JPH08139730A - 通信ネットワークにおける論理回線の切替方法 - Google Patents
通信ネットワークにおける論理回線の切替方法Info
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- JPH08139730A JPH08139730A JP6273784A JP27378494A JPH08139730A JP H08139730 A JPH08139730 A JP H08139730A JP 6273784 A JP6273784 A JP 6273784A JP 27378494 A JP27378494 A JP 27378494A JP H08139730 A JPH08139730 A JP H08139730A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 故障が発生した論理回線を他の論理回線に切
り替えて通信を継続可能とする論理回線の切替方法を提
供する。 【構成】 任意の通信ノード間に論理回線を設定し得る
複数の部分通信ネットワークをそれぞれ管理するネット
ワーク管理装置において論理回線の故障を検出した場合
(S1,S2)、自ネットワーク内で切替用の論理回線
を形成不可能であれば(S4)切替要求制御情報を隣接
するネットワーク管理装置に送信し(S6)、該切替要
求制御情報を受信した(S3,S7)部分通信ネットワ
ークでは切替終端部分か切替中継部分かを判断して(S
8)、終端部分であれば論理回線の切替を行うとともに
切替結果制御情報を送信し(S10)、前記切替要求制
御情報を送信した部分通信ネットワークは該切替結果制
御情報に従って論理回線の切替を行う(S13)。
り替えて通信を継続可能とする論理回線の切替方法を提
供する。 【構成】 任意の通信ノード間に論理回線を設定し得る
複数の部分通信ネットワークをそれぞれ管理するネット
ワーク管理装置において論理回線の故障を検出した場合
(S1,S2)、自ネットワーク内で切替用の論理回線
を形成不可能であれば(S4)切替要求制御情報を隣接
するネットワーク管理装置に送信し(S6)、該切替要
求制御情報を受信した(S3,S7)部分通信ネットワ
ークでは切替終端部分か切替中継部分かを判断して(S
8)、終端部分であれば論理回線の切替を行うとともに
切替結果制御情報を送信し(S10)、前記切替要求制
御情報を送信した部分通信ネットワークは該切替結果制
御情報に従って論理回線の切替を行う(S13)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物理回線や通信ノード
によって一の通信ノードと他の通信ノードとの間に設定
され、これらの間の通信を可能とする論理回線の切替方
法に関するものである。
によって一の通信ノードと他の通信ノードとの間に設定
され、これらの間の通信を可能とする論理回線の切替方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一の通信ノードと他の通信ノ
ードとの間に設定された一の論理回線を構成する物理回
線や通信ノードに故障が発生した場合に、該一の論理回
線を他の論理回線に切り替えることによって通信の継続
を可能とする方法として、集中制御方式を用いた伝送路
網切替方法、分散制御方式を用いたセルフヒーリングネ
ットワーク方法等がある。
ードとの間に設定された一の論理回線を構成する物理回
線や通信ノードに故障が発生した場合に、該一の論理回
線を他の論理回線に切り替えることによって通信の継続
を可能とする方法として、集中制御方式を用いた伝送路
網切替方法、分散制御方式を用いたセルフヒーリングネ
ットワーク方法等がある。
【0003】集中制御方式を用いた伝送路網切替方法と
は、通信ネットワーク全体を集中的に管理する集中管理
ノードが通信ネットワーク中に発生した故障を検出し、
該故障により通信の継続が不可能となった論理回線に対
し、これを代替する論理回線を別途設定し、該代替論理
回線に通信を切り替えることにより通信の継続を可能と
する方法である。
は、通信ネットワーク全体を集中的に管理する集中管理
ノードが通信ネットワーク中に発生した故障を検出し、
該故障により通信の継続が不可能となった論理回線に対
し、これを代替する論理回線を別途設定し、該代替論理
回線に通信を切り替えることにより通信の継続を可能と
する方法である。
【0004】また、分散制御方式を用いたセルフヒーリ
ングネットワーク方法とは、通信ネットワーク内の各通
信ノードが自律的に通信ネットワーク中に発生した故障
を検出し、各通信ノードがそれぞれ隣接し合う通信ノー
ドとの間で通信を行うことにより、前記故障により通信
の継続が不可能となった論理回線に対し、これを代替す
る論理回線を見い出し、該代替論理回線に通信を切り替
えることにより通信の継続を可能とする方法である。
ングネットワーク方法とは、通信ネットワーク内の各通
信ノードが自律的に通信ネットワーク中に発生した故障
を検出し、各通信ノードがそれぞれ隣接し合う通信ノー
ドとの間で通信を行うことにより、前記故障により通信
の継続が不可能となった論理回線に対し、これを代替す
る論理回線を見い出し、該代替論理回線に通信を切り替
えることにより通信の継続を可能とする方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た集中制御方式を用いた伝送路網切替方法では通信ネッ
トワーク全体を集中的に管理する集中管理ノードの存在
を前提としているため、そのような集中管理ノードが存
在しない通信ネットワークには適用できないという問題
があった。
た集中制御方式を用いた伝送路網切替方法では通信ネッ
トワーク全体を集中的に管理する集中管理ノードの存在
を前提としているため、そのような集中管理ノードが存
在しない通信ネットワークには適用できないという問題
があった。
【0006】また、前述した分散制御方式を用いたセル
フヒーリングネットワーク方法では各通信ノードがそれ
ぞれ隣接し合う通信ノードとの間で管理を目的とする通
信を行うことを前提としているため、そのような通信が
隣接する任意の通信ノード間で可能であるとは限らない
通信ネットワークには適用できないという問題があっ
た。
フヒーリングネットワーク方法では各通信ノードがそれ
ぞれ隣接し合う通信ノードとの間で管理を目的とする通
信を行うことを前提としているため、そのような通信が
隣接する任意の通信ノード間で可能であるとは限らない
通信ネットワークには適用できないという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、通信ネットワーク全体を
管理する集中管理ノードが存在せず、かつ、管理を目的
とする通信が隣接する任意の通信ノード間で可能とは限
らない通信ネットワークにおいて、故障が発生した論理
回線を他の論理回線に切り替えて通信を継続可能とする
論理回線の切替方法を提供することにある。
管理する集中管理ノードが存在せず、かつ、管理を目的
とする通信が隣接する任意の通信ノード間で可能とは限
らない通信ネットワークにおいて、故障が発生した論理
回線を他の論理回線に切り替えて通信を継続可能とする
論理回線の切替方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、少なくとも1つの通信ノードと物理回
線とを含み、該通信ノードや物理回線を管理するネット
ワーク管理装置を有する部分通信ネットワークを複数、
ネットワーク間物理回線で接続し、一の部分通信ネット
ワーク内の通信ノードと任意の他の部分通信ネットワー
ク内の通信ノードとの間に論理回線を設定してこれらの
通信ノード間の通信を可能とする通信ネットワークにお
いて、前記論理回線に故障が発生した場合、これを他の
論理回線に切り替えて通信を継続可能とする論理回線の
切替方法であって、論理回線の故障及び切替情報の受信
を常時監視し、論理回線の故障を検出した場合、自ネッ
トワーク内で切替用の論理回線を形成可能であれば論理
回線を切り替え、形成不可能であれば切替要求制御情報
を隣接するネットワーク管理装置に送信し、切替要求制
御情報を受信した場合、自ネットワークが切替終端部分
であれば論理回線の切替を行うとともに前記切替要求制
御情報を送信したネットワーク管理装置に切替結果制御
情報を送信し、切替中継部分であれば新たな切替要求制
御情報を隣接する他のネットワーク管理装置に送信し、
切替結果制御情報を受信した場合、自ネットワークが切
替中継部分であれば該切替結果制御情報に従って論理回
線の切替を行うとともに新たな切替結果制御情報を隣接
する他のネットワーク管理装置に送信し、切替開始部分
であれば前記切替結果制御情報に従って論理回線の切替
を行う通信ネットワークにおける論理回線切替方法を提
案する。
め、本発明では、少なくとも1つの通信ノードと物理回
線とを含み、該通信ノードや物理回線を管理するネット
ワーク管理装置を有する部分通信ネットワークを複数、
ネットワーク間物理回線で接続し、一の部分通信ネット
ワーク内の通信ノードと任意の他の部分通信ネットワー
ク内の通信ノードとの間に論理回線を設定してこれらの
通信ノード間の通信を可能とする通信ネットワークにお
いて、前記論理回線に故障が発生した場合、これを他の
論理回線に切り替えて通信を継続可能とする論理回線の
切替方法であって、論理回線の故障及び切替情報の受信
を常時監視し、論理回線の故障を検出した場合、自ネッ
トワーク内で切替用の論理回線を形成可能であれば論理
回線を切り替え、形成不可能であれば切替要求制御情報
を隣接するネットワーク管理装置に送信し、切替要求制
御情報を受信した場合、自ネットワークが切替終端部分
であれば論理回線の切替を行うとともに前記切替要求制
御情報を送信したネットワーク管理装置に切替結果制御
情報を送信し、切替中継部分であれば新たな切替要求制
御情報を隣接する他のネットワーク管理装置に送信し、
切替結果制御情報を受信した場合、自ネットワークが切
替中継部分であれば該切替結果制御情報に従って論理回
線の切替を行うとともに新たな切替結果制御情報を隣接
する他のネットワーク管理装置に送信し、切替開始部分
であれば前記切替結果制御情報に従って論理回線の切替
を行う通信ネットワークにおける論理回線切替方法を提
案する。
【0009】
【作用】本発明によれば、複数の部分通信ネットワーク
に亘って設定された論理回線に故障が発生し、該故障箇
所を含む部分通信ネットワーク内で論理回線の切替が不
可能な場合、そのネットワーク管理装置から隣接する他
のネットワーク管理装置に切替要求制御情報が順次送信
され、切替終端部分に当たるネットワーク管理装置から
切替結果制御情報が順次返送され、これに従って各部分
通信ネットワークにおいて論理回線の切替が行われる。
に亘って設定された論理回線に故障が発生し、該故障箇
所を含む部分通信ネットワーク内で論理回線の切替が不
可能な場合、そのネットワーク管理装置から隣接する他
のネットワーク管理装置に切替要求制御情報が順次送信
され、切替終端部分に当たるネットワーク管理装置から
切替結果制御情報が順次返送され、これに従って各部分
通信ネットワークにおいて論理回線の切替が行われる。
【0010】
【実施例】図1は本発明方法を適用する通信ネットワー
クの一例を示すもので、図中、1は通信ネットワーク、
21,22,23は部分通信ネットワーク、31,3
2,33は部分通信ネットワーク21,22,23内の
通信ノードや物理回線をそれぞれ管理するネットワーク
管理装置、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,
k,l,m,n,o,p,q,r,s,t,u,v,
w,xは通信ノード、A,B,C,D,E,F,G,
H,I,J,K,L,M,N,O,P,Q,R,S,
T,U,V,W,X,Yは物理回線(特に、T,U,
V,W,X,Yはネットワーク間物理回線という。)で
ある。論理回線は図1中の任意の通信ノード及び物理回
線を利用して確立される。
クの一例を示すもので、図中、1は通信ネットワーク、
21,22,23は部分通信ネットワーク、31,3
2,33は部分通信ネットワーク21,22,23内の
通信ノードや物理回線をそれぞれ管理するネットワーク
管理装置、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,
k,l,m,n,o,p,q,r,s,t,u,v,
w,xは通信ノード、A,B,C,D,E,F,G,
H,I,J,K,L,M,N,O,P,Q,R,S,
T,U,V,W,X,Yは物理回線(特に、T,U,
V,W,X,Yはネットワーク間物理回線という。)で
ある。論理回線は図1中の任意の通信ノード及び物理回
線を利用して確立される。
【0011】図2は本発明方法の一実施例を示すフロー
チャート、図3乃至図10は本発明方法による論理回線
の切り替えのようすの一例を示すもので、以下、これら
を用いて具体的に説明する。
チャート、図3乃至図10は本発明方法による論理回線
の切り替えのようすの一例を示すもので、以下、これら
を用いて具体的に説明する。
【0012】今、図3に示すように、通信ネットワーク
1中に通信ノードgから通信ノードxに至る論理回線4
1が設定されているものとする。
1中に通信ノードgから通信ノードxに至る論理回線4
1が設定されているものとする。
【0013】各部分通信ネットワーク21〜23内のネ
ットワーク管理装置31〜33は管理対象の部分通信ネ
ットワーク内で故障が発生し、論理回線に故障が生じ、
当該論理回線を利用した通信が不能となるか否かを常時
監視するとともに、隣接する部分通信ネットワークのネ
ットワーク管理装置から論理回線切り替えのための情報
が送信されてくるかどうかを常時監視する(ステップS
1〜S3)。
ットワーク管理装置31〜33は管理対象の部分通信ネ
ットワーク内で故障が発生し、論理回線に故障が生じ、
当該論理回線を利用した通信が不能となるか否かを常時
監視するとともに、隣接する部分通信ネットワークのネ
ットワーク管理装置から論理回線切り替えのための情報
が送信されてくるかどうかを常時監視する(ステップS
1〜S3)。
【0014】ここで、図4に示すように、部分通信ネッ
トワーク23中の物理回線Rに故障が発生し、論理回線
41を利用する通信が不可能となった場合、部分通信ネ
ットワーク23を管理するネットワーク管理装置33が
当該故障を検出する(ステップS2)。
トワーク23中の物理回線Rに故障が発生し、論理回線
41を利用する通信が不可能となった場合、部分通信ネ
ットワーク23を管理するネットワーク管理装置33が
当該故障を検出する(ステップS2)。
【0015】前記故障を検出したネットワーク管理装置
33もしくはこれが管理する部分通信ネットワーク23
は自ネットワークが論理回線の切替開始部分であること
を認識するとともに、切替用の論理回線を自ネットワー
ク23内に閉じて形成可能か否かを判断する(ステップ
S4)。
33もしくはこれが管理する部分通信ネットワーク23
は自ネットワークが論理回線の切替開始部分であること
を認識するとともに、切替用の論理回線を自ネットワー
ク23内に閉じて形成可能か否かを判断する(ステップ
S4)。
【0016】前記切替用の論理回線を自ネットワーク内
に閉じて形成可能であれば、故障が発生した論理回線を
切替用の論理回線に切り替えることにより通信を継続す
る(ステップS5)が、この場合は通信ノードxとwと
の間を結ぶ他の物理回線がないため不可能である。
に閉じて形成可能であれば、故障が発生した論理回線を
切替用の論理回線に切り替えることにより通信を継続す
る(ステップS5)が、この場合は通信ノードxとwと
の間を結ぶ他の物理回線がないため不可能である。
【0017】この時、故障が発生した論理回線41の論
理回線識別子を含む論理回線属性情報及び切替用の論理
回線を形成するために必要な少なくとも1つのネットワ
ーク間物理回線(ここではW,X)の物理回線識別子の
情報を含む切替要求制御情報51を、図5に示すよう
に、そのネットワーク管理装置33から隣接する部分通
信ネットワークのうち故障が発生した論理回線41が設
定された部分通信ネットワーク22のネットワーク管理
装置32に送信する(ステップS6)。なお、ネットワ
ーク管理装置間の通信は任意の通信ノードや物理回線を
用いて行っても、また、別の回線を用いて行っても良
い。
理回線識別子を含む論理回線属性情報及び切替用の論理
回線を形成するために必要な少なくとも1つのネットワ
ーク間物理回線(ここではW,X)の物理回線識別子の
情報を含む切替要求制御情報51を、図5に示すよう
に、そのネットワーク管理装置33から隣接する部分通
信ネットワークのうち故障が発生した論理回線41が設
定された部分通信ネットワーク22のネットワーク管理
装置32に送信する(ステップS6)。なお、ネットワ
ーク管理装置間の通信は任意の通信ノードや物理回線を
用いて行っても、また、別の回線を用いて行っても良
い。
【0018】前記切替要求制御情報51を受信したネッ
トワーク管理装置32もしくはこれが管理する部分通信
ネットワーク22は、該切替要求制御情報51に含まれ
る論理回線識別子より同定される故障が発生した論理回
線41の切替用の論理回線を、前記切替要求制御情報5
1に含まれる物理回線識別子より同定されるネットワー
ク間物理回線W又はXを一方の端点として自ネットワー
ク内に閉じて形成可能、即ち部分通信ネットワーク22
が論理回線の切替終端部分であるか、自ネットワーク内
に閉じて形成不可能、即ち部分通信ネットワーク22が
論理回線の切替中継部分であるかを判断する(ステップ
7,8)。
トワーク管理装置32もしくはこれが管理する部分通信
ネットワーク22は、該切替要求制御情報51に含まれ
る論理回線識別子より同定される故障が発生した論理回
線41の切替用の論理回線を、前記切替要求制御情報5
1に含まれる物理回線識別子より同定されるネットワー
ク間物理回線W又はXを一方の端点として自ネットワー
ク内に閉じて形成可能、即ち部分通信ネットワーク22
が論理回線の切替終端部分であるか、自ネットワーク内
に閉じて形成不可能、即ち部分通信ネットワーク22が
論理回線の切替中継部分であるかを判断する(ステップ
7,8)。
【0019】この場合、部分通信ネットワーク22は論
理回線の切替中継部分であるから、故障が発生した論理
回線41の論理回線識別子を含む論理回線属性情報及び
切替用の論理回線を形成するために必要な少なくとも1
つのネットワーク間物理回線(ここではT,U)の物理
回線識別子の情報を含む新たな切替要求制御情報52
を、図6に示すように、そのネットワーク管理装置32
から隣接する部分通信ネットワークのうち故障が発生し
た論理回線41が設定された部分通信ネットワーク21
のネットワーク管理装置31に送信する(ステップS
9)。
理回線の切替中継部分であるから、故障が発生した論理
回線41の論理回線識別子を含む論理回線属性情報及び
切替用の論理回線を形成するために必要な少なくとも1
つのネットワーク間物理回線(ここではT,U)の物理
回線識別子の情報を含む新たな切替要求制御情報52
を、図6に示すように、そのネットワーク管理装置32
から隣接する部分通信ネットワークのうち故障が発生し
た論理回線41が設定された部分通信ネットワーク21
のネットワーク管理装置31に送信する(ステップS
9)。
【0020】前記切替要求制御情報52を受信したネッ
トワーク管理装置31もしくはこれが管理する部分通信
ネットワーク21は、該切替要求制御情報52に含まれ
る論理回線識別子より同定される故障が発生した論理回
線41の切替用の論理回線を、前記切替要求制御情報5
2に含まれる物理回線識別子より同定されるネットワー
ク間物理回線T又はUを一方の端点として自ネットワー
ク内に閉じて形成可能、即ち部分通信ネットワーク21
が論理回線の切替終端部分であるか、自ネットワーク内
に閉じて形成不可能、即ち部分通信ネットワーク21が
論理回線の切替中継部分であるかを判断する(ステップ
7,8)。
トワーク管理装置31もしくはこれが管理する部分通信
ネットワーク21は、該切替要求制御情報52に含まれ
る論理回線識別子より同定される故障が発生した論理回
線41の切替用の論理回線を、前記切替要求制御情報5
2に含まれる物理回線識別子より同定されるネットワー
ク間物理回線T又はUを一方の端点として自ネットワー
ク内に閉じて形成可能、即ち部分通信ネットワーク21
が論理回線の切替終端部分であるか、自ネットワーク内
に閉じて形成不可能、即ち部分通信ネットワーク21が
論理回線の切替中継部分であるかを判断する(ステップ
7,8)。
【0021】この場合、部分通信ネットワーク21は論
理回線の切替終端部分であるから、図7、8に示すよう
に、故障が発生した論理回線41を切替用の論理回線4
2に切り替えるとともに、故障が発生した論理回線の論
理回線識別子、切替用の論理回線を形成するために用い
たネットワーク間物理回線の物理回線識別子(ここでは
U)及び該ネットワーク間物理回線を介して論理回線4
2を形成するために必要な情報を含む切替結果制御情報
53を、そのネットワーク管理装置31から前記切替要
求制御情報52を送信したネットワーク管理装置32に
送信する(ステップS10)。
理回線の切替終端部分であるから、図7、8に示すよう
に、故障が発生した論理回線41を切替用の論理回線4
2に切り替えるとともに、故障が発生した論理回線の論
理回線識別子、切替用の論理回線を形成するために用い
たネットワーク間物理回線の物理回線識別子(ここでは
U)及び該ネットワーク間物理回線を介して論理回線4
2を形成するために必要な情報を含む切替結果制御情報
53を、そのネットワーク管理装置31から前記切替要
求制御情報52を送信したネットワーク管理装置32に
送信する(ステップS10)。
【0022】一方、前記切替結果制御情報53を受信し
たネットワーク切替装置32もしくはこれが管理する部
分通信ネットワーク22は、自ネットワーク22が論理
回線の切替中継部分であるか切替開始部分であるかを判
断する(ステップS11)。
たネットワーク切替装置32もしくはこれが管理する部
分通信ネットワーク22は、自ネットワーク22が論理
回線の切替中継部分であるか切替開始部分であるかを判
断する(ステップS11)。
【0023】この場合、部分通信ネットワーク22は論
理回線の切替中継部分であるから、図9に示すように、
前記切替結果制御情報53を参照して故障が発生した論
理回線41を切替用の論理回線42に切り替えるととも
に、故障が発生した論理回線41の論理回線識別子、切
替用の論理回線42を形成するために用いたネットワー
ク間物理回線の物理回線識別子(ここではX)及び該ネ
ットワーク間物理回線を介して論理回線42を形成する
ために必要な情報を含む新たな切替結果制御情報54
を、そのネットワーク管理装置から先に切替要求制御情
報51を送信したネットワーク管理装置33に送信する
(ステップS12)。
理回線の切替中継部分であるから、図9に示すように、
前記切替結果制御情報53を参照して故障が発生した論
理回線41を切替用の論理回線42に切り替えるととも
に、故障が発生した論理回線41の論理回線識別子、切
替用の論理回線42を形成するために用いたネットワー
ク間物理回線の物理回線識別子(ここではX)及び該ネ
ットワーク間物理回線を介して論理回線42を形成する
ために必要な情報を含む新たな切替結果制御情報54
を、そのネットワーク管理装置から先に切替要求制御情
報51を送信したネットワーク管理装置33に送信する
(ステップS12)。
【0024】また、前記切替結果制御情報54を受信し
たネットワーク管理装置33もしくはこれが管理する部
分通信ネットワーク23は、自ネットワーク23が論理
回線の切替中継部分であるか切替開始部分であるかを判
断する(ステップS11)。
たネットワーク管理装置33もしくはこれが管理する部
分通信ネットワーク23は、自ネットワーク23が論理
回線の切替中継部分であるか切替開始部分であるかを判
断する(ステップS11)。
【0025】この場合、部分通信ネットワーク23は論
理回線の切替開始部分であるから、図10に示すよう
に、前記切替結果制御情報54を参照して故障が発生し
た論理回線41を切替用の論理回線42に切り替えるこ
とにより通信を継続する(ステップS13)。
理回線の切替開始部分であるから、図10に示すよう
に、前記切替結果制御情報54を参照して故障が発生し
た論理回線41を切替用の論理回線42に切り替えるこ
とにより通信を継続する(ステップS13)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の部分通信ネットワークに亘って設定された論理回線
に故障が発生し、該故障箇所を含む部分通信ネットワー
ク内で論理回線の切替が不可能な場合、そのネットワー
ク管理装置から隣接する他のネットワーク管理装置に切
替要求制御情報が順次送信され、切替終端部分に当たる
ネットワーク管理装置から切替結果制御情報が順次返送
され、これに従って各部分通信ネットワークにおいて論
理回線の切替が行われるため、通信ネットワーク全体を
管理する集中管理ノードが存在せず、かつ、管理を目的
とする通信が隣接する任意の通信ノード間で可能とは限
らない通信ネットワークにおいて論理回線に故障が発生
し、通信が継続できなくなった場合でも自動的に代替の
論理回線を確立することができ、通信品質の劣化を防止
することができる。
数の部分通信ネットワークに亘って設定された論理回線
に故障が発生し、該故障箇所を含む部分通信ネットワー
ク内で論理回線の切替が不可能な場合、そのネットワー
ク管理装置から隣接する他のネットワーク管理装置に切
替要求制御情報が順次送信され、切替終端部分に当たる
ネットワーク管理装置から切替結果制御情報が順次返送
され、これに従って各部分通信ネットワークにおいて論
理回線の切替が行われるため、通信ネットワーク全体を
管理する集中管理ノードが存在せず、かつ、管理を目的
とする通信が隣接する任意の通信ノード間で可能とは限
らない通信ネットワークにおいて論理回線に故障が発生
し、通信が継続できなくなった場合でも自動的に代替の
論理回線を確立することができ、通信品質の劣化を防止
することができる。
【図1】本発明方法を適用する通信ネットワークの一例
を示す構成図
を示す構成図
【図2】本発明方法の一実施例を示すフローチャート
【図3】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図4】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図5】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図6】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図7】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図8】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図9】本発明方法による論理回線の切り替えのようす
の一例を示す図
の一例を示す図
【図10】本発明方法による論理回線の切り替えのよう
すの一例を示す図
すの一例を示す図
1…通信ネットワーク、21〜23…部分通信ネットワ
ーク、31〜33…ネットワーク管理装置、a〜x…通
信ノード、A〜Y…物理回線。
ーク、31〜33…ネットワーク管理装置、a〜x…通
信ノード、A〜Y…物理回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9371−5K H04L 13/00 311
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1つの通信ノードと物理回線
とを含み、該通信ノードや物理回線を管理するネットワ
ーク管理装置を有する部分通信ネットワークを複数、ネ
ットワーク間物理回線で接続し、一の部分通信ネットワ
ーク内の通信ノードと任意の他の部分通信ネットワーク
内の通信ノードとの間に論理回線を設定してこれらの通
信ノード間の通信を可能とする通信ネットワークにおい
て、前記論理回線に故障が発生した場合、これを他の論
理回線に切り替えて通信を継続可能とする論理回線の切
替方法であって、 論理回線の故障及び切替情報の受信を常時監視し、 論理回線の故障を検出した場合、自ネットワーク内で切
替用の論理回線を形成可能であれば論理回線を切り替
え、形成不可能であれば切替要求制御情報を隣接するネ
ットワーク管理装置に送信し、 切替要求制御情報を受信した場合、自ネットワークが切
替終端部分であれば論理回線の切替を行うとともに前記
切替要求制御情報を送信したネットワーク管理装置に切
替結果制御情報を送信し、切替中継部分であれば新たな
切替要求制御情報を隣接する他のネットワーク管理装置
に送信し、 切替結果制御情報を受信した場合、自ネットワークが切
替中継部分であれば該切替結果制御情報に従って論理回
線の切替を行うとともに新たな切替結果制御情報を隣接
する他のネットワーク管理装置に送信し、切替開始部分
であれば前記切替結果制御情報に従って論理回線の切替
を行うことを特徴とする通信ネットワークにおける論理
回線切替方法。 - 【請求項2】 少なくとも1つの通信ノードと物理回線
とを含み、該通信ノードや物理回線を管理するネットワ
ーク管理装置を有する部分通信ネットワークを複数、ネ
ットワーク間物理回線で接続し、一の部分通信ネットワ
ーク内の通信ノードと任意の他の部分通信ネットワーク
内の通信ノードとの間に論理回線を設定してこれらの通
信ノード間の通信を可能とする通信ネットワークにおい
て、前記論理回線に故障が発生した場合、これを他の論
理回線に切り替えて通信を継続可能とする論理回線の切
替方法であって、 論理回線の故障を検出した部分通信ネットワークもしく
はそのネットワーク管理装置は切替用の論理回線を自ネ
ットワーク内で形成可能か否かを判断し、 形成可能な場合は故障が発生した論理回線を切替用の論
理回線に切り替え、 形成不可能な場合は故障が発生した論理回線の論理回線
識別子を含む論理回線属性情報及び切替用の論理回線を
形成するために必要な少なくとも1つのネットワーク間
物理回線の物理回線識別子の情報を含む切替要求制御情
報を、そのネットワーク管理装置から隣接する部分通信
ネットワークのうち故障が発生した論理回線が設定され
た部分通信ネットワークのネットワーク管理装置に送信
し、 前記切替要求制御情報を受信したネットワーク管理装置
もしくはこれが管理する部分通信ネットワークは該切替
要求制御情報に含まれる論理回線識別子より同定される
故障が発生した論理回線の切替用の論理回線を、該切替
要求制御情報に含まれる物理回線識別子より同定される
少なくとも1つのネットワーク間物理回線を一方の端点
として自ネットワーク内で形成可能か否かを判断し、 形成可能な場合は故障が発生した論理回線を切替用の論
理回線に切り替えるとともに、故障が発生した論理回線
の論理回線識別子、切替用の論理回線を形成するために
用いたネットワーク間物理回線の物理回線識別子及び該
ネットワーク間物理回線を介して論理回線を形成するた
めに必要な情報を含む切替結果制御情報を、そのネット
ワーク管理装置から前記切替要求制御情報を送信した部
分通信ネットワークのネットワーク管理装置に送信し、 形成不可能な場合は故障が発生した論理回線の論理回線
識別子を含む論理回線属性情報及び切替用の論理回線を
形成するために必要な少なくとも1つのネットワーク間
物理回線の物理回線識別子の情報を含む新たな切替要求
制御情報を、そのネットワーク管理装置から隣接する部
分通信ネットワークのうち故障が発生した論理回線が設
定された他の部分通信ネットワークのネットワーク管理
装置に送信し、 前記切替結果制御情報を受信したネットワーク管理装置
もしくはこれが管理する部分通信ネットワークは自ネッ
トワークが論理回線の切替中継部分であるか切替開始部
分であるかを判断し、 切替中継部分である場合は前記切替結果制御情報を参照
して故障が発生した論理回線を切替用の論理回線に切り
替えるとともに、故障が発生した論理回線の論理回線識
別子、切替用の論理回線を形成するために用いたネット
ワーク間物理回線の物理回線識別子及び該ネットワーク
間物理回線を介して論理回線を形成するために必要な情
報を含む新たな切替結果制御情報を、そのネットワーク
管理装置から先に切替要求制御情報を送信した部分通信
ネットワークのネットワーク管理装置に送信し、 切替開始部分である場合は前記切替結果制御情報を参照
して故障が発生した論理回線を切替用の論理回線に切り
替えることを特徴とする通信ネットワークにおける論理
回線切替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273784A JPH08139730A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 通信ネットワークにおける論理回線の切替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273784A JPH08139730A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 通信ネットワークにおける論理回線の切替方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08139730A true JPH08139730A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17532541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6273784A Pending JPH08139730A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 通信ネットワークにおける論理回線の切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08139730A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101042A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Fujitsu Ltd | ネットワーク障害の影響を解析する装置 |
WO2006095412A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Fujitsu Limited | ネットワーク情報解析方法及びその装置 |
JP2013038767A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Hitachi Ltd | 通信パス制御装置 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP6273784A patent/JPH08139730A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101042A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Fujitsu Ltd | ネットワーク障害の影響を解析する装置 |
JP4485309B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2010-06-23 | 富士通株式会社 | ネットワーク障害の影響を解析する装置 |
WO2006095412A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Fujitsu Limited | ネットワーク情報解析方法及びその装置 |
US8305909B2 (en) | 2005-03-08 | 2012-11-06 | Fujitsu Limited | Network information analyzing method and apparatus |
JP2013038767A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Hitachi Ltd | 通信パス制御装置 |
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