JPH0783968B2 - ワイヤカツト放電加工機の加工制御方法 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工機の加工制御方法Info
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- JPH0783968B2 JPH0783968B2 JP60014382A JP1438285A JPH0783968B2 JP H0783968 B2 JPH0783968 B2 JP H0783968B2 JP 60014382 A JP60014382 A JP 60014382A JP 1438285 A JP1438285 A JP 1438285A JP H0783968 B2 JPH0783968 B2 JP H0783968B2
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- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23H7/02—Wire-cutting
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワイヤカット放電加工機の加工制御方法に関わ
り、更に詳細にはコーナー部分を所望の曲り角度により
高精度に加工して切り進める加工制御方法に関するもの
である。
り、更に詳細にはコーナー部分を所望の曲り角度により
高精度に加工して切り進める加工制御方法に関するもの
である。
(従来技術) 従来、ワイヤカット放電加工機でコーナー部分を加工す
る場合、プログラム上の軌跡がコーナー部分の変更点に
達すると方向を変更して放電加工を進行するものであ
る。
る場合、プログラム上の軌跡がコーナー部分の変更点に
達すると方向を変更して放電加工を進行するものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) ワイヤカット放電加工機によって放電加工を行なうと
き、ワイヤ電極には、進行方向の後側が凸となるような
撓み(弯曲)を生じることが知られている。このワイヤ
電極の弯曲に起因して、コーナー部分の加工時に、コー
ナー部分にダレを生じる。このダレを解消するために、
コーナー部分において相対的な進行を一時停止する制御
方法もあるが、この場合には放電ギャップが大きくなる
という問題があり、満足できるものではなかった。
き、ワイヤ電極には、進行方向の後側が凸となるような
撓み(弯曲)を生じることが知られている。このワイヤ
電極の弯曲に起因して、コーナー部分の加工時に、コー
ナー部分にダレを生じる。このダレを解消するために、
コーナー部分において相対的な進行を一時停止する制御
方法もあるが、この場合には放電ギャップが大きくなる
という問題があり、満足できるものではなかった。
(課題を解決するための手段) 上述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、コーナー
部におけるワイヤ電極のプログラム上での進路変更点ま
でを通常の加工条件(A)で加工を進める第1工程と、
ワイヤ電極の位置決め装置に固定されたワイヤ電極ガイ
ドの中心が前記進路変更点に達したとき、前記位置決め
装置の送りを1時停止するとともに加工条件を前記第1
加工条件(A)の放電ギャップと同一のギャップを維持
できる第2の加工条件(B)に変更してワイヤ電極が進
路変更点に達するまで加工を進める第2工程と、前記ワ
イヤ電極が前記進路変更点に達したとき進路角度を変え
るとともに前記第1の加工条件(A)よりもワイヤ電極
の撓みが小となる第3の加工条件(C)に変えて加工を
進める第3工程と、上記第3の加工条件で下記の式 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で定められる距離lだけ加工を進めた後に、前記第1の
加工条件(A)にもどして直線部分の加工に復帰する第
4工程と、よりなる加工制御方法である。
部におけるワイヤ電極のプログラム上での進路変更点ま
でを通常の加工条件(A)で加工を進める第1工程と、
ワイヤ電極の位置決め装置に固定されたワイヤ電極ガイ
ドの中心が前記進路変更点に達したとき、前記位置決め
装置の送りを1時停止するとともに加工条件を前記第1
加工条件(A)の放電ギャップと同一のギャップを維持
できる第2の加工条件(B)に変更してワイヤ電極が進
路変更点に達するまで加工を進める第2工程と、前記ワ
イヤ電極が前記進路変更点に達したとき進路角度を変え
るとともに前記第1の加工条件(A)よりもワイヤ電極
の撓みが小となる第3の加工条件(C)に変えて加工を
進める第3工程と、上記第3の加工条件で下記の式 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で定められる距離lだけ加工を進めた後に、前記第1の
加工条件(A)にもどして直線部分の加工に復帰する第
4工程と、よりなる加工制御方法である。
(実施例) 第1図に示したのは本発明を実施したワイヤカット放電
化工機1の正面図で、被加工材Wは加工液の飛散防止の
ための四面透明板でかこまれたケース3の中のバイス装
置5に把持されてテーブル7とともにX軸、Y軸方向の
数値制御的に移動させられる。
化工機1の正面図で、被加工材Wは加工液の飛散防止の
ための四面透明板でかこまれたケース3の中のバイス装
置5に把持されてテーブル7とともにX軸、Y軸方向の
数値制御的に移動させられる。
一方ワイヤ電極9は例えば細い裸導線などであって、リ
ール11から多数のプーリー群13を経てノズル15の中心を
垂下し、被加工材Wを貫いて下降し案内されている。
ール11から多数のプーリー群13を経てノズル15の中心を
垂下し、被加工材Wを貫いて下降し案内されている。
被加工材Wの下では放電ずみの電極がプーリー群17に案
内されて第1図の右側のリール19にまきとられている。
内されて第1図の右側のリール19にまきとられている。
ワイヤ電極9を巻きほどくリール11の近辺のプーリー群
13はワイヤ電極9に制動作用を及ぼし、電極に張力を与
えており、無負荷のときはノズル15の中心を常に垂直に
下降しているものである。
13はワイヤ電極9に制動作用を及ぼし、電極に張力を与
えており、無負荷のときはノズル15の中心を常に垂直に
下降しているものである。
第2図によってワイヤ電極9が被加工材Wを直線的に放
電加工してA点からB点に向って左進し、例えばB点で
進行方向を90度右に変えてC点に進むプログラムを数値
制御位置決め装置(図示省略)でテーブル7に与えてあ
る場合について説明する。
電加工してA点からB点に向って左進し、例えばB点で
進行方向を90度右に変えてC点に進むプログラムを数値
制御位置決め装置(図示省略)でテーブル7に与えてあ
る場合について説明する。
もとより第1図に示したワイヤカット放電加工機1では
ワイヤ電極9がX,Y軸方向に位置を変えず、被加工材W
の方が移動するのであるが相対的に同じ理論で説明でき
るところからワイヤ電極9の方が移動するものとして説
明してある。
ワイヤ電極9がX,Y軸方向に位置を変えず、被加工材W
の方が移動するのであるが相対的に同じ理論で説明でき
るところからワイヤ電極9の方が移動するものとして説
明してある。
第2図のA点を中心とした円はワイヤ電極9の断面で、
被加工材Wとの間にギャップGが存在する。
被加工材Wとの間にギャップGが存在する。
このギャップGは第4図の左端に明らかなようにワイヤ
電極9の進行前側にも発生するもので、正常なワイヤ電
極9の被加工材Wに対する相対移動による加工であれば
ギャップGはすべて同じ寸法となる。
電極9の進行前側にも発生するもので、正常なワイヤ電
極9の被加工材Wに対する相対移動による加工であれば
ギャップGはすべて同じ寸法となる。
ところでワイヤカット放電加工機1でコーナー部分を加
工する場合、プログラム上のワイヤ中心の通る経路をA
点,B点,C点とするとき、ノズル15の中心がコーナー部分
の曲り角のB点に達したときにワイヤ電極9は被加工材
Wの放電加工による反力を受けて若干おくれたB′点に
位置している。
工する場合、プログラム上のワイヤ中心の通る経路をA
点,B点,C点とするとき、ノズル15の中心がコーナー部分
の曲り角のB点に達したときにワイヤ電極9は被加工材
Wの放電加工による反力を受けて若干おくれたB′点に
位置している。
したがって従来のように上記したおくれ或いは撓み(弯
曲)を考慮しない進路変更をすると、ワイヤ電極9の経
路はB′Cに点線で示すように進み、放電切溝21はコー
ナー部分の内外にダレ部分23を生ずるのである。
曲)を考慮しない進路変更をすると、ワイヤ電極9の経
路はB′Cに点線で示すように進み、放電切溝21はコー
ナー部分の内外にダレ部分23を生ずるのである。
本発明の加工制御方法では、上記した従来の方法と異な
り第1工程としてワイヤ電極9のプログラム上での進路
変更点であるノズル15の中心がB点に達するまでは直線
部分と同じ通常の加工条件(A)で加工を進める。
り第1工程としてワイヤ電極9のプログラム上での進路
変更点であるノズル15の中心がB点に達するまでは直線
部分と同じ通常の加工条件(A)で加工を進める。
次にワイヤ電極ガイド(ノズル15)の中心が前記進路変
更点Bに達したら、位置決め装置(テーブル7)の送り
を1時停止するとともに加工条件を前記した第1加工条
件(A)の放電ギャップGと同一量のギャップGが直進
端側にも得られるように電圧を低くした第2加工条件
(B)に変更して第2工程を進める。
更点Bに達したら、位置決め装置(テーブル7)の送り
を1時停止するとともに加工条件を前記した第1加工条
件(A)の放電ギャップGと同一量のギャップGが直進
端側にも得られるように電圧を低くした第2加工条件
(B)に変更して第2工程を進める。
第2工程が進行すると第3図に示したように、プログラ
ム上の進路変更点Bにワイヤ電極9の中心が一致するに
至る。
ム上の進路変更点Bにワイヤ電極9の中心が一致するに
至る。
次にワイヤ電極9の中心がプログラム上の進路変更点B
に一致すると、放電が生じなくなるので、直ちに進路変
更を行ない前記した第1の加工条件(A)よりもワイヤ
電極9の撓み或いはおくれが小となる低電圧の加工条件
(C)に変えて加工を進める第3工程を行なう。
に一致すると、放電が生じなくなるので、直ちに進路変
更を行ない前記した第1の加工条件(A)よりもワイヤ
電極9の撓み或いはおくれが小となる低電圧の加工条件
(C)に変えて加工を進める第3工程を行なう。
この第3工程は第5図に示したように、ワイヤ電極9の
中心が前記した放電切溝21の端辺線に達するまではPで
示した斜めの反力が作用するので、この反力を小さく抑
えるべく配慮したものである。
中心が前記した放電切溝21の端辺線に達するまではPで
示した斜めの反力が作用するので、この反力を小さく抑
えるべく配慮したものである。
すなわち第5図にクロスハッチングした片負荷部25があ
るので第1加工条件(A)よりもワイヤ電極の撓みが小
となる第3の加工条件(C)で放電作業を進めるのであ
る。
るので第1加工条件(A)よりもワイヤ電極の撓みが小
となる第3の加工条件(C)で放電作業を進めるのであ
る。
更に上記した説明からすでに明らかなように、第3の加
工条件(C)で加工を進める距離lは第3図、第4図か
ら明らかなように進路変更をした時から、ワイヤ電極9
の中心が加工済みの放電切溝端に達するまでである。
工条件(C)で加工を進める距離lは第3図、第4図か
ら明らかなように進路変更をした時から、ワイヤ電極9
の中心が加工済みの放電切溝端に達するまでである。
すなわち距離lは、 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で算出できる。
この距離lを第3の加工条件(C)で進めた後は、最初
の直線部分加工の第1加工条件(A)に復帰して加工を
進めるのである。
の直線部分加工の第1加工条件(A)に復帰して加工を
進めるのである。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本発明は、コーナー部におけるワイヤ電極のプログ
ラム上での進路変更点までを通常の加工条件(A)で加
工を進める第1工程と:ワイヤ電極の位置決め装置に固
定されたワイヤ電極ガイドの中心が前記進路変更点に達
したとき、前記位置決め装置の送りを1時停止するとと
もに加工条件を前記第1加工条件(A)の放電ギャップ
と同一のギャップを維持できる第2の加工条件(B)に
変更してワイヤ電極が前記進路変更点に達するまで加工
を進める第2工程と:前記ワイヤ電極が前記進路変更点
に達したときに進路角度を変えるとともに前記第1の加
工条件(A)よりもワイヤ電極の撓みが小となる第3の
加工条件(C)に変えて加工を進める第3工程と:上記
第3の加工条件で下記の式 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で定められる距離lだけ加工を進めた後に、前記第1の
加工条件(A)にもどして直線部分の加工に復帰する第
4工程と:よりなるワイヤカット放電加工機の加工制御
方法である。
るに本発明は、コーナー部におけるワイヤ電極のプログ
ラム上での進路変更点までを通常の加工条件(A)で加
工を進める第1工程と:ワイヤ電極の位置決め装置に固
定されたワイヤ電極ガイドの中心が前記進路変更点に達
したとき、前記位置決め装置の送りを1時停止するとと
もに加工条件を前記第1加工条件(A)の放電ギャップ
と同一のギャップを維持できる第2の加工条件(B)に
変更してワイヤ電極が前記進路変更点に達するまで加工
を進める第2工程と:前記ワイヤ電極が前記進路変更点
に達したときに進路角度を変えるとともに前記第1の加
工条件(A)よりもワイヤ電極の撓みが小となる第3の
加工条件(C)に変えて加工を進める第3工程と:上記
第3の加工条件で下記の式 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で定められる距離lだけ加工を進めた後に、前記第1の
加工条件(A)にもどして直線部分の加工に復帰する第
4工程と:よりなるワイヤカット放電加工機の加工制御
方法である。
上記構成より明らかなように、本発明においては、通常
の加工条件(A)で放電加工を行い(第1工程)、ワイ
ヤ電極を案内するワイヤ電極ガイドの中心が進路変更点
に達したときに送りを一時停止し、かつ加工条件(A)
の放電ギャップと同一のギャップを維持できる第2の加
工条件(B)に変更してワイヤ電極が前記進路変更点に
達するまで加工を続行するものである(第2工程)。
の加工条件(A)で放電加工を行い(第1工程)、ワイ
ヤ電極を案内するワイヤ電極ガイドの中心が進路変更点
に達したときに送りを一時停止し、かつ加工条件(A)
の放電ギャップと同一のギャップを維持できる第2の加
工条件(B)に変更してワイヤ電極が前記進路変更点に
達するまで加工を続行するものである(第2工程)。
そして、ワイヤ電極が前記進路変更点に達したときには
放電が生じなくなるので、直ちに進路角度を変えると共
に、加工条件を、第1の加工条件(A)よりもワイヤ電
極の撓みが小となる第3の加工条件(C)に変えて加工
を進め(第3工程)、そして、所定の式で表わされる距
離lだけ加工を進めた後に、第1の加工条件(A)に変
更して直線部分の加工を行う(第4工程)ものである。
放電が生じなくなるので、直ちに進路角度を変えると共
に、加工条件を、第1の加工条件(A)よりもワイヤ電
極の撓みが小となる第3の加工条件(C)に変えて加工
を進め(第3工程)、そして、所定の式で表わされる距
離lだけ加工を進めた後に、第1の加工条件(A)に変
更して直線部分の加工を行う(第4工程)ものである。
すなわち、本発明においては、ワイヤ電極ガイドの中心
及びワイヤ電極が共に進路変更点に達したときに進路角
度を変えるものであり、この際の加工は第3の加工条件
で行われるものである。
及びワイヤ電極が共に進路変更点に達したときに進路角
度を変えるものであり、この際の加工は第3の加工条件
で行われるものである。
したがって本発明によれば、進路角度を変えるときに
は、ワイヤ電極ガイドの中心及びワイヤ電極は共に進路
変更点に一致しており、コーナー部分にダレを生じるよ
うなことがなく精度の良い放電加工を行うことができる
ものである。
は、ワイヤ電極ガイドの中心及びワイヤ電極は共に進路
変更点に一致しており、コーナー部分にダレを生じるよ
うなことがなく精度の良い放電加工を行うことができる
ものである。
第1図は実施例としてのワイヤカット放電加工機の正面
図、 第2図は進路変更点付近の説明図、 第3図は同上及び第3加工条件実施距離lの説明図、 第4図は第3図と同じ、但し進路変更角が90度以上の場
合の説明図、 第5図は片負荷部による反力の説明図である。 (図面の主要部を表す符号の説明) 1……ワイヤカット放電加工機 9……ワイヤ電極、15……冷却液ノズル W……被加工材、21……放電切溝 23……ダレ部分、25……片負荷部
図、 第2図は進路変更点付近の説明図、 第3図は同上及び第3加工条件実施距離lの説明図、 第4図は第3図と同じ、但し進路変更角が90度以上の場
合の説明図、 第5図は片負荷部による反力の説明図である。 (図面の主要部を表す符号の説明) 1……ワイヤカット放電加工機 9……ワイヤ電極、15……冷却液ノズル W……被加工材、21……放電切溝 23……ダレ部分、25……片負荷部
Claims (1)
- 【請求項1】下記の各工程からなることを特徴とするワ
イヤカット放電加工機の加工制御方法。 (a)コーナー部におけるワイヤ電極のプログラム上で
の進路変更点までを通常の加工条件(A)で加工を進め
る第1工程。 (b)ワイヤ電極の位置決め装置に固定されたワイヤ電
極ガイドの中心が前記進路変更点に達したとき、前記位
置決め装置の送りを1時停止するとともに加工条件を前
記第1加工条件(A)の放電ギャップと同一のギャップ
を維持できる第2の加工条件(B)に変更してワイヤ電
極が前記進路変更点に達するまで加工を進める第2工
程。 (c)前記ワイヤ電極が前記進路変更点に達したときに
進路角度を変えるとともに前記第1の加工条件(A)よ
りもワイヤ電極の撓みが小となる第3の加工条件(C)
に変えて加工を進める第3工程。 (d)上記第3の加工条件で下記の式 l=(d/2+G)/(tanθ/2) 但しd;ワイヤ電極の直径(粍) G;放電ギャップ(粍) θ;方位角(度) で定められる距離lだけ加工を進めた後に、前記第1の
加工条件(A)にもどして直線部分の加工に復帰する第
4工程。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60014382A JPH0783968B2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | ワイヤカツト放電加工機の加工制御方法 |
US06/811,368 US4703143A (en) | 1984-12-25 | 1985-12-20 | Wire EDM method for preventing wire lagging during machining of an angular corner and workpiece position control |
GB8531712A GB2169536B (en) | 1984-12-25 | 1985-12-23 | A method of and apparatus for controlling a wire cut electrical discharge machine |
DE3546130A DE3546130C2 (de) | 1984-12-25 | 1985-12-24 | Verfahren zur Steuerung der Bearbeitung in einer Elektroerosionsmaschine mit einer Drahtelektrode |
FR858519259A FR2575096B1 (fr) | 1984-12-25 | 1985-12-26 | Procede et appareil de commande d'une machine d'usinage ou decoupage par electroerosion, a fil |
IT8523393A IT1214495B (it) | 1984-12-25 | 1985-12-27 | Procedimento di controllo della lavorazione alla macchina utensileper macchina a scarica elettrica con filo di taglio. |
GB8802512A GB2201263B (en) | 1984-12-25 | 1988-02-04 | A method of and apparatus for controlling movement of a moveable member in a machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60014382A JPH0783968B2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | ワイヤカツト放電加工機の加工制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61173817A JPS61173817A (ja) | 1986-08-05 |
JPH0783968B2 true JPH0783968B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=11859492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60014382A Expired - Lifetime JPH0783968B2 (ja) | 1984-12-25 | 1985-01-30 | ワイヤカツト放電加工機の加工制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783968B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2571077B2 (ja) * | 1987-11-13 | 1997-01-16 | 西部電機株式会社 | ワイヤ放電加工の制御方法 |
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Family Cites Families (3)
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-
1985
- 1985-01-30 JP JP60014382A patent/JPH0783968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61173817A (ja) | 1986-08-05 |
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