JPH0795926A - ホットプレート - Google Patents
ホットプレートInfo
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- JPH0795926A JPH0795926A JP5242448A JP24244893A JPH0795926A JP H0795926 A JPH0795926 A JP H0795926A JP 5242448 A JP5242448 A JP 5242448A JP 24244893 A JP24244893 A JP 24244893A JP H0795926 A JPH0795926 A JP H0795926A
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- plate
- thin plate
- heating
- cooking
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/10—Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
- H05B6/12—Cooking devices
- H05B6/1209—Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J37/00—Baking; Roasting; Grilling; Frying
- A47J37/06—Roasters; Grills; Sandwich grills
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J37/00—Baking; Roasting; Grilling; Frying
- A47J37/06—Roasters; Grills; Sandwich grills
- A47J37/067—Horizontally disposed broiling griddles
- A47J37/0676—Horizontally disposed broiling griddles electrically heated
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1927—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
- G05D23/193—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
- G05D23/1932—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces to control the temperature of a plurality of spaces
- G05D23/1934—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces to control the temperature of a plurality of spaces each space being provided with one sensor acting on one or more control means
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- G—PHYSICS
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- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
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- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
- G05D23/24—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor
- G05D23/2401—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor using a heating element as a sensing element
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Electromagnetism (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単迅速小型軽量低消費電力で料理を提供す
るホットプレート。 【構成】 調理温度を設定する調理温度設定手段、調理
物を加熱する小熱容量の薄板厚プレート、この薄板厚プ
レートを断熱構造で支える断熱フレーム、薄板厚プレー
トを加熱する複数の加熱手段、複数箇所のプレート温度
をそれぞれ測定出力する複数の温度センサー、この温度
センサーの出力と調理温度とから加熱手段へのそれぞれ
の電力分配量を決定する電力分配供給制御手段とからな
り、断熱構造で支えられた薄板厚プレートを用いるため
予備加熱時間が短く軽量で、加熱手段と温度センサーを
多数並べ、プレートの温度降下が大きい領域を集中的に
加熱するため消費電力が少なく、本格的料理と同様な温
度条件で料理が可能となる。
るホットプレート。 【構成】 調理温度を設定する調理温度設定手段、調理
物を加熱する小熱容量の薄板厚プレート、この薄板厚プ
レートを断熱構造で支える断熱フレーム、薄板厚プレー
トを加熱する複数の加熱手段、複数箇所のプレート温度
をそれぞれ測定出力する複数の温度センサー、この温度
センサーの出力と調理温度とから加熱手段へのそれぞれ
の電力分配量を決定する電力分配供給制御手段とからな
り、断熱構造で支えられた薄板厚プレートを用いるため
予備加熱時間が短く軽量で、加熱手段と温度センサーを
多数並べ、プレートの温度降下が大きい領域を集中的に
加熱するため消費電力が少なく、本格的料理と同様な温
度条件で料理が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内で焼肉やステー
キ料理を楽しむホットプレートに関するものである。
キ料理を楽しむホットプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホットプレートは、焼肉やステーキやお
好み焼きなどを少人数で楽しむためのものであり、これ
を用いた料理のおいしさも楽しまれているが、家庭の団
らんをつくる事にも役だっている。
好み焼きなどを少人数で楽しむためのものであり、これ
を用いた料理のおいしさも楽しまれているが、家庭の団
らんをつくる事にも役だっている。
【0003】図10はホットプレートの構成図である。
肉や野菜などの調理物の調理温度を設定する調理温度設
定手段、数ミリ厚の鉄製プレート101、これを熱伝導
により加熱するヒータ102と、これを収納するヒータ
収納部103、鉄製プレートの中央部の温度を測定する
温度センサー104、及びヒータ102と温度センサー
104を用いて鉄製プレート温度を設定した調理温度に
なるよう制御する制御手段とからなる。
肉や野菜などの調理物の調理温度を設定する調理温度設
定手段、数ミリ厚の鉄製プレート101、これを熱伝導
により加熱するヒータ102と、これを収納するヒータ
収納部103、鉄製プレートの中央部の温度を測定する
温度センサー104、及びヒータ102と温度センサー
104を用いて鉄製プレート温度を設定した調理温度に
なるよう制御する制御手段とからなる。
【0004】従来の調理においては、鉄製プレート10
1が目的の調理温度になるまで、しばらく予備加熱を行
う。次に、ステーキ等を鉄製プレート101の真ん中に
置いて調理が行われる。この時、冷えたステーキを急に
投入するため、鉄製プレートの温度降下が生じうるが、
従来のホットプレートは、鉄製プレート及びヒータ収納
部の熱容量をある程度大きくすることによって、大きな
温度降下を減じている。
1が目的の調理温度になるまで、しばらく予備加熱を行
う。次に、ステーキ等を鉄製プレート101の真ん中に
置いて調理が行われる。この時、冷えたステーキを急に
投入するため、鉄製プレートの温度降下が生じうるが、
従来のホットプレートは、鉄製プレート及びヒータ収納
部の熱容量をある程度大きくすることによって、大きな
温度降下を減じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】共働き家庭の増加や高
齢者社会の到来といった社会の変化、更に、本物を追求
するといった個人の欲望から、次の調理器具への要求
(1)〜(4)が挙げられる。 (1)料理開始時間が短い事 (2)小型軽量である事 (3)低消費電力である事 (4)本物の料理が楽しめる事 である。
齢者社会の到来といった社会の変化、更に、本物を追求
するといった個人の欲望から、次の調理器具への要求
(1)〜(4)が挙げられる。 (1)料理開始時間が短い事 (2)小型軽量である事 (3)低消費電力である事 (4)本物の料理が楽しめる事 である。
【0006】但し、ホットプレートにおける本物の料理
とは、ステーキ等の調理物を置いても鉄製プレートの温
度があまり下がらない、大きくて厚い鉄板を用いた極厚
鉄板料理や大きな石を用いた石焼き料理を言う。
とは、ステーキ等の調理物を置いても鉄製プレートの温
度があまり下がらない、大きくて厚い鉄板を用いた極厚
鉄板料理や大きな石を用いた石焼き料理を言う。
【0007】従来のホットプレートの構成では、鉄製プ
レート及びヒータ収納部の熱容量をある程度大きくしな
ければいけないために、予備加熱が長くなる事(10分
間程度)、ホットプレートが重いといった問題がある。
レート及びヒータ収納部の熱容量をある程度大きくしな
ければいけないために、予備加熱が長くなる事(10分
間程度)、ホットプレートが重いといった問題がある。
【0008】また、鉄製プレートの中央部一点を測定す
る温度センサーのみで鉄製プレート全体の温度制御を行
うために、調理物が置かれた以外の領域では、無駄な熱
量を消費することになる。
る温度センサーのみで鉄製プレート全体の温度制御を行
うために、調理物が置かれた以外の領域では、無駄な熱
量を消費することになる。
【0009】また、このような熱量の無駄があるので、
ステーキが置かれた領域への十分な加熱が出来ずに、温
度降下が生じてしまう。
ステーキが置かれた領域への十分な加熱が出来ずに、温
度降下が生じてしまう。
【0010】本発明の第1の手段は、このような課題を
解決するもので、先に述べた調理器具への要求(1)〜
(3)を満たすものである。
解決するもので、先に述べた調理器具への要求(1)〜
(3)を満たすものである。
【0011】第2の手段では、第1の手段での課題を解
決し、更に、先に述べた調理器具への要求(4)を満た
すものである。
決し、更に、先に述べた調理器具への要求(4)を満た
すものである。
【0012】第3の手段では、第2の手段での課題を解
決し、更に、先に述べた調理器具への要求(3)、
(4)に対して、大きな効果を有する。
決し、更に、先に述べた調理器具への要求(3)、
(4)に対して、大きな効果を有する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第一の手段は、肉や野菜などの調理物の調
理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝導
により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄板
厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記薄
板厚プレートを加熱する加熱手段と、前記プレート温度
を測定出力する温度センサーと、この温度センサーの出
力と前記調理温度とから前記加熱手段への電力入力量を
決定する電力供給制御手段とからなる。
に、本発明の第一の手段は、肉や野菜などの調理物の調
理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝導
により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄板
厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記薄
板厚プレートを加熱する加熱手段と、前記プレート温度
を測定出力する温度センサーと、この温度センサーの出
力と前記調理温度とから前記加熱手段への電力入力量を
決定する電力供給制御手段とからなる。
【0014】第二の手段では、肉や野菜などの調理物の
調理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝
導により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄
板厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記
薄板厚プレートを加熱する複数の加熱手段と、前記複数
箇所のプレート温度をそれぞれ測定出力する複数の温度
センサーと、この温度センサーの出力と前記調理温度と
から前記加熱手段へのそれぞれの電力入力量を決定する
電力分配供給制御手段とからなる。
調理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝
導により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄
板厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記
薄板厚プレートを加熱する複数の加熱手段と、前記複数
箇所のプレート温度をそれぞれ測定出力する複数の温度
センサーと、この温度センサーの出力と前記調理温度と
から前記加熱手段へのそれぞれの電力入力量を決定する
電力分配供給制御手段とからなる。
【0015】第三の手段は、肉や野菜などの調理物の調
理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝導
により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄板
厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記薄
板厚プレートを加熱する複数の加熱手段と、前記複数箇
所のプレート温度をそれぞれ測定出力する複数の温度セ
ンサーと、電力分配供給手段からなり、電力分配供給手
段は、過去の電力入力量と薄板厚プレート温度とから調
理物の有無を推定する調理物認識回路を含み、調理物が
ある領域が認識されれば、それ以外の領域へは電力入力
を加えないことを特徴とする。
理温度を設定する調理温度設定手段と、調理物を熱伝導
により加熱する小熱容量の薄板厚プレートと、この薄板
厚プレートを断熱構造で支える断熱フレームと、前記薄
板厚プレートを加熱する複数の加熱手段と、前記複数箇
所のプレート温度をそれぞれ測定出力する複数の温度セ
ンサーと、電力分配供給手段からなり、電力分配供給手
段は、過去の電力入力量と薄板厚プレート温度とから調
理物の有無を推定する調理物認識回路を含み、調理物が
ある領域が認識されれば、それ以外の領域へは電力入力
を加えないことを特徴とする。
【0016】
【作用】第一の手段の作用は、調理物を載せるプレート
として、断熱された小熱容量の薄板厚プレートを用いる
ので、目的の調理温度まで予備加熱する時間が短く、加
熱に使われる総電力が少なく、且つ、軽いホットプレー
トが得られる。
として、断熱された小熱容量の薄板厚プレートを用いる
ので、目的の調理温度まで予備加熱する時間が短く、加
熱に使われる総電力が少なく、且つ、軽いホットプレー
トが得られる。
【0017】第二の手段の作用は、加熱手段と温度セン
サーを多数並べ、目的の調理温度と各領域のプレート温
度との温度降下を求め、プレートの温度降下が大きい領
域を強く加熱する事によって、調理物をプレートに置く
事による温度降下を小さくできる。
サーを多数並べ、目的の調理温度と各領域のプレート温
度との温度降下を求め、プレートの温度降下が大きい領
域を強く加熱する事によって、調理物をプレートに置く
事による温度降下を小さくできる。
【0018】第三の手段の作用は、過去の電力入力量と
プレート温度とから調理物の有無を推定する事によっ
て、調理物が無い領域へは加熱を行わず、調理物が有る
領域のみに集中して加熱を行えるので、より温度降下を
小さくでき、且つ、加熱に使われる発熱量が少ない。
プレート温度とから調理物の有無を推定する事によっ
て、調理物が無い領域へは加熱を行わず、調理物が有る
領域のみに集中して加熱を行えるので、より温度降下を
小さくでき、且つ、加熱に使われる発熱量が少ない。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。
て説明する。
【0020】ホットプレートは、図1に示すように、調
理温度設定手段1と、薄板厚プレート2と、断熱フレー
ム3と、加熱手段4と、温度センサー5と、電力供給制
御手段6とからなる。
理温度設定手段1と、薄板厚プレート2と、断熱フレー
ム3と、加熱手段4と、温度センサー5と、電力供給制
御手段6とからなる。
【0021】調理温度設定手段1は、野菜や肉7などを
調理する為に最適な調理温度を設定するボリュームから
なり、その出力は電力供給制御手段6に送られる。薄板
厚プレート3は、調理物7を熱伝導により加熱するもの
で、厚み1mmの鉄板からなり、小さい熱容量をもつ。
断熱フレーム3は、薄板厚プレート2をピン8で支え、
薄板厚プレート2で発生した熱量が断熱フレームに伝わ
りにくい断熱構造をもつ。加熱手段6は、電磁コイルに
より薄板厚プレート2を電磁加熱するものである。温度
センサー7は、薄板厚プレート3の中央部に接触して、
プレート温度を測定するもので、本実施例では、サーミ
スタ抵抗からなり、その出力は電力供給制御手段6に送
られる。電力供給制御手段6は、温度センサー出力と調
理温度出力とから加熱手段4への電力入力量を決定す
る。
調理する為に最適な調理温度を設定するボリュームから
なり、その出力は電力供給制御手段6に送られる。薄板
厚プレート3は、調理物7を熱伝導により加熱するもの
で、厚み1mmの鉄板からなり、小さい熱容量をもつ。
断熱フレーム3は、薄板厚プレート2をピン8で支え、
薄板厚プレート2で発生した熱量が断熱フレームに伝わ
りにくい断熱構造をもつ。加熱手段6は、電磁コイルに
より薄板厚プレート2を電磁加熱するものである。温度
センサー7は、薄板厚プレート3の中央部に接触して、
プレート温度を測定するもので、本実施例では、サーミ
スタ抵抗からなり、その出力は電力供給制御手段6に送
られる。電力供給制御手段6は、温度センサー出力と調
理温度出力とから加熱手段4への電力入力量を決定す
る。
【0022】次に、図2、図3を用いて、第1の実施例
におけるホットプレートの実際動作(実線)の説明と、
従来例(破線)との比較を行う。
におけるホットプレートの実際動作(実線)の説明と、
従来例(破線)との比較を行う。
【0023】これらの図は、非定常熱伝導方程式(数
1)を数値計算した熱解析結果であり、本発明の構成で
の各部の温度、熱量を再現するものである。すなわち、
図2は、プレートの温度変化を示し、図3は、経過時間
と使用熱量を示す。
1)を数値計算した熱解析結果であり、本発明の構成で
の各部の温度、熱量を再現するものである。すなわち、
図2は、プレートの温度変化を示し、図3は、経過時間
と使用熱量を示す。
【0024】
【数1】
【0025】本動作では、ステーキ料理を例にする。ま
ず、200度に薄板厚プレートを予備加熱を行い、温度
が安定した10秒後に、ステーキを薄板厚プレートに載
せ、10分間ステーキを焼くものとする。ここで用いた
ステーキ形状は、厚み1cm、半径8cmとし、本発明
のホットプレートは、最大供給電力Wmax1.5kW、
プレート厚み1mm、半径16cmとし、従来例とし
て、熱容量が大きいプレートを仮定し、最大供給電力W
max1.5kW、プレート厚み1cm、半径16cmと
する。
ず、200度に薄板厚プレートを予備加熱を行い、温度
が安定した10秒後に、ステーキを薄板厚プレートに載
せ、10分間ステーキを焼くものとする。ここで用いた
ステーキ形状は、厚み1cm、半径8cmとし、本発明
のホットプレートは、最大供給電力Wmax1.5kW、
プレート厚み1mm、半径16cmとし、従来例とし
て、熱容量が大きいプレートを仮定し、最大供給電力W
max1.5kW、プレート厚み1cm、半径16cmと
する。
【0026】調理者は、ステーキ7が無い状態での予備
加熱を行う。まず、調理温度設定手段1を200度(=
Tcook)に設定する。電力供給制御手段6は、この調理
温度Tcookと測定されたプレート温度Tmeasureとの差
に従った(数2)の規則を用いて、加熱手段4へ電力W
を供給する。すなわち、電力供給制御手段6は、始め
は、加熱手段4へ最大供給電力Wmax を投入するが、調
理温度Tcookに近づくと、フィードバック制御(最大供
給電力を供給しない制御)に切り替わり、プレート温度
を調理温度Tcookに安定させる。その後、調理者は、ス
テーキ7を載せ、ステーキ料理を10分間行うものとす
る。
加熱を行う。まず、調理温度設定手段1を200度(=
Tcook)に設定する。電力供給制御手段6は、この調理
温度Tcookと測定されたプレート温度Tmeasureとの差
に従った(数2)の規則を用いて、加熱手段4へ電力W
を供給する。すなわち、電力供給制御手段6は、始め
は、加熱手段4へ最大供給電力Wmax を投入するが、調
理温度Tcookに近づくと、フィードバック制御(最大供
給電力を供給しない制御)に切り替わり、プレート温度
を調理温度Tcookに安定させる。その後、調理者は、ス
テーキ7を載せ、ステーキ料理を10分間行うものとす
る。
【0027】
【数2】
【0028】図2に示されるように、薄板厚プレート2
の熱容量が小さいために、本発明のホットプレートの温
度の立ち上がりは速く、従来例での立ち上がり時間が約
9分に対して、本構成では50秒と、予備加熱時間が1
/10ですむ。
の熱容量が小さいために、本発明のホットプレートの温
度の立ち上がりは速く、従来例での立ち上がり時間が約
9分に対して、本構成では50秒と、予備加熱時間が1
/10ですむ。
【0029】図3は、以上の調理に対して、使用された
熱量cm3Wdtを示したものである。本発明の第1の
実施例は、予備加熱に用いる熱量が少ないので、従来例
の1368kJに比べて、約半分の697kJの熱量で
ステーキを焼くことができる。
熱量cm3Wdtを示したものである。本発明の第1の
実施例は、予備加熱に用いる熱量が少ないので、従来例
の1368kJに比べて、約半分の697kJの熱量で
ステーキを焼くことができる。
【0030】本発明の第2の実施例を図4〜図6を参照
して説明する。ホットプレートは、図4に示すように、
調理温度設定手段1と、薄板厚プレート2と、断熱フレ
ーム3と、複数の加熱手段9と、複数の温度センサー1
0と、電力分配供給制御手段11とからなる。
して説明する。ホットプレートは、図4に示すように、
調理温度設定手段1と、薄板厚プレート2と、断熱フレ
ーム3と、複数の加熱手段9と、複数の温度センサー1
0と、電力分配供給制御手段11とからなる。
【0031】調理温度設定手段1は、野菜や肉7などを
調理する為に最適な調理温度を設定するボリュームから
なり、その出力は電力分配供給制御手段11に送られ
る。薄板厚プレート3は、調理物7を熱伝導により加熱
するもので、厚み1mmの鉄板からなり、小さい熱容量
をもつ。断熱フレーム3は、薄板厚プレート2をピン8
で支え、薄板厚プレート2で発生した熱量が断熱フレー
ムに伝わりにくい断熱構造をもつ。複数の加熱手段9
は、電磁コイルにより複数箇所の薄板厚プレート2をそ
れぞれ電磁加熱するものである。複数の温度センサー1
0は、複数箇所の薄板厚プレート3に接触して、そこの
プレート温度を測定するもので、本実施例では、サーミ
スタ抵抗からなり、その出力は電力分配供給制御手段1
1に送られる。電力分配供給制御手段11は、複数の温
度センサー出力と調理温度出力とから複数の加熱手段9
へ分配する電力分配量を決定する。
調理する為に最適な調理温度を設定するボリュームから
なり、その出力は電力分配供給制御手段11に送られ
る。薄板厚プレート3は、調理物7を熱伝導により加熱
するもので、厚み1mmの鉄板からなり、小さい熱容量
をもつ。断熱フレーム3は、薄板厚プレート2をピン8
で支え、薄板厚プレート2で発生した熱量が断熱フレー
ムに伝わりにくい断熱構造をもつ。複数の加熱手段9
は、電磁コイルにより複数箇所の薄板厚プレート2をそ
れぞれ電磁加熱するものである。複数の温度センサー1
0は、複数箇所の薄板厚プレート3に接触して、そこの
プレート温度を測定するもので、本実施例では、サーミ
スタ抵抗からなり、その出力は電力分配供給制御手段1
1に送られる。電力分配供給制御手段11は、複数の温
度センサー出力と調理温度出力とから複数の加熱手段9
へ分配する電力分配量を決定する。
【0032】次に、図5、図6を用いて、第2の実施例
におけるホットプレートの実際動作(実線)の説明と、
従来例(破線)との比較を行う。すなわち、図5は、プ
レート中心部と周辺部の温度変化を示し、図6は、経過
時間と使用熱量を示す。動作及び形状、最大供給電力
は、第1の実施例と同じである。
におけるホットプレートの実際動作(実線)の説明と、
従来例(破線)との比較を行う。すなわち、図5は、プ
レート中心部と周辺部の温度変化を示し、図6は、経過
時間と使用熱量を示す。動作及び形状、最大供給電力
は、第1の実施例と同じである。
【0033】調理者は、ステーキ7が無い状態での予備
加熱を行う。まず、調理温度設定手段1を200度(=
Tcook)に設定する。電力分配供給制御手段11は、
(数3)の規則を用いて、加熱手段10へ分配電力W
(i)を供給する。
加熱を行う。まず、調理温度設定手段1を200度(=
Tcook)に設定する。電力分配供給制御手段11は、
(数3)の規則を用いて、加熱手段10へ分配電力W
(i)を供給する。
【0034】
【数3】
【0035】(数3)のa式は、この調理温度Tcookと
複数箇所のプレート温度Tmeasureとの差に従って、複
数の加熱手段9への分配電力W(i)を決定する電力入力
量分配回路であり、(数3)のb式は、計算された分配
電力W(i)の合計が最大供給電力Wmaxを越えれば、分配
電力W(i)の大きさに従ってそれを補正する最大供給電
力量制限回路である。
複数箇所のプレート温度Tmeasureとの差に従って、複
数の加熱手段9への分配電力W(i)を決定する電力入力
量分配回路であり、(数3)のb式は、計算された分配
電力W(i)の合計が最大供給電力Wmaxを越えれば、分配
電力W(i)の大きさに従ってそれを補正する最大供給電
力量制限回路である。
【0036】電力供給制御手段11は、始めは、複数箇
所の加熱手段10へ分配電力W(i)の合計Wtotalが最大
となる最大供給電力Wmaxを投入するが、調理温度Tcoo
kに近づくと、フィードバック制御(最大供給電力を供
給しない制御)に切り替わり、複数箇所のプレート温度
Tmeasure(i)を調理温度Tcookに安定させる。図5に示
されるように、本発明のホットプレートの温度の立ち上
がりは速く、従来例での立ち上がり時間が約9分に対し
て、本構成では50秒と、予備加熱時間が1/10です
む。
所の加熱手段10へ分配電力W(i)の合計Wtotalが最大
となる最大供給電力Wmaxを投入するが、調理温度Tcoo
kに近づくと、フィードバック制御(最大供給電力を供
給しない制御)に切り替わり、複数箇所のプレート温度
Tmeasure(i)を調理温度Tcookに安定させる。図5に示
されるように、本発明のホットプレートの温度の立ち上
がりは速く、従来例での立ち上がり時間が約9分に対し
て、本構成では50秒と、予備加熱時間が1/10です
む。
【0037】次に、調理者は、薄板厚プレート2の上に
ステーキ7を載せる。図5に示すように、ステーキを載
せる事によって、ステーキ7が置かれたプレート中心部
は、従来例と本発明とも温度降下が生じている。そこ
で、加熱手段10へ電力が投入され、プレートを発熱す
ることになるが、従来例では、全体を発熱するので、ス
テーキが置かれていないプレート周辺部への温度が上昇
してしまう。その為、無駄な熱量を要してしまうし、ス
テーキが置かれているプレート中心部の加熱不足にな
る。
ステーキ7を載せる。図5に示すように、ステーキを載
せる事によって、ステーキ7が置かれたプレート中心部
は、従来例と本発明とも温度降下が生じている。そこ
で、加熱手段10へ電力が投入され、プレートを発熱す
ることになるが、従来例では、全体を発熱するので、ス
テーキが置かれていないプレート周辺部への温度が上昇
してしまう。その為、無駄な熱量を要してしまうし、ス
テーキが置かれているプレート中心部の加熱不足にな
る。
【0038】ところが、本発明では、温度降下した所の
(数3)に従った重点的な加熱と、熱容量が小さい薄板
厚プレートを用いていることから、ステーキが置かれた
プレート中心部が速く調理温度Tcookに復帰出来てい
る。すなわち、従来例で示した1cm厚のプレートより
ももっと厚い極厚鉄板料理や石焼き料理と同等の温度制
御が出来ている。
(数3)に従った重点的な加熱と、熱容量が小さい薄板
厚プレートを用いていることから、ステーキが置かれた
プレート中心部が速く調理温度Tcookに復帰出来てい
る。すなわち、従来例で示した1cm厚のプレートより
ももっと厚い極厚鉄板料理や石焼き料理と同等の温度制
御が出来ている。
【0039】図6は、以上の調理に対して、使用された
熱量cm3W(i)dtを表したものである。本発明の第2
の実施例は、予備加熱に用いる熱量が少なく、且つ、ス
テーキが置かれている部分を重点的に加熱するので、第
1の実施例の総熱量697kJに比べても第2の実施例
の総熱量564kJと更に省電力である。
熱量cm3W(i)dtを表したものである。本発明の第2
の実施例は、予備加熱に用いる熱量が少なく、且つ、ス
テーキが置かれている部分を重点的に加熱するので、第
1の実施例の総熱量697kJに比べても第2の実施例
の総熱量564kJと更に省電力である。
【0040】本発明の第3の実施例を図7と図8とを用
いて説明する。図7は、プレート中心部と周辺部の温度
変化を示し、図8は、経過時間と使用熱量を示す。
いて説明する。図7は、プレート中心部と周辺部の温度
変化を示し、図8は、経過時間と使用熱量を示す。
【0041】ホットプレートは、電力分配供給制御手段
11を除いて本発明の第2の実施例と同じである。電力
分配供給制御手段11は、複数の温度センサー出力と調
理温度出力と過去の分配電力量から、(数4)の規則を
用いて、複数の加熱手段10へ分配する電力分配量を決
定する。
11を除いて本発明の第2の実施例と同じである。電力
分配供給制御手段11は、複数の温度センサー出力と調
理温度出力と過去の分配電力量から、(数4)の規則を
用いて、複数の加熱手段10へ分配する電力分配量を決
定する。
【0042】
【数4】
【0043】ステーキ7が無い状態での予備加熱では、
電力分配供給制御手段11は、本発明の第2の実施例の
(数3)と同様の規則を用いて、加熱手段10へ分配電
力量W(i)を供給する。
電力分配供給制御手段11は、本発明の第2の実施例の
(数3)と同様の規則を用いて、加熱手段10へ分配電
力量W(i)を供給する。
【0044】薄板厚プレート2の上にステーキ7を載せ
た場合には、数の温度センサー出力と調理温度出力と過
去の分配電力量から、調理物認識回路((数4)のc
式)によりステーキ7の有無や位置を推定し、複数の加
熱手段10へ分配する電力分配量W(i)を決定する。
た場合には、数の温度センサー出力と調理温度出力と過
去の分配電力量から、調理物認識回路((数4)のc
式)によりステーキ7の有無や位置を推定し、複数の加
熱手段10へ分配する電力分配量W(i)を決定する。
【0045】図7に示すように、ステーキを載せる事に
よって、ステーキ7が置かれたプレート中心部は、従来
例と本発明とも温度降下が生じている。そこで、加熱手
段10へ電力が投入され、プレートを発熱することにな
るが、従来例では、全体を発熱するので、ステーキが置
かれていないプレート周辺部への温度が上昇してしま
う。その為、無駄な熱量を要してしまうし、ステーキが
置かれているプレート中心部の加熱不足になる。
よって、ステーキ7が置かれたプレート中心部は、従来
例と本発明とも温度降下が生じている。そこで、加熱手
段10へ電力が投入され、プレートを発熱することにな
るが、従来例では、全体を発熱するので、ステーキが置
かれていないプレート周辺部への温度が上昇してしま
う。その為、無駄な熱量を要してしまうし、ステーキが
置かれているプレート中心部の加熱不足になる。
【0046】ところが、本発明では、(数4)に従い、
調理物を認識し、調理物のみを加熱する事から、ステー
キが置かれたプレート中心部が実施例2に比べてもより
速く調理温度Tcookに復帰出来ている。すなわち、従来
例で示した1cm厚のプレートよりももっと厚い極厚鉄
板料理や石焼き料理と同等の温度制御が出来ている。
調理物を認識し、調理物のみを加熱する事から、ステー
キが置かれたプレート中心部が実施例2に比べてもより
速く調理温度Tcookに復帰出来ている。すなわち、従来
例で示した1cm厚のプレートよりももっと厚い極厚鉄
板料理や石焼き料理と同等の温度制御が出来ている。
【0047】図8は、以上の調理に対して、使用された
熱量cm3W(i)dtを表したものである。本発明の第3
の実施例は、予備加熱に用いる熱量が少なく、且つ、ス
テーキが置かれている部分のみ加熱するので、第2の実
施例の総熱量564kJに比べても第3の実施例の総熱
量313kJと更に省電力であり、従来方式の1/3以
下である。
熱量cm3W(i)dtを表したものである。本発明の第3
の実施例は、予備加熱に用いる熱量が少なく、且つ、ス
テーキが置かれている部分のみ加熱するので、第2の実
施例の総熱量564kJに比べても第3の実施例の総熱
量313kJと更に省電力であり、従来方式の1/3以
下である。
【0048】これまで、薄板厚プレート2の厚みは1m
mと固定していたが、次に、薄板厚プレートの厚みを変
化させ、この厚みと、予備加熱時間、消費電力、重量の
関係について述べる。
mと固定していたが、次に、薄板厚プレートの厚みを変
化させ、この厚みと、予備加熱時間、消費電力、重量の
関係について述べる。
【0049】図9は、薄板厚プレートの厚みと、予備加
熱時間の関係を示したものである。人間が待てる限度と
して3分間がよく挙げられているが、本発明に当てはめ
ると、薄板厚プレート2が断熱構造で支えられ、厚みが
3mm以下であれば、3分以内を満たす。更に、薄板厚
プレート2の厚みがより薄ければ、予備加熱時間の短
縮、それによる消費電力の低下や薄板厚プレート重量の
減少によるホットプレートの軽量化につながる。但し、
薄板厚プレート2の厚みがあまりに薄すぎると、反りや
返りなどが生じ、機械的な強度低下があるので、限度が
あると考えられる。
熱時間の関係を示したものである。人間が待てる限度と
して3分間がよく挙げられているが、本発明に当てはめ
ると、薄板厚プレート2が断熱構造で支えられ、厚みが
3mm以下であれば、3分以内を満たす。更に、薄板厚
プレート2の厚みがより薄ければ、予備加熱時間の短
縮、それによる消費電力の低下や薄板厚プレート重量の
減少によるホットプレートの軽量化につながる。但し、
薄板厚プレート2の厚みがあまりに薄すぎると、反りや
返りなどが生じ、機械的な強度低下があるので、限度が
あると考えられる。
【0050】また、加熱手段4、9として、電磁加熱方
式を説明に用いたが、ヒータ抵抗加熱方式でも、ランプ
加熱方式でも、断熱構造を採用すれば、同様の効果が期
待できる。
式を説明に用いたが、ヒータ抵抗加熱方式でも、ランプ
加熱方式でも、断熱構造を採用すれば、同様の効果が期
待できる。
【0051】また、温度センサー5、10として、薄板
厚プレート2に接触して、薄板厚プレート2の温度を測
定する構成を用いて説明してきたが、薄板厚プレート2
に接着や蒸着などによって表面に形成された薄膜感温素
子を用いれば、断熱構造が更に容易に構成でき、効果が
大きい。
厚プレート2に接触して、薄板厚プレート2の温度を測
定する構成を用いて説明してきたが、薄板厚プレート2
に接着や蒸着などによって表面に形成された薄膜感温素
子を用いれば、断熱構造が更に容易に構成でき、効果が
大きい。
【0052】更に、薄板厚プレート2に形成されたヒー
タ抵抗を温度センサーとして用いれば更に少ない構成で
同様の効果が期待できる。
タ抵抗を温度センサーとして用いれば更に少ない構成で
同様の効果が期待できる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたことから明らかのように、調
理物を載せるプレートとして、薄板厚で、断熱構造で支
えられた薄板厚プレートを用いるので、ホットプレート
が3分以内で準備でき、省電力化が可能となり、且つ、
軽いホットプレートが得られる。
理物を載せるプレートとして、薄板厚で、断熱構造で支
えられた薄板厚プレートを用いるので、ホットプレート
が3分以内で準備でき、省電力化が可能となり、且つ、
軽いホットプレートが得られる。
【0054】また、加熱手段と温度センサーを多数並
べ、プレートの温度降下が大きい領域を強く加熱する事
によって、極厚鉄板料理や石焼料理といった本格的な料
理と同様な温度条件での料理が可能となる。
べ、プレートの温度降下が大きい領域を強く加熱する事
によって、極厚鉄板料理や石焼料理といった本格的な料
理と同様な温度条件での料理が可能となる。
【0055】調理物の有無を推定し、調理物が有る領域
のみに集中して加熱する事によって、より、本格的な料
理と同等な料理が可能となり、その上、より省電力化が
図れる。
のみに集中して加熱する事によって、より、本格的な料
理と同等な料理が可能となり、その上、より省電力化が
図れる。
【0056】以上の効果により、本発明のホットプレー
トは、簡単で速く、小型軽量で、低消費電力で、且つ、
本物の料理を提供できるので、家庭の「だんらん」を作
り出すことができると思われる。
トは、簡単で速く、小型軽量で、低消費電力で、且つ、
本物の料理を提供できるので、家庭の「だんらん」を作
り出すことができると思われる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるホットプレート
の斜視図
の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例におけるプレートの温度
変化を示すグラフ
変化を示すグラフ
【図3】本発明の第1の実施例における使用した熱量を
示すグラフ
示すグラフ
【図4】本発明の第2と第3の実施例におけるホットプ
レートの斜視図
レートの斜視図
【図5】本発明の第2の実施例におけるプレートの温度
変化を示すグラフ
変化を示すグラフ
【図6】本発明の第2の実施例における使用した熱量を
示すグラフ
示すグラフ
【図7】本発明の第3の実施例におけるプレートの温度
変化を示すグラフ
変化を示すグラフ
【図8】本発明の第3の実施例における使用した熱量を
示すグラフ
示すグラフ
【図9】本発明の実施例におけるプレートの厚みと予熱
時間の関係を表したグラフ
時間の関係を表したグラフ
【図10】従来ホットプレートの構成図
1 調理温度設定手段 2 薄板厚プレート 3 断熱フレーム 4 加熱手段 5 温度センサー 6 電力供給制御手段 9 複数の加熱手段 10 複数の温度センサー 11 電力分配供給制御手段
Claims (5)
- 【請求項1】調理物の調理温度を設定する調理温度設定
手段と、調理物を熱伝導により加熱する小熱容量の薄板
厚プレートと、前記薄板厚プレートを断熱構造で支える
断熱フレームと、前記薄板厚プレートを加熱する加熱手
段と、前記プレート温度を測定出力する温度センサー
と、前記温度センサーの出力と前記調理温度とから前記
加熱手段への電力入力量を決定する電力供給制御手段と
からなることを特徴とするホットプレート。 - 【請求項2】調理物の調理温度を設定する調理温度設定
手段と、調理物を熱伝導により加熱する小熱容量の薄板
厚プレートと、前記薄板厚プレートを断熱構造で支える
断熱フレームと、前記薄板厚プレートを加熱する複数の
加熱手段と、複数箇所のプレート温度をそれぞれ測定出
力する複数の温度センサーと、前記温度センサーの出力
と前記調理温度とから前記加熱手段へのそれぞれの電力
分配量を決定する電力分配供給制御手段とからなること
を特徴とするホットプレート。 - 【請求項3】薄板厚プレートの厚みが、0.1mm以上
3mm以下であることを特徴とする請求項1または2何
れかに記載のホットプレート。 - 【請求項4】電力分配供給制御手段は、調理温度と複数
箇所のプレート温度の差に従って、各加熱手段への電力
入力量を分配する電力入力量分配回路と、各加熱手段へ
の総電力入力量が最大供給電力量を越えないよう制限す
る最大供給電力量制限回路と、からなることを特徴とす
る請求項1、2または3何れかに記載のホットプレー
ト。 - 【請求項5】電力分配供給制御手段は、過去の電力入力
量と薄板厚プレート温度とから調理物の有無を推定する
調理物認識回路を含み、調理物がある領域が認識されれ
ば、それ以外の領域へは電力入力を加えないことを特徴
とする請求項4記載のホットプレート。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242448A JPH0795926A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | ホットプレート |
US08/311,757 US5522308A (en) | 1993-09-29 | 1994-09-23 | Griddle |
EP94115286A EP0645114B1 (en) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | A griddle |
KR1019940024581A KR100317435B1 (ko) | 1993-09-26 | 1994-09-28 | 그리들 |
DE69402389T DE69402389T2 (de) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | Eine Grillplatte |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242448A JPH0795926A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | ホットプレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795926A true JPH0795926A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17089251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5242448A Pending JPH0795926A (ja) | 1993-09-26 | 1993-09-29 | ホットプレート |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5522308A (ja) |
EP (1) | EP0645114B1 (ja) |
JP (1) | JPH0795926A (ja) |
KR (1) | KR100317435B1 (ja) |
DE (1) | DE69402389T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1997037515A1 (de) * | 1996-03-29 | 1997-10-09 | Kolja Kuse | Homogenheizfeld |
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DE10135331B4 (de) * | 2001-07-19 | 2005-01-27 | Amerschläger, Herbert | Warmhalteeinrichtung für Lebensmittel |
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- 1994-09-28 DE DE69402389T patent/DE69402389T2/de not_active Expired - Fee Related
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