピュータ14
に接続されている。コンピュータ14は料飲店からの在
庫状況のデータに基づき、顧客別売上日報・月報、品目
別売上日報・月報、品目別在庫回転率、顧客別配送指示
書、納品・請求書の形にデータ処理し、プリンタ15に
出力する。飲料メーカーでは、モデム13はコンピュー
タ16に接続されている。コンピュータ16は、問屋ま
たは料飲店からの在庫状況のデータに基づき、品目別販
売量、平均流通期間、実消費日別販売量、受注予測量、
製造指示書の形にデータ処理し、プリンタ17に出力す
る。
だシステムを構築した場合の本実施例のびん飲料用在庫
管理システムである。図には料飲店のコンピュータに接
続されている店舗のレジスタ10aと警報器10bを省
略してある。公衆回線11には、料飲店のモデム10、
問屋のモデム12および飲料メーカーのモデム13が接
続されている。問屋ではモデム12はコンピュータ14
に接続されている。コンピュータ14は料飲店からの在
庫状況のデータに基づき、顧客別売上日報・月報、品目
別売上日報・月報、品目別在庫回転率、顧客別配送指示
書、納品・請求書の形にデータ処理し、プリンタ15に
出力する。飲料メーカーでは、モデム13はコンピュー
タ16に接続されている。コンピュータ16は、問屋ま
たは料飲店からの在庫状況のデータに基づき、品目別販
売量、平均流通期間、実消費日別販売量、受注予測量、
製造指示書の形にデータ処理し、プリンタ17に出力す
る。
【0018】図3のびん飲料用在庫管理システムでは、
料飲店、問屋および飲料メーカーのそれぞれ在庫を管理
するコンピュータが公衆回線により、オンライン化され
ている。したがって、非常に柔軟に情報交換を運営する
ことが可能となる。例えば、大型の料飲店が問屋を介す
ることなく直接飲料メーカーから購入することが可能と
なる。また、問屋が料飲店の在庫状況を随時監視し、在
庫量減少に伴い営業コンタクトをとるような営業展開を
することもできる。さらに、在庫量が一定量を割り込む
と自動的に発注を行う機能を作成・追加することができ
る。他にも利点として、料飲店、問屋および飲料メーカ
ーにおいて、相互に飲料の消費状況、在庫状況を知るこ
とができ、製造量・在庫量の適正化を図る指針が恒常的
に得られることもあげられる。
料飲店、問屋および飲料メーカーのそれぞれ在庫を管理
するコンピュータが公衆回線により、オンライン化され
ている。したがって、非常に柔軟に情報交換を運営する
ことが可能となる。例えば、大型の料飲店が問屋を介す
ることなく直接飲料メーカーから購入することが可能と
なる。また、問屋が料飲店の在庫状況を随時監視し、在
庫量減少に伴い営業コンタクトをとるような営業展開を
することもできる。さらに、在庫量が一定量を割り込む
と自動的に発注を行う機能を作成・追加することができ
る。他にも利点として、料飲店、問屋および飲料メーカ
ーにおいて、相互に飲料の消費状況、在庫状況を知るこ
とができ、製造量・在庫量の適正化を図る指針が恒常的
に得られることもあげられる。
【0019】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばデータ出力にプリンタを使用することとし
たが、コンピュータディスプレイで代用することも可能
であるし、データの出力内容も実施例に示した項目以外
の項目とすることもできる。
なく、例えばデータ出力にプリンタを使用することとし
たが、コンピュータディスプレイで代用することも可能
であるし、データの出力内容も実施例に示した項目以外
の項目とすることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、びん飲
料の開栓時にデータを取得することにより、びん飲料の
消費量の実績に基づいて、料飲店での売上状況や在庫状
況の実時間での監視が可能となり、帳票作成・発注業務
などの作業を機械化し、対応の迅速化・作業の確実性を
向上することができる。さらに、店舗のレジスタとの信
号の交信により、店舗での会計の付け忘れを予防し、店
舗の利益率を適正に維持するのに有効なシステムとな
る。
料の開栓時にデータを取得することにより、びん飲料の
消費量の実績に基づいて、料飲店での売上状況や在庫状
況の実時間での監視が可能となり、帳票作成・発注業務
などの作業を機械化し、対応の迅速化・作業の確実性を
向上することができる。さらに、店舗のレジスタとの信
号の交信により、店舗での会計の付け忘れを予防し、店
舗の利益率を適正に維持するのに有効なシステムとな
る。
【0021】料飲店、問屋および飲料メーカーの在庫管
理用コンピュータを結び、オンライン情報網とし、料飲
店で開栓されたびん飲料の消費実績に基づくデータを流
通の各段階で共有して相互の在庫管理に活用し、流通経
路全体で生産過剰・在庫過剰・品切れなどを防止し、効
率的な流通が実現できる。
理用コンピュータを結び、オンライン情報網とし、料飲
店で開栓されたびん飲料の消費実績に基づくデータを流
通の各段階で共有して相互の在庫管理に活用し、流通経
路全体で生産過剰・在庫過剰・品切れなどを防止し、効
率的な流通が実現できる。
【図1】本発明に係るびん飲料用在庫管理システムの実
施例におけるバーコードを付した王冠の説明図である。
施例におけるバーコードを付した王冠の説明図である。
【図2】本発明に係るびん飲料用在庫管理システムの実
施例における料飲店のコンピュータシステムの構成ブロ
ック図である。
施例における料飲店のコンピュータシステムの構成ブロ
ック図である。
【図3】本発明に係るびん飲料用在庫管理システムの実
施例における料飲店、問屋、飲料メーカーを結んだシス
テム構成ブロック図である。
施例における料飲店、問屋、飲料メーカーを結んだシス
テム構成ブロック図である。
1・・・・・王冠 2乃至6・・バーコード 7・・・・・料飲店用コンピュータ 8・・・・・バーコードリーダー 9,15,17・・・・プリンタ 10,12,13・・・モデム 10a・・・店舗のレジスタ 10b・・・警報器 11・・・・公衆回線 14・・・・問屋用コンピュータ 16・・・・飲料メーカー用コンピュータ A,B,C・・・POS端末入力装置
Claims (5)
- 【請求項1】びん入り飲料の開栓時に、びんに印刷した
バーコードをバーコードリーダーにより読み取り、当該
バーコードから開栓したびん飲料のびん通し番号、社
名、品名、内容量、製造期などの個別データを読み取る
個別データ読取り手段と、これをコンピュータに入力
し、データ処理を行い、出庫・在庫などの帳票を作成す
る帳票作成手段と、コンピュータと公衆回線によるデー
タ通信網により料飲店、問屋、飲料メーカーとの情報交
換を自動的に行う情報交換手段からなり、製造元と消費
者の流通経路での在庫管理を実時間的に行うことを特徴
とするびん飲料用在庫管理システム。 - 【請求項2】バーコードが王冠に印刷され、この王冠が
バーコードリーダー付き栓抜きにより開栓される請求項
1記載のびん飲料用在庫管理システム。 - 【請求項3】バーコードがびんの一部に印刷され、この
バーコードがバーコードリーダーにより読み取られる請
求項1記載のびん飲料用在庫管理システム。 - 【請求項4】料飲店用コンピュータに、レジスターの売
上確認信号を受信する売上確認手段と、この売上確認数
を超えるびん入り飲料の開栓があったときに警報を発生
させる警報発生手段とが備えられ、レジスターに、PO
S端末入力装置からの売上信号を受信する売上入力手段
が備えられた、請求項1乃至3いずれか記載のびん飲料
用在庫管理システム。 - 【請求項5】警報が、音、声、光中の複数の組み合わせ
からなる請求項4記載のびん飲料用在庫管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16869594A JPH0816686A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | びん飲料用在庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16869594A JPH0816686A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | びん飲料用在庫管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816686A true JPH0816686A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15872755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16869594A Pending JPH0816686A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | びん飲料用在庫管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816686A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002041913A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Nec Corp | 物品販売システム |
JP2012078907A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Think Laboratory Co Ltd | 開封日確認システム及びパッケージ |
JP2012101796A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-31 | Yazaki Corp | ウォーターサーバーの水残量管理システム |
JP2013504140A (ja) * | 2009-09-09 | 2013-02-04 | ネステク ソシエテ アノニム | ネットワーク上の飲料マシン |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150960A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Hitachi Ltd | 量販店向け在庫管理システム |
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-
1994
- 1994-06-29 JP JP16869594A patent/JPH0816686A/ja active Pending
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