JPH0772759A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0772759A JPH0772759A JP5218638A JP21863893A JPH0772759A JP H0772759 A JPH0772759 A JP H0772759A JP 5218638 A JP5218638 A JP 5218638A JP 21863893 A JP21863893 A JP 21863893A JP H0772759 A JPH0772759 A JP H0772759A
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- JP
- Japan
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- fixing device
- temperature
- image
- roller
- fixing
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却効率のアップ、定着装置内のローラの目
標温度への設定精度の向上、及び、高温度から低温度へ
の切替え時の装置本体の使用可までの時間の短縮を図る
画像形成装置を提供する。 【構成】 感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成
し、この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写
紙4上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装
置により加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像
形成装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定
温度を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の
温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段
(21)を備えた画像形成装置において、定着装置の冷
却時に定着装置内のローラ1,2間を離して間隔を形成
し、その間隔に通風させるようにした。
標温度への設定精度の向上、及び、高温度から低温度へ
の切替え時の装置本体の使用可までの時間の短縮を図る
画像形成装置を提供する。 【構成】 感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成
し、この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写
紙4上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装
置により加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像
形成装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定
温度を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の
温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段
(21)を備えた画像形成装置において、定着装置の冷
却時に定着装置内のローラ1,2間を離して間隔を形成
し、その間隔に通風させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真方式を用いた
アナログ複写機、デジタル複写機、レーザプリンタ等の
画像形成装置の定着装置に関する。
アナログ複写機、デジタル複写機、レーザプリンタ等の
画像形成装置の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の画像形成装置においては、使用す
る従来の画像形成装置に用いられる定着装置の設定温度
は、ある一つの値に固定的に設定されていた。更に、融
点の異なる複数のトナーを1つの画像形成装置内に有す
る場合、あるいは使用される転写紙の厚さ、材質が異な
る場合、あるいは異なった作像線速が必要な場合等で、
定着装置の複数の設定温度を有する画像形成装置が考え
られてきた。このように、定着装置の設定温度を変える
場合、低温度から高温度に変化させる時間を短縮するに
は、定着回りの電熱性を向上させてヒータの発熱量を増
加させればよい。また、定着装置のローラ設定温度を高
温から低温へ変更するときに、定着装置を冷却する手段
として、例えば、定着装置に送風を行う強制空冷手段を
設ける装置が考えられていた。
る従来の画像形成装置に用いられる定着装置の設定温度
は、ある一つの値に固定的に設定されていた。更に、融
点の異なる複数のトナーを1つの画像形成装置内に有す
る場合、あるいは使用される転写紙の厚さ、材質が異な
る場合、あるいは異なった作像線速が必要な場合等で、
定着装置の複数の設定温度を有する画像形成装置が考え
られてきた。このように、定着装置の設定温度を変える
場合、低温度から高温度に変化させる時間を短縮するに
は、定着回りの電熱性を向上させてヒータの発熱量を増
加させればよい。また、定着装置のローラ設定温度を高
温から低温へ変更するときに、定着装置を冷却する手段
として、例えば、定着装置に送風を行う強制空冷手段を
設ける装置が考えられていた。
【0003】従来の画像形成装置の定着装置の構成図を
図13に示してある。図示されていない転写部より搬送
された未定着トナー像を有する転写紙(シート)4は、
入口ガイド板5,6に案内され、ヒータ3を内蔵した定
着ローラ1と該定着ローラ1に回動自在に圧接された加
圧ローラ2との間に狭持され、定着ローラ1と加圧ロー
ラ2とによってトナー像がシート4に加熱定着される。
そして、定着後のシート4は、定着ローラ1に先端が接
するように配置された分離爪7によって定着ローラ1よ
り剥がされ、排紙ガイド板8,9により案内されて排紙
ローラ対10,11の送りにより定着ローラ1と加圧ロ
ーラ2等を有する定着装置から排紙される。サーミスタ
12は、ある一定の圧力で定着ローラ1に当接され、定
着ローラ1の表面温度を検出して温度コントロールされ
る。温度ヒューズ13は定着ローラ1とある一定のギャ
ップを持って設置され、万が一温度コントロール不能に
なり定着ローラ1が異常昇温した時に温度ヒューズ13
が作動し、ヒータ3の通電をカットすることで定着装置
の発煙発火を未然に防止するようになっている。また、
定着装置左上方には定着装置冷却ファン21が備えら
れ、冷却ファン21による風はダクト22により定着装
置内を通り、定着装置内のローラ1を冷却し、定着装置
外部へ送出されるようになっている。このように、定着
装置の設定温度を高温から低温へ切り替えるときには、
冷却ファン21を駆動させ定着装置を冷却している。
図13に示してある。図示されていない転写部より搬送
された未定着トナー像を有する転写紙(シート)4は、
入口ガイド板5,6に案内され、ヒータ3を内蔵した定
着ローラ1と該定着ローラ1に回動自在に圧接された加
圧ローラ2との間に狭持され、定着ローラ1と加圧ロー
ラ2とによってトナー像がシート4に加熱定着される。
そして、定着後のシート4は、定着ローラ1に先端が接
するように配置された分離爪7によって定着ローラ1よ
り剥がされ、排紙ガイド板8,9により案内されて排紙
ローラ対10,11の送りにより定着ローラ1と加圧ロ
ーラ2等を有する定着装置から排紙される。サーミスタ
12は、ある一定の圧力で定着ローラ1に当接され、定
着ローラ1の表面温度を検出して温度コントロールされ
る。温度ヒューズ13は定着ローラ1とある一定のギャ
ップを持って設置され、万が一温度コントロール不能に
なり定着ローラ1が異常昇温した時に温度ヒューズ13
が作動し、ヒータ3の通電をカットすることで定着装置
の発煙発火を未然に防止するようになっている。また、
定着装置左上方には定着装置冷却ファン21が備えら
れ、冷却ファン21による風はダクト22により定着装
置内を通り、定着装置内のローラ1を冷却し、定着装置
外部へ送出されるようになっている。このように、定着
装置の設定温度を高温から低温へ切り替えるときには、
冷却ファン21を駆動させ定着装置を冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、定着装置の設定温度を高温から低温へ切り替え
るときには、冷却ファン21を駆動させ定着装置を冷却
しているが、冷却効率のアップ、並びに定着装置内のロ
ーラの目標温度への設定精度の向上が要求されている。
術では、定着装置の設定温度を高温から低温へ切り替え
るときには、冷却ファン21を駆動させ定着装置を冷却
しているが、冷却効率のアップ、並びに定着装置内のロ
ーラの目標温度への設定精度の向上が要求されている。
【0005】本発明の第1の目的は、ローラ間に通風す
ることにより、冷却効率がアップし温度切替え時間の短
縮が図れる画像形成装置を提供することにある。
ることにより、冷却効率がアップし温度切替え時間の短
縮が図れる画像形成装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、ローラ表面上の風
の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップし温度
切替え時間の短縮が図れる画像形成装置を提供すること
にある。
の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップし温度
切替え時間の短縮が図れる画像形成装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の第3の目的は、目標温度を行き過
ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定精度
が向上する画像形成装置を提供することにある。
ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定精度
が向上する画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、感光
体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、この潜像を
トナーにより顕像化し、この顕像を転写紙上に転写した
後、該転写紙上のトナー像を定着装置により加熱定着し
て転写紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前
記定着装置の、画像形成時の定着設定温度を複数備え、
前記定着装置への送風により、前記定着装置の温度を高
温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段を備えた
画像形成装置において、前記定着装置の冷却時に前記定
着装置内のローラ間を離して間隔を形成し、その間隔に
通風させるようにした第1の手段により達成される。
体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、この潜像を
トナーにより顕像化し、この顕像を転写紙上に転写した
後、該転写紙上のトナー像を定着装置により加熱定着し
て転写紙上に画像を形成する画像形成装置であって、前
記定着装置の、画像形成時の定着設定温度を複数備え、
前記定着装置への送風により、前記定着装置の温度を高
温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段を備えた
画像形成装置において、前記定着装置の冷却時に前記定
着装置内のローラ間を離して間隔を形成し、その間隔に
通風させるようにした第1の手段により達成される。
【0009】前記第2の目的は、感光体上を露光して該
感光体上に潜像を形成し、この潜像をトナーにより顕像
化し、この顕像を転写紙上に転写した後、該転写紙上の
トナー像を定着装置により加熱定着して転写紙上に画像
を形成する画像形成装置であって、前記定着装置の、画
像形成時の定着設定温度を複数備え、前記定着装置への
送風により、前記定着装置の温度を高温度から低温度へ
変化させる定着装置冷却手段を備えた画像形成装置にお
いて、前記定着装置の冷却時に前記定着装置内のローラ
を回転させるようにした第2の手段により達成される。
感光体上に潜像を形成し、この潜像をトナーにより顕像
化し、この顕像を転写紙上に転写した後、該転写紙上の
トナー像を定着装置により加熱定着して転写紙上に画像
を形成する画像形成装置であって、前記定着装置の、画
像形成時の定着設定温度を複数備え、前記定着装置への
送風により、前記定着装置の温度を高温度から低温度へ
変化させる定着装置冷却手段を備えた画像形成装置にお
いて、前記定着装置の冷却時に前記定着装置内のローラ
を回転させるようにした第2の手段により達成される。
【0010】前記第2の目的は、第2の手段において、
前記定着装置の冷却時の前記定着装置内のローラの回転
数をローラ温度に対応して可変とした第3の手段により
達成される。
前記定着装置の冷却時の前記定着装置内のローラの回転
数をローラ温度に対応して可変とした第3の手段により
達成される。
【0011】前記第3の目的は、感光体上を露光して該
感光体上に潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転
写紙上に転写した後、該転写紙上のトナー像を定着装置
により加熱定着して転写紙上に画像を形成する画像形成
装置であって、前記定着装置の、画像形成時の定着設定
温度を複数備え、前記定着装置への送風により、前記定
着装置の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置
冷却手段を備えた画像形成装置において、前記定着装置
冷却手段がファンであって、前記ファンの回転数を目標
温度と前記定着装置内のローラ温度との差によって変化
させるようにした第4の手段により達成される。
感光体上に潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転
写紙上に転写した後、該転写紙上のトナー像を定着装置
により加熱定着して転写紙上に画像を形成する画像形成
装置であって、前記定着装置の、画像形成時の定着設定
温度を複数備え、前記定着装置への送風により、前記定
着装置の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置
冷却手段を備えた画像形成装置において、前記定着装置
冷却手段がファンであって、前記ファンの回転数を目標
温度と前記定着装置内のローラ温度との差によって変化
させるようにした第4の手段により達成される。
【0012】
【作用】前記第1の手段により、ローラ間に通風するこ
とにより、冷却効率がアップし温度切替え時間の短縮が
図れる。
とにより、冷却効率がアップし温度切替え時間の短縮が
図れる。
【0013】前記第2の手段により、ローラ表面上の風
の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップし温度
切替え時間の短縮が図れる。
の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップし温度
切替え時間の短縮が図れる。
【0014】前記第3,4の手段により、目標温度を行
き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定
精度が向上する。
き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定
精度が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、画像形成装置の定着装置の定着ヒータ温度
圧制御について図7〜図12を参照して説明する。図7
は定着ヒータ温度圧制御のブロック図、図8はON/OFF
制御における各ポイントの信号波形を示す説明図、図9
は位相制御における各ポイントの信号波形を示す説明図
である。
する。まず、画像形成装置の定着装置の定着ヒータ温度
圧制御について図7〜図12を参照して説明する。図7
は定着ヒータ温度圧制御のブロック図、図8はON/OFF
制御における各ポイントの信号波形を示す説明図、図9
は位相制御における各ポイントの信号波形を示す説明図
である。
【0016】AC電源(A:図7参照)のゼロクロスポ
イントに同期した信号、つまりゼロクロス信号(B)が
ゼロクロス信号生成回路50によって生成される。この
ゼロクロス信号は、CPU(1チップマイクロコンピュ
ータ:μPD7811)51の外部割込端子INT1に入力
され、立ち上がりエッジで割込が発生する。
イントに同期した信号、つまりゼロクロス信号(B)が
ゼロクロス信号生成回路50によって生成される。この
ゼロクロス信号は、CPU(1チップマイクロコンピュ
ータ:μPD7811)51の外部割込端子INT1に入力
され、立ち上がりエッジで割込が発生する。
【0017】また、ポ−トPA5からドライブ信号
(C)を出力すると、トライアックがONして、定着ヒー
タの両端に電圧(D)が印加される。
(C)を出力すると、トライアックがONして、定着ヒー
タの両端に電圧(D)が印加される。
【0018】定着ユニットの温度は、定着ユニットに設
けられたサーミスタ12によって検知され、検知信号は
CPU(μPD7811)51のAN2に入力される。AN
2に入力された定着ユニットの温度を基にして、操作量
を計算して、その結果をPA5の定着ヒータトリガ信号
に出力して、定着ユニットの温度を一定に保っている。
けられたサーミスタ12によって検知され、検知信号は
CPU(μPD7811)51のAN2に入力される。AN
2に入力された定着ユニットの温度を基にして、操作量
を計算して、その結果をPA5の定着ヒータトリガ信号
に出力して、定着ユニットの温度を一定に保っている。
【0019】サーミスタ12からの信号が230℃〜240℃
以上であると、安全回路によりリレーが作動して、AC
電源を遮断する。
以上であると、安全回路によりリレーが作動して、AC
電源を遮断する。
【0020】以下、定着ヒータの制御動作について説明
する。定着ヒータの制御はON/OFF制御と位相制御があ
り、AC制御板52のジャンパ線によって選択できる。
制御方式は電源投入時のジャンパ線の状態によって決ま
る。
する。定着ヒータの制御はON/OFF制御と位相制御があ
り、AC制御板52のジャンパ線によって選択できる。
制御方式は電源投入時のジャンパ線の状態によって決ま
る。
【0021】(I)ON/OFF制御の場合 リロード温度に達するまでは制御周期を1secとし、そ
の後は5secとする。これはリロード温度に達するまで
は応答を早くするため(オーバーシュート等の防止)、
制御周期を短くし、定常時は蛍光灯の“ちらつき”を低
減するために制御周期を長くしている。コピー時には露
光ランプの“ちらつき”を防止するために、デューティ
を0%または100%に固定する。
の後は5secとする。これはリロード温度に達するまで
は応答を早くするため(オーバーシュート等の防止)、
制御周期を短くし、定常時は蛍光灯の“ちらつき”を低
減するために制御周期を長くしている。コピー時には露
光ランプの“ちらつき”を防止するために、デューティ
を0%または100%に固定する。
【0022】(II)位相制御の場合 制御周期は全て1secとする。尚、位相制御のデューテ
ィはPID演算により決める。
ィはPID演算により決める。
【0023】次に、各処理についてフローチャートを参
照して具体的に説明する。定着ヒータ制御では、1sec
毎に図10に示す定着ヒータ制御処理が実行される。ま
ず、システムコントローラから送られてきた定着ユニッ
トの設定値STFDEG(℃)をデジタル値STFTM
Pに変換する(S1)。そして、1secカウンタ(HE
TCNT)に100(50Hz)/120(60Hz)をセットす
る(S2)。
照して具体的に説明する。定着ヒータ制御では、1sec
毎に図10に示す定着ヒータ制御処理が実行される。ま
ず、システムコントローラから送られてきた定着ユニッ
トの設定値STFDEG(℃)をデジタル値STFTM
Pに変換する(S1)。そして、1secカウンタ(HE
TCNT)に100(50Hz)/120(60Hz)をセットす
る(S2)。
【0024】次に、制御方式がON/OFF制御の場合(S
3でY)、制御周期が1secであれば(S4でN)毎
回、5secであれば(S4でY,S5でY)N5sec毎に
ONサイクル数(FUCYC)を更新する(S6)。
3でY)、制御周期が1secであれば(S4でN)毎
回、5secであれば(S4でY,S5でY)N5sec毎に
ONサイクル数(FUCYC)を更新する(S6)。
【0025】 EM=KP(FTN1−FTN0)+KI(STFTMP−FTN0) +KD(2FTN1−FTN2−FTN0) (1) FUCYC=FUCYC+EM (2) ここで、FTN0,FTN1,FTN2はそれぞれ今
回、1sec(5sec)前、2sec(10sec)前の定着ユニッ
ト温度である。なお、( )内は制御周期が5secの場
合である。(1)(2)式で求めたFUCYCをONサイク
ルカウンタFUCNTにセットする。ただし、デューテ
ィが固定(露光ランプ点灯中)モードであれば(S7で
Y)0%または100%の値をFUCNTにセットする
(S8)。固定デューティの0%または100%は露光ラ
ンプが点灯開始する時点での定着ユニットの温度で判別
している。
回、1sec(5sec)前、2sec(10sec)前の定着ユニッ
ト温度である。なお、( )内は制御周期が5secの場
合である。(1)(2)式で求めたFUCYCをONサイク
ルカウンタFUCNTにセットする。ただし、デューテ
ィが固定(露光ランプ点灯中)モードであれば(S7で
Y)0%または100%の値をFUCNTにセットする
(S8)。固定デューティの0%または100%は露光ラ
ンプが点灯開始する時点での定着ユニットの温度で判別
している。
【0026】制御方式が位相制御の場合は(S3で
N)、定着ヒータ位相角タイマデータを(1)(2)式によ
って計算して求めた値で更新する(S9)。
N)、定着ヒータ位相角タイマデータを(1)(2)式によ
って計算して求めた値で更新する(S9)。
【0027】最後に、次に示す定着ユニット温度のチェ
ックを行う(S10)。つまり、定着ユニットの検知温
度が225℃以上になった場合、メインコントローラにオ
ーバーヒート信号を送る。10sec以上0℃以上にならな
かった場合、メインコントローラにサーミスタ断線信号
を送る。設定温度−5℃に達すると、メインコントロー
ラにリロード信号を送る。
ックを行う(S10)。つまり、定着ユニットの検知温
度が225℃以上になった場合、メインコントローラにオ
ーバーヒート信号を送る。10sec以上0℃以上にならな
かった場合、メインコントローラにサーミスタ断線信号
を送る。設定温度−5℃に達すると、メインコントロー
ラにリロード信号を送る。
【0028】なお、図11に示す、ゼロクロス割込(Z
CINT)制御に関しては、定着ヒータ関係のみについ
て説明すると、まず定着ヒータトリガ信号PA5をOFF
する。次に、ON/OFF制御の場合、FUCNTが0でな
ければディクリメントし、定着ヒータトリガ信号をONす
る。位相制御の場合は、定着ヒータ位相角タイマデータ
をTM0にセットし、スタートする。最後に1secカウ
ンタHETCNTをディクリメントする。
CINT)制御に関しては、定着ヒータ関係のみについ
て説明すると、まず定着ヒータトリガ信号PA5をOFF
する。次に、ON/OFF制御の場合、FUCNTが0でな
ければディクリメントし、定着ヒータトリガ信号をONす
る。位相制御の場合は、定着ヒータ位相角タイマデータ
をTM0にセットし、スタートする。最後に1secカウ
ンタHETCNTをディクリメントする。
【0029】また、定着ヒータ位相角タイマ割込(TM
INT)制御に関しては、図12に示すように、TM0
つまり、定着ヒータ位相角タイマによる割込であれば、
TM0をストップし、定着ヒータトリガ信号をONして、
最後にE1してリターンする。
INT)制御に関しては、図12に示すように、TM0
つまり、定着ヒータ位相角タイマによる割込であれば、
TM0をストップし、定着ヒータトリガ信号をONして、
最後にE1してリターンする。
【0030】ところで、ON/OFF制御の場合、電源投入
時は投入電流を抑えるためにソフトスタートを行ってい
る。まず、定着ヒータ制御処理でHETCNTに20(50
Hz)/24(60Hz)をセットする。演算結果のデュー
ティが0ならばソフトスタートは行わない(定着ユニッ
トが温まっているため)。しかし、デューティが0でな
ければFUCYCに1をセットする(周波数検出後、F
UCYCに255(50Hz)/216(60Hz)がセットされ
ている)。そして、ZCINTにて次の操作を行う。つ
まり、ZCINT毎に FUCYC≦FUCYC+10になるまでFUCYC=
FUCYC−10 を行って、その結果FUCYCの値をTM0にセットし
てスタートする。したがって、200msec間か上式が成り
立つまで定着ヒータの位相角が 10×38.4μsec=384μsec づつ増加していく(38.4μsecはTM0の基準クロッ
ク)。
時は投入電流を抑えるためにソフトスタートを行ってい
る。まず、定着ヒータ制御処理でHETCNTに20(50
Hz)/24(60Hz)をセットする。演算結果のデュー
ティが0ならばソフトスタートは行わない(定着ユニッ
トが温まっているため)。しかし、デューティが0でな
ければFUCYCに1をセットする(周波数検出後、F
UCYCに255(50Hz)/216(60Hz)がセットされ
ている)。そして、ZCINTにて次の操作を行う。つ
まり、ZCINT毎に FUCYC≦FUCYC+10になるまでFUCYC=
FUCYC−10 を行って、その結果FUCYCの値をTM0にセットし
てスタートする。したがって、200msec間か上式が成り
立つまで定着ヒータの位相角が 10×38.4μsec=384μsec づつ増加していく(38.4μsecはTM0の基準クロッ
ク)。
【0031】200msec後、つまりHETCNTが0にな
ると、ソフトスタートを終了し、TM0の値をTM1の
クロックに設定し直す。
ると、ソフトスタートを終了し、TM0の値をTM1の
クロックに設定し直す。
【0032】ON/OFF制御の場合、露光ランプが点灯中
のデューティを0%にするか100%にするかの判断は、
設定温度より2℃以上高ければ0%、逆に2℃以上低け
れば100%とする。また、設定温度±2℃以内なら、前
回の露光ランプ点灯スタート時の定着ユニット温度PR
EFUTと今回の露光ランプ点灯スタート時の定着ユニ
ット温度FUSTMPを比較し、 FUSTMP>PREFUTなら0% FUSTMP≦PREFUTなら100%とする。 ただし、最初のコピー時はPREFUTには設定温度を
セットする。
のデューティを0%にするか100%にするかの判断は、
設定温度より2℃以上高ければ0%、逆に2℃以上低け
れば100%とする。また、設定温度±2℃以内なら、前
回の露光ランプ点灯スタート時の定着ユニット温度PR
EFUTと今回の露光ランプ点灯スタート時の定着ユニ
ット温度FUSTMPを比較し、 FUSTMP>PREFUTなら0% FUSTMP≦PREFUTなら100%とする。 ただし、最初のコピー時はPREFUTには設定温度を
セットする。
【0033】位相制御の場合、TM0に定着ヒータ位相
角タイマデータをセットする時、以下の操作を行うこと
により、位相角が急激に変化するのを防止している。前
回の位相角タイマデータをFUCNT、今回更新した位
相角タイマデータをFUCYCとすると、 FUCNT≦FUCYC−10なら、 FUCNT=FUCNT+10 FUCNT≧FUCYC+10なら、 FUCNT=FUCNT−10 FUCYC−10< FUCNT<FUCYC+10な
ら、FUCNT=FUCNT 上記計算結果:FUCNTをTM0にセットする。
角タイマデータをセットする時、以下の操作を行うこと
により、位相角が急激に変化するのを防止している。前
回の位相角タイマデータをFUCNT、今回更新した位
相角タイマデータをFUCYCとすると、 FUCNT≦FUCYC−10なら、 FUCNT=FUCNT+10 FUCNT≧FUCYC+10なら、 FUCNT=FUCNT−10 FUCYC−10< FUCNT<FUCYC+10な
ら、FUCNT=FUCNT 上記計算結果:FUCNTをTM0にセットする。
【0034】以下、本発明の特徴部分について説明す
る。まず、本発明の第1の実施例について説明する。図
1は本発明に係る画像形成装置の定着装置の構成を示す
説明図である。なお、前記図13の構成と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
る。まず、本発明の第1の実施例について説明する。図
1は本発明に係る画像形成装置の定着装置の構成を示す
説明図である。なお、前記図13の構成と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】図1において、32は加圧レバーで、この
加圧レバー32は上下動可能に設けられ、この加圧レバ
ー32の一端に係合されたスプリング33により加圧レ
バー32は上方に付勢されている。したがって、通常、
加圧ローラ2は加圧レバー32及びスプリング33によ
り上方に押し上げられ、ローラ1,2は加圧状態となっ
ている。31はソレノイドで、このソレノイド31は前
記加圧レバー32の一端に係合され、ソレノイド31を
駆動することによりスプリング33に抗して加圧レバー
32を下げて加圧ローラ2を下げる。このように、加圧
レバー32を上下させることにより、ローラ1,2を加
圧状態、解除状態とさせることができる。
加圧レバー32は上下動可能に設けられ、この加圧レバ
ー32の一端に係合されたスプリング33により加圧レ
バー32は上方に付勢されている。したがって、通常、
加圧ローラ2は加圧レバー32及びスプリング33によ
り上方に押し上げられ、ローラ1,2は加圧状態となっ
ている。31はソレノイドで、このソレノイド31は前
記加圧レバー32の一端に係合され、ソレノイド31を
駆動することによりスプリング33に抗して加圧レバー
32を下げて加圧ローラ2を下げる。このように、加圧
レバー32を上下させることにより、ローラ1,2を加
圧状態、解除状態とさせることができる。
【0036】次に、第1の実施例の動作について説明す
る。通常時においてはソレノイド31は駆動されず、加
圧ローラ2は加圧レバー32及びスプリング33により
上方に押し上げられ、ローラ1,2は加圧状態となって
いる。一方、定着装置の設定温度を高温度から低温度へ
と切り替えるときには、ソレノイド31を駆動し加圧レ
バー32を下げて加圧ローラ2を下げる。すると、ロー
ラ1,2の間に間隔が形成されて解除状態となる。この
ように形成された定着ローラ1と加圧ローラ2との間の
間隔に、定着装置冷却手段である冷却ファン21からの
風が通ることになるので、ローラの冷却効率はアップす
ることとなる。
る。通常時においてはソレノイド31は駆動されず、加
圧ローラ2は加圧レバー32及びスプリング33により
上方に押し上げられ、ローラ1,2は加圧状態となって
いる。一方、定着装置の設定温度を高温度から低温度へ
と切り替えるときには、ソレノイド31を駆動し加圧レ
バー32を下げて加圧ローラ2を下げる。すると、ロー
ラ1,2の間に間隔が形成されて解除状態となる。この
ように形成された定着ローラ1と加圧ローラ2との間の
間隔に、定着装置冷却手段である冷却ファン21からの
風が通ることになるので、ローラの冷却効率はアップす
ることとなる。
【0037】このように構成された第1の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定温度
を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の温度
を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段(2
1)を備えた画像形成装置において、定着装置冷却時に
定着装置内のローラ圧を解除してローラ1,2間に間隔
を設け、その間隔に通風させるようにしたため、ローラ
1,2間に通風することにより、冷却効率がアップし温
度切替え時間の短縮が図れる。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定温度
を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の温度
を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段(2
1)を備えた画像形成装置において、定着装置冷却時に
定着装置内のローラ圧を解除してローラ1,2間に間隔
を設け、その間隔に通風させるようにしたため、ローラ
1,2間に通風することにより、冷却効率がアップし温
度切替え時間の短縮が図れる。
【0038】次に、第2の実施例について説明する。こ
の第2の実施例では定着装置の設定温度を高温度から低
温度へと切り替えるときには、冷却ファン21の駆動と
共に定着装置内のローラ1(2)の回転駆動を行うよう
に構成されている。
の第2の実施例では定着装置の設定温度を高温度から低
温度へと切り替えるときには、冷却ファン21の駆動と
共に定着装置内のローラ1(2)の回転駆動を行うよう
に構成されている。
【0039】定着装置の冷却時には冷却ファン21によ
りローラ1(2)に送風が行われると共にそのローラ1
も回転した状態となり、冷却ファン21による冷却効果
にローラ1の回転によるローラ表面上の風の流れによる
冷却効果が加わり、冷却効果はアップすることとなる。
また、ローラ1の回転により、冷却ファン21による風
はローラの円周方向について均等に当たることとなり、
ローラの冷却効果も均等になる。
りローラ1(2)に送風が行われると共にそのローラ1
も回転した状態となり、冷却ファン21による冷却効果
にローラ1の回転によるローラ表面上の風の流れによる
冷却効果が加わり、冷却効果はアップすることとなる。
また、ローラ1の回転により、冷却ファン21による風
はローラの円周方向について均等に当たることとなり、
ローラの冷却効果も均等になる。
【0040】なお、前記ローラの回転駆動は、定着装置
内のローラ圧を解除してローラ1,2間に間隔を設けた
状態(従動ローラ2は回転しない)でも、あるいはロー
ラ1,2間に間隔を設けない状態(従動ローラ2も回転
する)であっても良い。
内のローラ圧を解除してローラ1,2間に間隔を設けた
状態(従動ローラ2は回転しない)でも、あるいはロー
ラ1,2間に間隔を設けない状態(従動ローラ2も回転
する)であっても良い。
【0041】このように構成された第2の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定温度
を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の温度
を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段(2
1)を備えた画像形成装置において、定着装置の冷却時
に定着装置内のローラ1(2)を回転させるようにした
ため、ローラ表面上の風の流れによる冷却効果により、
冷却効率がアップし温度切替え時間の短縮が図れる。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、定着装置が、画像形成時の定着設定温度
を複数備え、定着装置への送風により、定着装置の温度
を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段(2
1)を備えた画像形成装置において、定着装置の冷却時
に定着装置内のローラ1(2)を回転させるようにした
ため、ローラ表面上の風の流れによる冷却効果により、
冷却効率がアップし温度切替え時間の短縮が図れる。
【0042】次に、第3の実施例について説明する。図
2は第3の実施例の画像形成装置のローラ温度とローラ
回転数の関係を示す説明図である。
2は第3の実施例の画像形成装置のローラ温度とローラ
回転数の関係を示す説明図である。
【0043】この第3の実施例では、前記第2の実施例
の装置においてローラ1の回転数をローラ温度に対応し
て可変としたものである。
の装置においてローラ1の回転数をローラ温度に対応し
て可変としたものである。
【0044】ローラ1の回転数が高いとローラ1の冷却
効果は高くなり、ローラ1の回転数が低いとローラ1の
冷却効果は低くなる。そこで、図3に示すように、温度
切替えスタート時にはまずローラ1の回転数を最大と
し、その後は、ローラ1の温度と目標温度との差にほぼ
比例させてローラ1の回転数を下げていく。そうするこ
とにより、温度切替え時にはローラ温度は急速に低下し
目標温度への到達時間を短くし、一方、ローラ1の温度
が目標温度に近づいた時にはローラ1の温度の低下速度
は減速してローラ1の温度が目標温度を越えてさらに低
温となることを防いでいる。
効果は高くなり、ローラ1の回転数が低いとローラ1の
冷却効果は低くなる。そこで、図3に示すように、温度
切替えスタート時にはまずローラ1の回転数を最大と
し、その後は、ローラ1の温度と目標温度との差にほぼ
比例させてローラ1の回転数を下げていく。そうするこ
とにより、温度切替え時にはローラ温度は急速に低下し
目標温度への到達時間を短くし、一方、ローラ1の温度
が目標温度に近づいた時にはローラ1の温度の低下速度
は減速してローラ1の温度が目標温度を越えてさらに低
温となることを防いでいる。
【0045】尚、第3の実施例ではローラ1の回転数を
無段階に(比例的に)変化させる例について述べたが、
ローラ1の回転数を数段階に変化させるようにしても良
い。
無段階に(比例的に)変化させる例について述べたが、
ローラ1の回転数を数段階に変化させるようにしても良
い。
【0046】このように構成された第3の実施例にあっ
ては、定着装置の冷却時の定着装置内のローラ1の回転
数をローラ温度に対応して可変としたため、ローラ温度
が目標温度を行き過ぎて目標温度より低温になることが
防げるので、ローラ温度設定精度が向上する。
ては、定着装置の冷却時の定着装置内のローラ1の回転
数をローラ温度に対応して可変としたため、ローラ温度
が目標温度を行き過ぎて目標温度より低温になることが
防げるので、ローラ温度設定精度が向上する。
【0047】次に、第4の実施例について説明する。図
3は第4の実施例の画像形成装置のローラ温度と冷却フ
ァン回転数の関係を示す説明図である。
3は第4の実施例の画像形成装置のローラ温度と冷却フ
ァン回転数の関係を示す説明図である。
【0048】この第4の実施例では、定着装置の冷却動
作の駆動(冷却ファン21の回転)をローラ温度が目標
温度到達以前に停止させるものである。
作の駆動(冷却ファン21の回転)をローラ温度が目標
温度到達以前に停止させるものである。
【0049】温度切替えスタート直後に冷却ファン21
の回転をスタートし、ローラ温度は急速に低下し目標温
度への到達時間を短くしている。ローラ1の温度が目標
温度に近づいた時に冷却ファン21の回転を停止する。
冷却ファン21を停止させても、冷却ファン21動作時
の温度低下速度よりは低いレベルであるが、ローラ温度
は引き続き低下している。このように、ローラ温度が目
標到達時以前に冷却ファン21の回転を停止させること
により、停止後ローラ温度が低下していっても、ローラ
温度が目標温度を越えてさらに低温となることを防いで
いる。
の回転をスタートし、ローラ温度は急速に低下し目標温
度への到達時間を短くしている。ローラ1の温度が目標
温度に近づいた時に冷却ファン21の回転を停止する。
冷却ファン21を停止させても、冷却ファン21動作時
の温度低下速度よりは低いレベルであるが、ローラ温度
は引き続き低下している。このように、ローラ温度が目
標到達時以前に冷却ファン21の回転を停止させること
により、停止後ローラ温度が低下していっても、ローラ
温度が目標温度を越えてさらに低温となることを防いで
いる。
【0050】このように構成された第4の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置冷却動作を
目標温度到達以前に冷却動作を停止させるため、目標温
度を行き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温
度設定精度が向上する。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置冷却動作を
目標温度到達以前に冷却動作を停止させるため、目標温
度を行き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温
度設定精度が向上する。
【0051】次に、第5の実施例について説明する。図
4は第5の実施例の画像形成装置のローラ温度と冷却フ
ァン回転数の関係を示す説明図である。
4は第5の実施例の画像形成装置のローラ温度と冷却フ
ァン回転数の関係を示す説明図である。
【0052】この第5の実施例では、冷却ファン21の
回転数を目標温度とローラ温度との差によって変化させ
たものである。
回転数を目標温度とローラ温度との差によって変化させ
たものである。
【0053】冷却ファン21の回転数が高いとローラ1
の冷却効果は高くなり、冷却ファン21の回転数が低い
とローラ1の冷却効果は低くなる。そこで、図5に示す
ように、温度切替えスタート時にはまず冷却ファン21
の回転数を最大とし、その後は、ローラ1の温度と目標
温度との差にほぼ比例させて冷却ファン21の回転数を
下げていく。そうすることにより、温度切替え時にはロ
ーラ温度は急速に低下し目標温度への到達時間を短く
し、一方、ローラ1の温度が目標温度に近づいた時には
ローラの温度の低下は減速し目標温度を越えてさらに低
温となることを防いでいる。
の冷却効果は高くなり、冷却ファン21の回転数が低い
とローラ1の冷却効果は低くなる。そこで、図5に示す
ように、温度切替えスタート時にはまず冷却ファン21
の回転数を最大とし、その後は、ローラ1の温度と目標
温度との差にほぼ比例させて冷却ファン21の回転数を
下げていく。そうすることにより、温度切替え時にはロ
ーラ温度は急速に低下し目標温度への到達時間を短く
し、一方、ローラ1の温度が目標温度に近づいた時には
ローラの温度の低下は減速し目標温度を越えてさらに低
温となることを防いでいる。
【0054】尚、第5の実施例では冷却ファン21の回
転数を無段階に(比例的に)変化させる例について述べ
たが、冷却ファン21の回転数を数段階に変化させるよ
うにしても良い。
転数を無段階に(比例的に)変化させる例について述べ
たが、冷却ファン21の回転数を数段階に変化させるよ
うにしても良い。
【0055】このように構成された第5の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像をトナーに
より顕像化し、この顕像を転写紙4上に転写した後、該
転写紙4上のトナー像を定着装置により加熱定着して転
写紙4上に画像を形成する画像形成装置であって、定着
装置が、画像形成時の定着設定温度を複数備え、定着装
置への送風により、定着装置の温度を高温度から低温度
へ変化させる定着装置冷却手段を備えた画像形成装置に
おいて、定着装置冷却手段がファン21であって、ファ
ン21の回転数を目標温度と定着装置内のローラ温度と
の差によって変化させるようにしたため、目標温度を行
き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定
精度が向上する。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像をトナーに
より顕像化し、この顕像を転写紙4上に転写した後、該
転写紙4上のトナー像を定着装置により加熱定着して転
写紙4上に画像を形成する画像形成装置であって、定着
装置が、画像形成時の定着設定温度を複数備え、定着装
置への送風により、定着装置の温度を高温度から低温度
へ変化させる定着装置冷却手段を備えた画像形成装置に
おいて、定着装置冷却手段がファン21であって、ファ
ン21の回転数を目標温度と定着装置内のローラ温度と
の差によって変化させるようにしたため、目標温度を行
き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温度設定
精度が向上する。
【0056】次に、第6の実施例について説明する。図
5は第6の実施例の画像形成装置のローラ温度と各信号
のタイミングを示す説明図である。
5は第6の実施例の画像形成装置のローラ温度と各信号
のタイミングを示す説明図である。
【0057】この第6の実施例では、ローラ温度が目標
温度到達時以前にレディ信号を出力するようにしたもの
である。
温度到達時以前にレディ信号を出力するようにしたもの
である。
【0058】定着装置の温度を高温から低温へ切り替え
て画像形成させる時、まず、温度切替え信号により冷却
動作(冷却ファン21の回転)が開始される(図5に示
す時点)。この冷却動作開示によりローラ温度は低下
していく。ローラ温度が低下し目標温度に近づくと、冷
却動作が停止する(図5に示す時点)とともにレディ
信号を出力し(図5に示す時点)、プリント可能状態
となり、プリント可能状態であることを装置の操作板上
に表示し、装置のオペレーターに知らせる。オペレータ
ーはプリント可能状態となったことを表示により確認
し、プリントボタンを押し(図5に示す時点)、プリ
ント動作がスタートする。転写紙4が定着装置に到達し
定着工程が行われるのは図5に示す時点となる。実際
にローラ1の温度が目標温度に到達するのは図5に示す
時点であるので、狙いの設定温度で定着動作が行われ
る。したがって、目標温度に到達した時点でレディ信号
を出力するのに対して、本実施例では温度切替え開始か
らプリントまでの時間が短縮される。
て画像形成させる時、まず、温度切替え信号により冷却
動作(冷却ファン21の回転)が開始される(図5に示
す時点)。この冷却動作開示によりローラ温度は低下
していく。ローラ温度が低下し目標温度に近づくと、冷
却動作が停止する(図5に示す時点)とともにレディ
信号を出力し(図5に示す時点)、プリント可能状態
となり、プリント可能状態であることを装置の操作板上
に表示し、装置のオペレーターに知らせる。オペレータ
ーはプリント可能状態となったことを表示により確認
し、プリントボタンを押し(図5に示す時点)、プリ
ント動作がスタートする。転写紙4が定着装置に到達し
定着工程が行われるのは図5に示す時点となる。実際
にローラ1の温度が目標温度に到達するのは図5に示す
時点であるので、狙いの設定温度で定着動作が行われ
る。したがって、目標温度に到達した時点でレディ信号
を出力するのに対して、本実施例では温度切替え開始か
らプリントまでの時間が短縮される。
【0059】このように構成された第6の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置内のローラ
温度が目標温度に到達時若しくは到達以前にレディ信号
を出力するため、温度の切替え時間が少なくてすみ、待
ち時間が短縮できる。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置内のローラ
温度が目標温度に到達時若しくは到達以前にレディ信号
を出力するため、温度の切替え時間が少なくてすみ、待
ち時間が短縮できる。
【0060】次に、第7の実施例について説明する。図
6は本発明の画像形成装置の定着装置の構成を示す説明
図である。
6は本発明の画像形成装置の定着装置の構成を示す説明
図である。
【0061】図6において、定着装置断熱カバー42の
一部を開閉部42aとし、ソレノイド41により定着装
置断熱カバー42の開閉部42aを上下させることによ
り、断熱カバー42の一部の開閉をさせることができ
る。通常時においてはソレノイド41は駆動されず、断
熱カバー42の開閉部42aは閉じた状態となってい
る。一方、定着装置の設定温度を高温度から低温度へと
切り替えるときには、ソレノイド41は駆動されて断熱
カバー42の開閉部42aが開いた状態(開放部43)
となる。そして、この開いた断熱カバー42の開閉部4
2aは、冷却ファン21からの風が定着装置内を通り機
外へ向かうためのガイドとなっている。そのため、この
解放部43に冷却ファン21からの風が通り機外へ導か
れることにより、ローラの冷却効率はアップすることと
なる。
一部を開閉部42aとし、ソレノイド41により定着装
置断熱カバー42の開閉部42aを上下させることによ
り、断熱カバー42の一部の開閉をさせることができ
る。通常時においてはソレノイド41は駆動されず、断
熱カバー42の開閉部42aは閉じた状態となってい
る。一方、定着装置の設定温度を高温度から低温度へと
切り替えるときには、ソレノイド41は駆動されて断熱
カバー42の開閉部42aが開いた状態(開放部43)
となる。そして、この開いた断熱カバー42の開閉部4
2aは、冷却ファン21からの風が定着装置内を通り機
外へ向かうためのガイドとなっている。そのため、この
解放部43に冷却ファン21からの風が通り機外へ導か
れることにより、ローラの冷却効率はアップすることと
なる。
【0062】尚、前記実施例以外に冷却ファン21によ
る風が通らない場所の断熱カバー42の一部を開くよう
にした場合でも、放熱効果は高まることにより、冷却効
率はアップする。
る風が通らない場所の断熱カバー42の一部を開くよう
にした場合でも、放熱効果は高まることにより、冷却効
率はアップする。
【0063】このように構成された第7の実施例にあっ
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置の冷却動作
時に定着装置の断熱用カバー42を解放する手段(4
1,42a)を有するため、冷却効率がアップし温度切
替え時間の短縮が図れる。
ては、感光体上を露光して該感光体上に潜像を形成し、
この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を転写紙4
上に転写した後、該転写紙4上のトナー像を定着装置に
より加熱定着して転写紙4上に画像を形成する画像形成
装置であって、該定着装置が、画像形成時の定着設定温
度を複数備え、該定着装置への送風により、該定着装置
の温度を高温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手
段を備えた画像形成装置において、定着装置の冷却動作
時に定着装置の断熱用カバー42を解放する手段(4
1,42a)を有するため、冷却効率がアップし温度切
替え時間の短縮が図れる。
【0064】また、解放したカバーの少なくとも一部
(開閉部42a)が、定着装置内部の空気を機外へ導く
ガイドとなるため、冷却効率がアップし温度切替え時間
の短縮が図れる。
(開閉部42a)が、定着装置内部の空気を機外へ導く
ガイドとなるため、冷却効率がアップし温度切替え時間
の短縮が図れる。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ローラ間
に通風することにより、冷却効率がアップし温度切替え
時間の短縮が図れる。
に通風することにより、冷却効率がアップし温度切替え
時間の短縮が図れる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、ローラ表面
上の風の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップ
し温度切替え時間の短縮が図れる。
上の風の流れによる冷却効果により、冷却効率がアップ
し温度切替え時間の短縮が図れる。
【0067】請求項3,4記載の発明によれば、目標温
度を行き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温
度設定精度が向上する。
度を行き過ぎて低温になることが防げるので、ローラ温
度設定精度が向上する。
【図1】本発明に係る第1の実施例の画像形成装置の定
着装置の構成を示す説明図である。
着装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る第3の実施例の画像形成装置のロ
ーラ温度とローラ回転数の関係を示す説明図である。
ーラ温度とローラ回転数の関係を示す説明図である。
【図3】本発明に係る第4の実施例の画像形成装置のロ
ーラ温度と冷却ファン回転数の関係を示す説明図であ
る。
ーラ温度と冷却ファン回転数の関係を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係る第5の実施例の画像形成装置のロ
ーラ温度と冷却ファン回転数の関係を示す説明図であ
る。
ーラ温度と冷却ファン回転数の関係を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る第6の実施例の画像形成装置のロ
ーラ温度と各信号のタイミングを示す説明図である。
ーラ温度と各信号のタイミングを示す説明図である。
【図6】本発明に係る第7の実施例の画像形成装置の定
着装置の構成を示す説明図である。
着装置の構成を示す説明図である。
【図7】定着ヒータ温度圧制御のブロック図である。
【図8】ON/OFF制御における各ポイントの信号波形を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】位相制御における各ポイントの信号波形を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】定着ヒータ制御を示すフローチャートであ
る。
る。
【図11】ゼロクロス割込(ZCINT)制御を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】定着ヒータ位相角タイマ割込(TMINT)
制御を示すフローチャートである。
制御を示すフローチャートである。
【図13】従来の画像形成装置の定着装置の構成を示す
説明図である。
説明図である。
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 ヒータ 4 転写紙 21 冷却ファン 31 ソレノイド 32 加圧レバー 33 スプリング 41 ソレノイド 42 断熱カバー 42a 開閉部 43 開放部 51 CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体上を露光して該感光体上に潜像を
形成し、この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を
転写紙上に転写した後、該転写紙上のトナー像を定着装
置により加熱定着して転写紙上に画像を形成する画像形
成装置であって、 前記定着装置の、画像形成時の定着設定温度を複数備
え、 前記定着装置への送風により、前記定着装置の温度を高
温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段を備えた
画像形成装置において、 前記定着装置の冷却時に前記定着装置内のローラ間を離
して間隔を形成し、その間隔に通風させるようにしたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 感光体上を露光して該感光体上に潜像を
形成し、この潜像をトナーにより顕像化し、この顕像を
転写紙上に転写した後、該転写紙上のトナー像を定着装
置により加熱定着して転写紙上に画像を形成する画像形
成装置であって、 前記定着装置の、画像形成時の定着設定温度を複数備
え、 前記定着装置への送風により、前記定着装置の温度を高
温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段を備えた
画像形成装置において、 前記定着装置の冷却時に前記定着装置内のローラを回転
させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記定着装置の冷却時の前記定着装置内
のローラの回転数をローラ温度に対応して可変としたこ
とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 感光体上を露光して該感光体上に潜像を
トナーにより顕像化し、この顕像を転写紙上に転写した
後、該転写紙上のトナー像を定着装置により加熱定着し
て転写紙上に画像を形成する画像形成装置であって、 前記定着装置の、画像形成時の定着設定温度を複数備
え、 前記定着装置への送風により、前記定着装置の温度を高
温度から低温度へ変化させる定着装置冷却手段を備えた
画像形成装置において、 前記定着装置冷却手段がファンであって、前記ファンの
回転数を目標温度と前記定着装置内のローラ温度との差
によって変化させるようにしたことを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218638A JPH0772759A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218638A JPH0772759A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0772759A true JPH0772759A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16723089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5218638A Pending JPH0772759A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772759A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7729628B2 (en) | 2005-09-13 | 2010-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus including a transition temperature lower than a target low temperature |
JP2010262221A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Canon Inc | 像加熱装置 |
JP2011186389A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
JP2012032428A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Canon Inc | 定着装置 |
JP2012189623A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2013148670A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5218638A patent/JPH0772759A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7907861B2 (en) | 2005-09-13 | 2011-03-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus for heating an image on a recording material to different temperatures in different modes |
JP2010262221A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Canon Inc | 像加熱装置 |
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