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JPH08111774A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH08111774A
JPH08111774A JP6245231A JP24523194A JPH08111774A JP H08111774 A JPH08111774 A JP H08111774A JP 6245231 A JP6245231 A JP 6245231A JP 24523194 A JP24523194 A JP 24523194A JP H08111774 A JPH08111774 A JP H08111774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
image
circuit
output
interpolation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6245231A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kubota
敦 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6245231A priority Critical patent/JPH08111774A/ja
Publication of JPH08111774A publication Critical patent/JPH08111774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】文字や線画は勿論、太線などに対して解像性を
維持し、写真画像に対して階調性を維持し、解像性及び
階調性に優れた解像度変換を行う。 【構成】遅延回路17〜14に画素データnk ,nk+1
,nk+2 ,nk+3 を順次格納し、この各遅延回路出力
によりパターン検出手段18は濃度変化パターンを検出
して選択信号ssを出力する。また、遅延回路15,1
6の出力により線形補間手段20は(nk+1 +nk+2 )
/2の線形補間を行う。そして切換回路19はパターン
検出手段18からの選択信号ssにより線形補間手段か
らの線形補間データを補間データとして出力するか、遅
延回路15の出力を補間データとして出力するか遅延回
路16の出力を補間データとして出力するか選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインイメージセンサ
をラスタ走査して画像を読取りつつ補間画素を挿入して
解像度変換する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ファクシミリ装置などでは原稿
の画像を1ラインずつ読取るライン画像読取り方式が採
用されている。この種の装置では、多数の光電変換素子
をライン上に配置したCCD(電荷結合素子)あるいは
PDA(フォト・ダイオード・アレイ)などのラインイ
メージセンサを備え、このラインイメージセンサ内の光
電変換素子の配列密度に対応するドット密度でラインイ
メージを読取るようになっている。
【0003】このような構成ではラインイメージのドッ
ト密度はラインイメージセンサ内の光電変換素子の配列
密度に依存する。従って、読取りドット密度を高めるに
はラインイメージセンサの光電変換素子の配列密度を高
める必要がある。
【0004】しかし、ラインイメージセンサを高密度化
するには製造上の各種問題があるため、非常に高価なも
のとなり実用上課題がある。
【0005】このようなことから従来は、図10に示す
ように原画像をCCDラインイメージセンサ1により、
ラスタ走査して画像信号を得て、この画像信号をA/D
コンバータ2によりA/D変換し、nビットの各画素に
対応するデジタル画像データを形成し、このnビットの
画像データを、速度変換のために一旦メモリ3に格納
し、その後、補間処理回路4からの制御によってメモリ
3に格納された画像データを読出し、この読出した画像
データに所定の画像を加える補間挿入処理を行うことに
より、主走査方向に拡大、すなわち高解像度化された画
像信号を得るようにしていた。
【0006】例えば、A/Dコンバータ2から図11の
(a) に示すような〜…と連続する画素に対応する画
像データが出力された場合に、これらの画素の解像度を
2倍に高めるには図11の(b) に示すように各画素〜
…の間に同一の画素〜…を挿入することにより実
現している。
【0007】しかしこの装置では拡大処理に伴う画像デ
ータの挿入補間処理のためにラインメモリが最低必要と
なり、また制御も複雑化するという問題があった。
【0008】そこで、特開平5−14691号公報で
は、図12に示すように、原画像をCCDラインイメー
ジセンサ5により、ラスタ走査して画像信号を得て、こ
の画像信号をA/Dコンバータ6によりA/D変換し、
nビットの各画素に対応するデジタル画像データを形成
し、このnビットの画像データをサンプリング回路7に
よりCCDラインイメージセンサ5の読取り速度より大
きい一定の速度でサンプリングし、さらにこのサンプリ
ング回路7の出力を間引き回路8により所定のタイミン
グで間引くことにより上述した課題の解決を図ってい
る。
【0009】例えばA/Dコンバータ6から図13の
(a) に示すような〜…と連続する画素に対応する画
像データが出力された場合に、これらの画素の解像度を
1.5倍に高めるには、サンプリング回路7によりA/
D変換速度の2倍の速度でサンプリングして図13の
(b) に示すような〜…の2倍に拡大した画
像データを得、これを間引き回路8により倍率3/4に
なるように間引く。すなわち、図13の(c) に示すよう
に例えば画素,,…を1つずつ間引く。こうして
ラスタ方向に1.5倍に拡大、すなわち1.5倍に解像
度を上げた画像データを得るようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの公報のよう
に、A/D変換した画像データを単純に拡大してから間
引きを行って高解像度の画像データを得るものでは、文
字や線画などに対しては細線情報を保存できるが、太線
などではジャギが発生して解像性が劣り、また写真画像
に対しては階調性が失われるという問題があった。
【0011】そこで、請求項1対応の発明は、文字や線
画は勿論、太線などに対しても解像性を維持でき、また
写真画像に対しては階調性を維持でき、従って、解像性
及び階調性に優れた解像度変換ができる画像読取装置を
提供する。
【0012】また、請求項2対応の発明は、文字や線画
は勿論、太線などに対しても解像性を維持でき、また写
真画像に対しては階調性を維持でき、従って、解像性及
び階調性に優れた解像度変換ができ、さらに解像度変換
する処理と解像度変換しない処理を任意に選択でき、汎
用性を向上できる画像読取装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
ラインイメージセンサをラスタ走査して画像を読取りつ
つ補間画素を挿入して解像度変換する画像読取装置にお
いて、補間の対象となる画素を中心にラスタ方向に前後
にk(但し、kは整数)画素の画像濃度の変化パターン
を検出するパターン検出手段と、補間の対象となる画素
を含み隣接する前後の画素と線形補間する線形補間手段
と、パターン検出手段からの画像濃度の変化パターン検
出結果に基づいて線形補間手段が線形補間した結果及び
隣接する前後の画素個々のいずれかを選択する選択手段
とを備え、選択手段の選択結果から解像度変換した画素
を得るものである。
【0014】請求項2対応の発明は、ラインイメージセ
ンサをラスタ走査して画像を読取りつつ補間画素を挿入
して解像度変換する画像読取装置において、補間の対象
となる画素を中心にラスタ方向に前後にk(但し、kは
整数)画素の画像濃度の変化パターンを検出するパター
ン検出手段と、補間の対象となる画素を含み隣接する前
後の画素と線形補間する線形補間手段と、パターン検出
手段からの画像濃度の変化パターン検出結果に基づいて
線形補間手段が線形補間した結果及び隣接する前後の画
素個々のいずれかを選択する機能と読取った画素を補間
の対象とせずにそのまま出力する機能を有する選択手段
と、この選択手段の各機能を切替え制御する切替え制御
手段とを備え、選択手段の選択機能を動作させるときに
は選択結果から挿入する補間画素を得るものである。
【0015】
【作用】請求項1対応の発明においては、補間の対象と
なる画素を中心にラスタ方向に前後にk画素の画像濃度
の変化パターンを検出し、画像濃度の変化パターン検出
結果に基づいて線形補間手段が線形補間した結果を出力
するか、補間の対象となる画素を含む隣接する前後の画
素どちらかをそのまま出力するかを選択する。
【0016】請求項2対応の発明においては、さらに、
画像濃度の変化パターン検出結果に基づいて線形補間手
段が線形補間した結果を出力するか、補間の対象となる
画素を含む隣接する前後の画素どちらかをそのまま出力
するかを選択する処理と読取った画素を補間の対象とせ
ずにそのまま出力する処理とを任意に切り替えることが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】(第1の実施例)この実施例は請求項1に
対応した実施例である。なお、この実施例は200dp
iのラインイメージセンサを使用して400dpiの解
像度の画像データを得る場合について述べる。
【0019】図1に示すように、1次元センサであるC
CDラインイメージセンサ11により原画像をラスタ走
査して読取るようになっている。前記ラインイメージセ
ンサ11からの画像信号をA/D変換器12によりアナ
ログ信号からデジタル信号に変換し、nビットのデジタ
ル画像データを出力するようになっている。
【0020】前記A/D変換器12からのデジタル画像
データを補正回路13に入力し、この補正回路13でシ
ェーディング補正やγ補正などの補正を行うようになっ
ている。
【0021】前記補正回路13で補正したデジタル画像
データを例えば、D型フリップフロップで構成した4個
の遅延回路14,15,16,17に順次シフトして入
力している。
【0022】前記遅延回路14〜17の出力をパターン
検出手段18に供給し、前記遅延回路15,16の出力
をそのまま切換回路19に供給すると共に線形補間手段
20に供給している。
【0023】21はタイミング回路で、このタイミング
回路21は、前記イメージラインセンサ11、A/D変
換器12、各遅延回路14〜17及び切換回路19の動
作タイミングを制御する信号を発生している。
【0024】前記切換回路19は前記タイミング回路2
1からの制御クロック信号sに応動し、前記パターン検
出手段18からの選択信号ssに基づいて、前記線形補
間手段20からの信号を出力するか前記遅延回路15,
16の信号のどちらを出力か選択するようになってい
る。
【0025】前記ラインイメージセンサ11は図2の
(a) に示すスタート信号ににより、図2の(b) に示す駆
動クロックに同期してラスタ走査し、図2の(c) に示す
ような画像信号を出力する。なお、図2の(c) のxk 画
素の期間はクランプ期間であり、xd 画素はダミービッ
トである。従って、実際の画像信号はダミービットに後
に出力するようになる。
【0026】図2の(d) はサンプルホールド信号で、こ
の信号の立上がりエッジで画像信号を保持し、この保持
した信号を次段のA/D変換器12でnビットのデジタ
ル信号に変換する。このようにして補正回路13に1画
素目の画素信号から順次入力している。
【0027】補正回路13はnビットのデジタル信号か
らなる画像データを補正して図2の(e) に示す画像デー
タを出力する。この画像データは各遅延回路14〜17
に順次シフトして入力するが、各遅延回路14〜17は
図2の(l) に示すタイミング回路21からの制御クロッ
ク信号に同期してシフト動作を行い、図2の(f) 〜(i)
に示すように1画素ずつ遅延した画像データを出力す
る。
【0028】図2の(j) は読取り有効期間を示す信号
で、この信号がハイレベルのとき読取りが有効となり、
ローレベルのときは各遅延回路14〜17は初期化され
るようになっている。なお、図2の(k) は補間した画像
データを示している。
【0029】この装置では補間処理を図3に示すように
行う。図3の(a) は解像度変換する前の原画像の画素デ
ータで各画素データnk ,nk+1 ,nk+2 ,nk+3 がそ
れぞれ遅延回路14〜17にnk+3 ,nk+2 ,nk+1,
nk の順に入力されているとする。このとき補間の対象
となる画素をk+1番目の画素である遅延回路16の画
素nk+1 とすると、この画素nk+1 は補間されてnk+1
,n0k+1の画素データとなる。
【0030】すなわち、各遅延回路14〜17の画素デ
ータはパターン検出手段18に供給されると共に、遅延
回路15,16の画素データはさらに線形補間手段20
及び切換回路19に供給される。
【0031】そしてタイミング回路21からの制御クロ
ック信号sがハイレベルのときには切換回路19は遅延
回路16の画素データnk+1 をそのまま出力し、制御ク
ロック信号sがローレベルのときには切換回路19はパ
ターン検出手段18のパターン検出結果に基づいて遅延
回路16の画素データnk+1 、遅延回路15の画素デー
タnk+2 、線形補間手段20の出力のいずれかを選択し
て出力する。
【0032】そして各遅延回路14〜17の画素データ
を1画素ずつシフトして遅延回路16の画素データを補
間処理することにより、画素データは図3の(b) に示す
ようにnk ,n0k,nk+1 ,n0k+1,nk+2 ,n0k+2,
nk+3 ,n0k+3となる。これを1走査繰り返すことによ
り解像度を2倍にした画像データを得ることができる。
すなわち、200dpiを400dpiに変換できるこ
とになる。
【0033】前記パターン検出手段18ではパターン検
出は表1に基づいて行うようになっている。
【表1】 すなわち、画素nk と画素nk+1 との濃度値を比較しn
k ≦nk+1 であれば↑、nk >nk+1 であれば↓と判定
する。また、画素nk+1 と画素nk+2 との濃度値を比較
しnk+1 ≦nk+2 であれば↑、nk+1 >nk+2 であれば
↓と判定する。
【0034】また、画素nk+2 と画素nk+3 との濃度値
を比較しnk+2 ≦nk+3 であれば↑、nk+2 >nk+3 で
あれば↓と判定する。このような判定を行うことにより
表1に(a) 〜(h) で示すように8通りの変化パターンに
分類される。
【0035】そして濃度値の大きさは黒濃度を表してい
るとすれば、判定結果が(a) の「↓↓↓」であれば主走
査方向に黒から白に滑らかに濃度が変化していると推測
し、画素n0k+1をnk+1 とnk+2 との線形補間、すなわ
ち、線形補間手段20で線形補間した(nk+1 +nk+2
)/2で補間する。このときパターン検出手段18か
ら切換回路19に供給する選択信号ssを「000」と
する。
【0036】また、判定結果が(b) の「↓↓↑」であれ
ば黒から変化する白のピーク値、すなわちnk+2 が最小
濃度値となる変化をしていると推測し、この場合は画素
n0k+1を最小値のnk+2 とする。このときパターン検出
手段18から切換回路19に供給する選択信号ssを
「001」とする。
【0037】また、判定結果が(c) の「↓↑↓」であれ
ば黒から始まるギザギザの変化をしていると推測し、こ
の場合は画素n0k+1をnk+1 とnk+2 との線形補間、す
なわち、線形補間手段20で線形補間した(nk+1 +n
k+2 )/2で補間する。このときパターン検出手段18
から切換回路19に供給する選択信号ssを「010」
とする。
【0038】また、判定結果が(d) の「↓↑↑」であれ
ば白ピーク値から黒に変化する、すなわち、nk+1 が最
大濃度値となる変化をしていると推測し、この場合は画
素n0k+1を最大値のnk+1 とする。このときパターン検
出手段18から切換回路19に供給する選択信号ssを
「011」とする。
【0039】また、判定結果が(e) の「↑↓↓」であれ
ば黒ピーク値から白に変化する、すなわち、nk+1 が最
小濃度値となる変化をしていると推測し、この場合は画
素n0k+1を最小値のnk+1 とする。このときパターン検
出手段18から切換回路19に供給する選択信号ssを
「100」とする。
【0040】また、判定結果が(f) の「↑↓↑」であれ
ば白から始まるギザギザの変化をしていると推測し、こ
の場合は画素n0k+1をnk+1 とnk+2 との線形補間、す
なわち、線形補間手段20で線形補間した(nk+1 +n
k+2 )/2で補間する。このときパターン検出手段18
から切換回路19に供給する選択信号ssを「101」
とする。
【0041】また、判定結果が(g) の「↑↑↓」であれ
ば白から変化する黒ピーク値、すなわちnk+2 が最大濃
度値となる変化をしていると推測し、この場合は画素n
0k+1を最大値のnk+2 とする。このときパターン検出手
段18から切換回路19に供給する選択信号ssを「1
10」とする。
【0042】また、判定結果が(h) の「↑↑↑」であれ
ば主走査方向に白から黒に滑らかに濃度が変化している
と推測し、この場合も画素n0k+1をnk+1 とnk+2 との
線形補間、すなわち、線形補間手段20で線形補間した
(nk+1 +nk+2 )/2で補間する。このときパターン
検出手段18から切換回路19に供給する選択信号ss
を「111」とする。
【0043】このように、遅延回路14〜17からの画
素データnk ,nk+1 ,nk+2 ,nk+3 から8種類の変
化パターンを分類し、それぞれの場合の推測されるパタ
ーンから補間方法を選択し、補間画素n0k+1を得るよう
にしている。
【0044】切換回路19は、図5に示すように、前記
パターン検出手段18からの3ビットの選択信号ssを
デコーダ回路22に入力し、出力端子Q0 〜Q7 から8
ビットの信号を出力している。すなわち、「000」は
「00000001」に変換され、「001」は「00
000010」に変換され、「010」は「00000
100」に変換され、「011」は「0000100
0」に変換され、「100」は「00010000」に
変換され、「101」は「00100000」に変換さ
れ、「110」は「01000000」に変換され、
「111」は「10000000」に変換される。
【0045】そして、前記デコーダ回路22の出力端子
Q0 ,Q2 ,Q5 ,Q7 からの信号を4入力ナンドゲー
ト回路23に供給し、前記デコーダ回路22の出力端子
Q1,Q6 からの信号を2入力ナンドゲート回路24に
供給し、前記デコーダ回路22の出力端子Q3 ,Q4 か
らの信号を2入力ナンドゲート回路25に供給してい
る。
【0046】前記各ナンドゲート回路23,24,25
の出力をそれぞれ2入力アンドゲート回路26,27,
28の一方の入力端子に供給している。そして、前記ア
ンドゲート回路26の他方の入力端子に前記線形補間手
段20からの出力を供給し、前記アンドゲート回路27
の他方の入力端子に前記遅延回路16からの出力を供給
し、前記アンドゲート回路28の他方の入力端子に前記
遅延回路15からの出力を供給している。
【0047】前記各アンドゲート回路26〜27の出力
は3入力オアゲート回路29を介して2入力アンドゲー
ト回路30の一方の入力端子に供給している。また、前
記遅延回路15からの出力を2入力アンドゲート回路3
1の一方の入力端子に供給している。
【0048】そして、前記タイミング回路30からの制
御クロック信号sをインバータ回路32を介して前記ア
ンドゲート回路30の他方の入力端子に供給すると共に
前記アンドゲート回路31の他方の入力端子に直接供給
している。前記各アンドゲート回路30,31の出力は
2入力オアゲート回路33を介して切換回路19の外部
に出力するようになっている。
【0049】この切換回路19は、前記タイミング回路
30からの制御クロック信号sがハイレベルのときには
アンドゲート回路31及びオアゲート回路33を介して
前記遅延回路15の出力、すなわち、nk+1 の画素デー
タを出力し、前記タイミング回路30からの制御クロッ
ク信号sがローレベルのときにはデコーダ回路22の出
力、すなわち、前記パターン検出手段18からの選択信
号ssに基づいて、前記遅延回路15の出力、すなわ
ち、nk+1 の画素データ、前記遅延回路16の出力、す
なわち、nk+2 の画素データ、前記線形補間手段20の
出力のいずれかを選択してアンドゲート回路30及びオ
アゲート回路33を介して出力することになる。
【0050】この実施例において、例えば図4の(A) の
(a) に示すように原画像の濃度変化が滑らかに変化する
場合は、補間して解像度変換した後の画像データは(A)
の(b) に示すようになり、滑らかに変化する状態を維持
できる。これに対して従来は(A) の(c) に示すようにな
り、ジャギが発生して解像性が悪くなる。
【0051】また、図4の(B) の(a) に示すように原画
像の濃度変化が最大値を持つ場合は、補間して解像度変
換した後の画像データは(B) の(b) に示すようになる。
これは、(B) の(c) に示す従来と同等に変換される。
【0052】また、図4の(C) の(a) に示すように原画
像の濃度変化が急激に変化する場合は、補間して解像度
変換した後の画像データは(C) の(b) に示すように原画
像と同等に変換される。これに対して、従来では(C) の
(c) に示すように解像性が悪くなる。
【0053】また、本実施例では解像性のみでなく写真
画像に対しては階調性を維持して解像度変換ができる。
【0054】(第2の実施例)この実施例は請求項2に
対応した実施例である。なお、この実施例も200dp
iのラインイメージセンサを使用して400dpiの解
像度の画像データを得る場合について述べ、前記実施例
と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。。
【0055】これは図6に示すように、タイミング回路
として、切換回路191に解像度変換処理した画像デー
タを出力させるか解像度変換させない画像データを出力
させるかの選択を行わせる制御信号mも出力するタイミ
ング回路211を使用している。
【0056】前記切換回路191は、図7に示すよう
に、前記タイミング回路211からの制御クロック信号
s及び制御信号mを2入力オアゲート回路34を介して
インバータ回路32及びアンドゲート回路31の他方の
入力端子に供給している。
【0057】この実施例では、制御信号mがハイレベル
のときには制御クロック信号sがハイレベル、ローレベ
ルに変化するに関係なく、常に遅延回路15の出力、す
なわち、nk+1 の画素データが出力されることになる。
これはデータ補間されないことになり、従って解像度変
換は行われない。この処理は例えば、200dpiの画
像データをそのまま送信する場合に行われる。
【0058】また、制御信号mがローレベルのときには
制御クロック信号sがハイレベルに変化するか、ローレ
ベルに変化するかにより遅延回路15の出力nk+1 をそ
のまま出力させることと、遅延回路15の出力nk+1 、
遅延回路16の出力nk+2 、線形補間手段20の出力
(nk+1 +nk+2 )/2のいずれかを選択して出力させ
ることができ、画像を2倍に拡大した画像データを切換
回路191から出力させることができる。
【0059】このように、制御信号mによって読取った
原稿を解像度変換せずにそのまま画像処理する制御と、
高解像度に解像度変換する制御を選択できるので、例え
ば送信機能とコピー機能を有するファクシミリにこの装
置を適用すると、送信時には200dpiで原稿を読取
り解像度変換せずにそのまま送信し、コピー時には20
0dpiで読取った原稿を400dpiに解像度変換し
て出力することができ、汎用性を向上できる。
【0060】なお、この実施例においても前記実施例と
同様の作用効果が得られるのは勿論である。
【0061】なお、前記各実施例では200dpiのラ
インイメージセンサを使用して400dpiの解像度の
画像データを得る場合について述べたが必ずしもこれに
限定するものではなく、200dpiのラインイメージ
センサを使用して300dpiの解像度の画像データを
得ることもできる。
【0062】例えばラインイメージセンサ11で読み込
んだ画素データが図8の(a) に示すように、nk ,nk+
1 ,nk+2 ,nk+3 であったとすると、この画素データ
が遅延回路17,16,15,14に順次格納され、パ
ターン検出手段18でパターン検出される。また、線形
補間手段は画素データnk+1 ,nk+2 を入力し、(2・
nk+1 +nk+2 )/3の線形補間データを作成して出力
する。
【0063】このときのパターン検出手段18によるパ
ターン検出とパターン検出手段18からの選択信号ss
よって切換回路が選択出力する補間データとの関係は表
2に示すようになる。
【0064】
【表2】 すなわち、検出した変化パターンが(a) の「↓↓↓」の
ときには補間画素n0k+1を線形補間手段の出力である
(2・nk+1 +nk+2 )/2から得る。また、(b) の
「↓↓↑」のときには補間画素n0k+1を遅延回路15の
出力であるnk+2 から得る。また、(c) の「↓↑↓」の
ときには補間画素n0k+1を線形補間手段の出力である
(2・nk+1 +nk+2 )/2から得る。また、(d) の
「↓↑↑」のときには補間画素n0k+1を遅延回路16の
出力であるnk+1 から得る。また、(e) の「↑↓↓」の
ときには補間画素n0k+1を遅延回路16の出力であるn
k+1 から得る。また、(f) の「↑↓↑」のときには補間
画素n0k+1を線形補間手段の出力である(2・nk+1 +
nk+2 )/2から得る。また、(g) の「↑↑↓」のとき
には補間画素n0k+1を遅延回路15の出力であるnk+2
から得る。さらに、(h) の「↑↑↑」のときには補間画
素n0k+1を線形補間手段の出力である(2・nk+1 +n
k+2 )/2から得る。
【0065】このような補間方法により画素データnk
,nk+1 ,nk+2 ,nk+3 を解像度変換した後の画素
データは、nk ,n0k ,nk+1 ,n0k+1,n0k+2,n
k+3 となり、画素データnk ,nk+1 ,nk+2 ,nk+3
との位置関係は図8の(b) に示すようになる。
【0066】また、画素データnk ,nk+1 ,nk+2 ,
nk+3 と解像度変換後の画素データとの位置関係が図9
の(a) ,(b) に示すように1ドットずれた場合には、線
形補間手段は、(nk+1 +2・nk+2 )/3の線形補間
データを作成して出力する。そして、パターン検出手段
18によるパターン検出に基づく切換回路の補間データ
の選択は表3に示すようになる。
【0067】
【表3】 このような画素補間を行うことにより200dpiの画
像データを300dpiの画像データに解像度変換でき
る。
【0068】また、前記各実施例では補間の対象となる
画素nk+1 を含む4つの画素nk ,nk+1 ,nk+2 ,n
k+3 から濃度変化のパターンを検出するようにしたが必
ずしもこれに限定するものでないのは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上、請求項1対応の発明によれば、文
字や線画は勿論、太線などに対しても解像性を維持で
き、また写真画像に対しては階調性を維持でき、従っ
て、解像性及び階調性に優れた解像度変換ができる。
【0070】また、請求項2対応の発明によれば、文字
や線画は勿論、太線などに対しても解像性を維持でき、
また写真画像に対しては階調性を維持でき、従って、解
像性及び階調性に優れた解像度変換ができ、さらに解像
度変換する処理と解像度変換しない処理を任意に選択で
き、汎用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の各部の動作タイミングを示すタイミ
ング図。
【図3】同実施例の原画素と解像度変換後の画素の位置
関係を示す図。
【図4】同実施例の各種原画像に対する補間例とこれに
対応する従来の補間を示す図。
【図5】同実施例の切換回路の具体的回路構成を示す
図。
【図6】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図7】同実施例の切換回路の具体的回路構成を示す
図。
【図8】200dpiの原画像を300dpiの画像に
解像度変換した後の原画像の画素と解像度変換した後の
画素との位置関係を示す図。
【図9】200dpiの原画像を300dpiの画像に
解像度変換した後の原画像の画素と解像度変換した後の
画素との位置関係の他の例を示す図。
【図10】従来例を示すブロック図。
【図11】同従来例の補間拡大による解像度変換を説明
するための図。
【図12】他の従来例を示すブロック図。
【図13】同従来例の補間拡大による解像度変換を説明
するための図。
【符号の説明】
11…CCDラインイメージセンサ 14〜17…遅延回路 18…パターン検出手段 19…切換回路 20…線形補間手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインイメージセンサをラスタ走査して
    画像を読取りつつ補間画素を挿入して解像度変換する画
    像読取装置において、補間の対象となる画素を中心にラ
    スタ方向に前後にk(但し、kは整数)画素の画像濃度
    の変化パターンを検出するパターン検出手段と、補間の
    対象となる画素を含み隣接する前後の画素と線形補間す
    る線形補間手段と、前記パターン検出手段からの画像濃
    度の変化パターン検出結果に基づいて前記線形補間手段
    が線形補間した結果及び前記隣接する前後の画素個々の
    いずれかを選択する選択手段とを備え、前記選択手段の
    選択結果から解像度変換した画素を得ることを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 ラインイメージセンサをラスタ走査して
    画像を読取りつつ補間画素を挿入して解像度変換する画
    像読取装置において、補間の対象となる画素を中心にラ
    スタ方向に前後にk(但し、kは整数)画素の画像濃度
    の変化パターンを検出するパターン検出手段と、補間の
    対象となる画素を含み隣接する前後の画素と線形補間す
    る線形補間手段と、前記パターン検出手段からの画像濃
    度の変化パターン検出結果に基づいて前記線形補間手段
    が線形補間した結果及び前記隣接する前後の画素個々の
    いずれかを選択する機能と読取った画素を補間の対象と
    せずにそのまま出力する機能を有する選択手段と、この
    選択手段の各機能を切替え制御する切替え制御手段とを
    備え、前記選択手段の選択機能を動作させるときには選
    択結果から挿入する補間画素を得ることを特徴とする画
    像読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999048277A1 (fr) * 1998-03-17 1999-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur d'images
US7542173B2 (en) 2003-08-26 2009-06-02 Seiko Epson Corporation Image processing device and image processing program causing computer to execute image processing

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