JPH07507251A - ストラップコレクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ストラップコレクタ 本発明は、輸送される積荷等に用いられる手動式積荷締付器においてストラップ の使用されていない部分の貯蔵および集積のための装置に関するものであり、さ らに詳しくは、本発明は、そのよう積荷締付器と一体となって用いられるストラ ップコレクタに関するものである。

ここで言及するタイプの積荷締付器は、フックが装着された種々の幅と長さのス トラップを有しており、ホビイストおよびプロの運送請負人の双方の要求に適合 すべく、種々の形態を呈している。本発明は、輸送車両にみられ、このような車 両に恒久的に装着され、ストラップを結束するドラム又はローラを有しスプリン グまたは駆動手段によって操作され、積荷を固定するためおよび不使用時シミス トラップを貯蔵しておくためにドラム等にストラップを巻き付けるようにした積 荷締付器に関するものではない。

本発明のストラップコレクタと組み合わせて使用される典型的なタイプの締付器 は、レバーの一端に回転可能に取り付けられたシャフトを含むものである。この シャフトは、接続アームの一端に軸支され、接続アームに対して回転可能なレバ ーのアタッチメントを有している。

第１のストラップは、接続アームのボルトに固く固定されており、その自由端に は輸送車両に付着するためのフックを有している。また、第２のストラップは、 同様に一方の端部にフックを有しており、縛り上げる積荷の上の回転可能なシャ フトのスリットに挿入されている。歯又はラチェット付き円盤は、それぞれレバ ーおよび接続アームに支持されたシャフトおよびスプリング駆動の係合爪に固定 されている。

輸送車両に積荷を固定するには、第１のストラップは車両のフック又はループに 取り付けられ、第２のストラップは、ストラップを締め上げるべく巻き付けられ る締め付はシャフトのスリットにその自由端を挿入される。

第２のストラップが車両のフック又はループに固定されると、ストラップはレバ ーによって回転されるシャフトでスリットを介して締め上げられる。そして、第 ２のストラップはシャフトに何回も巻き付けられる。　シャフトは、接続アーム のバネ駆動の爪に係合するラチェット円盤によって反対方向の回転を阻止されて いる。そして、ストラップを緩めるには、バネの力に抗して爪を反対方向に移動 し、ラチェット円盤を開放し、シャフトが回転できるようにしてストラップを緩 める。

フックでストラップを締める上記積荷締付器を使用すラップの自由端に関するも のである。このストラップの部分は、風によってばたつかないようにするため、 および地面に垂れ下がらないようにするため、積荷に完全に固定されるべきであ る。これは、風によるばたつきゃ地面への垂れ下がりによってストラップが汚れ たり摩耗したりするからである。さらに、ストラップの自由なばたつきは交通に とって危険であり、輸送請負業者によって使用される８−１０ｍの長さのより幅 広のストラップは特にこの傾向が強い。また、使用後の貯蔵および保持のために ストラップを寄せ集めることは、専門業者にとって時間の浪費ばかりでなくいら いらさせられる作業と考えられている。今日、ストラップは手作業で巻き付けら れているか、実際問題として、ストラップをこのように保持するのが妥当である という証拠はなにもなく、ストラップはしばしばからまり、後に使用するときは いつでも厄介な問題となっていた。

これらの問題に関して周知の装置としては、スウェーデンの意匠出願、９１−１ １２６に巻き上げ装置が開示されている。これは、積荷締付器のレバーを変形し て、その外側端部に取り付けられたものである。このような構成の欠点は、一つ にはストラップロールがレバーの往復動のクリアランスを制限してしまうため、 いま一つにはレバーを掴むのか難しいため、ストラップの巻き上げ部分かストラ ップの締め上げに干渉してしまうことである。もう一つの欠点は、ストラップロ ールが傾くことを防止できない点である。すなわち、１回や２回の回転でロール の側部にもつれが生じてしまうのである。さらに、ストラップがレバーに沿って 延びているので、装置を外す際に干渉する点である。

本発明の目的は、積荷を固定する際にストラップの自由端を集めそして貯蔵する とともに、不使用時に自由なストラップをそのままの状態で貯蔵し保護し、周知 の装置に関する欠点を排除した装置を提供することにある。

上記目的は本発明の装置によって達成され、その特徴は以下のクレームに表わさ れている。

本発明は、もし変更を要しないのであれば、上述したタイプの積荷締付器の接続 アームに取り付けられるようになされたストラップマガジンを備えている。この マガジンは、２つの対向する側壁と両者を接続する底部とシャフトを有している 。このシャフトには、貫通するスリットが設けられている。このシャフトは側壁 に軸支されており、シャフトの一端に取り付けられたクランク又はノブによって 回転可能になされている。このような構成において、巻き上げられたストラップ は側壁の覆いによって傾くのを防止されており、同時に積荷締付器のレバーは自 由に制限されることなく操作できる。従って効果として、このストラップコレク タおよびマガジンは、ストラップの不使用部分を貯蔵および保護することができ 、かかる部分は積荷締付器のストラップの張力によって影響されることなく貯蔵 される。

本発明を、以下で、装置の実施例を表す添付図面を参照しながら、更に詳細に説 明する。前記図面において、図１は、本発明に係る積荷締付器に接続されるスト ラップコレクタの斜視図であり、 図２は、図１に示された斜視図と別の角度から見たストラップコレクタの斜視図 であり、 図３は、積荷締付器及びストラップコレクタを介したストラップの通路の模式図 である。

図１に示すように、一般的に参照符号１で示されるストラップコレクタは、輸送 される物品のより小さい量を固定するために一般的に使用されるタイプの積荷締 付器２（模式的に示しである）に接続される。積荷締付器２は、シャフト４の回 転用レバー３を有し、積荷を縛り付けて下ろす際に、フックを有するストラップ ２１（図３参照）が前記シャフト４に対して巻回される。前記シャフト４は貫通 スリット５を有し、この貫通スリット５を通してストラップの自由端が挿入され る。前記シャフト４は、接続アーム６の中で軸となる。そして、前記接続アーム ６の外端に、短い方のストラップ２０（図３参照）（これもフックを有する）が ボルト７により固定されている。ストラップ２０．２１が引き締められる時、接 続アーム６は往復運動には左右されないで位置不動である。

積荷締付器とその機能は本発明の一部ではないので、その構造は詳細には述べな い。

図２は本発明の分離されたストラップコレクタ１を示すものであり、このストラ ップコレクタ１の二つの対向する側壁８．９が、共通の底部１ｏに対して垂直に 接続され、巻回されたストラップに対する箱状体を形成している。各々の側壁８ ，９は、底部１０の後方端の直前あるいはその後方端の近傍に配置された、互い に対向し一列に並ぶ穿孔１１．１２を備えている。積荷締付器２に面する底部１ ０の前端には、折り返されたフラップ１３が設けられている。前記貫通スリット １５が設けられているシャフト１４は、側壁８．９の最も広い部分の中心に設け られ軸となっている。シャフト１４は、クランクあるいはノブ１６のようなよじ れたグリップがシャフト１４に固定されるように、側壁８．９の少なくとも一方 を介して突出している。しかし、もちろん、左きき及び右きき両方の使用者に合 わせて、例えば、−個のノブ１６をストラップコレクタの各側に設けるように設 計することも可能である。

図３は、短い方のストラップ２０を固定するために設けられたボルト７を緩める ことによって、あるいはストラップを除去することによって、積荷締付器２にス トラップコレクタ１が接続される態様を示すものである。積荷締付器の接続アー ム６にあるクロスバ−は、底部フラップ１３の下に挿入され、側壁８．９の穿孔 １１．１２の各々は、腕６にあるボルト７の貫通スロットにより位置合わせされ る。そして、ボルト７はストラップ２ｏに沿って再挿入される。このストラップ ２ｏは、この場合、積荷を固定するとき、そのどの部分も荷積みすることなく、 ストラップコレクタの下で、緩く掛がっている。フラップ１３と穿孔１１．１２ との間の距離と同様に、ストラップコレクタの底部１０の大きさを正確に決定す ることにより、ストラップコレクタは、積荷締付器に対して堅固に接続されるで あろう。

上述した実施例のストラップコレクタ１は積荷締付器のレバー３から分離される ので、レバーはストラップ２１を引き締めるように、あるいは、ストラップがス トラップコレクタから容易に脱離される一つの位置をとるように、容易に操作で きる。ストラップがその全体において積荷を縛って下ろすために使用されるとき に生じるロック状態の危険を避けるために、ストラフブロールの内部端はストラ ップコレクタのシャフト１４上のスリット１５に緩く掛けられている。

上述した実施例のストラップコレクタは、運搬業者によって専門に使用されるよ り幅広くより長いストラップを保持するように、適宜大きさを決定されることか できる。

この開示した実施例において、ストラップコレクタは積荷締付器の固定接続アー ムに接続される。しかしながら、ストラップコレクタとアームとは一体的に構成 されてもよく、その場合も、本発明の長所は保持されるものである。

ストラップコレクタ１の変形例においては、スプリング駆動手段が、シャフト１ ４に対してストラップを巻回するために設けられる。この場合、スプリング駆動 手段は、手動軸要素と、そして、手動ブレーキないし遠心ブレーキとに適当に結 合される。また、口・ツクする手段あるいは固定手段が、シャフト１４の望まし くな０回転を防止するためにストラップコレクタに設置すること力（できること も、容易に理解できるであろう。

本発明のストラップコレクタに関し、機能を保ちな力（ら固定の積荷が設けられ るとともに積荷締付器の操作力（完全に影響されないならば、積荷締付器の張力 を与える長い方のストラップの保護的な保管部を設けること力（でき、ストラッ プの活用されない部分の操作のために容易な操作用補助具が設けられるであろう 。ストラ・ツブコレクタ及びその中のストラップの巻回された部分は、積荷締付 器によって適用される張力から完全に分離される。

しかし、積荷締付器の接続アームに接続された特定の固定具の故に、前記張力は 充分に固定される。構造Ｃま、特に職業環境において、交通安全や人間工学が考 慮される限り、実質的な改良が可能である。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ。

ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、　ＫＲ，ＫＺ、　Ｌ Ｋ、　ＬＵ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＬ、　Ｎｏ、　ＮＺ、　ＰＬ、　Ｐ Ｔ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＳＥ。

ＳＫ、ＵＡ、ＵＳ、ＶＮ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．積荷を固定する際、積荷締付器のストリップ（２０，２１）の張力を付与す るために、接続アーム（６）と、回動自在のレバー（３）と、前記両方の部材と 連結されかつ貫通スリットを有する軸（４）とを備えるタイプの積荷締付器（２ ）とともに使用するストラップコレクタ（１）であって、前記ストラップ（２１ ）の使用されていない部分を収容するために回動部材（１４，１６）を備えたマ ガジン（８，９）からなるストラップコレクタ（１）において、 前記ストラップコレクタ（１）は、前記積荷締付器の接続アーム（６）のクロス バーと係合する折り返されたフラップ（１３）のような取り付け手段と、前記ス トラップコレクタ（１）を貫通ボルト（７）を介して前記接続アーム（６）に固 定するための穿孔（１１，１２）と含み、 前記ストラップコレクタ（１）は、前記接続アーム（６）の長手方向に延びて、 前記積荷締付器の短いストラップ（２０）を前記ボルト（７）から任意に往復動 させると共に積荷を固定する際前記ストリップコレクタと無関係に作用する底部 分（１０）を含み、これによって、積荷が固定されるときはいつでも、前記スト ラップコレクタ（１）に巻き付けられた前記ストラップ（２１）の使用されてい ない部分が前記積荷締付器（２）によって加えられる張力によって影響されない ように、前記ストラップコレクタ（１）を前記積荷締付器（２）に接続したこと を特徴とするストラップコレクタ。
2. ２．前記回動部材（１４，１６）は、前記マガジン（８，９）に連結された軸（ １４）と、貫通スリット（１５）とを含み、前記貫通スリットを通じて前記スト ラップ（２１）の自由端部が取り外し可能に挿入されて前記軸（１４）の周りに 巻き付けられ、かつ、前記軸（１４）は、手動回転グリップ（１６）を取り付け るために、前記マガジン（８，９）の側壁の少なくとも一方から突出させたこと を特徴とする請求項１に記載のストラップコレクタ（１）。
3. ３．前記マガジンの各側部に回転グリップ（１６）を取り付けるために、前記回 動部材の前記軸（１４）を前記マガジン（８，９）の両側壁から突出させたこと を特徴とする請求項１または２に記載のストラップコレクタ（１）。
4. ４．前記回動部材（１４，１６）は、ばね作動式駆動手段により作動されること を特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載のストラップコレクタ（１）。
5. ５．前記回動部材（１４，１６）を備えた前記マガジン（８，９）は、前記積荷 締付器の接続アームと一体に形成したことを特徴とする請求項１ないし４のいず れかに記載のストラップコレクタ（１）。