JPH08111941A - 充電制御装置 - Google Patents
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- JPH08111941A JPH08111941A JP6243847A JP24384794A JPH08111941A JP H08111941 A JPH08111941 A JP H08111941A JP 6243847 A JP6243847 A JP 6243847A JP 24384794 A JP24384794 A JP 24384794A JP H08111941 A JPH08111941 A JP H08111941A
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Abstract
式の充電器(水系充電器)で充電した場合に、充電が充
分進行した時点で、水系充電器で、疑似的な−△Vが検
出されるようにする。 【構成】 充電中の2次電池1の電圧(電池電圧)が所
定の基準電圧以上になった後は、所定の充電時間だけ2
次電池1に充電電流を強制的に流して充電を停止し、充
電停止後の電池電圧が基準電圧に降下した後、再び、充
電電流を、所定の充電時間だけ強制的に流すようにFE
T4が制御され、これにより間欠充電が行われる。この
場合において、所定の充電時間が、2次電池1に対する
充電の進行具合に対応して変化するように、FET4が
制御される。
Description
ない2次電池を有するバッテリパックなどに用いて好適
な充電制御装置に関する。
オン電池などに代表される非水系電池では、例えばNi
cdやNiMH、あるいは鉛電池などに代表される水系
電池と異なり、満充電時における電池電圧の特異点が現
れない。このため、非水系電池と水系電池とは、異なっ
た充電方法で充電される。
えば充電電圧を、所定の一定の値にし、充電電流が充分
小さくなった時点で充電を終了するものが一般的であ
り、リチュウムイオン電池などに対して行われる定電流
定電圧方式などが、その代表的なものである。また、水
系電池の充電方法としては、例えば満充電時における特
異点を検出して充電を終了するものが一般的であり、N
icd電池やNiMH電池に対して行われる、いわゆる
−△V方式などが、その代表的なものである。
電気化学的な自己保護作用がないので、非水系電池を内
蔵するバッテリパックには、過充電保護のための電気回
路が設けられるのが一般的である。この過充電保護のた
めの電気回路は、通常、大きく分けて、電池電圧を検出
するブロック(検出ブロック)と、その電池電圧に対応
して、電池に流れる充電電流をスイッチング(オン/オ
フ)するブロック(スイッチブロック)とから構成され
る。スイッチブロックは、スイッチング素子を有し、こ
のスイッチング素子としては、電池に直列に配置され、
充電電流が流れる回路系を開放状態にすることにより、
充電電流を遮断するようになされているものや、電池に
並列に配置され、充電電流をバイパスさせることによ
り、電池に流れる充電電流を制御(オン/オフを含む)
して、電池電圧をある設定電圧に収斂させるようになさ
れているものなどがある。
と水系電池では、以上のように充電方法が異なるので、
それらを充電する充電器も異なるが、例えば水系電池を
充電する充電器(以下、水系充電器という)で、非水系
電池の充電を行うことができれば便利である。
出することにより充電を終了するようになされていたの
で、これを用いて、非水系電池の充電を、安全に、かつ
充分に行うことは困難であった。
たものであり、水系電池を充電する充電器で、非水系電
池の充電を、安全に、かつ充分に行うことができるよう
にするものである。
は、充電中の2次電池の電圧が所定の基準電圧以上にな
った後は、所定の充電時間だけ2次電池に充電電流を強
制的に流して充電を停止し、充電停止後の2次電池の電
圧が基準電圧に降下した後、再び、充電電流を充電時間
だけ強制的に流すことを繰り返す間欠充電の制御を行う
制御手段(例えば、図20に示す電圧源11A、コンパ
レータ31、インバータ41、トランジスタ42、バッ
ファ43,FET44、ドライバ45、抵抗R1乃至R
5、コンデンサC1、およびダイオードDなど)と、制御
手段に制御され、充電電流をオン/オフするスイッチン
グ手段(例えば、図20に示すFET4など)とを備え
る充電制御装置において、制御手段は、充電時間が、2
次電池に対する充電の進行具合に対応して変化するよう
に、スイッチング手段を制御することを特徴とする。
に、2次電池に対する充電の進行が進むにつれて、充電
時間が長くなるように、スイッチング手段を制御させる
ことができる。
電圧に降下するまでの電圧降下時間を計時し、電圧降下
時間が所定の基準時間以上であるか否かを判定する判定
手段(例えば、図26に示すToff検出回路55など)
をさらに備える場合、制御手段には、電圧降下時間が基
準時間以上になった後の充電時間が、電圧降下時間が基
準時間以上になる前の充電時間より長くなるように、ス
イッチング手段を制御させることができる。
電圧に降下するまでの電圧降下時間を計時し、電圧降下
時間が所定の基準時間以上であるか否かを判定する判定
手段(例えば、図26に示すToff検出回路55など)
をさらに備える場合、制御手段には、電圧降下時間が基
準時間以上になった後の充電時間が、電圧降下時間が基
準時間以上になる前の充電時間より短くなるように、ス
イッチング手段を制御させることができる。
スイッチング手段を制御させた後、所定の周期ごとに、
一定時間だけスイッチング手段をオフ状態にさせること
ができる。また、制御手段には、充電停止から一定の期
間は、2次電池の電圧に関わらず、スイッチング手段を
オフ状態にさせることができる。さらに、制御手段に
は、充電時間の間は、スイッチング手段を、所定の高周
波数でオン/オフさせることができる。
2次電池の電圧が所定の基準電圧以上になった後は、所
定の充電時間だけ2次電池に充電電流を強制的に流して
充電を停止し、充電停止後の2次電池の電圧が基準電圧
に降下した後、再び、充電電流を充電時間だけ強制的に
流すことを繰り返す間欠充電の制御が行われる。この場
合において、充電時間が、2次電池に対する充電の進行
具合に対応して変化するように、FET4が制御され
る。従って、この装置を有する、例えばバッテリパック
を、水系充電器で充電した場合、その充電器によって、
充電が充分進行した時点で、疑似的な−△Vが検出され
ることとなり、その結果、非水系電池の充電を、水系充
電器によって、安全に、かつ充分に行うことができる。
いて説明するが、まず、その前段階の準備として、本発
明の前提となる技術について説明する。
の構成例を示している。2次電池1は、例えばリチュウ
ムイオン系の電池で、その+端子は、バッテリパックの
端子EB+に接続されており、また−端子は、2次電池
1に直列に接続された過電流検出回路6、並びにFET
3および4で構成されるスイッチング回路10を介し
て、バッテリパックの端子EB−に接続されている。
の−端子との間に接続されており、その間の電圧、即ち
2次電池1の電圧(以下、適宜、電池電圧という)を検
出するようになされている。また、制御回路2は、端子
DOとCOを有し、それぞれは、ゲートコントローラ5
を介して、FET(NチャネルMOS FET)3また
はFET(NチャネルMOS FET)4のゲート
(G)に接続されている。ゲートコントローラ5は、放
電用ゲートコントローラ5Aと充電用ゲートコントロー
ラ5Bとから構成されている。放電用ゲートコントロー
ラ5Aまたは充電用ゲートコントローラ5Bは、制御回
路2の端子DOまたはCOから出力される信号を、必要
ならばグランドシフトして、FET3またはFET4の
ゲートそれぞれに印加するようになされている。
路6を介して、制御回路2と2次電池1の−端子との接
続点に接続されており、そのドレイン(D)は、FET
4のドレインと接続されている。FET4のソースは、
端子EB−と接続されている。
間に、2次電池1の充電電流が流れる方向に(2次電池
1の放電電流が流れない方向に)、寄生ダイオード3A
が形成されている。また、FET4には、そのソースと
ドレインとの間に、2次電池1の放電電流が流れる方向
に(2次電池1の充電電流が流れない方向に)、寄生ダ
イオード4Aが形成されている。
池1の電圧が、所定の範囲の電圧である場合)、その端
子DOおよびCOからLおよびHレベルのうちの、例え
ばHレベルを出力している。このHレベルは、ゲートコ
ントローラ5(放電用ゲートコントローラ5A、充電用
ゲートコントローラ5B)でFET3および4をオンに
するレベル(Hレベル)にされて、FET3および4の
ゲートに印加され、これによりFET3および4は、通
常、オン状態にされる。
荷(図示せず)が接続された場合、2次電池1、端子E
B+、負荷、端子EB−,FET4(FET4のソース
およびドレイン)、FET3(FET3のドレインおよ
びソース)、過電流検出回路6の経路で、放電電流が流
れる。
しており、これが、所定の第1の基準電圧(2次電池1
が過放電状態になるおそれがある電圧)より小さくなる
と、その端子DOの出力レベルを、HレベルからLレベ
ル(グランドレベル)にする。これにより、FET3の
ゲートには、Lレベルが印加され、FET3はオフにさ
れる。FET3の寄生ダイオード3Aは、充電電流が流
れる方向、即ち放電電流が流れない方向に接続されてい
るため、FET3がオフにされると、放電電流は遮断さ
れる。これにより、過放電が防止される。
EB−との間に、充電器(図示せず)が接続され、2次
電池1に対する充電が開始された場合、充電器、端子E
B+、2次電池1、過電流検出回路6、寄生ダイオード
3A,FET4の経路で、充電電流が流れる。しかしな
がら、この場合、寄生ダイオード3Aでは、FET3の
ソース・ドレイン間に比較して(FET3(FET4も
同様)に、ある程度のレベル以上の電圧がゲートに印加
されている場合、そのオン抵抗が微小値になるので、そ
のソース・ドレイン間の電圧降下は微小なものであ
る)、例えば約0.6乃至0.8V程度の大きな電圧降
下が生じるので、効率的な充電を行うことができない。
と、即ち充電器が接続されると、例えばそれにより生じ
る電圧降下(例えば、0.1乃至0.4V程度の電圧降
下)を検出し、その後、端子DOの出力レベルを、強制
的にLレベルからHレベルにする。これにより、FET
3のゲートには、Hレベルが印加され、FET3はオン
にされる。そして、充電器、端子EB+、2次電池1、
過電流検出回路6、FET3,FET4の経路で、充電
電流が行われる。
はり電池電圧を検出しており、これが、所定の第2の基
準電圧(2次電池1が過充電状態になるおそれがある電
圧)より大きくなると、その端子COの出力レベルを、
HレベルからLレベル(グランドレベル)にする。これ
により、FET4のゲートには、Lレベルが印加され、
FET4はオフにされる。FET4の寄生ダイオード4
Aは、放電電流が流れる方向、即ち充電電流が流れない
方向に接続されているため、FET4がオフにされる
と、充電電流は遮断される。これにより、過充電が防止
される。
EB−との間に、再び負荷が接続され、2次電池1の放
電が開始された場合、2次電池1、端子EB+、負荷、
寄生ダイオード4A,FET3、過電流検出回路6の経
路で、放電電流が流れる。しかしながら、この場合、寄
生ダイオード4Aでは、上述した寄生ダイオード3Aと
同様に大きな電圧降下が生じるので、効率的な放電を行
うことができない。
と、即ち負荷が接続されると、例えばそれにより生じる
電圧降下(例えば、0.1乃至0.4V程度の電圧降
下)を検出し、その後、端子COの出力レベルを、強制
的にLレベルからHレベルにする。これにより、FET
4はオンにされ、効率的な放電が行われる。
過放電防止用または過充電防止用ののFETということ
ができる。
検出し、その電流値が所定の値より大きいと、放電用ゲ
ートコントローラ5AにLレベルを出力させるようにな
されている。これにより、即ち過大電流が流れている場
合には、FET3はオフにされ、電流(放電電流)が遮
断される。なお、過電流検出回路6には、過大電流が流
れている場合、放電用ゲートコントローラ5Aだけでな
く、充電用ゲートコントローラ5BにもLレベルを出力
させるようにすることができる。この場合、放電および
充電のいずれの場合であっても、過大電流が流れた場合
には、FET3および4の両方がオフにされるので、放
電電流および充電電流のいずれも遮断されることにな
る。
トコントローラ5Aの出力が供給されるようになされて
おり、そこで、Lレベルが受信された場合、即ちバッテ
リパックが過放電状態にある場合(または過電流が流れ
た場合)、制御回路2やゲートコントローラ5などの動
作モードを、それらにおける消費電流を小さくするパワ
ーダウンモードとし、これにより2次電池1の放置可能
期間を長期間化するようになされている。なお、パワー
ダウン制御回路8は、その後、充電器が端子EB+とE
B−との間に接続されると、それによる端子EB−の電
圧レベルの変化を検出し、制御回路2やゲートコントロ
ーラ5などの動作モードを元に戻すようになされてい
る。
グ回路10は、バッテリパックのグランド側に設けてあ
るので、放電時または充電時のグランドは、図中、放電
GNDまたは充電GNDでそれぞれ示す点のレベルとな
る。
したものの他、例えば図2に示すように構成することが
可能である。即ち、図2(a)は、FET3および4の
ゲートに共通に、放電ゲートコントローラ5Aと充電用
ゲートコントローラ5Bの出力の論理和が供給されるよ
うになされている。従って、このスイッチング回路10
においては、過放電(過電流)および過充電のいずれの
場合でも、FET3および4は、両方ともオフにされる
ことになる。
トに印加する信号のグランドレベルは、それらを正常に
オフさせるために、放電時は放電GNDに、充電時は充
電GNDに、それぞれする必要がある。そこで、スイッ
チング回路10を、図2(a)に示したように構成する
場合には、図1に示すように、グランドセレクト(G
S)回路7を設ける必要がある。このGS回路7は、放
電時または充電時は、放電GNDまたは充電GNDを選
択し、それをゲートコントローラ5のグランドとするよ
うになされている。ゲートコントローラ5は、放電GN
Dおよび充電GNDのうちの、GS回路7で選択されて
いる方のレベルに、出力する信号のグランドレベルをシ
フトするようになされており、その結果、FET3およ
び4は正常にオフすることとなる。
よび充電GNDのレベルを、コンパレータなどで比較
し、そのうちの低い方を選択するように構成したり、あ
るいは、放電用ゲートコントローラ5Aまたは充電用ゲ
ートコントローラ5BがLレベルを出力しようとしてい
るときに(過放電状態(過電流が流れている状態)また
は過充電状態)、それぞれ放電GNDまたは充電GND
を選択するように構成することができる。
(b)に示すように、内部に寄生ダイオードが形成され
ていないバイラテラルFETを用い、そのゲートに、放
電ゲートコントローラ5Aと充電用ゲートコントローラ
5Bの出力の論理和が供給されるように構成することも
可能である。
ストレートが、その端子T1またはT2に接続された場
合、それぞれFET3または4の寄生ダイオード3Aま
たは4Aと同様の寄生ダイオードが、その内部に形成さ
れる。従って、放電時または充電時に、サブストレート
が、端子T1またはT2にそれぞれ接続されるようにす
ることにより、図1で説明したように過放電または過充
電の防止が可能となる。
する信号のグランドレベルは、図2(a)における同様
に、放電時は放電GNDに、充電時は充電GNDに、そ
れぞれする必要がある。そこで、スイッチング回路10
を、図2(b)に示したように構成する場合には、やは
りGS回路7を設ける必要がある。従って、放電時また
は充電時に、サブストレートが、端子T1またはT2に
それぞれ接続されるようにするには、サブストレート
を、GS回路7の出力端子(ゲートコントローラ5とG
S回路7との接続点)に接続しておくようにすれば良
い。
電池などでなる2次電池1を含むバッテリパックは、前
述したように、いわゆる−△Vを検出することができな
いので、例えば次のようにして充電が行われていた。即
ち、まず定電流により充電が行われ、2次電池1の電圧
が、満充電電圧に等しくなると、定電圧により充電が行
われる。これにより、2次電池1の電圧が満充電電圧を
超えないように、そこに流れる電流(充電電流)が徐々
に抑制される。そして、充電電流が、所定値以下になっ
たとき、充電が終了される。
想的な電池と内部抵抗から構成されるため、2次電池の
充電を停止(終了)すると、その電圧は、内部抵抗のド
ロップ電圧(内部抵抗値と電流との積)(IRロス)だ
け低下する。さらに、その後、2次電池1の電圧は、そ
の電極の分極(IRPロス)により徐々に低下する。
ロップ電圧や分極により降下した後の電池電圧が満充電
電圧となるようにする方法がある。
長くなることになる。
テリパックの充電が行われるようになされている。
充電について説明する。
行った場合の電池電圧(2次電池1の端子間電圧E)、
充電電流、充電器の端子間電圧を示している。
れ、電池電圧が上昇して、前述した第2の基準レベル
(2次電池1が過充電になるおそれがある電圧)(以
下、適宜、過充電検出レベルという)になると、その
後、所定の時間Td経過後に、充電電流がオフにされ
る。そして、充電電流がオフにされている場合に、電池
電圧が、前述した内部抵抗や分極によって低下し、再
び、過充電検出レベルになると、即座に充電電流がオン
にされる。以下、同様の処理が繰り返される。
電電流)で充電されることにより(図3(b))、電池
電圧Eが上昇して(図3(a))、過充電検出レベルと
なり、その後、さらに充電が続けられ、電池電圧が上昇
している。そして、電池電圧が過充電検出レベルに等し
くなってから、所定の時間Tdが経過すると、充電電流
がオフにされている。この場合、電池電圧は、その内部
抵抗による電圧降下によって、過充電検出レベル以下に
瞬時に下がるため、即座に充電電流はオンにされてい
る。
は、ほとんどその内部抵抗によるものであるから、電池
電圧は、充電電流がオンされることによって即座に、そ
れがオフされる前の電圧になる。
圧は、即座に過充電検出レベルを超えるので、それから
所定の時間Td経過後、充電電流は、再びオフされる。
るエネルギ(充電電流の時間積分値)の供給、即ち充電
がほぼ充分に行われ、充電中の電池電圧が、過充電検出
レベルに比較して内部抵抗による電圧降下分より大きく
なると、充電電流がオフされても、電池電圧は、即座に
は、過充電検出レベル以下に下がらず、その後に徐々に
現れる分極による電圧降下によって、充電検出レベルに
下がる。即ち、2次電池の充電がほぼ充分に行われた場
合には、充電電流のオフ時間が長くなる。
場合、例えばタイマなどを動作させるなどして、所定の
時間を計時後、充電を終了することによって、2次電池
1の充電を充分行うことができる。
充電を行った場合の電池電圧(2次電池1の端子間電圧
E)、充電電流、充電器の端子間電圧を示している。
1に充電電流が流れている場合に、電池電圧が上昇し
て、過充電検出レベルになると、即座に、充電電流がオ
フされるようになされている。そして、充電電流がオフ
されている場合に、電池電圧が、前述した内部抵抗や分
極によって低下し、過充電検出レベル以下になると、即
座に充電電流がオンされ、その後所定の時間Tdが経過
するまでは、電池電圧に関わらず、充電電流がオンのま
まにされるようになされている。
電電流)で充電されることにより(図4(b))、電池
電圧が上昇して(図4(a))、過充電検出レベルに等
しくなると、充電電流が即座にオフされている。この場
合、電池電圧は、その内部抵抗による電圧降下によっ
て、過充電検出レベル以下に瞬時に下がるため、即座に
充電電流はオンにされている。この場合においては、上
述した第1の間欠充電方法における場合と同様に、電池
電圧は、充電電流がオンされることによって即座に、そ
れがオフされる前の電圧に戻る。
圧は、即座に過充電検出レベルを超えるが、いまの場合
は、充電電流がオフしている間に、電池電圧が低下して
過充電検出レベル以下になり、充電電流がオンされた場
合であるから、それから所定の時間Tdが経過するまで
は、電池電圧に関わらず、充電電流はオン状態のままと
される。
超え、さらに上昇する。そして、所定の時間Tdが経過
すると、電池電圧は、過充電検出レベルを超えているか
ら、充電電流は、再び即座にオフされる。
がほぼ充分に行われると、上述した第1の間欠充電方法
における場合と同様に、電池電圧が、過充電検出レベル
以下に低下するまでに時間がかかるようになり、その結
果、充電電流のオフ時間が長くなる。
おいても、充電電流が長時間流れなくなったとき、例え
ばタイマなどを動作させるなどして、所定の時間を計時
後、充電を終了することによって、2次電池1の充電を
充分行うことができる。
系充電器)の端子間電圧は、第1および第2の間欠充電
方法のいずれの場合であっても、図3(c)または図4
(c)それぞれに示すように、充電電流がオフのとき
は、高い電圧(オープン電圧HV)になり、充電電流が
オンのときは、バッテリパックの端子間電圧に等しい電
圧(電池電圧にほぼ等しい電圧)となる。
説明した間欠充電方法を、図1のバッテリパックに適用
した場合について説明する。なお、図5、図7、および
図9において、図1における場合と対応する部分につい
ては、同一の符号を付してある。また、図1のバッテリ
パックを構成するブロックのうち、充電に直接関係ない
ものは、図示を省略してある。
行われるバッテリパックの構成例を示している。コンパ
レータ11は、その非反転入力端子(+端子)が、2次
電池1の+端子とバッテリパックの端子EB+との接続
点に接続され、その反転入力端子(−端子)が、基準電
圧電源11Aを介して、2次電池1の−端子とバッテリ
パックの端子EB−との接続点に接続されている。な
お、基準電圧電源11Aは、その+端子が、コンパレー
タ11に、その−端子が2次電池1の−端子に、それぞ
れ接続されており、過充電検出レベルに等しい電圧を、
コンパレータ11の−端子に印加している。
に印加される電圧が、その反転入力端子に印加される電
圧(過充電検出レベル)以上のとき、Hレベルを出力
し、その非反転入力端子に印加される電圧が、その反転
入力端子に印加される電圧(過充電検出レベル)未満の
とき、Lレベルを出力するようになされている。
源11Aは、図1の制御回路2に相当するものである。
を所定の時間Tdだけ遅延して、ドライバ13に出力す
るようになされている。ドライバ13は、遅延回路12
の出力に対応して、FET4をオン/オフ(ドレインと
ソースとの間に流れる電流(充電電流)をオン/オフ)
させるようになされている。なお、遅延回路12および
ドライバ13は、図1の充電用ゲートコントローラ5B
に相当するものである。また、ドライバ13は、そこか
ら出力する信号のグランドレベルを、充電GNDにシフ
トするようになされており、これによりFET4を、確
実にオフさせることができるようになされている。
説明する。まず、端子EB+とEB−に充電器(図示せ
ず)が接続され、そこから充電電流が、2次電池1に供
給されることにより充電が開始される。これにより、電
池電圧が上昇し(図3(a))、コンパレータ11の−
端子に印加されている基準電圧、即ち過充電検出レベル
になると、コンパレータ11の出力が、図6(a)に示
すように、LレベルからHレベルになる。
のいわゆるCR回路を含み、このCR回路においては、
Hレベルが印加されると、その出力は、所定の時定数を
もって徐々に上昇し、図6(b)に示すように、所定の
時間Td経過後に、閾値S1に達するようになされてい
る。なお、このCR回路の出力は、コンパレータ11の
出力がLレベルになると、即座にLレベルになるように
なされている。
値S1以上(図6(b)において、斜線を付してある部
分)になると、Hレベルが出力される。従って、コンパ
レータ11からHレベルが出力されてから、所定の時間
Tdが経過すると、遅延回路12は、ドライバ13にH
レベルを出力する。なお、遅延回路12は、CR回路の
出力が、閾値S1未満の場合には、Lレベルを出力す
る。
に、遅延回路12の出力がLまたはHレベルの場合、H
またはLレベルを、FET4のゲートにそれぞれ印加
し、これによりFET4をオンまたはオフにするように
なされている。よって、いまの場合、FET4は、オフ
にされる。
(a))、過充電電圧に等しくなると、それから所定の
時間Td経過後に、FET4がオフにされ、これにより
充電電流がオフされる。
その内部抵抗による電圧降下によって、基準電圧電源1
1Aが、コンパレータ11の−端子に印加する過充電検
出レベル以下に瞬時に下がる。
ルからLレベルになり(図6(a))、これにより遅延
回路12の出力もHレベルからLレベルになる(図6
(b))。従って、ドライバ13の出力は、Lレベルか
らHレベルになり(図6(c))、これによりFET4
はオンにされ、2次電池1に対する充電電流の供給が、
即座に再開されることになる(図3(b))。
池電圧の低下は、ほとんどその内部抵抗によるものであ
るから、電池電圧は、充電電流がオンされることによっ
て即座に、それがオフされる前の電圧になる(図3
(a))。
圧は、即座に基準電圧電源11Aの基準電圧である過充
電検出レベルを超えるので、コンパレータ11の出力
も、即座にLレベルからHレベルになり(図6
(a))、それから所定の時間Td経過後、遅延回路1
2の出力はLレベルからHレベルになる(図6
(b))。遅延回路12の出力がHレベルになると、ド
ライバ13の出力はLレベルになり(図6(c))、F
ET4はオフにされる。従って、充電電流はオンにされ
てから、所定の時間Td経過後、再びオフされることに
なる。
が進行すると、上述したように、電池電圧が、過充電検
出レベル以下に低下するまでに時間がかかるようにな
る。
(a))、または遅延回路12の出力(図6(b))そ
れぞれはHレベルの状態が長く続くようになり、ドライ
バ13の出力(図6(c))は、Lレベルの状態が長く
続くようになる。これにより、充電電流のオフ時間も長
くなる(図3(b))。
充電が行われるバッテリパックの構成例を示している。
なお、図中、図5における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。
ータ11の出力は、ドライバ13に直接供給されるよう
になされている。また、コンパレータ11の出力は、遅
延回路21にも供給されるようになされている。遅延回
路21は、通常はLレベルを出力しており、コンパレー
タ11の出力がHレベルからLレベルになったときの
み、即ち電池電圧が降下して、過充電検出レベルになっ
たときのみ、その時点から所定の時間TdだけHレベル
を出力するようになされている。
端子とバッテリパックの端子EB+との接続点と接続さ
れており、他端がコンパレータ11の非反転入力端子に
接続されている。抵抗R2は、その一端が、抵抗R1とコ
ンパレータ11との接続点に接続されており、その他端
が、スイッチSW1を介して2次電池1の−端子に接続
されている。スイッチSW1は、遅延回路21の出力に
対応して、オン/オフするようになされている。
出力がHレベルのとき、即ち電池電圧が降下して過充電
検出レベルになってから所定の時間Tdだけオンし、遅
延回路21の出力がLレベルのとき、オフするようにな
されている。
説明する。まず、端子EB+とEB−に充電器が接続さ
れ、そこから充電電流が、2次電池1に供給されること
により充電が開始される。これにより、電池電圧が上昇
し(図4(a))、コンパレータ11の−端子に印加さ
れている基準電圧、即ち過充電検出レベルになると、コ
ンパレータ11の出力が、図8(a)に示すように、L
レベルからHレベルになる。このHレベルは、ドライバ
13に供給される。
(c)に示すように、Lレベルとなり、FET4は、オ
フにされる。
(a))、過充電検出レベルに等しくなると、FET4
は即座にオフにされ、これにより充電電流がオフされ
る。
その内部抵抗による電圧降下によって、基準電圧電源1
1Aが、コンパレータ11の−端子に印加する過充電検
出レベル以下に瞬時に下がる。
ルからLレベルになり(図8(a))、これによりドラ
イバ13の出力はLレベルからHレベルになる(図8
(c))。従って、FET4はオンにされ、2次電池1
に対する充電電流の供給が、即座に再開されることにな
る(図4(b))。
ては、電池電圧の低下は、ほとんどその内部抵抗による
ものであるから、電池電圧は、充電電流がオンされるこ
とによって即座に、それがオフされる前の電圧、即ち過
充電検出レベル以上の電圧となる(図4(a))。
は、ドライバ13だけでなく、遅延回路21にも供給さ
れている。遅延回路21は、上述したように、コンパレ
ータ11の出力がHレベルからLレベルになってから、
即ち電池電圧が降下して、過充電検出レベルになってか
ら、所定の時間TdだけHレベルを出力する(図8
(b))。
レベルになってから、所定の時間Tdの間、スイッチS
W1はオンにされることになる。
スイッチSW1がオフのときには、抵抗R1およびR2に
電流が流れないため、電池電圧が印加され、充電電流が
オンのときには、抵抗R1およびR2に電流が流れるた
め、電池電圧から、抵抗R1による電圧降下分を差し引
いた電圧(EB×R2/(R1+R2))が印加されること
になる。
ル(コンパレータ11がHレベルを出力する電池電圧)
は、図8(d)に示すように、電池電圧が降下して、過
充電検出レベルになってから、所定の時間Tdの間は、
それ以外の期間の検出レベルに比べてが高くなる。
充電電流がオンされることによって即座に、過充電検出
レベルを超えるが(図4(a))、その後、所定の時間
Tdが経過するまでは、コンパレータ11では、その電
圧は検出されず、従ってその出力はLレベルのままとな
る。
延回路12の出力はLレベルになるから(図8
(b))、コンパレータ11の検出レベルも下がり(図
8(d))、従ってコンパレータ11では、過充電検出
レベルを超えている電池電圧が検出され、その出力は、
再びHレベルになる(図8(a))。
が進行すると、上述したように、電池電圧が、過充電検
出レベル以下に低下するまでに時間がかかるようにな
る。
(a))は、Hレベルの状態が長く続くようになり、さ
らにドライバ13の出力(図6(c))も、Lレベルの
状態が長く続くようになる。これにより、充電電流のオ
フ時間も長くなる(図4(b))。
充電が行われるバッテリパックの他の構成例を示してい
る。なお、図中、図7における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してある。
1またはコンパレータ11に代えて、それぞれ遅延回路
32またはコンパレータ(ヒステリシスコンパレータ)
31が設けられている他は、図7のバッテリパックと同
様に構成されており、従って、コンパレータ31の非反
転入力端子には、スイッチSW1がオフのときには、抵
抗R1およびR2に電流が流れないため、電池電圧が印加
され、スイッチSW1がオンのときには、抵抗R1およ
びR2に電流が流れるため、電池電圧から、抵抗R1によ
る電圧降下分を差し引いた電圧(EB×R2/(R1+
R2))が印加されるようになされている。
ステリシスを有するものとされている。即ち、コンパレ
ータ31は、その非反転入力端子に印加される電圧が上
昇し、その反転入力端子に印加される電圧に等しくなっ
たとき、Hレベルを出力するようになされているが、L
レベルは、非反転入力端子に印加される電圧が降下し、
その反転入力端子に印加される電圧に等しくなったとき
ではなく、その電圧より幾分低い電圧に等しくなったと
きに出力されるようになされている。
れる電圧、即ち過充電検出レベルをVREFとした場合、
VOFF=VREF−ε(但し、εは、コンパレータ31のヒ
ステリシスに対応する正の電圧)なる電圧VOFFを定義
すると、コンパレータ31の出力は、その非反転入力端
子に印加される電圧が上昇し、電圧VREFに等しくなっ
たとき、LレベルからHレベルになり、非反転入力端子
に印加される電圧が降下し、電圧VOFFに等しくなった
とき、HレベルからLレベルになるようになされてい
る。ここで、以下、コンパレータ31の出力が、Lレベ
ルからHレベルになるとき、またはHレベルからLレベ
ルになるときそれぞれの電池電圧を、検出レベルまたは
解除(検出解除)レベルという。
が、HレベルからLレベルになったとき、コンパレータ
31が出力していたHレベルを所定の時間Tdだけ保持
するようになされている。
て説明する。まず充電器より充電電流が、2次電池1に
供給されることにより充電が開始されると、電池電圧が
上昇し(図4(a))、コンパレータ31の−端子(反
転入力端子)に印加されている電圧、即ちこの場合にお
いては過充電検出レベルとなると(SW1はオフにされ
ている)、コンパレータ31の出力が、図10(a)に
示すように、LレベルからHレベルになる。
ると、ドライバ13の出力は、図10(c)に示すよう
に、Lレベルになり、FET4は、オフにされる。従っ
て、電池電圧が上昇し(図4(a))、過充電検出レベ
ルとなると、即座にFET4がオフにされ、これにより
充電電流がオフされる。
バ13だけでなく、遅延回路32にも供給される。遅延
回路32は、例えば抵抗とコンデンサのいわゆるCR回
路を含み、このCR回路においては、コンパレータ31
からHレベルが印加されると、その出力は、図10
(b)に示すように、瞬時に所定の電圧になり、その
後、Hレベルの印加が停止されると(コンパレータ31
の出力がHレベルからLレベルになると)、所定の時定
数をもって徐々に降下し、所定の時間Td経過後に、閾
値S2になるようになされている。なお、このCR回路
の出力は、コンパレータ31の出力がHレベルの間は、
所定の電圧(Hレベル)を保持するようになされてい
る。
値S2より大きい(図10(b)において、斜線を付し
てある部分)場合にはHレベルが出力され、閾値S2以
下の場合にはLレベルが出力されるようになされてい
る。従って、遅延回路32は、コンパレータ31の出力
がLレベルからHレベルになると、即座にHレベルを、
スイッチSW1に出力し、またコンパレータ31の出力
がHレベルからLレベルになると、その後所定の時間T
dが経過してから、Lレベルを、スイッチSW1に出力
する。
ンになり、抵抗R1,R2、およびスイッチSW1に電流
が流れ、図7における場合と同様に、コンパレータ31
の解除レベル(検出レベル(図10(d)において実線
で示す)も同様)は、図10(d)において点線で示す
ように上昇する。ここで、図10においては、抵抗R1
により降下する電圧が、コンパレータ31のヒステリシ
スに対応する電圧、即ちコンパレータ31の検出レベル
と解除レベルとの差に等しくなるように、抵抗値R1お
よびR2が設定されており、これにより、高くなったと
きの解除レベルと、元の(抵抗R1,R2、およびスイッ
チSW1に電流が流れていないときの)検出レベルとが
等しくなるようになされている。
ときの解除レベルと、元の検出レベルとが等しくなるよ
うにではなく、いずれか一方が、他方より大きくなるよ
うに設定することも可能である。なお、高くなったとき
の解除レベルと、元の検出レベルとの関係をどのように
しても、電池電圧は、高くなったときの解除レベルに収
束する。
述したように、その内部抵抗による電圧降下によって、
高くなった検出解除レベル以下に瞬時に下がる。する
と、コンパレータ31の出力はHレベルからLレベルに
なるので(図10(a))、ドライバ13の出力は、L
レベルからHレベルになり(図10(c))、これによ
りFET4はオンにされ、2次電池1に対する充電電流
の供給が、即座に再開されることになる(図4
(b))。
池電圧の低下は、ほとんどその内部抵抗rによるもので
あるから、電池電圧は、充電電流がオンされることによ
って即座に、それがオフされる前の電圧になる(図4
(a))。
の出力がHレベルからLレベルになってから、所定の時
間Tdを経過するまでは、Hレベルを出力し、その後L
レベルを出力するようになるので、充電電流の供給が開
始されてから、所定の時間Tdを経過するまでは、抵抗
R1,R2、およびスイッチSW1に電流が流れており、
その後スイッチSW1がオフにされ、そこに流れる電流
が遮断される。
ら、所定の時間Tdを経過するまでは、コンパレータ3
1の検出レベルは高くなっており、その後、元の値に下
がる(図10(d))。
の時間Tdを経過するまでは、電池電圧が、高くなって
いるコンパレータ31の検出レベルにはならず、その
後、コンパレータ31の検出レベルが元の値に戻ると
(コンパレータ31の検出レベルが下がると)、電池電
圧は、その検出レベル以上となり、コンパレータ31の
出力はLレベルからHレベルになる(図10(a))。
なり(図10(c))、FET4はオフにされるので、
この場合、充電電流はオンにされてから、所定の時間T
d経過後、再びオフされる。
が進行すると、上述したように、電池電圧が、高くされ
たコンパレータ31の解除レベル以下に低下するまでに
時間がかかるようになる。
(a))は、Hレベルの状態が長く続くようになり、ド
ライバ13の出力(図10(c))は、Lレベルの状態
が長く続くようになる。これにより、充電電流のオフ時
間も長くなる(図4(a))。
ックのより詳細な構成例を示している。この図11にお
けるバッテリパックにおいては、遅延回路32がインバ
ータ41,PNPトランジスタ42、抵抗RX、コンデ
ンサCX、およびバッファ43で構成されているととも
に、スイッチSW1がFET(NチャネルMOS FE
T)44で構成されている。また、ドライバ13に代え
て、ドライバ45が設けられている。なお、ドライバ4
5は、そこに入力されるレベルの信号を、そのままのレ
ベルで(ドライバ13のように反転せずに)、FET4
のゲートに印加する他は、ドライバ13と同様に構成さ
れている。
抗R1と接続されていない方の一端に接続されており、
そのソースは、2次電池1の−端子に接続されている。
また、FET44のゲートは、バッファ43の出力端子
と接続されている。
入力端子は、コンパレータ31の出力端子と接続されて
いる。また、インバータ41の出力端子は、ドライバ4
5およびトランジスタ42のベースに接続されている。
トランジスタ42のエミッタは、2次電池1の+端子と
接続されており、またそのコレクタは、抵抗RXの一端
に接続されている。
接続されている。また、抵抗RXとトランジスタ42の
コレクタとの接続点は、コンデンサCxの一端およびバ
ッファ43の出力端子に接続されている。コンデンサC
Xの他端は、2次電池1の−端子に接続されている。
定の時間Tdは、抵抗RXおよびコンデンサCXで決まる
時定数により設定されるようになされている。
は、充電が開始され、電池電圧が上昇して、過充電検出
レベルを超えると、上述したように、コンパレータ31
の出力レベルは、LレベルからHレベルになる。この信
号は、インバータ41を介して、Lレベルとされ、さら
にドライバ45を介して、FET4のゲートに印加され
るから、充電電流はオフされる。
ベルは、トランジスタ42のベースにも印加されるか
ら、トランジスタ42は、オン状態になる。その結果、
トランジスタ42のエミッタからコレクタに電流が流
れ、コンデンサCXが、即座にチャージされる。
ッファ43から、FET44のゲートに対し、Hレベル
が出力される。従って、FET44はオンし、抵抗R1
およびR2に電流が流れるようになるので、図10で説
明したように、コンパレータ31の検出レベルおよび検
出解除レベルは上昇することになる。
印加されるレベルが、図10に示した閾値S2以上であ
るとき、または閾値S2以下であるとき、それぞれHレ
ベルまたはLレベルを出力するようになされている。
電流がオフにされることにより、電池電圧は、高くなっ
た検出解除レベル以下に瞬時に下がるから、コンパレー
タ31の出力は、HレベルからLレベルになり、その結
果、FET4はオンにされ、2次電池1に対する充電電
流の供給が、即座に再開されることになる。
ように、電池電圧は、即座に上昇するが、この場合、コ
ンパレータ31の検出レベルは高くなっているので、コ
ンパレータ31の出力レベルはLレベルのままとされ
る。
チャージされ、点P1の電圧が、閾値S2以下となる
と、即ちコンパレータ31の出力レベルが、Hレベルか
らLレベルにされた後、所定の時間Tdだけ経過する
と、バッファ43の出力はLレベルとなり、これにより
FET44はオフにされ、抵抗R1およびR2に電流が流
れなくなり、その結果、コンパレータ31の検出レベル
および検出解除レベルが元のレベルに戻される。
出レベルを超えている電池電圧が検出されるようにな
り、以下、同様にして充電が行われていく。
するのに、水系充電器を用いた場合について説明する
が、その前に、水系充電器による充電方法(−△V方式
による充電方法)について説明する。
電池の充電にあたっては、満充電時に−△Vを検出する
ことができるから、水系充電器は、その−△Vを検出し
て充電を終了する。
合、図12に示すように、充電の進行とともに、水系充
電器の端子間電圧(水系電池を水系充電器で充電する場
合、水系充電器の端子間電圧は、水系電池の端子間電圧
に等しい)は上昇していき、ある点でピークとなって、
その後下降していく。水系充電器では、ピーク点におけ
る電圧(ピーク電圧)を検出すると、そのピーク電圧
と、それ以降の下降していく端子間電圧とを比較する。
そして、その差が所定の電圧△Vdとなった時刻t1か
ら、所定の時間Taが経過するまでの端子間電圧が、時
刻t1における端子間電圧以下であれば、その所定の時
間Taが経過した時点で、−△Vを検出(確定)するこ
とができたとして、充電を終了するようになされてい
る。
などの影響を避けるため、実際の端子間電圧を、所定の
平均化幅Tabで移動平均したものが、−△Vを検出する
ための電圧として用いられる。
移動平均した値とは、平均化幅Tabが時刻の進行方向に
移動していくことを考えた場合、新たなデータが平均化
幅Tabに取り込まれるとき、既に取り込まれているデー
タの総和から、その平均値(既に、平均化幅Tab内にあ
るデータの総和を、平均化幅Tabで除算した値)を減算
した値に、新たなデータを加算した値を、平均化幅Tab
で除算した値である。
タイムコンスタントの、抵抗とコンデンサでなるローパ
スフィルタ(RCフィルタ)を通過させて得られる値と
等価である。図13に、Tabを16秒とした場合の、ス
テップ関数の移動平均値を示す。
に、水系充電器を用いた場合、その端子間電圧(水系充
電器の端子間電圧)は、図3(c)(図4(c))に示
したようになるが、この移動平均値を考えてみると、そ
れは図14に示すようになる。
するバッテリパックを充電したときのある期間の充電器
の端子間電圧を示しており、図14(b)は、その移動
平均値を示している。なお、充電器の端子間電圧は、実
際には、図3(c)(図4(c)に示したように、その
下部が、電池電圧に相当し、従って充電の進行とともに
徐々に上昇するが、図14(a)(以下に示す充電器の
端子間電圧も同様)においては、下部のレベルを一定値
にし、簡略化して図示してある。
(b))は、充電電流がオフの期間(電圧降下時間)T
offに徐々に上昇し、また充電電流がオンの期間(充電
時間)Tdに徐々に下降する。また、移動平均値は、過
去の(平均化幅Tab内の)充電器の端子間電圧が徐々に
反映されていくから、その全体について見れは、充電の
進行とともに徐々に上昇していく。従って、図14
(b)に示すように、ToffからTdの期間に変わるとき
に現れるピーク点における移動平均値より、△Vdだけ
小さい移動平均値となる点t1と、その点t1における
移動平均値に等しい移動平均値となる点t2との期間T
a’が、図12で説明したTa以上であれば、非水系電池
を内蔵するバッテリパックを、水系充電器で充電した場
合であっても、いわば疑似的な−△Vが検出されること
になる。
ラメータとなる平均化幅Tab、充電電流をオフしている
期間Toff、充電電流をオンしている期間Td、および−
△Vを検出するのに必要なピーク点からの電圧降下△V
d、−△Vが検出されるのに必要な期間Taの関係を考
えてみる。
えばTabが0のとき、移動平均値は、図15(a)に示
すように、充電器の端子間電圧そのものとなる。この場
合、ToffからTdの期間に変わるときの移動平均値(充
電器の端子間電圧)の変化は大きく、従って、Toffか
らTdの期間に変わるときのタイミングで、毎回△Vd
だけの電位差が生じると考えることができる。従って、
Td>Taならば、ToffからTdの期間に変わった後は、
基本的に、毎回、−△Vが検出されるが、Td≦Taのと
きは、ピーク点(ToffからTdの期間に変わる点)よ
り、電圧が△Vd以上低い点が、Ta以上連続すること
はないから、−△Vは、永久に検出されることはない。
は、それぞれTabを比較的小さくまたは大きくしたとき
の、図15(a)に示す充電器の端子間電圧の移動平均
値を示している。図15(b)および図15(c)から
わかるように、移動平均値は、Tabが小さいほど急峻に
変化し、またTabが大きいほど滑らかに変化する。ま
た、ピーク点に対して、ある程度の電位差(移動平均値
の差)(△Vd)が生じる点は、Toffがある程度大き
くならないと現れない。そして、ピーク点に対して、あ
る程度の電位差(移動平均値の差)(△Vd)がある点
は、Tabが大きくなるほど、移動平均値の変化が滑らか
になるから、Toffが大きくならなければ現れない。但
し、Tabが0でない場合は、TdからToffの期間に変わ
った後の移動平均値は徐々に上昇していくから、Td>
Taのときだけでなく、Td≦Taであっても、−△Vが
検出されることがある。
点からの電圧降下△Vdについては、その値が小さいと
きは、Toffが小さい時点で、即ち移動平均値の上昇が
それほど大きくない時点で、−△Vを検出することがで
きるが、△Vdの値が大きいときは、Toffが大きくな
らないと、即ち移動平均値が大きく上昇するようになら
ないと、−△Vを検出することができない。また、△V
dが小さければ、ピーク点に対して△Vdだけの電位差
がある期間は長くなるので、Tdが小さくても、−△V
を検出することができる。
の検出には、Tab,Toff,Td,Ta,△Vdが関係し
てくる。また、−△Vの検出には、上述のパラメータの
他、水系充電器のオープン電圧HVや、過充電検出レベ
ルLVも関係してくる。
Vd,HVは、水系充電器ごとに、あらかじめ定まって
おり、Td,Toff、およびLVについては、バッテリパ
ックで定めることができる。また、Td,Toff、および
LVのうち、Toffは、基本的には、2次電池1に対す
る充電の進行具合によって決まるものであり、LVは2
次電池1として用いる2次電池によって決まるものであ
るから、Tdを適当な値にすることによって、非水系電
池である2次電池1を有するバッテリパックを、水系充
電器で充電した場合に、−△Vが検出され、正常に充電
が終了することになる。
V,Ta=60秒、HV=10V,LV=8.4Vとし
た場合に、−△Vが検出されるのに必要な最低限のTd
を、シミュレーションによって求めた結果、このTd
は、Toff:Tdに関係しており、次のようになることが
わかった。
合(Toff:Td≒∞:1)、移動平均値は、図16に示
すようになり、−△Vが検出されるのに必要な最低限の
Tdは、約20秒であった。また、ToffとTdとがほぼ
等しい場合(Toff:Td≒1:1)、移動平均値は、図
17に示すようになり、−△Vが検出されるのに必要な
最低限のTdは、約33秒であった。さらに、ToffがT
dのほぼ半分である場合(Toff:Td≒1:2)、移動
平均値は、図18に示すようになり、−△Vが検出され
るのに必要な最低限のTdは、約43秒であった。
電器によって、非水系のバッテリパック(非水系の2次
電池を有するバッテリパック)を、充分に充電し、かつ
その時点で、水系充電器に−△Vを検出させるには、即
ちToffが充分大きくなった時点で、水系充電器に−△
Vを検出させるには、Tdを、約20秒以上とする必要
がある。
充電器によっては、Tdを、約20秒以上とすることに
より、非水系のバッテリパックを適切に行う(非水系の
バッテリパックを充分に充電し、かつその時点で、−△
Vの検出を確実に行う)ことができるが、その他のスペ
ックの水系充電器でも、この非水系のバッテリパックを
適切に行うことができるとは限らない。
を決めたとしても、そのTdが、その他の水系充電器に
対して適切であるとは限らない。つまり、従来の非水系
のバッテリパックでは、Tdは固定値とされるが、この
場合、非水系のバッテリパックを充分に、かつ安全に充
電することができるとは限らない。
は、充電が充分になされていない時点で、−△Vが検出
され、充電が終了されてしまう場合がある。さらに、他
の水系充電器では、充電が充分になされても、−△Vを
検出することができず、従ってその後も充電が続けられ
てしまう場合があり、このようなことは、安全性の面か
ら好ましくない。また、水系充電器によっては、長時
間、−△Vを検出することができないと、充電を中断
し、充電エラーを表示するものがあるが、この場合、充
電が充分になされているのにも関わらず、使用者は、充
電が正常に行われていないと勘違いすることになる。
ッテリパックを充分に、かつ安全に充電するには、充分
な充電がなされた時点でのみ−△Vが検出されるよう
に、Tdを、2次電池1に対する充電の進行具合に対応
して変化させれば良い。
明するための図である。第1の原理では、同図(a)に
示すように、充電器の端子間電圧において、充電開始時
はTdを、水系充電器で−△Vが検出されない程度に小
さくしておき、充電が進行することによりToffが大き
くなるのに併せて、Tdも大きくするようにする。な
お、充電開始時から、Toffがある程度の長さになるま
では、Tdを小さくしておき、Toffがある程度の長さに
なった後に、Tdを、いわば離散的に大きくするように
しても良い。
電器の端子間電圧の移動平均値は、図19(b)に示す
ようになる。同図からわかるように、Toffが小さい間
は、Tdも小さく、従って、ピーク点に対して、△Vd
だけの電位差がある点は、基本的に現れず、またそのよ
うな点が現れたとしても、ピーク点に対して、△Vdだ
けの電位差がある期間は短いから、−△Vは検出されな
い。そして、充電が進行して、充電が充分なされ、Tof
fがある程度の長さになると、その後のTdが大きくされ
ることにより、ピーク点に対して、△Vdだけの電位差
がある点が現れ、さらにピーク点に対して、△Vdだけ
の電位差がある期間は長くなるから、−△Vが検出され
ることになる。
がなされるバッテリパックの構成例(本発明を適用した
バッテリパックの第1実施例の構成)を示している。な
お、図中、図11における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。即ち、このバッテリパッ
クは、抵抗RXおよびコンデンサCXに代えて、抵抗R3
乃至R5、コンデンサC1、およびダイオードDが設けら
れている他は、図11のバッテリパックと同様に構成さ
れている。
レクタに接続されており、その他端は、抵抗R5を介し
て、2次電池1の−端子に接続されている。抵抗R4と
R5との接続点は、ダイオードDのアノードに接続され
ており、そのカソードは、抵抗R3の一端に接続されて
いる。抵抗R3の他端は、トランジスタ42と抵抗R4と
の接続点に接続されている。コンデンサC1の一端は、
ダイオードDと抵抗R3との接続点に接続されており、
その他端は、2次電池1の−端子に接続されている。そ
して、抵抗R3とコンデンサC1との接続点と、バッファ
43の出力端子とが接続されている。
は、図11で説明したように、電池電圧が過充電検出レ
ベルを超えて、コンパレータ31がHレベルを出力し、
これによりトランジスタ42がオンすると、トランジス
タ42、抵抗R4、ダイオードD、コンデンサC1の経路
W1と、トランジスタ42、抵抗R3、コンデンサC1の
経路W2とで、コンデンサC1に電流が流れる。2次電
池1に対する充電が充分でないときは、上述したよう
に、コンパレータ31の出力は、Hレベルになっても即
座にLレベルに戻るが、このような短い時間では、経路
W2で電流はほとんど流れず、従って、この場合、コン
デンサC1は、ダイオードDを有する経路W1で流れる
電流によってチャージされる。
る電荷の量は、抵抗R4とR5との分圧比によって決ま
る。図20のバッテリパックでは、以上のようにしてコ
ンデンサC1にチャージされる電荷の量が少なくなるよ
うに、抵抗R4およびR5の抵抗値が設定されており、従
ってコンデンサC1は短い時間でディスチャージされ
る。その結果、図10(b)に示した遅延回路32の出
力に相当するバッファ43がHレベルである時間、即ち
電池電圧が過充電検出レベルを超えた後のFET4がオ
ンしている期間であるTdは、充電開始後しばらくの間
は、短く(小さく)なる。
ると、即ち、コンパレータ31がHレベルを出力してい
る時間が長くなると、トランジスタ42がオンしている
時間も長くなる。その結果、コンデンサC1は、経路W
1で流れる電流によりチャージされるだけでなく、経路
W2で流れる電流によってもチャージされるようにな
る。
ァ43がHレベルである時間、即ち電池電圧が過充電検
出レベルを超えた後のFET4がオンしている期間であ
るTdは、充電が充分なされると長くなることになる。
従って、図19で説明したように、充電が充分なされる
と、水系充電器において、−△Vが検出されることにな
る。
充電においては、電池電圧が過充電検出レベルを超えて
もなお、充電電流を強制的に流すことから、2次電池1
の容量に対し、充電電流が大きいときには(2次電池の
容量が小さいのに、水系充電器の充電電流が、例えば1
C(Charge)(1Cとは、例えば1000mAHの容量
の電池に、1000mA流すこと)となっているときな
ど)、2次電池1の性能劣化が生じることになる。これ
を防止するためには、Tdの期間において、充電電流を
高周波数でオン/オフさせ、電池電圧が過充電検出レベ
ルを超えた後の充電電流の等価平均電流値を下げてやれ
ば良い。ここで、図21(a)または図21(b)に、
Tdの期間において、充電電流を高周波数でオン/オフ
させたときの電池電圧または充電器の端子間電圧を、そ
れぞれ示す。
は、FET4を、高周波数でオン/オフさせれば良いこ
とから、バッテリパックは、図22に示すように構成す
れば良い。
リパックの第2実施例の構成を示している。なお、図
中、図20における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してある。即ち、このバッテリパックは、
オシレータ(OSC)51およびANDゲート52が新
たに設けられている他は、図20のバッテリパックと同
様に構成されている。
が供給されるようになされている。そして、オシレータ
51は、バッファ43の出力がLレベルのときは動作を
停止してHレベルを、またバッファ43の出力がHレベ
ルのときは動作して、所定の高周波数のパルスを、それ
ぞれANDゲート52の一方の入力端子に供給するよう
になされている。従って、Tdの期間においてのみ、オ
シレータ51からANDゲート52の一方の入力端子
に、高周波数のパルスが供給され、それ以外では、Hレ
ベルが供給される。
ータ41に接続され、その出力端子は、ドライバ45に
接続されている。従って、ANDゲート52からは、T
d以外の期間では、インバータ41を介したコンパレー
タ31の出力がそのまま出力され、Tdの期間では、イ
ンバータ41を介したコンパレータ31の出力がHレベ
ルなので、オシレータ51が出力するパルスに対応して
レベルの変化する信号が出力される。その結果、FET
4は、Tdの期間において、オシレータ51が出力する
パルスに対応してオン/オフすることになり、充電電流
も高周波数でオン/オフすることになる。よって、上述
したように、2次電池1の性能劣化を防止することがで
きる。
めには、上述したように、Tdの期間において、充電電
流を高周波数でオン/オフさせる他、電池電圧が過充電
検出レベルを超えた後、充電電流を一旦オフしたときは
(充電を停止したときは)、電池電圧に関わらず、少な
くとも所定の一定期間は、そのまま充電電流を停止する
ようにしても良い。即ち、Toffが、所定の一定期間以
上となるようにしても、充電電流の等価平均電流値を下
げることができる(電池電圧が過充電検出レベルを超え
ているときは、充電電流が、例えば0.5C以下となる
ように、そのデューティー比を設定するのが好まし
い)。ここで、図23(a)または図23(b)に、T
offが、所定の一定期間以上となるようにしたときの電
池電圧または充電器の端子間電圧を、それぞれ示す。
るバッテリパックの構成例(本発明を適用したバッテリ
パックの第3実施例の構成)を示している。なお、図
中、図20における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してある。即ち、このバッテリパックは、
ダイオードDが取り除かれている他は、図20のバッテ
リパックと同様に構成されている。
ンサC1のチャージは、抵抗R3を介して流れる電流(上
述した経路W2を流れる電流)によってのみ行われるの
で、そのチャージには時間がかかることになる。その結
果、電池電圧が過充電検出レベルを超え、コンパレータ
31の出力がHレベルになっても、FET44は、即座
にオンされず、所定の時間が経過して、コンデンサC1
に所定量のチャージがなされた後オンされる。
え、FET4がオフにされて、電池電圧が瞬時に降下し
ても、コンパレータ31の検出解除レベルは、電池電圧
が過充電レベルを超えてから、所定の時間が経過しなけ
れば、上昇しない。従って、その間は、コンパレータ3
1の出力はHレベルのままにされることになり、即ちF
ET4はオフのままにされることになり、上述したよう
に、Toffは、所定の一定期間以上となる。
原理について説明する。第2の原理では、同図(a)に
示すように、充電器の端子間電圧において、充電開始時
は、第1の原理における場合と同様に、水系充電器で−
△Vが検出されない程度にTdを小さくしておき、充電
が充分になさて、Toffがある程度大きくなったのを検
出して、Tdを、さらに極端に小さくするようにする。
なお、Tdを、極端に小さくする期間は、Taより大きな
期間とする。
電器の端子間電圧の移動平均値は、図25(b)に示す
ようになる。同図からわかるように、Toffが小さい間
は、図19(b)で説明したように、−△Vは検出され
ない。そして、充電が進行して、充電が充分なされ、T
offがある程度の長さになると、その後のTdが、極端に
小さくされることにより、即ち充電電流がオンされてい
る時間が極端に短くされることにより、電池電圧が過充
電検出レベルにまで降下する時間であるToffも小さく
なる。
さになった後の充電器の端子間電圧は、図25(a)に
示したように、周期の短いパルス波形となる。ある程度
の長さのToffの後、短いTdとToffが繰り返される
と、充電器の端子間電圧の移動平均値には、図25
(b)に示すように、ある程度の長さのToffの終了時
にピーク点が現れ、その後の移動平均値は、そのピーク
点における移動平均値より小さな値をジグザグに変動し
ながら、TdとToffの比によって定まるある値に下降し
ていくようになる。従って、この場合、ピーク点に対し
て、△Vdだけの電位差がある点が現れるようになり、
また、Tdを、極端に小さくする期間は、Taより大きな
期間であるから、ピーク点に対して、△Vdだけの電位
差がある期間も、Taより大きな期間となるようにな
り、その結果、−△Vが検出されることになる。
動平均値は、図25(b)に点線で示すように、大きな
傾きで下降していく。
がなされるバッテリパックの構成例(本発明を適用した
バッテリパックの第4実施例の構成)を示している。な
お、図中、図11における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。即ち、このバッテリパッ
クは、Toff検出回路55、スイッチSW2、およびコ
ンデンサC2が新たに設けられている他は、図11のバ
ッテリパックと同様に構成されている。
の出力が供給されるようになされている。Toff検出回
路55は、インバータ41の出力がHレベルからLレベ
ルになると、時間の計時を開始し、インバータ41の出
力が連続してLレベルになっている時間、即ち電池電圧
が、過充電検出レベルに降下するまでの時間であるTof
fを検出する。そして、Toffが基準時間以上であるか否
かを判定し、Toffが基準時間以上である場合、即ち2
次電池1の充電が充分になされている場合はHレベル
を、Toffが基準時間以上でない場合、即ち2次電池1
の充電が充分になされていない場合はLレベルを、それ
ぞれスイッチSW2に出力する。
れスイッチSW2の端子bまたはaを介して、トランジ
スタ42と抵抗RXとの接続点に接続されている。ま
た、それぞれの他端は、2次電池1の−端子に接続され
ている。スイッチSW2は、Toff検出回路55の出力
に応じて端子aまたはbを選択するようになされてい
る。即ち、スイッチSW2は、Toff検出回路55の出
力がHレベルまたはLレベルのとき、それぞれ端子aま
たはbを選択するようになされている。
系充電器で−△Vが検出されない程度の大きさとなるよ
うな値とされており、コンデンサC2の容量は、コンデ
ンサCXの容量より充分小さなものとされている。
は、充電開始時後しばらくの間は、Toffが短いから、
Toff検出回路55の出力はLレベルであり、スイッチ
SW2は端子bを選択する。従って、この場合、水系充
電器において、−△Vは検出されず、間欠充電が進行し
ていく。
なされ、Toffが基準時間以上となると、Toff検出回路
55の出力は、LレベルからHレベルとなり、スイッチ
SW2は、端子aを選択する。コンデンサC2の容量
は、コンデンサCXの容量より充分小さいから、トラン
ジスタ42がオンされたときに、コンデンサC2にチャ
ージされる電荷は、コンデンサCXにチャージされてい
た電荷より少なくなる。その結果、スイッチSW2が端
子aを選択した後は、FET44がオンしている期間に
相当するTdは、スイッチSW2が端子bを選択してい
るときよりも極端に小さくなる。
充電がなされた後、水系充電器では、−△Vが検出され
ることになる。
となった後のToffが、所定の一定の微小幅となるよう
に図示したが、図26に示したバッテリパックでは、2
次電池1の充電が進むにつれ、Toffは、実際には徐々
に大きくなる。
サCXの容量より充分小さなものするのではなく、それ
とは逆に、コンデンサCXの容量より充分大きなものす
るようにしても良い。この場合、充分な充電がなされた
後に、Tdは離散的に大きくなるから、このようにした
場合でも、図19で説明した第1の原理に基づいて、や
はり充分な充電がなされた後、水系充電器で−△Vが検
出されることになる。
リパックの第5実施例の構成を示している。なお、図
中、図11または図26における場合と対応する部分に
ついては同一の符号を付してある。また、このバッテリ
パックは、図25で説明した第2の原理にしたがって充
電が行われるようになされている。
ンサCXに代えて可変コンデンサC3が設けられ、さらに
Toff検出回路55およびカウンタ61が新たに設けら
れている他は、図11のバッテリパックと同様に構成さ
れている。
Hレベルを受信すると、その後、図示せぬ回路から供給
されるクロックのカウントを開始し、そのカウント値に
基づいて、所定の周期ごとに、コンデンサC3を制御
し、その容量を変化させるようになされている。
は、Toffが基準時間以上になることにより、Toff検出
回路55からHレベルが出力される。カウンタ61は、
Toff検出回路55からHレベルを受信すると、クロッ
クのカウントを開始するとともに、図28に示すよう
に、Tdが極端に小さくなるように、コンデンサC3の容
量を変化させる(小さくする)。従って、その後は、図
26で説明した場合と同様にして、水系充電器で−△V
が検出されることになる。
に示すように、ある程度の長さのToffの終了時にピー
ク点が現れ、その後の移動平均値は、そのピーク点にお
ける移動平均値より小さな値の範囲をジグザグに変動す
るようになるが、この移動平均値がジグザグに変動して
いる範囲内で、水系充電器が−△Vの検出に失敗するこ
とが考えられる。
さくした直後は、Toffも小さくなるが、2次電池1の
充電が進むにつれ、Toffは徐々に大きくなるから、移
動平均値がジグザグに変動している範囲内で、水系充電
器が−△Vの検出に失敗すると、その後は、疑似的な−
△Vが出現しないこととなる。
するようにしておく方が好ましい。そこで、図27のバ
ッテリパックでは、充電器の端子間電圧に、図28にお
いてXで示す区間の波形が繰り返し出現するようになさ
れている。
5からHレベルを受信すると、上述したようにクロック
のカウントを開始し、そのカウント値に基づいて、Tof
f検出回路55からHレベルを受信してから、時間T1
(但し、T1は、Taより大きい値)だけ経過したか否
かを判定する。そして、Toff検出回路55からHレベ
ルを受信してから、時間T1だけ経過すると、カウンタ
61は、コンデンサC3を元の容量に戻す。これによ
り、図28に示すように、Tdも元に戻るから、充電電
流はいままでより長い時間流れるようになる。その結
果、電池電圧が、充電電流がオフされてから、過充電検
出レベルにまで降下する時間であるToffも長くなる。
ウント値をリセットして、再度、クロックのカウントを
開始すると同時に、Tdが極端に小さくなるように、コ
ンデンサC3の容量を変化させる。
終了されるまで繰り返される。従って、この場合、水系
充電器に、確実に−△Vを検出させることができる。
以上のToffの後は、Tdを極端に小さくし、その後、時
間T1が経過するまでは、そのままの値とするようにし
たが、この他、Tdを極端に小さくした後は、時間の経
過とともに、その値を徐々に元の値に変化させるように
することも可能である。これは、カウンタ61のカウン
ト値の増加にしたがって、コンデンサC3の容量を大き
くするようにすれば良い。
後は、Tdを極端に大きくし、その後、時間の経過とと
もに、その値を徐々に小さい値に変化させるようにする
ことも可能である(この場合、Toffも徐々に小さくな
る)。これは、カウンタ61のカウント値が0のとき、
コンデンサC3の容量を大きくし、以後、カウント値の
増加にしたがって、コンデンサC3の容量を小さくする
ようにすれば良い。この場合は、図19で説明した第1
の原理によって、−△Vが確定される。
リパックの第6実施例の構成を示している。なお、図
中、図11または図27における場合と対応する部分に
ついては、同一の符号を付してある。また、このバッテ
リパックは、図25で説明した第2の原理にしたがって
充電が行われるようになされている。
ンサC4、スイッチSW3、Toff検出回路55、パルス
発生回路71、ANDゲート72、およびカウンタ73
が新たに設けられている他は、図11のバッテリパック
と同様に構成されている。
スタ42と抵抗RXとの接続点に接続されており、その
他端は、スイッチSW3を介して、2次電池1の−端子
と接続されている。スイッチSW3は、Toff検出回路
55がLレベルまたはHレベルのとき、それぞれオンま
たはオフにされるようになされている。
Hレベルを受信すると、その後、図示せぬ回路から供給
されるクロックのカウントを開始し、そのカウント値に
基づいて、所定の周期毎に、パルス発生回路71を制御
するようになされている。
出力しており、カウンタ73から制御信号を受信する
と、そのときだけ、所定の時間幅のLレベルを出力する
ようになされている。ANDゲート72は、その一方の
入力端子がパルス発生回路71に、その他端がインバー
タ41に接続されている。そして、ANDゲート72
は、パルス発生回路71の出力とインバータ41の出力
の論理和をとって、ドライバ45に出力するようになさ
れている。従って、パルス発生回路71が所定の時間幅
のLレベルを出力しているときは、FET4はオフにさ
れ、それ以外では、インバータ41を介したコンパレー
タ31の出力に応じて、FET4はオン/オフされる。
たときの容量(以下、並列容量という)は、Tdが水系
充電器で−△Vが検出されない程度の大きさとなるよう
な値とされており、コンデンサCXの容量は、コンデン
サCXとC4の並列容量より充分小さなものとされてい
る。
電器(水系充電器)の端子間電圧波形を参照して説明す
る。充電開始時後しばらくの間は、Toffが短いから、
Toff検出回路55の出力はLレベルであり、スイッチ
SW3はオンになっている。また、この場合、パルス発
生回路71は、Hレベルを出力しているから、ANDゲ
ート72からは、インバータ41を介したコンパレータ
31の出力がそのまま、ドライバ45に出力される。従
って、この場合、水系充電器において、−△Vは検出さ
れず、間欠充電が進行していく。
なされ、Toffが基準時間以上となると、Toff検出回路
55の出力は、LレベルからHレベルとなり、スイッチ
SW3はオフになる。上述したように、コンデンサCX
の容量は、コンデンサCXとC4の並列容量より充分小さ
いから、図26で説明した場合と同様に、スイッチSW
3オフになった後は、FET44がオンしている期間に
相当するTdは、スイッチSW3がオンしているときよ
りも極端に小さくなる。
後は、充電器の端子間電圧は、図28で説明した場合と
同様となる。
5の出力がLレベルからHレベルとなると、クロックの
カウントを開始し、そのカウント値に基づいて、Toff
検出回路55の出力がHレベルになってから、時間T2
(但し、T2は、Taより大きい値)だけ経過したか否
かを判定する。そして、Toff検出回路55の出力がH
レベルになってから、時間T2だけ経過すると、カウン
タ73は、パルス発生回路71に、所定の時間幅T3の
Lレベルを出力させる。
72の出力は、コンパレータ31の出力に関わらずLレ
ベルとなり、その間、FET4はオフにされる。その結
果、充電器の端子間電圧には、図30に示すように、基
準時間以上のToffが検出されてから時間T2経過後
に、所定の時間幅T3と同じ長さのToffが現れること
になる。
セットして、再度、クロックのカウントを開始する。
終了されるまで繰り返される。従って、この場合、基準
時間以上のToffが出現した後は、図30においてYで
示す区間の波形が繰り返されるので、このバッテリパッ
クによっても、図27における場合と同様に、水系充電
器に、確実に−△Vを検出させることができる。
リパックの第7実施例の構成を示している。なお、図
中、図29における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してある。また、このバッテリパックは、
図25で説明した第2の原理にしたがって充電が行われ
るようになされている。
ト82の一方の入力端子に、Toff検出回路55の出力
が供給されるようになされており、その他方の入力端子
には、インバータ41の出力が供給されるようになされ
ている。またORゲート82の出力端子は、3入力のA
NDゲート83の第1の入力端子に接続されている。
の出力が供給されるようになされている。そして、オシ
レータ81は、Toff検出回路55からHレベルを受信
すると、即ち基準時間以上のToffが出現すると、動作
を開始し、高周波数の、パルス幅の小さいパルスを出力
するようになされている。なお、オシレータ81の出力
は、ANDゲート83の第2の入力端子に供給されるよ
うになされている。また、オシレータ81の出力は、T
off検出回路55からLレベルを受信している間は、H
レベルにされている。
パルス発生回路71の出力が供給されるようになされて
おり、またその出力端子は、ドライバ45に接続されて
いる。
系充電器で−△Vが検出されない程度の大きさとなるよ
うな値とされている。
電器(水系充電器)の端子間電圧波形を参照して説明す
る。充電開始時後しばらくの間は、Toffが短いから、
Toff検出回路55の出力はLレベルであり、従って、
ORゲート82からは、インバータ41を介したコンパ
レータ31の出力がそのまま、ANDゲート83に供給
される。また、この場合、上述したように、パルス発生
回路71およびオシレータ81の出力はHレベルである
から、ANDゲート83の出力は、ORゲート82の出
力そのものとなる。
41を介したコンパレータ31の出力が供給される。そ
して、コンデンサCXの容量は、Tdが、水系充電器で−
△Vが検出されない程度の大きさとなるような値とされ
ているから、Toffが基準時間を超えるまでは、水系充
電器において、−△Vは検出されず、間欠充電が進行し
ていく。
なされ、Toffが基準時間以上となると、Toff検出回路
55の出力は、LレベルからHレベルとなり、これによ
り、ORゲート82からは、コンパレータ31の出力と
は無関係に、常にHレベルが出力されるようになる。
波数の、パルス幅の小さいパルスの出力を開始する。さ
らに、カウンタ73では、クロックのカウントが開始さ
れるが、Toff検出回路55の出力がHレベルになって
から、時間T2が経過するまでは、パルス発生回路71
を動作させないから、パルス発生回路71の出力は、H
レベルのままとされる。
ータ81が出力する信号がそのまま出力され、この信号
にしたがって、FET4がドライブされる。その結果、
Toff検出回路55の出力がHレベルになってから、時
間T2が経過するまでは、充電器の端子間電圧は、図3
2に示すように、オシレータ81が出力する高周波数
の、パルス幅の小さいパルスに対応した波形となる。
れた後は、図25で説明したように、疑似的な−△Vが
検出されることになる。
た場合、Toff検出回路55の出力がHレベルになって
から、時間T2だけ経過すると、図29で説明したよう
に、カウンタ73は、パルス発生回路71に、所定の時
間幅T3のLレベルを出力させる。
83の出力は、オシレータ81の出力に関わらずLレベ
ルとなり、その間、FET4はオフにされる。その結
果、充電器の端子間電圧には、図32に示すように、基
準時間以上のToffが検出されてから時間T2経過後
に、所定の時間幅(基準時間以上のToffと同じ程度)
T3と同じ長さのToffが出現することになる。
セットして、再度、クロックのカウントを開始する。
終了されるまで繰り返される。従って、この場合、基準
時間以上のToffが出現した後は、図32においてZで
示す区間の波形が繰り返されるので、このバッテリパッ
クによっても、図27における場合と同様に、水系充電
器に、確実に−△Vを検出させることができる。
次のようなスペックの水系充電器を用いて充電実験を行
ったところ、いずれも、充分な充電がなされた後、−△
Vが検出されて充電が終了されたことが確認された。
ー(株)製) 充電電流:1.3A 無負荷電圧:10V △Vd:60mV 平均化幅Tab:16秒 Ta:30秒
場合について説明したが、本発明は、バッテリパックの
他、バッテリパックと充電器とを接続するためのアダプ
タなどに適用可能である。
ク内に設ける2次電池を1つとしたが、バッテリパック
内には、複数の2次電池を設けるようにすることができ
る。また、その際の過充電検出などは、2次電池ごとに
行うようにすることが可能である。
して、図21乃至図24で説明した方式は、第2の原理
による充電にも適用可能である。
(図9)に示す構成のバッテリパックに適用した場合に
ついて説明したが、本発明は、この他、図5や図7に示
した構成のバッテリパックなどにも適用可能である。
ックを、コンパレータや、トランジスタ、抵抗、コンデ
ンサ、ダイオードなどの素子によって構成するようにし
たが、上述した機能をソフトウェア化するようにするこ
とも可能である。この場合、バッテリパックは、例えば
図33に示すように構成するようにすれば良い。
1の電圧が、A/D変換器91でA/D変換され、CP
U92に供給される。CPU92では、上述した過充電
検出や、Toffの検出、FET4をオン/オフすること
による充電電流制御などが、所定のプログラムにしたが
って行われる。この場合、図中、点線で示すように、バ
ッテリパックに信号端子を設け、水系充電器から、その
スペックを供給させるようにすることにより、CPU9
2では、水系充電器ごとの−△V検出方式の違い、充電
電流の大小などに対応して、より適切なFET4のオン
/オフ制御(FET4をオン/オフさせる信号(パル
ス)の周波数や、デューティー比などの設定)や、Td
を大きくまたは小さくするタイミングの設定が可能とな
る。
バッテリパックの構成に適した処理を行うことなども容
易に可能となる。
の充電が充分になされた時点で、疑似的な−△Vが検出
されるので、2次電池の充電を、いわゆる−△V方式の
充電器によって、安全に、かつ充分に行うことができ
る。
す図である。
す図である。
テリパックの構成例を示す図である。
図である。
テリパックの構成例を示す図である。
図である。
テリパックの他の構成例を示す図である。
の図である。
す図である。
の端子間電圧とその移動平均値を示す波形図である。
である。
ある。
ある。
ある。
る。
例の構成を示す図である。
次電池1の電圧と、水系充電器の端子間電圧とを示す波
形図である。
例の構成を示す図である。
次電池1の電圧と、水系充電器の端子間電圧とを示す波
形図である。
例の構成を示す図である。
例の構成を示す図である。
例の構成を示す図である。
めの図である。
例の構成を示す図である。
めの図である。
例の構成を示す図である。
めの図である。
例の構成を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 充電中の2次電池の電圧が所定の基準電
圧以上になった後は、所定の充電時間だけ前記2次電池
に充電電流を強制的に流して充電を停止し、充電停止後
の前記2次電池の電圧が前記基準電圧に降下した後、再
び、前記充電電流を前記充電時間だけ強制的に流すこと
を繰り返す間欠充電の制御を行う制御手段と、 前記制御手段に制御され、前記充電電流をオン/オフす
るスイッチング手段とを備える充電制御装置において、 前記制御手段は、前記充電時間が、前記2次電池に対す
る充電の進行具合に対応して変化するように、前記スイ
ッチング手段を制御することを特徴とする充電制御装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記2次電池に対する
充電の進行が進むにつれて、前記充電時間が長くなるよ
うに、前記スイッチング手段を制御することを特徴とす
る請求項1に記載の充電制御装置。 - 【請求項3】 充電停止後、前記2次電池の電圧が前記
所定の基準電圧に降下するまでの電圧降下時間を計時
し、前記電圧降下時間が所定の基準時間以上であるか否
かを判定する判定手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記電圧降下時間が前記基準時間以上
になった後の前記充電時間が、前記電圧降下時間が前記
基準時間以上になる前の前記充電時間より長くなるよう
に、前記スイッチング手段を制御することを特徴とする
請求項1に記載の充電制御装置。 - 【請求項4】 充電停止後、前記2次電池の電圧が前記
基準電圧に降下するまでの電圧降下時間を計時し、前記
電圧降下時間が所定の基準時間以上であるか否かを判定
する判定手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記電圧降下時間が前記基準時間以上
になった後の前記充電時間が、前記電圧降下時間が前記
基準時間以上になる前の前記充電時間より短くなるよう
に、前記スイッチング手段を制御することを特徴とする
請求項1に記載の充電制御装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記充電時間が短くな
るように前記スイッチング手段を制御した後、所定の周
期ごとに、一定時間だけ前記スイッチング手段をオフ状
態にすることを特徴とする請求項4に記載の充電制御装
置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、充電停止から一定の期
間は、前記2次電池の電圧に関わらず、前記スイッチン
グ手段をオフ状態にすることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれかに記載の充電制御装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記充電時間の間は、
前記スイッチング手段を、所定の高周波数でオン/オフ
させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
載の充電制御装置。
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