JPH08146922A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
液晶プロジェクタInfo
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- JPH08146922A JPH08146922A JP6285575A JP28557594A JPH08146922A JP H08146922 A JPH08146922 A JP H08146922A JP 6285575 A JP6285575 A JP 6285575A JP 28557594 A JP28557594 A JP 28557594A JP H08146922 A JPH08146922 A JP H08146922A
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- signal
- memory
- pixel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリから読み出した補正データで映像信号
を補正することにより輝度むらが生じないようにして、
画像を見やすくすることを目的とする。 【構成】 画像信号に同期した水平同期信号及び垂直同
期信号に対応したタイミング信号を生成するタイミング
信号生成部14と、タイミング信号生成部14からのタ
イミング信号入力に基づき円形形状を形成する調整範囲
内の画素のアドレスを発生させる円形アドレス発生部1
5と、RGB信号入力の各々に備えられ、調整範囲内の
画素の輝度を補正する補正データを記憶させ、前記円形
アドレス発生部15から入力されるアドレスにより指定
位置の画素の輝度を前記補正データで補正して出力する
記憶部3、7及び11と、記憶部3、7及び11で補正
されたRGB信号に基づき各々の液晶パネルを駆動する
液晶パネル駆動部13とを備えて構成される。
を補正することにより輝度むらが生じないようにして、
画像を見やすくすることを目的とする。 【構成】 画像信号に同期した水平同期信号及び垂直同
期信号に対応したタイミング信号を生成するタイミング
信号生成部14と、タイミング信号生成部14からのタ
イミング信号入力に基づき円形形状を形成する調整範囲
内の画素のアドレスを発生させる円形アドレス発生部1
5と、RGB信号入力の各々に備えられ、調整範囲内の
画素の輝度を補正する補正データを記憶させ、前記円形
アドレス発生部15から入力されるアドレスにより指定
位置の画素の輝度を前記補正データで補正して出力する
記憶部3、7及び11と、記憶部3、7及び11で補正
されたRGB信号に基づき各々の液晶パネルを駆動する
液晶パネル駆動部13とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源としてランプを用
いて画像を投写して表示する液晶プロジェクタに関す
る。
いて画像を投写して表示する液晶プロジェクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶プロジェクタは図5に示すよ
うに、画像を投写する光源としてメタルハライドランプ
21等を用い、光源からの白色光をリフレクタ22で集
光し、コールドフィルタ23によって紫外線および赤外
線等をカットして白色光をダイクロイックミラー24に
入射する。ダイクロイックミラー24では赤色(R)光
を透過し、緑色(G)光と青色(B)光を反射させ、全
反射ミラー25はダイクロイックミラー24からの赤色
(R)光を反射させ、集光レンズ28を介してR画像用
の液晶パネル29に入射する。ダイクロイックミラー2
6はG光を反射させ、集光レンズ30を介してG画像用
の液晶パネル31に入射し、B光を透過させて集光レン
ズ32を介してB画像用の液晶パネル33に入射してい
る。
うに、画像を投写する光源としてメタルハライドランプ
21等を用い、光源からの白色光をリフレクタ22で集
光し、コールドフィルタ23によって紫外線および赤外
線等をカットして白色光をダイクロイックミラー24に
入射する。ダイクロイックミラー24では赤色(R)光
を透過し、緑色(G)光と青色(B)光を反射させ、全
反射ミラー25はダイクロイックミラー24からの赤色
(R)光を反射させ、集光レンズ28を介してR画像用
の液晶パネル29に入射する。ダイクロイックミラー2
6はG光を反射させ、集光レンズ30を介してG画像用
の液晶パネル31に入射し、B光を透過させて集光レン
ズ32を介してB画像用の液晶パネル33に入射してい
る。
【0003】液晶パネル29、31及び33はそれぞれ
液晶パネル駆動部20で駆動され、集光レンズよりの光
を変調し各色の画像光を生成する。ダイクロイックミラ
ー34で、液晶パネル29よりのR画像光を透過し、液
晶パネル31よりのG画像光を反射し、全反射ミラー3
5で、液晶パネル33よりのB画像光を反射し、ダイク
ロイックミラー36で、ダイクロイックミラー34より
のR画像光およびG画像光を透過し、全反射ミラー35
よりのB画像光を反射し、合成された画像光を投写レン
ズ37でスクリーンに投写して画像を表示していた。
液晶パネル駆動部20で駆動され、集光レンズよりの光
を変調し各色の画像光を生成する。ダイクロイックミラ
ー34で、液晶パネル29よりのR画像光を透過し、液
晶パネル31よりのG画像光を反射し、全反射ミラー3
5で、液晶パネル33よりのB画像光を反射し、ダイク
ロイックミラー36で、ダイクロイックミラー34より
のR画像光およびG画像光を透過し、全反射ミラー35
よりのB画像光を反射し、合成された画像光を投写レン
ズ37でスクリーンに投写して画像を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メタルハライ
ドランプ21は輝度の高いランプであり光学系を通して
スクリーンに投写すると、図6に示すように、スクリー
ンの中央部に円形形状で輝度の明るい部分と、その周辺
部に輝度の暗い部分とが表示され、また、円形形状内で
は中心に近いほど明るいといった、輝度むらが発生する
問題点があった。本発明は、調整点の画素の輝度を補正
する補正データを記憶させたメモリを設けて、メモリか
ら読み出した補正データで映像信号を補正することによ
り輝度むらが生じないようにして、画像を見やすくする
ことを目的とする。
ドランプ21は輝度の高いランプであり光学系を通して
スクリーンに投写すると、図6に示すように、スクリー
ンの中央部に円形形状で輝度の明るい部分と、その周辺
部に輝度の暗い部分とが表示され、また、円形形状内で
は中心に近いほど明るいといった、輝度むらが発生する
問題点があった。本発明は、調整点の画素の輝度を補正
する補正データを記憶させたメモリを設けて、メモリか
ら読み出した補正データで映像信号を補正することによ
り輝度むらが生じないようにして、画像を見やすくする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、光源
としてランプを用いて画像を投写して表示する液晶プロ
ジェクタにおいて、画像信号に同期した水平同期信号及
び垂直同期信号に対応したタイミング信号を生成するタ
イミング信号生成手段と、このタイミング信号生成手段
からのタイミング信号入力に基づき円形形状を形成する
調整範囲内の画素のアドレスを発生させる円形アドレス
発生手段と、RGB信号入力の各々に備えられ、調整範
囲内の画素の輝度を補正する補正データを記憶させ、前
記円形アドレス発生部から入力されるアドレスにより指
定位置の画素の輝度を前記補正データで補正して出力す
る補正手段とを備えたことを特徴とする。本願第2の発
明は、前記補正手段が各RGB信号の各々に対応する輝
度の補正データを画素の調整範囲の円形内の中心に近い
ほど補正量を大きくして、ルックアップテーブルとして
記憶させたメモリからなることを特徴とする。
としてランプを用いて画像を投写して表示する液晶プロ
ジェクタにおいて、画像信号に同期した水平同期信号及
び垂直同期信号に対応したタイミング信号を生成するタ
イミング信号生成手段と、このタイミング信号生成手段
からのタイミング信号入力に基づき円形形状を形成する
調整範囲内の画素のアドレスを発生させる円形アドレス
発生手段と、RGB信号入力の各々に備えられ、調整範
囲内の画素の輝度を補正する補正データを記憶させ、前
記円形アドレス発生部から入力されるアドレスにより指
定位置の画素の輝度を前記補正データで補正して出力す
る補正手段とを備えたことを特徴とする。本願第2の発
明は、前記補正手段が各RGB信号の各々に対応する輝
度の補正データを画素の調整範囲の円形内の中心に近い
ほど補正量を大きくして、ルックアップテーブルとして
記憶させたメモリからなることを特徴とする。
【0006】本願第3の発明は、前記補正手段がRGB
信号入力を各々書き込む画像メモリと、この画像メモリ
への書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部と、
前記ルックアップテーブルを記憶させたメモリとから構
成され、前記メモリ制御部で前記円形アドレス発生手段
から入力されるアドレスに応じた画素の補正データを前
記ルックアップテーブルから読み出し、前記画像メモリ
に書き込んで指定位置の画素を補正することを特徴とす
る。本願第4の発明は、前記円形アドレス発生手段が、
予め設定された円形形状の調整範囲内の画素のアドレス
を書き込んだメモリからなることを特徴とする。本願第
5の発明は、タイミング信号生成手段が複数のカウンタ
からなり、画像信号に同期して入力された水平同期信号
と垂直同期信号とを各々のカウンタでカウントして、タ
イミング信号を出力することを特徴とする。
信号入力を各々書き込む画像メモリと、この画像メモリ
への書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部と、
前記ルックアップテーブルを記憶させたメモリとから構
成され、前記メモリ制御部で前記円形アドレス発生手段
から入力されるアドレスに応じた画素の補正データを前
記ルックアップテーブルから読み出し、前記画像メモリ
に書き込んで指定位置の画素を補正することを特徴とす
る。本願第4の発明は、前記円形アドレス発生手段が、
予め設定された円形形状の調整範囲内の画素のアドレス
を書き込んだメモリからなることを特徴とする。本願第
5の発明は、タイミング信号生成手段が複数のカウンタ
からなり、画像信号に同期して入力された水平同期信号
と垂直同期信号とを各々のカウンタでカウントして、タ
イミング信号を出力することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、円形形状に発生
する輝度むらを補正するようにしており、タイミング信
号生成手段として複数のカウンタを用い、画像信号に同
期した水平同期信号及び垂直同期信号をカウンタに入力
し、入力された水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
て画素の座標を示すタイミング信号を生成し、円形アド
レス発生手段として、予め設定された円形形状の調整範
囲内の画素のアドレスを書き込んだメモリを用い、タイ
ミング信号生成手段からのタイミング信号入力に基づ
き、画素の調整範囲内のものに対しては、画素の位置を
示すアドレスを出力する。
する輝度むらを補正するようにしており、タイミング信
号生成手段として複数のカウンタを用い、画像信号に同
期した水平同期信号及び垂直同期信号をカウンタに入力
し、入力された水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
て画素の座標を示すタイミング信号を生成し、円形アド
レス発生手段として、予め設定された円形形状の調整範
囲内の画素のアドレスを書き込んだメモリを用い、タイ
ミング信号生成手段からのタイミング信号入力に基づ
き、画素の調整範囲内のものに対しては、画素の位置を
示すアドレスを出力する。
【0008】画素の輝度を補正する補正手段としては、
RGB信号入力を各々書き込む画像メモリと、この画像
メモリへの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御
部と、各RGB信号の各々に対応する輝度の補正データ
を画素の調整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を大
きくして、ルックアップテーブルとして記憶させたメモ
リとから構成され、前記メモリ制御部で前記円形アドレ
ス発生手段から入力されるアドレスに応じた画素の補正
データを前記ルックアップテーブルから読み出し、前記
画像メモリに書き込んで指定位置の画素を補正して出力
するようにしており、従って、輝度むらが生じないよう
に補正することが可能となる。
RGB信号入力を各々書き込む画像メモリと、この画像
メモリへの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御
部と、各RGB信号の各々に対応する輝度の補正データ
を画素の調整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を大
きくして、ルックアップテーブルとして記憶させたメモ
リとから構成され、前記メモリ制御部で前記円形アドレ
ス発生手段から入力されるアドレスに応じた画素の補正
データを前記ルックアップテーブルから読み出し、前記
画像メモリに書き込んで指定位置の画素を補正して出力
するようにしており、従って、輝度むらが生じないよう
に補正することが可能となる。
【0009】あるいは、画素の輝度を補正する補正手段
として、各RGB信号の各々に対応する輝度の補正デー
タを画素の調整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を
大きくして、ルックアップテーブルとして記憶させたメ
モリのみを用い、前記円形アドレス発生手段から入力さ
れるアドレスに応じた画素の補正データを前記ルックア
ップテーブルから読み出し、前記画像メモリに書き込ん
で指定位置の画素を補正して出力するようにしており、
従って、輝度むらが生じないように補正することが可能
となる。
として、各RGB信号の各々に対応する輝度の補正デー
タを画素の調整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を
大きくして、ルックアップテーブルとして記憶させたメ
モリのみを用い、前記円形アドレス発生手段から入力さ
れるアドレスに応じた画素の補正データを前記ルックア
ップテーブルから読み出し、前記画像メモリに書き込ん
で指定位置の画素を補正して出力するようにしており、
従って、輝度むらが生じないように補正することが可能
となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の液晶プロジェクタの一実施
例を示す要部ブロック図である。映像信号入力としては
RGBの3原色信号を用い、R信号は入力端子1を介し
てA/D変換器2に入力し、A/D変換器2でディジタ
ル信号に変換して記憶部3に入力し、G信号は入力端子
5を介してA/D変換器6に入力し、A/D変換器6で
ディジタル信号に変換して記憶部7に入力し、B信号は
入力端子9を介してA/D変換器10に入力し、A/D
変換器10でディジタル信号に変換して記憶部11に入
力している。また、映像信号入力に同期した水平同期信
号及び垂直同期信号をタイミング信号生成部14に入力
し、タイミング信号生成部14としては複数のカウンタ
で構成し、垂直同期信号入力でカウンタをリセットし、
水平同期信号入力をカウントして画素の垂直方向の座標
位置を出力し、また他のカウンタで水平同期信号入力で
カウンタをリセットし、別途発生させて入力されたクロ
ック信号をカウントして画素の水平方向の座標位置を出
力する。
例を示す要部ブロック図である。映像信号入力としては
RGBの3原色信号を用い、R信号は入力端子1を介し
てA/D変換器2に入力し、A/D変換器2でディジタ
ル信号に変換して記憶部3に入力し、G信号は入力端子
5を介してA/D変換器6に入力し、A/D変換器6で
ディジタル信号に変換して記憶部7に入力し、B信号は
入力端子9を介してA/D変換器10に入力し、A/D
変換器10でディジタル信号に変換して記憶部11に入
力している。また、映像信号入力に同期した水平同期信
号及び垂直同期信号をタイミング信号生成部14に入力
し、タイミング信号生成部14としては複数のカウンタ
で構成し、垂直同期信号入力でカウンタをリセットし、
水平同期信号入力をカウントして画素の垂直方向の座標
位置を出力し、また他のカウンタで水平同期信号入力で
カウンタをリセットし、別途発生させて入力されたクロ
ック信号をカウントして画素の水平方向の座標位置を出
力する。
【0011】図3は円形アドレス発生部15の説明図で
あり、同図に示すように、円形アドレス発生部15は、
予め設定された画素の調整範囲を示す円形形状内に画素
の位置を示すアドレスを書き込んだメモリを用い、タイ
ミング信号生成部14から入力される、画素の垂直方向
及び水平方向の座標位置を示す信号入力に対して、画素
の調整範囲内のものに対しては、画素の位置を示すアド
レスを出力し、分岐させて記憶部3、記憶部7及び記憶
部11に入力している。
あり、同図に示すように、円形アドレス発生部15は、
予め設定された画素の調整範囲を示す円形形状内に画素
の位置を示すアドレスを書き込んだメモリを用い、タイ
ミング信号生成部14から入力される、画素の垂直方向
及び水平方向の座標位置を示す信号入力に対して、画素
の調整範囲内のものに対しては、画素の位置を示すアド
レスを出力し、分岐させて記憶部3、記憶部7及び記憶
部11に入力している。
【0012】図2は、記憶部3の構成を示すブロック図
であり、図4はルックアップテーブルに書き込まれた映
像信号の補正特性の説明図である。メタルハライドラン
プ等の輝度の高いランプで光学系を通してスクリーンに
画像を投写したときに発生する輝度むらは、図6に示す
ように円形形状となり、図4に示すように、円形形状の
中心部では輝度レベルが高く、周辺部に行くにしたがっ
て輝度が低下する性質を有しており、使用するメタルハ
ライドランプの特性等により特性A、あるいは特性Bの
ように輝度むらの分布にばらつきが生じる。記憶部3は
フレームメモリ16とメモリ制御部17とルックアップ
テーブル(LUT)18とで構成されており、ルックア
ップテーブル18には輝度の補正データを画素の調整範
囲の円形形状内の中心に近いほど補正量を大きくして、
補正する輝度むらの分布に応じて、特性A、あるいは特
性Bの逆の特性となるようにして予め補正データを格納
する。
であり、図4はルックアップテーブルに書き込まれた映
像信号の補正特性の説明図である。メタルハライドラン
プ等の輝度の高いランプで光学系を通してスクリーンに
画像を投写したときに発生する輝度むらは、図6に示す
ように円形形状となり、図4に示すように、円形形状の
中心部では輝度レベルが高く、周辺部に行くにしたがっ
て輝度が低下する性質を有しており、使用するメタルハ
ライドランプの特性等により特性A、あるいは特性Bの
ように輝度むらの分布にばらつきが生じる。記憶部3は
フレームメモリ16とメモリ制御部17とルックアップ
テーブル(LUT)18とで構成されており、ルックア
ップテーブル18には輝度の補正データを画素の調整範
囲の円形形状内の中心に近いほど補正量を大きくして、
補正する輝度むらの分布に応じて、特性A、あるいは特
性Bの逆の特性となるようにして予め補正データを格納
する。
【0013】メモリ制御部17は円形アドレス発生部1
5から入力されるアドレスに応じてルックアップテーブ
ル18から画素の補正データを読み出し、A/D変換器
2から入力される前記アドレスで指定された位置の画素
データを補正してフレームメモリ16に書き込み、その
他のアドレス部分にはA/D変換器2から入力される画
素データをそのまま書き込むようにしている。あるい
は、全画素に対して、円形形状内の中心に近いほど輝度
レベルを下げる補正量を大きくし、円形形状内の周辺部
に行くほど輝度レベルを下げる補正量を小さくして行
き、円形形状の外側では輝度レベルを上げるような補正
データをルックアップテーブル18に記憶させ、メモリ
制御部17で円形アドレス発生部15からアドレスが入
力された画素については輝度レベルを下げるように補正
し、その他のアドレス部分の画素については輝度レベル
を上げるようにしてフレームメモリ16に書き込み、輝
度むらが生じないように補正するようにしても良い。ま
た、フレームメモリ16の代わりにフィールドメモリを
用い、フィールド毎に画素データを補正して書き込むよ
うにしても良い。
5から入力されるアドレスに応じてルックアップテーブ
ル18から画素の補正データを読み出し、A/D変換器
2から入力される前記アドレスで指定された位置の画素
データを補正してフレームメモリ16に書き込み、その
他のアドレス部分にはA/D変換器2から入力される画
素データをそのまま書き込むようにしている。あるい
は、全画素に対して、円形形状内の中心に近いほど輝度
レベルを下げる補正量を大きくし、円形形状内の周辺部
に行くほど輝度レベルを下げる補正量を小さくして行
き、円形形状の外側では輝度レベルを上げるような補正
データをルックアップテーブル18に記憶させ、メモリ
制御部17で円形アドレス発生部15からアドレスが入
力された画素については輝度レベルを下げるように補正
し、その他のアドレス部分の画素については輝度レベル
を上げるようにしてフレームメモリ16に書き込み、輝
度むらが生じないように補正するようにしても良い。ま
た、フレームメモリ16の代わりにフィールドメモリを
用い、フィールド毎に画素データを補正して書き込むよ
うにしても良い。
【0014】記憶部7及び記憶部11も記憶部3と同様
な構成とし、G信号あるいはB信号に対しても画素デー
タを補正して各々のフレームメモリに書き込みを行い、
各フレームメモリに1フレームの画素データの書き込み
が終了した後、各フレームメモリから画素データが読み
出されて、各々に備えられたD/A変換器に入力され
る。あるいは、記憶部3、記憶部7及び記憶部11とし
て、輝度の補正データを画素の調整範囲の円形形状内の
中心に近いほど補正量を大きくして、補正する輝度むら
の分布に応じて、特性A、あるいは特性Bの逆の特性と
なるようにして、予め補正データをルックアップテーブ
ルとして記憶させたメモリを用い、円形アドレス発生部
15から入力されるアドレスに応じてルックアップテー
ブルから画素の補正データを読み出して補正するように
しても良い。
な構成とし、G信号あるいはB信号に対しても画素デー
タを補正して各々のフレームメモリに書き込みを行い、
各フレームメモリに1フレームの画素データの書き込み
が終了した後、各フレームメモリから画素データが読み
出されて、各々に備えられたD/A変換器に入力され
る。あるいは、記憶部3、記憶部7及び記憶部11とし
て、輝度の補正データを画素の調整範囲の円形形状内の
中心に近いほど補正量を大きくして、補正する輝度むら
の分布に応じて、特性A、あるいは特性Bの逆の特性と
なるようにして、予め補正データをルックアップテーブ
ルとして記憶させたメモリを用い、円形アドレス発生部
15から入力されるアドレスに応じてルックアップテー
ブルから画素の補正データを読み出して補正するように
しても良い。
【0015】D/A変換器4では記憶部3からの画素デ
ータをアナログのR信号に変換し、D/A変換器8では
記憶部7からの画素データをアナログのG信号に変換
し、D/A変換器12では記憶部11からの画素データ
をアナログのB信号に変換し、各々を液晶パネル駆動部
13に入力し、液晶パネル駆動部13は図5に示す、液
晶パネル29、31及び33を駆動して輝度の補正され
た映像信号により画像を表示するようにしており、従っ
て、輝度むらが生じないように補正することができる。
ータをアナログのR信号に変換し、D/A変換器8では
記憶部7からの画素データをアナログのG信号に変換
し、D/A変換器12では記憶部11からの画素データ
をアナログのB信号に変換し、各々を液晶パネル駆動部
13に入力し、液晶パネル駆動部13は図5に示す、液
晶パネル29、31及び33を駆動して輝度の補正され
た映像信号により画像を表示するようにしており、従っ
て、輝度むらが生じないように補正することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイミング信号生成部からのタイミング信号を円形アド
レス発生部で画素の位置を示すアドレスに変換し、各R
GB信号の各々に対応する輝度の補正データを画素の調
整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を大きくしたル
ックアップテーブルからアドレスに応じた画素の補正デ
ータを読み出し、指定位置の画素を補正して映像信号を
出力するようにしており、従って、輝度むらが生じない
ようにして画像を見やすくすることが可能な液晶プロジ
ェクタを提供することができる。
タイミング信号生成部からのタイミング信号を円形アド
レス発生部で画素の位置を示すアドレスに変換し、各R
GB信号の各々に対応する輝度の補正データを画素の調
整範囲の円形内の中心に近いほど補正量を大きくしたル
ックアップテーブルからアドレスに応じた画素の補正デ
ータを読み出し、指定位置の画素を補正して映像信号を
出力するようにしており、従って、輝度むらが生じない
ようにして画像を見やすくすることが可能な液晶プロジ
ェクタを提供することができる。
【図1】本発明の液晶プロジェクタの一実施例を示す要
部ブロック図である。
部ブロック図である。
【図2】図1の記憶部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の円形アドレス発生部の説明図である。
【図4】図2のルックアップテーブルの映像信号の補正
特性の説明図である。
特性の説明図である。
【図5】従来例を示す液晶プロジェクタの要部構成図で
ある。
ある。
【図6】スクリーンに表示される輝度むらの説明図であ
る。
る。
1 入力端子 2 A/D変換器 3 記憶部 4 D/A変換器 5 入力端子 6 A/D変換器 7 記憶部 8 D/A変換器 9 入力端子 10 A/D変換器 11 記憶部 12 D/A変換器 13 液晶パネル駆動部 14 タイミング信号生成部 15 円形アドレス発生部 16 フレームメモリ 17 メモリ制御部 18 ルックアップテーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 光源としてランプを用いて画像を投写し
て表示する液晶プロジェクタにおいて、画像信号に同期
した水平同期信号及び垂直同期信号に対応したタイミン
グ信号を生成するタイミング信号生成手段と、このタイ
ミング信号生成手段からのタイミング信号入力に基づき
円形形状を形成する調整範囲内の画素のアドレスを発生
させる円形アドレス発生手段と、RGB信号入力の各々
に備えられ、調整範囲内の画素の輝度を補正する補正デ
ータを記憶させ、前記円形アドレス発生部から入力され
るアドレスにより指定位置の画素の輝度を前記補正デー
タで補正して出力する補正手段とを備えたことを特徴と
する液晶プロジェクタ。 - 【請求項2】 前記補正手段が各RGB信号の各々に対
応する輝度の補正データを画素の調整範囲の円形内の中
心に近いほど補正量を大きくして、ルックアップテーブ
ルとして記憶させたメモリからなる請求項1記載の液晶
プロジェクタ。 - 【請求項3】 前記補正手段がRGB信号入力を各々書
き込む画像メモリと、この画像メモリへの書き込み及び
読み出しを制御するメモリ制御部と、前記ルックアップ
テーブルを記憶させたメモリとから構成され、前記メモ
リ制御部で前記円形アドレス発生手段から入力されるア
ドレスに応じた画素の補正データを前記ルックアップテ
ーブルから読み出し、前記画像メモリに書き込んで指定
位置の画素を補正することを特徴とする請求項1記載の
液晶プロジェクタ。 - 【請求項4】 前記円形アドレス発生手段が、予め設定
された円形形状の調整範囲内の画素のアドレスを書き込
んだメモリからなる請求項1記載の液晶プロジェクタ。 - 【請求項5】 タイミング信号生成手段が複数のカウン
タからなり、画像信号に同期して入力された水平同期信
号と垂直同期信号とを各々のカウンタでカウントして、
タイミング信号を出力することを特徴とする請求項1記
載の液晶プロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6285575A JPH08146922A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6285575A JPH08146922A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 液晶プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146922A true JPH08146922A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17693336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6285575A Pending JPH08146922A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08146922A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6853354B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-02-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Multi display projector |
CN1324552C (zh) * | 1997-05-22 | 2007-07-04 | 盛群半导体股份有限公司 | 液晶显示驱动器强化多功能选择的方法及装置 |
CN100426364C (zh) * | 2001-11-05 | 2008-10-15 | 三星电子株式会社 | 液晶显示器及其驱动装置 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP6285575A patent/JPH08146922A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1324552C (zh) * | 1997-05-22 | 2007-07-04 | 盛群半导体股份有限公司 | 液晶显示驱动器强化多功能选择的方法及装置 |
US6853354B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-02-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Multi display projector |
CN100426364C (zh) * | 2001-11-05 | 2008-10-15 | 三星电子株式会社 | 液晶显示器及其驱动装置 |
US7859524B2 (en) | 2001-11-05 | 2010-12-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving device thereof |
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