JPH08157092A - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
- Publication number
- JPH08157092A JPH08157092A JP30203294A JP30203294A JPH08157092A JP H08157092 A JPH08157092 A JP H08157092A JP 30203294 A JP30203294 A JP 30203294A JP 30203294 A JP30203294 A JP 30203294A JP H08157092 A JPH08157092 A JP H08157092A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet conveying
- actuator
- piezoelectric element
- conveyed
- operator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超小型のシート搬送装置の駆動装置の破壊防
止を目的とする。 【構成】 12は圧電素子、13は圧電素子12に接続
される作動子、14は用紙11を作動子13に圧接させ
る固定子、15は固定子14を押圧するための押圧バネ
である。16はシャーシであり圧電素子12、押圧バネ
15が取りつけられる。1はテフロン等の低摩擦材によ
り構成された低摩擦支持部材であり、押圧バネ15の荷
重を作動子13を介して受けている。このように、振動
部材(作動子13)をシート搬送方向にしゅう動可能な
低摩擦支持部材1にて支持しているので、駆動装置であ
る圧電素子12にかかるせん断力を軽減する事ができ
る。
止を目的とする。 【構成】 12は圧電素子、13は圧電素子12に接続
される作動子、14は用紙11を作動子13に圧接させ
る固定子、15は固定子14を押圧するための押圧バネ
である。16はシャーシであり圧電素子12、押圧バネ
15が取りつけられる。1はテフロン等の低摩擦材によ
り構成された低摩擦支持部材であり、押圧バネ15の荷
重を作動子13を介して受けている。このように、振動
部材(作動子13)をシート搬送方向にしゅう動可能な
低摩擦支持部材1にて支持しているので、駆動装置であ
る圧電素子12にかかるせん断力を軽減する事ができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート搬送装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】シート搬送装置はプリンタ、スキャナな
どに広く用いられており、これらの装置の小型化にとも
ない、シート搬送装置にも小型化が要求されている。こ
の小型化の有効な手段として超小型の圧電素子の高周波
振動を利用した振動型シート搬送装置が考案されてい
る。
どに広く用いられており、これらの装置の小型化にとも
ない、シート搬送装置にも小型化が要求されている。こ
の小型化の有効な手段として超小型の圧電素子の高周波
振動を利用した振動型シート搬送装置が考案されてい
る。
【0003】以下に従来のシート搬送装置について説明
する。図4は従来のシート搬送装置の構成図である。1
1は用紙、12は圧電素子、13は圧電素子12に接続
される作動子、14は用紙11を作動子13に圧接させ
る固定子、15は固定子14を押圧するための押圧バ
ネ、16はシャーシであり圧電素子12、押圧バネ15
が取りつけられる。17は圧電素子12を駆動するため
に必要な基準となる波形を発生する基準波形発生部、1
8は基準波形発生部17で発生した電圧を、圧電素子1
2を駆動するために必要な電圧まで昇圧するための昇圧
部である。図5は従来のシート搬送装置の搬送状態を示
す説明図である。
する。図4は従来のシート搬送装置の構成図である。1
1は用紙、12は圧電素子、13は圧電素子12に接続
される作動子、14は用紙11を作動子13に圧接させ
る固定子、15は固定子14を押圧するための押圧バ
ネ、16はシャーシであり圧電素子12、押圧バネ15
が取りつけられる。17は圧電素子12を駆動するため
に必要な基準となる波形を発生する基準波形発生部、1
8は基準波形発生部17で発生した電圧を、圧電素子1
2を駆動するために必要な電圧まで昇圧するための昇圧
部である。図5は従来のシート搬送装置の搬送状態を示
す説明図である。
【0004】以上のように構成されたシート搬送装置に
ついてその動作を説明する。図6は従来のシート搬送装
置の圧電素子の動作説明図である。圧電素子12は積層
型圧電素子であり、図6に示すように電圧を加えると、
加えた電圧に対してほぼ比例して伸びる動作を行い、電
圧を0にすると元の寸法に戻る。また圧電素子12は、
図4の基準波形発生部17で発生した波形を昇圧部18
で昇圧し、昇圧部18の出力により駆動される。作動子
13は圧電素子12の可動部分に固定される。また固定
子14は押圧バネ15により用紙11をはさんで作動子
13に押圧される。
ついてその動作を説明する。図6は従来のシート搬送装
置の圧電素子の動作説明図である。圧電素子12は積層
型圧電素子であり、図6に示すように電圧を加えると、
加えた電圧に対してほぼ比例して伸びる動作を行い、電
圧を0にすると元の寸法に戻る。また圧電素子12は、
図4の基準波形発生部17で発生した波形を昇圧部18
で昇圧し、昇圧部18の出力により駆動される。作動子
13は圧電素子12の可動部分に固定される。また固定
子14は押圧バネ15により用紙11をはさんで作動子
13に押圧される。
【0005】図7は従来のシート搬送装置の断面図を示
す。用紙11と作動子13のあいだの摩擦により作動子
13から用紙11に伝わる搬送力をFD、用紙11と固
定子14のあいだの摩擦により搬送力FDと逆向きに用
紙11にかかる力をFF、圧電素子12からうけた力に
よる作動子13の加速度をa、用紙11の質量をmとす
る。ここでFD>FFが成り立つとする。
す。用紙11と作動子13のあいだの摩擦により作動子
13から用紙11に伝わる搬送力をFD、用紙11と固
定子14のあいだの摩擦により搬送力FDと逆向きに用
紙11にかかる力をFF、圧電素子12からうけた力に
よる作動子13の加速度をa、用紙11の質量をmとす
る。ここでFD>FFが成り立つとする。
【0006】まず作動子13が用紙11とともに動く条
件を考える。このとき用紙11が作動子13の加速度a
で動く必要がある。用紙11の加速度をamとすると、
用紙11の運動方程式は次の(数1)のようになる。
件を考える。このとき用紙11が作動子13の加速度a
で動く必要がある。用紙11の加速度をamとすると、
用紙11の運動方程式は次の(数1)のようになる。
【0007】
【数1】
【0008】用紙11と作動子13がともに動くために
は、(数2)に示すように作動子13の加速度aが用紙
11の加速度amよりも小さくなる必要がある。
は、(数2)に示すように作動子13の加速度aが用紙
11の加速度amよりも小さくなる必要がある。
【0009】
【数2】
【0010】よって(数2)を満足するとき用紙11が
作動子13とともに動く。次に作動子13が用紙11よ
りも速く動く条件、すなわち作動子13と用紙11がす
べっている状態を考える。用紙11の加速度aが作動子
13の加速度amより大きくなった場合に、前記条件を
満たすので、
作動子13とともに動く。次に作動子13が用紙11よ
りも速く動く条件、すなわち作動子13と用紙11がす
べっている状態を考える。用紙11の加速度aが作動子
13の加速度amより大きくなった場合に、前記条件を
満たすので、
【0011】
【数3】
【0012】上記条件により、紙送り方向には(数2)
を満足するように圧電素子12を駆動し、戻す方向には
(数3)を満足するように圧電素子12を駆動すること
により送り方向の送り量が戻し量よりも大きくなるため
用紙11は搬送されていく。また逆に駆動することによ
り用紙11を逆方向に戻すことができる。
を満足するように圧電素子12を駆動し、戻す方向には
(数3)を満足するように圧電素子12を駆動すること
により送り方向の送り量が戻し量よりも大きくなるため
用紙11は搬送されていく。また逆に駆動することによ
り用紙11を逆方向に戻すことができる。
【0013】実際の作動子3の動作は、(数2)および
(数3)を満たすように動作する必要がある。図4の基
準波形発生部で発生させる波形は、搬送方向と逆方向の
加速度をそれぞれ一定とすると図8(a)に示すような
2種類の2次曲線で構成される波形となる。また図8
(b)に示すようなのこぎり波の場合は、搬送方向には
作動子13の加速度a=0、逆方向には作動子13の加
速度a=∞であり(数2)および(数3)を満たすので
搬送可能である。
(数3)を満たすように動作する必要がある。図4の基
準波形発生部で発生させる波形は、搬送方向と逆方向の
加速度をそれぞれ一定とすると図8(a)に示すような
2種類の2次曲線で構成される波形となる。また図8
(b)に示すようなのこぎり波の場合は、搬送方向には
作動子13の加速度a=0、逆方向には作動子13の加
速度a=∞であり(数2)および(数3)を満たすので
搬送可能である。
【0014】また圧電素子12の変位量は数10μmと
微少であるが、用紙11の質量mもまた僅かであるの
で、(数2)の加速度aはかなり大きい値を取れるた
め、作動子13は毎秒数10万回の往復動作も可能であ
り、用紙11の送り速度も実用領域となる。
微少であるが、用紙11の質量mもまた僅かであるの
で、(数2)の加速度aはかなり大きい値を取れるた
め、作動子13は毎秒数10万回の往復動作も可能であ
り、用紙11の送り速度も実用領域となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
押圧バネ15の荷重が圧電素子12に対しせん断力とな
って働くことになる。しかしながら、圧電素子12はせ
ん断力に対し非常に弱いという弱点を持っているために
従来の構成のままであると最悪の場合、圧電素子12が
破壊してしまう可能性があるという課題を有していた。
押圧バネ15の荷重が圧電素子12に対しせん断力とな
って働くことになる。しかしながら、圧電素子12はせ
ん断力に対し非常に弱いという弱点を持っているために
従来の構成のままであると最悪の場合、圧電素子12が
破壊してしまう可能性があるという課題を有していた。
【0016】本発明は圧電素子の破壊を防止する事が可
能なシート搬送装置を提供する事を目的とする。
能なシート搬送装置を提供する事を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート搬送装
置の振動部材をシート搬送方向にしゅう動可能な支持部
材にて支持し、駆動装置である圧電素子にかかるせん断
力を受ける構成にしたものである。
置の振動部材をシート搬送方向にしゅう動可能な支持部
材にて支持し、駆動装置である圧電素子にかかるせん断
力を受ける構成にしたものである。
【0018】
【作用】本発明は上記構成により、駆動装置である圧電
素子にせん断力が直接働かないようになるため圧電素子
が容易に破壊することのない優れたシート搬送装置を提
供することができる。
素子にせん断力が直接働かないようになるため圧電素子
が容易に破壊することのない優れたシート搬送装置を提
供することができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例におけるシート
搬送装置の構成図であり、図2は本発明の第2の実施例
におけるシート搬送装置の構成図であり、図3は本発明
の第3の実施例におけるシート搬送装置の構成図であ
る。図1、2、3において従来例と同機能の部分に関し
ては、同一番号を付与してその説明を省略する。
搬送装置の構成図であり、図2は本発明の第2の実施例
におけるシート搬送装置の構成図であり、図3は本発明
の第3の実施例におけるシート搬送装置の構成図であ
る。図1、2、3において従来例と同機能の部分に関し
ては、同一番号を付与してその説明を省略する。
【0020】(実施例1)まず本発明の第1の実施例に
おけるシート搬送装置の構成について説明する。1はテ
フロン等の低摩擦材により構成された低摩擦支持部材で
あり、押圧バネ15の荷重を作動子13を介して受ける
(支持する)構成としている。
おけるシート搬送装置の構成について説明する。1はテ
フロン等の低摩擦材により構成された低摩擦支持部材で
あり、押圧バネ15の荷重を作動子13を介して受ける
(支持する)構成としている。
【0021】次に本発明の第1の実施例におけるシート
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、低摩擦支持部材1にて作動子
13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ15
の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるととも
に、1は低摩擦の部材であるので作動子13の動きに支
障がでることはない。
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、低摩擦支持部材1にて作動子
13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ15
の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるととも
に、1は低摩擦の部材であるので作動子13の動きに支
障がでることはない。
【0022】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
おけるシート搬送装置の構成について説明する。2はロ
ーラ状支持部材であり、3はローラ状支持部材2と一体
のローラ状支持部材支持軸であり、4はローラ状支持部
材支持軸3を回動自在に支持するシャーシ16と一体の
支持ガイドであり、押圧バネ15の荷重を作動子13を
介して受ける(支持する)構成としている。
おけるシート搬送装置の構成について説明する。2はロ
ーラ状支持部材であり、3はローラ状支持部材2と一体
のローラ状支持部材支持軸であり、4はローラ状支持部
材支持軸3を回動自在に支持するシャーシ16と一体の
支持ガイドであり、押圧バネ15の荷重を作動子13を
介して受ける(支持する)構成としている。
【0023】次に本発明の第1の実施例におけるシート
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、ローラ状支持部材2にて作動
子13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ1
5の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるとと
もに、3はローラ状の部材であるので作動子13の動き
に支障がでることはない。
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、ローラ状支持部材2にて作動
子13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ1
5の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるとと
もに、3はローラ状の部材であるので作動子13の動き
に支障がでることはない。
【0024】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
おけるシート搬送装置の構成について説明する。1はテ
フロン等の低摩擦材により構成された低摩擦支持部材で
あり、押圧バネ15の荷重を作動子13を介して受ける
(支持する)構成としている。また、5は圧電素子12
に接続される支持穴5aを持つ圧電素子12の回動支持
部材であり、6は圧電素子12の回動支持軸であり、7
は回動支持軸6を回動自在に支持するシャーシ16と一
体の支持ガイドである。
おけるシート搬送装置の構成について説明する。1はテ
フロン等の低摩擦材により構成された低摩擦支持部材で
あり、押圧バネ15の荷重を作動子13を介して受ける
(支持する)構成としている。また、5は圧電素子12
に接続される支持穴5aを持つ圧電素子12の回動支持
部材であり、6は圧電素子12の回動支持軸であり、7
は回動支持軸6を回動自在に支持するシャーシ16と一
体の支持ガイドである。
【0025】次に本発明の第3の実施例におけるシート
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、低摩擦支持部材1にて作動子
13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ15
の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるととも
に、1は低摩擦の部材であるので作動子13の動きに支
障がでることはない(第1の実施例と同一)。
搬送装置の動作について説明する。用紙11の搬送動作
については、従来と同様の方法により搬送される。しか
しながら、本実施例では、低摩擦支持部材1にて作動子
13を支持しているので、従来とは異なり押圧バネ15
の荷重が圧電素子12に直接働くことがなくなるととも
に、1は低摩擦の部材であるので作動子13の動きに支
障がでることはない(第1の実施例と同一)。
【0026】また、本実施例においては、回動支持軸6
を中心に回動支持部材5と一体の圧電素子12が図中P
方向に回動可能となるので、部品精度により作動子13
と低摩擦支持部材1との接触状態を管理しなくとも良好
な接触状態が得られる。
を中心に回動支持部材5と一体の圧電素子12が図中P
方向に回動可能となるので、部品精度により作動子13
と低摩擦支持部材1との接触状態を管理しなくとも良好
な接触状態が得られる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成により、駆動装置であ
る圧電素子にせん断力が直接働かないようになるため圧
電素子が容易に破壊することのない優れたシート搬送装
置を提供することができる。また第3の実施例において
は作動子と低摩擦支持部材との接触状態を良好にできる
ので更に優れたシート搬送装置が得られる。
る圧電素子にせん断力が直接働かないようになるため圧
電素子が容易に破壊することのない優れたシート搬送装
置を提供することができる。また第3の実施例において
は作動子と低摩擦支持部材との接触状態を良好にできる
ので更に優れたシート搬送装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるシート搬送装置
の構成図
の構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるシート搬送装置
の構成図
の構成図
【図3】本発明の第3の実施例におけるシート搬送装置
の構成図
の構成図
【図4】従来のシート搬送装置の構成図
【図5】従来のシート搬送装置の搬送状態を示す説明図
【図6】従来のシート搬送装置の圧電素子の動作説明図
【図7】従来のシート搬送装置の断面図
【図8】従来のシート搬送装置の基準波形発生部で発生
する波形図
する波形図
1 低摩擦支持部材 2 ローラ状支持部材 3 ローラ状支持部材支持軸 4 支持ガイド 5 回動支持部材 6 回動支持軸 7 支持ガイド 11 用紙 12 圧電素子 13 作動子 14 固定子 15 押圧バネ 16 シャーシ 17 基準波形発生部 18 昇圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 善明 啓一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】搬送対象物の搬送方向に往復運動する駆動
装置と、この駆動装置と接続されて搬送対象物に当接し
て往復運動する作動子とを備えたシート搬送装置であっ
て、前記搬送対象物の搬送方向にしゅう動可能な支持部
材にて前記作動子を支持する事を特徴とするシート搬送
装置。 - 【請求項2】駆動装置を駆動する駆動波形を発生させる
駆動源を備え、作動子は搬送対象物に押圧力FNで当接
し往復運動し、前記搬送対象物と前記作動子との間の摩
擦力が、前記搬送対象物が前記作動子より受ける摩擦力
の方向と逆方向に働く負荷力よりも大きく、前記作動子
と搬送対象物との間の摩擦による搬送力をFD、前記搬
送対象物が前記作動子より受ける摩擦力の方向と逆方向
に働く負荷力をFF、搬送対象物の質量をm、前記作動
子の加速度をaとしたとき、FD>FFでありかつ前記作
動子が搬送方向の動作中の全部もしくは一部においてa
≦(FD−FF)/mを満足し、搬送方向と逆方向の動作
中の全部もしくは一部においてa>(FD−FF)/mを
満足するように構成した請求項1記載のシート搬送装
置。 - 【請求項3】支持部材をローラ材にて構成したことを特
徴とする請求項1記載のシート搬送装置。 - 【請求項4】前記支持部材を低摩擦部材で構成したこと
を特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。 - 【請求項5】作動子を含む駆動装置を回動自在に支持し
た事を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシー
ト搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30203294A JPH08157092A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30203294A JPH08157092A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | シート搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08157092A true JPH08157092A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17904090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30203294A Pending JPH08157092A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08157092A (ja) |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30203294A patent/JPH08157092A/ja active Pending
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