JPH0760323A - 仕上げ圧延方法 - Google Patents
仕上げ圧延方法Info
- Publication number
- JPH0760323A JPH0760323A JP5211446A JP21144693A JPH0760323A JP H0760323 A JPH0760323 A JP H0760323A JP 5211446 A JP5211446 A JP 5211446A JP 21144693 A JP21144693 A JP 21144693A JP H0760323 A JPH0760323 A JP H0760323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- crown
- target
- actuator
- calculated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 板クラウン、形状制御用のアクチュエーター
を二つ以上有するタンデム圧延機を用いて仕上げ圧延す
るに当たり、板材の幅方向の少なくとも二点において板
クラウンの目標値を設定しておき、タンデム圧延機の出
側で、上記二点の板クラウンが目標とする板クラウンに
合致するようにアクチュエーターの調整を行うようにす
る。 【効果】 目標とする板クラウンを有し、断面プロフィ
ルの良好な板材を安定して得ることができる。
を二つ以上有するタンデム圧延機を用いて仕上げ圧延す
るに当たり、板材の幅方向の少なくとも二点において板
クラウンの目標値を設定しておき、タンデム圧延機の出
側で、上記二点の板クラウンが目標とする板クラウンに
合致するようにアクチュエーターの調整を行うようにす
る。 【効果】 目標とする板クラウンを有し、断面プロフィ
ルの良好な板材を安定して得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕上げ圧延方法に関
し、とくに、仕上げ圧延後において目標とする板クラウ
ンを確保するとともに、板の形状や断面プロフィルの良
好な板材を安定して得ようとするものである。
し、とくに、仕上げ圧延後において目標とする板クラウ
ンを確保するとともに、板の形状や断面プロフィルの良
好な板材を安定して得ようとするものである。
【0002】板の形状を考慮しつつ、仕上げ圧延機の出
側において目標板クラウンを確保するように圧延を行う
方法としては、各スタンドでの板の形状 (伸び差率) を
許容値内に収めるとともに、最終スタンドで目標とする
板クラウンを得ることができるように各スタンドにおい
て目標クラウンを予め決定してアクチュエーターを設
定、調整するようにした例えば特開昭61-42409号公報等
に開示されているようなものが一般的であった。
側において目標板クラウンを確保するように圧延を行う
方法としては、各スタンドでの板の形状 (伸び差率) を
許容値内に収めるとともに、最終スタンドで目標とする
板クラウンを得ることができるように各スタンドにおい
て目標クラウンを予め決定してアクチュエーターを設
定、調整するようにした例えば特開昭61-42409号公報等
に開示されているようなものが一般的であった。
【0003】ここに、板の形状は下記の(1) 式にて、ま
た、板クラウンは(2) 式にて定義される(板クラウンの
定義点はセンサーで測定可能な限り板端部に近い位置と
し、クランウの品質管理もこの位置で行うのが一般的で
ある)。
た、板クラウンは(2) 式にて定義される(板クラウンの
定義点はセンサーで測定可能な限り板端部に近い位置と
し、クランウの品質管理もこの位置で行うのが一般的で
ある)。
【0004】Δεi =ξi (CRi −CRi-1) CRi = Ci / hi ---(1) Δε:伸び差率、ξ:形状変化係数、CR:クラウン比
率、C :板クラウン h :板厚、i:スタンドナンバー(i=0はシートバー
を表す) C=(hC −he)/ hC ---(2) hC :板中央部における板厚、he:板端部における板厚
率、C :板クラウン h :板厚、i:スタンドナンバー(i=0はシートバー
を表す) C=(hC −he)/ hC ---(2) hC :板中央部における板厚、he:板端部における板厚
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の方法
を含む従来の圧延においては、最終スタンドの板クラウ
ンの目標値は板幅方向の一点のみに与えておくのが普通
であって、板幅方向のその他の位置における板クラウン
は全く考慮が払われていないため、以下に述べるような
問題があった。
を含む従来の圧延においては、最終スタンドの板クラウ
ンの目標値は板幅方向の一点のみに与えておくのが普通
であって、板幅方向のその他の位置における板クラウン
は全く考慮が払われていないため、以下に述べるような
問題があった。
【0006】すなわち、 板クラウンや形状を制御する
ためのアクチュエーターとしては、ロールベンダー、ロ
ールシフト(ロールに各種のイニシャルクラウンを付
与)、あるいはロールクロス等があるが、圧延しようと
する板の幅方向全域に着目した場合、これらのアクチュ
エーターの板クラウンへの影響はそれぞれ異なっている
場合があること、また、圧延サイクルが進むにつれてサ
ーマルクラウンが成長し、さらにはロールの摩耗が徐々
に進行していくことから、同じアクチュエーターを用い
た場合であっても板幅方向に異なって作用する。
ためのアクチュエーターとしては、ロールベンダー、ロ
ールシフト(ロールに各種のイニシャルクラウンを付
与)、あるいはロールクロス等があるが、圧延しようと
する板の幅方向全域に着目した場合、これらのアクチュ
エーターの板クラウンへの影響はそれぞれ異なっている
場合があること、また、圧延サイクルが進むにつれてサ
ーマルクラウンが成長し、さらにはロールの摩耗が徐々
に進行していくことから、同じアクチュエーターを用い
た場合であっても板幅方向に異なって作用する。
【0007】したがって、板幅方向の一点のみにクラウ
ンの目標値を与えて設定値の計算を行ってアクチュエー
ターを設定、調整する場合には、板幅方向の他の部分に
おいても所期した板クラウンを得ることができるとは限
らず、良好な板プロフィルを安定して確保するのが困難
であった。
ンの目標値を与えて設定値の計算を行ってアクチュエー
ターを設定、調整する場合には、板幅方向の他の部分に
おいても所期した板クラウンを得ることができるとは限
らず、良好な板プロフィルを安定して確保するのが困難
であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、タン
デム圧延機を用いた板材の仕上げ圧延において、最終ス
タンドの出側で目標とする板クラウンを確保し、かつ良
好な形状、断面プロフィルを有する板材を得るのに有利
な方法を提案するところにある。
デム圧延機を用いた板材の仕上げ圧延において、最終ス
タンドの出側で目標とする板クラウンを確保し、かつ良
好な形状、断面プロフィルを有する板材を得るのに有利
な方法を提案するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラウン、形
状制御用のアクチュエーターを二つ以上有するタンデム
圧延機を用いて仕上げ圧延するに当たり、板材の幅方向
における少なくとも二点において板クラウンの目標値を
設定しておき、タンデム圧延機の出側で、上記二点の板
クラウンが目標とする板クラウンに合致するようにアク
チュエーターの設定を行うことを特徴とする仕上げ圧延
方法(第1発明)であり、ここに、各アクチュエーター
の設定は下記の要領に従って行うのがとくに好ましい
(第2発明) 。 記 1.板材の端部から幅方向に沿うX1 、X2 の位置にお
いて目標板クラウンをそれぞれCm1、Cm2として与え
る。 2.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最大制御
量A1maxに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2max を算出する。 3.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最小制御
量A1minに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2min を算出する。 4.目標板クラウンCm2が、Cm2min ≦Cm2≦Cm2max
を満足する場合には、制御能力の小さい方のアクチュエ
ーターの制御量A1 を、A1 =A1min+ (A1min−A
1max) ・ (Cm2−Cm2min )/ (Cm2min −Cm2max ) よ
り得られる値に固定し、板材の端部から幅方向に沿うX
1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるように他のア
クチュエーターの設定値の計算を行う。 5.上記の目標板クラウンCm2が、Cm2≦Cm2min の場
合にはA1 =A1minにして、また、Cm2≧Cm2max の場
合には、A1 =A1 max にして、板材の端部から幅方向
に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるよう
に他のアクチュエーターの設定値の計算を行う。
状制御用のアクチュエーターを二つ以上有するタンデム
圧延機を用いて仕上げ圧延するに当たり、板材の幅方向
における少なくとも二点において板クラウンの目標値を
設定しておき、タンデム圧延機の出側で、上記二点の板
クラウンが目標とする板クラウンに合致するようにアク
チュエーターの設定を行うことを特徴とする仕上げ圧延
方法(第1発明)であり、ここに、各アクチュエーター
の設定は下記の要領に従って行うのがとくに好ましい
(第2発明) 。 記 1.板材の端部から幅方向に沿うX1 、X2 の位置にお
いて目標板クラウンをそれぞれCm1、Cm2として与え
る。 2.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最大制御
量A1maxに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2max を算出する。 3.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最小制御
量A1minに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2min を算出する。 4.目標板クラウンCm2が、Cm2min ≦Cm2≦Cm2max
を満足する場合には、制御能力の小さい方のアクチュエ
ーターの制御量A1 を、A1 =A1min+ (A1min−A
1max) ・ (Cm2−Cm2min )/ (Cm2min −Cm2max ) よ
り得られる値に固定し、板材の端部から幅方向に沿うX
1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるように他のア
クチュエーターの設定値の計算を行う。 5.上記の目標板クラウンCm2が、Cm2≦Cm2min の場
合にはA1 =A1minにして、また、Cm2≧Cm2max の場
合には、A1 =A1 max にして、板材の端部から幅方向
に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるよう
に他のアクチュエーターの設定値の計算を行う。
【0010】また、本発明は、クラウン、形状制御のア
クチュエーターを有するタンデム圧延機を用いて仕上げ
圧延するに当たり、板材の幅方向における少なくとも二
点のうちの一点に板クラウンの許容範囲を設定し、もう
一点に板クラウンの目標値を設定し、タンデム圧延機の
出側で、一点の板クラウンが許容範囲に収まり、かつも
う一点の板クラウンが目標とする板クラウンに合致する
ようにアクチュエーターの設定を行うことを特徴とする
仕上げ圧延方法(第3発明)であり、ここに、各アクチ
ュエーターの設定を下記の要領に従って行うのが好まし
い (第4発明)。 記 1. 板材の幅端部近傍における板クラウンの目標値Ce
をCemin〜Cemaxの範囲にするとともに、クオーター部
の板クラウンの目標値をCq として与える。 2.板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCeminの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqminを算出す
る。 3. 板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCemaxの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqmaxを算出す
る。 4. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cqmin≦Cq ≦Cqmaxを満足する場合には、板材の幅端
部近傍における板クラウンの目標値Ce を、Ce=C
emin+ (Cemin−Cemax) ・ (Cq −Cqmin)/ (Cqmin
−Cqmax) より得られる値にして各アクチュエーターの
設定値の計算を行う。 5. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cq ≦Cqminの場合には、Ce =Ceminにして、またC
q ≧Cqmaxの場合にはCe =Cemaxにして、各アクュエ
ーターの設定値の計算を行う。
クチュエーターを有するタンデム圧延機を用いて仕上げ
圧延するに当たり、板材の幅方向における少なくとも二
点のうちの一点に板クラウンの許容範囲を設定し、もう
一点に板クラウンの目標値を設定し、タンデム圧延機の
出側で、一点の板クラウンが許容範囲に収まり、かつも
う一点の板クラウンが目標とする板クラウンに合致する
ようにアクチュエーターの設定を行うことを特徴とする
仕上げ圧延方法(第3発明)であり、ここに、各アクチ
ュエーターの設定を下記の要領に従って行うのが好まし
い (第4発明)。 記 1. 板材の幅端部近傍における板クラウンの目標値Ce
をCemin〜Cemaxの範囲にするとともに、クオーター部
の板クラウンの目標値をCq として与える。 2.板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCeminの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqminを算出す
る。 3. 板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCemaxの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqmaxを算出す
る。 4. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cqmin≦Cq ≦Cqmaxを満足する場合には、板材の幅端
部近傍における板クラウンの目標値Ce を、Ce=C
emin+ (Cemin−Cemax) ・ (Cq −Cqmin)/ (Cqmin
−Cqmax) より得られる値にして各アクチュエーターの
設定値の計算を行う。 5. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cq ≦Cqminの場合には、Ce =Ceminにして、またC
q ≧Cqmaxの場合にはCe =Cemaxにして、各アクュエ
ーターの設定値の計算を行う。
【0011】
【作用】板クラウンや形状を制御するアクチュエーター
であるロールベンダーおよびロールクロスを備えた7ス
タンドのタンデム圧延機にて、板厚4.5 mm、板幅1550mm
で、最終スタンドでの目標板クラウンを板端部から25mm
の位置で30μm となるように圧延すべく、すべてのスタ
ンドにおいてロールベンダーの制御能力を最大および最
小として、それぞれのケースにつきロールクロスのみの
調整で圧延を実施した場合は、最終スタンドにおける板
クラウンはいずれの場合も図1に示すように、板端から
25mmの位置において目標とする板クラウンである30μm
を確保することができる。
であるロールベンダーおよびロールクロスを備えた7ス
タンドのタンデム圧延機にて、板厚4.5 mm、板幅1550mm
で、最終スタンドでの目標板クラウンを板端部から25mm
の位置で30μm となるように圧延すべく、すべてのスタ
ンドにおいてロールベンダーの制御能力を最大および最
小として、それぞれのケースにつきロールクロスのみの
調整で圧延を実施した場合は、最終スタンドにおける板
クラウンはいずれの場合も図1に示すように、板端から
25mmの位置において目標とする板クラウンである30μm
を確保することができる。
【0012】しかしながら、すべてのスタンドにおいて
ロールベンダーの制御能力を最大とした場合には、クオ
ーター部の板厚が厚くなり、これと逆にロールベンダー
の制御能力を最小とした場合にはクオーター部の板厚が
薄くなり、その差は約20μm程度となり、ロールベンダ
ーおよびロールクロスの板幅方向の各位置でのクラウン
へ及ぼす影響が異なっているのが明らかである。
ロールベンダーの制御能力を最大とした場合には、クオ
ーター部の板厚が厚くなり、これと逆にロールベンダー
の制御能力を最小とした場合にはクオーター部の板厚が
薄くなり、その差は約20μm程度となり、ロールベンダ
ーおよびロールクロスの板幅方向の各位置でのクラウン
へ及ぼす影響が異なっているのが明らかである。
【0013】このように、板クラウン、形状制御用のア
クチュエーターが二以上ある場合において、目標とする
板クラウンを一点としていた従来法では、目標とする板
クラウンを得るためのアクチュエーターの組み合わせは
無限に存在するけれども、その組み合わせによっては他
の領域における板クラウンが異なったものとなるのは避
けられない。
クチュエーターが二以上ある場合において、目標とする
板クラウンを一点としていた従来法では、目標とする板
クラウンを得るためのアクチュエーターの組み合わせは
無限に存在するけれども、その組み合わせによっては他
の領域における板クラウンが異なったものとなるのは避
けられない。
【0014】この発明においては、例えば、板の端部と
クオーター部というように板幅方向の少なくとも二点に
それぞれ目標とする板クラウンを与え、この目標とする
板クラウンに合致するようにアクチュエーターの設定を
行うものであり、これによれば所望の板クラウンを確保
することができ、かつ良好なプロフィルを持った板材に
仕上げることができる。
クオーター部というように板幅方向の少なくとも二点に
それぞれ目標とする板クラウンを与え、この目標とする
板クラウンに合致するようにアクチュエーターの設定を
行うものであり、これによれば所望の板クラウンを確保
することができ、かつ良好なプロフィルを持った板材に
仕上げることができる。
【0015】アクチュエーターの設定は、以下の要領に
従って行うことができる。
従って行うことができる。
【0016】まず、板材の端部から幅方向に沿うX1 の
位置における目標板クラウンをCm1とし、また、板材の
端部から幅方向に沿うX2 の位置における目標板クラウ
ンをCm2とする。そして、例えば二つのアクチュエータ
ーのうちの制御能力の小さい方のアクチュエーターをN
o.1、さらに、制御能力の大きい方のアクチュエーター
をNo.2とした場合において、アクチュエーターNo.1の制
御能力の最大値 (最大制御量) をA1 max 、最小値 (最
小制御量) をA1 min とする。
位置における目標板クラウンをCm1とし、また、板材の
端部から幅方向に沿うX2 の位置における目標板クラウ
ンをCm2とする。そして、例えば二つのアクチュエータ
ーのうちの制御能力の小さい方のアクチュエーターをN
o.1、さらに、制御能力の大きい方のアクチュエーター
をNo.2とした場合において、アクチュエーターNo.1の制
御能力の最大値 (最大制御量) をA1 max 、最小値 (最
小制御量) をA1 min とする。
【0017】アクチュエーターNo.1のA1 max およびA
1 min のそれぞれについて板端部からX1 の位置で目標
とする板クラウンCm1を達成するようにアクチュエータ
ーNo.2の設定値を求める。そして、その時の板端部から
X2 の位置における板クラウンをそれぞれCm2max 、C
m2min とし、目標板クラウンCm2が、Cm2max ≦Cm2≦
Cmminを満足するかどうかを判断する。そしてこの条件
を満足する場合には、アクチュエータNo.1の制御能力を
下記式で求められる制御量A1 に固定し、板材の端部か
ら幅方向に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンCm1と
なるようにエクチュエーターNo.2の設定値を求め、これ
に従ってアクチュエーターの調整を行えばよいことにな
る。
1 min のそれぞれについて板端部からX1 の位置で目標
とする板クラウンCm1を達成するようにアクチュエータ
ーNo.2の設定値を求める。そして、その時の板端部から
X2 の位置における板クラウンをそれぞれCm2max 、C
m2min とし、目標板クラウンCm2が、Cm2max ≦Cm2≦
Cmminを満足するかどうかを判断する。そしてこの条件
を満足する場合には、アクチュエータNo.1の制御能力を
下記式で求められる制御量A1 に固定し、板材の端部か
ら幅方向に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンCm1と
なるようにエクチュエーターNo.2の設定値を求め、これ
に従ってアクチュエーターの調整を行えばよいことにな
る。
【0018】A1 =A1 min +( A1min−Amax )(Cm2
−Cm2min ) / (Cm2min −Cm2ma x )
−Cm2min ) / (Cm2min −Cm2ma x )
【0019】なお、目標板クラウンCm2が、Cm2≦C
m2min の場合にはA1 =A1minにして、またCm2がCm2
≧Cm2max の場合にはA1 =A1maxにして、板材の端部
から幅方向に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンC
m 1 となるようにアクチュエーターNo.2の設定値の計算
を行えばよい。
m2min の場合にはA1 =A1minにして、またCm2がCm2
≧Cm2max の場合にはA1 =A1maxにして、板材の端部
から幅方向に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンC
m 1 となるようにアクチュエーターNo.2の設定値の計算
を行えばよい。
【0020】アクチュエーターの設定を行う際の設定値
の算出手順は図2に示すとおりである。
の算出手順は図2に示すとおりである。
【0021】次に、クラウン、形状制御用のアクチュエ
ーターを有する7スタンドのタンデム圧延機を用いて、
仕上げ板厚が3.0 mm、板幅が1250mm、最終スタンドの出
側における板クラウンを板端から25mmの位置で30μm と
なるように圧延すべく、アクチュエーターを圧延サイク
ルの初期および後半で調整した場合の板材の断面プロフ
ィルを図3、図4に示す。
ーターを有する7スタンドのタンデム圧延機を用いて、
仕上げ板厚が3.0 mm、板幅が1250mm、最終スタンドの出
側における板クラウンを板端から25mmの位置で30μm と
なるように圧延すべく、アクチュエーターを圧延サイク
ルの初期および後半で調整した場合の板材の断面プロフ
ィルを図3、図4に示す。
【0022】何れの場合においても、板端から25mmの位
置では板クラウンの目標値である30μm を達成すること
はできる。しかしながら、圧延サイクルの初期において
アクチュエーターの調整を行ったものにおいては、理想
的な板プロフィルが得られているものの、サーマルクラ
ウンおよび摩耗が成長した圧延サイクルの後半での調整
ではクオーター部の板厚が薄くなっており、良好な板プ
ロフィルを得ることができない。
置では板クラウンの目標値である30μm を達成すること
はできる。しかしながら、圧延サイクルの初期において
アクチュエーターの調整を行ったものにおいては、理想
的な板プロフィルが得られているものの、サーマルクラ
ウンおよび摩耗が成長した圧延サイクルの後半での調整
ではクオーター部の板厚が薄くなっており、良好な板プ
ロフィルを得ることができない。
【0023】図5は、板端部より25mmの位置における目
標板クラウンを10μm として圧延サイクルの後半におい
てアクチュエーターの調整を実施した場合の最終スタン
ド出側の板の断面プロフィルを示したものである。
標板クラウンを10μm として圧延サイクルの後半におい
てアクチュエーターの調整を実施した場合の最終スタン
ド出側の板の断面プロフィルを示したものである。
【0024】この場合においては、クオーター部のクラ
ウンが減少し、断面プロフィルが改善されていることが
わかる。したがってクオーター部にも板クラウンの目標
値を与え、かつ板端部近傍の板クラウンの目標を品質管
理の許容範囲内とすることで、板の断面プロフィルの改
善を図ることができる。
ウンが減少し、断面プロフィルが改善されていることが
わかる。したがってクオーター部にも板クラウンの目標
値を与え、かつ板端部近傍の板クラウンの目標を品質管
理の許容範囲内とすることで、板の断面プロフィルの改
善を図ることができる。
【0025】板材の幅方向における少なくとも二点のう
ちの一点に板クラウンの許容範囲を設定し、もう一点に
板クラウンの目標値を設定し、タンデム圧延機の出側
で、一点の板クラウンを許容範囲に収め、かつもう一点
の板クラウンが目標とする板クラウンに合致するように
アクチュエーターを調整するには以下のような要領に従
えばよい。
ちの一点に板クラウンの許容範囲を設定し、もう一点に
板クラウンの目標値を設定し、タンデム圧延機の出側
で、一点の板クラウンを許容範囲に収め、かつもう一点
の板クラウンが目標とする板クラウンに合致するように
アクチュエーターを調整するには以下のような要領に従
えばよい。
【0026】板材の幅端部近傍における板クラウンの目
標値をCemin〜Cemaxの範囲とし、クオーター部の板ク
ラウンの目標値をCq とする。そして、板端部近傍の板
クラウンの目標値をCeminおよびCemaxとした場合のそ
れぞれについてアクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンをCqminおよび
Cqmaxとし、Cqmin≦Cq ≦Cqmaxの条件を満足させる
アクチュエーターの調整を行うことによって板端部近傍
のクラウンを目標範囲内に収め、かつ、クオーター部の
板クラウンを目標値とする。
標値をCemin〜Cemaxの範囲とし、クオーター部の板ク
ラウンの目標値をCq とする。そして、板端部近傍の板
クラウンの目標値をCeminおよびCemaxとした場合のそ
れぞれについてアクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンをCqminおよび
Cqmaxとし、Cqmin≦Cq ≦Cqmaxの条件を満足させる
アクチュエーターの調整を行うことによって板端部近傍
のクラウンを目標範囲内に収め、かつ、クオーター部の
板クラウンを目標値とする。
【0027】この時の板材の幅端部近傍の板クラウンの
具体的な目標値Ce は、Ce =Cemin+ (Cemin−C
emax)(Cq −Cqmin) / (Cqmin−Cqmax) となる。
具体的な目標値Ce は、Ce =Cemin+ (Cemin−C
emax)(Cq −Cqmin) / (Cqmin−Cqmax) となる。
【0028】図6に、アクチュエーターの調整を行う際
の設定値の算出手順を示す。
の設定値の算出手順を示す。
【0029】なお、Cq ≦CqminおよびCq ≧Cqmaxの
場合は、クオーター部の板クラウンを目標値とすること
ができないが、それぞれCe =Cemin、Ce =Cemaxと
することで断面プロフィルの改善を図ることはできる。
場合は、クオーター部の板クラウンを目標値とすること
ができないが、それぞれCe =Cemin、Ce =Cemaxと
することで断面プロフィルの改善を図ることはできる。
【0030】
実施例1 被圧延材の板幅方向の二点において、目標とする板クラ
ウンを設定 (目標板クラウンは板端部から25mmの位置で
30μm 、クオーター部 (板端部から板幅×0.15の位置)
で5μm ) し、ワークロールベンダーとロールクロスの
二つのアクチュエーターを有する7スタンドのタンデム
圧延機(第1〜7スタンドにワークロールベンダーを、
第1〜7スタンドにロールクロスを適用)により、85本
の圧延サイクルで上記の目標板クラウンが得られるよう
に各アクチュエーターを調整しつつ仕上げ圧延を行い、
得られた板材についてのクラウン、形状について調査し
た。
ウンを設定 (目標板クラウンは板端部から25mmの位置で
30μm 、クオーター部 (板端部から板幅×0.15の位置)
で5μm ) し、ワークロールベンダーとロールクロスの
二つのアクチュエーターを有する7スタンドのタンデム
圧延機(第1〜7スタンドにワークロールベンダーを、
第1〜7スタンドにロールクロスを適用)により、85本
の圧延サイクルで上記の目標板クラウンが得られるよう
に各アクチュエーターを調整しつつ仕上げ圧延を行い、
得られた板材についてのクラウン、形状について調査し
た。
【0031】その結果を、目標板クラウンを板幅方向の
一点について設定しベンダーを一定の値に固定してロー
ルクロスのみの調整で圧延を行った場合 (従来法) の結
果と比較して図7に示す。
一点について設定しベンダーを一定の値に固定してロー
ルクロスのみの調整で圧延を行った場合 (従来法) の結
果と比較して図7に示す。
【0032】板の端部から25mmの位置においては、いず
れの方法によっても目標とする板クラウンを得ることが
できるものの、従来法では圧延のサイクルが進につれて
クォーター部のクラウンが大きくなり目標値を得ること
ができなかった。これに対して、本発明法では圧延サイ
クルの進行にかかわらずクォーター部のクラウンも目標
値とすることができ、長期間にわたって安定した品質に
なる板材を圧延できることが確認できた。
れの方法によっても目標とする板クラウンを得ることが
できるものの、従来法では圧延のサイクルが進につれて
クォーター部のクラウンが大きくなり目標値を得ること
ができなかった。これに対して、本発明法では圧延サイ
クルの進行にかかわらずクォーター部のクラウンも目標
値とすることができ、長期間にわたって安定した品質に
なる板材を圧延できることが確認できた。
【0033】実施例2 被圧延材の板幅方向の二点において、目標とする板クラ
ウンを設定 (目標クラウンは板端から25mmの位置で 0〜
30μm(品質管理上の許容範囲) 、クオーター部(板端か
ら板幅×0.15の位置) で 0μm ) し、ワークロールベン
ダーとロールクロスの二つのアクチュエーターを有する
7スタンドのタンデム圧延機(第1〜7スタンドにロー
ルベンダーを、第1〜7スタンドにロールクロスを適
用)により、85本の圧延サイクルで上記の目標クラウン
が得られるようにアクチュエーターを調整して仕上げ圧
延を行い、得られた板材について、その板クラウンを調
査した。
ウンを設定 (目標クラウンは板端から25mmの位置で 0〜
30μm(品質管理上の許容範囲) 、クオーター部(板端か
ら板幅×0.15の位置) で 0μm ) し、ワークロールベン
ダーとロールクロスの二つのアクチュエーターを有する
7スタンドのタンデム圧延機(第1〜7スタンドにロー
ルベンダーを、第1〜7スタンドにロールクロスを適
用)により、85本の圧延サイクルで上記の目標クラウン
が得られるようにアクチュエーターを調整して仕上げ圧
延を行い、得られた板材について、その板クラウンを調
査した。
【0034】その結果を図8に、また、板端部近傍にお
ける板クラウンの目標値のみを与えてアクチュエーター
の調整を行った圧延の場合 (従来法)の結果を図9にそ
れぞれ示す。
ける板クラウンの目標値のみを与えてアクチュエーター
の調整を行った圧延の場合 (従来法)の結果を図9にそ
れぞれ示す。
【0035】従来法では、圧延のサイクルが進につれて
クオーター部のクラウンが大きくなり、目標とする板ク
ラウンを得ることができなくなるとともに板の断面プロ
フィルも劣化する傾向にあるが、本発明法では板の端部
における板クラウンは勿論、クオーター部の板クラウン
も目標値とすることができ、板の断面プロフィルも良好
なものとすることができることが確かめられた。
クオーター部のクラウンが大きくなり、目標とする板ク
ラウンを得ることができなくなるとともに板の断面プロ
フィルも劣化する傾向にあるが、本発明法では板の端部
における板クラウンは勿論、クオーター部の板クラウン
も目標値とすることができ、板の断面プロフィルも良好
なものとすることができることが確かめられた。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
板クラウン、形状制御用のアクチュエーターを二つ以上
有するタンデム圧延機を用いた仕上げ圧延において、目
標とする板クラウンを確保することができるだけでな
く、断面プロフィルの改善を図ることが可能であって、
厳格な製品品質が要求される板材に対しても十分に対応
できる。
板クラウン、形状制御用のアクチュエーターを二つ以上
有するタンデム圧延機を用いた仕上げ圧延において、目
標とする板クラウンを確保することができるだけでな
く、断面プロフィルの改善を図ることが可能であって、
厳格な製品品質が要求される板材に対しても十分に対応
できる。
【図1】圧延後における板材の幅方向板厚分布を示した
図である。
図である。
【図2】アクチュエーターの設定値の算出手順を示した
図である。
図である。
【図3】圧延後における板材の幅方向板厚分布を示した
図である。
図である。
【図4】圧延後における板材の幅方向板厚分布を示した
図である。
図である。
【図5】圧延後における板材の幅方向板厚分布を示した
図である。
図である。
【図6】アクチュエーターの設定値の算出手順を示した
図である。
図である。
【図7】板材のクオーター部の板クラウンを調査した結
果を示した図である。
果を示した図である。
【図8】圧延後における板材のクラウンを調査した結果
を示した図である。
を示した図である。
【図9】圧延後における板材のクラウンを調査した結果
を示した図である。
を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8315−4E B21B 37/00 116 B 8315−4E 116 J 8315−4E 117 B (72)発明者 磯辺 邦夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 新田 純三 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内
Claims (4)
- 【請求項1】 板クラウン、形状制御用のアクチュエー
ターを二つ以上有するタンデム圧延機を用いて仕上げ圧
延するに当たり、 板材の幅方向の少なくとも二点において板クラウンの目
標値を設定しておき、タンデム圧延機の出側で、上記二
点の板クラウンが目標とする板クラウンに合致するよう
に各アクチュエーターの設定を行うことを特徴とする仕
上げ圧延方法。 - 【請求項2】 各アクチュエーターの設定を下記の要領
に従って行うものである請求項1記載の方法。 記 1.板材の端部から幅方向に沿うX1 、X2 の位置にお
いて目標板クラウンをそれぞれCm1、Cm2として与え
る。 2.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最大制御
量A1maxに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2max を算出する。 3.制御能力の小さい方のアクチュエーターを最小制御
量A1minに固定して、板材の端部から幅方向に沿うX1
の位置における板クラウンが目標板クラウンCm1となる
ように他のアクチュエーターの設定値の計算を行うとと
もに、板材の端部から幅方向に沿うX2 の位置の板クラ
ウンCm2min を算出する。 4.目標板クラウンCm2が、Cm2min ≦Cm2≦Cm2max
を満足する場合には、制御能力の小さい方のアクチュエ
ーターの制御量A1 を、A1 =A1min+ (A1min−A
1max) ・ (Cm2−Cm2min )/ (Cm2min −Cm2max ) よ
り得られる値に固定し、板材の端部から幅方向に沿うX
1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるように他のア
クチュエーターの設定値の計算を行う。 5.上記の目標板クラウンCm2が、Cm2≦Cm2min の場
合にはA1 =A1minにして、また、Cm2≧Cm2max の場
合には、A1 =A1 max にして、板材の端部から幅方向
に沿うX1 のクラウンが目標板クラウンCm1となるよう
に他のアクチュエーターの設定値の計算を行う。 - 【請求項3】 クラウン、形状制御用のアクチュエータ
ーを有するタンデム圧延機を用いて仕上げ圧延するに当
たり、 板材の幅方向の少なくとも二点のうちの一点に板クラウ
ンの許容範囲を設定し、もう一点に板クラウンの目標値
を設定し、タンデム圧延機の出側で、一点の板クラウン
が許容範囲に納まり、かつ、もう一点の板クラウンが目
標とする板クラウンに合致するようにアクチュエーター
の設定を行うことを特徴とする仕上げ圧延方法。 - 【請求項4】 各アクチュエーターの設定を下記の要領
に従って行うものである請求項3記載の方法。 記 1. 板材の幅端部近傍における板クラウンの目標値Ce
をCemin〜Cemaxの範囲にするとともに、クオーター部
の板クラウンの目標値をCq として与える。 2.板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCeminの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqminを算出す
る。 3. 板材の幅端部近傍の板クラウンの目標値がCemaxの
場合における各アクチュエーターの設定値を計算し、そ
の際のクオーター部における板クラウンCqmaxを算出す
る。 4. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cqmin≦Cq ≦Cqmaxを満足する場合には、板材の幅端
部近傍における板クラウンの目標値Ce を、Ce=C
emin+ (Cemin−Cemax) ・ (Cq −Cqmin)/ (Cqmin
−Cqmax) より得られる値にして各アクチュエーターの
設定値の計算を行う。 5. クオーター部における板クラウンの目標値Cq が、
Cq ≦Cqminの場合には、Ce =Ceminにして、またC
q ≧Cqmaxの場合にはCe =Cemaxにして、各アクュエ
ーターの設定値の計算を行う。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5211446A JPH0760323A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 仕上げ圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5211446A JPH0760323A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 仕上げ圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760323A true JPH0760323A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16606090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5211446A Pending JPH0760323A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 仕上げ圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760323A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU709574B2 (en) * | 1995-12-26 | 1999-09-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Strip crown measuring method and control method for continuous rolling machines |
JP2001129606A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間圧延における板クラウン制御方法 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5211446A patent/JPH0760323A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU709574B2 (en) * | 1995-12-26 | 1999-09-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Strip crown measuring method and control method for continuous rolling machines |
JP2001129606A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間圧延における板クラウン制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3253013B2 (ja) | 熱間圧延における板クラウン・形状制御方法 | |
JPH0760323A (ja) | 仕上げ圧延方法 | |
EP0594865B1 (en) | Thin-strip cast piece of austenitic stainless steel, thin-strip cold-rolled steel plate and method of manufacturing the same | |
JPS5947602B2 (ja) | 帯鋼の圧延方法及びその装置 | |
US4856313A (en) | Method of controlling strip crown in planetary rolling | |
JP3263199B2 (ja) | 仕上げ圧延方法 | |
JP3392969B2 (ja) | 鋼帯の冷間圧延方法 | |
JP3721640B2 (ja) | 加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 | |
JPH08267114A (ja) | 冷間圧延におけるエッジドロップ制御圧延方法 | |
JP3108199B2 (ja) | 厚板圧延における平面形状制御方法 | |
JP3161324B2 (ja) | 熱間仕上圧延機の板幅制御方法 | |
JPS6141643B2 (ja) | ||
JPH0687011A (ja) | 厚板の圧延方法 | |
JP3463658B2 (ja) | 差厚鋼板の製造方法 | |
JPH05237527A (ja) | 熱間圧延の板プロフィル制御方法 | |
JPS62161412A (ja) | 孔型連続圧延の初期設定方法 | |
JP4349504B2 (ja) | タンデムミルを使用する高光沢のba仕上ステンレス鋼の製造方法 | |
JP2761797B2 (ja) | タンデムミルによる冷間圧延におけるクラウン制御方法 | |
JP3327212B2 (ja) | エッジドロップを抑制した冷間圧延法 | |
JP2605546B2 (ja) | 冷間連続圧延における形状制御方法 | |
JPS61154709A (ja) | 板材の厚さプロフイル制御装置 | |
JP2000271608A (ja) | フェライト系ステンレス鋼板の熱間圧延方法 | |
JPH057082B2 (ja) | ||
JPH0780003B2 (ja) | 幅方向の板厚偏差を制御する板材の製造方法 | |
JPH06277727A (ja) | 板クラウン制御方法 |