JPH0757323A - 光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置 - Google Patents
光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置Info
- Publication number
- JPH0757323A JPH0757323A JP21499893A JP21499893A JPH0757323A JP H0757323 A JPH0757323 A JP H0757323A JP 21499893 A JP21499893 A JP 21499893A JP 21499893 A JP21499893 A JP 21499893A JP H0757323 A JPH0757323 A JP H0757323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- optical disc
- disk
- optical disk
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造でもって、異物や突起物を磁気ヘ
ッドと光ディスクとの間に噛み込んで光ディスクや磁気
ヘッドの表面を損傷するといったことを未然に防止する
ことができる光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置を提
供する。 【構成】 ガイド部4によって、光ディスク2の回転方
向に対して磁気ヘッド3前方の光ディスク表面に異物や
突起10が存在することが検出されたとき、磁気ヘッド
3は光ディスク2と接触又は近接した状態から一時的に
退避させられる。
ッドと光ディスクとの間に噛み込んで光ディスクや磁気
ヘッドの表面を損傷するといったことを未然に防止する
ことができる光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置を提
供する。 【構成】 ガイド部4によって、光ディスク2の回転方
向に対して磁気ヘッド3前方の光ディスク表面に異物や
突起10が存在することが検出されたとき、磁気ヘッド
3は光ディスク2と接触又は近接した状態から一時的に
退避させられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに光ビーム
を照射し、光ディスクに接触又は近接した磁気ヘッドに
て変調された磁界を印加することで、情報の消去・記録
を行う光ディスク装置における磁気ヘッドを保護する保
護装置に関する。
を照射し、光ディスクに接触又は近接した磁気ヘッドに
て変調された磁界を印加することで、情報の消去・記録
を行う光ディスク装置における磁気ヘッドを保護する保
護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように磁界を印加して情報の消去
・記録を行う磁界変調方式の光ディスク装置にあって、
主として携帯用として使用されるものは、消費電力の軽
減が必要不可欠となる。そこで、磁気ヘッドは、一般に
光ディスクの表面に接触又は極めて接近させた接触方式
のものが用いられる。この接触方式の磁気ヘッドを用い
れば、磁気ヘッドと光ディスクの記録膜との距離が短く
なるので、磁気光学的な記録動作に必要な外部磁界が小
さくてよく、それを発生させるためのコイルの小型化、
小電力化が図れる。
・記録を行う磁界変調方式の光ディスク装置にあって、
主として携帯用として使用されるものは、消費電力の軽
減が必要不可欠となる。そこで、磁気ヘッドは、一般に
光ディスクの表面に接触又は極めて接近させた接触方式
のものが用いられる。この接触方式の磁気ヘッドを用い
れば、磁気ヘッドと光ディスクの記録膜との距離が短く
なるので、磁気光学的な記録動作に必要な外部磁界が小
さくてよく、それを発生させるためのコイルの小型化、
小電力化が図れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
触方式では、磁気ヘッドが、回転する光ディスクに接触
した状態で動作するので、光ディスクの表面に装置の外
部から侵入した塵や埃などの微小な異物が付着していた
り、製造過程で生じる微小な突起物があると、その異物
や突起物が磁気ヘッドと光ディスクとの接触面に噛み込
む可能性が高い。特に、民生用機器に使用される光ディ
スク装置の場合は、屋外用や車載用として用いられ、装
置内に侵入する異物も砂塵等の細かくて硬いものが想定
され、場合によっては、光ディスク又は磁気ヘッドの表
面を傷付けたり、磁気ヘッドの破損を引き起こすことが
ある。本発明は、上述した問題を解決するもので、簡単
な構造でもって、異物や突起物を磁気ヘッドと光ディス
クとの間に噛み込んで光ディスクや磁気ヘッドの表面を
損傷するといったことを未然に防止することができる光
ディスク装置の磁気ヘッド保護装置を提供することを目
的とする。
触方式では、磁気ヘッドが、回転する光ディスクに接触
した状態で動作するので、光ディスクの表面に装置の外
部から侵入した塵や埃などの微小な異物が付着していた
り、製造過程で生じる微小な突起物があると、その異物
や突起物が磁気ヘッドと光ディスクとの接触面に噛み込
む可能性が高い。特に、民生用機器に使用される光ディ
スク装置の場合は、屋外用や車載用として用いられ、装
置内に侵入する異物も砂塵等の細かくて硬いものが想定
され、場合によっては、光ディスク又は磁気ヘッドの表
面を傷付けたり、磁気ヘッドの破損を引き起こすことが
ある。本発明は、上述した問題を解決するもので、簡単
な構造でもって、異物や突起物を磁気ヘッドと光ディス
クとの間に噛み込んで光ディスクや磁気ヘッドの表面を
損傷するといったことを未然に防止することができる光
ディスク装置の磁気ヘッド保護装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光ディスクに光ビームを照射する光学ヘッ
ドと、前記光ディスクに接触又は近接した状態で磁界を
加える磁気ヘッドとを備え、前記光ビームと磁界の作用
により、前記光ディスクにパターンを形成して情報を記
録する光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置において、
前記磁気ヘッドは前記光ディスクに接触又は近接した状
態から退避可能に設けられており、かつ、前記光ディス
クの回転方向に対して前記磁気ヘッド前方の光ディスク
表面に異物や突起が存在したとき、これを検知すると共
に前記磁気ヘッドを前記光ディスクの表面から一時的に
退避させるガイド手段を備えたものである。
に本発明は、光ディスクに光ビームを照射する光学ヘッ
ドと、前記光ディスクに接触又は近接した状態で磁界を
加える磁気ヘッドとを備え、前記光ビームと磁界の作用
により、前記光ディスクにパターンを形成して情報を記
録する光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置において、
前記磁気ヘッドは前記光ディスクに接触又は近接した状
態から退避可能に設けられており、かつ、前記光ディス
クの回転方向に対して前記磁気ヘッド前方の光ディスク
表面に異物や突起が存在したとき、これを検知すると共
に前記磁気ヘッドを前記光ディスクの表面から一時的に
退避させるガイド手段を備えたものである。
【0005】
【作用】上記の光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置に
よれば、ガイド手段によって、光ディスクの回転方向に
対して磁気ヘッド前方の光ディスク表面に異物や突起が
存在することが検出されたとき、磁気ヘッドは光ディス
クと接触又は近接した状態から一時的に退避させられ
る。これにより、磁気ヘッドと光ディスクとの間に異物
や突起を噛み込むことがなくなる。
よれば、ガイド手段によって、光ディスクの回転方向に
対して磁気ヘッド前方の光ディスク表面に異物や突起が
存在することが検出されたとき、磁気ヘッドは光ディス
クと接触又は近接した状態から一時的に退避させられ
る。これにより、磁気ヘッドと光ディスクとの間に異物
や突起を噛み込むことがなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
説明する。図1は、本実施例による磁気ヘッド保護機構
を備えた光ディスク装置1の内部構成を示す平面図であ
る。本装置1は記録及び再生に用いられる小型の携帯用
民生機器であり、装置1の内部には、情報が記録・再生
される光ディスク2が装填され、この光ディスク2はス
ピンドルモータ(不図示)によって矢印A方向に回転駆
動される。光ディスク2の上面側には、外部磁界を与え
るための磁気ヘッド3が配設されている。この磁気ヘッ
ド3は、磁気ヘッド支持アーム3aによって支持され、
動作時には、回転する光ディスク2の保護膜面2aに接
触した状態でへッド送り機構6により光ディスク2の径
方向(矢印B方向)にシーク移動される。また、磁気ヘ
ッド3は、光ディスク2と接触した状態から退避した状
態に変化しうるよう設けられている。また、光ディスク
2の下面側には、光ディスク2を挟んで磁気ヘッド3と
対応する位置に、光ディスク2に光ビームをスポット照
射する光学ヘッド7(図2参照)が配設されている。
説明する。図1は、本実施例による磁気ヘッド保護機構
を備えた光ディスク装置1の内部構成を示す平面図であ
る。本装置1は記録及び再生に用いられる小型の携帯用
民生機器であり、装置1の内部には、情報が記録・再生
される光ディスク2が装填され、この光ディスク2はス
ピンドルモータ(不図示)によって矢印A方向に回転駆
動される。光ディスク2の上面側には、外部磁界を与え
るための磁気ヘッド3が配設されている。この磁気ヘッ
ド3は、磁気ヘッド支持アーム3aによって支持され、
動作時には、回転する光ディスク2の保護膜面2aに接
触した状態でへッド送り機構6により光ディスク2の径
方向(矢印B方向)にシーク移動される。また、磁気ヘ
ッド3は、光ディスク2と接触した状態から退避した状
態に変化しうるよう設けられている。また、光ディスク
2の下面側には、光ディスク2を挟んで磁気ヘッド3と
対応する位置に、光ディスク2に光ビームをスポット照
射する光学ヘッド7(図2参照)が配設されている。
【0007】一方、光ディスク2の保護膜面2aに、装
置1の外部から侵入した塵埃等の微小な異物が付着して
いたり、製造過程で発生した微小な突起物があると、磁
気ヘッド3のシーク動作中に、これらの異物又は突起物
が保護膜面と磁気ヘッド3との間に噛み込んでしまい、
光ディスク2や磁気ヘッド3が損傷したり、異常振動に
より光ディスク2が揺れ、記録エラーとなるなどの様々
な障害が発生することがある。そこで、本発明では、光
ディスク2の保護膜面の状態を予め検知し、必要に応じ
て磁気ヘッド3を光ディスク2から退避させるためのガ
イド部4を設けている。このガイド部4は、磁気ヘッド
3の光ディスク回転方向前方に連結アーム5を介在して
設けられ、装置の動作時に光ディスク2の保護膜面2a
と接触している。
置1の外部から侵入した塵埃等の微小な異物が付着して
いたり、製造過程で発生した微小な突起物があると、磁
気ヘッド3のシーク動作中に、これらの異物又は突起物
が保護膜面と磁気ヘッド3との間に噛み込んでしまい、
光ディスク2や磁気ヘッド3が損傷したり、異常振動に
より光ディスク2が揺れ、記録エラーとなるなどの様々
な障害が発生することがある。そこで、本発明では、光
ディスク2の保護膜面の状態を予め検知し、必要に応じ
て磁気ヘッド3を光ディスク2から退避させるためのガ
イド部4を設けている。このガイド部4は、磁気ヘッド
3の光ディスク回転方向前方に連結アーム5を介在して
設けられ、装置の動作時に光ディスク2の保護膜面2a
と接触している。
【0008】次に、上記ガイド部4による磁気ヘッド保
護機構の構成及び動作を図2を参照して説明する。ガイ
ド部4と連結アーム5は樹脂、ゴム等の可撓性又は弾性
材料で作成され、特に、連結アーム5には2箇所の屈曲
点が設けられており、ガイド部4から押圧力を受ける
と、その屈曲点で曲って姿勢が変形し、磁気ヘッド3を
光ディスク2に接触した状態から退避させるよう作用す
るものである。また、光ディスク2の下面側に配設され
た光学ヘッド7は、支持アーム7aにより支持されてお
り、磁気ヘッド3と一体一の関係で動作して光ディスク
2に光ビーム8を照射し、記録・再生動作する。
護機構の構成及び動作を図2を参照して説明する。ガイ
ド部4と連結アーム5は樹脂、ゴム等の可撓性又は弾性
材料で作成され、特に、連結アーム5には2箇所の屈曲
点が設けられており、ガイド部4から押圧力を受ける
と、その屈曲点で曲って姿勢が変形し、磁気ヘッド3を
光ディスク2に接触した状態から退避させるよう作用す
るものである。また、光ディスク2の下面側に配設され
た光学ヘッド7は、支持アーム7aにより支持されてお
り、磁気ヘッド3と一体一の関係で動作して光ディスク
2に光ビーム8を照射し、記録・再生動作する。
【0009】上記構成において、装置1に光ディスク2
が装填され、スピンドルモータによる回転駆動が始まる
と、図2(a)に示すように矢印A方向に光ディスク2
が移動する。磁気ヘッド3は、光ディスク2の保護膜面
と接しているガイド部4により、実際には保護膜面と若
干の隙間を保った状態で動作し、磁気ヘッド3自体は保
護膜面の影響をほとんど受けなくて済むようになってい
る。ところが、光ディスク2の保護膜面に強く付着した
ような異物10があった場合には、これがガイド部4の
先端に当たり、ガイド部4が矢印F1の力で回転方向A
に押される。このF1の力で押されたことにより、ガイ
ド部4と磁気ヘッド3との連結アーム5に設けられた屈
曲点が折れ曲がり、その結果、磁気ヘッド3には上方へ
向かう矢印F2の力が加わり、磁気ヘッド3は持ち上げ
られる。これにより、磁気ヘッド3と光ディスク2の保
護膜面との隙間が増大し、異物10との接触が回避され
る。
が装填され、スピンドルモータによる回転駆動が始まる
と、図2(a)に示すように矢印A方向に光ディスク2
が移動する。磁気ヘッド3は、光ディスク2の保護膜面
と接しているガイド部4により、実際には保護膜面と若
干の隙間を保った状態で動作し、磁気ヘッド3自体は保
護膜面の影響をほとんど受けなくて済むようになってい
る。ところが、光ディスク2の保護膜面に強く付着した
ような異物10があった場合には、これがガイド部4の
先端に当たり、ガイド部4が矢印F1の力で回転方向A
に押される。このF1の力で押されたことにより、ガイ
ド部4と磁気ヘッド3との連結アーム5に設けられた屈
曲点が折れ曲がり、その結果、磁気ヘッド3には上方へ
向かう矢印F2の力が加わり、磁気ヘッド3は持ち上げ
られる。これにより、磁気ヘッド3と光ディスク2の保
護膜面との隙間が増大し、異物10との接触が回避され
る。
【0010】上記実施例では、ガイド部4及び連結アー
ム5を一体とし、ポリプロピレンの削り出しにより作製
した。また、この連結アーム5の屈曲点の厚みを変更す
ることで、磁気ヘッド3の浮上に必要な力(ガイド部4
に加わる摩擦力)を制御することが可能である。また、
ガイド部4が光ディスク2上の異物10に当たって、磁
気ヘッド3が動作中に一時的に退避動作すると、トラッ
キングエラーとなるが、その場合は、再度の記録動作を
行うように装置を構成しておく。この再度の記録動作を
何回か行っても正常に記録できない場合は、エラー処理
を行えばよい。また、記録動作中には磁気ヘッド3を光
ディスク2に接触させておくための力が付与されてお
り、この力の大きさを適宜に調整しておくことで、磁気
ヘッド3が一時的退避のために浮上した後に再び元の位
置に戻る動作の応答速度は適切に設定できる。また、上
記では、磁気ヘッド3が光ディスク2に接触した方式に
ついて説明したが、磁気ヘッド3が光ディスク2に近接
して配置される装置についても同様に適用できる。
ム5を一体とし、ポリプロピレンの削り出しにより作製
した。また、この連結アーム5の屈曲点の厚みを変更す
ることで、磁気ヘッド3の浮上に必要な力(ガイド部4
に加わる摩擦力)を制御することが可能である。また、
ガイド部4が光ディスク2上の異物10に当たって、磁
気ヘッド3が動作中に一時的に退避動作すると、トラッ
キングエラーとなるが、その場合は、再度の記録動作を
行うように装置を構成しておく。この再度の記録動作を
何回か行っても正常に記録できない場合は、エラー処理
を行えばよい。また、記録動作中には磁気ヘッド3を光
ディスク2に接触させておくための力が付与されてお
り、この力の大きさを適宜に調整しておくことで、磁気
ヘッド3が一時的退避のために浮上した後に再び元の位
置に戻る動作の応答速度は適切に設定できる。また、上
記では、磁気ヘッド3が光ディスク2に接触した方式に
ついて説明したが、磁気ヘッド3が光ディスク2に近接
して配置される装置についても同様に適用できる。
【0011】なお、上記実施例では、可撓性又は弾性材
料の特性を生かした磁気ヘッド保護機構を説明したが、
光学センサーや圧力センサーによる異物検出、あるいは
バネ等を利用した機械式昇降機構などで構成することも
可能である。光学センサーや圧力センサーを用いる場合
は、磁気ヘッド3の光ディスク回転方向前面にこれらセ
ンサーを搭載し、これらセンサーが前方に異物を検出し
た時に、磁気ヘッド昇降用の機構を作動させて磁気ヘッ
ド3を上昇させればよい。
料の特性を生かした磁気ヘッド保護機構を説明したが、
光学センサーや圧力センサーによる異物検出、あるいは
バネ等を利用した機械式昇降機構などで構成することも
可能である。光学センサーや圧力センサーを用いる場合
は、磁気ヘッド3の光ディスク回転方向前面にこれらセ
ンサーを搭載し、これらセンサーが前方に異物を検出し
た時に、磁気ヘッド昇降用の機構を作動させて磁気ヘッ
ド3を上昇させればよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の光ディスク装置の
磁気ヘッド保護装置によれば、磁気ヘッドを光ディスク
に接触又は近接した方式にあって、磁気ヘッド前方の光
ディスク表面に外部から侵入した異物や突起等があった
とき、磁気ヘッドを光ディスク表面から一時的に退避さ
せるようにしているので、磁気ヘッドと光ディスクの間
に異物や突起を噛み込んで光ディスクや磁気ヘッドの接
触面を傷付けるといったことが防止できる。また、この
ような保護のための機構自体も単純な構成であり、既存
の光ディスク装置に簡単な機構を付加するだけで実現で
きる。
磁気ヘッド保護装置によれば、磁気ヘッドを光ディスク
に接触又は近接した方式にあって、磁気ヘッド前方の光
ディスク表面に外部から侵入した異物や突起等があった
とき、磁気ヘッドを光ディスク表面から一時的に退避さ
せるようにしているので、磁気ヘッドと光ディスクの間
に異物や突起を噛み込んで光ディスクや磁気ヘッドの接
触面を傷付けるといったことが防止できる。また、この
ような保護のための機構自体も単純な構成であり、既存
の光ディスク装置に簡単な機構を付加するだけで実現で
きる。
【図1】本発明の一実施例による磁気ヘッド保護装置を
備えた光ディスク装置の平面構成図である。
備えた光ディスク装置の平面構成図である。
【図2】(a)は上記磁気ヘッド保護装置における磁気
ヘッドが退避する前の状態を示す図、(b)は磁気ヘッ
ドが退避後の状態を示す図である。
ヘッドが退避する前の状態を示す図、(b)は磁気ヘッ
ドが退避後の状態を示す図である。
2 光ディスク 3 磁気ヘッド 4 ガイド部 10 異物
Claims (1)
- 【請求項1】 光ディスクに光ビームを照射する光学ヘ
ッドと、前記光ディスクに接触又は近接した状態で磁界
を加える磁気ヘッドとを備え、前記光ビームと磁界の作
用により、前記光ディスクにパターンを形成して情報を
記録する光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置におい
て、 前記磁気ヘッドは前記光ディスクに接触又は近接した状
態から退避可能に設けられており、かつ、前記光ディス
クの回転方向に対して前記磁気ヘッド前方の光ディスク
表面に異物や突起が存在したとき、これを検知すると共
に前記磁気ヘッドを前記光ディスクの表面から一時的に
退避させるガイド手段を備えたことを特徴とする光ディ
スク装置の磁気ヘッド保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499893A JPH0757323A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499893A JPH0757323A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0757323A true JPH0757323A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16665014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21499893A Withdrawn JPH0757323A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 光ディスク装置の磁気ヘッド保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757323A (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP21499893A patent/JPH0757323A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |