JPH0773205B2 - レベル変換回路 - Google Patents
レベル変換回路Info
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- JPH0773205B2 JPH0773205B2 JP58241642A JP24164283A JPH0773205B2 JP H0773205 B2 JPH0773205 B2 JP H0773205B2 JP 58241642 A JP58241642 A JP 58241642A JP 24164283 A JP24164283 A JP 24164283A JP H0773205 B2 JPH0773205 B2 JP H0773205B2
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G11/00—Limiting amplitude; Limiting rate of change of amplitude ; Clipping in general
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
- H03K19/0185—Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
- H03K19/018507—Interface arrangements
- H03K19/018514—Interface arrangements with at least one differential stage
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- H—ELECTRICITY
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/094—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
- H03K19/0944—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET
- H03K19/09448—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET in combination with bipolar transistors [BIMOS]
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はレベル変換回路に係り、特に差動入力電圧をCM
OS駆動電圧レベルに変換するECL−CMOS変換等に好適な
レベル変換回路に関する。
OS駆動電圧レベルに変換するECL−CMOS変換等に好適な
レベル変換回路に関する。
従来のレベル変換回路の例として差動入力−CMOSレベル
変換回路の一例を第1図に示す。第1図においてQ1〜Q3
はNPNバイポーラトランジスタ、M1〜M4はMOSトランジス
タ、D1〜D2はダイオード、R1,R2,R3は抵抗である。V1,V
2は入力電圧で、ECL−CMOSレベル変換回路では、例えば
V1は入力電圧、V2は基準電圧となる。
変換回路の一例を第1図に示す。第1図においてQ1〜Q3
はNPNバイポーラトランジスタ、M1〜M4はMOSトランジス
タ、D1〜D2はダイオード、R1,R2,R3は抵抗である。V1,V
2は入力電圧で、ECL−CMOSレベル変換回路では、例えば
V1は入力電圧、V2は基準電圧となる。
第1図の従来例では、バイポーラトランジスタQ1,Q2か
らなる差動入力段の出力電圧を、バイポーラトランジス
タQ3ダイオードD1,D2から成るレベルシフト段で、MOSト
ランジスタM1,M2から成るCMOSインバータ増幅段の入力
レベルに合わせ、該増幅段及びMOSトランジスタM3,M4か
ら成る同様の増幅段で2段増幅する。本回路においては
MOSトランジスタM1,M2によるインバータ段において、入
力振幅が十分でないためいずれかのMOSトランジスタがg
mの小さい非飽和領域で使用され、出力インピーダンス
が大きく、次段のMOSトランジスタのゲート容量等の寄
生容量との時定数が大きくなり、十分な動作速度が得ら
れない欠点を持つ。
らなる差動入力段の出力電圧を、バイポーラトランジス
タQ3ダイオードD1,D2から成るレベルシフト段で、MOSト
ランジスタM1,M2から成るCMOSインバータ増幅段の入力
レベルに合わせ、該増幅段及びMOSトランジスタM3,M4か
ら成る同様の増幅段で2段増幅する。本回路においては
MOSトランジスタM1,M2によるインバータ段において、入
力振幅が十分でないためいずれかのMOSトランジスタがg
mの小さい非飽和領域で使用され、出力インピーダンス
が大きく、次段のMOSトランジスタのゲート容量等の寄
生容量との時定数が大きくなり、十分な動作速度が得ら
れない欠点を持つ。
第2図はISSCC′82 DIGEST OF TECHNICAL PAPERS
P249に記載される従来における同様のレベル変換回路の
一例を示す図で、M10〜M22はMOSトランジスタである。
本実施例はMOSトランジスタM10〜M14で成る差動増幅
段、MOSトランジスタM15〜M18で成るレベルシフト段、M
OSトランジスタM19〜M22から成るカレントミラー形電圧
増幅段から成り、特に前記レベルシフト段はMOSトラン
ジスタM17,M18のドレインとゲートが交差接続されてい
るため多少の電圧増幅機能を持つ。本実施例では差動入
力段において、駆動トランジスタM10,M11及び負荷トラ
ンジスタM12,M13が共に飽和領域で使用され大きな増幅
率を有する。従つて駆動トランジスタM10,M11の入力容
量にミラー効果が大きく作用し、入力信号V1,V2の出力
インピーダンスとの時定数で、その動作速度に悪影響を
及ぼす。
P249に記載される従来における同様のレベル変換回路の
一例を示す図で、M10〜M22はMOSトランジスタである。
本実施例はMOSトランジスタM10〜M14で成る差動増幅
段、MOSトランジスタM15〜M18で成るレベルシフト段、M
OSトランジスタM19〜M22から成るカレントミラー形電圧
増幅段から成り、特に前記レベルシフト段はMOSトラン
ジスタM17,M18のドレインとゲートが交差接続されてい
るため多少の電圧増幅機能を持つ。本実施例では差動入
力段において、駆動トランジスタM10,M11及び負荷トラ
ンジスタM12,M13が共に飽和領域で使用され大きな増幅
率を有する。従つて駆動トランジスタM10,M11の入力容
量にミラー効果が大きく作用し、入力信号V1,V2の出力
インピーダンスとの時定数で、その動作速度に悪影響を
及ぼす。
本発明は上記の如き従来技術の欠点と除去し、信号源の
出力インピーダンスあるいは信号レベルにかかわらず高
速動作が可能なレベル変換回路を提供することにある。
出力インピーダンスあるいは信号レベルにかかわらず高
速動作が可能なレベル変換回路を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴とするところは、差動
入力電圧を出力電圧に変換するレベル変換回路に於い
て、差動入力電圧を差動電流に変換する電圧−電流変換
手段、差動電流を検出する電流検出手段、電流検出手段
の出力によつて差動電流を増幅する電流増幅手段、増幅
された差動電流を出力電圧に変換する電流−電圧変換手
段を具備することにある。
入力電圧を出力電圧に変換するレベル変換回路に於い
て、差動入力電圧を差動電流に変換する電圧−電流変換
手段、差動電流を検出する電流検出手段、電流検出手段
の出力によつて差動電流を増幅する電流増幅手段、増幅
された差動電流を出力電圧に変換する電流−電圧変換手
段を具備することにある。
以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。第3図
(a)は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
(a)は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
第3図(a)においてM30〜M45はMOSトランジスタであ
る。MOSトランジスタM30,M31は差動入力電圧(V1−V2)
を差動電流I0±ΔI0に変換する電圧−電流変換手段1を
形成する。MOSトランジスタM35は該手段に定電流I0のバ
イアスを与える定電流源である。MOSトランジスタM32,M
33は、それぞれソースSが電源VCC、ゲートGがドレイ
ンDに接続され、同電位となるいわゆるダイオード接続
で形成された前記差動電流を検出する電流検出手段2を
構成する。MOSトランジスタM36,M37は該電流検出手段2
に定電流バイアスIb0を与えるもので、該電流検出手段
2の出力電圧V21,V22を少なくともVCC−Vt(但しVtはMO
Sトランジスタのしきい電圧、以下すべてのMOSトランジ
スタのしきい電圧は同一とし、特にNMOS,PMOSも区別せ
ずその絶対値がVtであるとする)にバイアスするための
ものである。
る。MOSトランジスタM30,M31は差動入力電圧(V1−V2)
を差動電流I0±ΔI0に変換する電圧−電流変換手段1を
形成する。MOSトランジスタM35は該手段に定電流I0のバ
イアスを与える定電流源である。MOSトランジスタM32,M
33は、それぞれソースSが電源VCC、ゲートGがドレイ
ンDに接続され、同電位となるいわゆるダイオード接続
で形成された前記差動電流を検出する電流検出手段2を
構成する。MOSトランジスタM36,M37は該電流検出手段2
に定電流バイアスIb0を与えるもので、該電流検出手段
2の出力電圧V21,V22を少なくともVCC−Vt(但しVtはMO
Sトランジスタのしきい電圧、以下すべてのMOSトランジ
スタのしきい電圧は同一とし、特にNMOS,PMOSも区別せ
ずその絶対値がVtであるとする)にバイアスするための
ものである。
第3図(b)は第3図(a)に於ける電流検出手段2を
構成するMOSトランジスタM32,M33に定電流バイアスIb0
を与えたことによる効果を示す図である。曲線はMOSト
ランジスタM32,M33のVg−Id特性ゲート電圧とドレイン
電流の関係である。定電流バイアスIb0を与えない場
合、電圧−電流変換手段1の出力電流Idが0とI0との間
で変化すると、MOSトランジスタM32,M33はVaの振幅をも
つ。一方定電流バイアスIb0を与えている場合は、MOSト
ランジスタM32,M33に流れる電流Idは、Ib0とIb0+I0と
の間で変化するため、MOSトランジスタM32,M33の出力電
圧V21,V22の振幅はVa′となる、電流検出手段2を構成
するMOSトランジスタの出力電圧振幅を小さくすること
ができる。
構成するMOSトランジスタM32,M33に定電流バイアスIb0
を与えたことによる効果を示す図である。曲線はMOSト
ランジスタM32,M33のVg−Id特性ゲート電圧とドレイン
電流の関係である。定電流バイアスIb0を与えない場
合、電圧−電流変換手段1の出力電流Idが0とI0との間
で変化すると、MOSトランジスタM32,M33はVaの振幅をも
つ。一方定電流バイアスIb0を与えている場合は、MOSト
ランジスタM32,M33に流れる電流Idは、Ib0とIb0+I0と
の間で変化するため、MOSトランジスタM32,M33の出力電
圧V21,V22の振幅はVa′となる、電流検出手段2を構成
するMOSトランジスタの出力電圧振幅を小さくすること
ができる。
本実施例によれば電流検出手段2の出力電圧、電流増幅
手段3内の各部電圧及びその出力電圧の各振幅は十分小
さい。従つて寄生容量への充放電電流は小さく遅延時間
に及ぼす影響を十分小さくすることができる。
手段3内の各部電圧及びその出力電圧の各振幅は十分小
さい。従つて寄生容量への充放電電流は小さく遅延時間
に及ぼす影響を十分小さくすることができる。
電流検出手段2の出力電圧V21,V22の振幅は略I0/g
m1(但しgm1はMOSトランジスタM32,M33の相互コンダク
タンスである)となり、通常の電圧増幅回路に比べ極め
て小さい振幅となる。
m1(但しgm1はMOSトランジスタM32,M33の相互コンダク
タンスである)となり、通常の電圧増幅回路に比べ極め
て小さい振幅となる。
MOSトランジスタM38,M39はMOSトランジスタM32,M33との
組合せでカレントミラー回路を形成している。同様に、
MOSトランジスタM40,M41,M44,M45もカレントミラー回路
を構成している。MOSトランジスタM44,M45を流れる出力
電流I1の振幅ΔI1はMOSトランジスタM38,M39の相互コン
ダクタンスをgm2、MOSトランジスタM40,M41の相互コン
ダクタンスをgm3、MOSトランジスタM44,M45の相互コン
ダクタンスをgm4とすると、 ΔI1=I0(gm2/gm1)(gm4/gm3) …(1) となる。gm2>gm1,gm4>gm3とするとで電流増幅を行な
い電流増幅手段3を形成する。MOSトランジスタM42,M43
は該電流増幅手段3の出力に接続され電流−電圧変換手
段4を構成するミラー回路である。MOSトランジスタM42
はゲート及びドレインを共通接続したいわゆるダイオー
ド接続する。該接続点をMOSトランジスタM43のゲートG
へ接続しているため、MOSトランジスタM42に流れる電流
値によつてMOSトランジスタM43のgmが決まる。MOSトラ
ンジスタM42に電流が多く流れるとMOSトランジスタM42
の電圧降下が大きくなるため、MOSトランジスタM43のゲ
ートG・ソースS間電圧が大きくなり、MOSトランジス
タM43のgmは大きくなる。一方MOSトランジスタM42,M43
に流れる電流は、差動動作をしており、このときMOSト
ランジスタM43に流れる電流は小さくなる。すなわちgm
が大きく、かつ流れる電流が小さい相乗効果によりMOS
トランジスタM43での電圧降下は小さくなる。逆に、MOS
トランジスタM42に流れる電流が小さい場合は、MOSトラ
ンジスタM43のgmは小さく、かつ流れる電流は大きくな
るため、MOSトランジスタM43の電圧降下は大きくなる。
すなわち、MOSトランジスタM42,M43のミラー回路は、差
動電流を電圧に変換する電流−電圧変換手段4を形成す
る。
組合せでカレントミラー回路を形成している。同様に、
MOSトランジスタM40,M41,M44,M45もカレントミラー回路
を構成している。MOSトランジスタM44,M45を流れる出力
電流I1の振幅ΔI1はMOSトランジスタM38,M39の相互コン
ダクタンスをgm2、MOSトランジスタM40,M41の相互コン
ダクタンスをgm3、MOSトランジスタM44,M45の相互コン
ダクタンスをgm4とすると、 ΔI1=I0(gm2/gm1)(gm4/gm3) …(1) となる。gm2>gm1,gm4>gm3とするとで電流増幅を行な
い電流増幅手段3を形成する。MOSトランジスタM42,M43
は該電流増幅手段3の出力に接続され電流−電圧変換手
段4を構成するミラー回路である。MOSトランジスタM42
はゲート及びドレインを共通接続したいわゆるダイオー
ド接続する。該接続点をMOSトランジスタM43のゲートG
へ接続しているため、MOSトランジスタM42に流れる電流
値によつてMOSトランジスタM43のgmが決まる。MOSトラ
ンジスタM42に電流が多く流れるとMOSトランジスタM42
の電圧降下が大きくなるため、MOSトランジスタM43のゲ
ートG・ソースS間電圧が大きくなり、MOSトランジス
タM43のgmは大きくなる。一方MOSトランジスタM42,M43
に流れる電流は、差動動作をしており、このときMOSト
ランジスタM43に流れる電流は小さくなる。すなわちgm
が大きく、かつ流れる電流が小さい相乗効果によりMOS
トランジスタM43での電圧降下は小さくなる。逆に、MOS
トランジスタM42に流れる電流が小さい場合は、MOSトラ
ンジスタM43のgmは小さく、かつ流れる電流は大きくな
るため、MOSトランジスタM43の電圧降下は大きくなる。
すなわち、MOSトランジスタM42,M43のミラー回路は、差
動電流を電圧に変換する電流−電圧変換手段4を形成す
る。
更に該手段4に流れる電流は電流増幅手段3で十分増幅
されており、この結果該手段4の出力電圧V0はCMOSを駆
動するに要する十分な振幅を持つ。
されており、この結果該手段4の出力電圧V0はCMOSを駆
動するに要する十分な振幅を持つ。
第4図(a)は本発明の第2の実施例を示す回路図であ
る。第4図(a)において第3図(a)と同一符号は同
一物あるいは相当物を示している。第4図(a)におい
てM46,M47,M48及びM49は、電流検出手段2を構成するMO
SトランジスタM32,M33の出力電圧V21,V22を略MOSトラン
ジスタM46,M47のゲート・ソース間の電圧VLだけシフト
するレベルシフト回路を構成するMOSトランジスタであ
り、M50,M51は該レベルシフト回路31の出力電圧V311,V
312を電流に変換する電圧電流変換回路32を構成するMOS
トランジスタである。前記レベルシフト回路31と電圧電
流変換回路32で電流増幅手段3を構成する。MOSトラン
ジスタM52,M53のミラー回路は、該電流増幅手段3の出
力を電圧に変換する電流−電圧変換手段4を構成する。
る。第4図(a)において第3図(a)と同一符号は同
一物あるいは相当物を示している。第4図(a)におい
てM46,M47,M48及びM49は、電流検出手段2を構成するMO
SトランジスタM32,M33の出力電圧V21,V22を略MOSトラン
ジスタM46,M47のゲート・ソース間の電圧VLだけシフト
するレベルシフト回路を構成するMOSトランジスタであ
り、M50,M51は該レベルシフト回路31の出力電圧V311,V
312を電流に変換する電圧電流変換回路32を構成するMOS
トランジスタである。前記レベルシフト回路31と電圧電
流変換回路32で電流増幅手段3を構成する。MOSトラン
ジスタM52,M53のミラー回路は、該電流増幅手段3の出
力を電圧に変換する電流−電圧変換手段4を構成する。
第4図(b)はMOSトランジスタM32,M33,M46,M47,M48,M
49,M50,M51による電流検出及び電流増幅を説明する図で
ある。
49,M50,M51による電流検出及び電流増幅を説明する図で
ある。
曲線Aは電流検出手段2を構成するMOSトランジスタ
M32,M33のVg−Id特性、曲線Bは電圧−電流変換回路32
を構成するMOSトランジスタM50,M51のVg−Id特性であ
る。MOSトランジスタM46,M47,M48,M49によつて構成され
るレベルシフト回路31がない場合、MOSトランジスタ
M32,M33,M50,M51はカレントミラー回路である。ここでM
OSトランジスタM32,M33の電流振幅ΔIを電圧振幅ΔV
として検出し、該検出電圧ΔVがMOSトランジスタM50,M
51のゲートに印加されるため、MOSトランジスタM50,M51
は該電圧振幅ΔVを電流振幅ΔI′に電流増幅する。こ
の場合の電流増幅率は、MOSトランジスタM32,M33とMOS
トランジスタM50,M51の相互コンダクタンスgmの比で決
まる。大きな電流増幅率を得るためには、該相互コンダ
クタンスgmの比を大きくする必要があり、MOSトランジ
スタM32,M33,M50,M51の寸法比を調整しなければならな
い。本実施例においてはMOSトランジスタM46,M47,M48,M
49によつて構成されるレベルシフト回路31を介すことに
より、電流検出手段2の出力電圧を電圧VLだけシフトし
てMOSトランジスタM50,M51のゲートに印加する。この結
果MOSトランジスタM50,M51の相互コンダクタンスgmが大
きなところで動作させることが出来、大きな電流振幅Δ
I″を得ることが可能となる。
M32,M33のVg−Id特性、曲線Bは電圧−電流変換回路32
を構成するMOSトランジスタM50,M51のVg−Id特性であ
る。MOSトランジスタM46,M47,M48,M49によつて構成され
るレベルシフト回路31がない場合、MOSトランジスタ
M32,M33,M50,M51はカレントミラー回路である。ここでM
OSトランジスタM32,M33の電流振幅ΔIを電圧振幅ΔV
として検出し、該検出電圧ΔVがMOSトランジスタM50,M
51のゲートに印加されるため、MOSトランジスタM50,M51
は該電圧振幅ΔVを電流振幅ΔI′に電流増幅する。こ
の場合の電流増幅率は、MOSトランジスタM32,M33とMOS
トランジスタM50,M51の相互コンダクタンスgmの比で決
まる。大きな電流増幅率を得るためには、該相互コンダ
クタンスgmの比を大きくする必要があり、MOSトランジ
スタM32,M33,M50,M51の寸法比を調整しなければならな
い。本実施例においてはMOSトランジスタM46,M47,M48,M
49によつて構成されるレベルシフト回路31を介すことに
より、電流検出手段2の出力電圧を電圧VLだけシフトし
てMOSトランジスタM50,M51のゲートに印加する。この結
果MOSトランジスタM50,M51の相互コンダクタンスgmが大
きなところで動作させることが出来、大きな電流振幅Δ
I″を得ることが可能となる。
第5図(a)は参考例を示す回路図である。第5図
(a)において、第3図(a)及び第4図(a)と同一
符号は同一物あるいは相当物を示す。第5図(a)にお
いて、Q50,Q51は電圧−電流変換手段1を構成するNPNバ
イポーラトランジスタ、M54はかかる差動入力段に与え
る定電流バイアス源となるMOSトランジスタである。
R50,R51は電流検出手段2を構成する抵抗、M46,M47,
M48,M49は該電流検出手段の出力電圧を略MOSトランジス
タのしきい電圧Vtだけシフトするレベルシフト回路31を
構成するMOSトランジスタであり、M55,M56は該レベルシ
フト回路31の出力電圧を電流に変換するための電圧−電
流変換回路32を構成するMOSトランジスタである。前記
レベルシフト回路31と電圧−電流変換回路32で電流増幅
手段3を構成する。R52,R53は電流増幅手段3を負荷抵
抗、M57,M58,M59,M60は出力バツフア回路41を構成するM
OSトランジスタで、前記抵抗R52,R53と該出力バツフア
回路41で電流−電圧変換手段4を構成する。
(a)において、第3図(a)及び第4図(a)と同一
符号は同一物あるいは相当物を示す。第5図(a)にお
いて、Q50,Q51は電圧−電流変換手段1を構成するNPNバ
イポーラトランジスタ、M54はかかる差動入力段に与え
る定電流バイアス源となるMOSトランジスタである。
R50,R51は電流検出手段2を構成する抵抗、M46,M47,
M48,M49は該電流検出手段の出力電圧を略MOSトランジス
タのしきい電圧Vtだけシフトするレベルシフト回路31を
構成するMOSトランジスタであり、M55,M56は該レベルシ
フト回路31の出力電圧を電流に変換するための電圧−電
流変換回路32を構成するMOSトランジスタである。前記
レベルシフト回路31と電圧−電流変換回路32で電流増幅
手段3を構成する。R52,R53は電流増幅手段3を負荷抵
抗、M57,M58,M59,M60は出力バツフア回路41を構成するM
OSトランジスタで、前記抵抗R52,R53と該出力バツフア
回路41で電流−電圧変換手段4を構成する。
本参考例においては、電圧−電流変換手段1はバイポー
ラトランジスタであり、かかるバイポーラトランジスタ
を飽和させた場合、ベース蓄積効果によりオフに切換わ
る時間が長くなり、遅延時間は大幅に増加する。従つて
電流検出手段2である抵抗R50,R51は十分小さい抵抗値
に選ぶ必要がある。この結果電流検出手段2の出力電圧
V121,V122は一方の電源VCCに近い領域でVd±ΔVdの振幅
を持つ。前記レベルシフト回路31はこの電圧V121,V122
を電源増幅手段3の出力用MOSトランジスタM55,M56のし
きい値電圧以上にシフトするもので、該MOSトランジス
タM55,M56の入力電圧(ゲート電圧)は略(Vt+Vd±ΔV
d)となる。この電圧はMOSトランジスタM55,M56のゲー
トに印加され電流増幅がなされる。
ラトランジスタであり、かかるバイポーラトランジスタ
を飽和させた場合、ベース蓄積効果によりオフに切換わ
る時間が長くなり、遅延時間は大幅に増加する。従つて
電流検出手段2である抵抗R50,R51は十分小さい抵抗値
に選ぶ必要がある。この結果電流検出手段2の出力電圧
V121,V122は一方の電源VCCに近い領域でVd±ΔVdの振幅
を持つ。前記レベルシフト回路31はこの電圧V121,V122
を電源増幅手段3の出力用MOSトランジスタM55,M56のし
きい値電圧以上にシフトするもので、該MOSトランジス
タM55,M56の入力電圧(ゲート電圧)は略(Vt+Vd±ΔV
d)となる。この電圧はMOSトランジスタM55,M56のゲー
トに印加され電流増幅がなされる。
この電流増幅作用を第5図(b)を用いて詳しく説明す
る。第5図(b)は電流検出手段2である抵抗R50,R51
の電圧−電流特性(イ)と電圧−電流幅手段変換回路、
32を構成するMOSトランジスタM55,M56の電圧−電流特性
(ロ)を示したものである。電流検出手段2の出力電圧
と電圧−電流変換回路32の入力電圧との間はレベルシフ
ト回路31により略Vtだけ電圧レベルがシフトされてお
り、横軸原点をこの分だけずらせて図示してある。電流
検出手段2である抵抗R50,R51の入力電流I0±ΔI0は該
抵抗R50,R51で検出電圧Vd±ΔVdが検出され、この電圧
がレベルシフトされた後MOSトランジスタM55,M56に印加
され、図示の如く電流I1+ΔI1′,I1−ΔI1″に変換さ
れる。MOSトランジスタの相互コンダクタンスgmがドレ
イン電流の平行根に比例して増加することから抵抗R50,
R51による電流検出電圧ΔVd=ΔI0・R50から変換された は、ΔI0/I0<ΔI1/I1となる。即ち電流の変化分が増幅
される。
る。第5図(b)は電流検出手段2である抵抗R50,R51
の電圧−電流特性(イ)と電圧−電流幅手段変換回路、
32を構成するMOSトランジスタM55,M56の電圧−電流特性
(ロ)を示したものである。電流検出手段2の出力電圧
と電圧−電流変換回路32の入力電圧との間はレベルシフ
ト回路31により略Vtだけ電圧レベルがシフトされてお
り、横軸原点をこの分だけずらせて図示してある。電流
検出手段2である抵抗R50,R51の入力電流I0±ΔI0は該
抵抗R50,R51で検出電圧Vd±ΔVdが検出され、この電圧
がレベルシフトされた後MOSトランジスタM55,M56に印加
され、図示の如く電流I1+ΔI1′,I1−ΔI1″に変換さ
れる。MOSトランジスタの相互コンダクタンスgmがドレ
イン電流の平行根に比例して増加することから抵抗R50,
R51による電流検出電圧ΔVd=ΔI0・R50から変換された は、ΔI0/I0<ΔI1/I1となる。即ち電流の変化分が増幅
される。
かかる電流増幅手段3の出力電流は抵抗R52,R53で電圧
に変換され、更にMOSトランジスタM57,M58,M59,M60で成
るカレントミラー形出力バツフア回路41で電圧増幅され
る。出力バツフア回路41の入力電圧であるMOSトランジ
スタM59,M60のゲート電圧は、電流増幅手段3の出力電
流と抵抗R52,R53の抵抗値の選択により、MOSトランジス
タM59,M60のしきい電圧Vtをはさんで変化させ得ること
ができる。
に変換され、更にMOSトランジスタM57,M58,M59,M60で成
るカレントミラー形出力バツフア回路41で電圧増幅され
る。出力バツフア回路41の入力電圧であるMOSトランジ
スタM59,M60のゲート電圧は、電流増幅手段3の出力電
流と抵抗R52,R53の抵抗値の選択により、MOSトランジス
タM59,M60のしきい電圧Vtをはさんで変化させ得ること
ができる。
即ち抵抗R52,R53の抵抗値をR52rとすると出力バツフア
回路41のMOSトランジスタM59,M60の入力ゲート電圧Vg60
は、 Vg60=(I1+ΔI1′)R52r≡Vg60′ または Vg60=(I1−ΔI1″)R52r≡Vg60″ となり、電流I1,抵抗R52rを適当に設定することにより Vg60″<Vt<Vg60′ とすることができる。従つて例えばMOSトランジスタM59
のゲート電圧がVg60″のときには該MOSトランジスタは
オフとなり、これにつれてカレントミラー回路を構成す
るMOSトランジスタM57,M58の相互コンダクタンスgm及び
チヤネルコンダクタンスgdは零、即ちオフ状態となる。
一方、MOSトランジスタM60のゲート電圧はこの時Vg60′
であり、MOSトランジスタM60はオンとなる。この結果出
力電圧V0は略零になる。逆にMOSトランジスタM59のゲー
ト電圧がVg60′のとき、カレントミラー回路を構成する
MOSトランジスタM57,M58のチヤネルコンダクタンスgdは
有限の値即ちオン状態となる。しかるにMOSトランジス
タM60のゲート電圧はMOSトランジスタM59と差動動作
故、Vg60″であるオフ状態となり従つて出力電圧V0は略
VCCになる。即ちMOSトランジスタM59,M60をスイツチン
グ動作させることが可能であり、これにより出力電圧V0
の振幅を電源電圧にまで拡げることができる。
回路41のMOSトランジスタM59,M60の入力ゲート電圧Vg60
は、 Vg60=(I1+ΔI1′)R52r≡Vg60′ または Vg60=(I1−ΔI1″)R52r≡Vg60″ となり、電流I1,抵抗R52rを適当に設定することにより Vg60″<Vt<Vg60′ とすることができる。従つて例えばMOSトランジスタM59
のゲート電圧がVg60″のときには該MOSトランジスタは
オフとなり、これにつれてカレントミラー回路を構成す
るMOSトランジスタM57,M58の相互コンダクタンスgm及び
チヤネルコンダクタンスgdは零、即ちオフ状態となる。
一方、MOSトランジスタM60のゲート電圧はこの時Vg60′
であり、MOSトランジスタM60はオンとなる。この結果出
力電圧V0は略零になる。逆にMOSトランジスタM59のゲー
ト電圧がVg60′のとき、カレントミラー回路を構成する
MOSトランジスタM57,M58のチヤネルコンダクタンスgdは
有限の値即ちオン状態となる。しかるにMOSトランジス
タM60のゲート電圧はMOSトランジスタM59と差動動作
故、Vg60″であるオフ状態となり従つて出力電圧V0は略
VCCになる。即ちMOSトランジスタM59,M60をスイツチン
グ動作させることが可能であり、これにより出力電圧V0
の振幅を電源電圧にまで拡げることができる。
これによりMOSトランジスタM59,M60をスイツチング動作
させることが可能である。
させることが可能である。
本参考例によれば、電流検出手段2の検出電圧値の選定
の自由度が大きくなり、電流増幅手段3は電流の変化成
分を特に強調して増幅できる。更に入力電圧が微小で電
圧電流変換手段1が必ずしもスイツチング動作しない場
合においても、最終の電流−電圧変換手段4内でスイツ
チング動作に変換することができ、出力電圧はデイジタ
ル信号として十分な振幅即ちほぼ電源電圧と同程度の振
幅が得られる。
の自由度が大きくなり、電流増幅手段3は電流の変化成
分を特に強調して増幅できる。更に入力電圧が微小で電
圧電流変換手段1が必ずしもスイツチング動作しない場
合においても、最終の電流−電圧変換手段4内でスイツ
チング動作に変換することができ、出力電圧はデイジタ
ル信号として十分な振幅即ちほぼ電源電圧と同程度の振
幅が得られる。
第6図は他の参考例を示す図で、第4図と同一符号は同
一物あるいは相当物を示す。
一物あるいは相当物を示す。
第6図において、電流増幅手段3のうち電圧レベルシフ
ト回路31は、MOSダイオードM61,M62で構成されている。
すなわちゲートGとドレインDとが共通接続されたMOS
トランジスタM61,M62を電流検出手段2を構成する抵抗R
50,R51の出力端と電圧−電流変換回路32を構成する電流
増幅手段出力MOSトランジスタM55,M56のゲートとの間に
接続し、MOSトランジスタM48,M49による定電流バイアス
とにより、第5図(a)の参考例と同様の電流増幅作用
を行なわせることが出来る。この際、上記ダイオード接
続のMOSトランジスタM61,M62と電圧−電流変換回路32を
構成する出力トランジスタM55,M56とを同一導電形MOSト
ランジスタを用いることにより、しきい電圧Vtのプロセ
スばらつきを抑制することが出来る。また、上記ダイオ
ード接続のMOSトランジスタM61,M62のソースS側を上記
抵抗R50,R51の出力端に接続することにより、電流検出
手段2の負荷容量を第4図の実施例の場合に比し軽減さ
せることが出来る。電流増幅手段3のMOSトランジスタM
55,M56の負荷には抵抗R54とダイオード接続されたMOSト
ランジスタM63及び抵抗R55とダイオード接続されたMOS
トランジスタM64が各々直列に接続されレベルシフト回
路42を構成する。これによりMOSトランジスタM55,M56と
抵抗R54,R55の接続端の電位をMOSトランジスタM63,M64
の略しきい電圧だけシフトすることができ、出力バツフ
ア回路41の入力MOSトランジスタM59,M60のゲート入力電
圧を大きくすることが可能となる。この結果、出力バツ
フア回路41の各MOSトランジスタM59,M60の相互コンダク
タンスgmが大きな領域で動作させることになり、出力イ
ンピーダンスを小さくすることが出来る。第6図におい
て、ダイオード接続されたMOSトランジスタM59,M60はバ
イポーラダイオードに置き換えることが出来る。
ト回路31は、MOSダイオードM61,M62で構成されている。
すなわちゲートGとドレインDとが共通接続されたMOS
トランジスタM61,M62を電流検出手段2を構成する抵抗R
50,R51の出力端と電圧−電流変換回路32を構成する電流
増幅手段出力MOSトランジスタM55,M56のゲートとの間に
接続し、MOSトランジスタM48,M49による定電流バイアス
とにより、第5図(a)の参考例と同様の電流増幅作用
を行なわせることが出来る。この際、上記ダイオード接
続のMOSトランジスタM61,M62と電圧−電流変換回路32を
構成する出力トランジスタM55,M56とを同一導電形MOSト
ランジスタを用いることにより、しきい電圧Vtのプロセ
スばらつきを抑制することが出来る。また、上記ダイオ
ード接続のMOSトランジスタM61,M62のソースS側を上記
抵抗R50,R51の出力端に接続することにより、電流検出
手段2の負荷容量を第4図の実施例の場合に比し軽減さ
せることが出来る。電流増幅手段3のMOSトランジスタM
55,M56の負荷には抵抗R54とダイオード接続されたMOSト
ランジスタM63及び抵抗R55とダイオード接続されたMOS
トランジスタM64が各々直列に接続されレベルシフト回
路42を構成する。これによりMOSトランジスタM55,M56と
抵抗R54,R55の接続端の電位をMOSトランジスタM63,M64
の略しきい電圧だけシフトすることができ、出力バツフ
ア回路41の入力MOSトランジスタM59,M60のゲート入力電
圧を大きくすることが可能となる。この結果、出力バツ
フア回路41の各MOSトランジスタM59,M60の相互コンダク
タンスgmが大きな領域で動作させることになり、出力イ
ンピーダンスを小さくすることが出来る。第6図におい
て、ダイオード接続されたMOSトランジスタM59,M60はバ
イポーラダイオードに置き換えることが出来る。
第7図はECL・IC100とECLレベルインターフエスを持
ち、内部CMOS動作のLSI101とによるシステムの概念図
で、102は該ECL入力、内部CMOS動作の入力インターフエ
スとなるECL−CMOSレベル変換回路である。ECL−CMOSレ
ベル変換回路102の所要入出力特性を第8図に示す。第
8図において横軸は入力電圧Vi縦軸は出力電圧V0を示
し、電源電圧は−5.2Vの場合を例示している。ECL入力
電圧Viは略−1.3±0.4Vであり、ECL−CMOSレベル変換回
路102はこの入力電圧Viに対し、略電源電圧スパン(VCC
からVEE)の振幅を持つ出力電圧V0に変換する必要があ
る。
ち、内部CMOS動作のLSI101とによるシステムの概念図
で、102は該ECL入力、内部CMOS動作の入力インターフエ
スとなるECL−CMOSレベル変換回路である。ECL−CMOSレ
ベル変換回路102の所要入出力特性を第8図に示す。第
8図において横軸は入力電圧Vi縦軸は出力電圧V0を示
し、電源電圧は−5.2Vの場合を例示している。ECL入力
電圧Viは略−1.3±0.4Vであり、ECL−CMOSレベル変換回
路102はこの入力電圧Viに対し、略電源電圧スパン(VCC
からVEE)の振幅を持つ出力電圧V0に変換する必要があ
る。
第9図は本発明の第3の実施例を示す回路図であり、本
発明をかかるECL−CMOSレベル変換回路に適用した1実
施例を示すものである。第9図において、第3図
(a),第4図(a)と同一符号は同一物あるいは相当
物を示す。VRは略−1.3Vの基準電圧、Viは入力電圧であ
る。
発明をかかるECL−CMOSレベル変換回路に適用した1実
施例を示すものである。第9図において、第3図
(a),第4図(a)と同一符号は同一物あるいは相当
物を示す。VRは略−1.3Vの基準電圧、Viは入力電圧であ
る。
このような回路においては、入力電圧振幅が比較的大き
く、電圧増幅率は要求されずに、高速性が第1条件とし
て求められる。本実施例はこのような要求に合致したも
ので、MOSトランジスタM30,M31は電圧−電流変換手段
1、MOSトランジスタM32,M33は電流検出手段2、MOSト
ランジスタM38,M39は電流増幅手段3、MOSトランジスタ
M52,M53が電流−電圧変換手段4となる。
く、電圧増幅率は要求されずに、高速性が第1条件とし
て求められる。本実施例はこのような要求に合致したも
ので、MOSトランジスタM30,M31は電圧−電流変換手段
1、MOSトランジスタM32,M33は電流検出手段2、MOSト
ランジスタM38,M39は電流増幅手段3、MOSトランジスタ
M52,M53が電流−電圧変換手段4となる。
本実施例においては、上記各手段が略単一素子で構成さ
れ、入出力間を最短経路で結び、かつ電流検出手段2の
検出電圧振幅が小さいため、MOSトランジスタM32,M33の
ドレインの接合容量、MOSトランジスタM36,M37のドレイ
ン接合容量、MOSトランジスタM38,M39のゲート容量等の
寄生容量、手段間の遅延時間、入力ミラー容量等による
遅延が極めて小さくなる。
れ、入出力間を最短経路で結び、かつ電流検出手段2の
検出電圧振幅が小さいため、MOSトランジスタM32,M33の
ドレインの接合容量、MOSトランジスタM36,M37のドレイ
ン接合容量、MOSトランジスタM38,M39のゲート容量等の
寄生容量、手段間の遅延時間、入力ミラー容量等による
遅延が極めて小さくなる。
以上の説明で明らかなごとく、本発明の各実施例によれ
ば入力差動段は電圧−電流変換手段1と電流検出手段2
で構成されており、電圧増幅を目的としない。従つて電
圧増幅率は極めて小さく入力容量に対するミラー効果は
無視することができる。この結果、入力信号源の出力イ
ンピーダンスと入力容量に影響される入力回路の遅延時
間を大幅に小さくすることが可能にある。
ば入力差動段は電圧−電流変換手段1と電流検出手段2
で構成されており、電圧増幅を目的としない。従つて電
圧増幅率は極めて小さく入力容量に対するミラー効果は
無視することができる。この結果、入力信号源の出力イ
ンピーダンスと入力容量に影響される入力回路の遅延時
間を大幅に小さくすることが可能にある。
更に出力回路は負荷容量を駆動することによる遅延時間
を小さくするため低出力インピーダンスであることが必
要で、かつ出力電圧の振幅も十分大きくなければならな
い。このための内部増幅作用を電流増幅手段3で行つて
おり、特に入力側に近い高インピーダンス回路において
は各部の電圧振幅は小さい。このため回路内部に寄生す
る容量と抵抗成分により生ずる遅延時間を小さくするこ
とが出来る。
を小さくするため低出力インピーダンスであることが必
要で、かつ出力電圧の振幅も十分大きくなければならな
い。このための内部増幅作用を電流増幅手段3で行つて
おり、特に入力側に近い高インピーダンス回路において
は各部の電圧振幅は小さい。このため回路内部に寄生す
る容量と抵抗成分により生ずる遅延時間を小さくするこ
とが出来る。
本発明により高速にかつ十分な大きさのレベル交換が可
能なレベル変換回路を得ることができる。
能なレベル変換回路を得ることができる。
第1図及び第2図は従来技術の一例を示す回路図、第3
図から第6図は本発明の実施例を示す回路図、第7図は
本発明の実施対象システムの概念図、第8図はレベル変
換特性を示す図、第9図は本発明の実施例及び参考例を
示す図である。 1……電圧−電流変換手段、2……電流検出手段、3…
…電流増幅手段、4……電流−電圧変換手段。
図から第6図は本発明の実施例を示す回路図、第7図は
本発明の実施対象システムの概念図、第8図はレベル変
換特性を示す図、第9図は本発明の実施例及び参考例を
示す図である。 1……電圧−電流変換手段、2……電流検出手段、3…
…電流増幅手段、4……電流−電圧変換手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 宣明 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭50−73549(JP,A) 特開 昭54−108557(JP,A) 特開 昭55−166342(JP,A) 特開 昭58−85604(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】差動入力電圧を受けて第1、第2接続点に
与えるべき第1の差動電流に変換する電圧電流変換手段
と、 それぞれダイオード接続されたMOSトランジスタからな
り、上記第1、第2接続点と第1電源端子との間にそれ
ぞれ接続され、上記第1の差動電流を検出して第1の差
動電圧を発生する第1、第2電流検出手段と、 上記第1、第2接続点に接続され第1、第2電流検出手
段に定電流バイアスを与えるバイアス手段と、 ソースが上記第1の電源に接続され、ゲートが上記第1
接続点に接続された第1MOSトランジスタと、ソースが上
記第1の電源に接続され、ゲートが上記第2接続点に接
続された第2MOSトランジスタとを含み、上記第1の差動
電圧を受けて第2の差動電流に変換し、増幅する電流増
幅手段と、 上記第2の差動電流を受けて出力電圧に変換する電流電
圧変換手段とを具備することを特徴とするレベル変換回
路。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 上記電圧電流変換手段は、MOSトランジスタまたはバイ
ポーラトランジスタから構成されていることを特徴とす
るレベル変換回路。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、 上記電流電圧変換回路は、ミラー回路から構成されるこ
とを特徴とするレベル変換回路。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、 出力電圧は、CMOS駆動電位信号であることを特徴とする
レベル変換回路。 - 【請求項5】特許請求の範囲第4項において、 差動入力電圧は、ECL電位レベル信号であることを特徴
とするレベル変換回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241642A JPH0773205B2 (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | レベル変換回路 |
DE8484115694T DE3485775T2 (de) | 1983-12-20 | 1984-12-18 | Pegelumsetzungsschaltung. |
EP84115694A EP0146910B1 (en) | 1983-12-20 | 1984-12-18 | Level converting circuit |
KR1019840008095A KR900000484B1 (ko) | 1983-12-20 | 1984-12-19 | 레벨 변환회로 |
US06/683,501 US4797583A (en) | 1983-12-20 | 1984-12-19 | Level converting circuit for converting voltage levels, including a current amplifying arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241642A JPH0773205B2 (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | レベル変換回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5213726A Division JPH06203574A (ja) | 1993-08-01 | 1993-08-30 | メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60132416A JPS60132416A (ja) | 1985-07-15 |
JPH0773205B2 true JPH0773205B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17077346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241642A Expired - Lifetime JPH0773205B2 (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | レベル変換回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4797583A (ja) |
EP (1) | EP0146910B1 (ja) |
JP (1) | JPH0773205B2 (ja) |
KR (1) | KR900000484B1 (ja) |
DE (1) | DE3485775T2 (ja) |
Families Citing this family (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0773205B2 (ja) * | 1983-12-20 | 1995-08-02 | 株式会社日立製作所 | レベル変換回路 |
EP0193901B1 (en) * | 1985-03-06 | 1990-01-31 | Fujitsu Limited | Comparator circuit having improved output characteristics |
JPS6269719A (ja) * | 1985-09-24 | 1987-03-31 | Toshiba Corp | レベル変換論理回路 |
JPH07118642B2 (ja) * | 1986-01-08 | 1995-12-18 | 株式会社東芝 | レベル変換回路 |
US4841175A (en) * | 1987-01-23 | 1989-06-20 | Siemens Aktiengesellschaft | ECL-compatible input/output circuits in CMOS technology |
JPH0815257B2 (ja) * | 1987-06-16 | 1996-02-14 | 日本電気株式会社 | レベル変換回路 |
JPH01138813A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-31 | Toshiba Corp | Ecl―cmosレベル変換回路 |
DE58908391D1 (de) * | 1988-07-22 | 1994-10-27 | Siemens Ag | ECL-CMOS-Wandler. |
JPH02137409A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Nec Corp | 半導体集積回路装置 |
US4947061A (en) * | 1989-02-13 | 1990-08-07 | At&T Bell Laboratories | CMOS to ECL output buffer circuit |
KR900015148A (ko) * | 1989-03-09 | 1990-10-26 | 미다 가쓰시게 | 반도체장치 |
JPH0783248B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1995-09-06 | 三菱電機株式会社 | 半導体集積回路 |
JPH082019B2 (ja) * | 1989-09-13 | 1996-01-10 | 株式会社東芝 | レベル変換回路 |
IT1236879B (it) * | 1989-11-22 | 1993-04-26 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuito elettronico comparatore |
US4998028A (en) * | 1990-01-26 | 1991-03-05 | International Business Machines Corp. | High speed CMOS logic device for providing ECL compatible logic levels |
US5038057A (en) * | 1990-05-29 | 1991-08-06 | Motorola, Inc. | ECL to CMOS logic translator |
JPH04127467A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置 |
JPH05145401A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-06-11 | Mitsubishi Electric Corp | レベル変換回路 |
JPH05259882A (ja) * | 1992-03-10 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | レベル変換回路装置 |
US5371424A (en) * | 1992-11-25 | 1994-12-06 | Motorola, Inc. | Transmitter/receiver circuit and method therefor |
JP2546489B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1996-10-23 | 日本電気株式会社 | レベル変換回路 |
TW307064B (ja) * | 1993-09-08 | 1997-06-01 | Advanced Micro Devices Inc | |
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