JPH07508351A - 電流を流す導体を結合するための端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電流を流す導体を結合するための端子 明細書： 本発明は、電気的な導体のための少なくとも２つの端子部材と、これらの端子部 材を互いに結合する結合部材とを備えている、電流を流す導体を結合するための 端子に関する。

直流及び交流の電位なしの検出は、従来技術によれば、軟磁性のコアに案内され ホール素子によって検波される磁界の補償に基づいて電流センサによって実現さ れる。

新しい改良は、磁界の検出のために磁気抵抗のセンサを使用する。前記の形式の 磁気センサは、例えばドイツ連邦共和国出願第４３００６０５．１号明細書に開 示されている。

本発明の課題は、その構造において簡単であり、かつ簡単な方法及び形式でスペ ース的に装置の接続端子の近くに配置されているような、磁界を検出するための 装置を提供することにある。

このような課題は、本発明によれば、端子が、単数又は複数の磁界センサを、導 体の端子部材を電気的に互いに結合する結合部材に対して所定の間隔を置いて有 していることによって解決される。

本発明によれば、通常スペース的に装置の近くに配置されている接続端子は、単 数又は複数の磁界センサを備えており、この場合、この磁界センサは、接続しよ うとする両方の導体を電気的に互いに結合する結合部材に対して所定の間隔を置 いて配置されている。これによって、装置入力電流及び装置出力電流の電位なし の検出、並びに装置内部のケーブル布線と特殊使用の外部ケーブル布線との間の 結合素子が提供される。

好ましくは、単数もしくは複数の磁界センサが１つの絶縁体に固定されており、 この絶縁体も結合部材に固定されている。これによって、簡単な形式で、結合部 材内に流れる電流に対する磁界センサの限定された配置が提供され、その結果、 直流及び交流の正確な電位なしの検出が保証される。

本発明の別の構成によれば、端子に、磁界センサに付加的に評価回路が設けられ ている。端子は、規格の外側寸法を有して製造されることができ、従って、この 端子は、周知の方法及び形式でレール、特にハツト形レール上に固定可能である 。

本発明による端子によって、部材コストの著しい減少、著しく減少された組立て 費用及び高い運転安全性が接点個所の減少によって達成され、構成スペースの著 しい節減並びに測定信号の侵害の減少が外部フィールドの入力結合によって達成 される。

本発明の実施例を以下に図面を用いて詳しく説明する。但し、図面中：図１は、 本発明により構成された端子を図２の■−■線に沿った断面図、図２は、並列に 配置された複数の端子の側面図、図３は、端子の接続接点の間の結合部材の斜視 図、図４は、図３の矢印Ａの方向で見た端面図を示している。

図１及び図２に示された本発明による端子はケーシング８を有しており、このケ ーシング８は端面側に貫通部１２を有しており、この貫通部１２を通って接続し ようとする電気的な導体がケーシング８内に差し込まれている。ケーシング８の 内部には、電気的な導体を周知の方法及び形式で固定するための端子部材９が配 置されており、この場合、導体を端子部材９に固く締め付けるためにねじ１０が 使用されている。両方の端子部材９は、図３及び図４に詳しく示すような結合部 材４を介して互いに結合されている。結合部材４はＵ字状に曲げられており、か つその両方の端部１３，１４によって端子部材９に固定されている。結合部材４ の両方の脚１５．１６には絶縁体１１が固定されており、この絶縁体１１に、セ ンサチップ２及び評価回路３のためのハイブリッド回路ｌが集積されている。

導線５．　６．　７を介して、センサチップ２並びに評価回路３に電圧が供給さ れかつ測定データが導出される。

本発明により構成された端子のケーシング８は、その基部１７によってＵ字形レ ール又はハツト形レール上に差し嵌められることができ、従って、図２に示すよ うに複数の端子は並列に配置されている。規定の使用例のために、この端子の結 合部材４が、限定されかつ種々の抵抗を有して構成されると有利である。

要するに、電圧測定に使用するためには、その時に流れる電流から反対に電圧を 検出するために、観察される電圧源ができるだけ高いオーム抵抗で負荷されるこ とが重要である。

使用の拡大、例えば、出力測定のためには、印加された電圧と供給された電流と を同時に検出する必要があり、このために既に２つの端子が好ましくは並列１配 匿される。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．電気的な導体のための少なくとも２つの端子部材（９）と、これらの端子部 材（９）を互いに結合する結合部材（４）とを備えている、電流を流す導体を結 合するための端子において、単数又は複数の磁界センサ（２）を、導体の端子部 材（９）を電気的に互いに結合する結合部材（４）に対して所定の間隔を置いて 有していることを特徴とする、電流を流す導体を結合するための端子。
2. ２．結合部材（４）と磁界センサ（２）との間に、単数又は複数の絶縁体（１１ ）が配置されていることを特徴とする請求項１記載の端子。
3. ３．絶縁体（１１）が、支持体（４）、磁界センサ（２）及び結合部材（４）を 互いに結合していることを特徴とする請求項１または２記載の端子。
4. ４．磁界センサ（２）に付加的に評価回路（３）が設けられていることを特徴と する請求項１から３までのいずれかに記載の端子。
5. ５．絶縁体（１１）にハイブリッド回路（１）が配置されていることを特徴とす る請求項１から４までのいずれかに記載の端子。
6. ６．規格端子として構成されていることを特徴とする請求項１から５までのいず れかに記載の端子。
7. ７．レール、特にハット形レール上に固定するための接続部材を有する基部（１ ７）を有していることを特徴とする請求項１から６までのいずれかに記載の端子 。
8. ８．結合部材（４）が、所定の限定された抵抗を有していることを特徴とする請 求項１から７までのずれかに記載の端子。
9. ９．複数の端子が１つのケーシング内に配置されていることを特徴とする請求項 １から８までのいずれか１記載の端子。
10. １０．端子の結合部材の抵抗が、種々異なる抵抗を有していることを特徴とする 請求項９記載の端子。