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JPH0789994B2 - 電気コーヒ沸し器 - Google Patents

電気コーヒ沸し器

Info

Publication number
JPH0789994B2
JPH0789994B2 JP63046178A JP4617888A JPH0789994B2 JP H0789994 B2 JPH0789994 B2 JP H0789994B2 JP 63046178 A JP63046178 A JP 63046178A JP 4617888 A JP4617888 A JP 4617888A JP H0789994 B2 JPH0789994 B2 JP H0789994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
activated carbon
tank
coffee
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63046178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01221117A (ja
Inventor
利男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63046178A priority Critical patent/JPH0789994B2/ja
Publication of JPH01221117A publication Critical patent/JPH01221117A/ja
Publication of JPH0789994B2 publication Critical patent/JPH0789994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水道水に含まれる残留塩素や有機物質の除去
機能を有した電気コーヒ沸し器に関するものである。
従来の技術 従来の電気コーヒー沸し器においては、水道水に含まれ
る残留塩素や、トリハロメタン,ジオスミン等の有機物
質を除去する機能を備えたものはほとんどなかった。
発明が解決しようとする課題 従来の電気コーヒー沸し器は、水道水に含まれる残留塩
素や、トリハロメタン,ジオスミン等の有機物質を除去
する機能を備えていないため、異臭が発生して、コーヒ
の香り、味を損うという不具合を有していた。そこで、
この不具合を解消するために、活性炭による除去機能を
装備することが考えられるが、これにおいては、効果の
持続性の点から、活性炭を交換する手間や、多量の活性
炭を用いる必要があるため、コスト高になるという問題
点を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、水道水に含
まれる残留塩素や有機物質を除去することができるとと
もに、その除去機能の交換も不要で、しかもコスト的に
も安価にしておいしいコーヒを得ることができ、さらに
は除去機能の再活性が未終了の状態である場合は、それ
を使用者に警告することができる電気コーヒ沸し器を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、水を収容するタン
クと、このタンクの底面に装備した逆止弁を介してタン
クに一端を接続し、かつ活性炭を内蔵した加熱パイプ
と、ヒータ及び前記加熱パイプを内包し、かつコーヒ液
を受ける受け容器を載置可能に構成したヒータブロック
と、前記加熱パイプの他端に接続され、かつ加熱された
湯をコーヒ抽出容器へ導く吐出パイプと、前記ヒータブ
ロックに設けられ、かつタンク内の水が導出された後、
ヒータへの通電を、活性炭部の温度を検知して制御する
サーモスタットと、表示ランプとを有し、前記表示ラン
プを、サーモスタットが閉路している時は点滅させ、か
つ開路すると点灯させる制御装置を設けたものである。
作用 上記構成によれば、水道水が加熱パイプを通過する際
に、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン,ジオ
スミン等の有機物質は活性炭に吸着されて除去される。
そしてタンク内の水がすべて導出されると、ヒータブロ
ックは空焼き状態になって急激に昇温する。この場合、
活性炭も加熱されるため、この活性炭に吸着していた残
留塩素や有機物質を熱分解し、そしてガス状にして空気
中に放出するため、活性炭は再活性される。このように
活性炭が再活性化されることにより、半永久的にその効
果を持続するため、交換する必要は無く、ごくわずかな
量でよい。またタンク内の水の導出が完了した後、しば
らく受け容器に溜ったコーヒを適温に維持するためにサ
ーモスタットが開路し、ヒータへの通電を制御する。こ
の時、活性炭は十分再活性温度に達しており、しかもヒ
ータブロックの余熱でその必要時間は維持される。また
表示ランプはサーモスタットが開路するまで点滅してい
るため、この点滅により、使用者にコーヒの抽出中もし
くは活性炭の再活性未終了の警告を発することができ、
したがってコーヒ抽出以前に電源が断たれることは無
い。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図〜第5図において、1は水を収容するタンク
で、このタンク1の底部には流出方向のみに開口する逆
止弁2を装備している。3はヒータブロックで、このヒ
ータブロック3はヒータ4と、前記タンク1の底部に逆
止弁2を介して一端が接続され、かつ水を加熱部へ導入
する加熱パイプ5を内包している。また加熱パイプ5の
流入側には、ハニカム状の活性炭6がスペーサ7を介し
て複数個内蔵されており、また加熱パイプ5の他端は、
加熱された湯をコーヒ抽出容器8へ導く吐出パイプ9に
接続している。また前記ヒータブロック3にはコーヒ受
け容器10に溜ったコーヒ液を保温状態に維持するため
に、ヒータ4への通電を制御するサーモスタットTh
1と、活性炭6の温度を検知し、活性炭6が有機物質を
熱分解する温度に達すると開路するサーモスタットTh2
を備えている。前記サーモスタットTh2はヒータ4,ヒュ
ーズFと並列に接続されるとともに、抵抗R1,ダイオー
ドD,コンデンサCより成る充電回路を直列に接続してい
る。また前記コンデンサC,サーモスタットTh2と並列に
抵抗R2,表示ランプLより成る放電回路を接続してい
る。前記サーモスタットTh2が閉路している状態におい
ては、コンデンサCは充電され、そしてこのコンデンサ
Cが表示ランプLの放電電圧に達すると、放電が行われ
て、表示ランプLを短時間点灯させ、そして再度コンデ
ンサCが充電されるまで消灯する。この点滅状態は、サ
ーモスタットTh2が開路するまで継続するもので、サー
モスタットTh2が開路すると、表示ランプLは点灯状態
に維持される。Sは主電源スイッチである。
上記構成において、次にその動作を説明する。まず、タ
ンク1へ水を入れ、主電源スイッチSを閉じるとヒータ
3は発熱し、加熱パイプ5中の水を加熱する。やがて水
が局部的に沸騰し始めると、それにより発生した蒸気圧
により、加熱パイプ5及び吐出パイプ9中の湯をコーヒ
抽出容器8へ押し出す。そして前記蒸気が外部へ放出さ
れた後は加熱パイプ5の圧力が低下し、新たにタンク1
より水が流入する。また水が活性炭6を通過する際に、
活性炭6は水に含まれる残留塩素や、トリハロメタン,
ジオスミン等の有機物質を吸着する。この動作はタンク
1内の水が無くなるまで、繰り返される。そしてタンク
1内の水が無くなると、ヒータブロック3は空焼き状態
となって急速に昇温し、これが受け容器10に溜まったコ
ーヒ液を適温で維持できる温度になると、それ以降はサ
ーモスタットTh1が断続し、主電源スイッチSを切るま
で前記適温を維持し続ける。
一方、表示ランプLは、初めに主電源スイッチSを閉じ
た時からヒータブロック3が空焼き状態になって活性炭
6が再活性する適温、すなわちサーモスタットTh2が開
路するまで点滅し、それ以降は点灯状態になる。なお、
活性炭6が再活性し始める温度は通常150℃以上である
ため、サーモスタットTh2が開路する時にはすでに適温
となっている。従って、使用毎に水道水に含まれる残留
塩素や、トリハロメタン,ジオスミン等の有機物質を除
去でき、しかも半永久的にその効果は持続されるもので
ある。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
水道水に含まれる残留塩素や、トリハロメタン,ジオス
ミン等の有機物質を活性炭で除去することができるた
め、健康上、安全で、かつ臭気の無いおいしいコーヒを
得ることができる。また活性炭は再活性化されるように
しているため、この活性炭を交換する必要も無く、半永
久的に効果を揮することができる。しかもこの活性炭は
少量の使用量で済むため、コスト的にも安価に提供でき
る。さらにコーヒの抽出中、あるいは活性炭が再活性適
温になっていない時は、表示ランプが点滅して使用者に
警告を発するようにしているため、途中で電源が切られ
る等の誤使用も無くなる等、有用な電気コーヒ沸し器を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気コーヒ沸し器の外
観斜視図、第2図は同電気コーヒ沸し器の断面図、第3
図は同電気コーヒ沸し器の回路図、第4図は同電気コー
ヒ沸し器におけるヒータブロックの上面図、第5図は活
性炭の斜視図である。 1……タンク、2……逆止弁、3……ヒータブロック、
4……ヒータ、5……加熱パイプ、6……活性炭、8…
…コーヒ抽出容器、9……吐出パイプ、10……受け容
器、Th2……サーモスタット、L……表示ランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を収容するタンクと、このタンクの底面
    に装備した逆止弁を介してタンクに一端を接続し、かつ
    活性炭を内蔵した加熱パイプと、ヒータ及び前記加熱パ
    イプを内包し、かつコーヒ液を受ける受け容器を載置可
    能に構成したヒータブロックと、前記加熱パイプの他端
    に接続され、かつ加熱された湯をコーヒ抽出容器へ導く
    吐出パイプと、前記ヒータブロックに設けられ、かつタ
    ンク内の水が導出された後、ヒータへの通電を活性炭部
    の温度を検知して制御するサーモスタットと、表示ラン
    プとを有し、前記表示ランプを、サーモスタットが閉路
    している時は点滅させ、かつ開路すると点灯させる制御
    装置を設けた電気コーヒ沸し器。
JP63046178A 1988-02-29 1988-02-29 電気コーヒ沸し器 Expired - Lifetime JPH0789994B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63046178A JPH0789994B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 電気コーヒ沸し器

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JP63046178A JPH0789994B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 電気コーヒ沸し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01221117A JPH01221117A (ja) 1989-09-04
JPH0789994B2 true JPH0789994B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=12739775

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738833B2 (ja) * 1989-10-17 1995-05-01 三洋電機株式会社 コーヒー沸し器
JP6655836B2 (ja) * 2015-01-20 2020-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料供給装置

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Publication number Publication date
JPH01221117A (ja) 1989-09-04

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