JPH0763320A - 煤吹装置 - Google Patents
煤吹装置Info
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- JPH0763320A JPH0763320A JP21273193A JP21273193A JPH0763320A JP H0763320 A JPH0763320 A JP H0763320A JP 21273193 A JP21273193 A JP 21273193A JP 21273193 A JP21273193 A JP 21273193A JP H0763320 A JPH0763320 A JP H0763320A
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- movement
- lance tube
- lance pipe
- tube
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は熱交換器のランス管の移動ストロー
クを小にし、ランス管のノズル数を少くし、かつ噴射圧
も低くした小型低廉の煤吹装置を提供する。 【構成】 噴射ノズル6を持つランス管7を、それと直
交方向に熱交換器チューブ2を持つ熱交換器の本体内に
挿入して軸方向へ往復移動させる移動手段と、7を軸芯
周りに回転させる回転手段と、7に煤吹き用の噴射媒体
を供給する供給部と、6が各熱交換器チューブ間の中間
位置に来た時に7の軸方向移動を停止して軸芯周りの回
転を行わせ、設定回転後に7の回転を停止して7の軸方
向移動を行わせる移動・回転制御装置とを持つ煤吹装置
において、7の上に先端から後方へ2の間隔(ピッチ)
の複数倍の間隔で配設された複数個の6と、7を6の間
隔より稍大きい距離だけ軸方向へ往復移動可能に且つ軸
芯周りに回転可能に熱交換器の本体内に定置挿入する移
動・回転制御装置から成る。
クを小にし、ランス管のノズル数を少くし、かつ噴射圧
も低くした小型低廉の煤吹装置を提供する。 【構成】 噴射ノズル6を持つランス管7を、それと直
交方向に熱交換器チューブ2を持つ熱交換器の本体内に
挿入して軸方向へ往復移動させる移動手段と、7を軸芯
周りに回転させる回転手段と、7に煤吹き用の噴射媒体
を供給する供給部と、6が各熱交換器チューブ間の中間
位置に来た時に7の軸方向移動を停止して軸芯周りの回
転を行わせ、設定回転後に7の回転を停止して7の軸方
向移動を行わせる移動・回転制御装置とを持つ煤吹装置
において、7の上に先端から後方へ2の間隔(ピッチ)
の複数倍の間隔で配設された複数個の6と、7を6の間
隔より稍大きい距離だけ軸方向へ往復移動可能に且つ軸
芯周りに回転可能に熱交換器の本体内に定置挿入する移
動・回転制御装置から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばボイラその他の
熱交換器の内部にノズルを有するランス管を挿入し、該
ノズルから煤吹用媒体を噴射して熱交換チューブの表面
洗浄等を行う煤吹装置に関する。
熱交換器の内部にノズルを有するランス管を挿入し、該
ノズルから煤吹用媒体を噴射して熱交換チューブの表面
洗浄等を行う煤吹装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一例として抜差型煤吹装置と呼ば
れる煤吹装置3の全体構成の縦断面を図5に示す。図5
において、煤吹対象となる熱交換器例えばボイラの炉1
内に、ボイラチューブをなす熱交換チューブ2が多数並
行に且つ所定間隔を置いて配置されており、その炉壁1
aの外側には煤吹装置3のランス管7導入用のウォール
ボックス1bが設けられている。
れる煤吹装置3の全体構成の縦断面を図5に示す。図5
において、煤吹対象となる熱交換器例えばボイラの炉1
内に、ボイラチューブをなす熱交換チューブ2が多数並
行に且つ所定間隔を置いて配置されており、その炉壁1
aの外側には煤吹装置3のランス管7導入用のウォール
ボックス1bが設けられている。
【0003】そして、煤吹装置3は、支持枠4及びウォ
ールボックス1bで支持されたケーシング5と、このケ
ーシング5に挿通され先端部に煤吹用のノズル6を有す
るランス管7と、このランス管7を炉1の内部に水平に
進退移動させる移動機構として移動用ギヤードモータ8
と、回転機構として回転用ギヤードモータ9と、一端が
ケーシング5に取付けられたバルブ14に片持梁状に固
定支持され、他端がランス管7の内部に同軸的に遊挿さ
れた煤吹用噴射媒体の供給部としての供給管10とを有
している。
ールボックス1bで支持されたケーシング5と、このケ
ーシング5に挿通され先端部に煤吹用のノズル6を有す
るランス管7と、このランス管7を炉1の内部に水平に
進退移動させる移動機構として移動用ギヤードモータ8
と、回転機構として回転用ギヤードモータ9と、一端が
ケーシング5に取付けられたバルブ14に片持梁状に固
定支持され、他端がランス管7の内部に同軸的に遊挿さ
れた煤吹用噴射媒体の供給部としての供給管10とを有
している。
【0004】ランス管7は先端部が複数の支持ローラ1
1により支持されるとともに、後端部が歯車箱12を介
しガイドローラ13に支持されている。又、供給管10
の一端を固定する固定部は、この供給管10に煤吹用の
噴射媒体を供給するためのバルブ14が兼ねていて、こ
のバルブ14の開閉は、移動する歯車箱12を介してバ
ルブ開閉装置15を作動させることにより行われる。
1により支持されるとともに、後端部が歯車箱12を介
しガイドローラ13に支持されている。又、供給管10
の一端を固定する固定部は、この供給管10に煤吹用の
噴射媒体を供給するためのバルブ14が兼ねていて、こ
のバルブ14の開閉は、移動する歯車箱12を介してバ
ルブ開閉装置15を作動させることにより行われる。
【0005】回転用ギヤードモータ9は角シャフト16
を介して歯車箱12に連結され、これにより回転用ギヤ
ードモータ9の回転が角シャフト16及び歯車箱12を
経由してランス管7を回転動作するようにされ、角シャ
フト16とランス管7は同一回転数で回転する。
を介して歯車箱12に連結され、これにより回転用ギヤ
ードモータ9の回転が角シャフト16及び歯車箱12を
経由してランス管7を回転動作するようにされ、角シャ
フト16とランス管7は同一回転数で回転する。
【0006】角シャフト16の先端には、回転検出用ド
グ17が取付けられ、角シャフト16が1回転したとき
に、回転検出用ドグ17の当接により回転検出用リミッ
トスイッチ18が作動して、回転用ギヤードモータ9が
停止し、ランス管7の回転が停止する。
グ17が取付けられ、角シャフト16が1回転したとき
に、回転検出用ドグ17の当接により回転検出用リミッ
トスイッチ18が作動して、回転用ギヤードモータ9が
停止し、ランス管7の回転が停止する。
【0007】移動用ギヤードモータ8は、ケーシング5
に沿って架設された移動用チェーン19を介し歯車箱1
2に連結され、移動用ギヤードモータ8の回転は、移動
用チェーン19を介して歯車箱12に伝達され、歯車箱
12の移動とともにランス管7を往復移動させる。
に沿って架設された移動用チェーン19を介し歯車箱1
2に連結され、移動用ギヤードモータ8の回転は、移動
用チェーン19を介して歯車箱12に伝達され、歯車箱
12の移動とともにランス管7を往復移動させる。
【0008】ケーシング5の上壁には、複数の中間停止
用ドグ20が、水平方向に炉1内の熱交換チューブ2の
間隔aと同間隔で下向きの姿勢で設置され、歯車箱12
の上部に設けた中間停止用リミットスイッチ21と係合
可能に構成されている。
用ドグ20が、水平方向に炉1内の熱交換チューブ2の
間隔aと同間隔で下向きの姿勢で設置され、歯車箱12
の上部に設けた中間停止用リミットスイッチ21と係合
可能に構成されている。
【0009】歯車箱12とともにランス管7が移動し、
その先端部のノズル6が熱交換チューブ2間の中間位置
に来た時、歯車箱12上の中間停止用リミットスイッチ
21が中間停止用ドグ20に順次当接して作動し、移動
用ギヤードモータ8を停止してランス管7の移動を停止
させる。そして、上記回転検出用ドグ17から移動停止
用リミットスイッチ24までの各部材によって移動・回
転制御装置22を構成している。
その先端部のノズル6が熱交換チューブ2間の中間位置
に来た時、歯車箱12上の中間停止用リミットスイッチ
21が中間停止用ドグ20に順次当接して作動し、移動
用ギヤードモータ8を停止してランス管7の移動を停止
させる。そして、上記回転検出用ドグ17から移動停止
用リミットスイッチ24までの各部材によって移動・回
転制御装置22を構成している。
【0010】又、ケーシング5には、後退用リミットス
イッチ23と停止用リミットスイッチ24が所定間隔を
置いて設けられ、これらリミットスイッチ23,24に
より歯車箱12とランス管7の移動範囲が規制され、前
進、後退動作の制御が行われるようになっている。
イッチ23と停止用リミットスイッチ24が所定間隔を
置いて設けられ、これらリミットスイッチ23,24に
より歯車箱12とランス管7の移動範囲が規制され、前
進、後退動作の制御が行われるようになっている。
【0011】そして、この装置は、図5の実線で示す始
動位置においてノズル6は、ウォールボックス1b内の
A点に位置し、この位置から、先ず移動用ギヤードモー
タ8の駆動で移動用チェーン19を介して歯車箱12と
ランス管7の前進を開始し、ノズル6が炉1内のB点に
達すると、同時にガイドローラ13が開閉装置15を作
動し、これによりバルブ14が開となり、噴射媒体が供
給管10を経てランス管7に供給され、その先端部ノズ
ル6からの噴射が始まる。
動位置においてノズル6は、ウォールボックス1b内の
A点に位置し、この位置から、先ず移動用ギヤードモー
タ8の駆動で移動用チェーン19を介して歯車箱12と
ランス管7の前進を開始し、ノズル6が炉1内のB点に
達すると、同時にガイドローラ13が開閉装置15を作
動し、これによりバルブ14が開となり、噴射媒体が供
給管10を経てランス管7に供給され、その先端部ノズ
ル6からの噴射が始まる。
【0012】ランス管7が更に前進してノズル6がB′
点(最初の熱交換チューブ2間の中間点)に達すると、
中間停止用リミットスイッチ21が最初の中間停止用ド
グ20に係合して作動し、移動用ギヤードモータ8を停
止し、ランス管7の移動を止め、同時に回転用ギヤード
モータ9を駆動して、ランス管7を回転させ始め、噴射
媒体は熱交換チューブ2間の中間部に噴射され、煤吹作
業が行われる。
点(最初の熱交換チューブ2間の中間点)に達すると、
中間停止用リミットスイッチ21が最初の中間停止用ド
グ20に係合して作動し、移動用ギヤードモータ8を停
止し、ランス管7の移動を止め、同時に回転用ギヤード
モータ9を駆動して、ランス管7を回転させ始め、噴射
媒体は熱交換チューブ2間の中間部に噴射され、煤吹作
業が行われる。
【0013】ランス管7が1回転すると、角シャフト1
6の先端の回転検出用ドグ17が1回転し、回転検出用
リミットスイッチ18が作動して回転用ギヤードモータ
9を停止し、ランス管7の回転を停止すると同時に移動
用ギヤードモータ8を駆動して、ランス管7が移動を再
開する。
6の先端の回転検出用ドグ17が1回転し、回転検出用
リミットスイッチ18が作動して回転用ギヤードモータ
9を停止し、ランス管7の回転を停止すると同時に移動
用ギヤードモータ8を駆動して、ランス管7が移動を再
開する。
【0014】ランス管7の移動時には、ノズル6は熱交
換チューブ2と平行な方向に向けて噴射を行い、噴流中
心が熱交換チューブ2に当たらない。
換チューブ2と平行な方向に向けて噴射を行い、噴流中
心が熱交換チューブ2に当たらない。
【0015】続いて、ランス管7が更に距離aだけ前進
して、中間停止用リミットスイッチ21が第2の中間停
止用ドグ20bに係合すると、再び移動用ギヤードモー
タ8が停止してランス管7の移動が停止し、同時に回転
用ギヤードモータ9が駆動してランス管7は再び回転
し、噴射媒体は第2番目の熱交換チューブ2間の中間部
に噴射され、煤吹作業が行われる。
して、中間停止用リミットスイッチ21が第2の中間停
止用ドグ20bに係合すると、再び移動用ギヤードモー
タ8が停止してランス管7の移動が停止し、同時に回転
用ギヤードモータ9が駆動してランス管7は再び回転
し、噴射媒体は第2番目の熱交換チューブ2間の中間部
に噴射され、煤吹作業が行われる。
【0016】同様にして、ノズル6がC′点迄の煤吹作
業を行ったあと、C点に達すると、歯車箱12はE点に
達し、ガイドローラ13が後退用リミットスイッチ23
を作動し、これによって移動用ギヤードモータ8が逆駆
動され、ランス管7が後退を始める。この後退動作中
は、中間停止用リミットスイッチ21は作動せず、ラン
ス管7は回転することなく、そのまま一気に後退し、ノ
ズル6がB点に戻るとガイドローラ13がバルブ開閉装
置15を逆作動してバルブ14が閉となり、噴射媒体の
噴射が停止する。この後、ノズル6がA点に戻ると、歯
車箱12はD点に帰着し、ガイドローラ13が停止用リ
ミットスイッチ24を作動して、移動用ギヤードモータ
8が停止し、全動作が終了する。
業を行ったあと、C点に達すると、歯車箱12はE点に
達し、ガイドローラ13が後退用リミットスイッチ23
を作動し、これによって移動用ギヤードモータ8が逆駆
動され、ランス管7が後退を始める。この後退動作中
は、中間停止用リミットスイッチ21は作動せず、ラン
ス管7は回転することなく、そのまま一気に後退し、ノ
ズル6がB点に戻るとガイドローラ13がバルブ開閉装
置15を逆作動してバルブ14が閉となり、噴射媒体の
噴射が停止する。この後、ノズル6がA点に戻ると、歯
車箱12はD点に帰着し、ガイドローラ13が停止用リ
ミットスイッチ24を作動して、移動用ギヤードモータ
8が停止し、全動作が終了する。
【0017】以上は1個所にのみノズル6を有するラン
ス管7を炉1内の水平方向全体に渡って移動させながら
洗浄を行なう装置の例であるが、この他にも従来、定置
回転式煤吹装置と称する、図6に示すような装置があっ
た。
ス管7を炉1内の水平方向全体に渡って移動させながら
洗浄を行なう装置の例であるが、この他にも従来、定置
回転式煤吹装置と称する、図6に示すような装置があっ
た。
【0018】この装置は各熱交換チューブ2同士の間に
対応させて間隔の数だけノズル6をランス管7に設け、
ランス管7を水平移動させることなく回転のみさせて噴
射媒体を噴射、洗浄を行なうものである。
対応させて間隔の数だけノズル6をランス管7に設け、
ランス管7を水平移動させることなく回転のみさせて噴
射媒体を噴射、洗浄を行なうものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の煤吹装置に
は解決すべき次の課題があった。
は解決すべき次の課題があった。
【0020】即ち、図5に示す従来の装置では、ランス
管7がその先端のノズル6部をウォールボックス1b内
の位置から、炉1内の反対側炉壁1a位置まで炉幅一杯
に伸縮することが必要であり、そのために煤吹装置3
は、長いケーシング5と供給管10及びランス管7を持
つ非常に大型の装置となり、設置スペースを大きく取ら
なければならない問題がある。
管7がその先端のノズル6部をウォールボックス1b内
の位置から、炉1内の反対側炉壁1a位置まで炉幅一杯
に伸縮することが必要であり、そのために煤吹装置3
は、長いケーシング5と供給管10及びランス管7を持
つ非常に大型の装置となり、設置スペースを大きく取ら
なければならない問題がある。
【0021】また、図6に示す従来の装置ではランス管
7の移動を必要としないものの、ノズル6の数が非常に
多いため、ノズル1本当りの適正噴射量と噴射圧を維持
するためには非常に大型でかつ、高圧のポンプその他の
圧送機器を準備しなければならず、相応して漏洩対策そ
の他のメンテナンス上の管理も高度化を必要とし、設備
費、運営費等が嵩むという問題がある。
7の移動を必要としないものの、ノズル6の数が非常に
多いため、ノズル1本当りの適正噴射量と噴射圧を維持
するためには非常に大型でかつ、高圧のポンプその他の
圧送機器を準備しなければならず、相応して漏洩対策そ
の他のメンテナンス上の管理も高度化を必要とし、設備
費、運営費等が嵩むという問題がある。
【0022】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、ランス管の移動ストロークを
減少させ、小型の小スペースの煤吹装置を提供すること
を目的とする。
るためになされたもので、ランス管の移動ストロークを
減少させ、小型の小スペースの煤吹装置を提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、噴射ノズルを有するランス管と、同ランス
管をランス管と直交方向に熱交換器チューブを有する熱
交換器の本体内に挿入して軸方向へ往復移動させる移動
手段と、前記ランス管を軸芯周りに回転させる回転手段
と、前記ランス管に煤吹き用の噴射媒体を供給する供給
部と、前記噴射ノズルが各熱交換器チューブ間の中間位
置に来たときにランス管の軸方向移動を停止して軸芯周
りの回転を行わせ、設定回転後にランス管の回転を停止
してランス管の軸方向移動を行わせる移動・回転制御装
置とを有する煤吹装置において、前記ランス管上に先端
から後方へ熱交換チューブの間隔(ピッチ)の複数倍の
間隔で配設された複数個の噴射ノズルと、前記ランス管
を前記噴射ノズルの間隔より稍大きい距離だけ軸方向へ
往復移動可能に且つ軸芯周りに回転可能に熱交換器の本
体内に定置挿入する移動・回転制御装置とを具備してな
ることを特徴とする煤吹装置、を提供しようとするもの
である。
手段として、噴射ノズルを有するランス管と、同ランス
管をランス管と直交方向に熱交換器チューブを有する熱
交換器の本体内に挿入して軸方向へ往復移動させる移動
手段と、前記ランス管を軸芯周りに回転させる回転手段
と、前記ランス管に煤吹き用の噴射媒体を供給する供給
部と、前記噴射ノズルが各熱交換器チューブ間の中間位
置に来たときにランス管の軸方向移動を停止して軸芯周
りの回転を行わせ、設定回転後にランス管の回転を停止
してランス管の軸方向移動を行わせる移動・回転制御装
置とを有する煤吹装置において、前記ランス管上に先端
から後方へ熱交換チューブの間隔(ピッチ)の複数倍の
間隔で配設された複数個の噴射ノズルと、前記ランス管
を前記噴射ノズルの間隔より稍大きい距離だけ軸方向へ
往復移動可能に且つ軸芯周りに回転可能に熱交換器の本
体内に定置挿入する移動・回転制御装置とを具備してな
ることを特徴とする煤吹装置、を提供しようとするもの
である。
【0024】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【0025】即ち、ランス管上に先端から後方へ、熱交
換チューブの間隔の複数倍の間隔で配設された複数個の
噴射ノズルが、移動・回転制御装置によって熱交換器の
本体内を、噴射ノズル間の間隔より稍大きい距離だけ軸
方向に、ランス管と共に移動でき、かつ軸芯周りに回転
できるので、隣接する噴射ノズル間の相当間隔に含まれ
る熱交換チューブはすべて洗浄することができる。従っ
て先端から後方へ複数個配設された各ノズル間の熱交換
チューブはすべて洗浄されることとなる。
換チューブの間隔の複数倍の間隔で配設された複数個の
噴射ノズルが、移動・回転制御装置によって熱交換器の
本体内を、噴射ノズル間の間隔より稍大きい距離だけ軸
方向に、ランス管と共に移動でき、かつ軸芯周りに回転
できるので、隣接する噴射ノズル間の相当間隔に含まれ
る熱交換チューブはすべて洗浄することができる。従っ
て先端から後方へ複数個配設された各ノズル間の熱交換
チューブはすべて洗浄されることとなる。
【0026】即ち、図5に示す従来例より短かいランス
管の移動距離で熱交換チューブのすべてを洗浄できる。
管の移動距離で熱交換チューブのすべてを洗浄できる。
【0027】一方、図6に示す従来例より噴射ノズルの
数を遙かに少なくできるため、単位時間当りの噴射に要
する噴射媒体の噴射量及び定常の噴射圧は非常に小さく
なり、相応して小型設備、低コストで洗浄を達成でき
る。
数を遙かに少なくできるため、単位時間当りの噴射に要
する噴射媒体の噴射量及び定常の噴射圧は非常に小さく
なり、相応して小型設備、低コストで洗浄を達成でき
る。
【0028】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4により説明す
る。なお、従来例と同一の部材及び、単にたとえば長さ
が違う等のみで同一機能の部材には同一符号を付し、必
要ある場合を除き説明を省略する。
る。なお、従来例と同一の部材及び、単にたとえば長さ
が違う等のみで同一機能の部材には同一符号を付し、必
要ある場合を除き説明を省略する。
【0029】図1は本実施例の要部を示す縦断面図、図
2は本実施例のランス管に設けられたノズルの一例を示
す断面図、図3は本実施例のランス管を支持するサポー
トの一例を示す図、図4は本実施例のランス管を支持す
るサポートの他の例を示す図である。
2は本実施例のランス管に設けられたノズルの一例を示
す断面図、図3は本実施例のランス管を支持するサポー
トの一例を示す図、図4は本実施例のランス管を支持す
るサポートの他の例を示す図である。
【0030】図1に示すように本実施例では、煤吹装置
3aのランス管7は、ランス管7を煤吹装置3a内に最
も引込んだ状態下で、ランス管7の先端が炉1の反対側
炉壁1aとの間に、熱交換チューブ2の間隔すなわちピ
ッチaの複数倍余(例えば間隔aの3〜4倍+α)の間
隔を残す長さで構成される。
3aのランス管7は、ランス管7を煤吹装置3a内に最
も引込んだ状態下で、ランス管7の先端が炉1の反対側
炉壁1aとの間に、熱交換チューブ2の間隔すなわちピ
ッチaの複数倍余(例えば間隔aの3〜4倍+α)の間
隔を残す長さで構成される。
【0031】ランス管7上には、その先端部から後方
へ、上記ランス管7の先端と炉壁1a間隔に合わせ、熱
交換チューブ2の間隔aの3〜4倍の距離間隔で複数の
噴射用のノズル6を設ける。
へ、上記ランス管7の先端と炉壁1a間隔に合わせ、熱
交換チューブ2の間隔aの3〜4倍の距離間隔で複数の
噴射用のノズル6を設ける。
【0032】ランス管7のノズル6部は、図2に示すよ
うにランス管7外面に突出しないノズル形式を用いる。
又、ランス管7の炉1内に定置挿入された状態で保持さ
れる長さ部分は、図3、図4で示すように熱交換チュー
ブ2に固定し又は炉壁に固定した所要数のサポート7a
で軸方向及び回転方向に可動に支持する。
うにランス管7外面に突出しないノズル形式を用いる。
又、ランス管7の炉1内に定置挿入された状態で保持さ
れる長さ部分は、図3、図4で示すように熱交換チュー
ブ2に固定し又は炉壁に固定した所要数のサポート7a
で軸方向及び回転方向に可動に支持する。
【0033】図1において、aは熱交換チューブ2相互
の水平間隔、Aはランス管7上の各ノズル6のランス管
7引込み時の停止位置、B,B′,B″はランス管7が
前進移動して各ノズル6が順に到達する3箇所の熱交換
チューブ2の間の中間位置、Cは最後の熱交換チューブ
2の間の中間位置B″を距離αだけ越えたランス管7の
後退用の移動停止位置である。
の水平間隔、Aはランス管7上の各ノズル6のランス管
7引込み時の停止位置、B,B′,B″はランス管7が
前進移動して各ノズル6が順に到達する3箇所の熱交換
チューブ2の間の中間位置、Cは最後の熱交換チューブ
2の間の中間位置B″を距離αだけ越えたランス管7の
後退用の移動停止位置である。
【0034】一方、煤吹装置3a側において、D,E,
E′,E″及びFは、上記ランス管7の引込み時の停止
位置A、3箇所の熱交換チューブ2の間の中間位置B,
B′,B″及び後退用の移動停止位置Cに対応する間隔
のケーシング5内の位置である。煤吹装置3aのケーシ
ング5は上記間隔位置D乃至Fをランス管移動範囲とし
て移動用ギヤードモータ8、回転用ギヤードモータ9、
移動用チェーン19、角シャフト16、歯車箱12、噴
射媒体供給用自動バルブ14及び供給管10等の各部材
を取付けて構成する。
E′,E″及びFは、上記ランス管7の引込み時の停止
位置A、3箇所の熱交換チューブ2の間の中間位置B,
B′,B″及び後退用の移動停止位置Cに対応する間隔
のケーシング5内の位置である。煤吹装置3aのケーシ
ング5は上記間隔位置D乃至Fをランス管移動範囲とし
て移動用ギヤードモータ8、回転用ギヤードモータ9、
移動用チェーン19、角シャフト16、歯車箱12、噴
射媒体供給用自動バルブ14及び供給管10等の各部材
を取付けて構成する。
【0035】30は上記D線上で歯車箱12下部のガイ
ドローラ13と係合して歯車箱12、ランス管7等が帰
着停止するようケーシング5下面側に設けた停止用リミ
ットスイッチ、31は同じく上記F線でガイドローラ1
3と係合して後退を開始するための後退用リミットスイ
ッチ、32〜34は3箇所の熱交換チューブ2の間の中
間停止位置E〜E″線上に設けた中間停止用ドグ、35
は上記中間停止用ドグ32〜34と係合可能に歯車箱1
2上部に設けた中間停止用リミットスイッチである。
ドローラ13と係合して歯車箱12、ランス管7等が帰
着停止するようケーシング5下面側に設けた停止用リミ
ットスイッチ、31は同じく上記F線でガイドローラ1
3と係合して後退を開始するための後退用リミットスイ
ッチ、32〜34は3箇所の熱交換チューブ2の間の中
間停止位置E〜E″線上に設けた中間停止用ドグ、35
は上記中間停止用ドグ32〜34と係合可能に歯車箱1
2上部に設けた中間停止用リミットスイッチである。
【0036】なお、炉壁1a上のウォールボックス1
b、角シャフト16端の回転検出用ドグ17及び同ドグ
17と係合する回転検出用リミットスイッチ18は従来
と同様に設ける。そして、この構成下では、ランス管7
の移動・回転制御装置22は符号順に上記回転検出用ド
グ17から中間停止用リミットスイッチ35までの各部
材により構成される。
b、角シャフト16端の回転検出用ドグ17及び同ドグ
17と係合する回転検出用リミットスイッチ18は従来
と同様に設ける。そして、この構成下では、ランス管7
の移動・回転制御装置22は符号順に上記回転検出用ド
グ17から中間停止用リミットスイッチ35までの各部
材により構成される。
【0037】次に、上述した煤吹装置3aの作用、即ち
作動について説明する。煤吹装置3aの休止時には、図
1に示すようにランス管7の最左端と最右端(先端)の
各ノズル6の位置は炉1内のA点にありノズル6を熱交
換チューブ2と平行方向に向けており、又、歯車箱12
はD点に位置している。
作動について説明する。煤吹装置3aの休止時には、図
1に示すようにランス管7の最左端と最右端(先端)の
各ノズル6の位置は炉1内のA点にありノズル6を熱交
換チューブ2と平行方向に向けており、又、歯車箱12
はD点に位置している。
【0038】煤吹装置3aの起動信号により、先ず移動
用ギヤードモータ8が駆動し、移動用チェーン19を介
して歯車箱12及びランス管7が図の右方へ前進移動を
開始する。ガイドローラ13の移動で停止用リミットス
イッチ30が作動し、噴射媒体供給用自動バルブ14を
開に切換え、噴射媒体の供給管10とランス管7を通し
ノズル6から噴射媒体の噴射が始まる。ノズル6がB点
(最初の熱交換チューブ2の間の中間点)に達すると、
同時に中間停止用リミットスイッチ35が最初の中間停
止用ドグ32に係合作動し、移動用ギヤードモータ8を
停止に且つ回転用ギヤードモータ9を駆動に操作し、そ
れによってランス管7が移動を停止し、最初の熱交換チ
ューブ2の間の中間位置Bで軸廻りに回転し、噴射媒体
による除煤作業が行われる。
用ギヤードモータ8が駆動し、移動用チェーン19を介
して歯車箱12及びランス管7が図の右方へ前進移動を
開始する。ガイドローラ13の移動で停止用リミットス
イッチ30が作動し、噴射媒体供給用自動バルブ14を
開に切換え、噴射媒体の供給管10とランス管7を通し
ノズル6から噴射媒体の噴射が始まる。ノズル6がB点
(最初の熱交換チューブ2の間の中間点)に達すると、
同時に中間停止用リミットスイッチ35が最初の中間停
止用ドグ32に係合作動し、移動用ギヤードモータ8を
停止に且つ回転用ギヤードモータ9を駆動に操作し、そ
れによってランス管7が移動を停止し、最初の熱交換チ
ューブ2の間の中間位置Bで軸廻りに回転し、噴射媒体
による除煤作業が行われる。
【0039】ランス管7が1回転すると、角シャフト1
6端の回転検出用ドグ17が1回転して回転検出用リミ
ットスイッチ18を作動し、それにって回転用ギヤード
モータ9が停止、移動用ギヤードモータ8が駆動してラ
ンス管7が前進移動を再開する。
6端の回転検出用ドグ17が1回転して回転検出用リミ
ットスイッチ18を作動し、それにって回転用ギヤード
モータ9が停止、移動用ギヤードモータ8が駆動してラ
ンス管7が前進移動を再開する。
【0040】ランス管7が更に前進してノズル6がB′
点(2番目の熱交換チューブ2の間の中間点)に達する
と、中間停止用リミットスイッチ35が第2の中間停止
用ドグ33と係合して作動し、移動用ギヤードモータ8
を停止に、回転用ギヤードモータ9を駆動に操作してラ
ンス管7が移動を停止し、回転を開始し、ノズル6から
の噴射媒体でB′点位置での除煤作業が行われる。
点(2番目の熱交換チューブ2の間の中間点)に達する
と、中間停止用リミットスイッチ35が第2の中間停止
用ドグ33と係合して作動し、移動用ギヤードモータ8
を停止に、回転用ギヤードモータ9を駆動に操作してラ
ンス管7が移動を停止し、回転を開始し、ノズル6から
の噴射媒体でB′点位置での除煤作業が行われる。
【0041】このようにして続いてB″点の除煤作業が
続けて行われ、ノズル6がC点に達すると、煤吹装置3
a側の対応するF点位置でガイドローラ13が後退用リ
ミットスイッチ31を作動する。これにより、移動用ギ
ヤードモータ8が逆駆動され、ランス管7が図の左方へ
後退を始める。後退動作中は中間停止用リミットスイッ
チ35は作動せず、ランス管7は回転することなく、そ
のまま一気に後退移動する。
続けて行われ、ノズル6がC点に達すると、煤吹装置3
a側の対応するF点位置でガイドローラ13が後退用リ
ミットスイッチ31を作動する。これにより、移動用ギ
ヤードモータ8が逆駆動され、ランス管7が図の左方へ
後退を始める。後退動作中は中間停止用リミットスイッ
チ35は作動せず、ランス管7は回転することなく、そ
のまま一気に後退移動する。
【0042】次いで、ノズル6がA点に戻ると、ガイド
ローラ13がD点位置で停止用リミットスイッチ30を
作動して移動用ギヤードモータ8を停止し、且つ噴射媒
体供給用自動バルブ14を閉じ操作して噴射媒体の噴射
を停止し、全動作が終了する。
ローラ13がD点位置で停止用リミットスイッチ30を
作動して移動用ギヤードモータ8を停止し、且つ噴射媒
体供給用自動バルブ14を閉じ操作して噴射媒体の噴射
を停止し、全動作が終了する。
【0043】以上の通り本実施例の煤吹装置3aによれ
ば、ランス管7の炉1内への移動ストロークは熱交換チ
ューブ2の間隔の複数倍、例えば熱交換チューブ2間隔
の3〜4倍余の僅かな水平ストロークで炉1内の多数の
熱交換チューブ2全体の除煤作業を有効に行うことがで
き、同時に煤吹装置3a自身は従来に比較し、約1/3
乃至1/4程度の短縮された長さ規模に装置の大きさを
小さく構成することができるという利点がある。又、そ
れによって煤吹装置3aの設置に大きいスペースを必要
とせず、設備費を軽減する効果が得られるという利点が
ある。
ば、ランス管7の炉1内への移動ストロークは熱交換チ
ューブ2の間隔の複数倍、例えば熱交換チューブ2間隔
の3〜4倍余の僅かな水平ストロークで炉1内の多数の
熱交換チューブ2全体の除煤作業を有効に行うことがで
き、同時に煤吹装置3a自身は従来に比較し、約1/3
乃至1/4程度の短縮された長さ規模に装置の大きさを
小さく構成することができるという利点がある。又、そ
れによって煤吹装置3aの設置に大きいスペースを必要
とせず、設備費を軽減する効果が得られるという利点が
ある。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【0045】即ち、本発明はランス管の小移動を許容
し、かつ、ランス管の軸方向に複数個所配設の複数ノズ
ルを許容するため、従来例の抜差型煤吹装置と定置回転
式煤吹装置の双方の利点が活かされた効果を有する。
し、かつ、ランス管の軸方向に複数個所配設の複数ノズ
ルを許容するため、従来例の抜差型煤吹装置と定置回転
式煤吹装置の双方の利点が活かされた効果を有する。
【0046】即ち、ランス管の移動量はランス管の軸方
向に設けるノズルの間隔で熱交換器の前後の距離を除し
た値のほぼ逆数倍程度に低減できるため、設備が非常に
小さくなる。たとえばノズル数を適数に選択することに
よって図5の従来例に比し、1/3〜1/4程度の小型
とすることができる。
向に設けるノズルの間隔で熱交換器の前後の距離を除し
た値のほぼ逆数倍程度に低減できるため、設備が非常に
小さくなる。たとえばノズル数を適数に選択することに
よって図5の従来例に比し、1/3〜1/4程度の小型
とすることができる。
【0047】又、図6の従来例に較べればノズルの数が
たとえば1/3〜1/4の数に低減することとなるの
で、噴射媒体の噴射圧も相応して小さくて足り、ポンプ
その他の圧送機器等がすべて低圧小型でよいこととな
る。
たとえば1/3〜1/4の数に低減することとなるの
で、噴射媒体の噴射圧も相応して小さくて足り、ポンプ
その他の圧送機器等がすべて低圧小型でよいこととな
る。
【0048】以上の結果、装置全体が小型低廉となり、
かつ、設置スペースも小さくて足り、メンテナンスも簡
易化される。
かつ、設置スペースも小さくて足り、メンテナンスも簡
易化される。
【図1】本発明の一実施例に係る煤吹装置の全体の構成
を示す縦断面図、
を示す縦断面図、
【図2】上記実施例のランス管に設けられたノズルの一
例を示す断面図、
例を示す断面図、
【図3】上記実施例のランス管を支持するサポートの一
例を示す図、
例を示す図、
【図4】上記実施例のランス管を支持するサポートの他
の例を示す図、
の例を示す図、
【図5】従来の熱交換器の抜差型煤吹装置の構成例を示
す縦断面図、
す縦断面図、
【図6】従来の熱交換器の定置回転式煤吹装置の構成例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1 炉(ボイラ等の熱交換器の本体) 2 熱交換チューブ 3a 煤吹装置 4 支持枠、 5 ケーシング 6 ノズル 7 ランス管 7a サポート 8 移動用ギヤードモータ 9 回転用ギヤードモータ 10 供給管 12 歯車箱 13 ガイドローラ 14 噴射媒体供給用自動バルブ 16 角シャフト 17 回転検出用ドグ 18 回転検出用リミットスイッチ 19 移動用チェーン 22 移動・回転制御装置 30 停止用リミットスイッチ 31 後退用リミットスイッチ 32〜34 中間停止用ドグ 35 中間停止用リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 噴射ノズルを有するランス管と、同ラン
ス管をランス管と直交方向に熱交換器チューブを有する
熱交換器の本体内に挿入して軸方向へ往復移動させる移
動手段と、前記ランス管を軸芯周りに回転させる回転手
段と、前記ランス管に煤吹き用の噴射媒体を供給する供
給部と、前記噴射ノズルが各熱交換器チューブ間の中間
位置に来たときにランス管の軸方向移動を停止して軸芯
周りの回転を行わせ、設定回転後にランス管の回転を停
止してランス管の軸方向移動を行わせる移動・回転制御
装置とを有する煤吹装置において、前記ランス管上に先
端から後方へ熱交換チューブの間隔(ピッチ)の複数倍
の間隔で配設された複数個の噴射ノズルと、前記ランス
管を前記噴射ノズルの間隔より稍大きい距離だけ軸方向
へ往復移動可能に且つ軸芯周りに回転可能に熱交換器の
本体内に定置挿入する移動・回転制御装置とを具備して
なることを特徴とする煤吹装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21273193A JPH0763320A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 煤吹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21273193A JPH0763320A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 煤吹装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0763320A true JPH0763320A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16627504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21273193A Withdrawn JPH0763320A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 煤吹装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0763320A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI485356B (zh) * | 2012-05-29 | 2015-05-21 | Mitsubishi Heavy Ind Plant Construstion Co Ltd | 流路內除煤裝置及塵埃回收裝置 |
KR101672315B1 (ko) * | 2015-11-11 | 2016-11-04 | 주식회사 아이스기술 | 보일러 월 블로워 제어 시스템 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21273193A patent/JPH0763320A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI485356B (zh) * | 2012-05-29 | 2015-05-21 | Mitsubishi Heavy Ind Plant Construstion Co Ltd | 流路內除煤裝置及塵埃回收裝置 |
KR101672315B1 (ko) * | 2015-11-11 | 2016-11-04 | 주식회사 아이스기술 | 보일러 월 블로워 제어 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |