JPH077403B2 - 日本語処理装置 - Google Patents
日本語処理装置Info
- Publication number
- JPH077403B2 JPH077403B2 JP63161679A JP16167988A JPH077403B2 JP H077403 B2 JPH077403 B2 JP H077403B2 JP 63161679 A JP63161679 A JP 63161679A JP 16167988 A JP16167988 A JP 16167988A JP H077403 B2 JPH077403 B2 JP H077403B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character string
- pattern
- punctuation
- unit
- input
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、かな漢字変換を行う日本語処理装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 近年、文節区切りマーク等の付加情報の入力なしに句読
点を読みかな通りに入力することにより、自動的にかな
漢字まじり文に変換出力するべた書き入力方式が主流と
なりつつある。しかしながら、現状のかな漢字変換では
所望の漢字表記が得られない場合があるため、変換後文
節の区切りを変更することが必要である。従って、文節
区切りに関する効果的な学習により、以後の文節区切り
変更が必要となる機会をできるだけ抑えることが重要な
課題となっている。
点を読みかな通りに入力することにより、自動的にかな
漢字まじり文に変換出力するべた書き入力方式が主流と
なりつつある。しかしながら、現状のかな漢字変換では
所望の漢字表記が得られない場合があるため、変換後文
節の区切りを変更することが必要である。従って、文節
区切りに関する効果的な学習により、以後の文節区切り
変更が必要となる機会をできるだけ抑えることが重要な
課題となっている。
第2図はこの種の文節区切り学習機能を有する従来の日
本語処理装置のブロック図を示すものであり、11は文字
列を入力する入力部、12は入力された文字列を記憶する
記憶部、13はかな漢字変換を行うときに使用する自立語
辞書、14は文節の区切り位置を学習し、かな漢字変換を
行うときに使用する文節区切り学習辞書、15は入力され
た文字列のかな漢字変換を行う日本語処理部、16は入力
文字列及び変換結果文字列を表示する表示部である。
本語処理装置のブロック図を示すものであり、11は文字
列を入力する入力部、12は入力された文字列を記憶する
記憶部、13はかな漢字変換を行うときに使用する自立語
辞書、14は文節の区切り位置を学習し、かな漢字変換を
行うときに使用する文節区切り学習辞書、15は入力され
た文字列のかな漢字変換を行う日本語処理部、16は入力
文字列及び変換結果文字列を表示する表示部である。
次にこの従来の日本語処理装置の動作について説明す
る。
る。
例えば、 「1外国の現状」 という文章を作成する場合、まず、オペレータは入力部
11から 「1がいこくのげんじょう」 と入力すると、記憶部12にその入力文字列が記憶され
る。次に日本語処理部15は13の自立語辞書と14の文節区
切り学習辞書を使って変換処理を行い、 「1が異国の現状」 という変換結果が表示部16に表示される。オペレータは 「1が」 という文節の区切りが間違っていることから文節区切り
変更を行い、「1」と文節区切りを短くすることによっ
て正しく 「1外国の現状」 と変換する。このとき日本語処理部16は文節の区切り変
更があったと判断し、 「1がいこく」 という読み文字列に対して 「1外国」 という表記を文節区切り学習辞書に登録する。
11から 「1がいこくのげんじょう」 と入力すると、記憶部12にその入力文字列が記憶され
る。次に日本語処理部15は13の自立語辞書と14の文節区
切り学習辞書を使って変換処理を行い、 「1が異国の現状」 という変換結果が表示部16に表示される。オペレータは 「1が」 という文節の区切りが間違っていることから文節区切り
変更を行い、「1」と文節区切りを短くすることによっ
て正しく 「1外国の現状」 と変換する。このとき日本語処理部16は文節の区切り変
更があったと判断し、 「1がいこく」 という読み文字列に対して 「1外国」 という表記を文節区切り学習辞書に登録する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、 「2外国の将来」 という文章を作成するために 「2がいこくのしょうらい」 という文字列を入力した場合文節区切り学習辞書には 「1がいこく」 という文節区切り情報しか登録されておらず、変換結果
が 「2が異国の将来」 となり再度文節の区切りを変更する必要があり、操作性
の点で劣ると共に、日本語入力速度が全体として遅いと
いう問題点を有していた。
が 「2が異国の将来」 となり再度文節の区切りを変更する必要があり、操作性
の点で劣ると共に、日本語入力速度が全体として遅いと
いう問題点を有していた。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
ひらがな以外の入力文字列を含むべた書き文に対しても
文節区切りに関する学習を行い操作性がすぐれていると
共に、日本語入力速度が全体として速い日本語処理装置
を提供することを目的とするものである。
ひらがな以外の入力文字列を含むべた書き文に対しても
文節区切りに関する学習を行い操作性がすぐれていると
共に、日本語入力速度が全体として速い日本語処理装置
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、文字列を入力する
入力部と、ひらがな以外の入力文字を特定のパターンに
変換する文字列パターン変換部と、入力文字列を記憶す
る記憶部と、入力文字列のかな漢字変換を行う日本語処
理部と、前記文字列パターン変換部で変換された特定の
パターンを元の入力文字に復元する文字列パターン復元
部と入力文字列及び変換結果文字列を表示する表示部
と、変換結果の文節の区切りを変更する手段と、文節の
区切り位置の学習情報を有する文節区切り学習辞書と、
文節の区切りを変更した際に前記文節区切り学習辞書の
内容を更新する手段とを有する日本語処理装置である。
入力部と、ひらがな以外の入力文字を特定のパターンに
変換する文字列パターン変換部と、入力文字列を記憶す
る記憶部と、入力文字列のかな漢字変換を行う日本語処
理部と、前記文字列パターン変換部で変換された特定の
パターンを元の入力文字に復元する文字列パターン復元
部と入力文字列及び変換結果文字列を表示する表示部
と、変換結果の文節の区切りを変更する手段と、文節の
区切り位置の学習情報を有する文節区切り学習辞書と、
文節の区切りを変更した際に前記文節区切り学習辞書の
内容を更新する手段とを有する日本語処理装置である。
作用 本発明は前記した構成により、入力部は文字列を入力
し、文字列パターン変換部はひらがな以外の入力文字を
特定のパターンに変換し、記憶部は入力文字列を記憶
し、日本語処理部は自立語辞書及び文節区切り学習辞書
を使って文節単位に変換し、その後必要に応じて文節の
区切りを変更すると、入力文字列の中に前記文字列パタ
ーン変換部で変換された特定のパターンがあれば、その
パターンを読みとして文節区切り学習辞書に情報を登録
すると共に、この学習情報に基づいて変換操作を行うこ
とにより、日本語入力時の優れた操作性と、全体として
の入力速度の高速化が実現できるようにしたものであ
る。
し、文字列パターン変換部はひらがな以外の入力文字を
特定のパターンに変換し、記憶部は入力文字列を記憶
し、日本語処理部は自立語辞書及び文節区切り学習辞書
を使って文節単位に変換し、その後必要に応じて文節の
区切りを変更すると、入力文字列の中に前記文字列パタ
ーン変換部で変換された特定のパターンがあれば、その
パターンを読みとして文節区切り学習辞書に情報を登録
すると共に、この学習情報に基づいて変換操作を行うこ
とにより、日本語入力時の優れた操作性と、全体として
の入力速度の高速化が実現できるようにしたものであ
る。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例における日本語処理装置のブ
ロック図であり、1は文字列を入力する入力部、2はひ
らがな以外の入力文字を特定のパターンに変換する文字
列パターン変換部、3は入力された文字列を記憶する記
憶部、4はかな漢字変換を行うときに使用する自立語辞
書、5は文節の区切り位置を学習し、かな漢字変換を行
うときに使用する文節区切り学習辞書、6は入力された
文字列のかな漢字変換を行う日本語処理部、7は前記文
字列パターン変換部で変換された特定のパターンを元の
入力文字に復元する文字列パターン復元部、8は入力文
字列及び変換結果文字列を表示する表示部である。
ロック図であり、1は文字列を入力する入力部、2はひ
らがな以外の入力文字を特定のパターンに変換する文字
列パターン変換部、3は入力された文字列を記憶する記
憶部、4はかな漢字変換を行うときに使用する自立語辞
書、5は文節の区切り位置を学習し、かな漢字変換を行
うときに使用する文節区切り学習辞書、6は入力された
文字列のかな漢字変換を行う日本語処理部、7は前記文
字列パターン変換部で変換された特定のパターンを元の
入力文字に復元する文字列パターン復元部、8は入力文
字列及び変換結果文字列を表示する表示部である。
次に上記実施例の動作の一例について説明する。
例えば、 「1外国の現状」 という文章を作成する場合、まず、オペレータは入力部
1から 「1がいこくのげんじょう」 と入力すると、パターン変換部2のメモリ内に 「1がいこくのげんじょう」 という入力文字列が記憶され、入力文字列中にひらがな
以外の文字があるので、文字列パターン変換部2は
「1」という文字を特定のパターン「*に変換し、記憶
部3に入力文字列 「*がいこくのげんじょう」 が記憶される。次に日本語処理部6は4の自立語辞書と
5の文節区切り学習辞書を使て変換処理を行い、 「*が異国の現状」 という変換結果が得られ、文字列パターン復元部7は文
字列パターン変換部2で変換された特定のパターン
「*」を、文字列パターン変換部2内のメモリに記憶さ
れている入力文字列を参照して元の入力文字「1」に復
元し、「1が異国の現状」が表示部8に表示される。オ
ペレータは「1が」という文節の区切りが間違っている
ことから文節区切り変更を行い、「1」と文節区切りを
短くすることによって正しく 「1外国の現状」 と変換する。このとき日本語処理部6は文節の区切り変
更があったと判断し、「*がいこく」という読み文字列
に対して「*外国」という表記を文節区切り学習辞書に
登録する。
1から 「1がいこくのげんじょう」 と入力すると、パターン変換部2のメモリ内に 「1がいこくのげんじょう」 という入力文字列が記憶され、入力文字列中にひらがな
以外の文字があるので、文字列パターン変換部2は
「1」という文字を特定のパターン「*に変換し、記憶
部3に入力文字列 「*がいこくのげんじょう」 が記憶される。次に日本語処理部6は4の自立語辞書と
5の文節区切り学習辞書を使て変換処理を行い、 「*が異国の現状」 という変換結果が得られ、文字列パターン復元部7は文
字列パターン変換部2で変換された特定のパターン
「*」を、文字列パターン変換部2内のメモリに記憶さ
れている入力文字列を参照して元の入力文字「1」に復
元し、「1が異国の現状」が表示部8に表示される。オ
ペレータは「1が」という文節の区切りが間違っている
ことから文節区切り変更を行い、「1」と文節区切りを
短くすることによって正しく 「1外国の現状」 と変換する。このとき日本語処理部6は文節の区切り変
更があったと判断し、「*がいこく」という読み文字列
に対して「*外国」という表記を文節区切り学習辞書に
登録する。
次に 「2外国の将来」 という文章を作成する場合、オペレータが入力部1から 「2がいこくのしょうらい」 と入力すると、文字列パターン変換部2のメモリ内に 「2がいこくのしょうらい」 という入力文字列が記憶され、文字列パターン変換部2
は「2」という文字を特定のパターン「*」に変換し、
記憶部3に入力文字列 「*がいこくのしょうらい」 が記憶される。次に日本語処理部6は4の自立語辞書と
5の文節区切り学習辞書を使て変換処理を行うが、前回
操作で 「*がいこく」 という文節区切り情報が文節区切り学習辞書に既に登録
されているので、正しく 「2外国の将来」 という変換結果が得られる。
は「2」という文字を特定のパターン「*」に変換し、
記憶部3に入力文字列 「*がいこくのしょうらい」 が記憶される。次に日本語処理部6は4の自立語辞書と
5の文節区切り学習辞書を使て変換処理を行うが、前回
操作で 「*がいこく」 という文節区切り情報が文節区切り学習辞書に既に登録
されているので、正しく 「2外国の将来」 という変換結果が得られる。
以上のように本実施例によれば、ひらがな以外の入力文
字を特定のパターンに変換する文字列パターン変換部を
設けることにより、ひらがな以外の文字を含む同じよう
な文字を入力し変換する場合、従来例における、再度文
節の区切り変更を行うという複雑なキー操作をすること
なしに、正しい文章を作成することができる。
字を特定のパターンに変換する文字列パターン変換部を
設けることにより、ひらがな以外の文字を含む同じよう
な文字を入力し変換する場合、従来例における、再度文
節の区切り変更を行うという複雑なキー操作をすること
なしに、正しい文章を作成することができる。
なお、本実施例においては、ひらがな以外の文字1文字
を特定のパターン1文字として扱っているが、ひらがな
以外の連続した文字複数分を特定のパターン1文字とし
て扱うようにしてもよいことは言うまでもない。
を特定のパターン1文字として扱っているが、ひらがな
以外の連続した文字複数分を特定のパターン1文字とし
て扱うようにしてもよいことは言うまでもない。
また、置き換える特定のパターンを1種類だけに限定せ
ず、例えば数字は「*」、英字は「+というふうに種別
ごとに別のパターンとして扱うようにしてもよいことは
言うまでもない。
ず、例えば数字は「*」、英字は「+というふうに種別
ごとに別のパターンとして扱うようにしてもよいことは
言うまでもない。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、ひらがな以外
の文字を含む同じような文字を入力し変換する場合、再
度文節の区切り変更を行うという複雑なキー操作をする
必要がなく、日本語入力時のオペレータの操作を簡便に
すると共に、入力速度を高速化することができ、その実
用的効果は大きい。
の文字を含む同じような文字を入力し変換する場合、再
度文節の区切り変更を行うという複雑なキー操作をする
必要がなく、日本語入力時のオペレータの操作を簡便に
すると共に、入力速度を高速化することができ、その実
用的効果は大きい。
第1図は本発明の一実施例における日本語処理装置のブ
ロック図、第2図は従来の日本語処理装置のブロック図
である。 1……入力部、2……文字列パターン変換部、 3……記憶部、4……自立語辞書、 5……文節区切り学習辞書、 6……日本語処理部、 7……文字列パターン復元部、8……表示部。
ロック図、第2図は従来の日本語処理装置のブロック図
である。 1……入力部、2……文字列パターン変換部、 3……記憶部、4……自立語辞書、 5……文節区切り学習辞書、 6……日本語処理部、 7……文字列パターン復元部、8……表示部。
Claims (1)
- 【請求項1】文字列を入力する入力部と、ひらがな以外
の入力文字を特定のパターンに変換する文字列パターン
変換部と、入力文字列を記憶する記憶部と、入力文字列
のかな漢字変換を行う日本語処理部と、前記文字列パタ
ーン変換部で変換された特定のパターンを元の入力文字
に復元する文字列パターン復元部と、入力文字列及び変
換結果文字列を表示する表示部と、変換結果の文節の区
切りを変更する手段と、文節の区切り位置の学習情報を
有する文節区切り学習辞書と、文節の区切りを変更した
際に前記文節区切り学習辞書の内容を更新する手段と、
変換された文字列に対して文節の区切り位置を変更し、
変更後の処理として文節の区切り位置を文節区切り学習
辞書に登録する際に、前記文字列パターン変換部で特定
のパターンに変換されたひらがな以外の入力文字列は、
そのパターンを読みとして前記文節区切り学習辞書に登
録する手段と、前記日本語処理部で読み文字列を変換す
る際にひらがな以外の読み文字列は前記文字列パターン
変換部で変換された特定のパターンを読みとして前記文
節区切り学習辞書を検索する手段とを備えたことを特徴
とする日本語処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161679A JPH077403B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 日本語処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161679A JPH077403B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 日本語処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212369A JPH0212369A (ja) | 1990-01-17 |
JPH077403B2 true JPH077403B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=15739783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63161679A Expired - Fee Related JPH077403B2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 日本語処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077403B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922129A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Nec Corp | カナ漢字変換装置 |
JPS60189565A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | Hitachi Ltd | 仮名漢字変換装置 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63161679A patent/JPH077403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922129A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Nec Corp | カナ漢字変換装置 |
JPS60189565A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | Hitachi Ltd | 仮名漢字変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212369A (ja) | 1990-01-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |