JPH08116292A - 固定局と移動無線ユニットとの間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられる装置 - Google Patents
固定局と移動無線ユニットとの間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられる装置Info
- Publication number
- JPH08116292A JPH08116292A JP7251367A JP25136795A JPH08116292A JP H08116292 A JPH08116292 A JP H08116292A JP 7251367 A JP7251367 A JP 7251367A JP 25136795 A JP25136795 A JP 25136795A JP H08116292 A JPH08116292 A JP H08116292A
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- Japan
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- signal
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- control
- rake
- control means
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7097—Interference-related aspects
- H04B1/711—Interference-related aspects the interference being multi-path interference
- H04B1/7115—Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
- H04B1/7117—Selection, re-selection, allocation or re-allocation of paths to fingers, e.g. timing offset control of allocated fingers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 隣接チャネルのレイクフィンガが任意にタイ
ミングをとることのできる装置を提供する。 【解決手段】 レイク受信機にレイクフィンガと、サン
プルアンドホールド回路40と、ディジタル−アナログ
変換器44と、シフトレジスタ46と、制御手段と、ク
ロック位相調整回路38と、シフトレジスタの段を選択
して受信する手段とを設け、サンプルアンドホールド回
路とディジタル−アナログ変換器とを介してアナログ受
信信号をシフトレジスタに受信し、レイクフィンガのパ
イロット信号電力出力に応じて制御手段によりクロック
位相調整回路を制御し、クロック位相調整回路の出力に
より、サンプルアンドホールド回路を制御する。
ミングをとることのできる装置を提供する。 【解決手段】 レイク受信機にレイクフィンガと、サン
プルアンドホールド回路40と、ディジタル−アナログ
変換器44と、シフトレジスタ46と、制御手段と、ク
ロック位相調整回路38と、シフトレジスタの段を選択
して受信する手段とを設け、サンプルアンドホールド回
路とディジタル−アナログ変換器とを介してアナログ受
信信号をシフトレジスタに受信し、レイクフィンガのパ
イロット信号電力出力に応じて制御手段によりクロック
位相調整回路を制御し、クロック位相調整回路の出力に
より、サンプルアンドホールド回路を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接シーケンスス
ペクトラム拡散を用いて固定局と移動無線ユニットとの
間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられる
装置に関する。
ペクトラム拡散を用いて固定局と移動無線ユニットとの
間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられる
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同時係属特許出願第9316489.5
号明細書に、隣接する組のレイクフィインガを必要とし
ない包括的なレイク受信機が記載されている。レイクフ
ィンガの数を最小にすると、経費を大きく節約し、複雑
さを大きく低減できる。受信信号のサンプリングは、チ
ップ当り1サンプルだけで実施され、レイクフィンガは
多重構成で用いられている。
号明細書に、隣接する組のレイクフィインガを必要とし
ない包括的なレイク受信機が記載されている。レイクフ
ィンガの数を最小にすると、経費を大きく節約し、複雑
さを大きく低減できる。受信信号のサンプリングは、チ
ップ当り1サンプルだけで実施され、レイクフィンガは
多重構成で用いられている。
【0003】非最適時間でマルチパス成分をサンプリン
グする際に最大のエネルギを得るために、前述のレイク
フィンガを1つのマルチパス成分に割当てる。利用可能
なレイクフィンガの数が制限される場合(たとえばn
個)、これらの制限されたレイクフィインガは、マルチ
パス成分の内の強度の強い順にn個の応答成分に割り当
てられる。最大強度のマルチパス成分が最適にサンプリ
ングされない場合、いくつかのレイクフィンガをその応
答成分に割当て、大部分の電力を回復する必要がある。
この場合少数のレイクフィンガしか他のマルチパス応答
成分に割り当てることができない。最大強度のマルチパ
ス成分が常に最適にサンプリングされるように、サンプ
リングのタイミングを保持することができると、受信の
ために必要なレイクフィンガは1つで良い。他のマルチ
パス成分の信号を結合するために、他の多くのレイクフ
ィンガを利用することができ、全体の性能を向上させる
ことができる。逆に同一の性能に対しては、レイクフィ
ンガの数は少数で済む。
グする際に最大のエネルギを得るために、前述のレイク
フィンガを1つのマルチパス成分に割当てる。利用可能
なレイクフィンガの数が制限される場合(たとえばn
個)、これらの制限されたレイクフィインガは、マルチ
パス成分の内の強度の強い順にn個の応答成分に割り当
てられる。最大強度のマルチパス成分が最適にサンプリ
ングされない場合、いくつかのレイクフィンガをその応
答成分に割当て、大部分の電力を回復する必要がある。
この場合少数のレイクフィンガしか他のマルチパス応答
成分に割り当てることができない。最大強度のマルチパ
ス成分が常に最適にサンプリングされるように、サンプ
リングのタイミングを保持することができると、受信の
ために必要なレイクフィンガは1つで良い。他のマルチ
パス成分の信号を結合するために、他の多くのレイクフ
ィンガを利用することができ、全体の性能を向上させる
ことができる。逆に同一の性能に対しては、レイクフィ
ンガの数は少数で済む。
【0004】CDMAセルラー移動無線システムに関し
ては、本発明はダウンリンク(基地局から移動ユニット
への方向)に対してのみ利点がある。この理由は、基地
局は多くの移動ユニットからの受信信号(その全てが異
なる伝搬経路を介して到達する)を処理しなければなら
ず、最大強度のパスでの遅延は信号毎に異なるからであ
る。全ての信号は1つのディジタル−アナログ変換器を
通るので、種々の受信信号に対してサンプリングのタイ
ミングを独立して制御することができない。
ては、本発明はダウンリンク(基地局から移動ユニット
への方向)に対してのみ利点がある。この理由は、基地
局は多くの移動ユニットからの受信信号(その全てが異
なる伝搬経路を介して到達する)を処理しなければなら
ず、最大強度のパスでの遅延は信号毎に異なるからであ
る。全ての信号は1つのディジタル−アナログ変換器を
通るので、種々の受信信号に対してサンプリングのタイ
ミングを独立して制御することができない。
【0005】しかし移動ユニットの受信機に対しては、
信号は1つの基地局からだけ受信されるので、調整が可
能である。基地局の受信機よりずっと多くの移動ユニッ
トの受信機があり、電力消費はクリティカルであるの
で、この調整を省略することは最も有利である。
信号は1つの基地局からだけ受信されるので、調整が可
能である。基地局の受信機よりずっと多くの移動ユニッ
トの受信機があり、電力消費はクリティカルであるの
で、この調整を省略することは最も有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、最大
強度の信号を出力する1つのレイクフィンガでタイミン
グループが閉じ、チップ当り1サンプルだけで信号をサ
ンプリングし、マルチパス成分に関して他のレイクフィ
ンガが任意にタイミングをとることのできる装置を提供
することである。
強度の信号を出力する1つのレイクフィンガでタイミン
グループが閉じ、チップ当り1サンプルだけで信号をサ
ンプリングし、マルチパス成分に関して他のレイクフィ
ンガが任意にタイミングをとることのできる装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、複数の
レイクフィンガから構成されるレイク受信機を有し、各
レイクフィンガは、シフトレジスタの各ビット内容を選
択して受信する手段を有し、前記シフトレジスタは、サ
ンプルアンドホールド回路およびディジタル−アナログ
変換器を介して、アナログの複素ベースバンド信号を受
信するように構成された、固定局と移動無線ユニットと
の間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられ
る装置において、制御手段とクロック位相調整回路とを
有し、前記サンプルアンドホールド回路は、各レイクフ
ィンガから受信された出力信号に依存して制御手段によ
り制御されるクロック位相調整回路からの制御信号を受
信することを特徴とする固定局と移動無線ユニットとの
間にディジタル無線リンクを提供する機器により達成さ
れる。
レイクフィンガから構成されるレイク受信機を有し、各
レイクフィンガは、シフトレジスタの各ビット内容を選
択して受信する手段を有し、前記シフトレジスタは、サ
ンプルアンドホールド回路およびディジタル−アナログ
変換器を介して、アナログの複素ベースバンド信号を受
信するように構成された、固定局と移動無線ユニットと
の間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられ
る装置において、制御手段とクロック位相調整回路とを
有し、前記サンプルアンドホールド回路は、各レイクフ
ィンガから受信された出力信号に依存して制御手段によ
り制御されるクロック位相調整回路からの制御信号を受
信することを特徴とする固定局と移動無線ユニットとの
間にディジタル無線リンクを提供する機器により達成さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、3つのレイクフィンガ
2、4、6を有する、1つのフィンガにより位相調整さ
れるレイク受信機の基本構成を示す。各レイクフィンガ
は同一のものであるので、以下の説明ではレイクフィン
ガ2についてだけ説明する。各レイクフィンガには選択
スイッチ8があり、前記選択スイッチ8の出力側は、パ
イロット相関器10の入力側と信号相関器12の入力側
とに接続されている。各相関器は、同相出力信号と直交
相出力信号とを出力する。パイロット相関器10の各出
力側は、それぞれフィルタ14、16に接続され、前記
フィルタ14、16の出力側は、乗算回路18、20の
第1入力側と第2入力側とにそれぞれ接続され、また乗
算回路22、24の入力側にそれぞれ接続されている。
信号相関器12の出力側は、遅延回路26、28の入力
側にそれぞれ接続され、前記遅延回路26、28の出力
側は、各乗算回路22、24の別の入力側に接続されて
いる。乗算回路18、20の出力側は、加算器27に接
続され、乗算回路22、24の出力側は、加算器30に
接続されている。加算器30の出力側は、可制御式スイ
ッチ32を介して別の加算器34に接続されている。加
算器27の出力側は、制御回路36の入力側に接続され
ている。加算器30の出力側、および他のレイクフィン
ガの加算器の出力側は、同様に加算器34の入力側に接
続され、前記加算器34の出力側には復調データが出力
される。他のレイクフィンガの加算器27の出力側も、
制御回路36の入力側に接続されている。制御回路36
の出力側は、クロック位相調整回路38の入力側に接続
され、前記クロック位相調整回路38の出力により、入
線42のアナログのベースバンド信号を入力側で受信す
るサンプルアンドホールド回路40を制御する。サンプ
ルアンドホールド回路40の出力側は、ディジタル−ア
ナログ変換器44に接続され、前記ディジタル−アナロ
グ変換器44の出力側は、複素シフトレジスタ46の初
段に接続されている。複素シフトレジスタ46の各段
は、各レイクフィンガの選択スイッチ8の各入力側に接
続されている。
2、4、6を有する、1つのフィンガにより位相調整さ
れるレイク受信機の基本構成を示す。各レイクフィンガ
は同一のものであるので、以下の説明ではレイクフィン
ガ2についてだけ説明する。各レイクフィンガには選択
スイッチ8があり、前記選択スイッチ8の出力側は、パ
イロット相関器10の入力側と信号相関器12の入力側
とに接続されている。各相関器は、同相出力信号と直交
相出力信号とを出力する。パイロット相関器10の各出
力側は、それぞれフィルタ14、16に接続され、前記
フィルタ14、16の出力側は、乗算回路18、20の
第1入力側と第2入力側とにそれぞれ接続され、また乗
算回路22、24の入力側にそれぞれ接続されている。
信号相関器12の出力側は、遅延回路26、28の入力
側にそれぞれ接続され、前記遅延回路26、28の出力
側は、各乗算回路22、24の別の入力側に接続されて
いる。乗算回路18、20の出力側は、加算器27に接
続され、乗算回路22、24の出力側は、加算器30に
接続されている。加算器30の出力側は、可制御式スイ
ッチ32を介して別の加算器34に接続されている。加
算器27の出力側は、制御回路36の入力側に接続され
ている。加算器30の出力側、および他のレイクフィン
ガの加算器の出力側は、同様に加算器34の入力側に接
続され、前記加算器34の出力側には復調データが出力
される。他のレイクフィンガの加算器27の出力側も、
制御回路36の入力側に接続されている。制御回路36
の出力側は、クロック位相調整回路38の入力側に接続
され、前記クロック位相調整回路38の出力により、入
線42のアナログのベースバンド信号を入力側で受信す
るサンプルアンドホールド回路40を制御する。サンプ
ルアンドホールド回路40の出力側は、ディジタル−ア
ナログ変換器44に接続され、前記ディジタル−アナロ
グ変換器44の出力側は、複素シフトレジスタ46の初
段に接続されている。複素シフトレジスタ46の各段
は、各レイクフィンガの選択スイッチ8の各入力側に接
続されている。
【0009】制御回路36は、クロック位相調整回路3
8を介してサンプルアンドホールド回路40のクロック
位相を制御する信号を出力し、最適なサンプリングが得
られる。ディジタル方式またはアナログ方式のいづれか
でその制御を行うことができる。制御回路36の機能
は、特許出願番号第9415191.7号明細書に記載
のように、タウディザループ(当業者に公知である)
か、パイロット信号がジッタされた受信波に対する構成
かのいづれかで実施される。回路動作の残りの部分は、
特許出願番号第9413268.5号明細書に記載され
ている。
8を介してサンプルアンドホールド回路40のクロック
位相を制御する信号を出力し、最適なサンプリングが得
られる。ディジタル方式またはアナログ方式のいづれか
でその制御を行うことができる。制御回路36の機能
は、特許出願番号第9415191.7号明細書に記載
のように、タウディザループ(当業者に公知である)
か、パイロット信号がジッタされた受信波に対する構成
かのいづれかで実施される。回路動作の残りの部分は、
特許出願番号第9413268.5号明細書に記載され
ている。
【0010】次に図2を参照してタウディザループによ
り実施される制御機能を説明する。
り実施される制御機能を説明する。
【0011】制御回路にはいくつかの積分器50、5
2、54が設けられ、各積分器50、52、54は、図
1の各レイクフィンガの加算器27からの出力信号を受
信する。これらの信号は、複数の別の制御スイッチ5
6、58、60にも供給される。これらのスイッチは、
最大値選択回路62により制御され、前記最大値選択回
路62は、積分回路50、52、54の出力を受信す
る。各スイッチ56、58、60の出力側は、インバー
タ64の入力側とスイッチング回路66の入力側とに接
続され、前記スイッチング回路66の機能は、インバー
タ64をバイパスすることである。インバータ64(減
算回路の一部を構成する)の出力側は、スイッチ66の
別の入力側に接続され、前記スイッチ66の出力側は、
積分フィルタ68に接続されている。積分フィルタ68
の出力側は加算器70の入力側に接続されている。スイ
ッチ66および別のスイッチ72は、ディザクロックジ
ェネレータ74により制御される。スイッチ72が設け
られ、加算器70の別の入力側に対して正または負のオ
フセットに切り替える。前記加算器70の出力は、クロ
ック位相を制御するのに用いられ、図1のクロック位相
調整器38に供給される。
2、54が設けられ、各積分器50、52、54は、図
1の各レイクフィンガの加算器27からの出力信号を受
信する。これらの信号は、複数の別の制御スイッチ5
6、58、60にも供給される。これらのスイッチは、
最大値選択回路62により制御され、前記最大値選択回
路62は、積分回路50、52、54の出力を受信す
る。各スイッチ56、58、60の出力側は、インバー
タ64の入力側とスイッチング回路66の入力側とに接
続され、前記スイッチング回路66の機能は、インバー
タ64をバイパスすることである。インバータ64(減
算回路の一部を構成する)の出力側は、スイッチ66の
別の入力側に接続され、前記スイッチ66の出力側は、
積分フィルタ68に接続されている。積分フィルタ68
の出力側は加算器70の入力側に接続されている。スイ
ッチ66および別のスイッチ72は、ディザクロックジ
ェネレータ74により制御される。スイッチ72が設け
られ、加算器70の別の入力側に対して正または負のオ
フセットに切り替える。前記加算器70の出力は、クロ
ック位相を制御するのに用いられ、図1のクロック位相
調整器38に供給される。
【0012】積分器50、52、54は、測定間隔(数
ミリ秒)にわたって信号電力を平均する。最大値選択回
路62でその最大値が選択される。スイッチ56、5
8、60により、平均値が最大であった信号がインバー
タ64およびスイッチ66に向けられる。前記インバー
タ64およびスイッチ66により、積分器68に供給さ
れる現時点の測定値の加減算を交互に行う。この動作と
同期してディザ信号が生じ、制御信号出力に加算され
る。このように、サンプル位相が進んでいる場合と遅れ
ている場合に、ディザ信号により最大強度のレイクフィ
ンガに対するパイロット信号電力を測定する動作が行わ
れる。これらの値を積分器68に対して交互に加減算を
行うことは、位相の進んだ測定値と遅れた測定値との差
分をループフィルタに供給することと等価である。タイ
ミングが正しい場合、位相が進んでいる場合のパイロッ
ト信号は、遅れている場合のパイロット信号に等しい。
ミリ秒)にわたって信号電力を平均する。最大値選択回
路62でその最大値が選択される。スイッチ56、5
8、60により、平均値が最大であった信号がインバー
タ64およびスイッチ66に向けられる。前記インバー
タ64およびスイッチ66により、積分器68に供給さ
れる現時点の測定値の加減算を交互に行う。この動作と
同期してディザ信号が生じ、制御信号出力に加算され
る。このように、サンプル位相が進んでいる場合と遅れ
ている場合に、ディザ信号により最大強度のレイクフィ
ンガに対するパイロット信号電力を測定する動作が行わ
れる。これらの値を積分器68に対して交互に加減算を
行うことは、位相の進んだ測定値と遅れた測定値との差
分をループフィルタに供給することと等価である。タイ
ミングが正しい場合、位相が進んでいる場合のパイロッ
ト信号は、遅れている場合のパイロット信号に等しい。
【0013】図3に、パイロット信号をジッタさせる解
決策を示す。図3では、図2と類似の素子には同一の参
照番号を与えており、同じように動作する。パイロット
ジッッタクロック76が設けられていることに違いがあ
ることに注意すべきであり、前記パイロットジッタクロ
ック76は、スイッチ66を直接制御するのに用いられ
る。図2に示すような加算器70、または正および負の
オフセットを供給するための付加的なスイッチ72は必
要ない。ディザは送信機内でパイロット信号に関して行
われるので、前述のようにディザ回路は必要ない。パイ
ロットジッタクロックは、ローカルパイロットコード
(パイロット信号はジッタされ、位相の速いフェーズと
遅いフェーズとに分割されている。)と同期している。
決策を示す。図3では、図2と類似の素子には同一の参
照番号を与えており、同じように動作する。パイロット
ジッッタクロック76が設けられていることに違いがあ
ることに注意すべきであり、前記パイロットジッタクロ
ック76は、スイッチ66を直接制御するのに用いられ
る。図2に示すような加算器70、または正および負の
オフセットを供給するための付加的なスイッチ72は必
要ない。ディザは送信機内でパイロット信号に関して行
われるので、前述のようにディザ回路は必要ない。パイ
ロットジッタクロックは、ローカルパイロットコード
(パイロット信号はジッタされ、位相の速いフェーズと
遅いフェーズとに分割されている。)と同期している。
【0014】本発明の範囲内で本発明を様々に実施する
ことができることは、当業者に明らかである。
ことができることは、当業者に明らかである。
【0015】
【発明の効果】最大強度の信号を出力する1つのレイク
フィンガでタイミングループが閉じ、チップ当り1サン
プルだけで信号をサンプリイングし、マルチパス成分に
関して他のレイクフィンガが任意にタイミングをとるこ
とのできる装置を提供することができる。
フィンガでタイミングループが閉じ、チップ当り1サン
プルだけで信号をサンプリイングし、マルチパス成分に
関して他のレイクフィンガが任意にタイミングをとるこ
とのできる装置を提供することができる。
【図1】1つのフィンガにより位相調整されるレイク受
信機のブロック図である。
信機のブロック図である。
【図2】図1に示した制御回路のブロック図である。
【図3】図1に示した制御回路の別のブロック図であ
る。
る。
8 選択スイッチ 32 制御スイッチ 36 制御回路 38 クロック位相調整器 40 サンプルアンドホールド回路 44 ディジタル−アナログ変換器 46 複素シフトレジスタ 56 別の制御スイッチ 58 別の制御スイッチ 60 別の制御スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のレイクフィンガ(2、4、6)か
ら構成されるレイク受信機を有し、各レイクフィンガ
(2、4、6)は、シフトレジスタ(46)の各ビット
内容を選択して受信する手段(8)を有し、前記シフト
レジスタ(46)は、サンプルアンドホールド回路(4
0)およびディジタル−アナログ変換器(44)を介し
て、アナログの複素ベースバンド信号を受信するように
構成された、固定局と移動無線ユニットとの間にディジ
タル無線リンクを提供する機器に用いられる装置におい
て、制御手段(36)とクロック位相調整回路(38)
とを有し、前記サンプルアンドホールド回路(40)
は、各レイクフィンガ(2、4、6)から受信された出
力信号に依存して制御手段(36)により制御されるク
ロック位相調整回路(38)からの制御信号を受信する
ことを特徴とする固定局と移動無線ユニットとの間にデ
ィジタル無線リンクを提供する機器に用いられる装置。 - 【請求項2】 前記各レイクフィンガ(2、4、6)
は、パイロット信号相関器(10)を有し、前記パイロ
ット信号相関器(10)から出力信号が作られる請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記制御手段(36)は、タウディザ方
式の位相制御回路である請求項1または2に記載の装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段(36)は、パイロット信
号がジッタされた方式の位相制御回路である請求項1ま
たは2に記載の装置。 - 【請求項5】 前記制御回路は、制御手段(36)への
各入線に対して、所定の時間にわたって信号電力を平均
する積分手段(50、52、54)と、その最大電力の
信号を選択する手段(62)と、選択された信号を交互
に加減算し別の積分器(68)に供給する手段(64、
66、74)と、ディザ信号を前記別の積分器(68)
の出力信号に加算する手段(70、72、74)とを有
する請求項3に記載の装置。 - 【請求項6】 前記ディザ位相制御回路は、制御手段
(36)への各入線に対して、所定の時間にわたって信
号電力を平均する積分手段(50、52、54)と、そ
の最大電力の信号を選択する手段(62)と、パイロッ
トジッタクロック信号の制御下で、選択された信号を交
互に加減算し別の積分器(68)に供給する手段(6
4、66、76)を有する請求項4に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9419496.6 | 1994-09-28 | ||
GB9419496A GB2293730B (en) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | Apparatus for use in equipment providing a digital radio link between a fixed and a mobile radio unit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116292A true JPH08116292A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=10761986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7251367A Pending JPH08116292A (ja) | 1994-09-28 | 1995-09-28 | 固定局と移動無線ユニットとの間にディジタル無線リンクを提供する機器に用いられる装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5675616A (ja) |
EP (1) | EP0704985B1 (ja) |
JP (1) | JPH08116292A (ja) |
DE (1) | DE69527123D1 (ja) |
FI (1) | FI954586A (ja) |
GB (1) | GB2293730B (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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