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JPH08150534A - 工作機械のテーブル送り速度の増速装置 - Google Patents

工作機械のテーブル送り速度の増速装置

Info

Publication number
JPH08150534A
JPH08150534A JP29159594A JP29159594A JPH08150534A JP H08150534 A JPH08150534 A JP H08150534A JP 29159594 A JP29159594 A JP 29159594A JP 29159594 A JP29159594 A JP 29159594A JP H08150534 A JPH08150534 A JP H08150534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
feed
machine tool
gantry
table feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29159594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hayashi
英 樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP29159594A priority Critical patent/JPH08150534A/ja
Publication of JPH08150534A publication Critical patent/JPH08150534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送り機構自体を高速化することなく、大幅な
テーブル送りの高速化を容易に実現できる工作機械のテ
ーブル送り速度の増速装置を提供する。 【構成】 二つのコラム12によって支持されたクロス
レール14に主軸頭16を取り付け、二つのコラム1
2、12の間にテーブル11を配置した門形工作機械に
おいて、テーブル送り装置と、前記テーブル送り装置と
連動してコラム自体をテーブル送り方向と平行な方向に
往復駆動するガントリー送り装置とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のテーブル送
り速度の増速装置に係り、特にガントリーミラー、門形
マシニングセンタなどの門形の大型工作機械に適用して
テーブル送り速度の大幅な高速化を達成できる工作機械
のテーブル送り速度の増速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械では、ワークと工具との間で相
対運動を与えるため、テーブルを直進往復運動させる駆
動機構として度安定性や位置調整運動に優れているボー
ルねじ送りが一般に用いられている。その他、この種の
送り機構には、ウォームとラックやピニオンとラックを
組み合せた駆動機構が採用されている。
【0003】大型の工作機械には、門形のマシニングセ
ンタや、ガントリーミラーなどのように門形の構造をも
った工作機械がある。ガントリーミラーは、さほど精度
の必要とされない大物のワークの加工に利用される機械
で、テーブルは固定されていて門形のガントリーが自走
することで、ワークと工具の間に相対運動が与えられ
る。
【0004】大型工作機械の中でも、特に、門形の工作
機械では、ワークを送る距離も長く、加工効率の向上を
図るためには、送り速度の高速化が必要となる。従来、
テーブル送り速度を高速にするためには、ボールねじや
ウォームを高速回転することによって実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボール
ねじを利用したテーブル送り機構により高速送りを達成
するには、危険速度が制約となり高速化に限界がある。
一方、ウォーム、ラック送りでは、ウォームとラックの
噛み合いに大きな滑りをともなうので、高速化するには
ウォームの歯面を高精度に加工しなければならないこ
と、また、高速域での送りでは、潤滑が不十分になるな
どの問題が多い。
【0006】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、送り機構自体を高速化すること
なく、大幅なテーブル送りの高速化を容易に実現できる
工作機械のテーブル送り速度の増速装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、二つのコラムによって支持されたクロ
スレールに主軸頭を取り付け、前記二つのコラムの間に
テーブルを配置した門形工作機械において、テーブル送
り装置と、前記テーブル送り装置と連動してコラム自体
をテーブル送り方向と平行な方向に往復駆動するガント
リー送り装置とからなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、テーブル送り装置がテーブル
をプラスのx方向に送ると、コラムとクロスレールから
なるガントリーをガントリー送り装置によってマイナス
のx方向を移動させることができる。これにより、加工
中は、主軸の工具に対するワークの相対速度はテーブル
送り速度と、ガントリー送り速度の和となるので、個々
の送り装置自体を高速化することなしに、実質的に送り
速度が高速化する。
【0009】この送り装置としては、送りストロークの
比較的短い機械では、ボールネジ機構を、送りストロー
クの長い機械では、ウォームラック機構等を、用いるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による工作機械におけるテーブ
ル送り速度の増速装置の一実施例について添付の図面を
参照して説明する。図1、図2は、本発明の実施例を示
す。符合10は、ベッドを示し、ベッド10にはテーブ
ル11が設置され、このテーブル11は、ガントリーを
構成するコラム12、12の間でx1 方向に移動可能に
設けられている。
【0011】コラム12、12は、ベッド11の両側で
それぞれコラムベース13、13を介して立設されるも
ので、この工作機械では、コラムベース13、13上を
テーブル11の送り方向であるx1 方向と平行なx2 方
向に移動自在に設けている。
【0012】このようなコラム12、12はクロスレー
ル14を支持し、このクロスレール14には主軸頭15
が取り付けられている。この主軸頭15からは鉛直に主
軸16が垂設されている。
【0013】テーブル11を送るテーブル送り装置に
は、ボールねじ機構が用いられるものである。この場
合、図示されないボールねじがx1 方向に沿って設けら
れ、このボールねじにはテーブルの底面に固定されたテ
ーブル送りナットが螺合する公知のテーブル送り装置を
適用できる。ボールねじは図示されない駆動装置によっ
て回転駆動されるので、テーブル11はx1 方向に前後
に移動し、また、駆動装置のサーボモータの回転を制御
することによって、テーブルの位置決めを行うこともで
きる。
【0014】また、ガントリー送り装置は、この種の自
走するガントリー構造を有する工作機械で一般的に採用
される公知のガントリー送り装置であり、テーブル11
の送り方向のx1 方向と平行なx2 方向にコラム12、
12、クロスレール14から構成されるガントリーを直
進往復動させる駆動装置である。また、このガントリー
送り装置は、テーブル送りを増速する場合には、例え
ば、テーブル11がx1方向の正方向に送られると、こ
のテーブル11の送り装置に連動してコラム12を逆方
向のx2 軸の負方向に同速度で送るように構成されてい
る。
【0015】本実施例は、以上のように構成されるもの
であり、次に、その作用について説明する。テーブル1
1上にパレットを介して固定されたワークは、テーブル
11のx1方向正方向の移動とともに、主軸16に取り
付けられる工具に対して送られて加工が行われる。この
とき、テーブル11の移動と連動して、コラム12、1
2、クロスレール14で構成されるガントリーは、x1
方向の負の方向にテーブル11と同じ速度で移動する。
従って、主軸16を基準としたワークの相対速度は、テ
ーブル11の送り速度と、ガントリー送り速度の和とな
り、実質的に送りを倍速に高速化することができる。
【0016】このように、テーブル送りの高速化を達成
するために、従来から利用されている送り装置自体を高
速回転するなどの高速化は要求されないので、危険速度
などの制約を受けずに、従来実現しなかった以上に高速
化を達成し、飛躍的な加工能率の向上が実現可能とな
る。
【0017】なお、テーブル送り装置、およびガントリ
ー送り装置としては、テーブル送りのストロークが長い
大型機では、ウォームラック機構を採用することが好ま
しい。この場合も、前記実施例と同様に、ウォームの潤
滑給油に特に高速化のための工夫を講じることなく、大
幅な高速化を実現することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、テーブル送り装置と、テーブル送り装置と連
動してコラム自体をテーブル送り方向と平行な方向に往
復駆動するガントリー送り装置とを組み合せることによ
って、送り機構自体の高速化をすることなく、主軸とテ
ーブルとの相対速度を増加することにより、実質的にテ
ーブル送りの高速化を容易に達成できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の正面図。
【符号の説明】
10 ベッド 11 テーブル 12 コラム 13 コラムベース 14 クロスレール 15 主軸頭 16 主軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つのコラムによって支持されたクロスレ
    ールに主軸頭を取り付け、前記二つのコラムの間にテー
    ブルを配置した門形工作機械において、テーブル送り装
    置と、前記テーブル送り装置と連動してコラム自体をテ
    ーブル送り方向と平行な方向に往復駆動するガントリー
    送り装置とからなることを特徴とする工作機械のテーブ
    ル送り速度の増速装置。
JP29159594A 1994-11-25 1994-11-25 工作機械のテーブル送り速度の増速装置 Pending JPH08150534A (ja)

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JP29159594A JPH08150534A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 工作機械のテーブル送り速度の増速装置

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JP29159594A JPH08150534A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 工作機械のテーブル送り速度の増速装置

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Publication Number Publication Date
JPH08150534A true JPH08150534A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17770980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29159594A Pending JPH08150534A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 工作機械のテーブル送り速度の増速装置

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JP (1) JPH08150534A (ja)

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