JPH07506933A - 改良されたターンオフ特性を有するベース抵抗制御mosゲートサイリスタ - Google Patents
改良されたターンオフ特性を有するベース抵抗制御mosゲートサイリスタInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
改良されたターンオフ特性を有するベース抵抗制御MOSゲートサイリスク本発
明は、一般に4層のラッチ用半導体装置の分野に関し、特に装置のMO3FET
部分のゲート電極に印加された電圧を変更することによりそのような装置の導通
特性を制御する方法に関する。
発明の背景
パワーMO3FETの開発は、少なくとも部分的には、強制ターンオフの間にパ
ワーバイポーラ装置によって要求される制御電流を縮小するという目的によって
動機づけられた。バイポーラ装置のおいて、ドリフト領域への少数キャリアの注
入は、順方向電流の流れに対する抵抗を縮小する。これらの装置は、相当な電流
密度で動作することが可能であるが、しがし装置のターンオン及びターンオフの
間に要求される大電流のゆえに比較的に非効率である。
対照的に、パワーMOSFETのゲート構造は、非常に高い定常状態インピーダ
ンス有する。入力ゲートキャパシタンス(容fl)を充電及び放電するために比
較的小さいゲート駆動電流のみが要求されるので、これは、電圧源による装置の
制御を許容する。あいにく、パワーMO3FETのゲーティングの容易さは、少
数キャリア注入の欠如によるその高いオン状態抵抗によってオフセット(相殺)
される。それゆえに、MOSゲート制御との低抵抗バイポーラ型電流導通の組合
せは、高い動作順方向電流密度及び低いゲート駆動パワーの所望の特徴を提供す
る。
図1の断面図を参照すると、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)
として知られている装置は、これらの特徴を組み合わせる一つのアプローチを示
す。構造のこの形式において、順方向電流の流れの大部分は、装置の垂直なPN
Pバイポーラトランジスタ部分のエミッタとコレクタ端子間で発生する。高電圧
でのIGETのオン状態損失は、N−ベースドリフト領域への少数キャリア(?
2を子)の注入によるパワーMO3FETのものよりもがなり小さい。
図2に示すように、MO5制御サイリスク(MCT)として知られる再生装置(
regenerative device)は、IGBTよりも小さい順方向電
圧降下を示す。このP−N−P−N構造は、相互間で再生フィードバックを得る
ための様式(fasion)で内部接続された上部NPNトランジスタと下部P
NPトランジスタの二つのトランジスタとして考えられうる。特に、サイリスク
は、それぞれのベースが他のもののコレクタ電流によって駆動されるように接続
されたPNPとNPNのバイポーラトランジスタの組合せとして考えられうる。
必要なトランジスタターンオン電流が各トランジスタに供給されそして他のもの
を飽和に追い込むように、一度サイリスクは、ゲート電極を介してターンオンさ
れる。この際、サイリスクは、もはやそのゲート電極の制御下になくそしてゲー
ト駆動電流の欠如においてさえも動作することを続ける、再生ラッチアップとし
て知られている現象を示す。再生オン状態動作の大きな電流の流れの特性は、ゲ
ート電圧の適当な変更によって消去されうるかもしれないが、MCTによって生
成された電流は、ゲート電圧の変更により再生動作の間に調整([微同調))さ
れえない。
サイリスクは、高出力切換え用途(high−power swi tchin
g appl 1cajions )にしばしば用いられるので、最大ターンオ
フ電流レベルは、一般に非常に重要である。図2のMCT装置は、印加されたゲ
ート電圧の極性を逆にすることによってターンオフされ、ゲートの下にあるP及
びP十領域の間に埋め込まれたN領域の表面で逆転層を生成する。この方法にお
いて、装置内部のpチャネル電界効果型トランジスタ(FET)は、N十カソー
ド及びP−ベース領域の間で能動短絡回路(active 5hort cir
cuit)を形成する。装置は、N+/P接合間の電圧が0.7v以下に降下す
る程度まで短絡回路電流が増大するときに、再生動作をやめる。
あいにく、MCTによってスイッチオフされつる最大電流は、上昇した温度でア
ノード電圧を増大しつつ著しく減少する。結果として、MCTの電流取扱い能力
は、特定の回路用途に対して不適当であることが実証された。
図3は、一対の固定化されたMOSゲート領域を有しているデプレッション型サ
イリスク(DMT)装置のセグメントの透視図である。各トレンチ領域(tre
nchregion)は、密閉されている酸化物スリーブSによって装置の残り
の部分から絶縁された細長い多結晶シリコンゲートGを含む。DMT装置の実用
的な実施は、共通のゲートコンタクト(図示省略)に接続されている各セグメン
トからの多結晶シリコンゲートを有する、図3に示した複数のセグメントを典型
的に含む。装置のサイリスク部分内の再生動作(図3参照)は、共通ゲートコン
タクトに正電圧を印加することによって煽動され、酸化物スリーブSの垂直セグ
メントとP−型半導体層との間のインタフェースで導電性チャネルを形成する。
導電性チャネルは、アノードコンタクへの正電圧の印加による装置の頂部での上
部N十領域からN−型ドリフト領域への電子の流を促進する。上部N十領域から
ドリフト領域へ注入された電子は、装置のサイリスク部分内に固有なPNP ト
ランジスタをターンオンするために必要なベース電流を供給する。PNI)トラ
ンジスタの起動は、上述した再生フィードバックを結果としてもたらし、それゆ
えに、サイリスクラッチアップを促進させる。再生オン状態において、ホールは
、P+アノードがら上部P−型領領域N−型ドリフト領域を介して流れる。ホー
ルの流れは、P−ベース及びP−カソード拡散を横方向に通って流れた後にカソ
ードコンタクトによって収集される。
装置内部の再生動作は、ゲートコンタクトに負電圧を印加することによって停止
されうる。ゲートに印加された負電圧は、P−型層に隣接する酸化物(層)の表
面に沿って存在しているN−型導電性チャネルを消去するために役立つ。加えて
、負電圧は、電子の隣接する固定化されたMOSゲートの間の領域Rを空乏にす
る。P−型領域とN−型ドリフト領域の間に効果的に形成された電子流に対する
合成バリヤ(障壁)は、再生電流の流れを打ち切りで、サイリスクモード動作を
終了させる。DMTは、許容できるサイリスクモード動作の実行が可能であるが
、固定化されたゲート構造は、装置の構成(fabrication )を比較
的複雑かつ高価にさせる。
図4は、ベース抵抗制御サイリスク(BRT)のセグメントを3次元で示す。
図4に示されたBRTは、サイリスクがオン状態であるときにベース抵抗及びベ
ース電流を減少するために役立つMO3FET装置と共に通常のサイリスクとし
て特徴付けられつる。オフ状態における装置で、アノードに印加された正電圧は
、N−ドラフト領域とP−ベース領域の間の接合Jlの間に支持される。BRT
は、P−ベース領域の表面でN−型導電性チャネルを生成すべくゲートに正のバ
イアスを印加することによってターンオンされつる。電子の流れは、最初は、N
十エミッタ領域から導通性チャネルを通ってN−型ベース領域までである。相補
的なホールの流れは、P+アノード領域内で生じてP−ベースまでN−ベースを
横切る。図4に示すように、P−ベースは、N十エミッタ拡散とP−ベースの間
の境界Bでカソードコンタクト#lに短絡される。従って、P−ベース内で、ホ
ール電流は、横方向にカソードコンタクト#lまで流れて、再生サイリスクモー
ド動作を誘発するために必要なP−ベースとN十エミッタの間の接合のわたり順
方向バイアスを生成する。
図4に示されたBRT装置は、ゲートコンタクトに負電圧を印加することによっ
てターンオフにされて、N−ベース領域の下に横たわっている表面に沿ってP−
型逆転層を生成する。P−ベース内のホールは、次に、この低インピーダンス逆
転層を通ってP+ダイバータ−領域まで流れる傾向があり、そして次に装置のP
−型チャネルMO3(PMO8)部分までダイバータ−領域を横方向に通って流
れる。負のターンオフ電圧がゲートに印加されたときに、PMOS部分内に、N
−ベース領域の表面でP−型逆転層が存在する。ホールは、P+ダイバータ−か
らP十カソード拡散までこの逆転層内を流れ、そしてカソードコンタクト#2に
よって収集される。この方法において、ゲートコンタクトへの負のターンオフ電
圧の印加は、カソード#2までホールのための低インピーダンス経路を生成する
ことによってP−ベース内でホール電流の流れを縮小する。ホール電流における
この減少は、P−ベースとN十エミッタの間の順方向バイアスを消去し、サイリ
スク電流の終了を結果として生ずる。
図4に示すBRT装置のターンオフを容易にするけれども、P+ダイバータ−領
域及びPMO3領域は、P−ベースとカソードコンタクト#2の間で相当な連続
ターンオフ抵抗を形成すべく結合する。図4のBRT装置は、連続ターンオフ抵
抗を通る関連する大きな電圧降下がP−ベースとN十エミッタの間の接合を順方
向にバイアスされた状態に維持させるので、それゆえに、大きなサイリスク電流
を消去するための限定された能力だけを有する。従って、本発明の目的は、ター
ンオフ電流経路における縮小された抵抗を有しているベース抵抗制御サイリスク
装置を提供することである。
発明の概略
本発明は、改良されたターンオフ特性を有するバイアス制御抵抗サイリスク構造
を提供することによって上記目的を達成する。本発明のサイリスク構造は、アノ
ード及びカソード電極を含み、カソード電極に接続されているダイバータ−電極
を有する。半導体材料の多層本体は、第1の表面を有し、かつアノード及びカソ
ード電極間に動作可能に結合された再生部分を含み、アノード及びダイノく一タ
ー電極間に動作可能に結合された非再生部分(non−regenerativ
e portion)を有する。再生部分は、カソード及びアノード電極間で直
列にそれぞれ配置された交互導電型(alternating conduct
ivity type )の隣接する第1、第2、第3及び第4の領域を含み、
カソード電極は、第1の領域と電気接触し、アノード電極は、第4の領域と電気
接触する。
本発明のサイリスクは、導電性チャネルが再生部分の導電率の変更を介して再生
部分に生成されるように、第1の表面に隣接して配置された絶縁ゲート電極にイ
ネ−ブリング電圧(enabl ing vol +age)を印加することに
よってターンオンされる。ゲート電極への非イネ−ブリング電圧(non−cn
abl ing vol tage)の印加は、再生部分の第3の領域内のチャ
ネル導電率を消去し、再生部分の第2の領域と非再生部分との間に電流経路を形
成して、装置のターンオフを開始する。ダイバータ−電極は、ゲート電極へのタ
ーンオフ電圧の印加に続いて再生部分の第2の領域に残っているあらゆる電荷を
収集する。
本発明の更なる目的及び特徴は、関連した図面を考慮することによって以下の詳
細の説明及び添付した請求の範囲からより容易に明らかであろう。
図面の簡単な説明
図1は、通常の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)装置の断面を
示す図である。
図2は、MO3制御サイリスク(MCT)として一般に知られている従来技術の
P−N−P−N再生半導体装置を示す図である。
図3は、一対の固定化されたMOSゲート領域を有する従来技術のデプレーショ
ンモードサイリスク(DMT)装置のセグメントの斜視図である。
図4は、通常のベース抵抗制御サイリスク(BRT)のセグメントの斜視図であ
る。
図5は、本発明のベース制御MOSゲートサイリスク装置の好ましい実施例の断
面図である。
図6は、明確化の目的のために、基板表面上の酸化物及びメタライゼーション(
金属)層が省略されて示されている、本発明のサイリスク装置の好ましい実施例
の簡略化された斜視図である。
図7は、本発明のベース制御MOSゲートサイリスク装置の代替の好ましい実施
例の断面図である。
図8は、基板表面上の酸化物及びメタライゼーション層が省略されて示されてい
る、本発明のサイリスク装置の代替の好ましい実施例の簡略化された斜視図であ
る。
好ましい実施例の説明
図5は、本発明のベース制御MOSゲートサイリスク装置100の好ましい実施
例の断面を示す。以下に説明するように、装置100の急速なターンオフは、ゲ
ート端子130へのターンオフ電圧の印加によって電荷を再生部分110から非
再生部分120へ分流する(diverting )ことによりもたらされる。
より特定的には、ゲート端子130へ必要なターンオフ電圧を印加することは、
ゲート電極150の下の半導体材料140の本体の表面に沿ってP−型導電性チ
ャネルを生成する。導電性チャネルは、再生部分110の領域180からカソー
ド電極160に結合されたダイバータ−電極152まで低抵抗経路を供給する。
領域180から電極152を通る電荷の合成集団移動(resultant e
xodus)は、再生部分110内で自己持続する電流の流れを消去するために
役立ち、それにより装置100のターンオフを促進する。
説明の簡略化のために、本発明のサイリスタ100の単一のセグメントのみが図
5に示されている。特に、参照(基準)軸A及びBについて図5に示すサイリス
クセグメントのミラーイメージ(鏡像)を形成することによって、マルチセクン
コン(組合せ)装置が生成されうる。半導体本体140の4層再生部分110は
、N+導電材料のエミッタ領域170と、エミッタ170と共に第1のPN接合
190を形成するP導電材料のベース領域180を含む。サイリスク装置100
の再生部分の第3の層は、ベース領域180に隣接しかつベース領域180と共
に第2のPN接合210を形成しているN−型半導体材料からなるドリフト層2
00として識別される。図5に示すように、半導体本体140は、エミッタ17
0、ベース180、及びドリフト200の領域の最上部分によって部分的に規定
される実質的にプレーナーな上部表面142と境を接している。基準座標の組は
、図5に含まれ、かつ特定の方向に対して以下の説明に用いられる。
ドリフト領域200は、再生部分110の第4の層またはアノード領域220か
らベース180を分離する。ドリフト領域200は、P+アノード層240と共
にPN接合234を形成するN−型半導体の任意のバッファ層230を含む。
3層非再生構造120は、4層再生部分110に隣接して配置されており、P+
ダイバータ−拡散250、ドリフト領域200、及びアノード領域240を備え
ている。抵抗接触(ohmic contacts)がアノード領域240の下
方表面とアノード電極260の間、P十拡散250の上方表面142とダイバー
タ−電極152の間、及びN十エミッタとエミッタ電極270の間に存在する。
図6は、明確化の目的のために、表面142上の酸化物及びメタライゼーション
(金属)層が省略されて示されている、サイリスク装置100の簡略化された斜
視を示す。しかしながら、表面142上の金属層(図示省略)は、ダイバータ−
電極152をエミッタ電極270に接続することが示されており、それによりダ
イバータ−電極152とカソード端子160の間に電気接続を確立する。装置1
00の再生110及び非再生部分120の各領域は、図5のX−Y平面に垂直な
Z方向に細長いセグメントを形成する。図6に示すように、P−ベース180は
、N十エミッタ170が配置されるウェルを形成する。カソード電極270(図
6に図示していない)は、Z方向に沿って後方に延伸して、N十エミッタ170
とN十エミッタ170の後ろのP−ベース180の部分272の両方を被覆する
。従って、P−ベース180は、ベース抵抗R6によって表されているZ方向に
おけるホールの流れに対するベース抵抗を有して、カソード電極270に電気的
に結合される(図5)。加えて、P+ダイバータ−250は、X方向に延伸し、
かつ平面280におけるP−ベース拡散180と併合する。ダイバータ−及びカ
ソード電極152及び270(図5)は、同様に平面280で併合し、それゆえ
に、P+ダイバータ−250内のホールがカソード端子160を介して引き出さ
れるようにする。
再び図5を参照すると、薄い酸化物層290は、ゲート電極150をN十拡散1
70、P−ベース拡散180、ドリフト領域200、及びP+ダイバータ−領域
250から絶縁する。薄い酸化物層290の厚みは、電極212への典型的なゲ
ートターンオンバイアスの印加により逆転層がP−型ベース180に形成されう
るように一般的に選択される。例えば、500オングストロームの薄い酸化物の
厚みに対して、5から15ボルトの大きさのゲート電圧は、ベース180の表面
142て導電性チャネルの生成を結果としてもたらす。
カソード電極160とゲート端子130が同じ(例えば、ゼロボルト)電位に保
持されて、サイリスクlOOは、順方向ブロッキングモードになる。ブロッキン
グモードにおいて、装置100は、開回路のように動作して、PN接合210及
び234にわたるアノード電極260とカソード電極270の間の正及び負の電
圧差をそれぞれ支持する。装置は、ゲート端子130に必要なターンオン電圧を
印加することによって最初、駆動される。薄し酸化物290に最も近いP−型拡
散180の表面での導電性チャネルの後続の形成は、電子にN十領域170から
ドリフト領域200に注入されるようにさせる。これらの低電流レベルで、サイ
リスク装置+00は、図1に示す通常のIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタ)と同様に動作する。装置100がIGBTモードである間は、再生部
分110を通る電流の流れは、まだ自己持続にならず(即ち、ラッチアップされ
る)、ゆえに印加されたゲート電圧の大きさによりアノード電流が残る。
N十領域190からドリフト領域130に流れる電子は、4層再生部分110内
に固有のPNP トランジスタに対するベース電流として役立つ。十分な電圧が
アノード電極260に印加されたときには、結果として得られる電流の流れは、
4層部分110内に再生サイリスク作用(即ち、ラッチアップ)を誘発するため
に適切である。再生作用のオンセット(オン状態)は、図5の面に垂直なZ方向
にベース180を横方向に通るホール電流の流れによって促進される。特に、ホ
−ルミ流は、接合190にわたり順方向バイアスをきたす電圧降下を生成し、そ
れによって電子をエミッタ170からドリフト領域200に注入されるようにす
る。ホール電流は、エミッタ170の下のベース領域180を縦方向に横切った
後に、平面280 (図6)に最も近いカソード電極270によって収集される
。
ゲートバイアスの十分に大きな値で、ホール電流は、再生電荷注入を持続するの
に十分に大きくなる。再生作用のオンセットでのアノード電流密度は、例えば、
100マイクロンのZ方向エミッタ長さ及び3000オーム/スクエアのP−ベ
ースソート抵抗に対して典型的におおよそ25A/cm’である。より大きなア
ノード電流密度では、再生部分110は、ラッチアップし、装置100は、再生
モードで動作する。
図5に示すように、装置100は、ゲート電極150.その下に横たわっている
薄い酸化物290、更にP−ベース180の表面領域、ドリフト領域200、及
びそれに隣接するダイバータ−領域250を包含するP−チャネルターンオフM
O5FET310を含む。装置+00の再生部分110内のサイリスクの作用を
終了させることが望ましいときには、負の電圧(例えば、−+5V)がゲート端
子130に印加される。これは、ドリフト領域200の表面で1マイクロンの大
きさの長さを典型的に有するP−型チャネルを生成して、それによってダイバー
タ−電極+52と1)−ベース180の間に低抵抗経路を生成する。ダイバータ
−電極152がカソード+60と電気接触しているので、平面280に最も近い
カソード電極270に到達するために、より少ないホールがより高い抵抗のp−
ベース180を通って縦方向に流れる(図6)。接合190にわたる順方向バイ
アスは、相応して縮小され、それゆえに、再生部分110内で電荷注入を妨げる
ことによってサイリスク作用の終了を容易にする。
発明の背景て述へたように、図4の通常のBRT装置内に含まれるP+ダイバー
タ−領域及びP40S領域は、ターンオフを容易にするが、しかし相当な連続タ
ーンオフ抵抗(considerable 5eries turn−off
resistance )を形成するために結合する。これは、連続ターンオフ
抵抗を通る関連する大電圧降下がP−ベースをN→エミッタに対して順方向バイ
アスされた状態に維持するので、消去されうるサイリスク電流の大きさを制限す
る。対照的に、本発明のサイリスタ100は、装置ターンオフの間、ダイバータ
−電極152とP−ベース180の間に生成された低インピーダンス経路の結果
として、相対的に高いサイリスク電流を終了することができる。
図7は、本発明のベース制御MOSゲートサイリスタ装置400の代替の好まし
い実施例の断面を示す。装置400は、ゲート端子430へのターンオフ電圧の
印加により再生部分410から非再生部分420へ電荷を分流することによって
もたらされる急速ターンオフを有し、装置100と実質的に同じ方法で動作する
。より特定的に、ゲート端子430へ必要なターンオフ電圧を印加することは、
第1及び第2のゲート電極450及び454の下の半導体材料440の本体の表
面に沿ってP−型導電性チャネルを生成する。導電性チャネルは、フローティン
グP+領域458に関連して、再生部分420からカソード端子460に結合さ
れたダイバータ−電極450へ低抵抗経路を供給する。再生部分410がら電極
450を通る電荷の流れは、再生部分410内の自己持続電流の流れを消去する
ために役立ち、それによって装置400のターンオフを促進する。
図8は、表面440上の酸化物及びメタライゼーション(金属)層が省略されて
示されている、サイリスク装置400の簡略化された斜視図である。図6に示す
装置100を参照して上述したように、装置400の再生部分410及び非再生
部分420の各領域は、図7のx −’i’平面に垂直なZ方向に細長いセグメ
ントを形成する。図6及び図8の監察は、本発明のサイリスクの実施例100及
び400は、装置400がP+フローティングエミッタ領域458、第1及び第
2のP−チャネルMO3FET480及び484を含むことを除き、構造におい
て実質的に類似であることを示す(図7)。図8に示すように、P+フローティ
ング領域458は、Z方向に縦に延伸し、N−型ドリフト領域510によってP
−ベース領域490及びP+ダイバータ−領域500からバッファされる。加え
て、第1及び第2のMOSFETの480及び484のゲート構造(図8に示し
ていない)は、P+フローティング領域458とP+ダイバータ−500の後方
の境界の間の領域Gに併合する。フローティング領域458は、装置ターンオフ
の間、第1及び第2のMOSFET480及び484の間に低インピーダンス経
路を供給する。
こごて再び、P+ダイバータ−領域500は、図7に示された断面からZ方向に
最初に延伸し、そして次に、平面530てP−ベース領域490と併合すべくX
方向に曲がる。ダイバータ−電極450とカソード電極55o(図7)は、同様
に平面530て併合し、それゆえに装置ターンオフの間P+ダイバーター500
内のホールをカソード端子を通して引き出されるようにすることができる。
本発明は、2〜3の特定な実施例に関して記載されたが、上記の記載は、本発明
の説明のためてあり、本発明を限定するものではない。添付した請求の範囲によ
って規定された本発明の真の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更が
当業者に対して生起されうる。特に、本発明の教示に含まれているサイリスク装
置は、図に示されたものとは異なる半導体構造で実施されうる。例えば、ダイバ
ータ−領域は、ここで特定された特定の拡散形状を用いて実現される必要はない
。当業者は、装置ターンオフの間にサイリスクの再生部分からホールを収集する
ために設けられた池の装置形状を気付くであろう。
FIGURE1
カソード
P十
FIGuRE4
↓
FIGURE5
FIGURE6
FIGURE7
FIGURE8
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の7第1項)
平成6年lO月匹日
Claims (10)
- 1.ドリフト領域、エミッタ領域、該ドリフト領域と該エミッタ領域の間に挿入 された第1の部分を有するベース領域、該ベース領域から遠位の該ドリフト領域 の下方部分に隣接するアノード領域、及び該アノード領域から遠位の該ドリフト 領域のチャネル部分に隣接するダイバーター領域を形成している基板;前記エミ ッタ領域及び前記ベース領域の第2の部分に電気的に結合されたカソード電極; 前記アノード領域に結合されたアノード電極;ターンオン電圧が絶縁ゲートに印 加されたときに前記エミッタ領域を前記ドリフト領域に接続する第1のMOSト ランジスタを形成し、ターンオフ電圧が該絶縁ゲートに印加されたときに前記ベ ース領域を前記ダイバーター領域に接続する第2のMOSトランジスタも形成し ている絶縁ゲート;前記ダイバーター領域及び前記カソード電極に結合され、タ ーンオフ電圧が前記絶縁ゲートに印加されたときに前記ベース及びドリフト領域 から電荷キャリアを収集するダイバーター電極;を備え、前記ターンオン電圧が 前記絶縁ゲートに印加されたときに前記第1のMOSトランジスタによって前記 アノードから前記カソードへ第1の電流経路が形成され、前記ターンオフ電圧が 前記絶縁ゲートに印加されたときに前記第1の電流経路が遮断され、前記ベース に残っているすべての電荷が前記ダイバーター電極によって収集されるように前 記第2のMOSトランジスタによって前記ベースと前記ダイバーター領域の間に 第2の電流経路が形成されることを特徴とする半導体サイリスタ装置。
- 2.前記絶縁ゲート手段は、前記エミッタ、ベース、ドリフト及びダイバーター 領域に隣接する酸化物層と、該酸化物層に接触するゲート電極とを含むことを特 徴とする請求項1に記載の半導体サイリスタ装置。
- 3.前記ベース及びダイバーター領域は、P−型半導体材料からなり、ドーパン ト濃度が、該ベース領域におけるよりも該ダイバーター領域において高いことを 特徴とする請求項2に記載の半導体サイリスタ装置。
- 4.前記エミッタ及びドリフト領域は、N−型半導体材料からなり、ドーパント 濃度が、該ドリフト領域におけるよりも該エミッタ領域において高いことを特徴 とする請求項2に記載の半導体サイリスタ装置。
- 5.アノード及びカソード電極; 前記カソード電極に結合されたダイバーター電極;第1の表面を有し、前記アノ ードとカソード電極の間で動作可能に結合された再生部分と、該アノードとダイ バーター電極の間で動作可能に結合された非再生部分とを含み、該再生部分が該 カソードとアノード電極の間で直列にそれぞれ配置された交互導電率型の隣接し た第1、第2、第3及び第4の領域を含み、該カソード電極が該第1の領域に電 気接触し、該アノード電極が該第4の領域に電気接触する半導体材料の多層本体 :前記第1の表面に隣接して配置され、前記ゲート電極へのターンオン電圧の印 加により前記装置をオンにするために前記再生部分の前記第2の領域内の電気的 導電率を変更し、該ゲート電極へのターンオフ電圧の印加により前記再生部分の 前記第2の領域と前記非再生部分の間に電流経路を形成することによって面記装 置をオフにするために前記再生部分の前記第3の領域内の電気的導電率を変更す る絶縁ゲート;を備え、 前記再生部分の前記第2の領域に残っているあらゆる電荷が前記ゲート電極への 前記ターンオフ電圧の前記印加に続いて前記ダイバーター電極によって収集され ることを特徴とする半導体サイリスタ装置。
- 6.前記第3の領域は、前記第2の領域と前記絶縁ゲート電極に隣接する前記非 再生部分を分離することを特徴とする請求項5に記載の半導体サイリスタ装置。
- 7.前記再生部分の前記第2の領域は、前記ドリフト領域に隣接するP−型ウェ ルからなり、前記第1の領域は、前記P−ウェル内に配置されることを特徴とす る請求項6に記載の半導体サイリスタ装置。
- 8.第1の導電性チャネルが前記ターンオン電圧の印加により前記絶縁ゲートに 隣接する前記P−ウェルに生成され、そして前記第1の導電性チャネルが消去さ れ、第2の導電性チャネルが前記絶縁ゲートヘの前記ターンオフ電圧の印加によ り該絶縁ゲートに隣接する前記第3の領域に生成されることを特徴とする請求項 7に記載の半導体サイリスタ装置。
- 9.アノード及びカソード電極; 前記カソード電極に結合されたダイバーター電極:第1の表面を有し、前記アノ ードとカソード電極の間で動作可能に結合された再生部分と、該アノードとダイ バーター電極の間で動作可能に結合された非再生部分とを含み、該再生部分が該 カソードとアノード電極の間で直列にそれぞれ配置された交互導電率型の隣接し た策1、第2、第3及び第4の領域を含み、該カソード電極が該第1の領域に電 気接触し、該アノード電極が該第4の領域に電気接触する半導体材料の多層本体 ;ターンオン電圧が絶縁ゲートに印加されたときに前記第1の領域を前記第3の 領域に接続する第1のMOSトランジスタを形成し、ターンオフ電圧が該絶縁ゲ ートに印加されたときに前記再生部分の前記第2の領域を前記非再生部分に接続 する第2のMOSトランジスタを形成している絶縁ゲート;を備え、前記ターン オン電圧が前記絶縁ゲートに印加されたときに前記第1のMOSトランジスタに よって前記アノード電極から前記カソード電極へ第1の電流経路が形成され、前 記ターンオフ電圧が前記絶縁ゲートに印加されたときに前記第1の電流経路が遮 断され、前記第2の領域に残っているすべての電荷が前記ダイバーター電極によ って収集されるように前記再生部分の前記第2の領域と前記非再生領域の間に前 記第2のMOSトランジスタによって第2の電流経路が形成されることを特徴と する半導体サイリスタ装置。
- 10.ドリフト領域、エミッタ領域、該ドリフト領域と該エミッタ領域の間に挿 入された第1の部分を有するベース領域、該ベース領域から遠位の該ドリフト領 域の下方部分に隣接するアノード領域、該アノード領域から遠位の該ドリフト領 域の第1と第2のチャネル部分の間に挿入されたフローティング領域、及び該第 2のチヤネル部分によって該フローティング領域から分離されたダイバーター領 域を形成している基板; 前記エミッタ領域及び前記ベース領域の第2の部分に電気的に結合されたカソー ド電極; 前記アノード領域に結合されたアノード電極;ターンオン電圧が絶縁ゲートに印 加されたときに前記エミッタ領域を前記ドリフト領域に接続するように前記第1 のチャネル内に第1の極性の導電層を形成すべく設けられ、更に前記ダイバータ ー領域に前記ベース及びドリフト領域から電荷キャリアを収集できるようにする ようにターンオフ電圧が前記絶縁ゲートに印加されたときに前記第1及び第2の チャネル内に第2の極性の導電層を形成すべく設けられた絶縁ゲート; を備えていることを特徴とする半導体サイリスタ装置。
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-
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