JPH0788159A - 注射薬調剤機 - Google Patents
注射薬調剤機Info
- Publication number
- JPH0788159A JPH0788159A JP26938193A JP26938193A JPH0788159A JP H0788159 A JPH0788159 A JP H0788159A JP 26938193 A JP26938193 A JP 26938193A JP 26938193 A JP26938193 A JP 26938193A JP H0788159 A JPH0788159 A JP H0788159A
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- JP
- Japan
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- conveyor
- container
- storage
- vessel
- injection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】注射薬の調剤に従事する作業者の負担を軽減す
ることのできる注射薬調剤機を提供すること。 【構成】各種の注射薬を収納した収納庫2と、処方箋に
したがって収納庫2から取り出される注射薬21を収容
する容器11と、注射薬21を収容した容器11を保管
する保管庫4とを具えている。
ることのできる注射薬調剤機を提供すること。 【構成】各種の注射薬を収納した収納庫2と、処方箋に
したがって収納庫2から取り出される注射薬21を収容
する容器11と、注射薬21を収容した容器11を保管
する保管庫4とを具えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、注射薬調剤機に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、注射薬には、その容器の大きさ
・形状によって、アンプル、バイアル、輸液ボトルなど
の種類があり、しかもこれらは、小さいものから大きな
ものまで多種多様である。また、注射薬は、施用される
身体の適用部位によって、皮下注射、筋肉注射、静脈注
射、点滴注射等の種類があり、これらは互いに混同して
施用してはならないことはいうまでもない。これらの注
射薬は、いずれも、吸収が速くて効果の現れるのが迅速
かつ強力であるから、間違った施用は患者に致命的な影
響を及ぼすおそれが多分にあり、そのため、施用する者
は細心の注意を払わなければならず、その緊張感は、錠
剤や散薬を取り扱う場合の比ではない。
・形状によって、アンプル、バイアル、輸液ボトルなど
の種類があり、しかもこれらは、小さいものから大きな
ものまで多種多様である。また、注射薬は、施用される
身体の適用部位によって、皮下注射、筋肉注射、静脈注
射、点滴注射等の種類があり、これらは互いに混同して
施用してはならないことはいうまでもない。これらの注
射薬は、いずれも、吸収が速くて効果の現れるのが迅速
かつ強力であるから、間違った施用は患者に致命的な影
響を及ぼすおそれが多分にあり、そのため、施用する者
は細心の注意を払わなければならず、その緊張感は、錠
剤や散薬を取り扱う場合の比ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、注射薬の調剤作業の初めから終わりまで、人手によ
って作業していたため、作業者にかかる負担が大きく、
その負担を軽減することができないという問題点があっ
た。
は、注射薬の調剤作業の初めから終わりまで、人手によ
って作業していたため、作業者にかかる負担が大きく、
その負担を軽減することができないという問題点があっ
た。
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、注射薬の調剤に従事する作業者の負担を軽減
することのできる注射薬調剤機を提供することを目的と
するものである。
解決して、注射薬の調剤に従事する作業者の負担を軽減
することのできる注射薬調剤機を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、各種の注射薬を収納した収納庫と、処方箋
にしたがって前記収納庫から取り出される注射薬を収容
する容器と、注射薬を収容した前記容器を保管する保管
庫とを具えたものである。
成するため、各種の注射薬を収納した収納庫と、処方箋
にしたがって前記収納庫から取り出される注射薬を収容
する容器と、注射薬を収容した前記容器を保管する保管
庫とを具えたものである。
【0006】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、収
納庫から取り出された注射薬は容器に収容され、そのた
め、その後の調剤作業において、注射薬の取り扱いが簡
便となる。
納庫から取り出された注射薬は容器に収容され、そのた
め、その後の調剤作業において、注射薬の取り扱いが簡
便となる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による注射薬調剤機の一実施
例を示したものであり、この注射薬調剤機は、容器スト
ッカ1と,薬品収納庫2と、印字ユニット3と、保管庫
4と、監査ユニット5とから構成されている。
例を示したものであり、この注射薬調剤機は、容器スト
ッカ1と,薬品収納庫2と、印字ユニット3と、保管庫
4と、監査ユニット5とから構成されている。
【0008】容器ストッカ1には、図2に概略的に示す
ように、トレイ状の容器11が多数枚重ねて収納されて
いる。各容器11は、本体12と蓋体13とが連設され
た透明プラスチック製のものであり、本体12および蓋
体13のいずれにも仕切り14が形成され、本体12に
蓋体13が閉じ合わされたとき、両仕切り14、14が
重なり合って、容器11の内部空間が複数の収容室15
に分割されるようになっている。これらの容器11は、
必要に応じて、適宜の分離機構16により最下端のもの
から順に1枚ずつ分離されて、適宜のコンベヤ17によ
り薬品収納庫2へ向けて搬送されるようになっている。
このような容器11としては、図2に示すように、収容
室15がたとえば6個(偶数個)形成されたものと、図
示してないが、収容室15がたとえば5個(奇数個)形
成されたものとを容器ストッカ1内に別々に収納してお
き、いずれの容器11でも選択して、コンベヤ17によ
り薬品収納庫2へ向けて搬送できるように構成すること
が好ましく、そのようにすれば、処方された注射薬の本
数に応じて、偶数、奇数いずれか適した方の容器11を
使用することで、無駄を省くことができる。また、要求
があれば、本体12、蓋体13ともに仕切り14を形成
せずに、内部空間が単一の収容室15として形成された
容器11を使用することも可能である。
ように、トレイ状の容器11が多数枚重ねて収納されて
いる。各容器11は、本体12と蓋体13とが連設され
た透明プラスチック製のものであり、本体12および蓋
体13のいずれにも仕切り14が形成され、本体12に
蓋体13が閉じ合わされたとき、両仕切り14、14が
重なり合って、容器11の内部空間が複数の収容室15
に分割されるようになっている。これらの容器11は、
必要に応じて、適宜の分離機構16により最下端のもの
から順に1枚ずつ分離されて、適宜のコンベヤ17によ
り薬品収納庫2へ向けて搬送されるようになっている。
このような容器11としては、図2に示すように、収容
室15がたとえば6個(偶数個)形成されたものと、図
示してないが、収容室15がたとえば5個(奇数個)形
成されたものとを容器ストッカ1内に別々に収納してお
き、いずれの容器11でも選択して、コンベヤ17によ
り薬品収納庫2へ向けて搬送できるように構成すること
が好ましく、そのようにすれば、処方された注射薬の本
数に応じて、偶数、奇数いずれか適した方の容器11を
使用することで、無駄を省くことができる。また、要求
があれば、本体12、蓋体13ともに仕切り14を形成
せずに、内部空間が単一の収容室15として形成された
容器11を使用することも可能である。
【0009】薬品収納庫2には、図3に概略的に示すよ
うに、アンプルやバイアルの形状をした各種の注射薬2
1が、薬品ごとに適宜のカートリッジ22に、寝かせた
状態で上下に並べて収納されていて、必要に応じて、カ
ートリッジ22の下端に設けられた適宜の取り出し機構
23により1本ずつ取り出されるようになっている。そ
して、カートリツジ22から取り出された注射薬21
は、まず、適宜の片寄せ機構24により手前に寄せら
れ、つぎに、適宜のコンベヤ25により左右から中央に
集められ、さらに、適宜の保持コンベヤ26により1本
ずつ順番に保持されたうえ、容器ストッカ1のコンベヤ
17に連なる適宜のコンベヤ27により搬送されてきた
容器11の所定の収容室15に、整列して収容されるよ
うになっている。図3では、コンベヤ25が、保持コン
ベヤ26の左右両側に上下2段設けられて、それぞれに
複数のカートリッジ22が対応しているが、保持コンベ
ヤ26の左側または右側のみ、あるいは、上段または下
段のみに、コンベヤ25およびそれに対応した複数のカ
ートリッジ22を設けてもよく、いずれの場合も、カー
トリッジ22は、それに収納される注射薬21の補充が
しやすいように、筐体から手前に引き出し可能なスライ
ドキャビネットに設置することが好ましい。また、注射
薬21を収容した容器11は、コンベヤ27により印字
ユニット3へ向けて搬送されるようになっている。
うに、アンプルやバイアルの形状をした各種の注射薬2
1が、薬品ごとに適宜のカートリッジ22に、寝かせた
状態で上下に並べて収納されていて、必要に応じて、カ
ートリッジ22の下端に設けられた適宜の取り出し機構
23により1本ずつ取り出されるようになっている。そ
して、カートリツジ22から取り出された注射薬21
は、まず、適宜の片寄せ機構24により手前に寄せら
れ、つぎに、適宜のコンベヤ25により左右から中央に
集められ、さらに、適宜の保持コンベヤ26により1本
ずつ順番に保持されたうえ、容器ストッカ1のコンベヤ
17に連なる適宜のコンベヤ27により搬送されてきた
容器11の所定の収容室15に、整列して収容されるよ
うになっている。図3では、コンベヤ25が、保持コン
ベヤ26の左右両側に上下2段設けられて、それぞれに
複数のカートリッジ22が対応しているが、保持コンベ
ヤ26の左側または右側のみ、あるいは、上段または下
段のみに、コンベヤ25およびそれに対応した複数のカ
ートリッジ22を設けてもよく、いずれの場合も、カー
トリッジ22は、それに収納される注射薬21の補充が
しやすいように、筐体から手前に引き出し可能なスライ
ドキャビネットに設置することが好ましい。また、注射
薬21を収容した容器11は、コンベヤ27により印字
ユニット3へ向けて搬送されるようになっている。
【0010】印字ユニツト3には、図4に概略的に示す
ように、適宜の印字機構31と、適宜のラベル貼付機構
32と、薬品収納庫2のコンベヤ27に連なる適宜の昇
降機構33と、コンベヤ34とが設けられている。印字
機構31は、適宜のラベル(トレイラベル)35に、薬
品収納庫2のコンベヤ27により搬送されてきた容器1
1の識別用のバーコード36と、この容器11内に収容
された注射薬21についての簡単な処方内容37と、こ
の容器11と組み合わせられるべき適宜の補完内容38
とを印字するようになっており、また、ラベル貼付機構
32は、これらが印字されたトレイラベル35を対応し
た容器11に貼り付けるようになっている。処方内容3
7としては、たとえば、患者名、注射薬21の薬品名お
よび本数等が挙げられ、また、補完内容38としては、
たとえば、薬品収納庫2に収納されていない処方された
注射薬の薬品名、本数等の他、後述する処方箋の枚数
や、輸液ラベルの存在およびその枚数等が挙げられる。
そして、トレイラベル35が貼り付けられた容器11
は、コンベヤ34により保管庫4へ向けて搬送されるよ
うになっている。
ように、適宜の印字機構31と、適宜のラベル貼付機構
32と、薬品収納庫2のコンベヤ27に連なる適宜の昇
降機構33と、コンベヤ34とが設けられている。印字
機構31は、適宜のラベル(トレイラベル)35に、薬
品収納庫2のコンベヤ27により搬送されてきた容器1
1の識別用のバーコード36と、この容器11内に収容
された注射薬21についての簡単な処方内容37と、こ
の容器11と組み合わせられるべき適宜の補完内容38
とを印字するようになっており、また、ラベル貼付機構
32は、これらが印字されたトレイラベル35を対応し
た容器11に貼り付けるようになっている。処方内容3
7としては、たとえば、患者名、注射薬21の薬品名お
よび本数等が挙げられ、また、補完内容38としては、
たとえば、薬品収納庫2に収納されていない処方された
注射薬の薬品名、本数等の他、後述する処方箋の枚数
や、輸液ラベルの存在およびその枚数等が挙げられる。
そして、トレイラベル35が貼り付けられた容器11
は、コンベヤ34により保管庫4へ向けて搬送されるよ
うになっている。
【0011】保管庫4には、図5に概略的に示すよう
に,印字ユニット3のコンベヤ34に連なり、かつ昇降
自在の適宜のコンベヤ41と、コンベヤ41の奥に配置
された複数段からなる適宜の保管棚42と、適宜の移載
機構43とが設けられ、移載機構43は、必要に応じ
て、コンベヤ41上の容器11を,トレイラベル35が
貼り付けられた状態のまま、コンベヤ41から任意の保
管棚42へ移載し、また、必要に応じて、保管棚42の
容器11をコンベヤ41へ移載するようになっている。
そして、コンベヤ41上の容器11は、必要に応じて、
監査ユニット5へ向けて搬送されるようになっている。
そのため、容器11を保管する必要がない場合は、移載
機構43を作動させずにコンベヤ41だけを作動させる
ことにより、印字ユニット3から受け取った容器11を
単に通過させて、直接、監査ユニット5へ搬送すること
ができるようになっている。
に,印字ユニット3のコンベヤ34に連なり、かつ昇降
自在の適宜のコンベヤ41と、コンベヤ41の奥に配置
された複数段からなる適宜の保管棚42と、適宜の移載
機構43とが設けられ、移載機構43は、必要に応じ
て、コンベヤ41上の容器11を,トレイラベル35が
貼り付けられた状態のまま、コンベヤ41から任意の保
管棚42へ移載し、また、必要に応じて、保管棚42の
容器11をコンベヤ41へ移載するようになっている。
そして、コンベヤ41上の容器11は、必要に応じて、
監査ユニット5へ向けて搬送されるようになっている。
そのため、容器11を保管する必要がない場合は、移載
機構43を作動させずにコンベヤ41だけを作動させる
ことにより、印字ユニット3から受け取った容器11を
単に通過させて、直接、監査ユニット5へ搬送すること
ができるようになっている。
【0012】監査ユニット5には、図1に概略的に示す
ように、容器11に貼り付けられたトレイラベル35の
バーコード36を読み取るバーコードスキャナ51と、
適宜の印字機構52、53と、適宜の結束機構54とが
設けられている。印字機構52は、バーコードスキャナ
51で容器11のバーコード36を読み取ったとき、そ
のバーコード36による容器11の識別に対応して、そ
の容器11に収容されている注射薬21の元になる処方
箋55を印字し,また、印字機構53は、その処方箋5
5に輸液が処方されているとき、適宜のラベル(輸液ラ
ベル)56に、その輸液の識別用のバーコード57と、
その輪液についての簡単な処方内容58とを印字するよ
うになっており、輸液ラベル56は、それに対応した輸
液ボトルに貼り付けられるようになっている。また、結
束機構54は、容器11に収容されている注射薬21の
現物と、トレイラベル35、処方箋55および輸液ラベ
ル56の印字内容がそれぞれ確認、監査されたのち、ト
レイラベル35が貼り付けられている容器11の蓋体1
3を閉じて、それに処方箋55と、輸液ボトルが手近に
ない場合は輸液ラベル56も併せて、それらを一体に添
付するようになっており、結束してできあがったものを
図6に示す。図中59は結束バンドである。輸液ボトル
が手近にある場合は、輸液ラベル56はその輸液ボトル
に直接貼り付ければよいから、トレイラベル35ととも
に容器11に一体に添付するものは処方箋55だけでよ
いが、この場合は、輸液ラベル56を貼り付けた輸液ボ
トルと、容器11とが離れ離れにならないよう、適宜の
手段を講じることが必要である。また、トレイラベル3
5は、蓋体13を閉じたときその蓋体13にも貼り付け
ることができる。
ように、容器11に貼り付けられたトレイラベル35の
バーコード36を読み取るバーコードスキャナ51と、
適宜の印字機構52、53と、適宜の結束機構54とが
設けられている。印字機構52は、バーコードスキャナ
51で容器11のバーコード36を読み取ったとき、そ
のバーコード36による容器11の識別に対応して、そ
の容器11に収容されている注射薬21の元になる処方
箋55を印字し,また、印字機構53は、その処方箋5
5に輸液が処方されているとき、適宜のラベル(輸液ラ
ベル)56に、その輸液の識別用のバーコード57と、
その輪液についての簡単な処方内容58とを印字するよ
うになっており、輸液ラベル56は、それに対応した輸
液ボトルに貼り付けられるようになっている。また、結
束機構54は、容器11に収容されている注射薬21の
現物と、トレイラベル35、処方箋55および輸液ラベ
ル56の印字内容がそれぞれ確認、監査されたのち、ト
レイラベル35が貼り付けられている容器11の蓋体1
3を閉じて、それに処方箋55と、輸液ボトルが手近に
ない場合は輸液ラベル56も併せて、それらを一体に添
付するようになっており、結束してできあがったものを
図6に示す。図中59は結束バンドである。輸液ボトル
が手近にある場合は、輸液ラベル56はその輸液ボトル
に直接貼り付ければよいから、トレイラベル35ととも
に容器11に一体に添付するものは処方箋55だけでよ
いが、この場合は、輸液ラベル56を貼り付けた輸液ボ
トルと、容器11とが離れ離れにならないよう、適宜の
手段を講じることが必要である。また、トレイラベル3
5は、蓋体13を閉じたときその蓋体13にも貼り付け
ることができる。
【0013】つぎに、上記のように構成された注射薬調
剤機の作用について説明する。まず、医師から発行され
た処方箋の内容を適宜の入力装置によって入力し,その
入力結果を処方データとして利用する。この処方データ
にしたがって、ある患者に注射薬を処方する場合、その
処方データを、容器ストッカ1、薬品収納庫2、印字ユ
ニット3、保管庫4および監査ユニット5に、必要に応
じて適用する。すると、その処方のうち、薬品収納庫2
に収納されている注射薬21については,容器11に収
容して取り出され、それ以外の注射薬については、トレ
イラベル35または輸液ラベル56に印字されて、処方
箋55とともに容器11に一体に添付される。その結
果、当該患者に処方されたすべての注射薬を、容器11
およびそれの付属物として、一元管理することができる
こととなる。
剤機の作用について説明する。まず、医師から発行され
た処方箋の内容を適宜の入力装置によって入力し,その
入力結果を処方データとして利用する。この処方データ
にしたがって、ある患者に注射薬を処方する場合、その
処方データを、容器ストッカ1、薬品収納庫2、印字ユ
ニット3、保管庫4および監査ユニット5に、必要に応
じて適用する。すると、その処方のうち、薬品収納庫2
に収納されている注射薬21については,容器11に収
容して取り出され、それ以外の注射薬については、トレ
イラベル35または輸液ラベル56に印字されて、処方
箋55とともに容器11に一体に添付される。その結
果、当該患者に処方されたすべての注射薬を、容器11
およびそれの付属物として、一元管理することができる
こととなる。
【0014】なお、上記実施例では、容器11を図2に
示すようにトレイ状に形成したが、これに限定するもの
でなく、たとえば、錠剤分包機、散薬分包機等で広く利
用されているヒートシールにより袋状に形成される分包
紙を使用することもでき、しかも、分包紙を使用した場
合であっても、容器1包分の内部空間をシール部で仕切
ることによって、複数の収容室15に分割することがで
きるし、単一の収容室15として形成することも可能で
ある。そして、容器11として分包紙を使用すれば、ラ
ベルを使用しなくても、分包紙に直接印字することがで
きる。
示すようにトレイ状に形成したが、これに限定するもの
でなく、たとえば、錠剤分包機、散薬分包機等で広く利
用されているヒートシールにより袋状に形成される分包
紙を使用することもでき、しかも、分包紙を使用した場
合であっても、容器1包分の内部空間をシール部で仕切
ることによって、複数の収容室15に分割することがで
きるし、単一の収容室15として形成することも可能で
ある。そして、容器11として分包紙を使用すれば、ラ
ベルを使用しなくても、分包紙に直接印字することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
収納庫から取り出された注射薬を容器に収容することが
でき、そのため、その後の調剤作業において、注射薬を
簡便に取り扱うことができ、したがって、注射薬の調剤
に従事する作業者の負担を軽減することができる等のす
ぐれた効果を有するものである。
収納庫から取り出された注射薬を容器に収容することが
でき、そのため、その後の調剤作業において、注射薬を
簡便に取り扱うことができ、したがって、注射薬の調剤
に従事する作業者の負担を軽減することができる等のす
ぐれた効果を有するものである。
【図1】この発明による注射薬調剤機の一実施例を示す
配置図である。
配置図である。
【図2】図1の容器ストッカの要部を示す概略的斜視図
である。
である。
【図3】図1の薬品収納庫の要部を示す概略的斜視図で
ある。
ある。
【図4】図1の印字ユニットの要部を示す概略的斜視図
である。
である。
【図5】図1の保管庫の要部を示す概略的斜視図であ
る。
る。
【図6】図1の監査ユニットでできあがった状態を示す
概略的斜視図である。
概略的斜視図である。
1:容器ストッカ 2:薬品収納庫 3:印字ユニット 4:保管庫 5:監査ユニット 11:容器 21:注射薬 35:トレイラベル 55:処方箋 56:輸液ラベル
Claims (1)
- 【請求項1】各種の注射薬を収納した収納庫と、処方箋
にしたがって前記収納庫から取り出される注射薬を収容
する容器と、注射薬を収容した前記容器を保管する保管
庫とを具えていることを特徴とする注射薬調剤機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26938193A JPH0788159A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 注射薬調剤機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26938193A JPH0788159A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 注射薬調剤機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0788159A true JPH0788159A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17471621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26938193A Pending JPH0788159A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 注射薬調剤機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020179219A (ja) * | 2014-05-09 | 2020-11-05 | 株式会社湯山製作所 | 返品薬剤払出装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP26938193A patent/JPH0788159A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020179219A (ja) * | 2014-05-09 | 2020-11-05 | 株式会社湯山製作所 | 返品薬剤払出装置 |
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