JPH0751670A - 電解水生成器 - Google Patents
電解水生成器Info
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- JPH0751670A JPH0751670A JP5200496A JP20049693A JPH0751670A JP H0751670 A JPH0751670 A JP H0751670A JP 5200496 A JP5200496 A JP 5200496A JP 20049693 A JP20049693 A JP 20049693A JP H0751670 A JPH0751670 A JP H0751670A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 殺菌水等として用いる強酸性イオン水を添加
物なしで、しかも飲料用、農業用等に適した低アルカリ
イオン水と同時に生成することのできる電解水生成器を
提供すること、また添加物なしに殺菌水等として用いる
強酸性イオン水及び飲料用、農業用等に用いる強アルカ
リイオン水を同時に生成することのできる電解水生成器
の提供を目的とする。 【構成】 浄水器4と、浄水器4の下流側に配置され陰
極側吐出管13dと陽極側吐出管11dの2系統の電解
水吐出管を有する第1の電解槽7dと、第1の電解槽7
dの陰極側吐出管13d又は陽極側吐出管11dのいず
れか一方の電解水吐出管が給水路となるように接続され
た陰極側吐出管13eと陽極側吐出管11e等を有する
第2の電解槽7eと、第1の電解槽7dへの給水量を調
節する流量調節部22と、各電解槽等を制御するコント
ローラ部19aとを備えた構成を有している。
物なしで、しかも飲料用、農業用等に適した低アルカリ
イオン水と同時に生成することのできる電解水生成器を
提供すること、また添加物なしに殺菌水等として用いる
強酸性イオン水及び飲料用、農業用等に用いる強アルカ
リイオン水を同時に生成することのできる電解水生成器
の提供を目的とする。 【構成】 浄水器4と、浄水器4の下流側に配置され陰
極側吐出管13dと陽極側吐出管11dの2系統の電解
水吐出管を有する第1の電解槽7dと、第1の電解槽7
dの陰極側吐出管13d又は陽極側吐出管11dのいず
れか一方の電解水吐出管が給水路となるように接続され
た陰極側吐出管13eと陽極側吐出管11e等を有する
第2の電解槽7eと、第1の電解槽7dへの給水量を調
節する流量調節部22と、各電解槽等を制御するコント
ローラ部19aとを備えた構成を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道水、井戸水等の原水
を電気分解して、飲料用等として利用するアルカリ性電
解水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性電解
水を製造する電解水生成器に関するものである。
を電気分解して、飲料用等として利用するアルカリ性電
解水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性電解
水を製造する電解水生成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食品加工、農業、上下水処理、医
療等の分野における静殺菌処理として熱処理、アルコー
ル処理、農薬等の合成化学薬品による処理の代わりに、
人体に安全で、低コストで行える水を電気分解した電解
水の利用が多くなってきている。
療等の分野における静殺菌処理として熱処理、アルコー
ル処理、農薬等の合成化学薬品による処理の代わりに、
人体に安全で、低コストで行える水を電気分解した電解
水の利用が多くなってきている。
【0003】以下従来の電解水生成器について説明す
る。図5は従来の電解水生成器の模式図である。1は水
道水等の原水管、2は水栓、3は水栓2を介して原水管
1と接続された電解水生成器、4は内部に原水中の残留
塩素を吸着する活性炭及び一般細菌や不純物を取り除く
中空糸膜等を備えた浄水器、5は無機電解質等の添加物
を原水中に付与し電気伝導度を高める無機電解質添加
室、6は通水量を検出し後述のコントローラに制御指示
する流量センサ、7は流量センサ6を経由してきた水を
電気分解する電解槽、8は電解槽7を2分し下部に通水
部を有し1対の電極室を形成する隔膜、9,10は隔膜
8で2分されて形成された各電極室に配設された電極、
11は電極10側の水(電極10が陽極の場合は酸性イ
オン水)を排出する陽極側吐出管、12は電解槽7と陽
極側吐出管11の結合部付近に配置されアルカリイオン
水等を効率よく生成するための吐水流量調整用の流量調
整部、13は電極9側の水(電極9が陰極の場合はアル
カリイオン水)を吐出する陰極側吐出管、14は電解槽
7の滞留水や電極洗浄時のスケールが溶解した洗浄水を
排水するための電磁弁、15は陽極側吐出管11を介し
て電極10側の水(電極10が陽極の場合は酸性イオン
水)や電解槽7の滞留水や洗浄水を排水する放水管、1
6は浄水器4内のカートリッジ(図示せず)の有無を検
知する浄水器センサ、17は電源投入用プラグ、18は
電源投入用プラグ17より供給される交流電源を直流電
源に変える電源部、19は電解水生成器3の動作をコン
トロールするコントローラ部である。
る。図5は従来の電解水生成器の模式図である。1は水
道水等の原水管、2は水栓、3は水栓2を介して原水管
1と接続された電解水生成器、4は内部に原水中の残留
塩素を吸着する活性炭及び一般細菌や不純物を取り除く
中空糸膜等を備えた浄水器、5は無機電解質等の添加物
を原水中に付与し電気伝導度を高める無機電解質添加
室、6は通水量を検出し後述のコントローラに制御指示
する流量センサ、7は流量センサ6を経由してきた水を
電気分解する電解槽、8は電解槽7を2分し下部に通水
部を有し1対の電極室を形成する隔膜、9,10は隔膜
8で2分されて形成された各電極室に配設された電極、
11は電極10側の水(電極10が陽極の場合は酸性イ
オン水)を排出する陽極側吐出管、12は電解槽7と陽
極側吐出管11の結合部付近に配置されアルカリイオン
水等を効率よく生成するための吐水流量調整用の流量調
整部、13は電極9側の水(電極9が陰極の場合はアル
カリイオン水)を吐出する陰極側吐出管、14は電解槽
7の滞留水や電極洗浄時のスケールが溶解した洗浄水を
排水するための電磁弁、15は陽極側吐出管11を介し
て電極10側の水(電極10が陽極の場合は酸性イオン
水)や電解槽7の滞留水や洗浄水を排水する放水管、1
6は浄水器4内のカートリッジ(図示せず)の有無を検
知する浄水器センサ、17は電源投入用プラグ、18は
電源投入用プラグ17より供給される交流電源を直流電
源に変える電源部、19は電解水生成器3の動作をコン
トロールするコントローラ部である。
【0004】以上のように構成された従来の電解水生成
器3について、以下その動作を説明する。通水された原
水は、浄水器4で原水中の残留塩素や一般細菌等の不純
物が取り除かれ、無機電解質添加室5で電解質等が溶解
され電解容易な水に処理された後、流量センサ6を経て
電解槽7に通水される。一方、電源投入用プラグ17よ
りAC100Vが給電され、電源部18内部で制御や電
解に必要な直流電圧電流を発生する。電解用直流電圧電
流は、コントローラ部19を介して電解槽7の電極9と
電極10に電圧を印加して電解を行う。相対的にプラス
電圧を印加する電極を陽極、マイナス電極を印加する電
極を陰極とすると、隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室
とを形成し、陽極室には酸性イオン水が、陰極室にはア
ルカリイオン水が生成される。
器3について、以下その動作を説明する。通水された原
水は、浄水器4で原水中の残留塩素や一般細菌等の不純
物が取り除かれ、無機電解質添加室5で電解質等が溶解
され電解容易な水に処理された後、流量センサ6を経て
電解槽7に通水される。一方、電源投入用プラグ17よ
りAC100Vが給電され、電源部18内部で制御や電
解に必要な直流電圧電流を発生する。電解用直流電圧電
流は、コントローラ部19を介して電解槽7の電極9と
電極10に電圧を印加して電解を行う。相対的にプラス
電圧を印加する電極を陽極、マイナス電極を印加する電
極を陰極とすると、隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室
とを形成し、陽極室には酸性イオン水が、陰極室にはア
ルカリイオン水が生成される。
【0005】今、通水しながら電極9がマイナス電圧に
なるようにコントローラ部19を作動させて電圧を印加
すると、陰極側吐出管13よりアルカリイオン水が連続
的に得られ、陽極側吐出管11からは酸性イオン水が排
出される。電解水生成器3はアルカリイオン水、酸性イ
オン水、浄水の切り替えが可能である。即ち、酸性イオ
ン水生成時には電極9にプラス電圧を印加し、浄水時は
電圧を印加しないで通水を行えばよい。また、殺菌水と
して用いる強酸性イオン水(pH3未満)及び飲料用,
農業用等に用いる強アルカリイオン水(pH11以上)
を生成する場合は無機電解質添加室5よりNaClある
いはKCl等の添加物を混入し原水の電気伝導度を高め
て電解を行う方法が行われている。
なるようにコントローラ部19を作動させて電圧を印加
すると、陰極側吐出管13よりアルカリイオン水が連続
的に得られ、陽極側吐出管11からは酸性イオン水が排
出される。電解水生成器3はアルカリイオン水、酸性イ
オン水、浄水の切り替えが可能である。即ち、酸性イオ
ン水生成時には電極9にプラス電圧を印加し、浄水時は
電圧を印加しないで通水を行えばよい。また、殺菌水と
して用いる強酸性イオン水(pH3未満)及び飲料用,
農業用等に用いる強アルカリイオン水(pH11以上)
を生成する場合は無機電解質添加室5よりNaClある
いはKCl等の添加物を混入し原水の電気伝導度を高め
て電解を行う方法が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、強酸性イオン水や強アルカリイオン水を得
るためには、無機添加物等の投入量を調整して電気伝導
度を高めて電気分解を行うために、NaClやKCl等
の添加物を添加する装置が必要となり、コスト増加はも
ちろん設計が複雑になり、操作が煩わしいという問題点
があった。また、強酸性イオン水を生成すると、同時に
不要な強アルカリイオン水が生成されるために、強酸性
イオン水を作る装置と飲料用として用いるアルカリイオ
ン水を生成する装置は別装置としなければならない問題
があった。また、強アルカリイオン水には、添加物を加
えるためにNaイオンやKイオンが増加し、飲用はもち
ろん農業用として使用するにも問題点があった。
の構成では、強酸性イオン水や強アルカリイオン水を得
るためには、無機添加物等の投入量を調整して電気伝導
度を高めて電気分解を行うために、NaClやKCl等
の添加物を添加する装置が必要となり、コスト増加はも
ちろん設計が複雑になり、操作が煩わしいという問題点
があった。また、強酸性イオン水を生成すると、同時に
不要な強アルカリイオン水が生成されるために、強酸性
イオン水を作る装置と飲料用として用いるアルカリイオ
ン水を生成する装置は別装置としなければならない問題
があった。また、強アルカリイオン水には、添加物を加
えるためにNaイオンやKイオンが増加し、飲用はもち
ろん農業用として使用するにも問題点があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、殺菌水等として用いる強酸性イオン水を添加物なし
で、しかも飲料用、農業用等に適した低アルカリイオン
水と同時に生成することのできる電解水生成器を提供す
ること、また添加物なしに殺菌水等として用いる強酸性
イオン水及び飲料用、農業用等に用いる強アルカリイオ
ン水を同時に生成することのできる電解水生成器を提供
することを目的とする。
で、殺菌水等として用いる強酸性イオン水を添加物なし
で、しかも飲料用、農業用等に適した低アルカリイオン
水と同時に生成することのできる電解水生成器を提供す
ること、また添加物なしに殺菌水等として用いる強酸性
イオン水及び飲料用、農業用等に用いる強アルカリイオ
ン水を同時に生成することのできる電解水生成器を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載された電解水生成器は、浄水
器と、前記浄水器の下流側に陰極側吐出管と陽極側吐出
管の2系統の電解水吐出管を有する電解槽が複数配置さ
れ前記電解槽の前記陰極側吐出管又は前記陽極側吐出管
のいずれか1系統の前記電解水吐出管が下流側に配置し
た電解槽の給水路となるように前記電解槽が直列・多段
に接続されている構成を有しており、請求項2に記載さ
れた電解水生成器は、浄水器と、前記浄水器の下流側に
配置され陰極側吐出管と陽極側吐出管の2系統の電解水
吐出管を有する第1の電解槽と、前記第1の電解槽の前
記陰極側吐出管又は前記陽極側吐出管のいずれか一方の
前記電解水吐出管が給水路となるように接続された陰極
側吐出管と陽極側吐出管等を有する第2の電解槽と、前
記第1の電解槽への給水量を調節する流量調節部と、前
記各電解槽等を制御するコントローラ部とを備えた構成
を有しており、請求項3に記載された電解水生成器は、
浄水器と、前記浄水器の下流側に配置され陰極側吐出管
と陽極側吐出管の2系統の電解側吐出管を有する第1の
電解槽と、前記第1の電解槽の前記陰極側吐出管又は前
記陽極側吐出管のいずれか一方の前記電解水吐出管が給
水路となるように接続された陰極側吐出管と陽極側吐出
管等を有する第2の電解槽と他方の前記電解水吐出管が
給水路となるように接続された陰極側吐出管と陽極側吐
出管等を有する第3の電解槽と、前記各電解槽等を制御
するコントローラ部とを備えた構成を有している。
に本発明の請求項1に記載された電解水生成器は、浄水
器と、前記浄水器の下流側に陰極側吐出管と陽極側吐出
管の2系統の電解水吐出管を有する電解槽が複数配置さ
れ前記電解槽の前記陰極側吐出管又は前記陽極側吐出管
のいずれか1系統の前記電解水吐出管が下流側に配置し
た電解槽の給水路となるように前記電解槽が直列・多段
に接続されている構成を有しており、請求項2に記載さ
れた電解水生成器は、浄水器と、前記浄水器の下流側に
配置され陰極側吐出管と陽極側吐出管の2系統の電解水
吐出管を有する第1の電解槽と、前記第1の電解槽の前
記陰極側吐出管又は前記陽極側吐出管のいずれか一方の
前記電解水吐出管が給水路となるように接続された陰極
側吐出管と陽極側吐出管等を有する第2の電解槽と、前
記第1の電解槽への給水量を調節する流量調節部と、前
記各電解槽等を制御するコントローラ部とを備えた構成
を有しており、請求項3に記載された電解水生成器は、
浄水器と、前記浄水器の下流側に配置され陰極側吐出管
と陽極側吐出管の2系統の電解側吐出管を有する第1の
電解槽と、前記第1の電解槽の前記陰極側吐出管又は前
記陽極側吐出管のいずれか一方の前記電解水吐出管が給
水路となるように接続された陰極側吐出管と陽極側吐出
管等を有する第2の電解槽と他方の前記電解水吐出管が
給水路となるように接続された陰極側吐出管と陽極側吐
出管等を有する第3の電解槽と、前記各電解槽等を制御
するコントローラ部とを備えた構成を有している。
【0009】ここで、強酸性イオン水とアルカリイオン
水を生成する構成であっても、電解槽の電極に印加する
電圧の極性を切り替えることにより、酸性イオン水と強
アルカリイオン水を生成することができる。また、多段
に設けた電解槽の初段のみに電圧を印加し、後段の電解
槽への電圧の印加をしなければ通常のアルカリイオン水
及び酸性イオン水を生成することができる。
水を生成する構成であっても、電解槽の電極に印加する
電圧の極性を切り替えることにより、酸性イオン水と強
アルカリイオン水を生成することができる。また、多段
に設けた電解槽の初段のみに電圧を印加し、後段の電解
槽への電圧の印加をしなければ通常のアルカリイオン水
及び酸性イオン水を生成することができる。
【0010】
【作用】この構成によって、電解槽を直列・多段に設け
た場合は、初段の電解槽の陰極側吐出管からは飲料用に
供される低アルカリイオン水を得ることができ、陽極側
吐出管からの酸性イオン水は、次段の電解槽へ順次供給
され電解されることにより最終段の電解槽に供給される
水は電気伝導度が高められ、最終段の電解槽で電気分解
を行うとイオン濃度が高められた殺菌水として用いられ
る強酸性イオン水を得ることができる。また、電解槽を
二段に設けた方式の場合は、第1の電解槽への給水量及
び印加電圧をコントローラ部で調整することにより、陰
極側吐出管からはイオン濃度を高められ飲料用に供され
るアルカリイオン水が吐出する。また電気伝導度が添加
物を加えた場合と同程度に高められた陽極側の電解水
は、第2の電解槽へ送られ、電気分解が行われるので更
にイオン濃度が高められ殺菌水として用いられる強酸性
水を得ることができる。従って、強酸性水とアルカリ水
を同時に添加物なしで得ることのできるものである。ま
たアルカリイオン水を更に第3の電解槽へ給水し再度電
気分解を行うことによりイオン濃度を高めることがで
き、目的とする飲料用、農業用等に適した強アルカリイ
オン水と、殺菌水として用いられる強酸性水を同時にし
かも添加物なしに得ることができる。
た場合は、初段の電解槽の陰極側吐出管からは飲料用に
供される低アルカリイオン水を得ることができ、陽極側
吐出管からの酸性イオン水は、次段の電解槽へ順次供給
され電解されることにより最終段の電解槽に供給される
水は電気伝導度が高められ、最終段の電解槽で電気分解
を行うとイオン濃度が高められた殺菌水として用いられ
る強酸性イオン水を得ることができる。また、電解槽を
二段に設けた方式の場合は、第1の電解槽への給水量及
び印加電圧をコントローラ部で調整することにより、陰
極側吐出管からはイオン濃度を高められ飲料用に供され
るアルカリイオン水が吐出する。また電気伝導度が添加
物を加えた場合と同程度に高められた陽極側の電解水
は、第2の電解槽へ送られ、電気分解が行われるので更
にイオン濃度が高められ殺菌水として用いられる強酸性
水を得ることができる。従って、強酸性水とアルカリ水
を同時に添加物なしで得ることのできるものである。ま
たアルカリイオン水を更に第3の電解槽へ給水し再度電
気分解を行うことによりイオン濃度を高めることがで
き、目的とする飲料用、農業用等に適した強アルカリイ
オン水と、殺菌水として用いられる強酸性水を同時にし
かも添加物なしに得ることができる。
【0011】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
における電解水生成器の模式図である。1aは原水管、
3aは後述の電解槽を3段に直列に配設した電解水生成
器、4aは従来例と同様な浄水器、7a,7b,7cは
隔膜と電極等から構成される従来例と同様な電解槽、1
1aは電解槽7aの陽極側電解水(酸性イオン水)を下
流側の電解槽7bに給水する陽極側吐出管、11bは電
解槽7bの陽極側電解水(酸性イオン水)を下流側の電
解槽7cに給水する陽極側吐出管、11cは電解槽7c
の陽極側電解水(酸性イオン水)を排出する陽極側吐出
管、13aは電解槽7aの陰極側電解水(アルカリイオ
ン水)を吐出する陰極側吐出管、13bは電解槽7bの
陰極側電解水(アルカリイオン水)を吐出する陰極側吐
出管、13cは電解槽7cの陰極側電解水(アルカリイ
オン水)を吐出する陰極側吐出管、15aは電解槽7
b,7cの陰極側電解水等を排水する放水管である。
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
における電解水生成器の模式図である。1aは原水管、
3aは後述の電解槽を3段に直列に配設した電解水生成
器、4aは従来例と同様な浄水器、7a,7b,7cは
隔膜と電極等から構成される従来例と同様な電解槽、1
1aは電解槽7aの陽極側電解水(酸性イオン水)を下
流側の電解槽7bに給水する陽極側吐出管、11bは電
解槽7bの陽極側電解水(酸性イオン水)を下流側の電
解槽7cに給水する陽極側吐出管、11cは電解槽7c
の陽極側電解水(酸性イオン水)を排出する陽極側吐出
管、13aは電解槽7aの陰極側電解水(アルカリイオ
ン水)を吐出する陰極側吐出管、13bは電解槽7bの
陰極側電解水(アルカリイオン水)を吐出する陰極側吐
出管、13cは電解槽7cの陰極側電解水(アルカリイ
オン水)を吐出する陰極側吐出管、15aは電解槽7
b,7cの陰極側電解水等を排水する放水管である。
【0012】以上のように構成された本発明の第1の実
施例における電解水生成器について、以下その動作を説
明する。原水管1aからの水道水や井戸水等は、浄水器
4aで原水中の不純物や一般細菌等が取り除かれた後、
電解槽7aに供給されて電気分解される。電解槽7aで
電解され、イオン濃度が高められた低アルカリイオン水
は、陰極側吐出管13aから吐出される。一方、陽極側
吐出管11aからは電気伝導が高められた酸性イオン水
が電解槽7bに供給される。電解槽7bに供給された酸
性イオン水は電解槽7bでさらに電気伝導度を高められ
て、陽極側吐出管11bから下流側に配置された電解槽
7cに供給される。電解槽7cに供給される酸性イオン
水の電気伝導度はNaClあるいはKCl等の添加物の
投入により高められた電気伝導度と同程度に高められて
おり、電解槽7cで電気分解を行うことにより目的とす
る殺菌水として用いる強酸性イオン水を陽極側吐出管1
1cから得られる。また、電解槽7b及び電解槽7cの
陰極側吐出管13b,13cのアルカリイオン水は、放
水管15aから排水される。
施例における電解水生成器について、以下その動作を説
明する。原水管1aからの水道水や井戸水等は、浄水器
4aで原水中の不純物や一般細菌等が取り除かれた後、
電解槽7aに供給されて電気分解される。電解槽7aで
電解され、イオン濃度が高められた低アルカリイオン水
は、陰極側吐出管13aから吐出される。一方、陽極側
吐出管11aからは電気伝導が高められた酸性イオン水
が電解槽7bに供給される。電解槽7bに供給された酸
性イオン水は電解槽7bでさらに電気伝導度を高められ
て、陽極側吐出管11bから下流側に配置された電解槽
7cに供給される。電解槽7cに供給される酸性イオン
水の電気伝導度はNaClあるいはKCl等の添加物の
投入により高められた電気伝導度と同程度に高められて
おり、電解槽7cで電気分解を行うことにより目的とす
る殺菌水として用いる強酸性イオン水を陽極側吐出管1
1cから得られる。また、電解槽7b及び電解槽7cの
陰極側吐出管13b,13cのアルカリイオン水は、放
水管15aから排水される。
【0013】以上のように本実施例によれば、電解槽7
b,7cにより順次電気伝導度を高めることができるの
で添加物を加えることなしに、電解槽7aの電解によっ
て生成した低アルカリイオン水と同時に強酸性水を生成
することができる。また、電解槽7b,7cへの電圧の
印加を止めれば通常のアルカリイオン水及び酸性イオン
水を生成する電解水生成器となる。
b,7cにより順次電気伝導度を高めることができるの
で添加物を加えることなしに、電解槽7aの電解によっ
て生成した低アルカリイオン水と同時に強酸性水を生成
することができる。また、電解槽7b,7cへの電圧の
印加を止めれば通常のアルカリイオン水及び酸性イオン
水を生成する電解水生成器となる。
【0014】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図2は本発明の
第2の実施例における電解水生成器の模式図であり、図
3は本発明の第2の実施例における電解水生成器の強酸
性イオン水モード時の水の流れを示す模式図である。1
は原水管、2は水栓、4は浄水器、6は流量センサ、1
7は電源投入用プラグ、18は電源部であり、これらは
従来例と同様なものなので同一の符号を付して説明を省
略する。3bは電解槽を直列2段に配置した第2の実施
例の電解水生成器、7dは流量センサ6を経由してきた
水を電気分解する第1の電解槽、7eは第1の電解槽7
dの下流に配置された第2の電解槽、8aは第1の電解
槽7dを2分して下部に通水部を有し1対の電極室を形
成する隔膜、8bは隔膜8aと同様の第2の電解槽7e
の隔膜、9a,10aは第1の電解槽7dの電極、9
b,10bは第2の電解槽7eの電極、11dは第1の
電解槽7dの電極10a側の水(電極10aが陽極の場
合は酸性イオン水)を排出し、下流側の第2の電解槽7
eに給水する陽極側吐出管、11eは第2の電解槽7e
の電極10b側の水(電極10bが陽極の場合は酸性イ
オン水)を吐出する陽極側吐出管、13dは第1の電解
槽7dの電極9a側の水(電極9aが陰極の場合はアル
カリイオン水)を吐出する陰極側吐出管、13eは第2
の電解槽7eの電極9b側の水(電極9bが陰極の場合
はアルカリイオン水)を排出する陰極側吐出管、15b
は第1の電解槽7dや第2の電解槽7eの滞留水や洗浄
水及び陰極側吐出管13eからの排水を放出する放水
管、19aは電解水生成器3bの動作をコントロールす
るコントローラ部、20は通水スイッチ、21は第1の
電解槽7dの陰極側吐出管13dに配設された流量セン
サ、22は浄水器4と第1の電解槽7dとの間に配設さ
れ第1の電解槽7dへの給水を調節する電動弁等からな
る流量調節部、23はコントローラ部19aの指示で浄
水器4への給水を制御する電動弁、24は第1の電解槽
7dからのアルカリイオン水の流量を調節することで第
2の電解槽7eに供給される酸性イオン水の流量を制御
する流量調節部、25,26,27,28はコントロー
ラ部19aの制御によって開閉する電磁弁である。
ついて、図面を参照しながら説明する。図2は本発明の
第2の実施例における電解水生成器の模式図であり、図
3は本発明の第2の実施例における電解水生成器の強酸
性イオン水モード時の水の流れを示す模式図である。1
は原水管、2は水栓、4は浄水器、6は流量センサ、1
7は電源投入用プラグ、18は電源部であり、これらは
従来例と同様なものなので同一の符号を付して説明を省
略する。3bは電解槽を直列2段に配置した第2の実施
例の電解水生成器、7dは流量センサ6を経由してきた
水を電気分解する第1の電解槽、7eは第1の電解槽7
dの下流に配置された第2の電解槽、8aは第1の電解
槽7dを2分して下部に通水部を有し1対の電極室を形
成する隔膜、8bは隔膜8aと同様の第2の電解槽7e
の隔膜、9a,10aは第1の電解槽7dの電極、9
b,10bは第2の電解槽7eの電極、11dは第1の
電解槽7dの電極10a側の水(電極10aが陽極の場
合は酸性イオン水)を排出し、下流側の第2の電解槽7
eに給水する陽極側吐出管、11eは第2の電解槽7e
の電極10b側の水(電極10bが陽極の場合は酸性イ
オン水)を吐出する陽極側吐出管、13dは第1の電解
槽7dの電極9a側の水(電極9aが陰極の場合はアル
カリイオン水)を吐出する陰極側吐出管、13eは第2
の電解槽7eの電極9b側の水(電極9bが陰極の場合
はアルカリイオン水)を排出する陰極側吐出管、15b
は第1の電解槽7dや第2の電解槽7eの滞留水や洗浄
水及び陰極側吐出管13eからの排水を放出する放水
管、19aは電解水生成器3bの動作をコントロールす
るコントローラ部、20は通水スイッチ、21は第1の
電解槽7dの陰極側吐出管13dに配設された流量セン
サ、22は浄水器4と第1の電解槽7dとの間に配設さ
れ第1の電解槽7dへの給水を調節する電動弁等からな
る流量調節部、23はコントローラ部19aの指示で浄
水器4への給水を制御する電動弁、24は第1の電解槽
7dからのアルカリイオン水の流量を調節することで第
2の電解槽7eに供給される酸性イオン水の流量を制御
する流量調節部、25,26,27,28はコントロー
ラ部19aの制御によって開閉する電磁弁である。
【0015】以上のように構成された本発明の第2の実
施例における電解水生成器について、以下その動作を説
明する。原水管1の水栓2を開いて通水スイッチ20を
入れる。原水は浄水器4で不純物や一般細菌を除去され
た後、流量調節部22、流量センサ6を経て第1の電解
槽7dに供給される。この時、供給原水総流量は電解条
件によりコントローラ部19aで決定され流量調節部2
2を制御し調節する。また、コントローラ部19aは流
量センサ6の信号を読み取り、一定レベルを越えると注
水中と判断し、各電解槽7d,7eの各電極9a,10
a,9b,10bに直流電圧を印加し電解槽7d,7e
内に供給された水の電解を行う。第1の電解槽7dで電
解されイオン濃度が高められたアルカリイオン水は陰極
側吐出管13dから吐出される。一方、陽極側吐出管1
1dからは電気伝導度が高められた酸性イオン水が第2
の電解槽7eに供給され、第2の電解槽7eで更に電気
分解された強酸性イオン水が陽極側吐出管11eから吐
出される。
施例における電解水生成器について、以下その動作を説
明する。原水管1の水栓2を開いて通水スイッチ20を
入れる。原水は浄水器4で不純物や一般細菌を除去され
た後、流量調節部22、流量センサ6を経て第1の電解
槽7dに供給される。この時、供給原水総流量は電解条
件によりコントローラ部19aで決定され流量調節部2
2を制御し調節する。また、コントローラ部19aは流
量センサ6の信号を読み取り、一定レベルを越えると注
水中と判断し、各電解槽7d,7eの各電極9a,10
a,9b,10bに直流電圧を印加し電解槽7d,7e
内に供給された水の電解を行う。第1の電解槽7dで電
解されイオン濃度が高められたアルカリイオン水は陰極
側吐出管13dから吐出される。一方、陽極側吐出管1
1dからは電気伝導度が高められた酸性イオン水が第2
の電解槽7eに供給され、第2の電解槽7eで更に電気
分解された強酸性イオン水が陽極側吐出管11eから吐
出される。
【0016】以上のように本実施例によれば、コントロ
ーラ部19aが電解条件により供給原水流量や印加電圧
を決定し、流量調節部22や第1の電解槽7dの印加電
圧を制御して、第1の電解槽7dで電解されて得られる
電解水の電気伝導度をNaClやKCl等の添加物を投
入した場合と同程度に高めることができ、この電気伝導
度の高い酸性イオン水を第2の電解槽7eへ供給し、電
気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められ、目
的とする強酸性イオン水を添加物を投入することなしに
2段構成の電解槽で得ることができる。また第1の電解
槽7dで生成されたアルカリイオン水はそのまま吐出さ
れるので、アルカリ性電解水生成器と強酸性電解水生成
器とを別々の装置を必要とせず、1台の電解水生成器で
アルカリイオン水と強酸性イオン水を同時に得ることが
できる。更に各電解槽7d,7eの極性を切り替えれば
強アルカリイオン水と酸性イオン水を同時に得ることも
できる。尚、本実施例では、給水方法として先止め方式
を用いたが、元止め方式の場合は通水スイッチ20の代
わりに陽極側吐出管11eの出口に蛇口を設ければよ
い。
ーラ部19aが電解条件により供給原水流量や印加電圧
を決定し、流量調節部22や第1の電解槽7dの印加電
圧を制御して、第1の電解槽7dで電解されて得られる
電解水の電気伝導度をNaClやKCl等の添加物を投
入した場合と同程度に高めることができ、この電気伝導
度の高い酸性イオン水を第2の電解槽7eへ供給し、電
気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められ、目
的とする強酸性イオン水を添加物を投入することなしに
2段構成の電解槽で得ることができる。また第1の電解
槽7dで生成されたアルカリイオン水はそのまま吐出さ
れるので、アルカリ性電解水生成器と強酸性電解水生成
器とを別々の装置を必要とせず、1台の電解水生成器で
アルカリイオン水と強酸性イオン水を同時に得ることが
できる。更に各電解槽7d,7eの極性を切り替えれば
強アルカリイオン水と酸性イオン水を同時に得ることも
できる。尚、本実施例では、給水方法として先止め方式
を用いたが、元止め方式の場合は通水スイッチ20の代
わりに陽極側吐出管11eの出口に蛇口を設ければよ
い。
【0017】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第3の実施例における電解水生成器の模式図である。
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第3の実施例における電解水生成器の模式図である。
【0018】第2の実施例と異なる点は第1の電解槽7
dの電極9a側の陰極側吐出管13d側に更に第1の電
解槽7dと同様の第3の電解槽7fを配置した点であ
る。3cは第3の実施例の電解水生成器、11fは第3
の電解槽7fの陽極水(電極が陽極の場合は酸性イオン
水)を吐出する陽極側吐出管、13fは第3の電解槽7
fの陰極水(電極が陰極の場合はアルカリイオン水)を
吐出する陰極側吐出管である。
dの電極9a側の陰極側吐出管13d側に更に第1の電
解槽7dと同様の第3の電解槽7fを配置した点であ
る。3cは第3の実施例の電解水生成器、11fは第3
の電解槽7fの陽極水(電極が陽極の場合は酸性イオン
水)を吐出する陽極側吐出管、13fは第3の電解槽7
fの陰極水(電極が陰極の場合はアルカリイオン水)を
吐出する陰極側吐出管である。
【0019】15cは、第2の電解槽7eの陰極側吐出
管13e及び第3の電解槽7fの陽極側吐出管11fか
らの排水を放出する放水管である。
管13e及び第3の電解槽7fの陽極側吐出管11fか
らの排水を放出する放水管である。
【0020】以上のように構成された本発明の第3の実
施例における電解水生成器について、以下その動作につ
いて説明する。第2の実施例と同様にコントローラ部
(図示せず)が電解条件により供給原水流量や印加電圧
を決定し、流量調節部(図示せず)や第1の電解槽7d
の印加電圧を制御して、第1の電解槽7dで電解されて
得られる電解水のイオン濃度をNaClやKCl等の添
加物を投入した場合と同程度に高めることができ、この
イオン濃度の高い酸性イオン水を陽極側吐出管11dを
介して第2の電解槽7eへ給水し、第2の電解槽7eで
電気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められた
強酸性イオン水を添加物を投入することなしに得ること
ができる。また同時に第1の電解槽7dでイオン濃度が
高められたアルカリイオン水を陰極側吐出管13dを介
して第3の電解槽7fへ給水し、第3の電解槽7fで電
気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められた強
アルカリイオン水を添加物を投入することなしに得るこ
とができる。
施例における電解水生成器について、以下その動作につ
いて説明する。第2の実施例と同様にコントローラ部
(図示せず)が電解条件により供給原水流量や印加電圧
を決定し、流量調節部(図示せず)や第1の電解槽7d
の印加電圧を制御して、第1の電解槽7dで電解されて
得られる電解水のイオン濃度をNaClやKCl等の添
加物を投入した場合と同程度に高めることができ、この
イオン濃度の高い酸性イオン水を陽極側吐出管11dを
介して第2の電解槽7eへ給水し、第2の電解槽7eで
電気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められた
強酸性イオン水を添加物を投入することなしに得ること
ができる。また同時に第1の電解槽7dでイオン濃度が
高められたアルカリイオン水を陰極側吐出管13dを介
して第3の電解槽7fへ給水し、第3の電解槽7fで電
気分解を行うことによりイオン濃度が更に高められた強
アルカリイオン水を添加物を投入することなしに得るこ
とができる。
【0021】以上のように本実施例によれば、第1の電
解槽7dの陽極側吐出管11d側に第2の電解槽7e
を、また陰極側吐出管13d側に第3の電解槽7fを設
けることにより、NaClやKCl等の添加物を加える
ことなしに目的とする強酸性イオン水と強アルカリイオ
ン水を同時に1台の装置で得ることができる。尚、第
2,第3の電解槽7e,7fへの電圧の印加をやめれば
通常のアルカリイオン水及び酸性イオン水を生成するこ
とができる。
解槽7dの陽極側吐出管11d側に第2の電解槽7e
を、また陰極側吐出管13d側に第3の電解槽7fを設
けることにより、NaClやKCl等の添加物を加える
ことなしに目的とする強酸性イオン水と強アルカリイオ
ン水を同時に1台の装置で得ることができる。尚、第
2,第3の電解槽7e,7fへの電圧の印加をやめれば
通常のアルカリイオン水及び酸性イオン水を生成するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、電解槽を多段に
設けることにより、また、初段の電解槽への給水量及び
印加電圧等を調節し、電解水のイオン濃度を高め、更に
このイオン濃度の高められた電解水を次段の電解槽に給
水し再度電気分解を行うことによって、添加物を使用す
ることなく、強酸性イオン水又は強アルカリイオン水あ
るいは強酸性イオン水と強アルカリイオン水を同時に一
台の装置で生成できるので、NaClやKCl等の添加
物を注入する装置が不要で、設計及び操作が簡略化で
き、低原価で汎用性に優れた電解水生成器を実現できる
ものである。
設けることにより、また、初段の電解槽への給水量及び
印加電圧等を調節し、電解水のイオン濃度を高め、更に
このイオン濃度の高められた電解水を次段の電解槽に給
水し再度電気分解を行うことによって、添加物を使用す
ることなく、強酸性イオン水又は強アルカリイオン水あ
るいは強酸性イオン水と強アルカリイオン水を同時に一
台の装置で生成できるので、NaClやKCl等の添加
物を注入する装置が不要で、設計及び操作が簡略化で
き、低原価で汎用性に優れた電解水生成器を実現できる
ものである。
【図1】本発明の第1の実施例における電解水生成器の
模式図
模式図
【図2】本発明の第2の実施例における電解水生成器の
模式図
模式図
【図3】本発明の第2の実施例における電解水生成器の
強酸性イオン水モード時の水の流れを示す模式図
強酸性イオン水モード時の水の流れを示す模式図
【図4】本発明の第3の実施例における電解水生成器の
模式図
模式図
【図5】従来の電解水生成器の模式図
1,1a 原水管 2 水栓 3,3a,3b,3c 電解水生成器 4,4a 浄水器 5 無機電解質添加室 6 流量センサ 7,7a,7b,7c 電解槽 7d 第1の電解槽 7e 第2の電解槽 7f 第3の電解槽 8,8a,8b 隔膜 9,9a,9b,10,10a,10b 電極 11,11a,11b,11c,11d,11e,11
f 陽極側吐出管 12 流量調整部 13,13a,13b,13c,13d,13e,13
f 陰極側吐出管 14 電磁弁 15,15a,15b,15c 放水管 16 浄水器センサ 17 電源投入用プラグ 18 電源部 19,19a コントローラ部 20 通水スイッチ 21 流量センサ 22,24 流量調節部 23 電動弁 25,26,27,28 電磁弁
f 陽極側吐出管 12 流量調整部 13,13a,13b,13c,13d,13e,13
f 陰極側吐出管 14 電磁弁 15,15a,15b,15c 放水管 16 浄水器センサ 17 電源投入用プラグ 18 電源部 19,19a コントローラ部 20 通水スイッチ 21 流量センサ 22,24 流量調節部 23 電動弁 25,26,27,28 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 秀策 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永瀬 徳美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高木 康裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 濱嵜 俊勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北川 孝典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】浄水器と、前記浄水器の下流側に陰極側吐
出管と陽極側吐出管の2系統の電解水吐出管を有する電
解槽が複数配置され前記電解槽の前記陰極側吐出管又は
前記陽極側吐出管のいずれか1系統の前記電解水吐出管
が下流側に配置した電解槽の給水路となるように前記電
解槽が直列・多段に接続されていることを特徴とする電
解水生成器。 - 【請求項2】浄水器と、前記浄水器の下流側に配置され
陰極側吐出管と陽極側吐出管の2系統の電解水吐出管を
有する第1の電解槽と、前記第1の電解槽の前記陰極側
吐出管又は前記陽極側吐出管のいずれか一方の前記電解
水吐出管が給水路となるように接続された陰極側吐出管
と陽極側吐出管等を有する第2の電解槽と、前記第1の
電解槽への給水量を調節する流量調節部と、前記各電解
槽等を制御するコントローラ部とを備えたことを特徴と
する電解水生成器。 - 【請求項3】浄水器と、前記浄水器の下流側に配置され
陰極側吐出管と陽極側吐出管の2系統の電解水吐出管を
有する第1の電解槽と、前記第1の電解槽の前記陰極側
吐出管又は前記陽極側吐出管のいずれか一方の前記電解
水吐出管が給水路となるように接続された陰極側吐出管
と陽極側吐出管等を有する第2の電解槽と他方の前記電
解水吐出管が給水路となるように接続された陰極側吐出
管と陽極側吐出管等を有する第3の電解槽と、前記各電
解槽等を制御するコントローラ部とを備えたことを特徴
とする電解水生成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5200496A JPH0751670A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 電解水生成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5200496A JPH0751670A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 電解水生成器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751670A true JPH0751670A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16425291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5200496A Pending JPH0751670A (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 電解水生成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751670A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956769A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-04 | Kotobuki Kakoki Kk | 入浴装置 |
KR100419536B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-02-19 | 강송식 | 전기분해 정수기 |
WO2011013933A3 (ko) * | 2009-07-27 | 2011-04-21 | 주식회사 이오니아 | 이온수기 자동유로전환장치와 동기화된 급수유량조절장치 |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP5200496A patent/JPH0751670A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956769A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-04 | Kotobuki Kakoki Kk | 入浴装置 |
KR100419536B1 (ko) * | 2001-11-02 | 2004-02-19 | 강송식 | 전기분해 정수기 |
WO2011013933A3 (ko) * | 2009-07-27 | 2011-04-21 | 주식회사 이오니아 | 이온수기 자동유로전환장치와 동기화된 급수유량조절장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051220 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Effective date: 20060425 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 |