JPH0810305A - Physically handicapped person bathing device - Google Patents
Physically handicapped person bathing deviceInfo
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- JPH0810305A JPH0810305A JP26808591A JP26808591A JPH0810305A JP H0810305 A JPH0810305 A JP H0810305A JP 26808591 A JP26808591 A JP 26808591A JP 26808591 A JP26808591 A JP 26808591A JP H0810305 A JPH0810305 A JP H0810305A
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- hanger
- column
- horizontal
- handicapped person
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- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
Description
【0001】[0001]
【産業上の利用分野】本発明になる装置は、身体不自由
な人(以下身障者という)が使用する公知の車椅子を改
装することによって身障者を日本家屋の畳の上の寝具と
かベッドから一名の介助者によって、家庭用浴槽に入れ
る装置である。また本装置に公知の緩降具を付加するこ
とによって、火災等の緊急時、身障者を公知の車椅子に
乗せたまま高層建物の窓から脱出、降下させる装置であ
る。BACKGROUND OF THE INVENTION The device according to the present invention is designed to remodel a publicly known wheelchair used by a physically handicapped person (hereinafter referred to as a physically handicapped person) so that a person with a disability can be selected from a bed or a bed on a tatami mat in a Japanese house It is a device that can be put into a domestic bathtub by a caregiver. In addition, by adding a known slow-moving tool to this device, in the event of an emergency such as a fire, the disabled person escapes from the window of a high-rise building and descends while staying on a known wheelchair.
【0002】[0002]
【従来の技術】従来の入浴装置は家屋の改修を必要とす
る。すなわち天井にレールを設け、身障者を吊り下げて
運ぶものであるが、日本家屋の一般家庭ではその工事は
容易ではない。また緊急時身障者が車椅子に乗ったまま
窓から脱出する装置は存在しない。2. Description of the Related Art Conventional bathing equipment requires renovation of a house. In other words, rails are installed on the ceiling and people with disabilities are hung and carried, but this work is not easy for ordinary households in Japanese houses. Moreover, there is no device for an emergency person to escape from the window while sitting on a wheelchair.
【0003】[0003]
1.浴室の洗い場で身障者を吊り上げ浴槽の中心に下ろ
すためには、装置から腕を50cmほど突き出さなくて
はならない。この状態は装置を転倒させる。すなわち第
1の課題は身障者を浴槽に入れるときの平衡(安定)で
ある。 2 浴槽に入れるためには腕によって身障者を吊り上げ
なくてはならない。他方、その装置が畳の上の寝具から
浴室にいたるとき、通常廊下の曲り角などを通過するこ
とになるので、装置の大きさはとくに底面積が制限され
る。そういう装置で身障者を吊り下げて運ぶときには転
倒の危険が大きい。すなわち第2の課題は移動中の安定
である。1. In order to lift a person with a disability to the center of the bathtub in the bathroom washroom, the arm must be projected about 50 cm from the device. This condition causes the device to tip over. That is, the first problem is equilibrium (stability) when the physically handicapped person is put in the bathtub. 2 A person with a physical disability must be lifted by the arm to enter the bathtub. On the other hand, when the device reaches the bathroom from the bedding on the tatami mat, it usually passes through a corner of the corridor, etc., so that the size of the device is particularly limited in its bottom area. There is a high risk of falling when a person with a disability is suspended and carried by such a device. That is, the second problem is stability during movement.
【0004】[0004]
1 前記第1の課題は、次の2点によって解決する。第
1点は次のものである。装置の前方に突き出した腕に身
障者を吊るすことによる平衡は装置の後部に体重平衡錘
を設置することによって解決する。又は体重平衡錘の代
りに介助者がのる。次に第2点を記す。身障者を浴槽に
入れるためには腕の方向を変える必要がある。もし装置
はそのままで腕のみ回転させたとすれば、前記平衡がく
ずれる。平衡をくずさないためには装置全体が洗い場で
回転しなくてはならない。洗い場の大きさは通常90c
m角である。本装置は奥行70cm、巾55cmである
ので対角線89cmとなって回転できる(装置そのもの
を重くすれば腕のみの回転が可能となる)。 2 第2の課題は次のように解決する。本装置は突き出
た腕の先に吊り下げた身障者を、上下させまた突き出た
腕にそって前後させることが出来る。この操作を行うと
きは装置は停止し、車輪にはブレーキをかけ、また介助
者が介助するので不安定とはならない。またこの動作に
より身障者は、装置に設置された腰かけに坐ることがで
きる。装置の移動はすべて身障者が腰かけに坐った状態
で行うので公知の車椅子同様となり、転倒の危険はな
い。1 The first problem is solved by the following two points. The first point is as follows. Equilibrium by suspending the disabled person on the arm protruding in front of the device is solved by placing a weight balance weight on the back of the device. Or, a caregiver rides in place of the weight balance weight. Next, the second point will be described. It is necessary to change the direction of the arm to put the handicapped person in the bathtub. If only the arm is rotated while the device remains the same, the equilibrium is broken. The entire device must rotate in the washroom to maintain balance. The size of the washroom is usually 90c
It is m square. Since this device has a depth of 70 cm and a width of 55 cm, it can be rotated with a diagonal line of 89 cm (if the device itself is made heavier, only the arm can be rotated). 2 The second problem is solved as follows. This device can move a person with a disability suspended above the protruding arm up and down and back and forth along the protruding arm. When this operation is performed, the device is stopped, the wheels are braked, and the caregiver assists, so there is no instability. In addition, this operation allows the handicapped person to sit on the stool installed in the device. Since all movements of the device are carried out while the disabled person is sitting on his / her back, the movement is similar to that of a known wheelchair, and there is no risk of falling.
【0005】[0005]
【実施例の1】実施例の1と2は入浴装置に関するもの
である。実施例の3は平素は入浴装置として使用し緊急
のとき脱出装置として使用する。次に実施例の1につい
て記す。Embodiment 1 Embodiments 1 and 2 relate to a bathing apparatus. In Example 3, plain is used as a bathing device and used as an escape device in an emergency. Next, Example 1 will be described.
【0006】[0006]
【構成】実施例の1の構成を図1ないし図8にもとずい
て説明する。1は台車、2は荷台、3は荷台に装着した
2個の車輪、4は2個の回転容易なキャスター、5は身
障者が坐る腰かけ、6は介助者が本装置を動かすときの
1対の手押棒、7は身障者が足をのせるステップ、8は
ひじかけ、9は背もたれ、10は荷台に固着したモータ
ーケース、11は荷台の後尾に固着した平衡錘設置板、
12は平衡錘設置板に装着した揺動防止輪、13は平衡
錘設置板の両サイドに固着した1対の錘支持杆、14は
2つの錘支持杆が挿通する穴を有する体重平衡錘で複数
個設置される。車輪には公知のブレーキ装置が装着する
が図には省略してある。台車は移動と回転が自在であり
かつ限られた底面積を有する。通常家庭浴室の洗い場の
大きさは90cm角である。台車は洗い場の中で回転す
るため、台車の底面積のもっとも長い部分は90cm以
下となる。実施では台車の奥行70cm、巾55cmで
対角線は89cmである。ステップ7は半月状に中央の
最長部分で9cm突き出ており台車の底面積のステップ
の位置で89cmである。21は荷台2に固着した縦柱
である。ひじかけ8と背もたれ9は縦柱を補強する。通
常家屋の鴨居の高さは180cmであるため本装置の全
体の高さはそれ以下でなくてはならない。実施例では1
60cmとなっている。本装置が家屋内で自由に移動で
きるためには、本装置の大きさは、たとえば底面積は7
0cm×55cmで高さ160cmの立方体(以下固有
立方体という)内に収まらなくてはならない。それより
突出する部分は必要に応じて固有立方体内に収める機構
となる。次に22は固定横柱で縦軸の上端にほぼ水平に
装着する。23は回転横柱で固定横柱の先端に装着し、
蝶番24によって180度回転することが出来る。固定
横柱と回転横柱をあわせて横柱という。25は回転横柱
錠止杆である。26は固定横柱受筒、27は回転横柱受
筒で固定横柱22と回転横柱23にそれぞれ固着する。
回転横柱錠止杆は常時固定横柱受筒に挿通されており、
固定横柱と回転横柱を一直線の状態に錠止する場合に
は、回転横柱錠止杆25を図1の左方に動かして回転横
柱受筒に挿通させる。回転横柱を回転させるときには回
転横柱錠止杆25を図1の右方に動かし回転横柱受筒か
ら離す。その操作はレバー28で行う。固定横柱と回転
横柱を一直線にしたとき回転横柱の先端は固有立方体か
ら50cm突出し、180度曲げたときには固有立方体
内に収まる。30は身障者を上下させるための上下用チ
ェーン、31はチェーンの下端に装着したハンガーで、
ハンガーの両端にはカラビナ(開閉自在のリング)32
が装着する。33は身障者を保持するための4個のベル
トからなる身体保持具でそれら4個のベルトはリング3
4によってカラビナ32とそれぞれ結合する。ハンガー
は身障者を吊り下げたまま上下にまた一直線になった横
柱にそって前後に移動する。ハンガーを手動又は電動機
によって上下にまた前後に動かすための公知の機構には
各種あるが、次に本装置の機構を説明する。横柱は公知
のキャリヤーレールとなっておりこのレールの内部を4
個の滑車からなるキャリヤー36が移動する。37は正
逆可能な100ボルト交流モーター、38はモーターの
回転軸に固着したプーリー、39は駆動軸で縦柱21に
対し回転自在である。40は駆動軸に固着したプーリ
ー、41はVベルトである。上下用チェーン30の他端
はキャリヤー36の中央に設置された滑車で屈曲し、上
下用スプロケット44と上下用スプロケットケース45
を経て縦柱内に垂れ下がる。上下用チェーン30の末端
は縦柱に固着した支点46に結合しているので、上下用
チェーンは縦柱の内部を2重の状態で垂れ下がる。47
は上下用スプロケットに固着した上下用ウオームホイー
ル、48は上下用ウオームホイールと噛合する上下用ウ
オームで駆動軸39に固着する。49は上下用ホイール
軸で横柱に固着し上下用ウオームホイールとは回転自在
である。50は前後用チェーンで、一端は先端滑車51
で180度屈曲してキャリヤー36に固着する。前後用
チェーンの他端は前後用スプロケット52と前後用スプ
ロケットケース53を経て縦柱内に垂れ下がる。54は
前後用スプロケットに固着した前後用ウオームホイー
ル、55は前後用ウオームホイールと噛合する前後用ウ
オームで駆動軸に回転自在に装着する。前後用ウオーム
の56の部分はクラッチのための切欠部となっている。
59は前後用ホイール軸で横柱及び縦柱に固着し前後用
ウオームホイール54とは回転自在である。なおチェー
ンの屈曲はスプロケット部分を除いて少くとも12ミリ
のアールをもつ滑らかな面に沿うようになしてある。6
0は横柱に装着したボールベアリング、61は荷台に装
着したボールベアリングでいずれも駆動軸が挿通し、ラ
ジカル及びスラストの力に対して駆動軸を滑らかに回転
させる。駆動軸にはウオームの前後と、ボールベアリン
グ61の上部に接してそれぞれスナップリングが装着す
る。62は駆動軸に刻んだキー溝に装着したキーであ
る。63は駆動軸に対して、キー62のため回転方向は
錠止し、上下方向には移動自在に装着したクラッチ片で
前後用ウオーム55の切欠部56と係合しうる切欠部6
4と、周縁に刻まれた溝65を有する。66は電磁ソレ
ノイドで縦柱に固着する。67は電磁ソレノイドに装着
したホークレバーで溝65に係合する。電磁ソレノイド
に電流が流れれば、ホークレバーはクラッチ片63を押
しあげて駆動軸の回転を前後用ウオームに伝え、電流が
切れれば、ホークレバーは下がり駆動軸と前後用ウオー
ムの結合がはずれる。68は縦柱及び横柱に設けた注油
孔である。69は完全防水の携帯可能な上下前後用スイ
ッチで押しボタン4個を内臓する。この押しボタンはボ
タンを指で押している間だけスイッチが閉じる。押しボ
タンは左から上昇、下降、前進、後退となっている。こ
のスイッチは使用しないとき腰かけの下70の位置にお
かれる。71は電源凾で本装置から室内にあるコンセン
トにいたるコード及び上下前後用スイッチ69を70の
位置から移動させるためのコード(自動巻取器付)が内
臓される。72はキャリヤーに固着したリミットスイッ
チで上下用チェーンが上昇し、ハンガーが接触したとき
図5の72のスイッチが開く。73は横柱の右端に装着
した自動巻取器で、リミットスイッチ72にいたるコー
ドをキャリヤーの移動につれて伸縮させる。74は縦柱
の支点46の下に装着したリミットスイッチで、上下用
チェーンを環状にとりまいており、ハンガーが降下して
上下用チェーンがこのリミットスイッチに接触したとき
図5のスイッチ74が開く。75と76のリミットスイ
ッチはキャリヤーがこれに接触したとき図5の75又は
76が開く。図5は全体の電気回路である。モーターは
コンデンサーモーターとなっている。次に図6と図7で
身体保持具33について記す。身体保持具はパンツ式ベ
ルト81、巾広の首ベルト82、脇ベルト83及び膝ベ
ルト84からなる。パンツ式ベルトは体重の大部分を支
える。パンツ式ベルトはパンツ85とパンツに縫合した
ベルト部分86からなり、ベルト部分は袋状ベルトでこ
の中の、ベルトの両サイドのうち上半身に近い部分に細
くて丈夫なひも87(実施例では外皮ナイロン、芯ケブ
ラーの直径1.5ミリのひも)が縫いこんである。その
ひもを図7の点線で示す。なお排便の便利のためパンツ
の臀部を開閉可能にしてもよい。[Structure] The structure of Embodiment 1 will be described with reference to FIGS. 1 is a trolley, 2 is a luggage carrier, 3 is two wheels mounted on the luggage carrier, 4 is two casters that can be easily rotated, 5 is a seat for a disabled person, 6 is a pair when an assistant moves the device. Hand push rod, 7 a step for a disabled person to put a foot on, 8 arm rests, 9 a backrest, 10 a motor case fixed to the bed, 11 a balance weight installation plate fixed to the tail of the bed,
12 is an anti-rocking wheel mounted on the balance weight installation plate, 13 is a pair of weight support rods fixed to both sides of the balance weight installation plate, and 14 is a weight balance weight having holes through which two weight support rods are inserted. Several are installed. A known braking device is mounted on the wheels, but it is omitted in the drawing. The carriage is movable and rotatable, and has a limited bottom area. The size of the washroom in a home bathroom is usually 90 cm square. Since the trolley rotates in the washroom, the longest bottom area of the trolley is 90 cm or less. In practice, the dolly is 70 cm deep and 55 cm wide and the diagonal is 89 cm. Step 7 projects 9 cm at the longest part in the center in a half-moon shape, and is 89 cm at the position of the step of the bottom area of the carriage. Reference numeral 21 is a vertical column fixed to the loading platform 2. The armrest 8 and the backrest 9 reinforce the column. Normally, the height of the house is 180 cm, so the total height of this device must be less than that. 1 in the embodiment
It is 60 cm. In order for the device to move freely inside the house, the size of the device is, for example, 7
It must fit in a cube 0 cm x 55 cm and 160 cm in height (hereinafter referred to as a proper cube). The part projecting from it becomes a mechanism to be housed in a proper cube as needed. Next, reference numeral 22 denotes a fixed horizontal column which is mounted substantially horizontally on the upper end of the vertical axis. 23 is a rotating horizontal column, which is attached to the end of the fixed horizontal column,
The hinge 24 can rotate 180 degrees. The fixed horizontal column and the rotating horizontal column are collectively called a horizontal column. Reference numeral 25 is a rotating horizontal pillar locking rod. Reference numeral 26 denotes a fixed horizontal column receiving cylinder, and 27 denotes a rotating horizontal column receiving cylinder, which are fixed to the fixed horizontal column 22 and the rotating horizontal column 23, respectively.
The rotating horizontal column lock bar is always inserted into the fixed horizontal column receiving cylinder,
When locking the fixed horizontal pillar and the rotary horizontal pillar in a straight line, the rotary horizontal pillar locking rod 25 is moved to the left in FIG. 1 to be inserted into the rotary horizontal pillar receiving cylinder. When rotating the rotating horizontal pillar, the rotating horizontal pillar locking rod 25 is moved to the right in FIG. 1 and separated from the rotating horizontal pillar receiving cylinder. The operation is performed with the lever 28. When the fixed horizontal column and the rotating horizontal column are aligned with each other, the tip of the rotating horizontal column projects 50 cm from the intrinsic cube, and when it is bent 180 degrees, it fits inside the intrinsic cube. 30 is a vertical chain for raising and lowering the handicapped person, 31 is a hanger attached to the lower end of the chain,
Carabiner (ring that can be opened and closed) 32 at both ends of the hanger
Put on. 33 is a body-holding tool composed of four belts for holding a disabled person, and these four belts are rings 3
4 and the carabiner 32, respectively. The hanger moves up and down with the handicapped person hanging up and down and back and forth along the aligned horizontal pillar. There are various known mechanisms for moving the hanger up and down and back and forth manually or by an electric motor. Next, the mechanism of this device will be described. The horizontal pillar is a well-known carrier rail, and the inside of this rail is 4
The carrier 36 consisting of individual pulleys moves. 37 is a 100-volt AC motor capable of reversing, 38 is a pulley fixed to the rotating shaft of the motor, and 39 is a drive shaft which is rotatable with respect to the vertical column 21. Reference numeral 40 is a pulley fixed to the drive shaft, and 41 is a V belt. The other end of the vertical chain 30 is bent by a pulley installed in the center of the carrier 36, and the vertical sprocket 44 and the vertical sprocket case 45 are attached.
After that, it hangs in the vertical column. Since the ends of the vertical chains 30 are connected to the fulcrums 46 fixed to the vertical columns, the vertical chains hang down inside the vertical columns in a double state. 47
Is a vertical worm wheel fixed to the vertical sprocket, and 48 is a vertical worm that meshes with the vertical worm wheel and is fixed to the drive shaft 39. An upper and lower wheel shaft 49 is fixed to the horizontal column and is rotatable with the upper and lower worm wheels. 50 is a front and rear chain, and one end is a pulley 51 at the tip.
Then, it is bent 180 degrees and fixed to the carrier 36. The other end of the front-rear chain hangs through the front-rear sprocket 52 and the front-rear sprocket case 53 into the vertical column. Reference numeral 54 is a front and rear worm wheel fixed to the front and rear sprockets, and 55 is a front and rear worm that meshes with the front and rear worm wheel and is rotatably mounted on the drive shaft. The 56 parts of the front and rear worms are notches for the clutch.
A front and rear wheel shaft 59 is fixed to the horizontal and vertical columns and is rotatable with respect to the front and rear worm wheel 54. The bend of the chain is made so as to follow a smooth surface having an radius of at least 12 mm except for the sprocket part. 6
Reference numeral 0 is a ball bearing mounted on a horizontal column, 61 is a ball bearing mounted on a bed, and the drive shaft is inserted into each of the ball bearings to smoothly rotate the drive shaft against the force of radicals and thrust. Snap rings are attached to the drive shaft in front of and behind the worm and in contact with the upper portion of the ball bearing 61. Reference numeral 62 is a key mounted in a key groove formed on the drive shaft. Reference numeral 63 denotes a key 6 for the drive shaft, which is locked in the rotational direction due to the key 62, and a notch 6 that can be engaged with the notch 56 of the front and rear worm 55 by a clutch piece that is movably mounted in the vertical direction.
4 and a groove 65 carved on the periphery. 66 is an electromagnetic solenoid fixed to the vertical column. 67 is a hawk lever attached to the electromagnetic solenoid, and engages with the groove 65. When a current flows through the electromagnetic solenoid, the hawk lever pushes up the clutch piece 63 to transmit the rotation of the drive shaft to the front and rear worms. When the current is cut off, the hawk lever lowers and the drive shaft and front and rear worms are disengaged. . Reference numeral 68 denotes oiling holes provided in the vertical columns and the horizontal columns. The 69 is a completely waterproof and portable switch for up / down and front / rear, and has four push buttons. This push button closes only while you are pushing it with your finger. The push buttons are ascending, descending, forward and backward from the left. This switch is in the lower 70 position of the stool when not in use. Reference numeral 71 denotes a power source, and a cord (with an automatic winder) for moving the cord from the present device to an outlet in the room and the switch 69 for up / down and front / rear from the position of 70 is incorporated. 72 is a limit switch fixed to the carrier, and when the upper and lower chains are raised and the hanger comes into contact, the switch 72 in FIG. 5 opens. Reference numeral 73 is an automatic winder mounted on the right end of the horizontal column, and the cord reaching the limit switch 72 is expanded and contracted as the carrier moves. Reference numeral 74 is a limit switch mounted below the fulcrum 46 of the vertical column, and the upper and lower chains are arranged in an annular shape. When the hanger descends and the upper and lower chains contact this limit switch, the switch 74 of FIG. 5 opens. The 75 and 76 limit switches open 75 or 76 in FIG. 5 when the carrier contacts it. FIG. 5 shows the entire electric circuit. The motor is a condenser motor. Next, the body holder 33 will be described with reference to FIGS. 6 and 7. The body holder comprises a pants-type belt 81, a wide neck belt 82, a side belt 83 and a knee belt 84. Pants belts support most of your weight. The pant-type belt comprises a pant 85 and a belt portion 86 sewn to the pant. The belt portion is a bag-shaped belt, and a thin and durable string 87 (in the embodiment, the outer skin) is attached to a portion of both sides of the belt close to the upper body. Nylon, 1.5 mm diameter string of core Kevlar) is sewn in. The string is shown by the dotted line in FIG. The buttocks of the pants may be opened and closed for the convenience of defecation.
【0007】[0007]
【作用】次に本装置の動作を説明する。まず本装置の平
衡(バランス)について記す。ハンガー31は身障者を
吊り下げたまま横柱にそって前後に移動する。キャスタ
ー4が台車のほぼ先端に位置するので、ハンガーが固有
立方体から離れているときに、本装置にはキャスターと
床との接触部80を中心とする主として身障者の体重に
もとずく左回りのモーメント及び本装置の重量にもとず
く右回りのモーメントが作用する。ハンガーが横柱の先
端に位置するとき左回りのモーメントはもっとも大きく
本装置の重量では平衡しない。それを補うために台車の
後尾にある平衡錘設置板に体重平衡錘14を必要個数の
せる。実施例では厚さ2cm、巾20cm、長さ40c
mの鉄板で重さ約12kgである。80kg必要とすれ
ば7個で高さ14cmとなる。体重平衡錘が重すぎるこ
とについては平衡に関して支障がない。次に本装置を用
いて身障者を入浴させる順序を記す(浴槽の底は洗い場
より30cmほど低い)。まず介助者はベッドに寝てい
る身障者にパンツ式ベルトをはかせる。身障者の両足を
図7の88の部分に入れ、一方の足を89から他の足を
90から外に出し、パンツ式ベルトを膝から股にあげ
る。腰にはかせるとき介助者はベルト部分86のうち9
1近傍をひも87が上半身に向くようにまたとくに端に
あるひもの部分に力を入れて上方に向って強く引く。ひ
ものためベルト部分86は丸まることなく身障者の腰と
寝具の間に侵入する。次に92の方を同様に強く引く、
これを交互にくり返せばパンツ式ベルトを容易にはかせ
ることが出来る。次に本装置をベッドに近づけ回転横柱
を延ばす。ハンガーには首ベルト、脇ベルト及び膝ベル
トを結合する。横柱の先端は固有立方体から50cm突
き出しており他方ベッドの巾は通常1mである。また本
装置はキャスターのため容易に回転するので、横柱の先
端を身障者の腰の真上に位置させることが出来る。介助
者は携帯用の上下前後用スイッチ69を操作してハンガ
ーを十分におろしパンツ式ベルトの2つのリングをハン
ガーの両端のカラビナにかけ次に首ベルト、脇ベルト及
び膝ベルトを身障者の該当部にそれぞれかける。携帯用
の上下前後用スイッチを操作し身障者を吊りあげ(図
6)後進と降下によって身障者を介助しつつ腰かけに坐
らせる。次に回転横柱を回して固有立方体内に収め、手
押棒を押して浴室に移動する。洗い場に入り装置を回転
させて横柱を浴槽の中心に向ける。このとき身障者の足
が浴槽につかえるときには、携帯用のスイッチを操作し
てその分だけ持ちあげて回す。車輪にブレーキをかけ
る。横柱をのばし、携帯用のスイッチ69を操作して身
障者の上昇、前進、降下を、身障者を介助しつゝ行い、
身障者を湯につける。同様にして身障者を洗い場に移し
て洗いその後ふたたび浴槽につける。入浴が終れば前記
の操作を逆に行ってベッドに戻る。Next, the operation of this device will be described. First, the balance of this device will be described. The hanger 31 moves back and forth along the horizontal pillar while suspending the disabled person. Since the casters 4 are located almost at the tip of the dolly, when the hanger is away from the proper cube, the device has a counterclockwise rotation centering on the contact portion 80 between the casters and the floor, which is mainly based on the weight of the disabled person. A clockwise moment acts based on the moment and the weight of the device. The counterclockwise moment is the largest when the hanger is located at the end of the horizontal column and is not balanced by the weight of the device. In order to make up for it, the required number of weight balance weights 14 are placed on the balance weight installation plate at the rear of the bogie. In the embodiment, the thickness is 2 cm, the width is 20 cm, and the length is 40 c.
It is an iron plate of m and weighs about 12 kg. If 80 kg is needed, 7 pieces will be 14 cm in height. There is no problem with the balance that the weight balance weight is too heavy. Next, the order of bathing a person with a disability using this device is described (the bottom of the bathtub is about 30 cm lower than the washroom). First, the caregiver puts on a pants-type belt for the disabled person sleeping in the bed. Put both feet of the handicapped person in the part 88 of FIG. 7, put one foot out from 89 and the other out from 90, and raise the pants belt from the knee to the crotch. When putting it on the waist
In the vicinity of 1, pull the string 87 upward so that the string 87 faces the upper half of the body and especially the part of the string at the end. Because of the string, the belt portion 86 does not roll up and penetrates between the waist and the bedding of the physically handicapped person. Next, pull 92 strongly as well,
By repeating this alternately, you can easily put on a pants-type belt. Next, the device is brought close to the bed and the rotating horizontal column is extended. Attach the neck belt, armpit belt and knee belt to the hanger. The tip of the horizontal column projects 50 cm from the characteristic cube, while the width of the bed is usually 1 m. Further, since this device is a caster and easily rotates, the end of the lateral column can be positioned right above the waist of the handicapped person. The caregiver operates the portable up / down front / rear switch 69 to fully lower the hanger, hang the two rings of the pant-type belt on the carabiner at both ends of the hanger, and then place the neck belt, armpit belt, and knee belt on the affected area. Call each one. Operate the portable up / down and front / rear switches to lift the disabled person (Fig. 6) and sit on his back while assisting the disabled person by moving backward and downward. Next, turn the rotating horizontal column to fit it into the unique cube and push the push rod to move it to the bathroom. Enter the washroom and rotate the device to orient the horizontal pillar toward the center of the bathtub. At this time, if the handicapped person's foot gets stuck in the bathtub, operate the portable switch to lift it up and turn it. Brake the wheels. Extend the horizontal pillar and operate the portable switch 69 to raise, move forward, and lower the handicapped person to assist them.
Put the handicapped person in hot water. Similarly, move the disabled to the washing area, wash them, and then put them in the bathtub again. After bathing, reverse the above procedure and return to bed.
【0008】[0008]
【発明の効果】本装置では横柱の回転は装置を回転させ
ることによって行うので身障者と体重平衡錘のバランス
がくずれることはない。また本装置を手押棒で動かすと
きは身障者は腰かけに坐っているので、本装置が不安定
になることはない。In this device, since the horizontal column is rotated by rotating the device, the balance between the handicapped person and the weight balance weight is not lost. Further, when the device is moved by the push rod, the disabled person sits on his / her back, so that the device is not unstable.
【0009】[0009]
【実施例の2】次に実施例の2について記す。実施例の
1では、荷台に体重平衡錘をのせるため装置全体が重く
なる。この実施例はこの点を改善するが他方操作誤りに
伴なう危険が生ずる。その方法は平衡錘設置板に体重平
衡錘をのせる代りに介助者が乗り、不足分があればまた
次に述べる理由により若干量の体重平衡錘を予め乗せる
方法である。このことによる操作上の不都合は次のもの
である。介助者が平衡錘設置板に乗ることを忘れてスイ
ッチを操作することまた平衡錘設置板に乗って操作して
いるとき不用意に平衡錘設置板からおりることである。
この不都合の発生を防止するため次のように改装する。
携帯用の上下前後用スイッチ69を縦柱の図1の78近
傍に固着する。またこのスイッチボックスの周囲を高く
して、介助者が平衡錘設置板に乗らない限り押ボタンの
操作が困難となるようにする。又はフートスイッチを設
け介助者が平衡錘設置板にのらなければスイッチの操作
を不能にする。また不用意に平衡錘設置板からおりるの
を防止するため、2つの手押棒6の一方に図1に示す安
全ロープ94の一端を固着し、ロープの他端にフック9
5を固着する。他の手押棒にリングを固着し、常時フッ
ク95をそのリングにかけておく。介助者が平衡錘設置
板にのるときフックをリングから外して乗った後このロ
ープを腰にまわしてフックをリングにかける。フックを
リングからはずさない限り平衡錘設置板からおりられな
いので不用意におりることを防止できる。しかしながら
携帯用のスイッチは前記のごとく身障者を湯につけると
き等に必要なので、78に固定した上下前後用スイッチ
のほか携帯用の上下用スイッチ79を図1の70の位置
におく。また介助者が平衡錘設置板に乗って身障者を浴
槽におろすとき身障者が湯につかれば体重が軽くなる。
ある程度つかったとき介助者は平衡錘設置板からおりて
身障者を介助することが必要である。このため平衡錘設
置板にのせる体重平衡錘はこの操作のやりやすさを考慮
して定める。また浴槽から洗い場に移すときには、洗い
場に身障者保護のための身障者の状況にあわせた低い椅
子とかマットをおくのが望ましい。図8は実施例2の電
気配線図である。Second Embodiment Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, since the weight balance weight is placed on the platform, the entire device becomes heavy. This embodiment improves this point, but on the other hand presents a risk associated with operational error. The method is a method in which an assistant is placed on the balance weight installation plate instead of placing the weight balance weight, and if there is a shortage, a small amount of weight balance weight is placed in advance for the reason described below. The operational inconvenience resulting from this is as follows. The caregiver forgets to ride on the balance weight installation plate and operates the switch, and carelessly exits from the balance weight installation plate when operating on the balance weight installation plate.
In order to prevent this inconvenience from occurring, the following modifications are made.
A portable up / down front / rear switch 69 is fixed to the vertical column near 78 in FIG. In addition, the circumference of this switch box is raised so that it becomes difficult to operate the push button unless the caregiver gets on the balance weight installation plate. Alternatively, a foot switch is provided so that the switch cannot be operated unless an assistant rides on the balance weight installation plate. Further, in order to prevent the balance weight installation plate from being unintentionally removed, one end of the safety rope 94 shown in FIG. 1 is fixed to one of the two hand push rods 6, and the hook 9 is attached to the other end of the rope.
Fix 5 The ring is fixed to the other hand push rod, and the hook 95 is always hooked on the ring. When the caregiver rides on the balance weight installation plate, remove the hook from the ring and ride it, then turn this rope around the waist and hang the hook on the ring. Unless the hook is removed from the ring, it cannot be removed from the balance weight installation plate, preventing accidental removal. However, since the portable switch is necessary when the person with a physical disability is immersed in hot water as described above, the portable up / down switch 79 is placed at the position 70 in FIG. In addition, when the caregiver rides on the balance weight installation plate and drops the disabled person into the bathtub, the weight of the disabled person will be lighter if he / she is immersed in hot water.
When used to a certain extent, it is necessary for the caregiver to assist the handicapped person by moving out of the balance weight installation plate. Therefore, the weight balance weight to be placed on the balance weight installation plate should be determined in consideration of the ease of this operation. When moving from the bathtub to the washroom, it is desirable to put a low chair or a mat in the washroom to protect the handicapped person according to the situation of the handicapped person. FIG. 8 is an electrical wiring diagram of the second embodiment.
【0010】[0010]
【実施例の3】次に実施例の3について記す。この装置
は、平素は入浴に用い緊急のとき脱出に用いる。図1を
図9及び図10のように改装する。なおこの装置では身
障者の体重の平衡は体重平衡錘のみによって行い、介助
者は平衡錘設置板には乗らない。又は平素は介助者が乗
るが緊急時、介助者の体重と、脱出に用いる車椅子の重
さに相当する体重平衡錘を平衡錘設置板にのせる。縦柱
100と横柱101の固着をはずし、横柱が揺動軸10
2を中心として揺動できるようにする。横柱は平素は支
持軸103が104の部分に接触し横柱をほぼ水平に保
つ。緊急時、介助者が図9の揺動軸102の左方の横柱
を押し上げれば、突起105がばねの力で突起部分に対
応する縦柱に穿たれた孔に喰いこみ、横柱は縦柱に図9
のごとく傾むいて錠止する。図1で横柱及び縦柱の接合
部に装着したスプロケット、ウオーム、ウオームホイー
ル、電磁ソレノイド等をはずしそれらを台車に図10の
ように装着する。106は直流電動機及び蓄電池、10
7は上下用ウオーム、108はそれと噛合する上下用ウ
オームホイール、109はそれに固着した上下用台車側
スプロケット、110は揺動軸102に回転自在に装着
した上下用横柱側スプロケット、111は109と11
0を結合する上下用ローラーチェーン、112は上下用
横柱側スプロケット110に固着した上下用スプロケッ
ト、113は112に係合する上下用チェーンで図1の
上下用チェーン30と同様に動作する。家庭用チェーン
114を動かす機構も上下用チェーン113の場合と同
様であるが、前後用ウオーム115は電磁ソレノイド1
16によって第1実施例の場合と同様にモーターの回転
を、必要なときにのみ伝える。横柱の先端には2つの緩
降具を吊るすためのフック118が固着する。図には記
してないがこれに用いるハンガーの横棒の中央に緩降具
用リングを固着しそれに上下用チェーンを固着する。1
19はスイッチで横柱が水平のとき開いているが横柱を
図9のように傾けたとき閉じる。このスイッチは図5及
び図8の点線119に示す。次にこの装置の動作を記
す。次の順序で行う。窓からの脱出のさい身障者がのる
車椅子には、予め左右のひじかけにそれぞれ一端にリン
グを固着したハンガー結合ベルトを装着する。緊急時介
助者はその車椅子と本装置をベッドの近くに運ぶ、本装
置の回転柱を一直線にして錠止し先端のフック118に
公知の一方向式緩降具121、2個を結合し、そのうち
1個から垂れ下がった降下ロープの先端のカラビナを横
柱を傾けたとき手の届くところまでひきおろす。横柱を
傾けて錠止し、装置を動かして横柱の先端を身障者の上
にもってくる。身障者にパンツ式ベルトをはかせ、ハン
ガーを下ろし身体保持具をハンガーに結合する。身障者
を吊り上げ車椅子の上におろし、車椅子の前記ハンガー
結合ベルトの先のリングをハンガーのカラビナ120に
結合する。車椅子に乗った身障者を吊り上げ緩降具から
垂れさがったロープの先端のカラビナを前記ハンガー中
央の緩降具用リングに結合する。身障者を更に吊りあげ
図9のように脱出すべき窓から外に出す。介助者は降下
ボタンを押しつづける。上下用チェーンは図1のリミッ
ター74をへて46の支点に結合しているのでやがてリ
ミッター74が作用して図5の74のスイッチが開く、
しかしながら119のスイッチが閉じているので、モー
ターはとまることなく回転をつづける。チェーンは支点
46から容易にはずれるようにしてあるので、チェーン
は支点からはずれ上下用スプロケットからもはずれる。
このとき身障者及び車椅子の重量は一方向式緩降具の降
下ロープにかかり、以後、降下ロープはくり出され、身
障者は地上につく。この後、介助者は他の一方向式緩降
具を使用して降下する。Third Embodiment Next, a third embodiment will be described. This device is normally used for bathing and for escape in an emergency. FIG. 1 is modified as shown in FIGS. 9 and 10. In this device, the weight of the handicapped person is balanced only by the weight balance weight, and the caregiver does not ride on the balance weight installation plate. Or, in the case of an emergency, a helper rides, but in an emergency, a weight balance weight corresponding to the weight of the helper and the weight of the wheelchair used for escape is placed on the balance weight installation plate. The vertical column 100 and the horizontal column 101 are removed from each other, and the horizontal column is the swing shaft 10.
Allow swinging around 2. As for the horizontal pillar, the support shaft 103 is in contact with the portion of the support shaft 103 to keep the horizontal pillar substantially horizontal. In an emergency, if the caregiver pushes up the horizontal pillar on the left side of the swing shaft 102 in FIG. 9, the protrusion 105 will be bitten by the spring force into the hole formed in the vertical pillar corresponding to the protrusion, and the horizontal pillar will Figure 9 on the vertical column
It locks like a tilt. Remove the sprockets, worms, worm wheels, electromagnetic solenoids, etc. attached to the joints of the horizontal and vertical columns in FIG. 1 and attach them to the dolly as shown in FIG. 106 is a DC motor and a storage battery, 10
7 is a vertical worm, 108 is a vertical worm wheel that meshes with the vertical worm wheel, 109 is a vertical trolley side sprocket fixed to the worm wheel, 110 is a vertical stanchion side sprocket rotatably mounted on the swing shaft 102, and 111 is 109. 11
A vertical roller chain for coupling 0, 112 is a vertical sprocket fixed to the vertical horizontal column side sprocket 110, and 113 is a vertical chain that engages with 112, and operates in the same manner as the vertical chain 30 of FIG. The mechanism for moving the household chain 114 is similar to that of the up / down chain 113, but the front / rear worm 115 includes the electromagnetic solenoid 1
By means of 16, the rotation of the motor is transmitted only when necessary, as in the first embodiment. A hook 118 for suspending the two loosening implements is fixed to the tip of the horizontal column. Although not shown in the figure, the slow-moving tool ring is fixed to the center of the horizontal bar of the hanger used for this, and the upper and lower chains are fixed to it. 1
Reference numeral 19 denotes a switch which is opened when the horizontal column is horizontal, but is closed when the horizontal column is tilted as shown in FIG. This switch is shown by the dotted line 119 in FIGS. Next, the operation of this device will be described. Do in the following order: For wheelchairs that can be used by persons with disabilities when escaping through a window, wear hanger joint belts with rings attached to the left and right armrests in advance. The emergency caregiver carries the wheelchair and the device near the bed, locks the rotating column of the device in alignment, and connects the hook 118 at the tip with two known one-way loosening devices 121, Pull down the carabiner at the end of the descent rope that hangs down from one of them to a place where it can be reached when the horizontal column is tilted. Tilt the horizontal pillar to lock it, and move the device to bring the tip of the horizontal pillar onto the disabled. Put the pants-type belt on the handicapped person, lower the hanger and connect the body holder to the hanger. The handicapped person is lifted and lowered onto a wheelchair, and the tip ring of the hanger coupling belt of the wheelchair is coupled to the carabiner 120 of the hanger. A handicapped person in a wheelchair is lifted up and a carabiner at the end of the rope hanging from the slow-moving tool is connected to the slow-moving tool ring at the center of the hanger. The person with a physical disability is further hung up, and as shown in FIG. The caregiver continues to press the descent button. Since the upper and lower chains are connected to the fulcrum of 46 through the limiter 74 of FIG. 1, the limiter 74 will act and the switch 74 of FIG. 5 will eventually open.
However, since the switch of 119 is closed, the motor continues to rotate without stopping. Since the chain is easily deviated from the fulcrum 46, the chain deviates from the fulcrum and can be disengaged from the vertical sprocket.
At this time, the weight of the disabled person and the wheelchair is applied to the descending rope of the one-way loosening tool, and thereafter, the descending rope is rolled out, and the disabled person gets on the ground. After this, the caregiver descends using the other one-way slow-moving device.
【0011】[0011]
【機構の変形】次にハンガーを上下及び前後させる機構
の他の例を図11に示す。122は縦柱、123は横
柱、124は移動チェーンブロックで公知の電動式チェ
ーンブロックに4個の滑車を装着し、横柱のキャリヤー
レールを移動できるようにしたものである。125は移
動チェーンブロック124に係合する上下用チェーン
で、上下用チェーンの一端はハンガー126に他端は縦
柱内に垂れ下がる。127は前後用チェーンで駆動用ス
プロケット128と先端スプロケット129に係合し前
後用チェーンの両端は移動チェーンブロックに固着す
る。130は駆動用スプロケットに固着したウオームホ
イールで、モーター131とウオーム132によって駆
動する。133はコードの自動巻取器である。本機構の
動作は明らかである。なお本装置の移動は、介助者の人
力によらずモーターとか内燃機関の駆動でもよい。[Modification of Mechanism] Next, another example of the mechanism for moving the hanger up and down and back and forth is shown in FIG. Reference numeral 122 is a vertical column, 123 is a horizontal column, and 124 is a moving chain block. Four known pulleys are attached to a known electric chain block so that a carrier rail of the horizontal column can be moved. Reference numeral 125 denotes a vertical chain that engages with the movable chain block 124. One end of the vertical chain hangs down on the hanger 126 and the other end hangs down inside the vertical column. Reference numeral 127 is a front-rear chain, which is engaged with a drive sprocket 128 and a tip sprocket 129, and both ends of the front-rear chain are fixed to a movable chain block. Reference numeral 130 is a worm wheel fixed to a drive sprocket and driven by a motor 131 and a worm 132. 133 is an automatic code winder. The operation of this mechanism is clear. It should be noted that the movement of this device may be driven by a motor or an internal combustion engine without depending on the human power of an assistant.
【図1】実施例1の装置の正面図で部品の位置を示すも
のFIG. 1 is a front view of the apparatus according to the first embodiment and shows the positions of parts.
【図2】図1を向って左方から眺めた図FIG. 2 is a view seen from the left side of FIG.
【図3】縦柱の自動巻取器73を除く縦柱と横柱の接合
部近傍を示すもので図4をA−Aで切断した断面図FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 4 showing the vicinity of a joint between a vertical column and a horizontal column, excluding the vertical column automatic winder 73.
【図4】図3をB−Bで切断した断面図FIG. 4 is a sectional view taken along line BB in FIG.
【図5】図1の装置の電気配線図5 is an electrical wiring diagram of the device of FIG.
【図6】図1の装置の身体保持具に身障者を吊した図FIG. 6 is a view in which a handicapped person is hung on the body holder of the apparatus shown in FIG.
【図7】身体保持具の一部であるパンツ式ベルト81を
示すFIG. 7 shows a pants-type belt 81 which is a part of a body holder.
【図8】実施例の2の装置の電気配線図FIG. 8 is an electrical wiring diagram of the device of Example 2;
【図9】実施例の3の装置を用いて身障者を窓から脱出
させる図FIG. 9 is a diagram showing how a person with a physical disability escapes from a window by using the device of Example 3;
【図10】実施例の3の装置の機構を説明する図FIG. 10 is a view for explaining the mechanism of the device of Example 3;
【図11】ハンガーを上下及び前後させる別の機構の見
取図FIG. 11 is a schematic view of another mechanism for moving the hanger up and down and back and forth.
1 台車 7 ステップ 11 平衡錘設置板 14 体重平衡錘 21 縦柱 33 身体保持具 36 キャリヤー 39 駆動軸 1 bogie 7 steps 11 balance weight installation plate 14 weight balance weight 21 vertical column 33 body holder 36 carrier 39 drive shaft
─────────────────────────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────── ───
【手続補正書】[Procedure amendment]
【提出日】平成3年6月4日[Submission date] June 4, 1991
【手続補正1】[Procedure Amendment 1]
【補正対象書類名】明細書[Document name to be amended] Statement
【補正対象項目名】全文[Correction target item name] Full text
【補正方法】変更[Correction method] Change
【補正内容】[Correction content]
【書類名】 明細書[Document name] Statement
【発明の名称】 身障者入浴装置[Title of the Invention] Bathing device for people with disabilities
【特許請求の範囲】[Claims]
【発明の詳細な説明】Detailed Description of the Invention
【0001】[0001]
【産業上の利用分野】本発明になる装置は、身体不自由
な人(以下身障者という)が使用する公知の車椅子を改
装することによって、身障者を日本家屋の畳の上の寝具
とかベッドから一名の介助者によって、家庭用浴槽に入
れる装置である。また本装置に公知の緩降具を付加する
ことによって、火災等の緊急時、身障者を公知の車椅子
に乗せたまま高層建物の窓から脱出、降下させる装置で
ある。BACKGROUND OF THE INVENTION The device according to the present invention is designed to remodel a publicly known wheelchair used by a physically handicapped person (hereinafter referred to as a physically handicapped person) so that the disabled person can be removed from a bed or bed on a tatami mat in a Japanese house. It is a device that can be put into a domestic bathtub by a caregiver. In addition, by adding a known slow-moving tool to this device, in the event of an emergency such as a fire, the disabled person escapes from the window of a high-rise building and descends while staying on a known wheelchair.
【0002】[0002]
【従来の技術】従来の入浴装置は家屋の改修を必要とす
る。すなわち天井にレールを設け、身障者を吊り下げて
運ぶものであるが、日本家屋の一般家庭ではその工事は
容易ではない。また緊急時身障者が車椅子に乗ったまま
窓から脱出する装置は存在しない。2. Description of the Related Art Conventional bathing equipment requires renovation of a house. In other words, rails are installed on the ceiling and people with disabilities are hung and carried, but this work is not easy for ordinary households in Japanese houses. Moreover, there is no device for an emergency person to escape from the window while sitting on a wheelchair.
【0003】[0003]
【発明が解決しようとする課題】 1.浴室の洗い場で身障者を吊り上げ浴槽の中心に下ろ
すためには、装置から腕を50cmほど突き出さなくて
はならない。この状態は装置を転倒させる。すなわち第
一の課題は身障者を浴槽に入れるときの平衡(安定)で
ある。 2.浴槽に入れるためには腕によって身障者を吊り上げ
なくてはならない。他方、その装置が畳の上の寝具から
浴室にいたるとき、通常廊下の曲り角などを通過するこ
とになるので、装置の大きさはとくに底面積が制限され
る。そういう装置で身障者を吊り下げて運ぶときには転
倒の危険が大きい。すなわち第二の課題は移動中の安定
である。[Problems to be Solved by the Invention] 1. In order to lift a person with a disability to the center of the bathtub in the bathroom washroom, the arm must be projected about 50 cm from the device. This condition causes the device to tip over. That is, the first issue is the equilibrium (stability) when putting a disabled person in a bathtub. 2. In order to enter the bathtub, the handicapped person must be lifted by his arm. On the other hand, when the device reaches the bathroom from the bedding on the tatami mat, it usually passes through a corner of the corridor, etc., so that the size of the device is particularly limited in its bottom area. There is a high risk of falling when a person with a disability is suspended and carried by such a device. That is, the second problem is stability during movement.
【0004】[0004]
【課題を解決するための手段】 1.前記第一の課題は、次の二点によって解決する。第
一点は次のものである。装置の前方に突き出した腕に身
障者を吊るすことによる平衡は装置の後部に体重平衡錘
を設置することによって解決する。又は体重平衡錘の代
わりに介助者がのる。次に第二点を記す。身障者を浴槽
に入れるためには腕の方向を変える必要がある。もし装
置はそのままで腕のみ回転させたとすれば、前記平衡が
くずれる。平衡をくずさないためには装置全体が洗い場
で回転しなくてはならない。洗い場の大きは通常90c
m角である。本装置は奥行70cm、巾55cmである
ので対角線89cmとなって回転出来る(装置そのもの
を重くすれば腕のみの回転が可能となる)。 2.第二の課題は次のように解決する。本装置は突き出
た腕の先に吊り下げた身障者を、上下させまた突き出た
腕にそって前後させることが出来る。この操作を行うと
きは装置は停止し、車輪にはブレーキをかけ、また介助
者が介助するので不安定とはならない。またこの動作に
より身障者は、装置に設置された腰かけに座ることが出
来る。装置の移動はすべて身障者が腰かけに座った状態
で行うので公知の車椅子同様となり、転倒の危険はな
い。[Means for Solving the Problem] 1. The first problem is solved by the following two points. The first point is as follows. Equilibrium by suspending the disabled person on the arm protruding in front of the device is solved by placing a weight balance weight on the back of the device. Or, a caregiver rides instead of the weight balance weight. The second point is described below. It is necessary to change the direction of the arm to put the handicapped person in the bathtub. If only the arm is rotated while the device remains the same, the equilibrium is broken. The entire device must rotate in the washroom to maintain balance. The size of the washroom is usually 90c
It is m square. Since this device has a depth of 70 cm and a width of 55 cm, it can rotate with a diagonal line of 89 cm (only the arm can rotate if the device itself is heavy). 2. The second problem is solved as follows. This device can move a person with a disability suspended above the protruding arm up and down and back and forth along the protruding arm. When this operation is performed, the device is stopped, the wheels are braked, and the caregiver assists, so there is no instability. In addition, this operation allows the handicapped person to sit on the stool installed in the device. Since all movements of the device are performed while the disabled person is sitting on his / her back, the movement is similar to that of a known wheelchair, and there is no risk of falling.
【0005】[0005]
【実施例の1】実施例の1と2は入浴装置に関するもの
である。実施例の3は平素は入浴装置として使用し緊急
のとき脱出装置として使用する。次に実施例の1につい
て記す。Embodiment 1 Embodiments 1 and 2 relate to a bathing apparatus. In Example 3, plain is used as a bathing device and used as an escape device in an emergency. Next, Example 1 will be described.
【0006】[0006]
【構成】実施例の1の構成を図1ないし図8にもとずい
て説明する。1は台車、2は荷台、3は荷台に装着した
2個の車輪、4は2個の回転容易なキャスター、5は身
障者が座る腰かけ、6は介助者が本装置を動かすときの
1対の手押棒、7は身障者が足をのせるステップ、8は
ひじかけ、9は背もたれ、10は荷台に固着したモータ
ーケース、11は荷台の後尾に固着した平衡錘設置板、
12は平衡錘設置板に装着した揺動防止輪、13は平衡
錘設置板の両サイドに固着した1対の錘支持杆、14は
2つの錘支持杆が挿通する穴を有する体重平衡錘で複数
個設置される。車輪には公知のブレーキ装置が装着する
が図には省略してある。台車は移動と回転が自在であり
かつ限られた底面積を有する。通常家庭浴室の洗い場の
大きさは90cm角である。台車は洗い場の中で回転す
るため、台車の底面積のもっとも長い部分は90cm以
下となる。実施例では台車の奥行70cm、巾55cm
で対角線は89cmである。ステップ7は半月状に中央
の最長部分で9cm突き出ており台車の底面積のステッ
プの位置で89cmである。21は荷台2に固着した縦
柱である。ひじかけ8と背もたれ9は縦柱を補強する。
通常家屋の鴨居の高さは180cmであるため本装置の
全体の高さはそれ以下でなくてはならない。実施例では
160cmとなっている。本装置が家屋内で自由に移動
できるためには、本装置の大きさは、たとえば底面積は
70cm×55cmで高さ160cmの立方体(以下固
有立方体という)内に収まらなくてはならない。それよ
り突出する部分は必要に応じて固有立方体内に収める機
構となる。次に22は固定横柱で縦軸の上端にほぼ水平
に装着する。23は回転横柱で固定横柱の先端に装着
し、蝶番24によって180度回転することが出来る。
固定横柱と回転横柱をあわせて横柱という。25は回転
横柱錠止杆である。26は固定横柱受筒、27は回転横
柱受筒で固定横柱22と回転横柱23にそれぞれ固着す
る。回転横柱錠止杆は常時固定横柱受筒に挿通されてお
り、固定横柱と回転横柱を一直線の状態に錠止する場合
には、回転横柱錠止杆25を図1の左方に動かして回転
横柱受筒に挿通させる。回転横柱を回転させるときには
回転横柱錠止杆25を図1の右方に動かし回転横柱受筒
から離す、その操作はレバー28で行う、固定横柱と回
転横柱を一直線にしたとき回転横柱の先端は固有立方体
から50cm突出し、180度曲げたときには固有立方
体内に収まる。30は身障者を上下させるための上下用
チェーン、31は上下用チェーンの下端に装着したハン
ガーで、ハンガーの両端にはカラビナ(開閉自在のリン
グ)32が装着する。33は身障者を保持するための4
個のベルトからなる身体保持具でそれら4個のベルトは
リング34によってカラビナ32とそれぞれ結合する。
ハンガーは身障者を吊り下げたまま上下にまた一直線に
なった横柱にそって前後に移動する。ハンガーを手動又
は電動機によって上下にまた前後に動かすための公知の
機構には各種あるが、次に本装置の機構を説明する。横
柱は公知のキャリヤーレールとなっておりこのレールの
内部を4個の滑車からなるキャリヤー36が移動する。
37は正逆可能な100ボルト交流モーター、38はモ
ーターの回転軸に固着したプーリー、39は駆動軸で縦
柱21に対し回転自在である。40は駆動軸に固着した
プーリー、41はVベルトである。上下用チェーン30
の他端はキャリヤー36の中央に設置された滑車で屈曲
し、上下用スプロケット44と上下用スプロケットケー
ス45を経て縦柱内に垂れ下がる、上下用チェーン30
の末端は縦柱に固着した支点46に結合しているので、
上下用チェーンは縦柱の内部を2重の状態で垂れ下が
る、47は上下用スプロケットに固着した上下用ウオー
ムホイール、48は上下用ウオームホイールと噛合する
上下用ウオームで駆動軸39に固着する。49は上下用
ホイール軸で横柱に固着し上下用ウオームホイールとは
回転自在である。50は前後用チェーンで、一端は先端
滑車51で180度屈曲してキャリヤー36に固着す
る。。前後用チェーンの他端は前後用スプロケット52
と前後用スプロケットケース53を経て縦柱内に垂れ下
がる。54は前後用スプロケットに固着した前後用ウオ
ームホイール、55は前後用ウオームホイールと噛合す
る前後用ウオームで駆動軸に回転自在に装着する。前後
用ウオームの56の部分はクラッチのための切欠部とな
っている。59は前後用ホイール軸で横柱及び縦柱に固
着し前後用ウオームホイール54とは回転自在である、
なおチェーンの屈曲はスプロケット部分を除いて少なく
とも12▲ミリ▼のアールをもつ滑らかな面に沿うよう
にしてある。60は横柱に装着したボールベアリング、
61は荷台に装着したボールベアリングでいずれも駆動
軸が挿通し、ラジカル及びスラストの力に対して駆動軸
を滑らかに回転させる。駆動軸にはウオームの前後と、
ボールベアリング61の上部に接してそれぞれスナップ
リングが装着する。62は駆動軸に刻んだキー溝に装着
したキーである。63は駆動軸に対して、キー62のた
め回転方向は錠止し、上下方向には移動自在に装着した
クラッチ片で前後用ウオーム55の切欠部56と係合し
うる切欠部64と、周縁に刻まれた溝65を有する。6
6は電磁ソレノイドで縦柱に固着する。67は電磁ソレ
ノイドに装着したホークレバーで溝65に係合する。電
磁ソレノイドに電流が流れれば、ホークレバーはクラッ
チ片63を押しあげて駆動軸の回転を前後用ウオームに
伝え、電流が切れれば、ホークレバーは下がり駆動軸と
前後用ウオームの結合がはずれる、68は縦柱及び横柱
に設けた注油孔である。69は完全防水の携帯可能な上
下前後用スイッチで押しボタン4個を内臓する。この押
しボタンはボタンを指で押している間だけスイッチが閉
じる。押しボタンは左から上昇、下降、前進、後退とな
っている。このスイッチは使用しないとき腰かけの下7
0の位置におかれる。71は電源函で本装置から室内に
あるコンセントにいたるコード及び上下前後用スイッチ
69を70の位置から移動させるためのコード(自動巻
取器付)が内臓される。72はキャリヤーに固着したリ
ミットスイッチで上下用チェーンが上昇し、ハンガーが
接触したとき図5の72のスイッチが開く。73は横柱
の右端に装着した自動巻取器で、リミットスイッチ72
にいたるコードをキャリヤーの移動につれて伸縮させ
る。74は縦柱の支点46の下に装着したリミットスイ
ッチで、上下用チェーンを環状にとりまいており、ハン
ガーが降下して上下用チェーンがこのリミットスイッチ
に接触したとき図5のスイッチ74が開く。75と76
のリミットスイッチはキャリヤーがこれに接触したとき
図5の75又は76が開く、図5は全体の電気回路であ
る。モーターはコンデンサーモーターとなっている。次
に図6と図7で身体保持具33について記す。身体保持
具はパンツ式ベルト81、巾広の首ベルト82、脇ベル
ト83及び膝ベルト84からなる。パンツ式ベルトは体
重の大部分を支える。パンツ式ベルトはパンツ85とパ
ンツに縫合したベルト部分86からなり、ベルト部分は
袋状ベルトでこの中の、ベルトの両サイドのうち上半身
に近い部分に細くて丈夫なひも87(実施例では外皮ナ
イロン、芯ケブラーの直径1.5▲ミリ▼のひも)が縫
いこんである。そのひもを図7の点線で示す。なお排便
の便利のためパンツの臀部を開閉可能にしてもよい。[Structure] The structure of Embodiment 1 will be described with reference to FIGS. 1 is a trolley, 2 is a luggage carrier, 3 is two wheels mounted on the luggage carrier, 4 is two easily-rotatable casters, 5 is a seat for a disabled person to sit on, 6 is a pair of persons when an assistant moves the device. A hand push rod, 7 a step on which the handicapped person places a foot, 8 an arm rest, 9 a backrest, 10 a motor case fixed to the luggage carrier, 11 a balance weight installation plate fixed to the tail of the luggage carrier,
12 is an anti-rocking wheel mounted on the balance weight installation plate, 13 is a pair of weight support rods fixed to both sides of the balance weight installation plate, and 14 is a weight balance weight having holes through which two weight support rods are inserted. Several are installed. A known braking device is mounted on the wheels, but it is omitted in the drawing. The carriage is movable and rotatable, and has a limited bottom area. The size of the washroom in a home bathroom is usually 90 cm square. Since the trolley rotates in the washroom, the longest bottom area of the trolley is 90 cm or less. In the embodiment, the dolly has a depth of 70 cm and a width of 55 cm.
The diagonal line is 89 cm. Step 7 projects 9 cm at the longest part in the center in a half-moon shape, and is 89 cm at the position of the step of the bottom area of the carriage. Reference numeral 21 is a vertical column fixed to the loading platform 2. The armrest 8 and the backrest 9 reinforce the column.
Normally, the height of the house is 180 cm, so the total height of this device must be less than that. In the example, it is 160 cm. In order for the device to move freely inside the house, the size of the device must fit within a cube having a bottom area of 70 cm × 55 cm and a height of 160 cm (hereinafter referred to as a proper cube). The part projecting from it becomes a mechanism to be housed in a proper cube as needed. Next, reference numeral 22 denotes a fixed horizontal column which is mounted substantially horizontally on the upper end of the vertical axis. Reference numeral 23 denotes a rotating horizontal column, which is attached to the end of the fixed horizontal column and can be rotated by 180 degrees by a hinge 24.
The fixed horizontal column and the rotating horizontal column are collectively called a horizontal column. Reference numeral 25 is a rotating horizontal pillar locking rod. Reference numeral 26 denotes a fixed horizontal column receiving cylinder, and 27 denotes a rotating horizontal column receiving cylinder, which are fixed to the fixed horizontal column 22 and the rotating horizontal column 23, respectively. The rotating horizontal column locking rod is always inserted through the fixed horizontal column receiving cylinder, and when locking the fixed horizontal column and the rotating horizontal column in a straight line state, the rotating horizontal column locking rod 25 should be attached to the left side of FIG. Move it to the side and insert it into the rotating column support tube. When rotating the rotating horizontal column, the rotating horizontal column locking rod 25 is moved to the right in FIG. 1 and separated from the rotating horizontal column receiving cylinder. The operation is performed by the lever 28. When the fixed horizontal column and the rotating horizontal column are aligned with each other. The tip of the rotating horizontal column projects 50 cm from the proper cube, and when it is bent 180 degrees, it fits inside the proper cube. Reference numeral 30 is a vertical chain for vertically moving a person with a physical disability, 31 is a hanger attached to the lower end of the vertical chain, and a carabiner (openable ring) 32 is attached to both ends of the hanger. 33 is 4 for holding a disabled person
A body retainer consisting of four belts, each of which is connected to a carabiner 32 by a ring 34.
The hanger moves up and down with the handicapped person hanging up and down and back and forth along the aligned horizontal pillar. There are various known mechanisms for moving the hanger up and down and back and forth manually or by an electric motor. Next, the mechanism of this device will be described. The horizontal pillar is a known carrier rail, and a carrier 36 composed of four pulleys moves inside the rail.
37 is a 100-volt AC motor capable of reversing, 38 is a pulley fixed to the rotating shaft of the motor, and 39 is a drive shaft which is rotatable with respect to the vertical column 21. Reference numeral 40 is a pulley fixed to the drive shaft, and 41 is a V belt. Vertical chain 30
The other end of the vertical chain 30 is bent by a pulley installed in the center of the carrier 36 and hangs down through the vertical sprocket 44 and the vertical sprocket case 45 into the vertical column.
Since the end of is connected to the fulcrum 46 fixed to the vertical column,
The vertical chain hangs down inside the vertical column in a double state. Reference numeral 47 is a vertical worm wheel fixed to the vertical sprocket, and 48 is a vertical worm that meshes with the vertical worm wheel and fixed to the drive shaft 39. An upper and lower wheel shaft 49 is fixed to the horizontal column and is rotatable with the upper and lower worm wheels. Reference numeral 50 is a front-rear chain, one end of which is bent 180 degrees by a tip pulley 51 and fixed to the carrier 36. . The other end of the front-rear chain has a front-rear sprocket 52
Then, it goes down through the front and rear sprocket cases 53 into the vertical column. Reference numeral 54 is a front and rear worm wheel fixed to the front and rear sprockets, and 55 is a front and rear worm that meshes with the front and rear worm wheel and is rotatably mounted on the drive shaft. The 56 parts of the front and rear worms are notches for the clutch. Reference numeral 59 is a front and rear wheel shaft that is fixed to the horizontal and vertical columns and is rotatable with respect to the front and rear worm wheel 54.
The bending of the chain is made so as to be along a smooth surface having a radius of at least 12 mm except for the sprocket part. 60 is a ball bearing mounted on the horizontal column,
Reference numeral 61 denotes a ball bearing mounted on the cargo bed, through which the drive shaft is inserted to smoothly rotate the drive shaft against the force of radicals and thrust. Before and after the worm on the drive shaft,
The snap rings are attached to the upper portions of the ball bearings 61, respectively. Reference numeral 62 is a key mounted in a key groove formed on the drive shaft. Reference numeral 63 denotes a key 62 for locking the rotation direction with respect to the drive shaft, and a notch portion 64 that can be engaged with the notch portion 56 of the front and rear worm 55 by a clutch piece that is movably mounted in the vertical direction, and a peripheral edge. It has a groove 65 carved into it. 6
An electromagnetic solenoid 6 is fixed to the vertical column. 67 is a hawk lever attached to the electromagnetic solenoid, and engages with the groove 65. When a current flows through the electromagnetic solenoid, the hawk lever pushes up the clutch piece 63 to transmit the rotation of the drive shaft to the front and rear worms. When the current is cut off, the hawk lever lowers and the drive shaft and front and rear worms are disengaged. 68 are oiling holes provided in the vertical columns and the horizontal columns. The 69 is a completely waterproof and portable switch for up / down and front / rear, and has four push buttons. This push button closes only while you are pushing it with your finger. The push buttons are ascending, descending, forward and backward from the left. When this switch is not used
It is placed in the 0 position. Reference numeral 71 denotes a power supply box, which is provided with a cord from the apparatus to an outlet in the room and a cord (with an automatic winder) for moving the up / down front / back switch 69 from the position 70. 72 is a limit switch fixed to the carrier, and when the upper and lower chains are raised and the hanger comes into contact, the switch 72 in FIG. 5 opens. Reference numeral 73 is an automatic winder mounted on the right end of the horizontal column.
The cord reaching the end is expanded and contracted as the carrier moves. Reference numeral 74 is a limit switch mounted below the fulcrum 46 of the vertical column, and the upper and lower chains are arranged in an annular shape. When the hanger descends and the upper and lower chains contact this limit switch, the switch 74 of FIG. 5 opens. 75 and 76
The limit switch of FIG. 5 opens 75 or 76 of FIG. 5 when the carrier contacts it, and FIG. 5 shows the whole electric circuit. The motor is a condenser motor. Next, the body holder 33 will be described with reference to FIGS. 6 and 7. The body holder comprises a pants-type belt 81, a wide neck belt 82, a side belt 83 and a knee belt 84. Pants belts support most of your weight. The pant-type belt comprises a pant 85 and a belt portion 86 sewn to the pant. The belt portion is a bag-shaped belt, and a thin and durable string 87 (in the embodiment, the outer skin) is attached to a portion of both sides of the belt close to the upper body. Nylon and core Kevlar with a diameter of 1.5 mm are sewn in. The string is shown by the dotted line in FIG. The buttocks of the pants may be opened and closed for the convenience of defecation.
【0007】[0007]
【作用】次に本装置の動作を説明する。まず本装置の平
衡(バランス)について記す。ハンガー31は身障者を
吊り下げたまま横柱にそって前後に移動する。キャスタ
ー4が台車のほぼ先端に位置するので、ハンガーが固有
立方体から離れているときに、本装置にはキャスターと
床との接触部80を中心とする主として身障者の体重に
もとずく左回りのモーメント及び本装置の重量にもとず
く右回りのモーメントが作用する。ハンガーが横柱の先
端に位置するとき左回りのモーメントはもっとも大き
く、本装置の重量では平衡しない。それを補うために台
車の後尾にある平衡錘設置板に体重平衡錘14を必要個
数のせる。実施例では暑さ2cm、巾20cm、長さ4
0cmの鉄板で重さ約12kgである。80kg必要と
すれば7個で高さ14cmとなる。体重平衡錘が重すぎ
ることについては平衡に関して支障がない。次に本装置
を用いて身障者を入浴させる順序を記す。(浴槽の底は
洗い場より30cmほど低い)。まず介助者はベッドに
寝ている身障者にパンツ式ベルトをはかせる。身障者の
両足を図7の88の部分に入れ、一方の足を89から他
の足を90から外に出し、パンツ式ベルトを膝から股に
あげる。腰にはかせるとき介助者はベルト部分86のう
ち91近傍をひも87が上半身に向くように、またとく
に端にあるひもの部分に力を入れて上方に向かって強く
引く。ひものためベルト部分86は丸まることなく身障
者の腰と寝具の間に侵入する。次に92の方を同様に強
く引く、これを交互にくり返せばパンツ式ベルトを容易
にはかせることが出来る。次に本装置をベッドに近づけ
回転横柱を延ばす、ハンガーには首ベルト、脇ベルト及
び膝ベルトを結合する。横柱の先端は固有立方体から5
0cm突き出しており他方ベッドの巾は通常1mであ
る。また本装置はキャスターのため容易に回転するの
で、横柱の先端を身障者の腰の真上に位置させることが
出来る。介助者は携帯用の上下前後用スイッチ69を操
作してハンガーを十分におろしパンツ式ベルトの2つの
リングをハンガーの両端のカラビナにかけ次に首ベル
ト、脇ベルト及び膝ベルトを身障者の該当部にそれぞれ
かける。携帯用の上下前後用スイッチを操作し身障者を
吊りあげ(図6)後進と降下によって身障者を介助しつ
つ腰かけに座らせる。次に回転横柱を回して固有立方体
内に収め、手押棒を押して浴室に移動する。洗い場に入
り装置を回転させて横柱を浴槽の中心に向ける。このと
き身障者の足が浴槽につかえるときには、携帯用のスイ
ッチを操作してその分だけ持ち上げて回す、車輪にブレ
ーキをかける。横柱をのばし、携帯用のスイッチ69を
操作して身障者の上昇、前進、降下を身障者を介助しつ
ゝ行い、身障者を湯につける。同様にして身障者を洗い
場に移して洗いその後再び浴槽につける。入浴が終れば
前記の操作を逆に行ってベッドに戻る。Next, the operation of this device will be described. First, the balance of this device will be described. The hanger 31 moves back and forth along the horizontal pillar while suspending the disabled person. Since the casters 4 are located almost at the tip of the dolly, when the hanger is away from the proper cube, the device has a counterclockwise rotation centering on the contact portion 80 between the casters and the floor, which is mainly based on the weight of the disabled person. A clockwise moment acts based on the moment and the weight of the device. The counterclockwise moment is greatest when the hanger is located at the end of the horizontal column and is not balanced by the weight of the device. In order to make up for it, the required number of weight balance weights 14 are placed on the balance weight installation plate at the rear of the bogie. In the example, heat 2 cm, width 20 cm, length 4
A 0 cm iron plate weighs about 12 kg. If 80 kg is needed, 7 pieces will be 14 cm in height. There is no problem with the balance that the weight balance weight is too heavy. Next, the order of bathing a physically handicapped person using this apparatus will be described. (The bottom of the bathtub is about 30 cm lower than the wash area). First, the caregiver puts on a pants-type belt for the disabled person sleeping in the bed. Put both feet of the handicapped person in the part 88 of FIG. 7, put one foot out from 89 and the other out from 90, and raise the pants belt from the knee to the crotch. When putting it on the waist, the caregiver pulls strongly toward the upper part of the belt portion 86 so that the string 87 faces the upper half of the body and particularly the string portion at the end. Because of the string, the belt portion 86 does not roll up and penetrates between the waist and the bedding of the physically handicapped person. Next, pull 92 strongly similarly, and by repeating this alternately, the pant-type belt can be easily worn. Next, the device is brought close to the bed and the rotating cross column is extended, and the neck belt, the side belt and the knee belt are connected to the hanger. The tip of the horizontal column is 5 from the unique cube
It projects 0 cm and the width of the bed is usually 1 m. Further, since this device is a caster and easily rotates, the end of the lateral column can be positioned right above the waist of the handicapped person. The caregiver operates the portable up / down front / rear switch 69 to fully lower the hanger, hang the two rings of the pant-type belt on the carabiner at both ends of the hanger, and then place the neck belt, armpit belt, and knee belt on the affected area. Call each one. The handicapped person is lifted by operating the portable up / down front / rear switch (Fig. 6). Next, turn the rotating horizontal column to fit it into the unique cube and push the push rod to move it to the bathroom. Enter the washroom and rotate the device to orient the horizontal pillar toward the center of the bathtub. At this time, when the foot of the handicapped person touches the bathtub, the portable switch is operated to lift and rotate it by that amount, and the wheels are braked. The horizontal pillar is extended and the portable switch 69 is operated to raise, move forward, and lower the disabled person to assist the disabled person, and to put the disabled person in hot water. Similarly, move the disabled to the washing area, wash them, and then put them in the bathtub again. After bathing, reverse the above procedure and return to bed.
【0008】[0008]
【発明の効果】本装置では横柱の回転は装置を回転させ
ることによって行うので身障者と体重平衡錘のバランス
がくずれることはない。また本装置を手押棒で動かすと
きは身障者は腰かけに座っているので、本装置が不安定
になることはない。In this device, since the horizontal column is rotated by rotating the device, the balance between the handicapped person and the weight balance weight is not lost. Further, when the device is moved by the push rod, the disabled person sits on his / her back, so that the device is not unstable.
【0009】[0009]
【実施例の2】次に実施例の2について記す。実施例の
1では、荷台に体重平衡錘をのせるため装置全体が重く
なる。この実施例はこの点を改善するが他方操作誤りに
伴う危険が生ずる。その方法は平衡錘設置板に体重平衡
錘をのせる代わりに介助者が乗り、不足分があればまた
次に述べる理由により若干量の体重平衡錘を予め乗せる
方法である。このことによる操作上の不都合は次のもの
である。介助者が平衡錘設置板に乗ることを忘れてスイ
ッチを操作することまた平衡錘設置板に乗って操作して
いるとき不用意に平衡錘設置板からおりることである。
この不都合の発生を防止するため次のように改装する。
携帯用の上下前後用スイッチ69を縦柱の図1の78近
傍に固着する。またこのスイッチボックスの周囲を高く
して、介助者が平衡錘設置板に乗らない限り押ボタンの
操作が困難となるようにする。又はフートスイッチを設
け介助者が平衡錘設置板に乗らなければスイッチの操作
を不能にする。また不用意に平衡錘設置板から降りるの
を防止するため、2つの手押棒6の一方に図1に示す安
全ロープ94の一端を固着し、ロープの他端にフック9
5を固着する。他の手押棒にリングを固着し、常時フッ
ク95をそのリングにかけておく、介助者が平衡錘設置
板にのるときフックをリングから外して乗った後このロ
ープを腰にまわしてフックをリングにかける、フックを
リングから外さない限り平衡錘設置板からおりられない
ので不用意におりることを防止出来る。しかしながら携
帯用のスイッチは前記のごとく身障者を湯につけるとき
等に必要なので、78に固定した上下前後用スイッチの
ほか携帯用の上下用スイッチ79を図1の70の位置に
おく、また介助者が平衡錘設置板に乗って身障者を浴槽
におろすとき身障者が湯につかれば体重が軽くなる。あ
る程度つかったとき介助者は平衡錘設置板からおりて身
障者を介助することが必要である。このため平衡錘設置
板にのせる体重平衡錘はこの操作のやりやすさを考慮し
て定める。また浴槽から洗い場に移すときには、洗い場
に身障者保護のための身障者の状況にあわせた低い椅子
とかマットを置くのが望ましい。図8は実施例2の電気
配線図である。Second Embodiment Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, since the weight balance weight is placed on the platform, the entire device becomes heavy. This embodiment improves this point, but on the other hand presents a risk associated with operational error. The method is a method in which a helper rides instead of placing the weight balance weight on the balance weight installation plate, and if there is a shortage, a certain amount of weight balance weight is placed in advance for the reason described below. The operational inconvenience resulting from this is as follows. The caregiver forgets to ride on the balance weight installation plate and operates the switch, and carelessly exits from the balance weight installation plate when operating on the balance weight installation plate.
In order to prevent this inconvenience from occurring, the following modifications are made.
A portable up / down front / rear switch 69 is fixed to the vertical column near 78 in FIG. In addition, the circumference of this switch box is raised so that it becomes difficult to operate the push button unless the caregiver gets on the balance weight installation plate. Alternatively, a foot switch is provided to disable the operation of the switch unless an assistant rides on the balance weight installation plate. Further, in order to prevent the operator from inadvertently descending from the balance weight installation plate, one end of the safety rope 94 shown in FIG. 1 is fixed to one of the two push bars 6 and the hook 9 is attached to the other end of the rope.
Fix 5 Attach the ring to the other hand push rod and keep the hook 95 on the ring at all times. When the caregiver gets on the balance weight installation plate, remove the hook from the ring and ride it, then turn this rope around your waist and put the hook on the ring. It is possible to prevent careless removal because the balance weight installation plate cannot be removed unless the hook is removed from the ring. However, since the portable switch is necessary when the person with a physical disability is exposed to hot water as described above, the portable up / down switch 79 is placed at the position 70 in FIG. When a person with a disability gets on a balance weight installation board and puts a person with a disability in the bathtub, the weight of the person with a disability gets lighter. When used to a certain extent, it is necessary for the caregiver to assist the handicapped person by moving out of the balance weight installation plate. Therefore, the weight balance weight to be placed on the balance weight installation plate should be determined in consideration of the ease of this operation. When moving from the bathtub to the washing room, it is desirable to put a low chair or a mat in the washing room according to the situation of the disabled to protect the disabled. FIG. 8 is an electrical wiring diagram of the second embodiment.
【0010】[0010]
【実施例の3】次に実施例の3について記す。この装置
は、平素は入浴に用い緊急のとき脱出に用いる。図1を
図9及び図10のように改装する。なおこの装置では身
障者の体重の平衡は体重平衡錘のみによって行い、介助
者は平衡錘設置板には乗らない。又は平素は介助者が乗
るが緊急時、介助者の体重と、脱出に用いる車椅子の重
さに相当する体重平衡錘を平衡錘設置板にのせる。縦柱
100と横柱101の固着をはずし、横柱が揺動軸10
2を中心として揺動できるようにする。横柱は平素は支
持軸103が104の部分に接触し横柱をほぼ水平に保
つ。緊急時、介助者が図9の揺動軸102の左方の横柱
を押し上れば、突起105がばねの力で突起部分に対応
する縦柱に刻まれた孔にくい込み、横柱は縦柱に図9の
ごとく傾いて錠止する。図1で横柱及び縦柱の結合部に
装着したスプロケット、ウオーム、ウオームホイール、
電磁ソレノイド等をはずしそれらを台車に図10のよう
に装着する。106は直流電動機及び蓄電池、107は
上下用ウオーム、108はそれと噛合する上下用ウオー
ムホイール、109はそれに固着した上下用台車側スプ
ロケット、110は揺動軸102に回転自在に装着した
上下用横柱側スプロケット、111は109と110を
結合する上下用ローラーチェーン、112は上下用横柱
側スプロケット110に固着した上下用スプロケット、
113は112に係合する上下用チェーンで図1の上下
用チェーン30と同様に動作する。前後用チェーン11
4を動かす機構も上下用チェーン113の場合と同様で
あるが、前後用ウオーム115は電磁ソレノイド116
によって第1実施例の場合と同様にモーターの回転を、
必要なときにのみ伝える。横柱の先端には2つの緩降具
を吊るすためのフック118が固着する。図には記して
ないがこれに用いるハンガーの横棒の中央に緩降具用リ
ングを固着しそれに上下用チェーンを固着する。119
はスイッチで横柱が水平のとき開いているが横柱を図9
のように傾けたとき閉じる、このスイッチは図5及び図
8の点線119に示す。次にこの装置の動作を記す。次
の順序で行う。窓からの脱出のさい身障者が乗る車椅子
には、予め左右のひじかけにそれぞれ一端にリングを固
着したハンガー結合ベルトを装着する。緊急時介助者は
その車椅子と本装置をベッドの近くに運ぶ。本装置の回
転柱を一直線にして錠止し先端のフック118に公知の
一方向式緩降具121、2個を結合し、そのうち1個か
ら垂れ下がった降下ロープの先端のカラビナを横柱を傾
けたとき手の届くところまでひきおろす、横柱を傾けて
錠止し、装置を動かして横柱の先端を身障者の上にもっ
てくる。身障者にパンツ式ベルトをはかせ、ハンガーを
下ろし身体保持具をハンガーに結合する。身障者を吊り
上げ車椅子の上におろし、車椅子の前記ハンガー結合ベ
ルトの先のリングをハンガーのカラビナ120に結合す
る。車椅子に乗った身障者を吊り上げ緩降具から垂れ下
がったロープの先端のカラビナを前記ハンガー中央の緩
降具用リングに結合する。身障者を更に吊りあげ図9の
ように脱出すべき窓から外に出す。介助者は降下ボタン
を押し続ける。上下用チェーンは図1のリミッター74
をへて46の支点に結合しているのでやがてリミッター
74が作用して図5の74のスイッチが開く。しかしな
がら119のスイッチが閉じているので、モーターは止
まることなく回転を続ける。チェーンは支点46から容
易にはずれるようにしてあるので、チェーンは支点から
はずれ上下用スプロケットからもはずれる、このとき身
障者及び車椅子の重量は一方向式緩降具の降下ロープに
かかり、以後降下ロープはくり出され、身障者は地上に
つく。この後、介助者は他の一方向式緩降具を使用して
降下する。Third Embodiment Next, a third embodiment will be described. This device is normally used for bathing and for escape in an emergency. FIG. 1 is modified as shown in FIGS. 9 and 10. In this device, the weight of the handicapped person is balanced only by the weight balance weight, and the caregiver does not ride on the balance weight installation plate. Or, in the case of an emergency, a helper rides, but in an emergency, a weight balance weight corresponding to the weight of the helper and the weight of the wheelchair used for escape is placed on the balance weight installation plate. The vertical column 100 and the horizontal column 101 are removed from each other, and the horizontal column is the swing shaft 10.
Allow swinging around 2. As for the horizontal pillar, the support shaft 103 is in contact with the portion of the support shaft 103 to keep the horizontal pillar substantially horizontal. In an emergency, if the caregiver pushes up the left side column of the swing shaft 102 in FIG. 9, the protrusion 105 is pushed into the column corresponding to the protrusion portion by the force of the spring, and the column becomes Lock the column by tilting it as shown in Fig. 9. In Fig. 1, the sprocket, worm, and worm wheel attached to the connection between the horizontal and vertical columns,
Remove the electromagnetic solenoids and attach them to the dolly as shown in FIG. 106 is a DC motor and storage battery, 107 is a vertical worm, 108 is a vertical worm wheel that meshes with it, 109 is a vertical sprocket for the vertical truck fixed to it, and 110 is a horizontal column for vertical rotation mounted on the swing shaft 102. A side sprocket, 111 is a vertical roller chain for connecting 109 and 110, 112 is a vertical sprocket fixed to the horizontal pillar side sprocket 110,
Reference numeral 113 denotes an up / down chain that engages with 112, and operates in the same manner as the up / down chain 30 in FIG. Front and back chain 11
The mechanism for moving 4 is similar to that of the vertical chain 113, but the front and rear worms 115 are electromagnetic solenoids 116.
As in the case of the first embodiment, the rotation of the motor is
Tell only when you need it. A hook 118 for suspending the two loosening implements is fixed to the tip of the horizontal column. Although not shown in the figure, the slow-moving tool ring is fixed to the center of the horizontal bar of the hanger used for this, and the upper and lower chains are fixed to it. 119
Is a switch and the horizontal column is open when it is horizontal.
This switch, which is closed when tilted, is shown by the dotted line 119 in FIGS. Next, the operation of this device will be described. Do in the following order: A wheelchair for people with disabilities who want to escape from a window should be fitted with a hanger coupling belt with a ring attached to each of the left and right armrests in advance. The emergency caretaker carries the wheelchair and the device near the bed. Lock the rotating column of this device in a straight line, connect two known one-way slow-moving devices 121 to the hook 118 at the end, and tilt the horizontal column with the carabiner at the end of the descending rope hanging from one of them. When pulling it down to a reach, reach the handicapped person by tilting the lock to lock it and moving the device. Put the pants-type belt on the handicapped person, lower the hanger and connect the body holder to the hanger. The handicapped person is lifted and lowered onto a wheelchair, and the tip ring of the hanger coupling belt of the wheelchair is coupled to the carabiner 120 of the hanger. A carabiner at the end of the rope that hangs up a disabled person in a wheelchair and hangs from the slow-moving device is connected to the slow-moving device ring at the center of the hanger. The person with a physical disability is further hung up, and as shown in FIG. The caregiver continues to press the descent button. The upper and lower chains are the limiter 74 shown in Fig. 1.
Since it is connected to the fulcrum of 46 by means of, the limiter 74 will act and the switch 74 of FIG. 5 will open soon. However, since the switch of 119 is closed, the motor continues to rotate without stopping. Since the chain is easily disengaged from the fulcrum 46, the chain is disengaged from the fulcrum and disengaged from the vertical sprocket. At this time, the weight of the handicapped person and the wheelchair is applied to the descending rope of the one-way loosening device, and thereafter the descending rope is It is taken out and the handicapped gets to the ground. After this, the caregiver descends using the other one-way slow-moving device.
【0011】[0011]
【機構の変形】次にハンガーを上下及び前後させる機構
の他の例を図11に示す。122は縦柱、123は横
柱、124は移動チェーンブロックで公知の電動式チェ
ーンブロックに4個の滑車を装着し、横柱のキャリヤー
レールを移動できるようにしたものである。125は移
動チェーンブロック124に係合する上下用チェーン
で、上下用チェーンの一端はハンガー126に他端は縦
柱内に垂れ下がる。127は前後用チェーンで駆動用ス
プロケット128と先端スプロケット129に係合し前
後用チェーンの両端は移動チェーンブロックに固着す
る。130は駆動用スプロケットに固着したウオームホ
イールで、モーター131とウオーム132によって駆
動する。133はコードの自動巻取器である。本機構の
動作は明らかである。なお本装置の移動は、介助者の人
力によらずモーターとか内燃機関の駆動でもよい。[Modification of Mechanism] Next, another example of the mechanism for moving the hanger up and down and back and forth is shown in FIG. Reference numeral 122 is a vertical column, 123 is a horizontal column, and 124 is a moving chain block. Four known pulleys are attached to a known electric chain block so that a carrier rail of the horizontal column can be moved. Reference numeral 125 denotes a vertical chain that engages with the movable chain block 124. One end of the vertical chain hangs down on the hanger 126 and the other end hangs down inside the vertical column. Reference numeral 127 is a front-rear chain, which is engaged with a drive sprocket 128 and a tip sprocket 129, and both ends of the front-rear chain are fixed to a movable chain block. Reference numeral 130 is a worm wheel fixed to a drive sprocket and driven by a motor 131 and a worm 132. 133 is an automatic code winder. The operation of this mechanism is clear. It should be noted that the movement of this device may be driven by a motor or an internal combustion engine without depending on the human power of the caregiver.
【図面の簡単な説明】[Brief description of drawings]
【図1】実施例1の装置の正面図で部品の位置を示すも
のFIG. 1 is a front view of the apparatus according to the first embodiment and shows the positions of parts.
【図2】図1を向かって左方から眺めた図FIG. 2 is a view of FIG. 1 as viewed from the left.
【図3】縦柱の自動巻取器73を除く縦柱と横柱の接合
部近傍を示すもので図4をA−Aで切断した断面図FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 4 showing the vicinity of a joint between a vertical column and a horizontal column, excluding the vertical column automatic winder 73.
【図4】図3をB−Bで切断した断面図FIG. 4 is a sectional view taken along line BB in FIG.
【図5】図1の装置の電気配線図5 is an electrical wiring diagram of the device of FIG.
【図6】図1の装置の身体保持具に身障者を吊した図FIG. 6 is a view in which a handicapped person is hung on the body holder of the apparatus shown in FIG.
【図7】身体保持具の一部であるパンツ式ベルト81を
示すFIG. 7 shows a pants-type belt 81 which is a part of a body holder.
【図8】実施例の2の装置の電気配線図FIG. 8 is an electrical wiring diagram of the device of Example 2;
【図9】実施例の3の装置を用いて身障者を窓から脱出
させる図FIG. 9 is a diagram showing how a person with a physical disability escapes from a window by using the device of Example 3;
【図10】実施例の3の装置の機構を説明する図FIG. 10 is a view for explaining the mechanism of the device of Example 3;
【図11】ハンガーを上下及び前後させる別の機構の見
取図FIG. 11 is a schematic view of another mechanism for moving the hanger up and down and back and forth.
【符号の説明】 1 台車 7 ステップ 11 平衡錘設置板 14 体重平衡錘 21 縦柱 33 身体保持具 36 キャリヤー 39 駆動軸[Explanation of reference signs] 1 dolly 7 steps 11 Balance weight installation plate 14 Weight balance weight 21 Vertical column 33 Body holder 36 Carrier 39 Drive shaft
Claims (1)
在でかつ腰かけを装置した台車と、台車に装置された縦
柱であって該縦柱の上端に伸縮可能な横柱を装置し該横
柱には身障者を吊しうるハンガーを装置し、該ハンガー
の上下運動と該横柱にそう前後運動を可能とする機構を
装置し、前記台車の後部には体重平衡錘設置板を装着し
たことを特徴とする身障者入浴装置。1. A trolley having a predetermined depth and width, which is movable and rotatable and which has a stool mounted thereon, and a vertical column which is a vertical column mounted on the trolley and is extendable at the upper end of the vertical column. The horizontal pillar is equipped with a hanger that can suspend a disabled person, and the horizontal pillar is equipped with a mechanism that enables the horizontal motion of the hanger, and a weight balance weight installation plate is provided at the rear of the carriage. A bathing device for people with disabilities characterized by wearing it.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26808591A JPH0810305A (en) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | Physically handicapped person bathing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26808591A JPH0810305A (en) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | Physically handicapped person bathing device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810305A true JPH0810305A (en) | 1996-01-16 |
Family
ID=17453679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26808591A Pending JPH0810305A (en) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | Physically handicapped person bathing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810305A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101448887B1 (en) * | 2012-03-30 | 2014-10-13 | 대한민국 | standing / sitting assist and transfer system using rotational mechanism |
US10292876B2 (en) | 2015-11-10 | 2019-05-21 | Unicharm Corporation | Pull-on disposable diaper |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP26808591A patent/JPH0810305A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101448887B1 (en) * | 2012-03-30 | 2014-10-13 | 대한민국 | standing / sitting assist and transfer system using rotational mechanism |
US10292876B2 (en) | 2015-11-10 | 2019-05-21 | Unicharm Corporation | Pull-on disposable diaper |
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