JPH08156733A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH08156733A JPH08156733A JP6305232A JP30523294A JPH08156733A JP H08156733 A JPH08156733 A JP H08156733A JP 6305232 A JP6305232 A JP 6305232A JP 30523294 A JP30523294 A JP 30523294A JP H08156733 A JPH08156733 A JP H08156733A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- cover body
- air bag
- switch
- wrapping member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002775 capsule Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000003380 propellant Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折り畳んだエアバッグの形状を安定して保持
する。 【構成】 ステアリングホイール本体のボス部に取り付
けるエアバッグ装置14を構成する。エアバッグ装置14
は、ベースプレート21に、インフレータ22、エアバッグ
24、およびカバー体34を取り付けて構成する。カバー体
34の裏面側に、膜状スイッチ33を取り付け、ホーンスイ
ッチを構成する。折り畳んだエアバッグ24を合成紙製の
ラッピング部材31で覆い、折り畳んだ形状を保持する。
ラッピング部材31の端部を、ベースプレート21とカバー
体34との間に挟持する。 【効果】 エアバッグ装置14に設けたホーンスイッチの
誤動作を防止できる。カバー体の外観を良好にできる。
する。 【構成】 ステアリングホイール本体のボス部に取り付
けるエアバッグ装置14を構成する。エアバッグ装置14
は、ベースプレート21に、インフレータ22、エアバッグ
24、およびカバー体34を取り付けて構成する。カバー体
34の裏面側に、膜状スイッチ33を取り付け、ホーンスイ
ッチを構成する。折り畳んだエアバッグ24を合成紙製の
ラッピング部材31で覆い、折り畳んだ形状を保持する。
ラッピング部材31の端部を、ベースプレート21とカバー
体34との間に挟持する。 【効果】 エアバッグ装置14に設けたホーンスイッチの
誤動作を防止できる。カバー体の外観を良好にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳まれたエアバッ
グがカバー体により覆われるエアバッグ装置に関する。
グがカバー体により覆われるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のステアリングホイールな
どに設けられるエアバッグ装置が用いられている。この
エアバッグ装置は、ステアリングホイール本体に取り付
けられる金属製のベースプレートを備え、このベースプ
レートに、ガスを噴射するインフレータと、このガスに
より膨張するエアバッグと、このエアバッグを覆うカバ
ー体とが取り付けられている。そして、エアバッグは、
小さく折り畳まれた状態でカバー体の内部に収納され、
自動車の衝突などに際してインフレータから噴射される
ガスの圧力により膨張してカバー体を開裂させ、乗員の
前面に展開されるようになっている。
どに設けられるエアバッグ装置が用いられている。この
エアバッグ装置は、ステアリングホイール本体に取り付
けられる金属製のベースプレートを備え、このベースプ
レートに、ガスを噴射するインフレータと、このガスに
より膨張するエアバッグと、このエアバッグを覆うカバ
ー体とが取り付けられている。そして、エアバッグは、
小さく折り畳まれた状態でカバー体の内部に収納され、
自動車の衝突などに際してインフレータから噴射される
ガスの圧力により膨張してカバー体を開裂させ、乗員の
前面に展開されるようになっている。
【0003】しかしながら、エアバッグは、小さく折り
畳まれた状態で収納されるため、自発的に形状を復元し
ようとする作用があり、特に、熱などによりカバー体の
復元力が助長され、膨張しようとすると、このエアバッ
グがカバー体を内側から押圧して、カバー体が膨らむ、
テアライン等の段差が露見する等、外観を悪化させるな
どの問題を有している。また、カバー体の裏面側にホー
ンスイッチを設ける場合には、エアバッグとホーンスイ
ッチとを内側から押圧するので、ホーンスイッチの誤動
作の原因になるとの問題を有している。
畳まれた状態で収納されるため、自発的に形状を復元し
ようとする作用があり、特に、熱などによりカバー体の
復元力が助長され、膨張しようとすると、このエアバッ
グがカバー体を内側から押圧して、カバー体が膨らむ、
テアライン等の段差が露見する等、外観を悪化させるな
どの問題を有している。また、カバー体の裏面側にホー
ンスイッチを設ける場合には、エアバッグとホーンスイ
ッチとを内側から押圧するので、ホーンスイッチの誤動
作の原因になるとの問題を有している。
【0004】この点、例えば、実公昭54−3486号
公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。この
エアバッグ装置では、両端部がエアバッグとともにベー
スプレートに固定されたベルト状の部材を用い、このベ
ルト状の部材によりエアバッグを締め付けて、折り畳ん
だ形状を保持するようになっている。
公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。この
エアバッグ装置では、両端部がエアバッグとともにベー
スプレートに固定されたベルト状の部材を用い、このベ
ルト状の部材によりエアバッグを締め付けて、折り畳ん
だ形状を保持するようになっている。
【0005】しかしながら、上記実公昭54−3486
号公報記載の構成では、ベルト状の部材を用い、エアバ
ッグの一部分を押さえるようになっているため、ベルト
状の部材が保持しない部分においてはエアバッグの復元
力がカバー内面に作用することを防止できない。また、
ベルト状部材の端部はエアバッグとともにベースプレー
トに共締めされるため、エアバッグをベースプレートに
取り付ける作業が煩雑になるなどの問題を有している。
号公報記載の構成では、ベルト状の部材を用い、エアバ
ッグの一部分を押さえるようになっているため、ベルト
状の部材が保持しない部分においてはエアバッグの復元
力がカバー内面に作用することを防止できない。また、
ベルト状部材の端部はエアバッグとともにベースプレー
トに共締めされるため、エアバッグをベースプレートに
取り付ける作業が煩雑になるなどの問題を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、実公昭
54−3486号公報記載の構成では、ベルト状の部材
を用いているため、エアバッグの一部分しか押さえるこ
とができず、折り畳んだエアバッグの形状を確実に保持
することが困難であるとともに、ベルト状の部材は端部
をエアバッグとともにベースプレートに共締めされるた
め、エアバッグをベースプレートに取り付ける作業が煩
雑になるとの問題を有している。
54−3486号公報記載の構成では、ベルト状の部材
を用いているため、エアバッグの一部分しか押さえるこ
とができず、折り畳んだエアバッグの形状を確実に保持
することが困難であるとともに、ベルト状の部材は端部
をエアバッグとともにベースプレートに共締めされるた
め、エアバッグをベースプレートに取り付ける作業が煩
雑になるとの問題を有している。
【0007】また、ホーンスイッチをカバーに内蔵させ
るような構造では、折り畳んだバッグが自己復元する作
用力によって押圧されホーンスイッチの誤動作の原因に
なるとの問題を有している。
るような構造では、折り畳んだバッグが自己復元する作
用力によって押圧されホーンスイッチの誤動作の原因に
なるとの問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、折り畳んだエアバッグの形状を安定して保持でき
るエアバッグ装置を提供することを目的とする。
ので、折り畳んだエアバッグの形状を安定して保持でき
るエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、被取付部材に、エアバッグと、このエアバッ
グを覆うカバー体とを取り付けたエアバッグ装置におい
て、前記カバー体の内側に位置して、折り畳んで収納さ
れた前記エアバッグを覆うとともに、前記被取付部材と
前記カバー体との間に挟持して固定される破断可能なラ
ッピング部材を備えたものである。
グ装置は、被取付部材に、エアバッグと、このエアバッ
グを覆うカバー体とを取り付けたエアバッグ装置におい
て、前記カバー体の内側に位置して、折り畳んで収納さ
れた前記エアバッグを覆うとともに、前記被取付部材と
前記カバー体との間に挟持して固定される破断可能なラ
ッピング部材を備えたものである。
【0010】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、カバー体の裏面側に
沿って配設され、カバー体とラッピング部材との間に設
けられたスイッチを有するものである。
1記載のエアバッグ装置において、カバー体の裏面側に
沿って配設され、カバー体とラッピング部材との間に設
けられたスイッチを有するものである。
【0011】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、ラッピング
部材は、折り畳んで収納されたエアバッグの上部表面の
ほぼ全面を覆うものである。
1または2記載のエアバッグ装置において、ラッピング
部材は、折り畳んで収納されたエアバッグの上部表面の
ほぼ全面を覆うものである。
【0012】
【作用】請求項1記載のエアバッグ装置では、エアバッ
グは、ラッピング部材により折り畳まれた形状に保持さ
れ、カバー体によって覆われている。そして、エアバッ
グが膨張する際には、これらラッピング部材およびカバ
ー体が所定の部位より破断してエアバッグが膨出する。
また、カバー体の内側に位置するラッピング部材によ
り、折り畳んで収納されたエアバッグを覆ったので、エ
アバッグが自己復元しようとしても、安定して形状が保
持され、カバー体の外観に影響を与えることがない。ラ
ッピング部材は、インフレータの作動時などに被取付部
材からカバー体取付部に伝わる熱的影響を低減するとと
もに、カバー体の扉片部内面とバッグの間にあって、バ
ッグの滑りを助けて円滑なバッグ展開に寄与する。
グは、ラッピング部材により折り畳まれた形状に保持さ
れ、カバー体によって覆われている。そして、エアバッ
グが膨張する際には、これらラッピング部材およびカバ
ー体が所定の部位より破断してエアバッグが膨出する。
また、カバー体の内側に位置するラッピング部材によ
り、折り畳んで収納されたエアバッグを覆ったので、エ
アバッグが自己復元しようとしても、安定して形状が保
持され、カバー体の外観に影響を与えることがない。ラ
ッピング部材は、インフレータの作動時などに被取付部
材からカバー体取付部に伝わる熱的影響を低減するとと
もに、カバー体の扉片部内面とバッグの間にあって、バ
ッグの滑りを助けて円滑なバッグ展開に寄与する。
【0013】請求項2記載のエアバッグ装置では、請求
項1記載の作用に加え、カバー体の裏面側に沿ってスイ
ッチが配設され、エアバッグが熱などにより自己復元し
ようとしてもスイッチを閉成させるような押圧をするこ
とがなく、スイッチの誤動作が防止される。
項1記載の作用に加え、カバー体の裏面側に沿ってスイ
ッチが配設され、エアバッグが熱などにより自己復元し
ようとしてもスイッチを閉成させるような押圧をするこ
とがなく、スイッチの誤動作が防止される。
【0014】請求項3記載のエアバッグ装置では、請求
項1または2記載の作用に加え、ラッピング部材は、折
り畳んで収納されたエアバッグの上部表面のほぼ全面を
覆うので、エアバッグの形状が安定して確実に保持され
る。
項1または2記載の作用に加え、ラッピング部材は、折
り畳んで収納されたエアバッグの上部表面のほぼ全面を
覆うので、エアバッグの形状が安定して確実に保持され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明のエアバッグ装置の一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
構成を図面を参照して説明する。
【0016】図2において、11は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール11は、ステアリ
ングホイール本体12と、このステアリングホイール本体
12の乗員側となる上側に装着されたエアバッグ装置14と
などから構成されている。
ホイールで、このステアリングホイール11は、ステアリ
ングホイール本体12と、このステアリングホイール本体
12の乗員側となる上側に装着されたエアバッグ装置14と
などから構成されている。
【0017】そして、ステアリングホイール本体12は、
環状をなすリム部15と、このリム部15の内側に位置する
ボス部16と、これらリム部15およびボス部16を連結した
複数のスポーク部17とから構成されている。また、ステ
アリングホイール本体12の車体側となる下側には、図示
しないステアリングシャフトに嵌着されるボスが配置さ
れているとともに、このボスにボスプレートが溶接など
して固着されている。また、このボスプレートに、スポ
ーク部17の芯金が接続され、このスポーク部17の芯金
に、リム部15の芯金が接続されている。そして、これら
リム部15の芯金の外周部と、スポーク部17の芯金のリム
部15側の部分の外周部とに、軟質の合成樹脂などからな
る表皮部18が形成されている。
環状をなすリム部15と、このリム部15の内側に位置する
ボス部16と、これらリム部15およびボス部16を連結した
複数のスポーク部17とから構成されている。また、ステ
アリングホイール本体12の車体側となる下側には、図示
しないステアリングシャフトに嵌着されるボスが配置さ
れているとともに、このボスにボスプレートが溶接など
して固着されている。また、このボスプレートに、スポ
ーク部17の芯金が接続され、このスポーク部17の芯金
に、リム部15の芯金が接続されている。そして、これら
リム部15の芯金の外周部と、スポーク部17の芯金のリム
部15側の部分の外周部とに、軟質の合成樹脂などからな
る表皮部18が形成されている。
【0018】また、エアバッグ装置14は、図1、図3お
よび図4に示すように、被取付部材としての金属製のベ
ースプレート21を備え、このベースプレート21が、ステ
アリングホイール本体12のボスプレートにブラケットな
どを介して取り付けられるようになっている。そして、
このベースプレート21には、略平板状をなす上板部21a
と、この上板部21a の周縁部から下方に向かって屈曲さ
れた周壁部21b とが形成されている。そして、上板部21
a には、円孔状のインフレータ取付孔21c が形成され、
このインフレータ取付孔21c に嵌合して、ガスを噴射す
る略円柱状のインフレータ22が取り付けられている。さ
らに、この上板部21a の上面には、このインフレータ22
の上側を覆うようにして、袋状のエアバッグ24が折り畳
んだ状態で取り付けられている。
よび図4に示すように、被取付部材としての金属製のベ
ースプレート21を備え、このベースプレート21が、ステ
アリングホイール本体12のボスプレートにブラケットな
どを介して取り付けられるようになっている。そして、
このベースプレート21には、略平板状をなす上板部21a
と、この上板部21a の周縁部から下方に向かって屈曲さ
れた周壁部21b とが形成されている。そして、上板部21
a には、円孔状のインフレータ取付孔21c が形成され、
このインフレータ取付孔21c に嵌合して、ガスを噴射す
る略円柱状のインフレータ22が取り付けられている。さ
らに、この上板部21a の上面には、このインフレータ22
の上側を覆うようにして、袋状のエアバッグ24が折り畳
んだ状態で取り付けられている。
【0019】そして、このエアバッグ24は、環状のリテ
ーナ26を用いて、開口部の近傍がベースプレート21の上
板部21a に押し付けられているとともに、リテーナ26か
ら下方に突設したボルト27を、エアバッグ24、ベースプ
レート21、およびインフレータ22のフランジ部22a を挿
通させて、このフランジ部22a の下面からナット28を螺
合することにより、インフレータ22とともにエアバッグ
24がベースプレート21に固定されている。さらに、ベー
スプレート21の周壁部21b には、リベット用通孔21d
と、係合用通孔21e とがそれぞれ複数形成されていると
ともに、両側の周壁部21b には、それぞれブラケット取
付部21f が形成されている。
ーナ26を用いて、開口部の近傍がベースプレート21の上
板部21a に押し付けられているとともに、リテーナ26か
ら下方に突設したボルト27を、エアバッグ24、ベースプ
レート21、およびインフレータ22のフランジ部22a を挿
通させて、このフランジ部22a の下面からナット28を螺
合することにより、インフレータ22とともにエアバッグ
24がベースプレート21に固定されている。さらに、ベー
スプレート21の周壁部21b には、リベット用通孔21d
と、係合用通孔21e とがそれぞれ複数形成されていると
ともに、両側の周壁部21b には、それぞれブラケット取
付部21f が形成されている。
【0020】また、折り畳まれたエアバッグ24は、図4
などに示すように、シート状をなすラッピング部材31に
より上部表面のほぼ全面を覆われて形状が保持されてい
る。そして、このラッピング部材31は、合成紙、紙、
布、不織布、またはこれらの製造後または製造工程中に
おいて樹脂を添加、含浸、混紡、コーティング等の方法
により組み合わせたもの、あるいはポリエステル等の樹
脂シートから形成され、本実施例では、合成紙「タイベ
ック」(商品名)が用いられている。また、このラッピ
ング部材31は、図5に示すように、折り畳まれたエアバ
ッグ24とほぼ同じ幅寸法の本体部31a を有するととも
に、この本体部31a の前後の両端部に、この本体部31a
よりも幅寸法の小さい取付部31b ,31b が形成されてい
る。そして、本体部31a には、他の部分よりも脆弱なス
リットなどからなるテアライン31c が本体部の幅方向の
全長にわたって形成されている。また、各取付部31b に
は、幅方向に沿って所定間隔で、それぞれ円孔状をなす
リベット用通孔31d と、係合用通孔31e とが交互に複数
形成されている。
などに示すように、シート状をなすラッピング部材31に
より上部表面のほぼ全面を覆われて形状が保持されてい
る。そして、このラッピング部材31は、合成紙、紙、
布、不織布、またはこれらの製造後または製造工程中に
おいて樹脂を添加、含浸、混紡、コーティング等の方法
により組み合わせたもの、あるいはポリエステル等の樹
脂シートから形成され、本実施例では、合成紙「タイベ
ック」(商品名)が用いられている。また、このラッピ
ング部材31は、図5に示すように、折り畳まれたエアバ
ッグ24とほぼ同じ幅寸法の本体部31a を有するととも
に、この本体部31a の前後の両端部に、この本体部31a
よりも幅寸法の小さい取付部31b ,31b が形成されてい
る。そして、本体部31a には、他の部分よりも脆弱なス
リットなどからなるテアライン31c が本体部の幅方向の
全長にわたって形成されている。また、各取付部31b に
は、幅方向に沿って所定間隔で、それぞれ円孔状をなす
リベット用通孔31d と、係合用通孔31e とが交互に複数
形成されている。
【0021】そして、このラッピング部材31は、エアバ
ッグ24を所定の形状に折り畳んだ状態で、本体部31a が
このエアバッグ24を包み込むようにして、各取付部31b
を両面テープなどを用いてベースプレート21に接着し、
仮固定されるようになっている。
ッグ24を所定の形状に折り畳んだ状態で、本体部31a が
このエアバッグ24を包み込むようにして、各取付部31b
を両面テープなどを用いてベースプレート21に接着し、
仮固定されるようになっている。
【0022】さらに、図1および図3に示すように、ベ
ースプレート21には、このラッピング部材31に覆われた
エアバッグ24をさらに覆うようにして、ホーンスイッチ
を構成するスイッチとしての前後一対の膜状スイッチ33
を取り付けたカバー体34が取り付けられている。そし
て、このカバー体34は、熱可塑性エラストマーなどの合
成樹脂にて一体に形成され、ステアリングホイール本体
12のボス部16およびスポーク部17の一部を覆う上板部36
と、この上板部36の裏面から下側に突設された略角筒状
をなす取付壁部37とを有している。そして、この取付壁
部37には、円孔状をなすリベット用通孔37a が形成され
ているとともに、図示しない複数の係合突部が内側に突
設されている。
ースプレート21には、このラッピング部材31に覆われた
エアバッグ24をさらに覆うようにして、ホーンスイッチ
を構成するスイッチとしての前後一対の膜状スイッチ33
を取り付けたカバー体34が取り付けられている。そし
て、このカバー体34は、熱可塑性エラストマーなどの合
成樹脂にて一体に形成され、ステアリングホイール本体
12のボス部16およびスポーク部17の一部を覆う上板部36
と、この上板部36の裏面から下側に突設された略角筒状
をなす取付壁部37とを有している。そして、この取付壁
部37には、円孔状をなすリベット用通孔37a が形成され
ているとともに、図示しない複数の係合突部が内側に突
設されている。
【0023】また、このカバー体34の上板部36の裏面側
には、上板部36の他の部分より脆弱なテアライン44が平
面略H字状をなして凹設され、エアバッグ24の膨張時に
前後に展開する前後一対の扉片部が形成されている。
には、上板部36の他の部分より脆弱なテアライン44が平
面略H字状をなして凹設され、エアバッグ24の膨張時に
前後に展開する前後一対の扉片部が形成されている。
【0024】さらに、図1に示すように、カバー体34の
上板部36には、操作部41の裏面側に位置して、前後一対
の押圧部51,51が形成されている。また、各膜状スイッ
チ33は、メンブレンスイッチなどともよばれるもので、
弾性的に変形可能な膜状(フィルム状)をなし、平面略
矩形状をなすスイッチ部56と、このスイッチ部56から延
設された脚片部57とから構成されている。そして、スイ
ッチ部56は、上下に相対向する接点部を備え、これら接
点部が、通常時にはスペーサにより所定寸法だけ離間す
るようになっているとともに、このスイッチ部56の外周
部が、熱かしめあるいは接着などにより、カバー体34の
裏面側の押圧部51に沿って固定されている。また、各膜
状スイッチ33の脚片部57の端部には、リベット用通孔57
a と、係合用通孔57b とが交互に形成されているととも
に、車体側に設けられたホーン機構との電気的な接続部
が形成されている。
上板部36には、操作部41の裏面側に位置して、前後一対
の押圧部51,51が形成されている。また、各膜状スイッ
チ33は、メンブレンスイッチなどともよばれるもので、
弾性的に変形可能な膜状(フィルム状)をなし、平面略
矩形状をなすスイッチ部56と、このスイッチ部56から延
設された脚片部57とから構成されている。そして、スイ
ッチ部56は、上下に相対向する接点部を備え、これら接
点部が、通常時にはスペーサにより所定寸法だけ離間す
るようになっているとともに、このスイッチ部56の外周
部が、熱かしめあるいは接着などにより、カバー体34の
裏面側の押圧部51に沿って固定されている。また、各膜
状スイッチ33の脚片部57の端部には、リベット用通孔57
a と、係合用通孔57b とが交互に形成されているととも
に、車体側に設けられたホーン機構との電気的な接続部
が形成されている。
【0025】そして、このように構成されたホーンスイ
ッチは、カバー体34の上板部36の操作部41を押圧する
と、上下の接点部にそれぞれ撓みが生じて互いに接触
し、膜状スイッチ33が閉成され、ホーンが吹鳴されるよ
うになっている。
ッチは、カバー体34の上板部36の操作部41を押圧する
と、上下の接点部にそれぞれ撓みが生じて互いに接触
し、膜状スイッチ33が閉成され、ホーンが吹鳴されるよ
うになっている。
【0026】そして、このカバー体34は、取付壁部37を
ベースプレート21の周壁部21b の外側に嵌合し、この取
付壁部37から突設した係合突部を周壁部21b に形成した
係合用通孔21e に係合するとともに、取付壁部37のリベ
ット用通孔37a と周壁部21bのリベット用通孔21d とを
挿通するリベット61により、取付壁部37と周壁部21bと
を固着して、ベースプレート21に固定されるようになっ
ている。
ベースプレート21の周壁部21b の外側に嵌合し、この取
付壁部37から突設した係合突部を周壁部21b に形成した
係合用通孔21e に係合するとともに、取付壁部37のリベ
ット用通孔37a と周壁部21bのリベット用通孔21d とを
挿通するリベット61により、取付壁部37と周壁部21bと
を固着して、ベースプレート21に固定されるようになっ
ている。
【0027】また、この状態で、カバー体34の取付壁部
37と、ベースプレート21の周壁部21b との間に、ラッピ
ング部材31の取付部31b と、膜状スイッチ33の脚片部57
とが挟持されるとともに、これらラッピング部材31と膜
状スイッチ33との係合用通孔31e ,57b に係合突部が係
合され、さらに、これらラッピング部材31と膜状スイッ
チ33とのリベット用通孔31d ,57a にリベット61が挿通
されて、ベースプレート21にラッピング部材31と膜状ス
イッチ33とが強固に固定されている。
37と、ベースプレート21の周壁部21b との間に、ラッピ
ング部材31の取付部31b と、膜状スイッチ33の脚片部57
とが挟持されるとともに、これらラッピング部材31と膜
状スイッチ33との係合用通孔31e ,57b に係合突部が係
合され、さらに、これらラッピング部材31と膜状スイッ
チ33とのリベット用通孔31d ,57a にリベット61が挿通
されて、ベースプレート21にラッピング部材31と膜状ス
イッチ33とが強固に固定されている。
【0028】さらに、この状態で、図1に示すように、
エアバッグ24を覆うラッピング部材31と、カバー体34の
裏面側に取り付けられた膜状スイッチ33との間には微少
の空間部が形成され、ラッピング部材31が膜状スイッチ
33を押圧しないようになっているとともに、ラッピング
部材31のテアライン31c と、カバー体34の両側方向を長
手方向とするテアライン44とが上下に相対向して位置す
るようになっている。
エアバッグ24を覆うラッピング部材31と、カバー体34の
裏面側に取り付けられた膜状スイッチ33との間には微少
の空間部が形成され、ラッピング部材31が膜状スイッチ
33を押圧しないようになっているとともに、ラッピング
部材31のテアライン31c と、カバー体34の両側方向を長
手方向とするテアライン44とが上下に相対向して位置す
るようになっている。
【0029】そして、自動車が衝突した際などには、図
示しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレー
タ22の点火器が起動され、充填した推進薬を燃焼させる
ことにより、周面に形成されたガス噴射孔22b からエア
バッグ24の内部に窒素ガスなどが急速に噴射されて、折
り畳まれたエアバッグ24が急激に膨張する。すると、こ
のエアバッグ24の膨張の圧力により、ラッピング部材31
がテアライン31c に沿って開裂するとともに、カバー体
34の上板部36がテアライン44に沿って開裂し、前後一対
の扉片部が形成され、さらに、これら扉片部が膜状スイ
ッチ33,33とともに前後に回動してエアバッグ24の突出
口が形成され、この突出口から、乗員の前側にエアバッ
グ24が膨張するようになっている。
示しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレー
タ22の点火器が起動され、充填した推進薬を燃焼させる
ことにより、周面に形成されたガス噴射孔22b からエア
バッグ24の内部に窒素ガスなどが急速に噴射されて、折
り畳まれたエアバッグ24が急激に膨張する。すると、こ
のエアバッグ24の膨張の圧力により、ラッピング部材31
がテアライン31c に沿って開裂するとともに、カバー体
34の上板部36がテアライン44に沿って開裂し、前後一対
の扉片部が形成され、さらに、これら扉片部が膜状スイ
ッチ33,33とともに前後に回動してエアバッグ24の突出
口が形成され、この突出口から、乗員の前側にエアバッ
グ24が膨張するようになっている。
【0030】そして、本実施例のステアリングホイール
11によれば、カバー体34の内側に位置するラッピング部
材31により、折り畳んで収納されたエアバッグ24を覆
い、エアバッグ24を覆うラッピング部材31と、カバー体
34の裏面側に取り付けられた膜状スイッチ33が押圧しな
いように保持したため、折り畳まれたエアバッグ24の自
己復元を抑止して安定して形状を保持し、このエアバッ
グ24が膜状スイッチ33,33やカバー体34を押圧すること
を防止できる。そこでエアバッグ24の復元力により、カ
バー体34の外観に影響を与えることを防止でき、ホーン
スイッチの誤動作を防止できる。
11によれば、カバー体34の内側に位置するラッピング部
材31により、折り畳んで収納されたエアバッグ24を覆
い、エアバッグ24を覆うラッピング部材31と、カバー体
34の裏面側に取り付けられた膜状スイッチ33が押圧しな
いように保持したため、折り畳まれたエアバッグ24の自
己復元を抑止して安定して形状を保持し、このエアバッ
グ24が膜状スイッチ33,33やカバー体34を押圧すること
を防止できる。そこでエアバッグ24の復元力により、カ
バー体34の外観に影響を与えることを防止でき、ホーン
スイッチの誤動作を防止できる。
【0031】またラッピング部材31は、ベースプレート
21とカバー体34との間に狭持して固定されるため、イン
フレータ22の発する熱がベースプレート21からカバー体
34の取付壁部37に伝わることを抑制し、カバー体34への
熱的影響を低減することができる。
21とカバー体34との間に狭持して固定されるため、イン
フレータ22の発する熱がベースプレート21からカバー体
34の取付壁部37に伝わることを抑制し、カバー体34への
熱的影響を低減することができる。
【0032】さらに、ラッピング部材31は、折り畳んで
収納されたエアバッグ24の上部表面のほぼ全面を覆うた
め、エアバッグ24の折畳形状を安定して確実に保持する
ことができる。
収納されたエアバッグ24の上部表面のほぼ全面を覆うた
め、エアバッグ24の折畳形状を安定して確実に保持する
ことができる。
【0033】また、ラッピング部材31のテアライン31c
と、カバー体34の両側方向を長手方向とするテアライン
44とが平行するように形成されているため、エアバッグ
24がガスの圧力により膨張する際に、これらラッピング
部材31およびカバー体34を円滑に破断させることができ
る。
と、カバー体34の両側方向を長手方向とするテアライン
44とが平行するように形成されているため、エアバッグ
24がガスの圧力により膨張する際に、これらラッピング
部材31およびカバー体34を円滑に破断させることができ
る。
【0034】そして、ラッピング部材31を、紙、特に、
合成紙により形成したため、断熱効果を高め、エアバッ
グ24とカバー体34あるいは膜状スイッチ33との摩擦を低
減でき、バッグの円滑な展開を助けるとともに、ラッピ
ング部材31の追加による重量の増加はほとんどない。
合成紙により形成したため、断熱効果を高め、エアバッ
グ24とカバー体34あるいは膜状スイッチ33との摩擦を低
減でき、バッグの円滑な展開を助けるとともに、ラッピ
ング部材31の追加による重量の増加はほとんどない。
【0035】なお、上記の実施例では、ラッピング部材
31の取付部31b ,31b に、それぞれ円孔状をなすリベッ
ト用通孔31d と係合用通孔31e とを形成したが、これら
リベット用通孔31d および係合用通孔31e は、例えば、
図6(a)に示すように、楕円状に形成しても良く、ま
た、図6(b)に示すように、カプセル状(長楕円状)
に形成しても良く、あるいは、図6(c)に示すよう
に、角孔状に形成することもできる。さらに、これらリ
ベット用通孔31d および係合用通孔31e は、例えば、図
7(a)に示すように十字状の切り込みとし、あるい
は、図7(b)および図7(c)に示すように円周の一
部を切り残した円形状の切り抜きとしてもよい。
31の取付部31b ,31b に、それぞれ円孔状をなすリベッ
ト用通孔31d と係合用通孔31e とを形成したが、これら
リベット用通孔31d および係合用通孔31e は、例えば、
図6(a)に示すように、楕円状に形成しても良く、ま
た、図6(b)に示すように、カプセル状(長楕円状)
に形成しても良く、あるいは、図6(c)に示すよう
に、角孔状に形成することもできる。さらに、これらリ
ベット用通孔31d および係合用通孔31e は、例えば、図
7(a)に示すように十字状の切り込みとし、あるい
は、図7(b)および図7(c)に示すように円周の一
部を切り残した円形状の切り抜きとしてもよい。
【0036】また、上記の実施例では、ラッピング部材
31を両面テープを用いてベースプレート21に仮固定した
が、ラッピング部材31は、例えば、接着、溶着、縫製な
どの手段により、ベースプレート21あるいはカバー体34
などに取り付けることもできる。
31を両面テープを用いてベースプレート21に仮固定した
が、ラッピング部材31は、例えば、接着、溶着、縫製な
どの手段により、ベースプレート21あるいはカバー体34
などに取り付けることもできる。
【0037】そして、ベースプレート21をカギ状に切り
起こして係合部を形成し、この係合部に取付部31b のリ
ベット用通孔31d を係止させてもよく、またラッピング
部材31の取付部31b を袋状に形成してベースプレート21
あるいはカバー体34などに係止させてもよい。
起こして係合部を形成し、この係合部に取付部31b のリ
ベット用通孔31d を係止させてもよく、またラッピング
部材31の取付部31b を袋状に形成してベースプレート21
あるいはカバー体34などに係止させてもよい。
【0038】さらに、上記の実施例では、ラッピング部
材31のテアライン31c と、カバー体34の両側方向を長手
方向とするテアライン44とを位置合わせして形成した
が、これらのテアライン31c ,44同士の位置をずらして
設定することもできる。
材31のテアライン31c と、カバー体34の両側方向を長手
方向とするテアライン44とを位置合わせして形成した
が、これらのテアライン31c ,44同士の位置をずらして
設定することもできる。
【0039】また、図8に示すように、ラッピング部材
31の取付部31b を例えば外側上方に折り返して、ベース
プレート21と接する箇所を二重にした補強部31f を形成
することにより、ラッピング部材31の取付部31b の強度
を向上するとともに、断熱効果を高めることができる。
また、ラッピング部材31の補強部31f は、ベースプレー
ト21との接触面のほぼ全面を覆うように形成するのが、
断熱効果上最も有効である。
31の取付部31b を例えば外側上方に折り返して、ベース
プレート21と接する箇所を二重にした補強部31f を形成
することにより、ラッピング部材31の取付部31b の強度
を向上するとともに、断熱効果を高めることができる。
また、ラッピング部材31の補強部31f は、ベースプレー
ト21との接触面のほぼ全面を覆うように形成するのが、
断熱効果上最も有効である。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、カバー体の内側に位置するラッピング部材により、
折り畳んで収納されたエアバッグを覆ったため、エアバ
ッグが熱などにより自己復元しようとしても、安定して
折畳形状を保持し、カバー体の外観に影響を与えること
を防止できる。また、ラッピング部材は、被取付部材と
カバー体との間に挟持して固定されるため、インフレー
タの作動時などに被取付部材からカバー体に伝わる熱的
影響を低減することができる。また、カバーとバッグの
間に介在して、高速で膨張展開しようとするバッグの滑
りを良くして、展開時の滑り抵抗を軽減することができ
る。
ば、カバー体の内側に位置するラッピング部材により、
折り畳んで収納されたエアバッグを覆ったため、エアバ
ッグが熱などにより自己復元しようとしても、安定して
折畳形状を保持し、カバー体の外観に影響を与えること
を防止できる。また、ラッピング部材は、被取付部材と
カバー体との間に挟持して固定されるため、インフレー
タの作動時などに被取付部材からカバー体に伝わる熱的
影響を低減することができる。また、カバーとバッグの
間に介在して、高速で膨張展開しようとするバッグの滑
りを良くして、展開時の滑り抵抗を軽減することができ
る。
【0041】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、カバー体の裏面側に沿って
スイッチを配設し、折り畳まれたエアバッグが自己復元
しようとしても形状がほぼ一定に維持され、スイッチが
押圧されることがないので、このスイッチの誤動作を防
止することができる。
請求項1記載の効果に加え、カバー体の裏面側に沿って
スイッチを配設し、折り畳まれたエアバッグが自己復元
しようとしても形状がほぼ一定に維持され、スイッチが
押圧されることがないので、このスイッチの誤動作を防
止することができる。
【0042】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、ラッピング部材
は、折り畳んで収納されたエアバッグの上部表面のほぼ
全面を覆うため、エアバッグの形状を安定して確実に保
持することができる。
請求項1または2記載の効果に加え、ラッピング部材
は、折り畳んで収納されたエアバッグの上部表面のほぼ
全面を覆うため、エアバッグの形状を安定して確実に保
持することができる。
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】同上ステアリングホイールの平面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の分解斜視図である。
【図4】同上エアバッグ装置の一部の斜視図である。
【図5】同上エアバッグ装置のラッピング部材の展開図
である。
である。
【図6】同上エアバッグ装置のラッピング部材の他の実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図7】同上エアバッグ装置のラッピング部材の他の実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図8】同上エアバッグ装置の他の実施例を示す一部の
断面図である。
断面図である。
14 エアバッグ装置 21 被取付部材としてのベースプレート 24 エアバッグ 31 ラッピング部材 33 スイッチとしての膜状スイッチ 34 カバー体
Claims (3)
- 【請求項1】 被取付部材に、エアバッグと、このエア
バッグを覆うカバー体とを取り付けたエアバッグ装置に
おいて、 前記カバー体の内側に位置して、折り畳んで収納された
前記エアバッグを覆うとともに、前記被取付部材と前記
カバー体との間に挟持して固定される破断可能なラッピ
ング部材を備えたことを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 カバー体の裏面側に沿って配設され、カ
バー体とラッピング部材との間に設けられたスイッチを
有することを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装
置。 - 【請求項3】 ラッピング部材は、折り畳んで収納され
たエアバッグの上部表面のほぼ全面を覆うことを特徴と
する請求項1または2記載のエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6305232A JPH08156733A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6305232A JPH08156733A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156733A true JPH08156733A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17942628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6305232A Pending JPH08156733A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08156733A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1159312A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 乗員保護装置 |
US7322596B2 (en) | 2005-12-19 | 2008-01-29 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
US7549271B2 (en) | 2005-12-28 | 2009-06-23 | Takata Corporation | Method for manufacturing airbag module |
US7648157B2 (en) | 2005-12-19 | 2010-01-19 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
US7845672B2 (en) | 2007-11-26 | 2010-12-07 | Takata Corporation | Airbag cover and airbag apparatus |
US8297654B2 (en) | 2010-03-31 | 2012-10-30 | Takata Corporation | Airbag and airbag apparatus |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6305232A patent/JPH08156733A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1159312A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 乗員保護装置 |
US7322596B2 (en) | 2005-12-19 | 2008-01-29 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
US7648157B2 (en) | 2005-12-19 | 2010-01-19 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
US7549271B2 (en) | 2005-12-28 | 2009-06-23 | Takata Corporation | Method for manufacturing airbag module |
US7845672B2 (en) | 2007-11-26 | 2010-12-07 | Takata Corporation | Airbag cover and airbag apparatus |
US8297654B2 (en) | 2010-03-31 | 2012-10-30 | Takata Corporation | Airbag and airbag apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4560881B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3467114B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3792796B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3639045B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH10250517A (ja) | エアバッグ装置 | |
US7802810B2 (en) | Airbag module for a motor vehicle | |
JPH08156733A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2002193061A (ja) | 助手席用エアバッグドア構造 | |
JP4075212B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2001018741A (ja) | 車両用エアバッグ装置 | |
JP3427877B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3436881B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH10273007A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH08268199A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH08207692A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2000025548A (ja) | エアバッグ装置 | |
KR200280010Y1 (ko) | 에어백 조립체 | |
JPH08156734A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH08253089A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2601623Y2 (ja) | ホーンスイッチ付きエアバッグ装置 | |
JPH11334514A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3016506B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH08282418A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP3355923B2 (ja) | ホーンスイッチを備えたエアバッグ装置 | |
JPH10329632A (ja) | エアバッグ装置 |