JPH08148586A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH08148586A JPH08148586A JP6286517A JP28651794A JPH08148586A JP H08148586 A JPH08148586 A JP H08148586A JP 6286517 A JP6286517 A JP 6286517A JP 28651794 A JP28651794 A JP 28651794A JP H08148586 A JPH08148586 A JP H08148586A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
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- H01L21/78—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
- H01L21/82—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、メモリセルのコントロールゲート端
とフローティングゲート端との間の層間絶縁膜が必要以
上に酸化されることなく、周囲回路トランジスタゲート
酸化膜が十分な絶縁耐圧を持つように適性に酸化される
半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、半導体基板1上に形成されたメモリ
セル部200,201と、周辺回路トランジスタ部30
0,301を有する不揮発性半導体記憶装置であり、メ
モリセル部200,201を形成する際に、メモリセル
部200,201の積層領域全面と、周辺回路トランジ
スタ部300,301の上面と、を耐酸化性膜層で覆っ
た後、熱酸化により全面上に酸化膜層を形成する工程と
を備える半導体装置の製造方法である。
とフローティングゲート端との間の層間絶縁膜が必要以
上に酸化されることなく、周囲回路トランジスタゲート
酸化膜が十分な絶縁耐圧を持つように適性に酸化される
半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、半導体基板1上に形成されたメモリ
セル部200,201と、周辺回路トランジスタ部30
0,301を有する不揮発性半導体記憶装置であり、メ
モリセル部200,201を形成する際に、メモリセル
部200,201の積層領域全面と、周辺回路トランジ
スタ部300,301の上面と、を耐酸化性膜層で覆っ
た後、熱酸化により全面上に酸化膜層を形成する工程と
を備える半導体装置の製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フローティングゲー
ト及びコントロールゲートからなる2層ゲート構造を有
する不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関する。
ト及びコントロールゲートからなる2層ゲート構造を有
する不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フローティングゲート及びコント
ロールゲートを有する2層ゲート構造のMOSトランジ
スタをメモリセルとして備えている不揮発性半導体記憶
装置を製造する際に、メモリセルおよび周辺回路トラン
ジスタを形成した後に、熱酸化によって後酸化膜を同時
に形成している。
ロールゲートを有する2層ゲート構造のMOSトランジ
スタをメモリセルとして備えている不揮発性半導体記憶
装置を製造する際に、メモリセルおよび周辺回路トラン
ジスタを形成した後に、熱酸化によって後酸化膜を同時
に形成している。
【0003】前記周辺回路トランジスタを8V以上30
V以下の高電圧で駆動する不揮発性半導体記憶装置、例
えばNAND型EEPROM等において、周辺回路トラ
ンジスタゲート端と拡散層との間のゲート酸化膜は、メ
モリセルのフローティングゲート5端と拡散層との間の
ゲート酸化膜に比べてより高い電界が印加されるため、
図10に示すような、より高い絶縁耐圧を持ち、チャネ
ル下で起こるドレイン耐圧も十分耐えうる膜厚t1 が必
要となる。従って、後酸化膜の形成は、周辺回路トラン
ジスタゲート端のゲート酸化膜の絶縁耐圧に合わせて、
十分な長時間に渡って熱酸化を行っていた。
V以下の高電圧で駆動する不揮発性半導体記憶装置、例
えばNAND型EEPROM等において、周辺回路トラ
ンジスタゲート端と拡散層との間のゲート酸化膜は、メ
モリセルのフローティングゲート5端と拡散層との間の
ゲート酸化膜に比べてより高い電界が印加されるため、
図10に示すような、より高い絶縁耐圧を持ち、チャネ
ル下で起こるドレイン耐圧も十分耐えうる膜厚t1 が必
要となる。従って、後酸化膜の形成は、周辺回路トラン
ジスタゲート端のゲート酸化膜の絶縁耐圧に合わせて、
十分な長時間に渡って熱酸化を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、NAND型E
EPROM等の周辺回路を高電圧で駆動する不揮発性半
導体装置を製造する際に、あまり酸化時間を長くすると
メモリセル部のゲート端が必要以上に酸化される。特
に、コントロールゲート端部とフローティングゲート端
部との間の層間絶縁膜、例えばONO膜6が酸化され膜
厚t2 になる。
EPROM等の周辺回路を高電圧で駆動する不揮発性半
導体装置を製造する際に、あまり酸化時間を長くすると
メモリセル部のゲート端が必要以上に酸化される。特
に、コントロールゲート端部とフローティングゲート端
部との間の層間絶縁膜、例えばONO膜6が酸化され膜
厚t2 になる。
【0005】この結果、メモリセルのカップリング比が
低下して、メモリセルの特性が劣化するという悪影響を
引き起こすことになる。つまり、メモリセルのコントロ
ールゲート7の端部とフローティングゲート5の端部と
の間の層間絶縁膜、たとえばONO膜が必要以上に厚く
なり、メモリセルのカップリング比が低下し、セルの特
性が劣化してしまうという問題があった。
低下して、メモリセルの特性が劣化するという悪影響を
引き起こすことになる。つまり、メモリセルのコントロ
ールゲート7の端部とフローティングゲート5の端部と
の間の層間絶縁膜、たとえばONO膜が必要以上に厚く
なり、メモリセルのカップリング比が低下し、セルの特
性が劣化してしまうという問題があった。
【0006】そこで本発明は、メモリセルのコントロー
ルゲート端とフローティングゲート端との間の層間絶縁
膜が必要以上に酸化されることがなく、周囲回路トラン
ジスタゲート端のゲート酸化膜が十分な絶縁耐圧を持つ
ように適性に酸化される半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
ルゲート端とフローティングゲート端との間の層間絶縁
膜が必要以上に酸化されることがなく、周囲回路トラン
ジスタゲート端のゲート酸化膜が十分な絶縁耐圧を持つ
ように適性に酸化される半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、半導体基板上に形成されたメモリセル部
と、周辺回路トランジスタ部を有する不揮発性半導体記
憶装置の製造工程において、前記メモリセル部となる第
1の積層構造と、前記周辺回路トランジスタ部となる第
2の積層構造を形成した後、前記第1の積層構造の全面
を耐酸化性膜層で覆い、且つ前記第2の積層構造の上面
に該耐酸化性膜層を形成する耐酸化性膜形成工程と、前
記耐酸化性膜形成工程の後、熱酸化により全面上に酸化
膜層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法を
提供する。
するために、半導体基板上に形成されたメモリセル部
と、周辺回路トランジスタ部を有する不揮発性半導体記
憶装置の製造工程において、前記メモリセル部となる第
1の積層構造と、前記周辺回路トランジスタ部となる第
2の積層構造を形成した後、前記第1の積層構造の全面
を耐酸化性膜層で覆い、且つ前記第2の積層構造の上面
に該耐酸化性膜層を形成する耐酸化性膜形成工程と、前
記耐酸化性膜形成工程の後、熱酸化により全面上に酸化
膜層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法を
提供する。
【0008】さらに、前記半導体装置の製造方法におい
て、半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電
層、第2の絶縁膜を積層形成する工程と、メモリセルを
形成すべき領域(メモリセル領域)以外の前記第2の絶
縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を選択的に半導体基
板表面が露出するまで除去する工程と、前記メモリセル
領域以外の領域の半導体基板表面に第3の絶縁膜を形成
する工程と、前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上及
び、該メモリセル領域以外の第3の絶縁膜上に第2の導
電層を形成する工程と、前記メモリセル領域の所望領域
の前記第2の導電層と第2の絶縁膜、第1の導電層、第
1の絶縁膜を自己整合的に選択的に除去する工程と、前
記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積す
る工程と、前記メモリセル領域以外の一部の耐酸化性
膜、第2の導電層、第3の絶縁膜を順次選択的に除去す
る工程と、前記耐酸化性膜上と半導体基板上に熱酸化に
より酸化膜層を形成する工程とを備えた半導体装置の製
造方法を提供する。
て、半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電
層、第2の絶縁膜を積層形成する工程と、メモリセルを
形成すべき領域(メモリセル領域)以外の前記第2の絶
縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を選択的に半導体基
板表面が露出するまで除去する工程と、前記メモリセル
領域以外の領域の半導体基板表面に第3の絶縁膜を形成
する工程と、前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上及
び、該メモリセル領域以外の第3の絶縁膜上に第2の導
電層を形成する工程と、前記メモリセル領域の所望領域
の前記第2の導電層と第2の絶縁膜、第1の導電層、第
1の絶縁膜を自己整合的に選択的に除去する工程と、前
記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積す
る工程と、前記メモリセル領域以外の一部の耐酸化性
膜、第2の導電層、第3の絶縁膜を順次選択的に除去す
る工程と、前記耐酸化性膜上と半導体基板上に熱酸化に
より酸化膜層を形成する工程とを備えた半導体装置の製
造方法を提供する。
【0009】
【作用】以上のような構成の半導体装置の製造方法によ
り、周辺回路トランジスタには耐酸化性膜が形成されな
いため、トランジスタゲート端部と拡散層との間のゲー
ト酸化膜は、熱酸化によって十分な絶縁耐圧を持つ厚さ
に形成される。またメモリセルは、耐酸化性膜で覆われ
ているため、コントロールゲート端部とフローティング
ゲート端部の間のONO膜の酸化が防止され、カップリ
ング比が低下しない。
り、周辺回路トランジスタには耐酸化性膜が形成されな
いため、トランジスタゲート端部と拡散層との間のゲー
ト酸化膜は、熱酸化によって十分な絶縁耐圧を持つ厚さ
に形成される。またメモリセルは、耐酸化性膜で覆われ
ているため、コントロールゲート端部とフローティング
ゲート端部の間のONO膜の酸化が防止され、カップリ
ング比が低下しない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1乃至図3には、本発明による第1実施
例としての半導体装置の製造方法の製造工程に沿ったN
AND型EEPROMの断面図を示す。ここで、本実施
例において、NAND型EEPROMの製造方法を例と
して説明する。
に説明する。図1乃至図3には、本発明による第1実施
例としての半導体装置の製造方法の製造工程に沿ったN
AND型EEPROMの断面図を示す。ここで、本実施
例において、NAND型EEPROMの製造方法を例と
して説明する。
【0011】まず、図1(a)に示す工程においては、
N型シリコン基板1上にウェル領域2を形成した後、通
常の素子分離法を用いて選択酸化し、素子分離領域に膜
厚500nmのシリコン酸化膜3を形成する。
N型シリコン基板1上にウェル領域2を形成した後、通
常の素子分離法を用いて選択酸化し、素子分離領域に膜
厚500nmのシリコン酸化膜3を形成する。
【0012】それから全面上に、膜厚10〜25nmの
ゲート酸化膜層4、膜厚50〜150nmのフローティ
ングゲート5(ポリシリコン層:12)を順次、積層形
成する。その後、フォトリソ技術によりマスクをフォト
レジストでパターニングして、隣設する電位的に浮遊と
なるフローティングゲート5の分離のためのエッチング
を行う。その後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜層、
例えば、ONO膜6を形成する。
ゲート酸化膜層4、膜厚50〜150nmのフローティ
ングゲート5(ポリシリコン層:12)を順次、積層形
成する。その後、フォトリソ技術によりマスクをフォト
レジストでパターニングして、隣設する電位的に浮遊と
なるフローティングゲート5の分離のためのエッチング
を行う。その後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜層、
例えば、ONO膜6を形成する。
【0013】次に図1(b)に示す工程においては、メ
モリセル領域100のONO膜6上にフォトリソ技術に
よりフォトレジスト14からなるマスクを形成して、周
辺回路トランジスタ領域101のみをウェル領域2が露
出するまで除去する。
モリセル領域100のONO膜6上にフォトリソ技術に
よりフォトレジスト14からなるマスクを形成して、周
辺回路トランジスタ領域101のみをウェル領域2が露
出するまで除去する。
【0014】そして、図1(c)に示す工程において
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、膜
厚350nmのコントロールゲート7(ポリシリコン
層:10,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技
術により、図2(a)に示すようなメモリセル部20
0,201を形成する。
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、膜
厚350nmのコントロールゲート7(ポリシリコン
層:10,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技
術により、図2(a)に示すようなメモリセル部20
0,201を形成する。
【0015】次に、図2(b)に示す工程においては、
全面上に厚さ20nm程度の耐酸化性膜、例えばシリコ
ン窒化膜11を形成する。その後、フォトリソ技術によ
り、メモリセル領域上に図2(c)に示すような周辺回
路トランジスタ300,301を形成する。その結果、
周辺回路トランジスタゲート300,301は、ゲート
上部にのみシリコン窒化膜が残っている。
全面上に厚さ20nm程度の耐酸化性膜、例えばシリコ
ン窒化膜11を形成する。その後、フォトリソ技術によ
り、メモリセル領域上に図2(c)に示すような周辺回
路トランジスタ300,301を形成する。その結果、
周辺回路トランジスタゲート300,301は、ゲート
上部にのみシリコン窒化膜が残っている。
【0016】その後、図3(a)に示す工程において、
熱酸化を行い、全面上に後酸化膜8を形成する。メモリ
セル部200,201は、シリコン窒化膜で覆われてい
るため、コントロールゲート7の端部とフローティング
ゲート5の端部との間のONO膜6や、フローティング
ゲート5とソース及びドレイン拡散層との間のゲート酸
化膜4のフローティングゲート両下端部の酸化は抑制さ
れる。
熱酸化を行い、全面上に後酸化膜8を形成する。メモリ
セル部200,201は、シリコン窒化膜で覆われてい
るため、コントロールゲート7の端部とフローティング
ゲート5の端部との間のONO膜6や、フローティング
ゲート5とソース及びドレイン拡散層との間のゲート酸
化膜4のフローティングゲート両下端部の酸化は抑制さ
れる。
【0017】よって、カップリング比の低下やばらつき
を防ぐ事ができ、セル特性の劣化はなくなる。一方、周
辺回路トランジスタの側壁にはシリコン窒化膜が形成さ
れていないため、トランジスタゲート下端部と拡散層と
の間のゲート酸化膜は、熱酸化によって十分な厚さt1
の酸化膜が形成される。
を防ぐ事ができ、セル特性の劣化はなくなる。一方、周
辺回路トランジスタの側壁にはシリコン窒化膜が形成さ
れていないため、トランジスタゲート下端部と拡散層と
の間のゲート酸化膜は、熱酸化によって十分な厚さt1
の酸化膜が形成される。
【0018】以降、層間絶縁膜を堆積し、コンタクト開
孔、電極配線を形成する等は、一般の半導体装置の製造
方法と同様である。通常、トランジスタのsurfac
e break down耐圧は、トランジスタのゲー
ト拡散層がオーバーラップするゲート端の酸化膜電界で
決まる。従って、このようにセルトランジスタよりも高
電界がかかる周辺トランジスタのみトランジスタ下端の
角を丸めることにより、セルトランジスタ、周辺トラン
ジスタそれぞれに要求される性能を両立させることがで
きる。
孔、電極配線を形成する等は、一般の半導体装置の製造
方法と同様である。通常、トランジスタのsurfac
e break down耐圧は、トランジスタのゲー
ト拡散層がオーバーラップするゲート端の酸化膜電界で
決まる。従って、このようにセルトランジスタよりも高
電界がかかる周辺トランジスタのみトランジスタ下端の
角を丸めることにより、セルトランジスタ、周辺トラン
ジスタそれぞれに要求される性能を両立させることがで
きる。
【0019】さらに、シリコン窒化膜でおおっているの
で、外部から侵入したNa+ 等の可動イオンがメモリル
セル内に侵入し難くなるため、フローティングゲート内
に注入されていた電子を中和してデータが反転してしま
うといった問題を回避する事もできる。
で、外部から侵入したNa+ 等の可動イオンがメモリル
セル内に侵入し難くなるため、フローティングゲート内
に注入されていた電子を中和してデータが反転してしま
うといった問題を回避する事もできる。
【0020】なお、前述した第1実施例では、シリコン
窒化膜の形成方法を特に説明しなかったが、この耐酸化
膜の形成方法はLPCVD法、プラズマ窒化法、直接窒
化法など、本発明の効果を実現するためにはいずれの手
法でも良い。
窒化膜の形成方法を特に説明しなかったが、この耐酸化
膜の形成方法はLPCVD法、プラズマ窒化法、直接窒
化法など、本発明の効果を実現するためにはいずれの手
法でも良い。
【0021】また、第1実施例では、セルトランジスタ
の加工した直後にシリコン窒化膜を形成したが、シリコ
ン窒化膜の形成前に僅かの膜厚、例えば8nm厚程度の
酸化膜を形成しても良い。トランジスタの電界集中は、
ゲート端で発生するため、この領域では酸化膜質の劣化
が起きやすい。従って、実際にはセル領域といえども僅
かに酸化してゲート端の角を丸める方が信頼性上好まし
い。このような構成例を図3(b)に示す。
の加工した直後にシリコン窒化膜を形成したが、シリコ
ン窒化膜の形成前に僅かの膜厚、例えば8nm厚程度の
酸化膜を形成しても良い。トランジスタの電界集中は、
ゲート端で発生するため、この領域では酸化膜質の劣化
が起きやすい。従って、実際にはセル領域といえども僅
かに酸化してゲート端の角を丸める方が信頼性上好まし
い。このような構成例を図3(b)に示す。
【0022】なお、以降の実施例についても両方の手法
があるが、代表として薄い酸化膜形成を省略した場合に
ついて説明する。前述した第1実施例では、メモリルセ
ルを形成した後、全面にシリコン窒化膜を形成し、その
まま周辺回路トランジスタの加工をしたが、シリコン窒
化膜は全面形成後に周辺回路トランジスタ領域のみ除去
しても良い。
があるが、代表として薄い酸化膜形成を省略した場合に
ついて説明する。前述した第1実施例では、メモリルセ
ルを形成した後、全面にシリコン窒化膜を形成し、その
まま周辺回路トランジスタの加工をしたが、シリコン窒
化膜は全面形成後に周辺回路トランジスタ領域のみ除去
しても良い。
【0023】次に図1(a)乃至図2(b)、図4の製
造工程を示す断面図を参照して、第2実施例としての半
導体装置の製造方法について説明する。前述した第1実
施例と同様に、まず図1(a)に示す工程においては、
N型シリコン基板1上にウェル領域2を形成した後、通
常の素子分離法を用いて選択酸化し、膜厚500nmの
シリコン酸化膜からなる素子分離領域3を形成する。そ
れから全面上に、膜厚10〜25nmのゲート酸化膜層
4、膜厚50〜150nmのフローティングゲート5
(ポリシリコン層:12)を順次、積層形成する。その
後、フォトリソ技術により、マスクとなるフォトレジス
トを形成して、隣設する電位的に浮遊となるフローティ
ングゲート5の分離のためのエッチングを行う。その
後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜層、例えば、ON
O膜6を形成する。
造工程を示す断面図を参照して、第2実施例としての半
導体装置の製造方法について説明する。前述した第1実
施例と同様に、まず図1(a)に示す工程においては、
N型シリコン基板1上にウェル領域2を形成した後、通
常の素子分離法を用いて選択酸化し、膜厚500nmの
シリコン酸化膜からなる素子分離領域3を形成する。そ
れから全面上に、膜厚10〜25nmのゲート酸化膜層
4、膜厚50〜150nmのフローティングゲート5
(ポリシリコン層:12)を順次、積層形成する。その
後、フォトリソ技術により、マスクとなるフォトレジス
トを形成して、隣設する電位的に浮遊となるフローティ
ングゲート5の分離のためのエッチングを行う。その
後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜層、例えば、ON
O膜6を形成する。
【0024】次に図1(b)に示す工程においては、メ
モリセル領域100のONO膜6上にフォトレジストを
形成し、これをマスクとして、周辺回路トランジスタ領
域101のみをウェル領域2が露出するまで除去する。
モリセル領域100のONO膜6上にフォトレジストを
形成し、これをマスクとして、周辺回路トランジスタ領
域101のみをウェル領域2が露出するまで除去する。
【0025】そして、図1(c)に示す工程において
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、3
50nmのコントロールゲート7(ポリシリコン層:1
0,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技術によ
り、図2(a)に示すようなメモリセル部200,20
1を形成する。以上の工程は第1実施例と同等である。
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、3
50nmのコントロールゲート7(ポリシリコン層:1
0,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技術によ
り、図2(a)に示すようなメモリセル部200,20
1を形成する。以上の工程は第1実施例と同等である。
【0026】次に図2(b)に示すように、膜厚20n
m程度の耐酸化性膜、例えばシリコン窒化膜11を全面
上に形成し、その後、フォトリソ技術によりエッチング
することにより、図4(a)に示すように、周辺回路ト
ランジスタ領域101のみシリコン窒化膜層11を除去
して、周辺回路トランジスタを形成する。これにより図
4(b)に示すように、周辺回路トランジスタゲートの
側壁だけでなく、その上面のシリコン窒化膜も除去でき
る。
m程度の耐酸化性膜、例えばシリコン窒化膜11を全面
上に形成し、その後、フォトリソ技術によりエッチング
することにより、図4(a)に示すように、周辺回路ト
ランジスタ領域101のみシリコン窒化膜層11を除去
して、周辺回路トランジスタを形成する。これにより図
4(b)に示すように、周辺回路トランジスタゲートの
側壁だけでなく、その上面のシリコン窒化膜も除去でき
る。
【0027】この後、図4(c)に示すように、全面熱
酸化により後酸化膜層8を形成するが、これらの工程に
よって得られる効果は、第1実施例と同等である。次に
前述した第1,第2実施例は、メモリセル領域全面にシ
リコン窒化膜を残した例であったが、第3実施例とし
て、メモリセル領域内でも選択トランジスタ領域のシリ
コン窒化膜が除去される例について説明する。
酸化により後酸化膜層8を形成するが、これらの工程に
よって得られる効果は、第1実施例と同等である。次に
前述した第1,第2実施例は、メモリセル領域全面にシ
リコン窒化膜を残した例であったが、第3実施例とし
て、メモリセル領域内でも選択トランジスタ領域のシリ
コン窒化膜が除去される例について説明する。
【0028】図1(a)乃至図2(b)及び図5には、
第3実施例の半導体装置の製造方法を工程順に示した断
面図を示す。前述した第1実施例と同様に、まず、図1
(a)に示す工程においては、N型シリコン基板1上に
ウェル領域2を形成した後、通常の素子分離法を用いて
選択酸化し、素子分離領域となる膜厚500nmのシリ
コン酸化膜3を形成する。
第3実施例の半導体装置の製造方法を工程順に示した断
面図を示す。前述した第1実施例と同様に、まず、図1
(a)に示す工程においては、N型シリコン基板1上に
ウェル領域2を形成した後、通常の素子分離法を用いて
選択酸化し、素子分離領域となる膜厚500nmのシリ
コン酸化膜3を形成する。
【0029】それから全面上に、膜厚10〜25nmの
ゲート酸化膜層4、50〜150nmのフローティング
ゲート5(ポリシリコン層:12)を順次、積層形成す
る。その後、フォトリソ技術により、隣設する浮遊ゲー
トとなる第1ポリシリコン層5の分離のためのエッチン
グを行う。その後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜
層、例えば、ONO膜6を形成する。
ゲート酸化膜層4、50〜150nmのフローティング
ゲート5(ポリシリコン層:12)を順次、積層形成す
る。その後、フォトリソ技術により、隣設する浮遊ゲー
トとなる第1ポリシリコン層5の分離のためのエッチン
グを行う。その後、膜厚20〜30nmの層間絶縁膜
層、例えば、ONO膜6を形成する。
【0030】次に図1(b)に示す工程においては、メ
モリセル領域100のONO膜6上にフォトレジストを
形成し、これをマスクとして、周辺回路トランジスタ領
域101のみをウェル領域2が露出するまで除去する。
モリセル領域100のONO膜6上にフォトレジストを
形成し、これをマスクとして、周辺回路トランジスタ領
域101のみをウェル領域2が露出するまで除去する。
【0031】そして、図1(c)に示す工程において
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、3
50nmのコントロールゲート7(ポリシリコン層:1
0,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技術によ
り、図2(a)に示すようなメモリセル部200,20
1を形成する。
は、全面上に、25〜50nmのゲート酸化膜層9、3
50nmのコントロールゲート7(ポリシリコン層:1
0,13)を順次形成する。次いでフォトリソ技術によ
り、図2(a)に示すようなメモリセル部200,20
1を形成する。
【0032】次に、図2(b)に示すように、膜厚20
nm程度の耐酸化性膜、例えばシリコン窒化膜11を全
面上に形成し、その後、フォトリソ技術によりエッチン
グする。このエッチングにより、図5(a)に示すよう
に、周辺回路トランジスタ領域101及び選択トランジ
スタ領域201のシリコン窒化膜層11が除去され、周
辺回路トランジスタが形成される。これにより、図5
(b)に示すように、周辺回路トランジスタゲートと選
択トランジスタの側壁及び上面のシリコン窒化膜が除去
される。
nm程度の耐酸化性膜、例えばシリコン窒化膜11を全
面上に形成し、その後、フォトリソ技術によりエッチン
グする。このエッチングにより、図5(a)に示すよう
に、周辺回路トランジスタ領域101及び選択トランジ
スタ領域201のシリコン窒化膜層11が除去され、周
辺回路トランジスタが形成される。これにより、図5
(b)に示すように、周辺回路トランジスタゲートと選
択トランジスタの側壁及び上面のシリコン窒化膜が除去
される。
【0033】この後、図5(c)に示すように、熱酸化
により全面上に、後酸化膜層8を形成するが、これらの
工程によって得られる効果は、第1実施例で述べ効果に
加え、選択トランジスタゲート端と拡散層の間のゲート
酸化膜も十分厚く(t3 )することができ、選択トラン
ジスタの耐圧を上げることができる。
により全面上に、後酸化膜層8を形成するが、これらの
工程によって得られる効果は、第1実施例で述べ効果に
加え、選択トランジスタゲート端と拡散層の間のゲート
酸化膜も十分厚く(t3 )することができ、選択トラン
ジスタの耐圧を上げることができる。
【0034】なお、本実施例では、メモリセル形成後、
周辺回路トランジスタ形成前にシリコン窒化膜を形成し
たが、周辺回路トランジスタを形成した後に、全面上に
シリコン窒化膜を形成してもよい。
周辺回路トランジスタ形成前にシリコン窒化膜を形成し
たが、周辺回路トランジスタを形成した後に、全面上に
シリコン窒化膜を形成してもよい。
【0035】図1(a)乃至図2(a)、図4(b),
図4(c)及び図6には、第4実施例の半導体装置の製
造方法を工程順に示した断面図を示し、説明する。第1
実施例と同様に、図1(a)乃至図2(a)に示す工程
により、メモリセル部200,201を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
図4(c)及び図6には、第4実施例の半導体装置の製
造方法を工程順に示した断面図を示し、説明する。第1
実施例と同様に、図1(a)乃至図2(a)に示す工程
により、メモリセル部200,201を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
【0036】次に、図6(b)に示すように、全面上
に、例えば20nm厚のシリコン窒化膜11を形成す
る。その後、メモリセル領域100をフォトリソ技術に
より、図4(b)に示すように、周辺回路トランジスタ
領域101のシリコン窒化膜層11のみ、CDE法によ
りエッチング除去する。
に、例えば20nm厚のシリコン窒化膜11を形成す
る。その後、メモリセル領域100をフォトリソ技術に
より、図4(b)に示すように、周辺回路トランジスタ
領域101のシリコン窒化膜層11のみ、CDE法によ
りエッチング除去する。
【0037】その後、図4(c)に示すように、熱酸化
を行い全面上に後酸化膜8を形成することによって、第
1実施例と同様の効果を得ることができる。次に、第5
実施例としての半導体装置の製造方法について説明す
る。前述した第4実施例では、周辺回路トランジスタ領
域のみシリコン窒化膜層を除去したが、第5実施例で
は、さらに、メモリセル領域内の選択トランジスタ部分
のシリコン窒化膜層も除去した例である。
を行い全面上に後酸化膜8を形成することによって、第
1実施例と同様の効果を得ることができる。次に、第5
実施例としての半導体装置の製造方法について説明す
る。前述した第4実施例では、周辺回路トランジスタ領
域のみシリコン窒化膜層を除去したが、第5実施例で
は、さらに、メモリセル領域内の選択トランジスタ部分
のシリコン窒化膜層も除去した例である。
【0038】図1(a)乃至図2(a)、図5は、第5
実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示した断
面図である。前述した第1実施例と同様に、図1(a)
乃至図2(a)に示すように、メモリセル部200,2
01を形成する。その後、図6(a)に示すように周辺
トランジスタを形成する。次に、図6(b)に示すと同
様に、全面上に、例えば20nm厚程度のシリコン窒化
膜11を形成する。
実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示した断
面図である。前述した第1実施例と同様に、図1(a)
乃至図2(a)に示すように、メモリセル部200,2
01を形成する。その後、図6(a)に示すように周辺
トランジスタを形成する。次に、図6(b)に示すと同
様に、全面上に、例えば20nm厚程度のシリコン窒化
膜11を形成する。
【0039】それからメモリセルトランジスタ領域20
0をフォトリソ技術により、周辺回路トランジスタ領域
101、およびメモリセル領域内の選択トランジスタ部
分201のシリコン窒化膜層11をCDE法によりエッ
チング除去すると、図5(b)に示すように形成され
る。
0をフォトリソ技術により、周辺回路トランジスタ領域
101、およびメモリセル領域内の選択トランジスタ部
分201のシリコン窒化膜層11をCDE法によりエッ
チング除去すると、図5(b)に示すように形成され
る。
【0040】その後、図5(c)に示すように全面熱酸
化を行い、後酸化膜8を形成することによって、第3実
施例と同様の効果を得ることができる。次に第6実施例
について説明する。
化を行い、後酸化膜8を形成することによって、第3実
施例と同様の効果を得ることができる。次に第6実施例
について説明する。
【0041】前述した第4実施例においては、周辺回路
トランジスタ領域のすべてシリコン窒化膜は除去した
が、NAND型EEPROMの場合、周辺回路トランジ
スタとして電源電圧以上12V以下がかかるトランジス
タと、8V以上30V以下がかかる高耐圧のトランジス
タがあり、この第6実施例は高耐圧トランジスタ領域の
みシリコン窒化膜を除去した例ある。
トランジスタ領域のすべてシリコン窒化膜は除去した
が、NAND型EEPROMの場合、周辺回路トランジ
スタとして電源電圧以上12V以下がかかるトランジス
タと、8V以上30V以下がかかる高耐圧のトランジス
タがあり、この第6実施例は高耐圧トランジスタ領域の
みシリコン窒化膜を除去した例ある。
【0042】図1(a)乃至図2(a)、図6乃至図7
は、第6実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。前述した第1実施例と同様に、図
1(a)乃至図2(a)に示すようにN型シリコン基板
1のウェル領域2上にメモリセル領域を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
は、第6実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。前述した第1実施例と同様に、図
1(a)乃至図2(a)に示すようにN型シリコン基板
1のウェル領域2上にメモリセル領域を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
【0043】次に、図6(b)に示すように、全面上に
例えば20nm厚程度のシリコン窒化膜11を形成す
る。その後、図7(a)に示すように、メモリセル領域
100及び、電源電圧以上12V以下がかかるトランジ
スタ領域301をフォトリソ技術により、高耐圧トラン
ジスタ領域300のシリコン窒化膜層11のみCDE法
によりエッチング除去する。
例えば20nm厚程度のシリコン窒化膜11を形成す
る。その後、図7(a)に示すように、メモリセル領域
100及び、電源電圧以上12V以下がかかるトランジ
スタ領域301をフォトリソ技術により、高耐圧トラン
ジスタ領域300のシリコン窒化膜層11のみCDE法
によりエッチング除去する。
【0044】さらに、図7(b)に示すように、全面上
に熱酸化による後酸化膜8を形成する。この熱酸化によ
り、高耐圧トランジスタゲート端部と拡散層との間のゲ
ート酸化膜のみ十分な絶縁耐圧を持つ厚さt1 に形成で
きる。メモリセル部の効果は第1実施例と同様である。
に熱酸化による後酸化膜8を形成する。この熱酸化によ
り、高耐圧トランジスタゲート端部と拡散層との間のゲ
ート酸化膜のみ十分な絶縁耐圧を持つ厚さt1 に形成で
きる。メモリセル部の効果は第1実施例と同様である。
【0045】次に第7実施例としての半導体装置の製造
方法について説明する。前述した第6実施例において、
高耐圧トランジスタゲート端のゲート酸化膜のみ十分な
耐圧を持つような厚さに形成したが、第7実施例は、電
源電圧以上12V以下がかかるトランジスタゲート端の
ゲート酸化膜をメモリセルのゲート酸化膜より厚く形成
し、且つ高耐圧トランジスタのゲート酸化膜より薄く形
成した例である。
方法について説明する。前述した第6実施例において、
高耐圧トランジスタゲート端のゲート酸化膜のみ十分な
耐圧を持つような厚さに形成したが、第7実施例は、電
源電圧以上12V以下がかかるトランジスタゲート端の
ゲート酸化膜をメモリセルのゲート酸化膜より厚く形成
し、且つ高耐圧トランジスタのゲート酸化膜より薄く形
成した例である。
【0046】図1(a)乃至図2(a)、図6乃至図9
は、第7実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。前述した第1実施例と同様に、図
1(a)乃至図2(a)に示すようにN型シリコン基板
1のウェル領域2上にメモリセル領域を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
は、第7実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に
示した断面図である。前述した第1実施例と同様に、図
1(a)乃至図2(a)に示すようにN型シリコン基板
1のウェル領域2上にメモリセル領域を形成する。その
後、図6(a)に示すように周辺トランジスタを形成す
る。
【0047】次に、図6(b)に示すように、全面上に
例えば20nm厚程度のシリコン窒化膜11を形成す
る。それからメモリセル領域100、および電源電圧以
上12V以下がかかるトランジスタ領域301をフォト
リソ技術により、図7(a)に示すように高耐圧トラン
ジスタ領域300のシリコン窒化膜層11のみCDE法
によりエッチング除去する。
例えば20nm厚程度のシリコン窒化膜11を形成す
る。それからメモリセル領域100、および電源電圧以
上12V以下がかかるトランジスタ領域301をフォト
リソ技術により、図7(a)に示すように高耐圧トラン
ジスタ領域300のシリコン窒化膜層11のみCDE法
によりエッチング除去する。
【0048】さらに図7(b)に示すように、全面上に
熱酸化を行う。その後、メモリセル領域100及び、高
耐圧トランジスタ領域300をフォトリソ技術により、
図8に示すように電源電圧以上12V以下がかかるトラ
ンジスタ領域301のシリコン窒化膜層11をCDE法
によりエッチング除去する。さらに、図9に示すように
再度、熱酸化を行い、全面上に後酸化膜層8を形成す
る。
熱酸化を行う。その後、メモリセル領域100及び、高
耐圧トランジスタ領域300をフォトリソ技術により、
図8に示すように電源電圧以上12V以下がかかるトラ
ンジスタ領域301のシリコン窒化膜層11をCDE法
によりエッチング除去する。さらに、図9に示すように
再度、熱酸化を行い、全面上に後酸化膜層8を形成す
る。
【0049】これにより高耐圧トランジスタは2回、電
源電圧以上12V以下がかかるトランジスタは1回熱酸
化される事になり、それぞれのゲート端のゲート酸化膜
は十分な絶縁耐圧を持つような厚さに形成できる。メモ
リセル部の効果は第1実施例と同様である。
源電圧以上12V以下がかかるトランジスタは1回熱酸
化される事になり、それぞれのゲート端のゲート酸化膜
は十分な絶縁耐圧を持つような厚さに形成できる。メモ
リセル部の効果は第1実施例と同様である。
【0050】以上の実施例において、耐酸化性膜として
シリコン窒化膜をあげたが、これに限定されるものでは
なくオキシナイトライド膜、TEOS膜などのような耐
酸化性の膜であれば良い。
シリコン窒化膜をあげたが、これに限定されるものでは
なくオキシナイトライド膜、TEOS膜などのような耐
酸化性の膜であれば良い。
【0051】また、前述した各実施例は、NAND型E
EPROMを例として説明しているが、周辺回路に8V
以上30V以下の高耐圧がかかるトランジスタを有する
不揮発性半導体記憶装置にも適用できる事は言うまでも
ない。
EPROMを例として説明しているが、周辺回路に8V
以上30V以下の高耐圧がかかるトランジスタを有する
不揮発性半導体記憶装置にも適用できる事は言うまでも
ない。
【0052】以上説明したように、本実施例による半導
体装置の製造方法によれば、周辺回路トランジスタには
耐酸化性膜がないため、トランジスタゲート端部と拡散
層との間のゲート酸化膜は熱酸化によって十分な絶縁耐
圧を持つ厚さに形成できる。また、メモリセルは耐酸化
性膜でおおわれているため、コントロールゲート端部と
フローティングゲート端部の間のONO膜が酸化される
のを防ぐ事ができる。よって、カップリング比の低下も
防ぐ事ができ、セル特性の劣化はなくなる。また、外部
から侵入したNa+ 等の可動イオンがメモリセル内に侵
入しにくくなるので、フローティングゲート内に注入さ
れていた電子を中和してデータが反転してしまうといっ
た問題を回避する事もできる。
体装置の製造方法によれば、周辺回路トランジスタには
耐酸化性膜がないため、トランジスタゲート端部と拡散
層との間のゲート酸化膜は熱酸化によって十分な絶縁耐
圧を持つ厚さに形成できる。また、メモリセルは耐酸化
性膜でおおわれているため、コントロールゲート端部と
フローティングゲート端部の間のONO膜が酸化される
のを防ぐ事ができる。よって、カップリング比の低下も
防ぐ事ができ、セル特性の劣化はなくなる。また、外部
から侵入したNa+ 等の可動イオンがメモリセル内に侵
入しにくくなるので、フローティングゲート内に注入さ
れていた電子を中和してデータが反転してしまうといっ
た問題を回避する事もできる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、メ
モリセルのコントロールゲート端とフローティングゲー
ト端との間の層間絶縁膜が十分な絶縁耐圧を持つように
適性に酸化される半導体装置の製造方法を提供すること
ができる。
モリセルのコントロールゲート端とフローティングゲー
ト端との間の層間絶縁膜が十分な絶縁耐圧を持つように
適性に酸化される半導体装置の製造方法を提供すること
ができる。
【図1】本発明による第1実施例としての半導体装置の
製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPRO
Mの断面を示す図である。
製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPRO
Mの断面を示す図である。
【図2】図1に続く半導体装置の製造方法による製造工
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
【図3】図2に続く半導体装置の製造方法による製造工
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
【図4】第2実施例として、図2(b)に続く半導体装
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
【図5】第3実施例として、図2(b)に続く半導体装
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
【図6】第4実施例として、図4(c)に続く半導体装
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
置の製造方法による製造工程に沿ったNAND型EEP
ROMの断面を示す図である。
【図7】第6実施例として、図6に続く半導体装置の製
造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPROM
の断面を示す図である。
造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPROM
の断面を示す図である。
【図8】第7実施例として、図6に続く半導体装置の製
造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPROM
の断面を示す図である。
造方法による製造工程に沿ったNAND型EEPROM
の断面を示す図である。
【図9】図8に続く半導体装置の製造方法による製造工
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
程に沿ったNAND型EEPROMの断面を示す図であ
る。
【図10】従来の半導体記憶装置(NAND型EEPR
OM)の断面図である。
OM)の断面図である。
1…N型シリコン基板、2…(P)ウエル領域、3…素
子分離領域(シリコン酸化膜)、4…メモリセル、選択
トランジスタのゲート酸化膜、5…フローティングゲー
ト、6…層間絶縁膜(ONO膜)、7…コントロールゲ
ート、8…後酸化膜、9…周辺回路トランジスタのゲー
ト酸化膜、10…周辺回路トランジスタゲート、11…
シリコン窒化膜(耐酸化性膜)、14…フォトレジス
ト、100…メモリセル領域、101…周辺回路トラン
ジスタ領域、200,201…メモリセル部、300,
301…周辺回路トランジスタゲート。
子分離領域(シリコン酸化膜)、4…メモリセル、選択
トランジスタのゲート酸化膜、5…フローティングゲー
ト、6…層間絶縁膜(ONO膜)、7…コントロールゲ
ート、8…後酸化膜、9…周辺回路トランジスタのゲー
ト酸化膜、10…周辺回路トランジスタゲート、11…
シリコン窒化膜(耐酸化性膜)、14…フォトレジス
ト、100…メモリセル領域、101…周辺回路トラン
ジスタ領域、200,201…メモリセル部、300,
301…周辺回路トランジスタゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/762 27/115 H01L 27/10 434
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成されたメモリセル部
と、周辺回路トランジスタ部を有する不揮発性半導体記
憶装置の製造工程において、 前記メモリセル部となる第1の積層構造と、前記周辺回
路トランジスタ部となる第2の積層構造を形成した後、
前記第1の積層構造の全面を耐酸化性膜層で覆い、且つ
前記第2の積層構造の上面に該耐酸化性膜層を形成する
耐酸化性膜形成工程と、 前記耐酸化性膜形成工程の後、熱酸化により全面上に酸
化膜層を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電層、
第2の絶縁膜を積層形成する工程と、 メモリセルを形成すべき領域(メモリセル領域)以外の
前記第2の絶縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を選択
的に半導体基板表面が露出するまで除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の領域の半導体基板表面に第3
の絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上及び、該メモリセ
ル領域以外の第3の絶縁膜上に第2の導電層を形成する
工程と、 前記メモリセル領域の所望領域の前記第2の導電層と第
2の絶縁膜、第1の導電層、第1の絶縁膜を自己整合的
に選択的に除去する工程と、 前記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積
する工程と、 前記メモリセル領域以外の一部の耐酸化性膜、第2の導
電層、第3の絶縁膜を順次選択的に除去する工程と、 前記耐酸化性膜上と半導体基板上に熱酸化により酸化膜
層を形成する工程と、を備えたことを特徴とする請求項
1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電層、
第2の絶縁膜を積層形成する工程と、 前記第2の絶縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を選択
的に半導体基板表面が露出するまで除去する工程と、 メモリセルを形成すべき領域(メモリセル領域)以外の
半導体基板表面に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上およびメモリセル
領域以外の領域の第3の絶縁膜上に第2の導電層を形成
する工程と、 前記メモリセル領域の所望領域の前記第2の導電層と第
2の絶縁膜、第1の導電層、第1の絶縁膜を自己整合的
に選択的に除去する工程と、 前記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積
する工程と、 前記耐酸化性膜を選択的に除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の一部の第2の導電層、第3の
絶縁膜を順次選択的に除去する工程と、 前記耐酸化性膜上と第2の導電層、半導体基板上に熱酸
化により酸化膜層を形成する工程と、を備えたことを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電層、
第2の絶縁膜を積層形成する工程と、 メモリセルを形成すべき領域(メモリセル領域)以外の
前記第2の絶縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を選択
的に除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の半導体基板表面に第3の絶縁
膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上および該メモリセ
ル領域以外の第3の絶縁膜上に第2の導電層を形成する
工程と、 前記メモリセル領域の所望領域の前記第2の導電層と第
2の絶縁膜、第1の導電層、第1の絶縁膜を自己整合的
に選択的に除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の一部の第2の導電層、第3の
絶縁膜を選択的に除去する工程と、 前記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積
する工程と、 前記耐酸化性膜を選択的に除去する工程と、 前記耐酸化性膜上と第2の導電層、半導体基板上に熱酸
化により酸化膜層を形成する工程と、を備えたことを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に第1の絶縁膜、第1の導電層、
第2の絶縁膜を積層形成する工程と、 前記メモリセルを形成すべき領域(メモリセル領域)以
外の前記第2の絶縁膜と第1の導電層と第1の絶縁膜を
選択的に除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の領域の半導体基板表面に第3
の絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域の第2の絶縁膜上およびメモリセル
領域以外の第3の絶縁膜上に第2の導電層を形成する工
程と、 前記メモリセル領域の所望領域の前記第2の導電層と第
2の絶縁膜、第1の導電層、第1の絶縁膜を自己整合的
に選択的に除去する工程と、 前記メモリセル領域以外の第2の導電層、第3の絶縁膜
の一部を選択的に除去する工程と、 前記第2の導電層上と半導体基板上に耐酸化性膜を堆積
する工程と、 前記耐酸化性膜を選択的に除去する工程と、 前記耐酸化性膜上と第2の導電層、半導体基板上に熱酸
化により第1の酸化膜層を形成する工程と、 前記耐酸化性膜を再び選択的に除去する工程と、 前記耐酸化性膜上と第1の酸化膜層、第2の導電層、半
導体基板上に熱酸化により第2の酸化膜層を形成する工
程とを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項6】前記耐酸化性膜がシリコン窒化膜、あるい
はオキシナイトライド膜、あるいはTEOS膜のいずれ
かであることを特徴とする前記請求項1乃至5に記載の
半導体装置の製造方法。
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