JPH077711U - ポンプ付き液体浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚濁液体から汚濁物質を除去して再利用可能
の再生液をうることを目的とする。 【構成】 汚濁液体（１）は手動ポンプ（３）により脱
着可能の浄化材（４）を有する浄化部（７）へ供給され
て再生液（８）が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

木考案は食用油、潤滑油等の汚濁液体を浄化して、再利用できるようにする装 置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

汚濁液体は再利用できるまで処理が出来ない場合は排水へ流すとか、処理業者 へ料金を払って処分を依頼していた。再利用するための装置では汚濁液体を再生 液タンクの上部につけた金網にて濾過するものがある。金網はすぐ目が詰まり、 時間がかかったり、金網のため細かい汚濁物質を除去しにくかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

濾過に時間がかかることを減少させ、さらに細かい汚濁物質まで濾過できるよ うにし、再生液が利用できるようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

液体浄化装置に汚濁液体を供給するために、手動ポンプを設けた。液体浄化装 置は浄化材が脱着できるようにした。

【０００５】

【作用】

上記のごとき構成であるので、ポンプの圧力で汚濁液体を供給できるので、浄 化速度と高性能浄化材を使用できる。浄化材は脱着できるので、浄化材が目詰ま りをしたら、交換ができる。

【０００６】

【実施例１】 図１は実施例１を示す断面図である。汚濁液体容器（２）に入れられた汚濁液 体（１）は手動ポンプ（３）にて、浄化部（７）に送られる。手動ポンプは一例 を示した。各種の圧力のかけられる手動ポンプも使用しうる。 浄化部で浄化された再生液（９）は再生液容器（８）に貯められ、再生液取出 口（１０）より取出して再生液（９）は利用される。 浄化部（７）は脱着可能の浄化材（４）、固定浄化材（５）、多孔の浄化材固 定部（６）の順に液が流れるようになっている。固定浄化材は無くても良い。浄 化部の入口の蓋（１１）を取り外して、目詰まりした脱着可能の浄化材（４）を 取り除き、新しい脱着可能の浄化材（４）を装着し、蓋（８）をする。

【０００７】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案によれば、簡単な操作で汚濁液体を再利用が可能と なり新しい液の使用量を大幅に減少することができる。排水に流して環境を汚染 することが無くなり、廃棄処分を依頼する場合はその料金を減らすことができる 。手動ポンプで浄化装置に汚濁液体を圧入するため、浄化に時間がかからず、高 性能の浄化材を使用することができる。浄化材は脱着可能のため、目詰まりして 処理能力が低下したら浄化材を取替えことで、処理能力が落ちることなく、ほぼ 永久的に使用することができる。液体の開放部がないため、取り扱いで手等を汚 すことがない。手動ポンプのため電源の無い何処ででも使用でき、引火性の液体 でも使用ができる。簡単な構造で故障することはなく、大量生産可能のため廉価 に製造することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１の断面図である。

【符号の説明】

１ 汚濁液体 ２ 汚濁液体容器 ３ 手動ポンプ ４ 脱着可能の浄化材 ５ 固定浄化材 ６ 浄化材固定部 ７ 浄化部 ８ 再生液容器 ９ 再生液 １０再生液取出口 １１蓋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手動ポンプ（３）と脱着可能の浄化材
   （４）を有する液体浄化装置。