JPH075166B2 - 自動保管検索装置 - Google Patents
自動保管検索装置Info
- Publication number
- JPH075166B2 JPH075166B2 JP62109583A JP10958387A JPH075166B2 JP H075166 B2 JPH075166 B2 JP H075166B2 JP 62109583 A JP62109583 A JP 62109583A JP 10958387 A JP10958387 A JP 10958387A JP H075166 B2 JPH075166 B2 JP H075166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picker
- slide arm
- container
- shelf
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、倉庫などにおける物品の収納保管および検
索取出しを自動的に行なえるようにした自動保管検索装
置に関する。
索取出しを自動的に行なえるようにした自動保管検索装
置に関する。
(従来の技術とその問題点) この種の自動保管検索装置の従来例として、物品保管場
所としての棚を縦横にマトリクス状に配列してなる2つ
の収納エリアをその前面が対向するように所定空間を隔
てて配置するとともに、その対向空間内では前記2つの
収納エリアの前面に沿って垂直コラムを走行させ、この
コラムに上下動自在に設けられたピッカーにより前記2
つの収納エリアの各棚に対し物品の出し入れを行なうよ
うに構成したものが知られている。
所としての棚を縦横にマトリクス状に配列してなる2つ
の収納エリアをその前面が対向するように所定空間を隔
てて配置するとともに、その対向空間内では前記2つの
収納エリアの前面に沿って垂直コラムを走行させ、この
コラムに上下動自在に設けられたピッカーにより前記2
つの収納エリアの各棚に対し物品の出し入れを行なうよ
うに構成したものが知られている。
このような自動保管検索装置では、物品を収容するコン
テナを上記収納エリアからピッカーへ移載し、またピッ
カーから上記収納エリアへ反却するためのピッカー側の
機構として、コンテナを下側からすくい上るフォークリ
フト機構や、コンテナ前面に設けられた係合部に係脱自
在に構成された抜取りアーム機構などが採用されてい。
しかしながらフォークリフト機構では、コンテナを垂直
方向に十分に間隔を隔てて配置しなければならないため
スペース的に不利であり、また抜取りアーム機構では前
面に係合部を形成した特別なコンテナしか適用できない
という欠点がある。
テナを上記収納エリアからピッカーへ移載し、またピッ
カーから上記収納エリアへ反却するためのピッカー側の
機構として、コンテナを下側からすくい上るフォークリ
フト機構や、コンテナ前面に設けられた係合部に係脱自
在に構成された抜取りアーム機構などが採用されてい。
しかしながらフォークリフト機構では、コンテナを垂直
方向に十分に間隔を隔てて配置しなければならないため
スペース的に不利であり、また抜取りアーム機構では前
面に係合部を形成した特別なコンテナしか適用できない
という欠点がある。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされたもの
で、汎用のコンテナに対して側部にて係脱自在なかつ構
成の簡単なスライドアームを有し、しかもスライドアー
ムに対する駆動機構およびその制御系が簡単なものとな
る自動保管検索装置を提供することを目的とする。
で、汎用のコンテナに対して側部にて係脱自在なかつ構
成の簡単なスライドアームを有し、しかもスライドアー
ムに対する駆動機構およびその制御系が簡単なものとな
る自動保管検索装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記の課題を解決するため、この発明は、複数の棚を配
列した収納エリアの棚開放側に沿って、棚との間でコン
テナの出し入れを行なうピッカーを移動自在に設けた自
動保管検索装置において、前記ピッカーに並設された前
記棚の両側部に向けて進退駆動される一対のスライドア
ームと、前記スライドアームに設けられた、前記スライ
ドアームの進退方向に張架される環状索と、前記スライ
ドアームに設けられた、前記スライドアームと同一方向
に進退自在で前記コンテナの側壁の係合部に対し係脱駆
動される係合体とを備え、前記環状索は、その一方の張
架ライン側が前記ピッカーの本体側に固定されるととも
に、他方の張架ライン側の一部分が前記係合体に連結さ
れ、前記スライドアームの進退駆動に合せて該スライド
アーム上で前記係合体がピッカー本体に対してスライド
アームの移動距離の2倍の距離を移動するようにしたの
である。
列した収納エリアの棚開放側に沿って、棚との間でコン
テナの出し入れを行なうピッカーを移動自在に設けた自
動保管検索装置において、前記ピッカーに並設された前
記棚の両側部に向けて進退駆動される一対のスライドア
ームと、前記スライドアームに設けられた、前記スライ
ドアームの進退方向に張架される環状索と、前記スライ
ドアームに設けられた、前記スライドアームと同一方向
に進退自在で前記コンテナの側壁の係合部に対し係脱駆
動される係合体とを備え、前記環状索は、その一方の張
架ライン側が前記ピッカーの本体側に固定されるととも
に、他方の張架ライン側の一部分が前記係合体に連結さ
れ、前記スライドアームの進退駆動に合せて該スライド
アーム上で前記係合体がピッカー本体に対してスライド
アームの移動距離の2倍の距離を移動するようにしたの
である。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例であある自動保管検索装置
の斜視図を示す。
の斜視図を示す。
この自動保管検索装置では、ハウジング1内の右側と左
側とに収納エリア2,3を有し、各収納エリア2,3はそれぞ
れ物品保管場所としての棚4が縦横にマトリクス状に配
列されて構成されている。左右の収納エリア2,3は棚4
の開放側が互いに向き合うように配設され、これらの左
右の収納エリア2,3で挟まれる中間の領域には、該収納
エリア2,3の各棚段ごとにコンテナ5を棚4に対し出し
入れするインナーピッカー6が前後方向に走行自在とな
るように設けられている。すなわち、左右の収納エリア
2,3の各棚段に対応する高さ位置にはそれぞれ一対のレ
ール7が前後方向に並設されて、このレール7上に上記
インナーピッカー6が走行自在に載架されている。この
インナーピッカー6には後述する出入機構が設けられて
いて、この出入機構により左右の収納エリア2,3の棚4
に収納されているコンテナ5をインナーピッカー6上に
取り込んだり、インナーピッカー6上から棚4内へコン
テナ5を挿入できるようになっている。
側とに収納エリア2,3を有し、各収納エリア2,3はそれぞ
れ物品保管場所としての棚4が縦横にマトリクス状に配
列されて構成されている。左右の収納エリア2,3は棚4
の開放側が互いに向き合うように配設され、これらの左
右の収納エリア2,3で挟まれる中間の領域には、該収納
エリア2,3の各棚段ごとにコンテナ5を棚4に対し出し
入れするインナーピッカー6が前後方向に走行自在とな
るように設けられている。すなわち、左右の収納エリア
2,3の各棚段に対応する高さ位置にはそれぞれ一対のレ
ール7が前後方向に並設されて、このレール7上に上記
インナーピッカー6が走行自在に載架されている。この
インナーピッカー6には後述する出入機構が設けられて
いて、この出入機構により左右の収納エリア2,3の棚4
に収納されているコンテナ5をインナーピッカー6上に
取り込んだり、インナーピッカー6上から棚4内へコン
テナ5を挿入できるようになっている。
一方、前記ハウジング1の前方には、インナーピッカー
6の走行空間と対向してコラム8が立設され、このコラ
ム8の後面側には各棚段のインナーピッカー6に対向す
る高さ位置にそれぞれ光通信ユニット9が配設されると
ともに、各インナーピッカー6にも、上記コラム8側の
光通信ユニット9と対向し合う光通信ユニット9がそれ
ぞれ設けられている。そして、コラム8側の各光通信ユ
ニット9は自動保管検索装置の全体の制御を行なうメイ
ンコンピュータ10に接続されていて、コラム8とインナ
ーピッカー6の間で光通信ユニット9による光信号の授
受を行なうことにより、インナーピッカー6の動作を制
御するように構成されている。また各インナーピッカー
6の動力用電源は、各レール7などに沿わせた図示しな
いトロリーダクトを経て得るようになっている。
6の走行空間と対向してコラム8が立設され、このコラ
ム8の後面側には各棚段のインナーピッカー6に対向す
る高さ位置にそれぞれ光通信ユニット9が配設されると
ともに、各インナーピッカー6にも、上記コラム8側の
光通信ユニット9と対向し合う光通信ユニット9がそれ
ぞれ設けられている。そして、コラム8側の各光通信ユ
ニット9は自動保管検索装置の全体の制御を行なうメイ
ンコンピュータ10に接続されていて、コラム8とインナ
ーピッカー6の間で光通信ユニット9による光信号の授
受を行なうことにより、インナーピッカー6の動作を制
御するように構成されている。また各インナーピッカー
6の動力用電源は、各レール7などに沿わせた図示しな
いトロリーダクトを経て得るようになっている。
さらに前記コラム8の両側部には、ハウジング1の左右
の収納エリア2,3の最前列に位置する出入庫用の棚群
4′(第1図では左側の棚群4′のみを示す)に対向す
るようにアウターピッカー11がそれぞれ昇降自在に設け
られている。すなわち、上記アウターピッカー11はコラ
ム8の側面に縦設されたガイド溝8aに係合して、前記し
たメインコンピュータ10の制御により昇降駆動される。
このアウターピッカー11にもインナーピッカー6と同様
の出入機構が設けられていて、外部コンベヤ12によりコ
ラム8の一側部まで運ばれてくるコンテナ5を前記した
出入庫用棚群4′の所望の棚段まで移送して出入庫用棚
群4′の側面側より棚4内に挿入したり、インナーピッ
カー6により別の棚4から上記出入庫用棚群4′の棚4
に持ち込まれたコンテナ5を取り出して外部コンベヤ12
上に移し替えることができるようになっている。
の収納エリア2,3の最前列に位置する出入庫用の棚群
4′(第1図では左側の棚群4′のみを示す)に対向す
るようにアウターピッカー11がそれぞれ昇降自在に設け
られている。すなわち、上記アウターピッカー11はコラ
ム8の側面に縦設されたガイド溝8aに係合して、前記し
たメインコンピュータ10の制御により昇降駆動される。
このアウターピッカー11にもインナーピッカー6と同様
の出入機構が設けられていて、外部コンベヤ12によりコ
ラム8の一側部まで運ばれてくるコンテナ5を前記した
出入庫用棚群4′の所望の棚段まで移送して出入庫用棚
群4′の側面側より棚4内に挿入したり、インナーピッ
カー6により別の棚4から上記出入庫用棚群4′の棚4
に持ち込まれたコンテナ5を取り出して外部コンベヤ12
上に移し替えることができるようになっている。
第2図および第3図はそれぞれ前記したインナーピッカ
ー6における出入機構の平面図および正面図を示し、第
4図および第5図はそれぞれその出入機構の全体の斜視
図および駆動伝達系の斜視図を示す。第2図〜第5図に
おいて、9はインナーピッカー6の本体底部を構成する
フレームで、このフレーム9の前部および後部にはイン
ナーピッカー6を前後に走行させるための車輪10a,10b
がそれぞれ設けられている。フレーム9の前部に張設さ
れた台座11上には走行用モータ12と出入機構の駆動源で
あるエクストラクションモータ13とが据え付けられ、走
行用モータ12の回転出力を上記台座11上に別に設けられ
た減速機14で減速したあと、チェーン15を介して前部の
車輪10aに伝達するように構成されている。
ー6における出入機構の平面図および正面図を示し、第
4図および第5図はそれぞれその出入機構の全体の斜視
図および駆動伝達系の斜視図を示す。第2図〜第5図に
おいて、9はインナーピッカー6の本体底部を構成する
フレームで、このフレーム9の前部および後部にはイン
ナーピッカー6を前後に走行させるための車輪10a,10b
がそれぞれ設けられている。フレーム9の前部に張設さ
れた台座11上には走行用モータ12と出入機構の駆動源で
あるエクストラクションモータ13とが据え付けられ、走
行用モータ12の回転出力を上記台座11上に別に設けられ
た減速機14で減速したあと、チェーン15を介して前部の
車輪10aに伝達するように構成されている。
一方、フレーム9の中央部にはコンテナ5を載せる載置
台16が張設され、その両側部には前記した収納エリア2,
3の棚4の両側部に向けて一対のスライドアーム17が配
置されている。また、フレーム9上には上記スライドア
ーム17の外側面および底面にそれぞれ沿うガイドレール
18,19が設けられ、スライドアーム17の上半部外側面に
設けられた係合部20がガイドレール18に係合する一方、
スライドアーム17の底面に設けられたローラ21がガイド
レール19上に係架しており、これによりスライドアーム
17が棚4側に向けて進退自在となるようにしてある。上
記各ガイドレール18の下方には、スライドアーム17と平
行な無端チェーン22が張架され、前記したエクストラク
ションモータ13の回転出力を、第5図に示すようにチェ
ーン23,伝達軸24,チェーン25を経て上記各無端チェーン
22に伝達するように構成されている。そして、各スライ
ドアーム17の中間位置はそれぞれ対応する上記無端チェ
ーン22の一部に連結部材26を介して連結され、両無端チ
ェーン22の同期駆動に伴い左右スライドアーム17が同期
して進退動作するようにしてある。
台16が張設され、その両側部には前記した収納エリア2,
3の棚4の両側部に向けて一対のスライドアーム17が配
置されている。また、フレーム9上には上記スライドア
ーム17の外側面および底面にそれぞれ沿うガイドレール
18,19が設けられ、スライドアーム17の上半部外側面に
設けられた係合部20がガイドレール18に係合する一方、
スライドアーム17の底面に設けられたローラ21がガイド
レール19上に係架しており、これによりスライドアーム
17が棚4側に向けて進退自在となるようにしてある。上
記各ガイドレール18の下方には、スライドアーム17と平
行な無端チェーン22が張架され、前記したエクストラク
ションモータ13の回転出力を、第5図に示すようにチェ
ーン23,伝達軸24,チェーン25を経て上記各無端チェーン
22に伝達するように構成されている。そして、各スライ
ドアーム17の中間位置はそれぞれ対応する上記無端チェ
ーン22の一部に連結部材26を介して連結され、両無端チ
ェーン22の同期駆動に伴い左右スライドアーム17が同期
して進退動作するようにしてある。
また、右側の無端チェーン22では、上記連結部材26の連
結個所よりさらにセンサードグ27が延設される一方、こ
のセンサードグ27が通過するフレーム9上の中央位置に
はセンサードグ27を検知するフォトカプラなどからなる
センターセンサ28が設けられ、このセンターセンサ28が
センサードグ27を検知することで、スライドアーム17が
センター位置にあること、つまりスライドアーム17がフ
レーム9からはみ出さない初期位置にあることを検出で
きるように構成されている。
結個所よりさらにセンサードグ27が延設される一方、こ
のセンサードグ27が通過するフレーム9上の中央位置に
はセンサードグ27を検知するフォトカプラなどからなる
センターセンサ28が設けられ、このセンターセンサ28が
センサードグ27を検知することで、スライドアーム17が
センター位置にあること、つまりスライドアーム17がフ
レーム9からはみ出さない初期位置にあることを検出で
きるように構成されている。
さらに、スライドアーム17の上半部には、コンテナ5の
側壁に係脱する係合体29が配置される一方、スライドア
ーム17の下半部にはその長手方向に向けて環状索として
第2の無端チェーン30が張架されており、上記係合体29
が上記無端チェーン30の一方の張架ライン側の一部に連
結されるとともに、上記無端チェーン30の他方の張架ラ
イン側の一部はフレーム9のスライドアーム進退方向の
中央位置に連結部材31を介して固定され、これによりス
ライドアーム17の進退動作に伴って無端チェーン30が、
各スライドアーム17の両端部に設けられたスプロケット
30aの間で回転位置ずれを起すことにより、スライドア
ーム17の進退に合せて係合体29がスライドアーム17上を
進退動作するようにしてある。上記無端チェーン30への
係合体29の連結位置は、スライドアーム17が初期位置
(中央位置)にあるとき係合体29がちょうど中間位置に
くるように設定されている。
側壁に係脱する係合体29が配置される一方、スライドア
ーム17の下半部にはその長手方向に向けて環状索として
第2の無端チェーン30が張架されており、上記係合体29
が上記無端チェーン30の一方の張架ライン側の一部に連
結されるとともに、上記無端チェーン30の他方の張架ラ
イン側の一部はフレーム9のスライドアーム進退方向の
中央位置に連結部材31を介して固定され、これによりス
ライドアーム17の進退動作に伴って無端チェーン30が、
各スライドアーム17の両端部に設けられたスプロケット
30aの間で回転位置ずれを起すことにより、スライドア
ーム17の進退に合せて係合体29がスライドアーム17上を
進退動作するようにしてある。上記無端チェーン30への
係合体29の連結位置は、スライドアーム17が初期位置
(中央位置)にあるとき係合体29がちょうど中間位置に
くるように設定されている。
係合体29は第6図に示すように、ケース32内にソレノイ
ド33で回動するピッキングアーム34を装着して構成さ
れ、第3図に示すように上記ケース32の背面側に設けら
れたガイドローラ35をスライドアーム17に設けられたガ
イドレール36に係架することにより、スライドアーム17
に沿っ進退自在となるようにしてある。
ド33で回動するピッキングアーム34を装着して構成さ
れ、第3図に示すように上記ケース32の背面側に設けら
れたガイドローラ35をスライドアーム17に設けられたガ
イドレール36に係架することにより、スライドアーム17
に沿っ進退自在となるようにしてある。
なお、スライドアーム17を進退させる無端チェーン22の
一方には、その1つのスプロケット22aの軸22bにロータ
リーエンコーダ37が設けられ、これによりスライドアー
ム17ひいては係合体29の進退位置を検出するように構成
されている。
一方には、その1つのスプロケット22aの軸22bにロータ
リーエンコーダ37が設けられ、これによりスライドアー
ム17ひいては係合体29の進退位置を検出するように構成
されている。
第7図はコンテナ5の斜視図であって、その外側面には
縦横にリブ5aが形成され、そのうちの前部側の縦リブ5a
1が上記係合体29のピッキングアーム34と係脱する係合
部として利用される。
縦横にリブ5aが形成され、そのうちの前部側の縦リブ5a
1が上記係合体29のピッキングアーム34と係脱する係合
部として利用される。
第8図は先述したメインコンピュータ10とインナーピッ
カー6との信号の授受系統を示すブロック図であり、メ
インコンピュータ10から出力される走行指令信号はモー
タドライバー38を経て走行用モータ12に与えられる一
方、インナーピッカー6に設けられた走行位置センサー
39の検出信号がメインコンピュータ10に送信されるよう
になっている。一方、メインコンピュータ10から出力さ
れる出入機構駆動指令信号はモータドライバー40を経て
エクストラクションモータ13に与えられ、インナーピッ
カー6のセンターセンサ28が検出する検出信号もメイン
コンピュータ10に送信されるようになっている。またロ
ータリーエンコーダ37の検出するスライドアーム17(お
よび係合体29)の移動量は計数回路41でカウントされ
て、このカウント値がメインコンピュータ10に入力さ
れ、さらにメインコンピュータ10から出力される係合体
29の係脱駆動指令信号は、ソレノイドドライバー42を経
て左右の係合体29のソレノイド33に入力されるようにし
てある。
カー6との信号の授受系統を示すブロック図であり、メ
インコンピュータ10から出力される走行指令信号はモー
タドライバー38を経て走行用モータ12に与えられる一
方、インナーピッカー6に設けられた走行位置センサー
39の検出信号がメインコンピュータ10に送信されるよう
になっている。一方、メインコンピュータ10から出力さ
れる出入機構駆動指令信号はモータドライバー40を経て
エクストラクションモータ13に与えられ、インナーピッ
カー6のセンターセンサ28が検出する検出信号もメイン
コンピュータ10に送信されるようになっている。またロ
ータリーエンコーダ37の検出するスライドアーム17(お
よび係合体29)の移動量は計数回路41でカウントされ
て、このカウント値がメインコンピュータ10に入力さ
れ、さらにメインコンピュータ10から出力される係合体
29の係脱駆動指令信号は、ソレノイドドライバー42を経
て左右の係合体29のソレノイド33に入力されるようにし
てある。
なお、インナーピッカー6では、係合体29を進退動作さ
せる無端チェーン30に沿って、ソレノイド33に給電する
ための給電線29a(第3図参照)が環状に配線されてお
り、無端チェーン30をフレーム9に固定する連結部材31
の位置でフレーム9側から給電線29aに給電することに
より、スライドアーム17が進退動作して係合体29が進退
しても、給電線29aに無用な垂みや引張りが働かないよ
うにしている。
せる無端チェーン30に沿って、ソレノイド33に給電する
ための給電線29a(第3図参照)が環状に配線されてお
り、無端チェーン30をフレーム9に固定する連結部材31
の位置でフレーム9側から給電線29aに給電することに
より、スライドアーム17が進退動作して係合体29が進退
しても、給電線29aに無用な垂みや引張りが働かないよ
うにしている。
つぎに、この自動保管検索装置の動作を、第9図〜第11
図に示すフロー図および第12図に示す出入機構動作説明
図を参照して説明する。
図に示すフロー図および第12図に示す出入機構動作説明
図を参照して説明する。
(1) コンテナ5の取出し 第9図のフロー図において、まずステップS1で外部コン
ピュータからのオンラインあるいはフロッピーディスク
による前記メインコンピュータ10への入力によって収納
エリア2,3からの所望の物品の取出しがリクエストされ
ると、ステップS2によりメインコンピュータ10では上記
物品のアイテム番号からその物品を収めているコンテナ
4のロケーションアドレス、つまりそのコンテナ4の収
納されている棚4の段数および列番が割り出される。つ
いでステップS3により該当段のインナーピッカー6に光
通信ユニット9を通じてコマンドが送信される。このコ
マンドの送信は、取出しのリクエスト物品が多数あっ
て、これらに対応する目的の棚の段数がそれぞれ異なる
場合には、各段のインナーピッカー6に例えばそれぞれ
並行して送信される。このコマンドを受信したインナー
ピッカー6は、ステップS4により目的の棚4のある位置
に向けて走行を開始する。インナーピッカー6はその走
行開始前、該当段において前回の動作を終了した任意の
位置で待機している。ステップS5により目的の棚4の前
にインナーピッカー6が到着して走行を停止すると、つ
ぎのステップS6によりインナーピッカー6の出入機構が
作動して棚4内からのコンテナ5の取出しが開始され
る。
ピュータからのオンラインあるいはフロッピーディスク
による前記メインコンピュータ10への入力によって収納
エリア2,3からの所望の物品の取出しがリクエストされ
ると、ステップS2によりメインコンピュータ10では上記
物品のアイテム番号からその物品を収めているコンテナ
4のロケーションアドレス、つまりそのコンテナ4の収
納されている棚4の段数および列番が割り出される。つ
いでステップS3により該当段のインナーピッカー6に光
通信ユニット9を通じてコマンドが送信される。このコ
マンドの送信は、取出しのリクエスト物品が多数あっ
て、これらに対応する目的の棚の段数がそれぞれ異なる
場合には、各段のインナーピッカー6に例えばそれぞれ
並行して送信される。このコマンドを受信したインナー
ピッカー6は、ステップS4により目的の棚4のある位置
に向けて走行を開始する。インナーピッカー6はその走
行開始前、該当段において前回の動作を終了した任意の
位置で待機している。ステップS5により目的の棚4の前
にインナーピッカー6が到着して走行を停止すると、つ
ぎのステップS6によりインナーピッカー6の出入機構が
作動して棚4内からのコンテナ5の取出しが開始され
る。
上記出入機構によるコンテナ5の取出し動作は以下の順
序で行なわれる。まず第12図(A)に示すようにスライ
ドアーム17がインナーピッカー6の本体内に収まってい
る初期位置の状態から、エクストラクションモータ13の
始動により無端チェーン22が所定方向に動作すると、こ
れに連結されているスライドアーム17が棚4の両側部に
進出する。そして、この動作に伴って、スライドアーム
17上で別の無端チェーン30を張架しているスプロケット
30aがスライドアーム17と一体に進出動作するので、一
部がインナーピッカー6の本体側に連結されている無端
チェーン30は回転位置ずれを生じ、これに応じ該無端チ
ェーン30に連結されている係合体29はスライドアーム17
と同じ進出量でスライドアーム17上を進出動作する。す
なわち、スライドアーム17がインナーピッカー6の本体
に対して距離lだけ移動すると、係合体29はインナーピ
ッカー6の本体に対して距離2lだけ移動することにな
る。
序で行なわれる。まず第12図(A)に示すようにスライ
ドアーム17がインナーピッカー6の本体内に収まってい
る初期位置の状態から、エクストラクションモータ13の
始動により無端チェーン22が所定方向に動作すると、こ
れに連結されているスライドアーム17が棚4の両側部に
進出する。そして、この動作に伴って、スライドアーム
17上で別の無端チェーン30を張架しているスプロケット
30aがスライドアーム17と一体に進出動作するので、一
部がインナーピッカー6の本体側に連結されている無端
チェーン30は回転位置ずれを生じ、これに応じ該無端チ
ェーン30に連結されている係合体29はスライドアーム17
と同じ進出量でスライドアーム17上を進出動作する。す
なわち、スライドアーム17がインナーピッカー6の本体
に対して距離lだけ移動すると、係合体29はインナーピ
ッカー6の本体に対して距離2lだけ移動することにな
る。
この係合体29の進出量はロータリーエンコーダ37によっ
て検出され、その検出信号に基づき第12図(B)に示す
ように係合体29がコンテナ5の対応する外側面の係合部
である縦リブ5a1より少し行き過ぎた位置に達すると、
進出動作は停止させられる。この進出動作において、イ
ンナーピッカー6の本体側から係合体29のソレノイド33
に接続されている給電線は、無端チェーン30に沿って配
線されているので、垂みや無理な引張り受けることがな
い。
て検出され、その検出信号に基づき第12図(B)に示す
ように係合体29がコンテナ5の対応する外側面の係合部
である縦リブ5a1より少し行き過ぎた位置に達すると、
進出動作は停止させられる。この進出動作において、イ
ンナーピッカー6の本体側から係合体29のソレノイド33
に接続されている給電線は、無端チェーン30に沿って配
線されているので、垂みや無理な引張り受けることがな
い。
ついで上記ソレノイド33に給電が行なわれて、係合体29
のピッキングアーム34は第6図に仮想線で示すように横
向きに起こされる。そして、この状態のもとにエクスト
ラクションモータ13が先の場合と逆向きに始動され、ス
ライドアーム17および係合体29はインナーピッカー6の
本体側に向けて後退動作する。この動作により係合体29
のピッキングアーム34がコンテナ5の縦リブ5a1に係合
して、係合体29とともにコンテナ5が棚4よりインナー
ピッカー6の載置台16上に移載される。
のピッキングアーム34は第6図に仮想線で示すように横
向きに起こされる。そして、この状態のもとにエクスト
ラクションモータ13が先の場合と逆向きに始動され、ス
ライドアーム17および係合体29はインナーピッカー6の
本体側に向けて後退動作する。この動作により係合体29
のピッキングアーム34がコンテナ5の縦リブ5a1に係合
して、係合体29とともにコンテナ5が棚4よりインナー
ピッカー6の載置台16上に移載される。
第12図(C)に示すように、コンテナ5が上記載置台16
上に完全に移載されるところまでスライドアーム17およ
び係合体29が後退すると(その確認はロータリーエンコ
ーダ37の検出信号に基づき行なわれる)、ソレノイド33
への給電が停止されてピッキングアーム34のコンテナ5
への係合が解かれ、このあとスライドアーム17および係
合体29は第12図(D)に示すように初期位置まで戻され
る。
上に完全に移載されるところまでスライドアーム17およ
び係合体29が後退すると(その確認はロータリーエンコ
ーダ37の検出信号に基づき行なわれる)、ソレノイド33
への給電が停止されてピッキングアーム34のコンテナ5
への係合が解かれ、このあとスライドアーム17および係
合体29は第12図(D)に示すように初期位置まで戻され
る。
第9図に戻って、ステップS7によりインナーピッカー6
上にコンテナ5が取り込まれて取出しが完了すると、つ
ぎのステップS8により出庫用ホームポジションすなわち
最前列の入出庫用棚群4′に向けてインナーピッカー6
が走行を開始する。ステップS9によりホームポジション
にインナーピッカー6が到着して走行が完了すると、つ
ぎのステップS10によりインナーピッカー6の出入機構
が再び作動して運ばれて来たコンテナ5は入出庫用棚群
4′の棚4に挿入される。この挿入動作は第12図の動作
を逆に辿ることによって行なわれる。ステップS11によ
りコンテナ5の挿入が完了すると、つぎのステップS12
により光通信ユニット9を通じてインナーピッカー6か
らのメインコンピュータ10に動作完了の信号が送信さ
れ、インナーピッカー6は次のコマンドを受けるまでそ
こで待機する。
上にコンテナ5が取り込まれて取出しが完了すると、つ
ぎのステップS8により出庫用ホームポジションすなわち
最前列の入出庫用棚群4′に向けてインナーピッカー6
が走行を開始する。ステップS9によりホームポジション
にインナーピッカー6が到着して走行が完了すると、つ
ぎのステップS10によりインナーピッカー6の出入機構
が再び作動して運ばれて来たコンテナ5は入出庫用棚群
4′の棚4に挿入される。この挿入動作は第12図の動作
を逆に辿ることによって行なわれる。ステップS11によ
りコンテナ5の挿入が完了すると、つぎのステップS12
により光通信ユニット9を通じてインナーピッカー6か
らのメインコンピュータ10に動作完了の信号が送信さ
れ、インナーピッカー6は次のコマンドを受けるまでそ
こで待機する。
入出庫用棚群4′の棚4に挿入されたコンテナ5は、イ
ンナーピッカー6の動きとは非同期に動作するアウター
ピッカー11により取り出され、外部コンベヤ12に移載さ
れて外部に運び出される。
ンナーピッカー6の動きとは非同期に動作するアウター
ピッカー11により取り出され、外部コンベヤ12に移載さ
れて外部に運び出される。
(2) コンテナ5の返却 外部コンベヤ12によって運ばれて来たコンテナ5は、ま
ずアウターピッカー6に移載されて、最前列の入出庫用
棚群4′の棚4に挿入される。この作業において、コン
テナ5を収納エリア2,3の棚4に戻す方式が固定ロケー
ション方式の場合、つまり指定された位置の棚4に戻す
方式の場合には、入で庫用棚群4′の棚4のうち指定さ
れた段数の棚4へコンテナ5が挿入される。
ずアウターピッカー6に移載されて、最前列の入出庫用
棚群4′の棚4に挿入される。この作業において、コン
テナ5を収納エリア2,3の棚4に戻す方式が固定ロケー
ション方式の場合、つまり指定された位置の棚4に戻す
方式の場合には、入で庫用棚群4′の棚4のうち指定さ
れた段数の棚4へコンテナ5が挿入される。
これに対して、コンテナ5を戻す棚4を特定せずその都
度最短時間でコンテナ5を返却できる空の棚4を指定し
てその棚4に戻すフリーロケーション方式の場合には、
第10図に示すフロー図にしたがって入出庫用棚群4′へ
のコンテナ5の移載が行なわれる。すなわち、第10図に
おいて、まずステップS21で外部コンベヤ12からアウタ
ーピッカー12にコンテナ5が移載される。ついでステッ
プS22により現在、動作を完了して待機しているインナ
ーピッカー6の待機位置がチェックされ、ささらにステ
ップS23により収納エリア2,3の各段の空の棚4の位置が
確認される。そして、上記待機位置および空の棚4の位
置のデータを元にして、つぎのステップS24では現在の
待機位置からインナーピッカー6が入出庫用棚群4′ま
でコンテナ5を迎えに行って、空の棚4まで移送する往
復移動距離の最も短い段が決定される。この決定に基づ
き、つぎのステップS25では入出庫用棚群4′の当該段
の棚4にコンテナ5がアウターピッカー11より挿入され
る。
度最短時間でコンテナ5を返却できる空の棚4を指定し
てその棚4に戻すフリーロケーション方式の場合には、
第10図に示すフロー図にしたがって入出庫用棚群4′へ
のコンテナ5の移載が行なわれる。すなわち、第10図に
おいて、まずステップS21で外部コンベヤ12からアウタ
ーピッカー12にコンテナ5が移載される。ついでステッ
プS22により現在、動作を完了して待機しているインナ
ーピッカー6の待機位置がチェックされ、ささらにステ
ップS23により収納エリア2,3の各段の空の棚4の位置が
確認される。そして、上記待機位置および空の棚4の位
置のデータを元にして、つぎのステップS24では現在の
待機位置からインナーピッカー6が入出庫用棚群4′ま
でコンテナ5を迎えに行って、空の棚4まで移送する往
復移動距離の最も短い段が決定される。この決定に基づ
き、つぎのステップS25では入出庫用棚群4′の当該段
の棚4にコンテナ5がアウターピッカー11より挿入され
る。
入出庫用棚群4′の棚4に移載されたコンテナ5を収納
エリア2,3の空の棚4に返却する動作は、第11図に示す
フロー図にしたがって行なわれる。同図において、まず
ステップS31でコンテナ5の返却がリクエストされる
と、入出庫用棚群4′の棚4にコンテナ5が入っている
かどうかのチェックが行なわれる。コンテナ5が入って
いるのを確認すると、つぎのステップS32でそのコンテ
ナ5を収納する棚4のロケーション・アドレスが決定さ
れる。ついでステップS33では該当する段のインナーピ
ッカー6に対し光通信ユニット9を通じ返却のコマンド
が送信される。このコマンドを受信した該当のインナー
ピッカー6は、ステップS34により入出庫用棚群4′に
向け走行を開始する。ステップS35により入出庫用棚群
4′の前にインナーピッカー6が到着して停止すると、
つぎのステップS36によりインナーピッカー6の出入機
構が作動して入出庫用棚群4′の棚4からコンテナ5が
インナーピッカー6上に取り込まれる。ステップS37に
よりインナーピッカー6へのコンテナ5の取込みが完了
すると、つぎのステップS38により目的の棚4に向けて
インナーピッカー6が走行を開始する。ステップS39に
より目的の棚4の前にインナーピッカー6が到着して走
行が完了すると、つぎのステップS40によりインナーピ
ッカー6の出力機構が再び作動して運ばれて来たコンテ
ナ5は棚4内に挿入される。ステップS41によりコンテ
ナ5の挿入が完了すると、つぎのステップS42により光
通信ユニット9を通じてインナーピッカー6からメイン
コンピュータ10の動作完了の信号が送信され、インナー
ピッカー6は次のコマンドを受けるまでそこで待機す
る。
エリア2,3の空の棚4に返却する動作は、第11図に示す
フロー図にしたがって行なわれる。同図において、まず
ステップS31でコンテナ5の返却がリクエストされる
と、入出庫用棚群4′の棚4にコンテナ5が入っている
かどうかのチェックが行なわれる。コンテナ5が入って
いるのを確認すると、つぎのステップS32でそのコンテ
ナ5を収納する棚4のロケーション・アドレスが決定さ
れる。ついでステップS33では該当する段のインナーピ
ッカー6に対し光通信ユニット9を通じ返却のコマンド
が送信される。このコマンドを受信した該当のインナー
ピッカー6は、ステップS34により入出庫用棚群4′に
向け走行を開始する。ステップS35により入出庫用棚群
4′の前にインナーピッカー6が到着して停止すると、
つぎのステップS36によりインナーピッカー6の出入機
構が作動して入出庫用棚群4′の棚4からコンテナ5が
インナーピッカー6上に取り込まれる。ステップS37に
よりインナーピッカー6へのコンテナ5の取込みが完了
すると、つぎのステップS38により目的の棚4に向けて
インナーピッカー6が走行を開始する。ステップS39に
より目的の棚4の前にインナーピッカー6が到着して走
行が完了すると、つぎのステップS40によりインナーピ
ッカー6の出力機構が再び作動して運ばれて来たコンテ
ナ5は棚4内に挿入される。ステップS41によりコンテ
ナ5の挿入が完了すると、つぎのステップS42により光
通信ユニット9を通じてインナーピッカー6からメイン
コンピュータ10の動作完了の信号が送信され、インナー
ピッカー6は次のコマンドを受けるまでそこで待機す
る。
(発明の効果) 以上のように、この発明の自動保管検索装置によれば、
スライドアーム上に張架した環状索をその一方の張架ラ
イン側においてピッカーの本体側に固定するとともに、
上記無端環状索の他方の張架ライン側の一部を係合体に
連結して、スライドアームを進退動作させるのに伴って
スライドアーム上をその進退方向に向けて係合体がピッ
カー本体に対してスライドアームの移動距離の2倍の距
離を移動するようにしているので、汎用のコンテナに対
し側部にて係脱自在なかつ構成の簡単なスライドアーム
が実現でき、コンテナの出入動作において、スライドア
ームの進退ストロークを小さく抑えられるだけでなく、
スライドアームと係合体の進退駆動源を1つで兼用でき
るとともに、係合体の進退駆動を伝える伝達機構および
その制御系が極めて簡単になり、コストを低減できピッ
カーにおける載置空間を広く確保できるなどの効果が得
られる。
スライドアーム上に張架した環状索をその一方の張架ラ
イン側においてピッカーの本体側に固定するとともに、
上記無端環状索の他方の張架ライン側の一部を係合体に
連結して、スライドアームを進退動作させるのに伴って
スライドアーム上をその進退方向に向けて係合体がピッ
カー本体に対してスライドアームの移動距離の2倍の距
離を移動するようにしているので、汎用のコンテナに対
し側部にて係脱自在なかつ構成の簡単なスライドアーム
が実現でき、コンテナの出入動作において、スライドア
ームの進退ストロークを小さく抑えられるだけでなく、
スライドアームと係合体の進退駆動源を1つで兼用でき
るとともに、係合体の進退駆動を伝える伝達機構および
その制御系が極めて簡単になり、コストを低減できピッ
カーにおける載置空間を広く確保できるなどの効果が得
られる。
第1図はこの発明の一実施例である自動保管検索装置の
斜視図、第2図はそのインナーピッカーの動作機構を示
す平面図、第3図はその動作機構の側面図、第4図はそ
の動作機構の斜視図、第5図はその動作機構の動力伝達
系を示す斜視図、第6図は係合体の斜視図、第7図はコ
ンテナの斜視図、第8図は出力機構とメインコンピュー
タの信号授受系統を示すブロック図、第9図はこの自動
保管検索装置のコンテナ取出し動作を示すフロー図、第
10図はこの自動保管検索装置のフリーロケーション方式
における返却前処理の動作を示すフロー図、第11図はこ
の自動保管検索装置のコンテナ返却動作を示すフロー
図、第12図はインナーピッカーの出入機構のコンテナ取
出し動作を示す説明図である。 2,3……収納エリア 4……棚 5……コンテナ 5a1……縦リブ(係合部) 6……インナーピッカー 11……アウターピッカー 17……スライドアーム 29……係合体 30……無端チェーン
斜視図、第2図はそのインナーピッカーの動作機構を示
す平面図、第3図はその動作機構の側面図、第4図はそ
の動作機構の斜視図、第5図はその動作機構の動力伝達
系を示す斜視図、第6図は係合体の斜視図、第7図はコ
ンテナの斜視図、第8図は出力機構とメインコンピュー
タの信号授受系統を示すブロック図、第9図はこの自動
保管検索装置のコンテナ取出し動作を示すフロー図、第
10図はこの自動保管検索装置のフリーロケーション方式
における返却前処理の動作を示すフロー図、第11図はこ
の自動保管検索装置のコンテナ返却動作を示すフロー
図、第12図はインナーピッカーの出入機構のコンテナ取
出し動作を示す説明図である。 2,3……収納エリア 4……棚 5……コンテナ 5a1……縦リブ(係合部) 6……インナーピッカー 11……アウターピッカー 17……スライドアーム 29……係合体 30……無端チェーン
Claims (2)
- 【請求項1】複数の棚(4)を配列した収納エリア
(2、3)の棚開放側に沿って、棚(4)との間でコン
テナ(5)の出し入れを行なうピッカー(6)を移動自
在に設けた自動保管検索装置において、 前記ピッカー(6)に並設された前記棚(4)の両側部
に向けて進退駆動される一対のスライドアーム(17)
と、 前記スライドアーム(17)に設けられた、前記スライド
アーム(17)の進退方向に張架される環状索(30)と、 前記スライドアーム(17)に設けられた、前記スライド
アーム(17)と同一方向に進退自在で前記コンテナ
(5)の側壁の係合部(5a)に対し係脱駆動される係合
体(29)とを備え、 前記環状索(30)は、その一方の張架ライン側が前記ピ
ッカー(6)の本体側に固定されるとともに、他方の張
架ライン側の一部分が前記係合体(29)に連結され、 前記スライドアーム(17)の進退駆動に合せて該スライ
ドアーム(17)上で前記係合体(29)が前記ピッカー
(6)の本体に対して前記スライドアーム(17)の移動
距離の2倍の距離を移動するようにしたことを特徴とす
る自動保管検索装置。 - 【請求項2】前記係合体(29)は係脱駆動用ソレノイド
(33)を有し、このソレノイド(33)は前記環状索(2
2)に沿わせた給電線(29a)を介して前記ピッカー
(6)の本体側から給電される特許請求の範囲第1項記
載の自動保管検索装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62109583A JPH075166B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 自動保管検索装置 |
US07/249,175 US5002449A (en) | 1986-12-25 | 1987-12-21 | Automatic storage/retrieval apparatus for articles |
PCT/JP1987/001010 WO1988005018A1 (en) | 1986-12-25 | 1987-12-21 | Automatic storing and retrieving apparatus for articles |
KR1019880700976A KR920006442B1 (ko) | 1986-12-25 | 1987-12-21 | 물품의 자동보관 검색장치 |
DE19873790864 DE3790864T1 (ja) | 1986-12-25 | 1987-12-21 | |
US07/588,876 US5135344A (en) | 1986-12-25 | 1990-09-27 | Automatic storage/retrieval apparatus for articles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62109583A JPH075166B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 自動保管検索装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63277107A JPS63277107A (ja) | 1988-11-15 |
JPH075166B2 true JPH075166B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14513947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62109583A Expired - Fee Related JPH075166B2 (ja) | 1986-12-25 | 1987-05-01 | 自動保管検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075166B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03267203A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-28 | Itooki:Kk | 自動保管検索装置 |
DE9107229U1 (de) * | 1991-06-12 | 1991-07-25 | Copla Förder- und Lagertechnik Gesellschaft für Anlagenbau mbH, 1000 Berlin | Schiene für Lager, insbesondere Hochregallager, für rollenförmiges Lagergut, insbesondere Papierrollen |
JPH06107305A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Itoki Crebio Corp | 物品搬出入装置 |
JP3337598B2 (ja) * | 1995-10-31 | 2002-10-21 | 株式会社イトーキクレビオ | 自動倉庫における荷物出し入れ装置 |
JP5835556B2 (ja) * | 2011-07-20 | 2015-12-24 | 株式会社Ihi | 移載装置及び移載方法 |
JP2014047042A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Murata Mach Ltd | 移載装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4116324A (en) | 1975-11-08 | 1978-09-26 | Ipsen Industries International Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Loading device |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623199A (en) * | 1979-08-02 | 1981-03-04 | Kito Kk | Shelf stacking facility |
JPS58193803A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-11 | Matsuda Denki Kogyosho:Kk | 金型類保管棚 |
JPS6023206A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-05 | Hitachi Ltd | 移載装置の位置決め装置 |
JPS60232314A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-19 | Nissan Motor Co Ltd | 移載装置の荷物保持フツク作動機構 |
US4690602A (en) * | 1985-02-22 | 1987-09-01 | Applied Retrieval Technology, Inc. | Automatic storage and retrieval system |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP62109583A patent/JPH075166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4116324A (en) | 1975-11-08 | 1978-09-26 | Ipsen Industries International Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Loading device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63277107A (ja) | 1988-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |