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JPH0810900Y2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

Info

Publication number
JPH0810900Y2
JPH0810900Y2 JP1990091325U JP9132590U JPH0810900Y2 JP H0810900 Y2 JPH0810900 Y2 JP H0810900Y2 JP 1990091325 U JP1990091325 U JP 1990091325U JP 9132590 U JP9132590 U JP 9132590U JP H0810900 Y2 JPH0810900 Y2 JP H0810900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
lock hole
lower half
protrusion
tape cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990091325U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449383U (ja
Inventor
尊久 川口
秀敏 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP1990091325U priority Critical patent/JPH0810900Y2/ja
Publication of JPH0449383U publication Critical patent/JPH0449383U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810900Y2 publication Critical patent/JPH0810900Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテープカセットに係り、詳しくは、下ハーフ
に形成された係止片の突起とスライダーに形成されたロ
ック孔との間に生じた隙間からゴミがカセット本体内に
侵入しないようにして密封性を向上させたテープカセッ
トに関する。
〔従来の技術〕
テープカセットとして、合成樹脂製の上ハーフ及び下
ハーフによってボックス状のカセット本体を形成し、該
カセット本体内にテープの供給・巻取ハブを回転自在に
収納する一方、下ハーフにそのハブ孔を露出・被覆する
合成樹脂製のスライダーを前進・後退自在に取り付けた
ものが知られている。
そして、上記スライダーはテープカセットの不使用時
にテープや下ハーフのハブ孔等を閉じて埃、塵等のゴミ
がカセット本体内に侵入しないようになされており、そ
のロック機構は通常第7図に示すように構成されてい
る。即ち、スライダー100の左右位置には、それぞれ前
後方向に間隔をおいて第1のロック孔110と第2のロッ
ク孔120が設けられ、また下ハーフ200の左右位置には、
上記第1のロック孔110または上記第2のロック孔120に
係脱自在に係止する突起220(第8図参照)を有した係
止片210が設けられており、上記突起220を上記第1のロ
ック孔110に係止させることにより、上記スライダー100
の前進状態が保持され、また上記突起220を上記第2の
ロック孔120に係止させることにより、上記スライダー
の後退状態が保持されるようにしてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記カセットテープにあっては、上記
突起220を上記第1のロック孔110または第2のロック孔
120に係止させ易くするため、該突起220を該ロック孔11
0、120よりも若干小さめに形成せざるを得ず、そのため
該突起220と該ロック孔110、120との間に隙間が生じて
しまい、スライダー100によりハブ孔等を閉じても、上
記隙間からカセット本体内に埃、塵等のゴミが侵入する
おそれがあった。
従って、本考案の目的は、下ハーフに形成された係止
片の突起とスライダーに形成されたロック孔との間の隙
間からゴミがカセット本体内に侵入するおそれのないテ
ープカセットを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、テープを収納したカセット本体と、該カセ
ット本体の下ハーフを被覆した状態で該下ハーフに対し
て前後方向に前進・後退自在に配設されたスライダーと
を備え、上記下ハーフに一体的に形成した係止片の突起
を、上記スライダーの前後に形成した第1のロック孔ま
たは第2のロック孔に係止させることにより、上記スラ
イダーを、前進位置または後退位置に保持するように構
成したテープカセットにおいて、 上記係止片の上記突起が設けられたベース部分を、該
突起と上記第1のロック孔または上記第2のロック孔と
の間の隙間をカバーする大きさに形成したことを特徴と
するテープカセットを提供することにより、上記目的を
達成したものである。
〔作用〕
本考案のテープカセットによれば、係止片の突起が設
けられたベース部分が、該突起と下ハーフに設けた第1
のロック孔または第2のロック孔との間の隙間をカバー
して閉じるので、該隙間からカセット本体内に埃、塵等
のゴミが侵入するのを防止することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示しており、
第1図は下ハーフを上向きにして示したテープカセット
の平面図、第2図は係止片の突起が設けられたベース部
分を示す部分拡大斜視図、第3図は下ハーフを上向きに
して示したテープカセット全体の斜視図、第4図は下ハ
ーフに設けた係止片の突起がスライダーの第1のロック
孔に係止した状態を示す部分拡大断面図、第5図は下ハ
ーフに設けた係止片の突起がスライダーの第2のロック
孔に係止した状態を示す部分拡大断面図である。
本実施例のテープカセットは、第3図に示すように、
一対のテープ供給・巻取ハブ(図示せず)を回転自在に
収容するカセット本体1を形成する上ハーフ2及び下ハ
ーフ3と、該下ハーフ3を被覆した状態で該下ハーフ3
に対して前進・後退自在に配置されたスライダー4と、
該スライダー4を前進方向に付勢するスプリング(図示
せず)とを具備して構成されている。
上記下ハーフ3には、その中央部分に上記テープ供給
・巻取ハブを回転駆動するための駆動軸(図示せず)が
嵌入する一対のハブ孔3aが形成され、また該ハブ孔3aの
両側前方位置に一対の係止片3bが一体的に形成されてい
る。
また、上記スライダー4には、その中央部分に上記一
対のハブ孔3aと略同径の一対の開口部4aが形成され、ま
た該開口部4aの両側前方位置に前後して上記係止片3bの
自由端に設けた突起3cが係脱自在に係止する第1のロッ
ク孔4bと第2のロック孔4cが形成されている。
以上の構成は従来のテープカセットと同様であるが、
本実施例のテープカセットは、上記突起3cと上記第1の
ロック孔4bとの間に生じる隙間または上記突起3cと上記
第2のロック孔4cとの間に生じる隙間から上記カセット
本体1内にゴミが侵入しないようにした点に特徴を有し
ている。
即ち、第2図に示すように、上記係止片3bの上記突起
3cが設けられた自由端側のベース部分3dが、上記第1の
ロック孔4b、上記第2のロック孔4cをそれぞれカバーす
る大きさに形成されており、該ベース部分3dの左右側縁
及び前端縁が、上記突起3cの左右側縁及び前端縁から突
出した状態になっている。
ここで、上記ベース部分3dの大きさ、即ち左右方向の
寸法aと前後方向の寸法bは上記ロック孔4b、4cの大き
さにより異なるが、寸法aは2mm〜7mmの範囲内、また寸
法bは1.7mm〜7mmの範囲内からそれぞれ選択される。
尚、上記突出3cを上記ロック孔4b、4cよりも若干小さ
めに形成して、該突起3cが該ロック孔4b、4cに係止し易
いようにしてある点については、従来のテープカセット
と同様である。
以上のように構成された本実施例のテープカセットに
よれば、スライダー4をスプリングの付勢力により下ハ
ーフ3に対して前進させると、所定位置まで前進した時
点、即ち開口部4aがハブ孔3aから外れた時点で、係止片
3b自身の復元弾性力により突起3cが第1のロック孔4bに
係止し、上記スライダー4が同前進位置に保持され、上
記ハブ孔3aが上記スライダー4により被覆された状態と
なる。
このとき、上記突起3cと上記ロック孔4bとの間には隙
間があるものの、第4図に示すように、ベース部分3dに
よって該ロック孔4bがカバーされており、該隙間からゴ
ミがカセット本体1内に侵入するおそれがない。
また、スライダー4をスプリングの付勢力に抗して下
ハーフ3に対して後退させると、所定位置まで後退した
時点、即ち開口部4aがハブ孔3aと一致した時点で、係止
片3b自身の復元弾性力により突起3cが第2のロック孔4c
に係止し、上記スライダー4が同後退位置に保持され、
上記ハブ孔3aが露出した状態となる。
このときも、上記突起3cと上記ロック孔4cとの間には
隙間があるものの、第5図に示すように、ベース部分3d
によって該ロック孔4cがカバーされており、該隙間から
ゴミがカセット本体1内に侵入するおそれがない。
尚、上記係止片3bは、第2図に示すものに限定され
ず、例えば、第6図に示すように、ベース部分3dの突起
3cが設けられた側と反対側の面部に、該突起3cを上記ロ
ック孔4b,4c側に付勢するスプリング(図示せず)を取
り付けるための取付軸3eを設けたものであってもよい。
また、上記突起3cは、第2図に示すものに限定され
ず、例えば角部に丸みを持たせた断面略方形状のもので
あってもよい。
〔考案の効果〕 本考案のテープカセットは、下ハーフに形成された係
止片の突起とスライダーに形成されたロック孔との間の
隙間からゴミがカセット本体内に侵入するおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示しており、第
1図は下ハーフを上向きにして示したテープカセットの
平面図、第2図は係止片の突起が設けられたベース部分
を示す部分拡大斜視図、第3図は下ハーフを上向きにし
て示したテープカセット全体の斜視図、第4図は下ハー
フに設けた係止片の突起がスライダーの第1のロック孔
に係止した状態を示す部分拡大断面図、第5図は下ハー
フに設けた係止片の突起がスライダーの第2のロック孔
に係止した状態を示す部分拡大断面図、第6図は係止片
の他の実施例を示す部分拡大斜視図、第7図及び第8図
は従来技術を示し、第7図は下ハーフを上向きにして示
したテープカセットの平面図、第8図は係止片の部分拡
大斜視図である。 1;カセット本体、2;上ハーフ 3;下ハーフ、4;スライダー 3b;係止片、3c;突起 3d;ベース部分、4b;第1のロック孔 4c;第2のロック孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを収納したカセット本体と、該カセ
    ット本体の下ハーフを被覆した状態で該下ハーフに対し
    て前後方向に前進・後退自在に配設されたスライダーと
    を備え、上記下ハーフに一体的に形成した係止片の突起
    を、上記スライダーの前後に形成した第1のロック孔ま
    たは第2のロック孔に係止させることにより、上記スラ
    イダーを、前進位置または後退位置に保持するように構
    成したテープカセットにおいて、 上記係止片の上記突起が設けられたベース部分を、該突
    起と上記第1のロック孔または上記の第2のロック孔と
    の間の隙間をカバーする大きさに形成したことを特徴と
    するテープカセット。
JP1990091325U 1990-08-31 1990-08-31 テープカセット Expired - Lifetime JPH0810900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990091325U JPH0810900Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990091325U JPH0810900Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 テープカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0449383U JPH0449383U (ja) 1992-04-27
JPH0810900Y2 true JPH0810900Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=31826839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02246072A (ja) * 1989-03-18 1990-10-01 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02128273U (ja) * 1989-03-24 1990-10-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02246072A (ja) * 1989-03-18 1990-10-01 Hitachi Maxell Ltd テープカートリッジ

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JPH0449383U (ja) 1992-04-27

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