JPH0755713Y2 - ディスク自動交換装置のディスク引出機構 - Google Patents
ディスク自動交換装置のディスク引出機構Info
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- JPH0755713Y2 JPH0755713Y2 JP1987138841U JP13884187U JPH0755713Y2 JP H0755713 Y2 JPH0755713 Y2 JP H0755713Y2 JP 1987138841 U JP1987138841 U JP 1987138841U JP 13884187 U JP13884187 U JP 13884187U JP H0755713 Y2 JPH0755713 Y2 JP H0755713Y2
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- JP
- Japan
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- magazine
- lever
- pull
- holder
- disc
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Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ディスク自動交換装置付ディスク再生装置における、複
数のディスクを収納するマガジンから再生装置へのディ
スクの引出時に、マガジン側面に突出するディスク引出
用のマガジンレバーを、ホルダ側面に設けられた引出レ
バーでディスク引出側に移動させ、マガジンレバーの復
帰はホルダ底部に設けられた揺動板に突設された柱で行
うようにした引出機構である。
数のディスクを収納するマガジンから再生装置へのディ
スクの引出時に、マガジン側面に突出するディスク引出
用のマガジンレバーを、ホルダ側面に設けられた引出レ
バーでディスク引出側に移動させ、マガジンレバーの復
帰はホルダ底部に設けられた揺動板に突設された柱で行
うようにした引出機構である。
本考案はディスク自動交換装置付ディスク再生装置の、
マガジンから再生装置へのディスク引出機構に関する。
マガジンから再生装置へのディスク引出機構に関する。
近年、コンパクトディスク(以後CDという)等のディス
ク再生装置の普及が著しく、これに伴って何枚ものディ
スクを連続演奏可能な装置が実用化されている。このよ
うな連続演奏可能なディスク再生装置にはディスク自動
交換装置が設けられており、複数枚のディスクを収納し
たマガジン内のディスクを、再生装置に供給あるいは再
生装置内のディスクと交換する。このようなディスク自
動交換装置においては、マガジン側から確実に所望のデ
ィスクを再生装置側に供給することが望まれている。
ク再生装置の普及が著しく、これに伴って何枚ものディ
スクを連続演奏可能な装置が実用化されている。このよ
うな連続演奏可能なディスク再生装置にはディスク自動
交換装置が設けられており、複数枚のディスクを収納し
たマガジン内のディスクを、再生装置に供給あるいは再
生装置内のディスクと交換する。このようなディスク自
動交換装置においては、マガジン側から確実に所望のデ
ィスクを再生装置側に供給することが望まれている。
従来、何枚ものディスクを連続演奏可能なディスク自動
交換装置付ディスク再生装置、例えば、CDの連続演奏装
置では、第6図に示すようにディスク再生装置1のディ
スク挿入口11の隣接位置に、昇降可能なホルダ2を備え
たディスク自動交換装置10が設けられている。そして、
複数枚のディスク33を収納したマガジン3をこのホルダ
2に装填した後、ホルダ2を自動交換装填10の昇降装填
7によって昇降させ、所望のディスクを再生装置1に供
給あるいは再生装置内のディスクと交換している。
交換装置付ディスク再生装置、例えば、CDの連続演奏装
置では、第6図に示すようにディスク再生装置1のディ
スク挿入口11の隣接位置に、昇降可能なホルダ2を備え
たディスク自動交換装置10が設けられている。そして、
複数枚のディスク33を収納したマガジン3をこのホルダ
2に装填した後、ホルダ2を自動交換装填10の昇降装填
7によって昇降させ、所望のディスクを再生装置1に供
給あるいは再生装置内のディスクと交換している。
第6図において31はマガジン3に取り付けられたCD引き
出し用のマガジンレバー、4はホルダ2に設けられた前
記マガジンレバー31をディスク再生装置1側に移動させ
る引出レバー、5はディスク再生装置1からディスクを
マガジン3内に排出するディスク排出機構、6はマガジ
ン3をホルダ2内にロックするロック機構である。
出し用のマガジンレバー、4はホルダ2に設けられた前
記マガジンレバー31をディスク再生装置1側に移動させ
る引出レバー、5はディスク再生装置1からディスクを
マガジン3内に排出するディスク排出機構、6はマガジ
ン3をホルダ2内にロックするロック機構である。
前記ホルダ2の昇降装置7としては、例えば、第7図に
示すように、底部に太陽歯車71と衛星歯車72によって同
一方向に回転する複数本のスクリュ73を突設し、このス
クリュ73にホルダ2に設けたブラケット21をそれぞれ螺
合させたもので良い。そして、前記太陽歯車71を減速歯
車74,75を介してモータ76に接続し、モータ76を回転さ
せればスクリュ73が回転し、ホルダ2が昇降する。
示すように、底部に太陽歯車71と衛星歯車72によって同
一方向に回転する複数本のスクリュ73を突設し、このス
クリュ73にホルダ2に設けたブラケット21をそれぞれ螺
合させたもので良い。そして、前記太陽歯車71を減速歯
車74,75を介してモータ76に接続し、モータ76を回転さ
せればスクリュ73が回転し、ホルダ2が昇降する。
以上のように構成されたCDの連続演奏装置では、マガジ
ン3内にあるディスク33をディスク再生装置1に引き出
す場合に、ホルダ2の側面に設けられた引出レバーをデ
ィスク再生装置1側に移動させ、マガジン3内のディス
ク33の所望の一枚をディスク再生装置1側に引き出して
いた。
ン3内にあるディスク33をディスク再生装置1に引き出
す場合に、ホルダ2の側面に設けられた引出レバーをデ
ィスク再生装置1側に移動させ、マガジン3内のディス
ク33の所望の一枚をディスク再生装置1側に引き出して
いた。
この引出レバー4及びマガジンレバー31の構成および動
作を第8図に用いて説明する。
作を第8図に用いて説明する。
第8図(a)はマガジンレバー31および従来の引出レバ
ー4の構成を示すものである。マガジン3内には複数枚
のディスク33が収納されており、その一枚一枚のディス
ク33毎にマガジンレバー31が設けられている。このマガ
ジンレバー31はディスク33の周縁部に当接してこれを押
す弧状の凹部を有する引出片311と、この引出片311をマ
ガジン3の側面に沿って平行に移動させるガイド312
と、マガジンレバー31がマガジン3の外部に露出するよ
うにガイド312に突設された係合突起313から構成されて
いる。引出レバー4は移動板41と、この移動板41上に突
設された引出突起42とから構成されており、引出突起42
の自由端は略コ字状に形成されている。引出突起42は同
時に2つのマガジンレバー31に係合しない程度の厚さに
形成されており、前記コ字状の自由端内に前記マガジン
レバー31の係合突起313の自由端が挿入されている。な
お、第8図(a)には前記移動板41の駆動機構は示され
ていない。
ー4の構成を示すものである。マガジン3内には複数枚
のディスク33が収納されており、その一枚一枚のディス
ク33毎にマガジンレバー31が設けられている。このマガ
ジンレバー31はディスク33の周縁部に当接してこれを押
す弧状の凹部を有する引出片311と、この引出片311をマ
ガジン3の側面に沿って平行に移動させるガイド312
と、マガジンレバー31がマガジン3の外部に露出するよ
うにガイド312に突設された係合突起313から構成されて
いる。引出レバー4は移動板41と、この移動板41上に突
設された引出突起42とから構成されており、引出突起42
の自由端は略コ字状に形成されている。引出突起42は同
時に2つのマガジンレバー31に係合しない程度の厚さに
形成されており、前記コ字状の自由端内に前記マガジン
レバー31の係合突起313の自由端が挿入されている。な
お、第8図(a)には前記移動板41の駆動機構は示され
ていない。
マガジン3内の所望の一枚のディスク33を引き出す際
は、前述の昇降装置7によってホルダ2を昇降させ、引
き出すべきディスク33のマガジンレバー31の係合突起31
3が前記引出突起42のコ字状自由端内に位置するように
する。そして、この状態で図示しない駆動機構により移
動板41をディスク再生装置1側に移動させれば、第8図
(b)に示すようにマガジンレバー31によってディスク
33が引き出され、ディスク33は図示しない搬送機構によ
りディスク再生装置1内に引き込まれる。
は、前述の昇降装置7によってホルダ2を昇降させ、引
き出すべきディスク33のマガジンレバー31の係合突起31
3が前記引出突起42のコ字状自由端内に位置するように
する。そして、この状態で図示しない駆動機構により移
動板41をディスク再生装置1側に移動させれば、第8図
(b)に示すようにマガジンレバー31によってディスク
33が引き出され、ディスク33は図示しない搬送機構によ
りディスク再生装置1内に引き込まれる。
以上のようにして、所望のディスク33がディスク再生装
置1内に引き込まれた後は、マガジンレバー31は再び引
出レバー4によってディスク33を引き出す前の元の位置
まで戻される。この状態が第8図(c)である。なお、
再生が終了したディスク33は図示しない排出機構によっ
てマガジン3の元の位置に戻される。
置1内に引き込まれた後は、マガジンレバー31は再び引
出レバー4によってディスク33を引き出す前の元の位置
まで戻される。この状態が第8図(c)である。なお、
再生が終了したディスク33は図示しない排出機構によっ
てマガジン3の元の位置に戻される。
ところが、以上のように構成された従来のディスク自動
交換装置のディスク引出機構では、マガジンレバー31が
駆動機構によって元の位置に戻された時は、必ず第8図
(c)に示す状態になり、マガジンレバー31の係合突起
313は引出レバー4のコ字状の引出突起42に接触状態の
ままとなる。すると、この後に別のディスク33を選択し
ようとしてホルダ2が昇降すると、一度ディスク33が引
き出されたことがある場所のマガジンレバー31の係合突
起313と引出レバー4の引出突起42とは必ず接触するこ
とになり、振動等の影響でマガジンレバー31の位置がデ
ィスク再生装置1側にずれているような場合は、ホルダ
2の昇降によりマガジンレバー31と引出レバー4とが衝
突して、どちらかが破損するという危険性があるという
問題点がある。
交換装置のディスク引出機構では、マガジンレバー31が
駆動機構によって元の位置に戻された時は、必ず第8図
(c)に示す状態になり、マガジンレバー31の係合突起
313は引出レバー4のコ字状の引出突起42に接触状態の
ままとなる。すると、この後に別のディスク33を選択し
ようとしてホルダ2が昇降すると、一度ディスク33が引
き出されたことがある場所のマガジンレバー31の係合突
起313と引出レバー4の引出突起42とは必ず接触するこ
とになり、振動等の影響でマガジンレバー31の位置がデ
ィスク再生装置1側にずれているような場合は、ホルダ
2の昇降によりマガジンレバー31と引出レバー4とが衝
突して、どちらかが破損するという危険性があるという
問題点がある。
本考案の目的は前記従来のディスク自動交換装置のディ
スク引出機構の有する問題点を解消し、マガジンレバー
のディスク引出方向への移動と、マガジンレバーの元の
位置への復帰移動とをそれぞれ別の部材によって行わ
せ、ホルダの昇降によってマガジンレバーと引出レバー
とが決して衝突せず、両者の衝突による破損を防止する
ことができる優れたディスク自動交換装置のディスク引
出機構を提供することにある。
スク引出機構の有する問題点を解消し、マガジンレバー
のディスク引出方向への移動と、マガジンレバーの元の
位置への復帰移動とをそれぞれ別の部材によって行わ
せ、ホルダの昇降によってマガジンレバーと引出レバー
とが決して衝突せず、両者の衝突による破損を防止する
ことができる優れたディスク自動交換装置のディスク引
出機構を提供することにある。
前記目的を達成する本考案のディスク自動交換装置のデ
ィスク引出機構は、複数のディスク収納部毎にディスク
引出用のマガジンレバーが設けられたマガジンから、所
望のディスクをディスク再生装置に自動的に供給あるい
は交換するディスク自動交換装置のディスク引出機構で
あって、前記マガジンを収納するホルダの前記マガジン
レバーに対向する面に設けられ、駆動機構によりホルダ
の側面上をマガジンレバーの移動方向にスライド可能な
引出レバーと、前記ホルダの底部に一端が揺動可能に軸
支され、前記マガジンレバー側の他端には、前記ホルダ
の天井板近傍まで伸びる柱が突設された揺動板とを備
え、この揺動板は、前記マガジンがホルダに挿入された
状態で、前記柱が前記マガジンレバーの全てに当接して
これらの位置を規定するように、ディスク引出方向の逆
方向に付勢されており、前記引出レバーの一端には、デ
ィスク引き出し方向に移動した時のみ前記マガジンレバ
ーの一つに係合してこれを移動させることができる、前
記マガジンレバー側に折り曲げられた爪を有することを
特徴としている。
ィスク引出機構は、複数のディスク収納部毎にディスク
引出用のマガジンレバーが設けられたマガジンから、所
望のディスクをディスク再生装置に自動的に供給あるい
は交換するディスク自動交換装置のディスク引出機構で
あって、前記マガジンを収納するホルダの前記マガジン
レバーに対向する面に設けられ、駆動機構によりホルダ
の側面上をマガジンレバーの移動方向にスライド可能な
引出レバーと、前記ホルダの底部に一端が揺動可能に軸
支され、前記マガジンレバー側の他端には、前記ホルダ
の天井板近傍まで伸びる柱が突設された揺動板とを備
え、この揺動板は、前記マガジンがホルダに挿入された
状態で、前記柱が前記マガジンレバーの全てに当接して
これらの位置を規定するように、ディスク引出方向の逆
方向に付勢されており、前記引出レバーの一端には、デ
ィスク引き出し方向に移動した時のみ前記マガジンレバ
ーの一つに係合してこれを移動させることができる、前
記マガジンレバー側に折り曲げられた爪を有することを
特徴としている。
本考案のディスク自動交換装置のディスク引出機構によ
れば、マガジン内のディスクの再生装置への引き出し
は、ホルダの側面に設けた引出レバーによってマガジン
のマガジンレバーを移動させることによって行い、マガ
ジンレバーの元の位置への復帰は、ホルダの底部に設け
られた揺動板の端部にある全マガジンレバーの突起に係
合する柱によって行う。この結果、ディスクを選択する
ためにホルダが昇降しても引出レバーとマガジンレバー
の衝突が生じない。
れば、マガジン内のディスクの再生装置への引き出し
は、ホルダの側面に設けた引出レバーによってマガジン
のマガジンレバーを移動させることによって行い、マガ
ジンレバーの元の位置への復帰は、ホルダの底部に設け
られた揺動板の端部にある全マガジンレバーの突起に係
合する柱によって行う。この結果、ディスクを選択する
ためにホルダが昇降しても引出レバーとマガジンレバー
の衝突が生じない。
以下添付図面を用いて本考案の一実施例を詳細に説明す
るが、従来と同じ構成部品については従来と同じ符号を
付して説明する。
るが、従来と同じ構成部品については従来と同じ符号を
付して説明する。
第1図から第3図は本考案のディスク自動交換装置のデ
ィスク引出機構の概略構成を示すものであり、第6図の
自動交換装置10の詳細を示すものである。そして、第1
図はホルダ2にマガジン3が装填される前の状態であ
り、第2図はホルダ2がマガジン3に装填された状態で
あり、第3図は第2図のA矢視図である。
ィスク引出機構の概略構成を示すものであり、第6図の
自動交換装置10の詳細を示すものである。そして、第1
図はホルダ2にマガジン3が装填される前の状態であ
り、第2図はホルダ2がマガジン3に装填された状態で
あり、第3図は第2図のA矢視図である。
第1図および第6図に示すように、マガジン3内には複
数枚のディスク33が収納されており、その一枚一枚のデ
ィスク33毎にマガジンレバー31が設けられている。この
マガジンレバー31はディスク33の周縁部に当接してこれ
を押す弧状の凹部を有する引出片311と、この引出片311
をマガジン3の側面に沿って平行に移動させるガイド31
2と、マガジン3の外部に露出するようにガイド312に突
設された係合突起313から構成されている。また、マガ
ジン3の底面30には、マガジン3のホルダ2内への装填
が完了した時点で、マガジン3がホルダ2にロックされ
るための鉤状のロック溝32が設けられている。
数枚のディスク33が収納されており、その一枚一枚のデ
ィスク33毎にマガジンレバー31が設けられている。この
マガジンレバー31はディスク33の周縁部に当接してこれ
を押す弧状の凹部を有する引出片311と、この引出片311
をマガジン3の側面に沿って平行に移動させるガイド31
2と、マガジン3の外部に露出するようにガイド312に突
設された係合突起313から構成されている。また、マガ
ジン3の底面30には、マガジン3のホルダ2内への装填
が完了した時点で、マガジン3がホルダ2にロックされ
るための鉤状のロック溝32が設けられている。
ホルダ2の底面20の裏面には第6図に示す位置にスライ
ド板22、スライド板22に軸支された揺動板33、ロックレ
バー24及びロック回路レバー25からなるロック機構6が
設けられている。
ド板22、スライド板22に軸支された揺動板33、ロックレ
バー24及びロック回路レバー25からなるロック機構6が
設けられている。
スライド板22には、底面20に突設された2本のピン201,
202およびピン203にそれぞれ係合する長穴221と222と、
底面20に開けられた開口206からホルダ2の内部に突出
する端板223が設けられている。また、スライド板22と
底面20との間に掛け渡されたばね224によってマガジン
3の挿入孔200方向に付勢されている。そして、スライ
ド板22は挿入孔200からマガジン3がホルダ2内に挿入
され、マガジン3の端部が端板223に当接すると、マガ
ジン3の挿入方向に移動する。。
202およびピン203にそれぞれ係合する長穴221と222と、
底面20に開けられた開口206からホルダ2の内部に突出
する端板223が設けられている。また、スライド板22と
底面20との間に掛け渡されたばね224によってマガジン
3の挿入孔200方向に付勢されている。そして、スライ
ド板22は挿入孔200からマガジン3がホルダ2内に挿入
され、マガジン3の端部が端板223に当接すると、マガ
ジン3の挿入方向に移動する。。
スライド板22にピン225で軸支された揺動板23には長穴2
31とガイド穴232がある。長穴231はピン225を中心とす
る円弧状でスライド板22に突設されたピン226に係合し
ている。一方、ガイド穴232は、底面20に突設されたピ
ン204に係合しており、マガジン3の挿入によってスラ
イド板22がホルダ2の内部方向に移動すると揺動板23を
スライド板22から離す方向に回転させるような斜めの部
分と、マガジン3のホルダ2への装填が終了した時点で
揺動板23がピン225を中心にして回転できるための遊び
の部分を備えた形状をしている。また、揺動板23の自由
端側には、底面20に開けられた開口207からホルダ2の
内部に突出する柱状板233が設けられている。この柱状
板233はホルダ2の天井板近傍まで延長され、ホルダ2
内に挿入されるマガジン3に設けられたマガジンレバー
31の全てに届くようになっている。更に、揺動板23はス
ライド板22との間に掛け渡された巻ばね234によって、
スライド板22から離れる方向に付勢されている。
31とガイド穴232がある。長穴231はピン225を中心とす
る円弧状でスライド板22に突設されたピン226に係合し
ている。一方、ガイド穴232は、底面20に突設されたピ
ン204に係合しており、マガジン3の挿入によってスラ
イド板22がホルダ2の内部方向に移動すると揺動板23を
スライド板22から離す方向に回転させるような斜めの部
分と、マガジン3のホルダ2への装填が終了した時点で
揺動板23がピン225を中心にして回転できるための遊び
の部分を備えた形状をしている。また、揺動板23の自由
端側には、底面20に開けられた開口207からホルダ2の
内部に突出する柱状板233が設けられている。この柱状
板233はホルダ2の天井板近傍まで延長され、ホルダ2
内に挿入されるマガジン3に設けられたマガジンレバー
31の全てに届くようになっている。更に、揺動板23はス
ライド板22との間に掛け渡された巻ばね234によって、
スライド板22から離れる方向に付勢されている。
ロックレバー24はホルダ2の裏面に、底面20に突設され
たピン205に軸支されて取り付けられており、底面20に
突設されたガイドピン209と、ガイド溝241で規制される
範囲でピン205を中心にして揺動する。ロックレバー24
の自由端側にはロックピン242と係合突起243があり、ロ
ックピン242は底面20に開けられた開口208からホルダ2
内に突出しており、係合突起243は後述するロック解除
レバー25に係合するようになっている。また、ロックレ
バー24は底面20との間に掛け渡された吸引ばね244によ
り付勢されている。このロックレバー24はホルダ2の奥
側に設けられており、マガジン3がホルダ2に完全に装
填された時点で、マガジン3のロック溝32にロックピン
202が係合してマガジン3をホルダ2内にロックするよ
うになっている。
たピン205に軸支されて取り付けられており、底面20に
突設されたガイドピン209と、ガイド溝241で規制される
範囲でピン205を中心にして揺動する。ロックレバー24
の自由端側にはロックピン242と係合突起243があり、ロ
ックピン242は底面20に開けられた開口208からホルダ2
内に突出しており、係合突起243は後述するロック解除
レバー25に係合するようになっている。また、ロックレ
バー24は底面20との間に掛け渡された吸引ばね244によ
り付勢されている。このロックレバー24はホルダ2の奥
側に設けられており、マガジン3がホルダ2に完全に装
填された時点で、マガジン3のロック溝32にロックピン
202が係合してマガジン3をホルダ2内にロックするよ
うになっている。
ロック解除レバー25はホルダ2の隅に設けられており、
底面20に設けられたピン210,211とロック解除レバー25
に設けられた長穴251,252によりホルダ2の側面に平行
に移動するようになっている。ロック解除レバー25は前
述の移動方向の両側に係合突起253,254を備えている。
係合突起253は、ロック解除レバー25の左方への最終移
動位置で前記ロックレバー24の係合突起243に係合する
ようになっており、係合突起254はホルダ2の側面から
外に突出するようになっている。
底面20に設けられたピン210,211とロック解除レバー25
に設けられた長穴251,252によりホルダ2の側面に平行
に移動するようになっている。ロック解除レバー25は前
述の移動方向の両側に係合突起253,254を備えている。
係合突起253は、ロック解除レバー25の左方への最終移
動位置で前記ロックレバー24の係合突起243に係合する
ようになっており、係合突起254はホルダ2の側面から
外に突出するようになっている。
ホルダ2のマガジン挿入孔200に対向する面の外側には
引出レバー4が設けられている。引出レバー4には第2
図および第3図に示すように、移動板42の両側にホルダ
2方向に曲げられた第1の爪43および第2の爪44が設け
られている。第1の爪43はホルダ2内に突出しており、
マガジン3がホルダ2に装填された状態でマガジンレバ
ー31の係合突起313に届くようになっている。また、移
動板42には、ホルダ2の側面に突設された2つのピン2
6,27に係合する2つの長穴45,46が備えられており、引
出レバー4はこの長穴45,46にガイドされてホルダ2の
側面に平行に移動することができるようになっている。
更に、移動板42の上部にはラック47が取り付けられてお
り、このラック47は、減速歯車51,52,53を介してホルダ
2の側面に設置されたモータ50に連絡されている。
引出レバー4が設けられている。引出レバー4には第2
図および第3図に示すように、移動板42の両側にホルダ
2方向に曲げられた第1の爪43および第2の爪44が設け
られている。第1の爪43はホルダ2内に突出しており、
マガジン3がホルダ2に装填された状態でマガジンレバ
ー31の係合突起313に届くようになっている。また、移
動板42には、ホルダ2の側面に突設された2つのピン2
6,27に係合する2つの長穴45,46が備えられており、引
出レバー4はこの長穴45,46にガイドされてホルダ2の
側面に平行に移動することができるようになっている。
更に、移動板42の上部にはラック47が取り付けられてお
り、このラック47は、減速歯車51,52,53を介してホルダ
2の側面に設置されたモータ50に連絡されている。
次に、以上のように構成された本考案のディスク自動交
換装置のディスク引出機構の動作を説明する。
換装置のディスク引出機構の動作を説明する。
ディスク自動交換装置10のホルダ2内にマガジン3が完
全に装填され、マガジン3のロック溝32がホルダ2のロ
ックレバー24のロックピン242にロックされると第2図
に示す状態になる。この状態では、マガジン3のマガジ
ンレバー31の係合突起313は全て揺動板23の端部に突設
された柱状板233に付勢された状態で縦方向に一列に並
んでおり、係合突起313から少し離れた位置に引出レバ
ー4の第1の爪43が位置している。
全に装填され、マガジン3のロック溝32がホルダ2のロ
ックレバー24のロックピン242にロックされると第2図
に示す状態になる。この状態では、マガジン3のマガジ
ンレバー31の係合突起313は全て揺動板23の端部に突設
された柱状板233に付勢された状態で縦方向に一列に並
んでおり、係合突起313から少し離れた位置に引出レバ
ー4の第1の爪43が位置している。
この状態を、第2図から主要部品のみを取り出して示し
たものが第4図(a)である。再生するディスク33に応
じてホルダ2が昇降し、引き出すべきディスク33が引き
出し位置に来ると、モータ50が回転し、減速歯車51,52,
53およびラック47を介して引出レバー4が第4図(a)
の矢印B方向に移動する。
たものが第4図(a)である。再生するディスク33に応
じてホルダ2が昇降し、引き出すべきディスク33が引き
出し位置に来ると、モータ50が回転し、減速歯車51,52,
53およびラック47を介して引出レバー4が第4図(a)
の矢印B方向に移動する。
引出レバー4が矢印B方向に移動すると、やがて第1の
爪43がマガジンレバー31の係合突起313に当接し、これ
を押して移動させる。マガジンレバー31が移動すると、
第5図に示すようにマガジン3内のディスク33がマガジ
ンレバー31に押されてディスク再生装置1側に引き出さ
れ、同様に係合突起313に接触している柱状板233が係合
突起313に押され、この結果揺動板23がピン225を中心に
して回転する。
爪43がマガジンレバー31の係合突起313に当接し、これ
を押して移動させる。マガジンレバー31が移動すると、
第5図に示すようにマガジン3内のディスク33がマガジ
ンレバー31に押されてディスク再生装置1側に引き出さ
れ、同様に係合突起313に接触している柱状板233が係合
突起313に押され、この結果揺動板23がピン225を中心に
して回転する。
マガジンレバー31が最終位置(第4図(b)に示す位置
および第5図に示す二点鎖線位置)まで移動すると、マ
ガジン3内のディスク33は図示しない搬送機構によって
ディスク再生装置1内に引き込まれ、再生される。
および第5図に示す二点鎖線位置)まで移動すると、マ
ガジン3内のディスク33は図示しない搬送機構によって
ディスク再生装置1内に引き込まれ、再生される。
この後、前記モータ50が逆回転して引出レバー4のみを
元の位置まで戻すが、前述のように揺動板23は巻ばね23
4によってスライド板22から離れる方向に付勢されてい
るので、揺動板23はマガジンレバー31を押し戻しながら
第4図(a)の位置まで戻る。
元の位置まで戻すが、前述のように揺動板23は巻ばね23
4によってスライド板22から離れる方向に付勢されてい
るので、揺動板23はマガジンレバー31を押し戻しながら
第4図(a)の位置まで戻る。
ディスク33の再生が終了し、図示しない排出機構によっ
てディスク33がマガジン3内に戻されると、ホルダ2は
次のディスク33を引き出すべく昇降し、以上説明した動
作が繰り返される。
てディスク33がマガジン3内に戻されると、ホルダ2は
次のディスク33を引き出すべく昇降し、以上説明した動
作が繰り返される。
本考案のディスク自動交換装置のディスク引出機構で
は、マガジンレバー31の引き出しを引出レバー4に設け
た第1の爪43で行い、マガジン3の元の位置への復帰は
マガジンレバー31全てに接触する長さを有する揺動板23
の柱状板233で行うようにしたので、再生するディスク3
3を選択するためにホルダ2が昇降しても、引出レバー
4とマガジンレバー31とが摺動したり、衝突したりし
て、マガジン3が破損することがない。
は、マガジンレバー31の引き出しを引出レバー4に設け
た第1の爪43で行い、マガジン3の元の位置への復帰は
マガジンレバー31全てに接触する長さを有する揺動板23
の柱状板233で行うようにしたので、再生するディスク3
3を選択するためにホルダ2が昇降しても、引出レバー
4とマガジンレバー31とが摺動したり、衝突したりし
て、マガジン3が破損することがない。
以上説明したように、本考案のディスク自動交換装置の
ディスク引出機構では、再生するディスクを選択するた
めにホルダが昇降しても、引出レバーとマガジンレバー
との衝突がなく、マガジンレバーの破損を防止すること
ができるという効果がある。
ディスク引出機構では、再生するディスクを選択するた
めにホルダが昇降しても、引出レバーとマガジンレバー
との衝突がなく、マガジンレバーの破損を防止すること
ができるという効果がある。
第1図は本考案のディスク自動交換装置のディスク引出
機構の構成を示す、マガジンをホルダに装填する前の平
面図、第2図は本考案の引出機構の構成を示す、マガジ
ンをホルダに装填した後の平面図、第3図は第2図A矢
視図、第4図(a)、(b)及び第5図は本考案の装置
の動作を示す説明図、第6図はディスク自動交換装置付
ディスク再生装置の構成を示す斜視図、第7図は第6図
のホルダの昇降装置の一例を示す組立斜視図、第8図
(a)、(b)、(c)は従来の引出機構の構成及び動
作を示す説明図である。 1…ディスク再生装置、2…ホルダ、3…マガジン、5
…排出機構、10…ディスク自動交換装置、11…挿入口、
21…ホルダの底面、23…揺動板、24…ロックレバー、25
…ロック解除レバー、31…マガジンレバー、32…ロック
溝、33…ディスク、41…移動板、42…係合突起、43,44
…爪。
機構の構成を示す、マガジンをホルダに装填する前の平
面図、第2図は本考案の引出機構の構成を示す、マガジ
ンをホルダに装填した後の平面図、第3図は第2図A矢
視図、第4図(a)、(b)及び第5図は本考案の装置
の動作を示す説明図、第6図はディスク自動交換装置付
ディスク再生装置の構成を示す斜視図、第7図は第6図
のホルダの昇降装置の一例を示す組立斜視図、第8図
(a)、(b)、(c)は従来の引出機構の構成及び動
作を示す説明図である。 1…ディスク再生装置、2…ホルダ、3…マガジン、5
…排出機構、10…ディスク自動交換装置、11…挿入口、
21…ホルダの底面、23…揺動板、24…ロックレバー、25
…ロック解除レバー、31…マガジンレバー、32…ロック
溝、33…ディスク、41…移動板、42…係合突起、43,44
…爪。
Claims (2)
- 【請求項1】複数のディスク収納部毎にディスク引出用
のマガジンレバー(31)が設けられたマガジン(3)か
ら、所望のディスク(33)をディスク再生装置(1)に
自動的に供給あるいは交換するディスク自動交換装置
(10)のディスク引出機構であって、 前記マガジン(3)を収納するホルダ(2)の前記マガ
ジンレバー(31)に対向する面に設けられ、駆動機構に
よりホルダ(2)の側面上をマガジンレバー(31)の移
動方向にスライド可能な引出レバー(4)と、 前記ホルダ(2)の底部に一端が揺動可能に軸支され、
前記マガジンレバー(31)側の他端には、前記ホルダ
(2)の天井板近傍まで伸びる柱(233)が突設された
揺動板(23)とを備え、 この揺動板(23)は、前記マガジン(3)がホルダ
(2)に挿入された状態で、前記柱(233)が前記マガ
ジンレバー(31)の全てに当接してこれらの位置を規定
するように、ディスク引出方向の逆方向に付勢されてお
り、 前記引出レバー(4)の一端には、ディスク引き出し方
向に移動した時のみ前記マガジンレバー(31)の一つに
係合してこれを移動させることができる、前記マガジン
レバー(31)側に折り曲げられた爪(43)を有すること
を特徴とするディスク自動交換装置のディスク引出機
構。 - 【請求項2】前記揺動板(23)が、前記ホルダ(2)の
底部に設けられて前記マガジンのホルダ(31)への挿入
と共に前記引出レバー側に移動するスライド板(22)に
軸支されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項に記載のディスク自動交換装置のディスク引出
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138841U JPH0755713Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 | ディスク自動交換装置のディスク引出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138841U JPH0755713Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 | ディスク自動交換装置のディスク引出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6445344U JPS6445344U (ja) | 1989-03-20 |
JPH0755713Y2 true JPH0755713Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31401553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987138841U Expired - Lifetime JPH0755713Y2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 | ディスク自動交換装置のディスク引出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755713Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60256976A (ja) * | 1984-11-08 | 1985-12-18 | Sony Corp | デイスクチエンジヤ付デイスクプレ−ヤ |
-
1987
- 1987-09-12 JP JP1987138841U patent/JPH0755713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60256976A (ja) * | 1984-11-08 | 1985-12-18 | Sony Corp | デイスクチエンジヤ付デイスクプレ−ヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6445344U (ja) | 1989-03-20 |
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