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JPH0750038B2 - プラスチックフィルムのシースルー特性の測定方法 - Google Patents

プラスチックフィルムのシースルー特性の測定方法

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Publication number
JPH0750038B2
JPH0750038B2 JP2267059A JP26705990A JPH0750038B2 JP H0750038 B2 JPH0750038 B2 JP H0750038B2 JP 2267059 A JP2267059 A JP 2267059A JP 26705990 A JP26705990 A JP 26705990A JP H0750038 B2 JPH0750038 B2 JP H0750038B2
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JP
Japan
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film
video signal
signal level
see
plastic film
Prior art date
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JP2267059A
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English (en)
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JPH04143641A (ja
Inventor
利男 市川
束 小野
勇二 田中
Original Assignee
三井東圧化学株式会社
興和紡績株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三井東圧化学株式会社, 興和紡績株式会社 filed Critical 三井東圧化学株式会社
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Publication of JPH04143641A publication Critical patent/JPH04143641A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光透過性プラスチックフィルムのシースルー
特性の測定方法に関し、詳しくは光透過性フィルムのシ
ースルー特性をオンラインで迅速かつ正確に測定できる
プラスチックフィルムのシースルー特性を測定方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、フィルムの面状態、即ちシースルー特性を測定す
る手段としては第6図に示す如きオフライン測定器が知
られている。この測定器は、同図に示す如く、検出ライ
ンとブランクラインの二系列の比較によってサンプルの
面状態を測るもので、光源50:ミラー51a、51b、スリッ
ト52a、52b、サンプル53、レンズ54a、54b、スリット55
a、55b、検出器56a、56b、対数変換演算器57、アンプ5
8、表示部59によって構成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のオフライン測定器では、サンプルとして
1〜3cm角のフィルムを切り取ってセットする必要があ
り、測定終了したら別個のサンプルをセットする必要が
あるため、連続的に測定することはできなかった。
また小さく切り取ったサンプルについて測定したとして
も実際のフィルムの面状態とは言えず、オフライン測定
器で良好なデータが得られても、実際の製品フィルムに
表面あれや厚みむらが生じていても見のがす恐れがある
というう欠点があった。
そこで走行中のフィルムのシースルー特性を迅速か連続
的に、しかも正確に測定できるプラスチックフィルムの
シースルー特性の測定方法の開発が望まれていた。
フィルムのシースルー特性を迅速かつ連続的にしかも正
確に測定できる方法としては、あらかじめCCDカメラの
ような電子カメラを用いて基準チャートを透明フィルム
を介さずに撮影して基準画像を得、次いで走行中の透明
フィルムを介して撮影して撮影画像を得、基準画像と撮
影画像と画面上で対比して透明フィルムをひずみを調べ
る方法が考えられる(特願平1−178219号参照)。
しかし、基準画像と撮影画像とを画面上で対比する手段
はどうしても人間の力に頼らざるを得なかったため、測
定結果に個人差がでたり、また測定の迅速性及び測定結
果情報のフィードバックの迅速性という面で不充分であ
り、さらに測定の完全自動化をはかることができなかっ
た。
そこで、本発明の目的は、測定結果に個人差がでたりす
ることがなく、また測定の迅速化及び測定結果情報のフ
ィードバックの迅速化並びに測定の完全自動化をはかる
ことが可能になるシースルー特性の測定方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するためめの手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく、鋭意検討を重ね
た結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明に係るプラスチックフィルムのシースルー
特性の測定方法は、光透過性プラスチックフィルムの背
面に設けられた基準細線を有する反射板に照射された光
の反射光をフィルムの前面に設けられた受光部で感知
し、映像信号レベルに変換することによりプラスチック
フィルムのシースルー特性を測定する方法において、 前記プラスチックフィルムを介さずに前記基準細線の映
像信号レベルL0を得、次いで測定対象フィルムを介して
前記基準細線の映像信号レベルL1を求め、該映像信号レ
ベルL1と前記映像信号レベルL0とを比較し評価すること
を特徴とする。
また本発明に係るプラスチックフィルムのシースルー特
性の測定方法は、上記の測定方法において、前記プラス
チックフィルムを介さずに前記基準細線の映像信号レベ
ルL0を得、次いで各種フィルムを介して前記基準細線の
映像信号レベルLを求め、該映像信号レベルLと前
記映像信号レベルL0と比較し評価して各種フィルムにつ
いてのシースルー特性値を求めると共に該シースルー特
性値に対応する各種フィルムの映像信号レベルLを記
憶部にあらかじめ記憶させておき、次いで測定対象フィ
ルムについての映像信号レベルLを求め、該映像信号
レベルLと前記映像信号レベルLとを比較し評価す
ることを特徴とする。
また本発明の好ましい態様としては、受光部が1又は2
以上の電子カメラであることであり、また1台の電子カ
メラが前記フィルムの幅方向に往復動可能に構成されて
いることであり、ささらに前記反射板が前記フィルムの
有効幅と略々同じ長さであり、前記基準細線が前記フィ
ルムの幅方向に直角に所定間隔をあけて設けられた複数
の直線からなり、該複数の直線の一部又は全部が各々太
さを異にすることである。
〔作用〕
基準細線に照射された光はその基準細線で光エネルギー
が吸収され、特に基準細線のなかでも比較的太線部では
光吸収量が多くなるので、受光部に好ましく用いられる
所謂CCDカメラに入光する光エネルギーは低くなり、得
られた映像信号レベルは低く表われる。逆に比較的細線
部では光吸収量が少ないのでCCDカメラによっって得ら
れる映像信号レベルは高くなる。プラスチックフィルム
に歪等が場合には、その部分で光の一部は乱反射される
ためCCDカメラに入る光エネルギーは小さくなり、その
ためCCDカメラによって得られる映像信号レベルは低く
表われる。このようにしてフィルムの面状態に応じた映
像信号レベルを得ると共にフィルムを介しないときの映
像信号レベルを比較対象としてフィルムのシースルー特
性を迅速に求めることができる。
さらにシースルー特性値に対応する各種フィルムの映像
信号レベルを記憶部にあらかじめ記憶させておき、次い
で測定対象フィルムについての映像信号レベルを求め、
該映像信号レベルとあらかじめ記憶された前記映像信号
レベルとを比較し評価することによって、シースルー特
性のより迅速な測定を可能にする。
〔発明の構成〕
第1図に基いて本発明の測定方法を説明する。
同図において、1は光透過性プラスチックフィルム、2
は受光部、3は基準細線3Aを有する反射板、4は光源、
5はアンプ、6は明暗修正部、7はA/D変換器、8は記
憶部、9はコンピュータである。
本発明において測定対象となる光透過性プラスチックフ
ィルム1は、光透過性のものであればよく無色フィル
ム、着色フィルムのいずれであってもよい。なお光透過
率は特に限定されないが、50〜100%であればよい。
フィルムの検査幅は特に限定されず、1000〜6000mmの範
囲にあればよく、具体例としては、3300mm,4200mmの2
タイプが挙げられる。
本発明において測定対象となるフィルムの厚みは特に限
定される訳ではないが、例えば30〜1000μmの範囲にあ
ることが好ましく、またフィルムの搬送速度も特に限定
される訳ではないが、測定の迅速化という点で10〜500m
/min、好ましくは30〜200m/minの範囲にあることが好ま
しい。
本発明の測定項目はシースルー特性であり、ここにシー
スルー特性の測定というのはフィルムの面状態を調べる
ことであり、具体的には検査対象フィルムについてシー
スルー値を求めたり、映像信号レベル等を求めることに
よって調べることができる。ここでシースルー性とはフ
ィルムの透視度を表したもので、人間の目でフィルム越
しに物を見た場合、物が歪んで見える度合いを数値化し
たものである。光源から出た光はレンズによって平行度
±0.3゜以内となり、2光路に分かれる。1光路の光は
スリットで10φの光束となり、試料を通過後±0.4゜以
内のものが検出器に入り、他の1光路の光は試料なしで
検出器に入る。検出器では試料のない方を基準とし、二
つの比の−logをデジタル表示する(通常、報告データ
はデジタル表示値の100倍とし、−logT×102としてい
る)。
尚、農ビに関してシースルー性測定の意義とは (1)強度面 シースルーの大小はフィルム表面の凹凸の大小であり、
厚さバラツキの大小とも言える。従って、強度、特に衝
撃強度においてはシースルー性との相関が強く、シース
ルー性改良が低温衝撃強度改良につながっている。
(2)外観面 ハウス内の作物が外からきれいに見えた方が好感が持た
れることや、シースルー性の悪いフィルムは光線透過率
が劣ると、誤解されやすい(実際の全光線透過率は変り
ない)。
本発明においてフィルムのシースルー特性は、フィルム
製造過程における走行中に測定されることが好ましい
が、本発明の効果を損なわない範囲で一時的に停止させ
て測定してもかまわない。
本発明の受光部2は、特に限定される訳ではないが、例
えばCCDカメラ等の固体撮像素子を用いた各種電子カメ
ラや光センサー等を用いることができるが好ましくは電
子カメラである。電子カメラの台数は1台であってもよ
いし、複数台であってもよい。電子カメラの台数は主に
カメラ視野とフィルムを検査幅に応じて決定され、例え
ば第3図に示すようにカメラ1台の視野が1200mm、フィ
ルムの検査幅が3300mmの場合カメラは3台あればよい
し、またフィルムの検査幅が4200mmの場合カメラは4台
あればよい。
またカメラ1台で測定することもできる。具体的には第
5図に示すようにカメラをフィルムの幅方向に移動可能
に構成することにより測定することができるがこの装置
に限定される訳ではない。第5図において、電子カメラ
2は架台10上に設けれたサーボモータ11に回動可能に取
付けられたボールスクリュウ12に往復動可能に固定され
ている。移動方向の規制はリニアガイド13によって行わ
れる。
撮影用光源4は特に限定されないが、例えば蛍光灯、ハ
ロゲンランプ等が用いられる。この光源は直接でもよい
し、ファイバー光として用いてもよい。
次に本発明の基準細線について説明する。基準細線を有
する反射板については第2図に示してあるがこれに限定
されない。
本発明において基準細線は直線であってよいし又曲線で
あってもよい。また基準細線の色については光源から発
せられる光エネルギーの一部を吸収する色であればよ
く、好ましくは黒である。
基準細線の太さは全て均一の太さであってもよいが、好
ましくは第2図に示すように各々の基準細線を異なった
太さの線によって構成することである。即ち第2図にお
いて反射板3上に描かれた基準細線3Aは3つの太さの線
が1組となるように構成されており、その太さは例えば
基準細線a=1mm、b=0.5mm、c=0.3mmとなるように
構成されることが好ましい。このように基準細線の太さ
を変化させる利点は、次の通りである。
即ち、異なる線巾のものを使用するメリットは、フィ
ルムの厚さに適した線巾がある。従って、同一でも良い
が、フィルムの厚さが異なるものを測定する場合が多い
ので、異なる線巾のものを使用するのが好ましい。
黒度(濃度)を見るのが、コントラストの取り易いも
の、即ち強い程良く、黒色が好ましい。
反射板3はフィルムの有効幅と略々同じ長さであること
が好ましいが、電子カメラと共に移動できるように構成
される場合は長さは限定されない。また反射板3の材質
は反射可能で基準細線を設けることができるものであれ
ば特に限定されない。
次にプラスチックフィルムのシースルー特性を測定する
方法についての実施例を説明する。
実施例1 検査幅3300mmの軟質塩化ビニル樹脂フィルム(三井東圧
化学社製、厚さ75μm)を第1図のようにセットする。
電子カメラ1台当りの視野(有効フィルム幅)は1200mm
のものを用い、電子カメラの台数は3台とする。カメラ
とフィルム間距離は1140mm、分解能0.56mm/bitであっ
た。
まず前記プラスチックフィルムを介さずに第2図に示す
基準細線の映像信号レベルL0を得る(第4図(A))。
尚、a=lmm、b=0.5mm、c=0.3mmとした。
次いで測定対象フィルムを介して前記基準細線の映像信
号レベルL1を求める(第4図(B))。
次いで前記映像信号レベルL1と前記映像信号レベルL0
を比較する。
その結果、エネルギーレベルは第4図(B)の場合、第
4図(A)に対し、全体として下がっているものの部分
的歪等は認められない。シースルー特性値は6であっ
た。
実施例2 実施例1において、フィルムを1850mm巾のもので、100
μm厚さのものに代えた以外は同様にして映像信号レベ
ルL1を求めた。その結果第4図(C)のようになった。
エネルギーレベルは第4図(A)に対し、全体として下
がっているものの部分的歪等は認められない。シースル
ー特性値は7であった。
実施例3 はじめに実施例1と同様にしてプラスチックフィルムを
介さずに基準細線の映像信号レベルL0を得た。
次いでシースルー特性値の異るフィルムA、B、C……
Jについて、該フィルムを介して前記基準細線の映像信
号レベルL、L、L………Lを求め、前記映像
信号レベルL0と比較し評価して各種フィルムについての
シースルー特性値を求めると共に該シースルー特性値に
対応する各種フィルムの映像信号レベルL、L、L
……Lを記憶部にあらかじめ記憶させた。
次いで測定対象フィルムY(2700mm巾で100μm厚さの
塩化ビニル樹脂フィルム、三井東圧化学社製)について
の映像信号レベルLを求めた。
該映像信号レベルLと前記映像信号レベルL
、L……Lとを比較し評価したところ、測定対
象フィルムYはフィルムCと近いシースルー特性を有す
ることが判った。
〔発明の効果〕
本発明によれば、測定結果に個人差がでたりすることが
なく、また測定の迅速化及び測定結果情報のフィードバ
ックの迅速化並びに測定の完全自動化をはかることが可
能になるシースルー特性の測定方法を提供することがで
きる。
また、この測定方法によって得られた情報をフィルム製
造工程にフィードバックする際に映像信号レベルをシン
クロスコープで撮影することによってフィードバックの
迅速化がはかれ、製造段階での不良品の減少をはかるこ
とができる。
更に詳述すれば、透過性のフィルムや紙などの特性評価
項目としてさまざまなパラメータが考えられる。表面に
付着した欠点やピンホールなどである。そのほかフィル
ムにはその製造工程にて様々なスジや厚みのムラが発生
しフィルムの光透過特性(シースルー特性と称する)が
影響を受ける。ところがフィルムの用途としてフィルム
を通して中のものを見る場合など透過特性そのものが意
味を持つ場合がある。このような場合にはシースルー特
性自体がなんらかの方法で検査されねばならない。しか
るに、走行中のフィルムのシースルー特性をオンライン
で検査する方法は従来適当なものがなく必要性がもとめ
られていた。本発明はスースルー特性をオンラインにて
フィルム製造工程の中で検査するものでサンプルを切り
出す必要性がなく、かつ連続的に検査が行える特徴を有
する。
特に本発明では、所定のパターンを有するチャートをフ
ィルムを通して見れる位置に置く。チャートは照明され
ていてもされていなくてもよい。また処理を簡略化する
ためチャートには縦線を選べばよい。この状態でチャー
トと反対面よりフィルムを通してチャートを見るとチャ
ートはフィルムの影響を受けてなんらかの歪んだ形で見
ることができる。この歪にはフィルムの特性が反映され
ているとみなせる。歪の量を計るにはチャートの振幅と
幅を測定すればよい。具体的にはチャートをフィルムを
通してCCDカメラにて見てその信号をとりだす。従っ
て、装置及び処理について、概略、次の機器より構成さ
れることが特に好ましい。
テストチャート CCDカメラ及び光源 A/Dコンバータ バッファメモリ コンピュータ 上記構成よりなり、チャートを検出したCCDカメラの信
号はA/Dコンバータにてデジタル量に変換される。0.1mm
から1.0mmの幅をもつ黒線のグループで構成されてい
る。チャートは反射照明にて利用する形態で示されてい
るが自照式のあんどんのようなものでもよい。また、チ
ャートの線幅を種々かえてあるがすべて同一幅であって
もよい。A/D変換器の変換速度はカメラの走査時間内で
行うのが最も良いがシースルー特性は急激には変化しな
いため高速でなくてもよい。A/D変換されたデータはコ
ンピュータへデータを転送するため一旦高速バッファメ
モリにストアされる。バッファメモリのデータはDMA転
送またはI/O転送によりコンピュータに転送されその波
高値と半値幅が計算によりもとめられる。この波高値及
び半値幅をあらかじめフィルムのない状態で求めてお
く。次に実際のフィルムで同様に波高値、半値幅をもと
める。両者の比をとりこの比をフィルム評価のパラメー
タとする。そのため、事前にフィルムの特性とこの比の
関係を作っておけばよい。
チャートの線幅を幾つか準備することによりフィルム厚
が変わった場合、前述の比をより容易に求められるチャ
ート線幅が変化する場合があるため幾つかのチャート線
幅を同時に書いておけばすべて一枚のチャートで対応で
きることになる。従って、本発明によれば、オンライン
にて連続的に透過特性を検査できるし、サンプルを採集
しなくてもよい利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定方法を示す原理図、第2図は基準
細線を有する反射板の一例を示す要部平面図、第3図は
電子カメラの配置例を示す側面図、第4図は映像信号レ
ベルを示す正面図、第5図は電子カメラの取付状態の実
施例を示す正面図、第6図は従来例を示す図である。 1:フィルム 2:受光部 3:反射板 3A:基準細線 4:光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−176838(JP,A) 特開 昭61−176839(JP,A) 特開 昭56−30650(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性プラスチックフィルムの背面に設
    けられた基準細線を有する反射板に照射された光の反射
    光をフィルムの前面に設けられた受光部で感知し、映像
    信号レベルに変換することによりプラスチックフィルム
    のシースルー特性を測定する方法において、 前記プラスチックフィルムを介さずに前記基準細線の映
    像信号レベルL0を得、次いで測定対象フィルムを介して
    前記基準細線の映像信号レベルL1を求め、該映像信号レ
    ベルL1と前記映像信号レベルL0とを比較し評価すること
    を特徴とするプラスチックフィルムのシースルー特性の
    測定方法。
  2. 【請求項2】光透過性プラスチックフィルムの背面に設
    けられた基準細線を有する反射板に照射された光の反射
    光をフィルムの前面に設けられた受光部で感知し、映像
    信号レベルに変換することによりプラスチックフィルム
    のシースルー特性を測定する方法において、 前記プラスチックフィルムを介さずに前記基準細線の映
    像信号レベルL0を得、次いで各種フィルムを介して前記
    基準細線の映像信号レベルLを求め、該映像信号レベ
    ルLと前記映像信号レベルL0と比較し評価して各種フ
    ィルムについてのシースルー特性値を求めると共に該シ
    ースルー特性値に対応する各種フィルムの映像信号レベ
    ルLを記憶部にあらかじめ記憶させておき、次いで測
    定対象フィルムについての映像信号レベルLを求め、
    該映像信号レベルLと前記映像信号レベルLとを比
    較し評価することを特徴とするプラスチックフィルムの
    シースルー特性の測定方法。
  3. 【請求項3】受光部が1又は2以上の電子カメラである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプラスチックフ
    ィルムのシースルー特性の測定方法。
  4. 【請求項4】1台の電子カメラが前記フィルムの幅方向
    に往復動可能に構成されていることを特徴とする請求項
    3記載のプラスチックフィルムのシースルー特性の測定
    方法。
  5. 【請求項5】前記反射板が前記フィルムの有効幅と略々
    同じ長さであり、前記基準細線が前記フィルムの幅方向
    に直角に所定間隔をあけて設けられた複数の直線からな
    り、該複数の直線の一部又は全部が各々太さを異にする
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のプラス
    チックフィルムのシースルー特性の測定方法。
JP2267059A 1990-10-04 1990-10-04 プラスチックフィルムのシースルー特性の測定方法 Expired - Lifetime JPH0750038B2 (ja)

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