JPH078284B2 - 歯科用防菌ハンドピース - Google Patents
歯科用防菌ハンドピースInfo
- Publication number
- JPH078284B2 JPH078284B2 JP63108812A JP10881288A JPH078284B2 JP H078284 B2 JPH078284 B2 JP H078284B2 JP 63108812 A JP63108812 A JP 63108812A JP 10881288 A JP10881288 A JP 10881288A JP H078284 B2 JPH078284 B2 JP H078284B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handpiece
- blocking means
- bacteria
- filter
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
- A61C1/08—Machine parts specially adapted for dentistry
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
- A61C1/0061—Air and water supply systems; Valves specially adapted therefor
- A61C1/0076—Sterilising operating fluids or fluid supply elements such as supply lines, filters
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、防菌性を付与した歯科用ハンドピースに関す
るものである。尚、本発明が対象とする歯科用ハンドピ
ースは、エアタービンハンドピース、マイクロモーター
ハンドピース、スケーラ、3ウェイシリンジ及びその他
のシリンジ等を総称するものである。
るものである。尚、本発明が対象とする歯科用ハンドピ
ースは、エアタービンハンドピース、マイクロモーター
ハンドピース、スケーラ、3ウェイシリンジ及びその他
のシリンジ等を総称するものである。
(従来の技術) 上記歯科用ハンドピースの本体内には、その先端部に亘
ってエアタービン駆動用・排気用或いは患部噴射用若し
くは冷却用のエア管路、患部注水用若しくは冷却用の水
管路、患部照射用導光体、駆動用伝達軸、更には薬液注
出用管路等が、器種に応じて適宜内蔵される。また、上
記エア、水及び薬液等の供給管路は、ハンドピース本体
の基部に接続される可撓性チューブに纏めて内装された
各管路に接続される。そして、これら作用媒体は上記各
管路の途中に配設された電磁弁等により供給制御がなさ
れる。また従来より、水や薬液等の供給停止後、その注
出口からの滴水を防止する為、電磁弁に吸込手段を具備
したものも開発され実用化されるに至っている。
ってエアタービン駆動用・排気用或いは患部噴射用若し
くは冷却用のエア管路、患部注水用若しくは冷却用の水
管路、患部照射用導光体、駆動用伝達軸、更には薬液注
出用管路等が、器種に応じて適宜内蔵される。また、上
記エア、水及び薬液等の供給管路は、ハンドピース本体
の基部に接続される可撓性チューブに纏めて内装された
各管路に接続される。そして、これら作用媒体は上記各
管路の途中に配設された電磁弁等により供給制御がなさ
れる。また従来より、水や薬液等の供給停止後、その注
出口からの滴水を防止する為、電磁弁に吸込手段を具備
したものも開発され実用化されるに至っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記歯科用ハンドピースは患者の口腔内に挿
入され使用されるものであり、患者の唾液その他体液に
保有する各種雑菌が、その使用の過程で各供給管路を唾
液などと共に逆流したり、或いは先端ヘッド部の駆動部
等に侵入し更に排気管路内に流入したりすることがあ
る。ハンドピース本体は、通常可撓性チューブから取外
し可能とされているので滅菌消毒することはできるが、
可撓性チューブや操作ユニット等に至った雑菌は、可撓
性チューブや操作ユニット自体の滅菌消毒が難しい為、
そこでとどまり且つ繁殖し、これが次に使用するときに
は患者の口腔内に注入され、二次感染の原因となったり
することがあった。特に、上記の如く吸込による滴水防
止手段を具備するものは、雑菌の逆流を助長することに
もなっていた。近時、医療現場に於けるB型肝炎やエイ
ズ等の病原菌の二次感染が問題とされ、歯科治療分野で
もその抜本的且つ早急な改善が強く望まれていた。
入され使用されるものであり、患者の唾液その他体液に
保有する各種雑菌が、その使用の過程で各供給管路を唾
液などと共に逆流したり、或いは先端ヘッド部の駆動部
等に侵入し更に排気管路内に流入したりすることがあ
る。ハンドピース本体は、通常可撓性チューブから取外
し可能とされているので滅菌消毒することはできるが、
可撓性チューブや操作ユニット等に至った雑菌は、可撓
性チューブや操作ユニット自体の滅菌消毒が難しい為、
そこでとどまり且つ繁殖し、これが次に使用するときに
は患者の口腔内に注入され、二次感染の原因となったり
することがあった。特に、上記の如く吸込による滴水防
止手段を具備するものは、雑菌の逆流を助長することに
もなっていた。近時、医療現場に於けるB型肝炎やエイ
ズ等の病原菌の二次感染が問題とされ、歯科治療分野で
もその抜本的且つ早急な改善が強く望まれていた。
本発明は上記実状に鑑みなされたもので、患者が保有す
る雑菌の逆流を阻止し、上記二次感染の未然防止を図ら
んとした新規な歯科用防菌ハンドピースを提供せんとす
るものである。
る雑菌の逆流を阻止し、上記二次感染の未然防止を図ら
んとした新規な歯科用防菌ハンドピースを提供せんとす
るものである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為の本発明の歯科用防菌ハンドピー
スは、ハンドピース本体に作用媒体の流通管路を内蔵し
た歯科用ハンドピースに於いて、上記流通管路の途中に
除菌若しくは抗菌フイルターより成る雑菌遮断手段を配
設してなることを特徴とするものである。
スは、ハンドピース本体に作用媒体の流通管路を内蔵し
た歯科用ハンドピースに於いて、上記流通管路の途中に
除菌若しくは抗菌フイルターより成る雑菌遮断手段を配
設してなることを特徴とするものである。
上記作用媒体としては、エアタービンを駆動させる為の
エア、患部に噴射され或いは器材を冷却する為のエア、
水、薬液等を含み、また作用媒体の流通管路としてはこ
れらの供給管路の他にタービンでの使用済み排気管路を
も含む。
エア、患部に噴射され或いは器材を冷却する為のエア、
水、薬液等を含み、また作用媒体の流通管路としてはこ
れらの供給管路の他にタービンでの使用済み排気管路を
も含む。
上記雑菌遮断手段としては、媒体中の雑菌の流動を阻止
する微細フィルターであり、上記フィルターとしては、
中空糸膜除菌フィルター(特開昭59−62649号で開示さ
れたセルロースアセテート多孔体;極微細な透孔を多数
備え細菌のような極微細粒子を除去できる)或いはセラ
ミックス製や繊維製の抗菌フイルター等が使用される。
する微細フィルターであり、上記フィルターとしては、
中空糸膜除菌フィルター(特開昭59−62649号で開示さ
れたセルロースアセテート多孔体;極微細な透孔を多数
備え細菌のような極微細粒子を除去できる)或いはセラ
ミックス製や繊維製の抗菌フイルター等が使用される。
雑菌遮断手段には、この除菌フィルターと共に媒体の逆
流自体を防止する逆止弁と併用され配設されるのがよい
が、この逆止弁としては、媒体流通路にボールを流通方
向に沿って遊動可能に内設し、或いは該ボールをスプリ
ングにより媒体供給側に弾力付勢した所謂ボール弁や、
むしゴムタイプのものなどが採用される。
流自体を防止する逆止弁と併用され配設されるのがよい
が、この逆止弁としては、媒体流通路にボールを流通方
向に沿って遊動可能に内設し、或いは該ボールをスプリ
ングにより媒体供給側に弾力付勢した所謂ボール弁や、
むしゴムタイプのものなどが採用される。
亦、上記雑菌遮断手段は、上記ハンドピース本体内に配
設された対応流通管路を挿入し得る接続管と、ハンドピ
ース本体の管内に密嵌し得るディスク状ブッシュ部とを
一体具備して一括取り出し可能としたもの、更に該ブッ
シュ部が、ハンドピース本体内に内蔵された他の作用媒
体の流通管路或いは附帯手段(例えば、照明用導光体や
駆動軸等)を保持し或いは前後に関連させる為の貫通孔
を有するものが望ましく採用される。
設された対応流通管路を挿入し得る接続管と、ハンドピ
ース本体の管内に密嵌し得るディスク状ブッシュ部とを
一体具備して一括取り出し可能としたもの、更に該ブッ
シュ部が、ハンドピース本体内に内蔵された他の作用媒
体の流通管路或いは附帯手段(例えば、照明用導光体や
駆動軸等)を保持し或いは前後に関連させる為の貫通孔
を有するものが望ましく採用される。
更に、ハンドピース本体を接続部を介して先側と基部側
とに分断可能とし、雑菌遮断手段を上記ブッシュ部と共
にこの接続部より装着するようになすことも望ましい。
とに分断可能とし、雑菌遮断手段を上記ブッシュ部と共
にこの接続部より装着するようになすことも望ましい。
(作用) 上記構成の歯科用ハンドピースは、歯牙の切削、切削屑
の除去、患部若しくは器材等の冷却、歯石或いは歯垢の
除去等に供せられる。この時、ハンドピース本体に内蔵
された作用媒体の供給管路から各種作用媒体が供給さ
れ、エアタービンが回転駆動され或いは器材の冷却がな
され、また患部に向け噴射されて上記切削屑、歯石或い
は歯垢の除去や患部の冷却等がなされる。患部に噴射さ
れる水及びエアは、夫々単独で使用される場合の他、同
時に混合噴射されてミスト状に使用される場合もある。
タービンでの使用済みのエアは、ハンドピース本体に内
蔵された排気管路を経て器外に排出される。更に、照明
手段を有している場合は、ハンドピース本体に内蔵され
た導光体を経てその先端より患部に照射される。
の除去、患部若しくは器材等の冷却、歯石或いは歯垢の
除去等に供せられる。この時、ハンドピース本体に内蔵
された作用媒体の供給管路から各種作用媒体が供給さ
れ、エアタービンが回転駆動され或いは器材の冷却がな
され、また患部に向け噴射されて上記切削屑、歯石或い
は歯垢の除去や患部の冷却等がなされる。患部に噴射さ
れる水及びエアは、夫々単独で使用される場合の他、同
時に混合噴射されてミスト状に使用される場合もある。
タービンでの使用済みのエアは、ハンドピース本体に内
蔵された排気管路を経て器外に排出される。更に、照明
手段を有している場合は、ハンドピース本体に内蔵され
た導光体を経てその先端より患部に照射される。
上記使用に際して、患部に保有された各種雑菌が作用媒
体の流通管路を逆流しようとする。しかし、これら流通
管路には雑菌遮断手段が配設されているから、それ以上
の逆流が阻止される。従って、操作ユニットからハンド
ピース本体にかけての作用媒体の管路は常に清潔な状態
に維持される。そして、ハンドピース本体を使用後滅菌
消毒して再度装着すれば、次の患者に雑菌が感染するこ
とはないのである。除菌若しくは抗菌フィルターに逆止
弁が併用されている場合、逆止弁が管路への汚染液の逆
流れを阻止し、且つ該フィルターがその残留液の除菌・
抗菌をするから、この雑菌の遮断がより完全になされ
る。
体の流通管路を逆流しようとする。しかし、これら流通
管路には雑菌遮断手段が配設されているから、それ以上
の逆流が阻止される。従って、操作ユニットからハンド
ピース本体にかけての作用媒体の管路は常に清潔な状態
に維持される。そして、ハンドピース本体を使用後滅菌
消毒して再度装着すれば、次の患者に雑菌が感染するこ
とはないのである。除菌若しくは抗菌フィルターに逆止
弁が併用されている場合、逆止弁が管路への汚染液の逆
流れを阻止し、且つ該フィルターがその残留液の除菌・
抗菌をするから、この雑菌の遮断がより完全になされ
る。
亦、雑菌遮断手段が取外し可能とされている場合は、こ
れのみを滅菌消毒して繰り返し使用したりユーザーが簡
単に新品と取替えて使用できる。更に、該雑菌遮断手段
が上記接続管及びブッシユ部を具備している場合、雑菌
遮断手段及び各種流通管路のハンドピース本体内での位
置決めが簡易且つ適確になされる。そしてハンドピース
本体を接続部を介して先側と基部側とに分断可能とし、
この接続部に上記ブッシュ部と共に雑菌遮断手段を装着
するようにすれば、交換等のメインテナンスが極めて簡
易となる。
れのみを滅菌消毒して繰り返し使用したりユーザーが簡
単に新品と取替えて使用できる。更に、該雑菌遮断手段
が上記接続管及びブッシユ部を具備している場合、雑菌
遮断手段及び各種流通管路のハンドピース本体内での位
置決めが簡易且つ適確になされる。そしてハンドピース
本体を接続部を介して先側と基部側とに分断可能とし、
この接続部に上記ブッシュ部と共に雑菌遮断手段を装着
するようにすれば、交換等のメインテナンスが極めて簡
易となる。
(実施例) 次に添付図面に基づき本発明の実施例を述べる。ここ
に、第1図は本発明ハンドピースの一実施例を示す部分
縦断正面図、第2図は第1図のII線部拡大図、第3図は
要部の斜視図、第4図は他の実施例の第2図と同様図、
第5図は更に他の実施例の同様図である。
に、第1図は本発明ハンドピースの一実施例を示す部分
縦断正面図、第2図は第1図のII線部拡大図、第3図は
要部の斜視図、第4図は他の実施例の第2図と同様図、
第5図は更に他の実施例の同様図である。
第1図は、歯科用エアタービンハンドピースでの適用例
を示すものである。ハンドピース本体1は、接続部13を
介して先側11と基部側12とに分断可能とされ、該先側11
内には、作用媒体流通管路2として、エアタービン駆動
用給気管路21、患部噴射用給水管路22、タービン使用済
みエアの排気管路(本体先側11の管内自体が排気管路と
されている)23が組み込まれている。一方基部側12は、
固定接手121を含んで螺合スリーブ122により上記先側11
に一体接合される。この時、上記各流通管路2…は、固
定接手121内に形成された各管路222…等と連関され、基
部側12の基端部に着脱可能に接続された可撓性チューブ
先端の接手15の供給管を経て操作ユニット(不図示、電
磁弁等が装備されている)に通じる。該可撓性チューブ
先端の接手15とハンドピース本体基部側12との接続は、
ワンタッチで相互着脱可能且つ相互回動可能とされ、斯
かる機能を保持して各作用媒体等がハンドピース本体1
に流通し得るようになされている。
を示すものである。ハンドピース本体1は、接続部13を
介して先側11と基部側12とに分断可能とされ、該先側11
内には、作用媒体流通管路2として、エアタービン駆動
用給気管路21、患部噴射用給水管路22、タービン使用済
みエアの排気管路(本体先側11の管内自体が排気管路と
されている)23が組み込まれている。一方基部側12は、
固定接手121を含んで螺合スリーブ122により上記先側11
に一体接合される。この時、上記各流通管路2…は、固
定接手121内に形成された各管路222…等と連関され、基
部側12の基端部に着脱可能に接続された可撓性チューブ
先端の接手15の供給管を経て操作ユニット(不図示、電
磁弁等が装備されている)に通じる。該可撓性チューブ
先端の接手15とハンドピース本体基部側12との接続は、
ワンタッチで相互着脱可能且つ相互回動可能とされ、斯
かる機能を保持して各作用媒体等がハンドピース本体1
に流通し得るようになされている。
また、先側11には導光体24が内設され、その基端部は上
記接続部13に於いて、基部側12に内設されたランプ241
に対面し、該ランプ241により発せられた光は導光体24
を経てハンドピースヘッド部14の照射口242より患部に
照射されるようになされている。
記接続部13に於いて、基部側12に内設されたランプ241
に対面し、該ランプ241により発せられた光は導光体24
を経てハンドピースヘッド部14の照射口242より患部に
照射されるようになされている。
亦、給水管路22は、上記先部11の接続部13からヘッド部
14に亘って配設され、該管路22より供給された水はその
先端注水口221より患部に向け噴射される。
14に亘って配設され、該管路22より供給された水はその
先端注水口221より患部に向け噴射される。
この給水管路22の途中には、雑菌遮断手段として除菌若
しくは抗菌フィルター4と共にボール弁式の逆止弁3が
直列に介設されている。第3図にこの雑菌遮断手段の詳
細を示すが、このフィルター4は、前記フィルター材を
カートリッジ式に装填したもので、逆止弁3の前方給水
管路22の途中に着脱可能に配設され、ヘッド部14の注水
口221から逆流せんとする水中に含まれる雑菌をここで
捕捉遮断すると共に、供給側から給送される水中に含ま
れる雑菌をも遮断して患部への噴射感染を未然に防止す
るべく機能する。尚、該フィルター4の配設位置を逆止
弁3と前後逆にしてもその機能は何等変るものではな
い。このように、フィルター4と逆止弁3とを併用すれ
ば雑菌遮断効果がより完全となるが、該フィルター4を
単独使用することも除外するものではない。この場合、
フィルター4を上記同様ブッシュ部32等と一体的に形成
し、ハンドピース本体1の先側11に取外し可能に装着し
得るようになすことはもとより可能である。他方、上記
の逆止弁3は、第2図及び第3図に示す如く、上記給水
管路22と基部側12に内設された給水管路222とを接続す
る接続管31と、他の管路21及び導光体24を挿入保持する
ディスク状ブッシュ部32とを一体具備し、該接続管31及
びブッシュ部32は合成樹脂(例えば、テフロン等の滅菌
消毒可能な耐熱性樹脂)により一体成型して得られる。
しくは抗菌フィルター4と共にボール弁式の逆止弁3が
直列に介設されている。第3図にこの雑菌遮断手段の詳
細を示すが、このフィルター4は、前記フィルター材を
カートリッジ式に装填したもので、逆止弁3の前方給水
管路22の途中に着脱可能に配設され、ヘッド部14の注水
口221から逆流せんとする水中に含まれる雑菌をここで
捕捉遮断すると共に、供給側から給送される水中に含ま
れる雑菌をも遮断して患部への噴射感染を未然に防止す
るべく機能する。尚、該フィルター4の配設位置を逆止
弁3と前後逆にしてもその機能は何等変るものではな
い。このように、フィルター4と逆止弁3とを併用すれ
ば雑菌遮断効果がより完全となるが、該フィルター4を
単独使用することも除外するものではない。この場合、
フィルター4を上記同様ブッシュ部32等と一体的に形成
し、ハンドピース本体1の先側11に取外し可能に装着し
得るようになすことはもとより可能である。他方、上記
の逆止弁3は、第2図及び第3図に示す如く、上記給水
管路22と基部側12に内設された給水管路222とを接続す
る接続管31と、他の管路21及び導光体24を挿入保持する
ディスク状ブッシュ部32とを一体具備し、該接続管31及
びブッシュ部32は合成樹脂(例えば、テフロン等の滅菌
消毒可能な耐熱性樹脂)により一体成型して得られる。
上記接続管31には、その管内を軸線方向に沿って遊動す
るボール311と、該ボール311と供給側で密着して弁座を
兼ねるOリング312と、上記ボール311を供給側に弾力付
勢するスプリング313と、排出側で上記給水管路22の基
端部を挿入保持するパイプホルダー314とが内設され、
これらボール311、スプリング313及びOリング312によ
り逆止弁3が構成される。
るボール311と、該ボール311と供給側で密着して弁座を
兼ねるOリング312と、上記ボール311を供給側に弾力付
勢するスプリング313と、排出側で上記給水管路22の基
端部を挿入保持するパイプホルダー314とが内設され、
これらボール311、スプリング313及びOリング312によ
り逆止弁3が構成される。
該逆止弁3に於いては、接続管31に接続された給水管路
222から給送される水の圧力により、ボール311がスプリ
ング313の弾力に抗して排出側に移行し、この時Oリン
グ312から離れて弁開となり、供給水はこの逆止弁3よ
り給水管路22を経て上記注水口221から噴射される。そ
して、給水管路222からの水の供給が停止されると、ス
プリング313の復元弾力によりボール311が供給側に移行
し、Oリング312に密着して弁閉となり、ここで給水管
路222への水の逆流が阻止される。従って、患部の各種
雑菌は、この逆止弁3によって遮断され、基部側12の給
水管路222に侵入することがないのである。図例の場
合、上記Oリング313は、給水口より稍々排出側よりに
設けられ、これにより閉弁時に給水口とボール311との
間に実質的に小間隙315が確保される。この間隙315は、
給水圧をボール311に均等に負荷し、開弁を円滑ならし
めるべく機能するものであり、望ましく採用される。
亦、基部側12の給水管路222末端に、供給停止時に作動
する電磁弁の吸込手段(不図示)が付備されている場合
は、その吸込圧及び水の表面張力によってボール311が
前後移動して開閉の機能を奏することになるので、この
場合は上記スプリング313を特に必要としない場合もあ
る。
222から給送される水の圧力により、ボール311がスプリ
ング313の弾力に抗して排出側に移行し、この時Oリン
グ312から離れて弁開となり、供給水はこの逆止弁3よ
り給水管路22を経て上記注水口221から噴射される。そ
して、給水管路222からの水の供給が停止されると、ス
プリング313の復元弾力によりボール311が供給側に移行
し、Oリング312に密着して弁閉となり、ここで給水管
路222への水の逆流が阻止される。従って、患部の各種
雑菌は、この逆止弁3によって遮断され、基部側12の給
水管路222に侵入することがないのである。図例の場
合、上記Oリング313は、給水口より稍々排出側よりに
設けられ、これにより閉弁時に給水口とボール311との
間に実質的に小間隙315が確保される。この間隙315は、
給水圧をボール311に均等に負荷し、開弁を円滑ならし
めるべく機能するものであり、望ましく採用される。
亦、基部側12の給水管路222末端に、供給停止時に作動
する電磁弁の吸込手段(不図示)が付備されている場合
は、その吸込圧及び水の表面張力によってボール311が
前後移動して開閉の機能を奏することになるので、この
場合は上記スプリング313を特に必要としない場合もあ
る。
上記ブッシュ部32は、ハンドピース本体1の先側11管内
に密嵌的に装着されるもので、上述の如く給気管路21及
び導光体24を挿入保持する貫通孔321、322、タービン使
用済みエアの排気孔323を貫設具備する。斯かるブッシ
ュ部32は、ハンドピース本体1の先側11後部より装着す
るだけで、管路21、22及び導光体24の位置決めがなされ
るので極めて便利である。そして、該ブッシュ部32の後
端面には、同様に貫通孔が開設されたゴム製シートパッ
キン33が当てがわれ、基部側12内に配設された給水管路
222、他の管路及びランプ241と先側11内の管路21、22、
23及び導光体24とが対応するよう、接続部13を介して先
側11及び基部側12が螺合接続される。この螺合接続の際
に、ブッシュ部32が先側11管内の小径段部111に当接
し、螺合締め付けによる該ブッシュ部32及びパッキン33
の弾性変形により接続部13のシールがなされる。尚、該
接続部13に於いて、上記排気孔323に適当な工具を挿入
して引き出すようにすれば、ブッシュ部32、接続管31と
共に逆止弁3を取り出すことができ、その交換が簡易に
なされる。亦、本実施例ではハンドピース本体1の先側
11に雑菌遮断手段を設けた例を示したが、基部側12に設
けてその接続部13又はハンドピース本体1と可撓性チュ
ーブ先端に設けた接手15との接続部16より取り出し可能
とすることも除外するものではない。
に密嵌的に装着されるもので、上述の如く給気管路21及
び導光体24を挿入保持する貫通孔321、322、タービン使
用済みエアの排気孔323を貫設具備する。斯かるブッシ
ュ部32は、ハンドピース本体1の先側11後部より装着す
るだけで、管路21、22及び導光体24の位置決めがなされ
るので極めて便利である。そして、該ブッシュ部32の後
端面には、同様に貫通孔が開設されたゴム製シートパッ
キン33が当てがわれ、基部側12内に配設された給水管路
222、他の管路及びランプ241と先側11内の管路21、22、
23及び導光体24とが対応するよう、接続部13を介して先
側11及び基部側12が螺合接続される。この螺合接続の際
に、ブッシュ部32が先側11管内の小径段部111に当接
し、螺合締め付けによる該ブッシュ部32及びパッキン33
の弾性変形により接続部13のシールがなされる。尚、該
接続部13に於いて、上記排気孔323に適当な工具を挿入
して引き出すようにすれば、ブッシュ部32、接続管31と
共に逆止弁3を取り出すことができ、その交換が簡易に
なされる。亦、本実施例ではハンドピース本体1の先側
11に雑菌遮断手段を設けた例を示したが、基部側12に設
けてその接続部13又はハンドピース本体1と可撓性チュ
ーブ先端に設けた接手15との接続部16より取り出し可能
とすることも除外するものではない。
更に、第2図に於いては、上記排気孔323にカートリッ
ジ式に形成された雑菌遮断手段としての除菌若しくは抗
菌フィルター4が螺合装着可能とされている。前記の如
くハンドピース本体先側11の管内は、タービン使用済み
エアの排気管路23とされており、該管路23中の排気エア
は排気孔323を通り基部側12及び可撓性チューブ等を経
て器外に排出されるが、該排気孔323に斯かるフィルタ
ー4を装着しておけば排気経路が雑菌で汚染されること
が未然に防止される。
ジ式に形成された雑菌遮断手段としての除菌若しくは抗
菌フィルター4が螺合装着可能とされている。前記の如
くハンドピース本体先側11の管内は、タービン使用済み
エアの排気管路23とされており、該管路23中の排気エア
は排気孔323を通り基部側12及び可撓性チューブ等を経
て器外に排出されるが、該排気孔323に斯かるフィルタ
ー4を装着しておけば排気経路が雑菌で汚染されること
が未然に防止される。
第4図は、雑菌遮断手段として上記の除菌フィルターと
ともに、むしゴムタイプの逆止弁5を併用した例を示す
ものである。即ち、上記同様の接続管31内に、前端が閉
塞し且つ周体に透孔511が穿設された注水管51が形設さ
れ、該注水管51にゴムチューブ52が套嵌されて成る。そ
して注水管51には給水管路222が接続され、該給水管路2
22からの水圧により、上記ゴムチューブ52が透孔511部
において弾性変形して水の通路が形成され、給水管路22
を経て通水される。水の供給を停止すると、ゴムチュー
ブ52の復元弾力により透孔511が閉塞されてその逆流が
阻止され、上記同様雑菌の給水管路222への侵入が有効
に防止される。本実施例でも、逆止弁5がブッシュ部32
及び接続管31と共に形成されており、従ってその機能は
上記と同様であるのでその詳細な説明を割愛する。
ともに、むしゴムタイプの逆止弁5を併用した例を示す
ものである。即ち、上記同様の接続管31内に、前端が閉
塞し且つ周体に透孔511が穿設された注水管51が形設さ
れ、該注水管51にゴムチューブ52が套嵌されて成る。そ
して注水管51には給水管路222が接続され、該給水管路2
22からの水圧により、上記ゴムチューブ52が透孔511部
において弾性変形して水の通路が形成され、給水管路22
を経て通水される。水の供給を停止すると、ゴムチュー
ブ52の復元弾力により透孔511が閉塞されてその逆流が
阻止され、上記同様雑菌の給水管路222への侵入が有効
に防止される。本実施例でも、逆止弁5がブッシュ部32
及び接続管31と共に形成されており、従ってその機能は
上記と同様であるのでその詳細な説明を割愛する。
尚、上記実施例では、雑菌遮断手段を給水管路22に設け
た例を示したが、他の管路に設けても同様の効果が得ら
れることは云うまでもない。亦、エアタービンハンドピ
ースでの適用例について述べたが、水や空気等の作用媒
体を用いるマイクロモーターハンドピース、各種シリン
ジ或いはスケーラー等にも適用可能であることは当然で
ある。
た例を示したが、他の管路に設けても同様の効果が得ら
れることは云うまでもない。亦、エアタービンハンドピ
ースでの適用例について述べたが、水や空気等の作用媒
体を用いるマイクロモーターハンドピース、各種シリン
ジ或いはスケーラー等にも適用可能であることは当然で
ある。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明の歯科用防菌ハンドピースは、ハン
ドピース本体に内蔵された作用媒体の流通管路に雑菌遮
断手段が配設されているから、患部が保有する雑菌がこ
の雑菌遮断手段によって遮断され、該本体に接続される
可撓性チューブ内に侵入したり、操作ユニット等で繁殖
したりすることがなく、ハンドピース本体を滅菌消毒す
れば、その後これを別の患者に使用しても病原菌が二次
感染することがない。
ドピース本体に内蔵された作用媒体の流通管路に雑菌遮
断手段が配設されているから、患部が保有する雑菌がこ
の雑菌遮断手段によって遮断され、該本体に接続される
可撓性チューブ内に侵入したり、操作ユニット等で繁殖
したりすることがなく、ハンドピース本体を滅菌消毒す
れば、その後これを別の患者に使用しても病原菌が二次
感染することがない。
亦、上記雑菌遮断手段に、対応流通管路の接続管及び先
側管内に接続部側から密嵌され且つ他の管路等を保持す
るブッシュ部を一体具備させれば、管路等の位置決めが
簡易になされ、且つその交換等のメインテナンスに極め
て便利である。そして、ハンドピース本体を接続部を介
して先側及び基部側に分断可能として、この接続部にブ
ッシュ部と共に雑菌遮断手段を装着するようにすれば、
上記メンテナンスがより便利となる。
側管内に接続部側から密嵌され且つ他の管路等を保持す
るブッシュ部を一体具備させれば、管路等の位置決めが
簡易になされ、且つその交換等のメインテナンスに極め
て便利である。そして、ハンドピース本体を接続部を介
して先側及び基部側に分断可能として、この接続部にブ
ッシュ部と共に雑菌遮断手段を装着するようにすれば、
上記メンテナンスがより便利となる。
更に、雑菌遮断手段として除菌若しくは抗菌フィルター
に逆止弁を併用するようにすれば、上記雑菌の遮断が完
全になされる。
に逆止弁を併用するようにすれば、上記雑菌の遮断が完
全になされる。
このように、本発明は近時大きな社会問題とされている
歯科治療に於ける病原菌の二次感染を有効に防止せんと
するものであり、その価値は極めて大である。
歯科治療に於ける病原菌の二次感染を有効に防止せんと
するものであり、その価値は極めて大である。
第1図は本発明ハンドピースの一実施例を示す部分縦断
正面図、第2図は要部の斜視図、第3図は雑菌遮断手段
の縦断面図、第4図は他の実施例の第3図と同様図であ
る。 (符号の説明) 1……ハンドピース本体、11……先側、12……基部側、
13……接続部、15……可撓性チューブ先端の接手、2…
…作用媒体流通管路、3、4、5……雑菌遮断手段、31
……接続管、32……ブッシュ部。
正面図、第2図は要部の斜視図、第3図は雑菌遮断手段
の縦断面図、第4図は他の実施例の第3図と同様図であ
る。 (符号の説明) 1……ハンドピース本体、11……先側、12……基部側、
13……接続部、15……可撓性チューブ先端の接手、2…
…作用媒体流通管路、3、4、5……雑菌遮断手段、31
……接続管、32……ブッシュ部。
Claims (8)
- 【請求項1】ハンドピース本体に作用媒体の流通管路を
内蔵した歯科用ハンドピースに於いて、上記流通管路の
途中に除菌若しくは抗菌フィルターから成る雑菌遮断手
段を配設してなることを特徴とする歯科用防菌ハンドピ
ース。 - 【請求項2】上記ハンドピース本体が、接続部を介して
先側と基部側に分断可能とされ、且つ上記雑菌遮断手段
が該接続部より取り出し可能に配設されている請求項1
記載のハンドピース。 - 【請求項3】上記雑菌遮断手段が、ハンドピース本体
と、該本体の後端に接続される可撓性チューブ先端に設
けた接手との接続部より取り出し可能に配設されている
請求項1記載のハンドピース。 - 【請求項4】上記雑菌遮断手段が、上記ハンドピース本
体に配設された対応流通管路を挿入し得る接続管と、ハ
ンドピース本体の管内に密嵌し得るディスク状ブッシュ
部とを一体具備して成るものである請求項1又は2記載
のハンドピース。 - 【請求項5】上記ブッシュ部が、ハンドピース本体の内
蔵された他の流通管路或いは附帯手段を保持し或いは前
後に関連させる為の貫通孔を有する請求項4記載のハン
ドピース。 - 【請求項6】上記雑菌遮断手段が、上記フィルターに直
列に配管接続された逆止弁を含む請求項1、2、3、4
又は5記載のハンドピース。 - 【請求項7】除菌フィルターが中空糸膜より成る請求項
1記載のハンドピース。 - 【請求項8】上記フィルターが、カットリッジタイプで
且つ流通管路に交換可能に配設されている請求項1記載
のハンドピース。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108812A JPH078284B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 歯科用防菌ハンドピース |
DE19893906063 DE3906063A1 (de) | 1988-04-30 | 1989-02-27 | Zahnaerztliches handstueck |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108812A JPH078284B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 歯科用防菌ハンドピース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280452A JPH01280452A (ja) | 1989-11-10 |
JPH078284B2 true JPH078284B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=14494124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108812A Expired - Fee Related JPH078284B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 歯科用防菌ハンドピース |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078284B2 (ja) |
DE (1) | DE3906063A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631708U (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | 株式会社中西歯科器械製作所 | 歯科用ハンドピース装置 |
NL1006137C2 (nl) * | 1997-05-27 | 1998-12-01 | Prime Water Systems N V | Ultrafiltratie-inrichting. |
DE10108565A1 (de) * | 2001-02-22 | 2002-09-05 | Kaltenbach & Voigt | Medizinisches oder dentalmedizinisches Behandlungsinstrument mit einem Filterelement |
EP2781201B1 (de) * | 2013-03-20 | 2018-02-28 | W & H Dentalwerk Bürmoos GmbH | Filterpatrone für eine medizinische, insbesondere dentale, Kupplungsvorrichtung |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH632405A5 (fr) * | 1979-11-16 | 1982-10-15 | David Mosimann | Dispositif anti-retour pour turbines et pieces a main dentaires. |
DE2951411A1 (de) * | 1979-12-20 | 1981-07-02 | Richard 8757 Karlstein Himmelsbach | Filtriereinrichtung zur bakteriellen entkeimung von kuehlfluessigkeit bei kieferchirurgischen geraeten |
DE3123390C2 (de) * | 1981-06-12 | 1986-01-23 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Zahnärztlicher Instrumentenkopf |
JPS6260550A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-17 | 塚田 洋四郎 | ハンドピ−スの内部汚染防止装置 |
JPH0211055Y2 (ja) * | 1985-10-24 | 1990-03-19 | ||
DE3545496A1 (de) * | 1985-12-20 | 1987-07-02 | Siemens Ag | Zahnaerztliches geraet |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108812A patent/JPH078284B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-02-27 DE DE19893906063 patent/DE3906063A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01280452A (ja) | 1989-11-10 |
DE3906063A1 (de) | 1989-11-09 |
DE3906063C2 (ja) | 1992-07-02 |
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Legal Events
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