JPH07505155A - コレシストキニン及び/又はガストリン拮抗活性を有する3−ウレイド置換ベンゾジアゼピン−2−オン及び治療におけるその使用 - Google Patents
コレシストキニン及び/又はガストリン拮抗活性を有する3−ウレイド置換ベンゾジアゼピン−2−オン及び治療におけるその使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
コレシストキニン及び/又はガストリン拮抗活性を有する3−ウレイド置換ベン
ゾジアゼピン−2−オン及び治療におけるその使用
本発明はコレシストキニン及びガストリンレセプターのアンタゴニストとして有
用なベンゾジアゼピン化合物に係る。
コレシストキニン(CCK)とガストリンは、胃腸組織及び中枢神経系中に存在
する構造的に相互に関連するペプチドである(V、Mutt、Ga5troin
testinal Hormones、G、B、J、Green編。
Raven Press、N、Y、、p、169及びG。
N15sion、同書p、127参照)。
コレシストキニンには、最初に単離された形態の33アミノ酸のニューロペプチ
ドであるCCK−33(Mu t を及びJorpes、Biochem、J、
125.678(1971)参照)、そのカルボキシル末端オクタペプチドであ
るCCK−8(同様に天然に存在するニューロペプチドであり、最小の全活性配
列)、並びに39アミノ酸形態及び12アミノ酸形態がある。ガストリンは34
.17及び14アミノ酸形態として存在しており、最小活性配列はCCKとガス
トリンの両方に共有される共通構造要素であるC末端テトラペプチドTrp−M
e t−Asp−Phe −N I−12である。
CCKは生理的満腹ホルモンであるため、食欲調節におtunkard及びE、
5tellar編、RavenPress、New York、1984. p
、67)と共に、結腸運動性、胆嚢収縮、膵臓酵素分泌を刺激し、胃が空になる
のを阻止すると考えられている。CCKはある種の中脳ニューロン中にドーパミ
ンと共存すると報告されており、従って、それ自体神経伝達物質として機能する
以外に、脳におけるドーパミン作用性系の機能にも所定の役割を果たし得る(A
、J、Prangcら、”Peptides in the Central
Nervous7 [1982コ 、並びにJ、E、Morley、LifeS
c i、30.479 [1982]参照)。
他方、ガストリンの主な役割は胃からの水及び電解質の分泌の刺激であると思わ
れ、従って、胃酸及びペプシン分泌の調節に関与する。ガストリンの他の生理的
作用としては、粘膜血流の増大及び洞運動性の増大が挙げられる。ラット試験の
結果、DNA、RNA及びタンパク質合成が増大したことから、ガストリンは胃
粘膜に正の栄養作用を及ぼすことが立証された。
コレソストキニンレセブターには、CCK−A及びCCK−Bと呼称される少な
くとも2種のサブタイプが存在する(T、H,Mo r a nら、 “Two
brain cholecystokinin receptors:imp
lications for behaviouralactions’、Br
ain Res、、362.175−79 [1986] )。いずれのサブタ
イプも末梢神経系及び中枢神経系の両方に見出される。
動物、特に哺乳類、より特定的にはヒトの胃腸(Gl)及び中枢神経(CNS)
系のCCK関連及び/又はガストリン関連障害を予防及び治療するためにCCK
及びガストリンレセプターアンタゴニストが開示されている。CCK及びガスト
リンの生物活性にいくつかの重複があるのと同様に、アンタゴニストにもCCK
−Bレセプターとガストリンレセプターの両方に親和性を有する傾向がある。他
のアンタゴニストはCCK−Aサブタイプに対する活性を有する。
選択的CCKアンタゴニストは、動物の食欲調節系のCCK関連疾患の治療、並
びにアヘン剤により媒介される無痛覚の強化及び延長にそれ自体有用であり(P
、L、Faris ら、5cience 226. 1215 [1984コ参
照)、従って、疼痛の治療に有用である。CCK−B及びCCK−Aアンタゴニ
ストは更に、直接的鎮痛作用を有することが示されている(M、F、 0’ N
e1llら。
Brain Re5earch、534.287 [1990])。選択的CC
K及びガストリンアンタゴニストは、ドーパミン作用性及びセロトニン作用性ニ
ューロン系により媒介される行動の調節に有用であり、従って精神分裂病及び欝
病の治療用として(Rasmussenら、19983、Eur、J、Phar
rnacol、、158.53−59)、胃腸新生物の緩和剤として、更にはヒ
ト及び動物の胃腸系のガストリン関連障害(例えば消化性潰瘍、ゾリンジャー−
エリソン症候群、洞G細胞増殖及びガストリン活性低減が治療価値を有するよう
な他の症状)の治療及び予防用として(例えば米国特許第4,820.834号
参照)有用である。ある種のCCKアンタゴニストは有用な不安寛解剤であり、
パニック及び不安病の治療に使用することができる。
CCKはストレスホルモン(例えば副腎皮質刺激ホルモン、β−エンドルフィン
、バソプレッシン及びオキシトシン)の放出を誘起することが報告されており、
CCKはストレスに対する反応の媒介物質及び覚醒系の一部として機能し得る。
CCK−AレセプターはCNSの多数の領域に存在することが現在知られており
、これらのホルモンのいずれの調節にも関与し得る。
CCKは、ストレスの調節及び薬剤乱用とのその関係、例えばベンゾジアゼピン
禁断症候群の緩和(Singhら。
1992、Br、J、Pharmacol、、105.8−10)や神経順応プ
ロセスに関与し得る。
CCK及びガストリンは更に、ある種の腫瘍に栄養作用CCK及びガストリンの
アンタゴニストはこれらの腫瘍の−772における論考によると、CCKアンタ
ゴニストは神経保護においても有効であり得る。
CCKレセプターアンタゴニストは、サル及びヒトの眼の虹彩括約筋及び毛様体
筋に及ぼすCCKの収縮作用を抑制することが判明しており(Eur、J、Ph
armac9−485 [1990] ) 、従って、治療目的で縮瞳を誘発す
るのに有用である。
脳CCK (CCK−B及びCCK−A)及びガストリンレセプターと選択的に
結合するある種のベンゾジアゼピン欧州特許出願第0.167.919号は、特
にフェニル尿素により3位を置換され且つフェニル又はCl−4アルキル基によ
り5位を置換されたベンゾジアゼピンCCK及びガストリンレセプターアンタゴ
ニストを開示している。しかしながら、本発明の化合物のフェニル尿素置換につ
いては何ら開示されていない。
本発明は、式(I):
[式中、
R1は(CH2)、イミダゾリル、(CH,)、テトラゾリル、(CH,)、)
リアゾリル(式中、qは1.2又は3である);ハロ、ヒドロキシ及びNR@R
’ i式中、R6及びR1は各々独立してHもしくはC1−4アルキルを表すか
、又はR6とR7は一緒になって(CHz)−鎖(式中、pは4又は5である)
を形成する)から選択された1個以上の基により任意に置換されたC1−6アル
キル:C5−tシクロアルキル:シクロプロビル) f )Lt ; CHzC
O2R’ (式中、RaはC1−4アルキルである) ; CH2CON R’
R’又はCH,CH(OH)−W (CH2)zNR’R’ (式中、WはS
又はNHであり、R6及びR7は上記と同義である)を表し;R意は
(式中、mは0.1.2又は3であり、R9はH又は01−6アルキルを表し、
RIOはCl−4アルキルにより任意に置換されたイミダゾリル、トリアゾリル
又はテトラゾリルを表し、R11はH,C,−、アルキル又はハロを表す)を表
し:R1はC3−6アルキル、ハロ又はNR’R1(式中、R6及びR7は上記
と同義である)を表し、
R4はC1−、アルキル、1個以上のCI−、アルキル基により任意に置換され
たC8−1゜シクロアルキル、C3−10シクロアルキルCl−4アルキル、C
8−111ビシクロアルキル、(C1−4アルキル、c+−<アルコキシ、ヒド
ロキシ、ハロ及びトリフルオロメチル)から選択される1個以上の置換基により
任意に置換されたアリール、又はN Rl!R13(式中、R目及びRa3は各
々独立してH,CI−ttアルキル、1個以上のCI−4アルキル基により任意
に置換されたC 3−1@シクロアルキル、C3−I0シクロアルキルC1−4
アルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアリールC1−6アル
キル又はアザ環式もしくはアザニ環式基を表すか、あるいはR”とR13は一緒
になって任意に置換されたアザ環又はアザニ環系の残基を形成する)を表し:R
8はH又はCl−4アルキルを表し:nは0.1.2又は3である]
のベンゾジアゼピン化合物とその塩及びプロドラッグを提供する。
本明細書中において各用語を任意の構造中で2回以上使用する場合、その定義は
同一構造の別の場所の定義から独立するものとする。
式(1)は、光学異性体を含めた考えられるすべての異性体、及びラセミ体を含
めたその混合物を包含するものと理解されたい。
本発明は、上記式(1)の化合物のプロドラッグをその範囲内に包含する。一般
にこのようなプロドラッグは、式(1)の所望の化合物に1nvivoで容易に
変換可能な式(T)の化合物の機能的誘導体である。適切なプロドラッグ誘導体
の慣用選択及び製造方法は、例えば“Design of Prodrugs”
、H,Bungaard編、Elsevier、1985に記載されている。
本明細書中で使用するアルキルは直鎖又は分枝鎖飽和炭化水素を意味する。適切
なアルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル及びイソ
ブチル基が挙げられる。
R1がシクロアルキルを表すとき、適切なシクロアルキル基の例としてはシクロ
プロピル、シクロペンチル及びシクロヘキシル基があり、好ましくはシクロプロ
ピルである。
ハロはフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを含む。
R4がC4−7アルキルを表すとき、適切なアルキル基はメチル、エチル、イソ
プロピル及びt−ブチルを含む。
R4が1個以上のC3−4アルキル基により任意に置換されたc 5−toシク
ロアルキルを表すとき、R4は任意に置換されたシクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシル又はシクロへブチルを表すと適切であり、好ましくは1個以上
のCl−4アルキル(好ましくはメチル)基により任意に置換されたシクロヘキ
シル又はシクロへブチルである。
R4がCa−+。ビシクロアルキルを表すとき、R4は好ましくは7.8又は9
個の炭素原子、より好ましくは7個の炭素原子を含む。C6−5゜ビシクロアル
キル置換基の適切な例は[2,2,1] ビシクロへブタニルである。
R4がアリールであるとき、R4は任意に1個以上のへテロ原子を含む5又は6
員環系、例えばピリジル、チェニル又はフェニルであり得る。
R4がN RI 2 RI !であり且つR12又はRI3が任意に置換された
アリール又は任意に置換されたアリールC1−6アルキルを表すとき、適切なア
リール基はフェニル、チェニル、フリル、ピロリル及びピリジニル、好ましくは
フェニルである。適切なアリール置換基としては例えばC1,4アルキル、Cl
−4アルコキシ、ハロ及びトリフルオロメチルが挙げられる。
R12又はR13がアザ環式又はアザニ環式基を表すとき、アザ環式又はアザニ
環式基は窒素原子以外に、0及びSから選択される別のへテロ原子又はN RI
li基(式中、R目はH又はC1−4アルキルである)を含んでもよい。
RI2又はR11がアザ環式基を表すとき、数基は5〜10個の環原子を含むと
適切である。
R”又はR”がアザニ環式基を表すとき、数基は7〜10個の環原子を含むと適
切である。
R12とR1”が−緒になってアザ環の残基を形成するとき、置換基−NR,+
2R11は
XはO,S、NRI’ r式中、R171;JH,Cl−47/L4/Lz、C
o!R”、COR”又int S O2R” (式中、R”はCl−g7/Lz
キル、任意に置換されたフェニル又は1fW以上の置換基によりフェニル環内を
任意に置換されたベンジルであり、フェー=ル置換基はCI−4アルキル、Cl
−4アルコキシ、ハロ及びトリフルオロメチルから選択される)を表す)又はC
HIを表し;
RIMはC1−6アルキル
オギソ、SCl−4アルキル、N R ’R ’、N R ” C + − a
アルキルR目、=NOR’又は
(式中、R6、R7及びR9は上記と同義であり、RIMは7%口又はトリフル
オロメチルであり、yは2又は3である)であり:
Sは2、3又は4であり、
tはXがCH,であるときには1、2、3、4、5、6、7又は8であり、Xが
OSS又はN R + 1であるときには2、3、4、5、6、7又は8であり
:
2はO,L 2、3、4、5、6、7又は8であり;各R16はアザ環系の任意
の使用可能な炭素原子上に位置し得る]
として表すことができる。特に、アザ環の1個以上の炭素原子上にgem−ジ置
換が提供される。
好ましくはXはO,N−HSN−CH,又はCHIを表す。
好ましくはSは2である。
XがOSS又はNR’であるとき、tは好ましくは2又は3である。XがCH,
であるとき、tは好ましくは2.3.4又は5である。
R1!とR′3が一緒になって架橋アザニ環系の残基を形成するとき、環系N
Rl ! R,+ 3は非芳香族であり、Ra2及びR13が結合した窒素原子
以外に、O及びSから選択される第2のへテロ原子又はN Rl 7基(式中、
R17は上記と同義である)を含んでもよい。適切には、アザニ環系は7〜10
゛ 個の環原子、好ましくは7.8又は9個の環原子を含む。
アザニ環系は架橋していてもよいし、2つの環が結合又は原子を介して縮合して
いてもよい。環が原子を介して縮合している場合、形成されるアザニ環系はスピ
ロアザニ環系と呼称され得る。
好ましくはR1はCl−Sアルキル、例えばメチル、n−プロピル、イソブチル
又はt−ブチル、好ましくはメチルである。
好ましくはR2は
〔式中、R9は好ましくはH又はメチルを表し、Rloは適切にはテトラゾリル
(例えばテトラゾール−5−イル)又はイミダゾリル(例えばイミダゾール−2
−イル)、好ましくはテトラゾール−5−イルを表し、R11は好ましくはH又
はメチルを表し、mは好ましくは0又は1である〕を表す。
R3の適切な例としてはメチル、ジメチルアミノ、クロロ及びブロモが挙げられ
る。
好ましくはnは0又は1、より好ましくは0である。
R4の好適例としてはC3−1゜シクロアルキル(例えばC1づシクロアルキル
、例えばシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチル)
、アリール(例えばフェニル)及びNR”R口[例えば
(式中、s、を及びXは上記と同義であり、S及びtは好ましくは各々2を表し
、Xは好ましくはN RI 1、特にNCHlを表す)]
が挙げられる。
R4の別の適切な例はアザビシクロ、特に[3,2,2]ノナン−3−イルであ
る。
本発明の化合物の1好適群においてR8はHを表す。
本発明の化合物の別の好適群においてR6はメチルを表す。
本発明の化合物の亜群は、RloがCI−4アルキルにより任意に置換されたテ
トラゾリルを表し、R3がC3−、アルキル又はハロを表し、R4が01−、ア
ルキル、C3−yシクロアルキル、C,、シクロアルキルアルキル又は、Cl−
4アルキル、Cl−4アルコキシ、ヒドロキシ、71口及びトリフルオロメチル
から選択される1個以上の置換基により任意薯こ置換されたアリールを表し、m
が0,1又は2であり且つnが0.1又は2である式(1)の化合物により表さ
れる。
この亜群にはR2が
であり且つR8がHである別の並順の化合物が含まれる。
本発明の化合物の別の亜群は、R1が01−6アルキル、C1−7シクロアルキ
ル、シクロプロピルメチル、CH,Co!R8又はCHz CON R’ R’
(式中、R6、R7及びRaは上記と同義である)を表し、Rzが
(式中、R9、R目及びmは式(1)と同義であり、RloはCl−4アルキル
により任意に置換されたイミダゾリル基を表す)であり、R4が架橋Cl−10
ビシクロアルキル又は1個以上のC3−4アルキルにより任意に置換されたC3
−7シクロアルキルを表し、且つR3がHである式(1)の化合物により表され
る。
本発明の化合物の好適亜群は式(IA):(1ム]
[式中、
RIsはc+−gアルキル、好ましくはCl−4アルキルを表しR2°は
(式中、Roは(1)と同義であり、好ましくはH又はメチルであり、RIG′
はテトラゾリル又はイミダゾリル、好ましくはテトラゾリルであり、R1は式(
I)と同義であり、好ましくはH又はメチルであり、m“はO又は1である)を
表し:
R3は式(I)と同義であり、好ましくはメチル、ジメチルアミノ、クロロ又は
ブロモであり;R4°はC3−1゜シクロアルキル(好ましくはC4−7シクロ
アルキル)、アリール(好ましくはフェニル)又はN Rl IRl(式中、R
”及びRI3は上記と同義であり、好ましくはアザ環の残基を形成する)であり
:
R”はH又はメチル、好ましくはHであり;nは式(I)と同義であり、好まし
くは0である]の化合物とその塩及びプロドラッグにより表される。
好ましくは、式(1)の化合物の塩は医薬的に許容可能であるが、医薬的に許容
不能な塩を使用して医薬的に許容可能な塩を製造してもよい。
本発明は式(I)の化合物及び医薬的に許容可能なその塩を提供する。
式(I)の化合物の医薬的に許容可能な塩としては、例えば非毒性の無機酸、有
機酸、無機塩基もしくは有機塩基から形成される、式(1)の化合物の慣用塩又
は第4級アンモニウム塩を挙げることができる。例えば、このような慣用非毒性
塩の例としては、塩基性塩(例えばナトリウム塩及びカリウム塩)や、無機酸(
例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、硝酸等)から誘導さ
れる塩や、有機酸(例えば酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステ
アリン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、バルモエ酸、
マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン酸、安息香酸、
サリチル酸、スルファニル酸、2−アセトキシ安息香酸、フマル酸、トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、蓚酸及びイソチオン酸)か
ら製造される塩を挙げることができる。
本発明の医薬的に許容可能な塩は慣用化学的方法により塩基性又は酸性部分を含
む式(1)の化合物から合成することができる。一般に、塩は適切な溶剤又は溶
剤の種々の組み合わせ中で遊離塩基又は酸を化学量論的型又は過剰Iの所望の塩
形成無機又は有機酸又は塩基と反応させることにより製造される。
例えば、式(1)の酸性化合物を適量の塩基(例えばアルカリ又はアルカリ土類
金属(例えばすトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム又はマグネシウム)
水酸化物又は有機塩基(例えばアミン、例えばジベンジルエチレンジアミン、ト
リメチルアミン、ピペリジン、ピロリジン、ベンジルアミン等)又は第4級アン
モニウム水酸化物(例えば水酸化テトラメチルアンモニウム)と反応させる。
式(1)の化合物並びにその塩及びプロドラッグは、動物、好ましくは哺乳類、
特にヒト被験者に単独で投与するか又は好ましくは、標準医薬プラクティスに従
って医薬組成物中に場合により公知アジュバント(例えばミョウバン)と共に医
薬的に許容可能なキャリヤー又は希釈剤と組み合わせて投与する。本化合物は、
経口的、非経口的(静脈内、筋肉内、腹腔内又は皮下投与を含む)、又は局所的
に投与し得る。
従って、本発明は式(+)の化合物又はその塩もしくはプロドラッグと、医薬的
に許容可能なそのキャリヤーを含有する医薬組成物を提供する。
本発明は更に、式(T)の化合物又はその塩もしくはプロドラッグを医薬的に許
容可能なキャリヤーに配合することからなる、式(1)の化合物又はその塩もし
くはプロドラッグを含有する医薬組成物の製造方法を提供する。
本発明によるCCKのアンタゴニストを経口投与するには、選択化合物を例えば
錠剤又はカプセルの形態で投与してもよいし、水溶液又は水性懸濁液として投与
してもよい。
経口用錠剤の場合には、一般に使用されるキャリヤーとしてはラクトース及びコ
ーンスターチを挙げることができ、一般に滑剤(例えばステアリン酸マグネシウ
ム)を添加する。カプセル形態で経口投与する場合には、有用な希釈剤としてラ
クトース及び乾燥コーンスターチを挙げることができる。経口用として水性懸濁
液が必要な場合には、活性成分を乳化剤及び懸濁剤と組み合わせる。所望により
、所定の甘味剤及び/又は風味剤を添加してもよい。
筋肉内、腹腔内、皮下及び静脈内使用のためには、活性成分の滅菌溶液を調製す
ることが一般的であり、溶液のpHは適切に調整及び緩衝すべきである。静脈内
使用に際しては、製剤を等張にするように溶質の総濃度を調節すべきである。
局所投与のためには、式(1)の化合物を例えば懸濁液、ローション、クリーム
又は軟膏として調剤し得る。
局所投与用として医薬的に許容可能なキャリヤーは例えば水、水と水混和性溶剤
(例えば低級アルカノール又はアリールアルカノール)との混合物、植物油、ポ
リアルキレングリコール、石油ベースのゼリー、エチルセルロース、オレイン酸
エチル、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ミリスチン酸イ
ソプロピル及びその他の慣用の非毒性且つ医薬的に許容可能な有機及び無機キャ
リヤーである。製剤は更に、非毒性助剤(例えば乳化剤、防腐剤、湿潤剤、増粘
剤等、例えばポリエチレングリコール200.300.400及び600、カー
ボワックス1゜000.1,500.4,000.6,000及び10゜000
)、抗菌成分(例えば第4級アンモニウム化合物、低温滅菌特性を有することが
知られており且つ使用に際して無害なフェニル水銀塩、チメロサール、メチルパ
ラベン、プロピルパラベン、ベンジルアルコール、フェニルエタノール)、緩衝
成分(例えば塩化ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、グルコネー
ト緩衝剤)、及び他の慣用成分(例えばソルビタンモノラウレート、トリエタノ
ールアミン、オレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノバルミチレート、
ジオクチルナトリウムスルホスクシネート、モノチオグリセロール、チオソルビ
トール、エチレンジアミン四酢酸等)を含有し得る。
式(1)の化合物はCCK及び/又はガストリンに拮抗し、CCK及び/又はガ
ストリンが関与し得る中枢神経系障害を含む障害の治療及び予防に有用である。
このような疾患状態の例としては、胃腸病(消化性潰瘍及び十二指腸潰瘍のよう
な胃腸潰瘍、過敏性腸症候群、胃食道逆流疾患、過剰膵液分泌、過剰ガストリン
分泌、急性膵炎又は運動性障害を含む)、CCKとドーパミン、セロトニン及び
その他のモノアミン神経伝達物質との相互作用により生じる中枢神経系障害(例
えば神経弛緩性障害、向連発性ジスキネジー、パーキンソン病、精神病又はジル
・ド・う・トウーレット症候群)を含む中枢神経系障害:II病(例えば人格喪
失に関連するストレスに後発する器質性疾患に起因する犠病、又は特発性當病)
;精神分裂病−食欲調節系の障害;シリンジ中−一エリソン症候群、洞及び細胞
過形成又は疼痛を含む。
式(1)の化合物は、CCK及び/又はガストリンが関与する神経系障害(不安
障害及びパニック障害を含む)の治療又は予防に特に有用である。このような障
害の例としては、パニック障害、不安障害、パニック症候群、予期不安、恐怖不
安、パニック不安、慢性不安及び内因性不安が挙げられる。
式(1)の化合物は、アヘン剤又は非アヘン剤に媒介される無痛覚及び麻酔即ち
疼痛感覚の消失を直接誘起するためにも有用である。
式(夏)の化合物は更に、慢性治療又は薬物もしくはアルコールの乱用により生
じる禁断症状反応の予防又は治療にも有用である。このような薬剤の非限定的な
例としてはベンゾジアゼピン、コカイン、アルコール及びニコチンが挙げられる
。
式(1)の化合物は更に、ストレス及び薬剤乱用とのその関連の治療にも有用で
ある。
式(1)の化合物は更に、CCKが関与し得る腫瘍障害の治療にも有用である。
このような腫瘍障害の例としては、小細胞腺癌や、中枢神経系ダリア細胞及びニ
ューロン細胞の一次腫瘍を挙げることができる。このような腺癌及び腫瘍の非限
定的な例としては、小細胞肺癌を含めた下部食道、胃、小腸、結腸及び肺の腫瘍
を挙げることができる。
式(I)の化合物は、例えば発作、低血糖症、脳性麻痺、一過性脳虚血発作、心
臓肺手術中又は心臓停止中の脳虚血、周産期仮死、癲廖、ハンティングトン舞踏
病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、オリーブ橋小脳
萎縮、例えば溺れたことによる酸素欠乏症、を髄及び頭部損傷、並びに環境神経
毒を含めた神経毒による中毒のような病理状態の結果として生じる神経変性障害
の治療及び/又は予防における神経保護剤としても有用である。
式(1)の化合物は更に、ある種の検査及び眼内手術後の治療目的で縮瞳を誘発
するためにも使用され得る。眼内手術の例としては、人工レンズの移植による白
内障手術が挙げられる。本発明のCCKアンタゴニスト化合物は、虹彩炎、ブド
ウ膜炎及び外傷に併発する縮瞳を予防するために用い得る。
従って本発明は、医薬製造用としての式(I)の化合物又はその塩もしくはプロ
ドラッグを提供する。
本発明は更に、治療用としての式(I)の化合物を提供する。
更に別の態様において、本発明はCCK及び/又はガストリンに関連した生理的
障害の治療又は予防のための方法を提供し、該方法はこのような治療又は予防を
必要とする患者にCCK及び/又はガストリン拮抗量の式(1)の化合物を投与
することからなる。
式(1)の化合物をヒト被験者にCCK又はガストリンのアンタゴニストとして
用いる場合、1日用量は一般に個々の患者の年齢、体重及び応答並びに患者の症
状の重篤度に応じて処方医師により決定される。しかしながら、殆どの場合、有
効1日用量は約0.005mg〜約100mg/kg体重、好ましくは0.05
mg〜約50mg/kg。
例えば約0.5mg〜約20mg/kg体重を1回又は何回かに分けて投与する
。もっとも、場合によっては、これらの限界外の用量を用いることが必要な場合
もある。例えば動物実験によると、]、 n g程度の低用量で有効な場合もあ
ることが示されている。
パニック症候群、パニック障害、不安障害等の有効な治療においては、好ましく
は約0.05mg/kg〜約0゜5mg/kgのCCKアンタゴニストを1日1
回又は何回かに分けて(b、i、d、)経口的に(p、o、)投与する。他の投
与経路も適切である。
無痛覚、麻酔又は疼痛感覚の消失を直接誘起するためには、有効用量は好ましく
は静注による約1100n/kg〜約1mg/kgの範囲である。経口投与や他
の投与経路を用いてもよい。
刺激反応性腸症候群の治療においては、好ましくは約0゜1〜10mg/kgの
CCKアンタゴニストを1日1回又は何回かに分けて(b、t、d、)経口的に
(p、o、 )投与する。他の投与経路も適切である。
ガストリンレセプターを有する胃腸新生物に対する腫瘍緩和剤として、中枢神経
活動の調節剤として、ゾリンジャー−エリソン症候群の治療用として又は消化性
潰瘍疾患の治療用としてガストリンアンタゴニストを使用する場合には、好まし
くは約0.1〜約10mg/kgの有効用量を1日に1〜4回に分けて投与する
。
神経防御剤として用いるためには、有効用量(ま好ましくは約0.5mg/kg
〜約20mg/kgの範囲である。
これらの化合物は動物におけるCCKの機能(こ拮抗するので、動物の食物摂取
を増大させるために好ましく(マ約0゜05mg〜約50mg/kg体重の1日
用量で食物添加物として用いてもよい。
式(1)の化合物は、欧州特許第0284256号明細書に記載されていると類
似の方法により製造すること力(できる。例えば式(I)の化合物は、式(11
)の中間体を式(■) :
(式中、R1,R2、R3、R4、R8及びnは式(I)と同義であり、R30
及びR3−の一方はN H2を表し、R30及びRj+の他方はN=C=O又は
活性化カルノくメートを表す)の化合物と反応させることにより製造することが
できる。
R30及びR1+の一方がN=C=Oを表すとき、反応は好ましくは室温で適切
な有機溶剤(例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン)中で実施される。
R2O及びR”の一方が活性化カルバメートを表すとき、反応は塩基の存在下で
実施される。反応に使用するのに適切な塩基としては、第3級アミン、例えばト
リエチルアミンが挙げられる。好ましくはR30は活性化カルバメートを表し且
つR31はNH,を表す。
活性化カルバメートは適当に置換されたアリールカルノくメート、例えば
であると適切である。
反応は周囲温度又は高温で適切な有機溶剤(例えばジメチルホルムアミド)中で
実施するとよい。好ましくは反応は約50℃で実施される。
R”がN=C=Oである式(II)の中間体(以下、中間体(IIB)と呼称す
る)は、RlaがNHlである式CII)の対応するアミン(以下、中間体(n
A)と呼称する)から常法(例えばトリホスゲン処理)により製造することがで
きる。
R”が活性化カルバメートである式(II)の中間体(以下、中間体(■C)と
呼称する)は、式(IIA)の化合物を塩基(例えば第3級アミン、例えばトリ
エチルアミン)の存在下で適切なりロロホルメート、例えばと反応させることに
より製造することができる。
RhがHである式(IIA)の中間体は、還元(例えば酸性条件下で適切な金属
を使用する接触水添又は還元)により、式(■):
(1v)
(式中、R1、R3、R4及びnは上記式(I)と同義であり、R”はH又はC
(=O)N)(アルキルを表す)の化合物から製造することができる。
適切な水添触媒としては例えば貴金属触媒(例えば場合により炭素上に担持され
たルテニウム又はロジウム)を挙げることができる。
反応は好ましくは適切な有機溶剤(例えばアルコール、例えばメタノール)中で
高温(例えば約60℃)で実施される。
金属を使用する適切な還元方法としては例えば、好ましくは高められた温度(例
えば約40℃)で適切な溶剤(例えば酢酸)中で亜鉛とトリフルオロ酢酸を使用
する。
あるいは、式(IIA)の中間体は、塩基(例えばアル、カリ金属水素化物又は
アルカリ土類金属炭酸塩、例えば水素化ナトリウム又は炭酸セシウム)の存在下
でR1基を導入するために適切な試薬、例えば式R’Hal(式中、Halはブ
ロモ又はヨードのようなハロを表す)のハロゲン化物、又は適切な有機溶剤(例
えばトルエン)中でジメチルホルムアミドの適切なジアルキルアセクールと反応
させることにより、式(V):
(V)
(式中、R55R4、Rs及びnは式(■)と同義であり、Zは保護基である)
の化合物から製造することもできる。
R1がCl−4アルキルである式(IIA)の化合物は、(1)好ましくは適切
な無水有機溶剤(例えば無水ジクロロメタン)中、脱水剤(例えば無水硫酸マグ
ネシウム又は4人モレキュラーシーブ)の存在下で適切なアルデヒド(例えばベ
ンズアルデヒド)と反応させる段階と、(n)低温(例えば約−70℃)で好ま
しくは適切な有機溶剤(例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン)中でアル
カリ金属ビス(トリメチルシリル)アミド(例えばナトリウムビス(トリメチル
シリル)アミド)で処理する段階と、
(ffl)式R’−Hat(式中、R1はC1−4アルキルであり、Halはブ
ロモ、クロロ又はヨード、好ましくはヨードである)のアルキルハロゲン化物の
ようにR1基を導入するために適切な試薬を使用してアルキル化する段階とから
なる反応シーケンスにより、R8がHである式(I[A)の対応する化合物から
製造することもできる。
R32がC(=O)NHアルキルである式(IV)の中間体(以下、中間体(I
VB)と呼称する)は、R”がHである式(■)の中間体(以下、中間体(rV
A)と呼称する)をアルキルイソシアネートと反応させることにより製造するこ
とができる。反応は適切には高温(例えば約60℃)で適切な有機溶剤(例えば
エーテル、例えばテトラヒドロフラン)中で実施するとよい。
式(IVA)の中間体は、式(■):
(式中、R′、R工、R4及びnは式CI)と同義である)の化合物を塩基の存
在下で亜硝酸イソアミルと反応させることにより製造することができる。
反応に使用するのに適切な塩基としては、アルカリ金属アルコキシド(例えばカ
リウム−t−ブトキシド)を挙げることができる。
R4がNR目R+3を表す式(Vl)の化合物は、式(■)(式中、R1,R3
及びnは式(1)と同義であり、Halはハロ、例えばクロロを表す)の化合物
を式HN Rl 2 RI 3(式中、R”及びRI3は式(1)と同義である
)のアミンと反応させることにより製造することができる。
式(■)の化合物の製造は英国特許第1,145,471号明細書に記載されて
いる。
R4がN RI 2 Rl 3以外のものである式(V)の化合物は、(i)塩
基(例えば第3級アミン、例えばトリエチルアミン又はN−メチルモルホリン)
と、ペプチド合成で慣用の任意のカップリング試薬(例えば1.3−ジシクロへ
キシルカルボジイミド(DCC)、イソブチルクロロホルメート又は好ましくは
ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホン酸クロリド(BOP−CI
)の存在下で式():
(式中、R8及びZは上記と同義である)の化合物と反応させる段階と、
(ii)好ましくは水銀含有触媒(例えば塩化水銀(■))の存在下で適切には
適切な有機溶剤(例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン)中でアンモニア
ガスで処理する段階と、
(ffl)任意にアンモニウム塩(例えば酢酸アンモニウム)の存在下で有機酸
(例えば酢酸又はプロピオン酸)で処理する段階とからなる反応シーケンスによ
り、式(■)・(式中、R3、R4及びnは式(1)と同義であり、R33はH
である)の化合物から製造することができる。
式(■)の化合物の製造は欧州特許出願公開第0514133号に記載されてい
る。
R31がN=C=O又は活性化カルバメートである式(m)の中間体は、式(n
B)及び(II C)の化合物の製造について記載したと類似の手順により、
R31がNH!である式<m>の化合物(以下、中間体(■A)と呼称する)か
ら製造することができる。
式(II[A)のアミンは、R2が式(I)と同義である式R2N O1の対応
するニトロ化合物から還元により製造することができる。
適切には還元は例えば貴金属触媒(例えばパラジウムを例えば炭素に担持したも
の)を使用して接触水添により実施される。反応は適切な有機溶剤、例えばアル
コール(例えばメタノール)中で実施するとよい。
式R2N O2の化合物は常法により製造することができる。
例えばR2が(CHz)、NR’N10(式中、mは1又は2である)により置
換されたフェニルである式R2N0□の化合物は、還元剤の存在下で式(X):
(X)
(式中、R”及びmは上記と同義である)の化合物を式RIRIONHC式中、
R1及びR1’は式(I)と同義である)と反応させることにより製造すること
ができる。
反応に使用するのに適切な還元剤としては、例えば水素化ホウ素ナトリウムのよ
うな水素化物還元剤を挙げることができる。反応は適切には周囲温度で適切な有
機溶剤(例えばアルコール、例えばエタノール)中で実施するとよい。
式RIN O!の化合物は、例えばT、Jenら、J、Med、Chem、、
18 (1)、 90−99 (1975)により記載されているような慣用環
形成シーケンスを介して、N RQ Rl OをNH2に置き換えた対応する化
合物から製造することもできる。
R10がテトラゾリルである式R” N Oxの化合物は、ハロゲン化アンモニ
ウム(例えば塩化アンモニウム)の存在下でRI@をCNに置き換えた対応する
化合物をアルカリ金属アジド(例えばナトリウムアンド)で処理することにより
製造することもできる。中間体は、適切には水性有機溶剤中、適切には低温(例
えば10℃)で塩基、適切にはアルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウム
)の存在下で、R111をHに置き換えた対応するニトロ化合物をハロゲン化シ
アン(例えば臭化ンアン)と反応させることにより製造することができる。
反応は好ましくは高温(例えば約165℃)で適切な有機溶剤(例えばアミド、
例えばジメチルホルムアミド)中で実施するとよい。
式R”NO2の化合物を製造するための他の手順は当業者に自明であり、又は追
って実施例に記載する。
式(X)の中間体は市販品でもよいし、当業者に周知の慣用技術により市販化合
物から製造することもできる。
本発明の化合物の上記製造方法により立体異性体の混合物が生成される場合には
、これらの異性体を所望により適切な慣用技術(例えば分取りロマトグラフィー
)により分離する。
新規化合物はラセミ形態で製造してもよいし、エナンチオ特異的合成又は分割に
より個々のエナンチオマーを製造してもよい。新規化合物は例えば常法によりそ
の成分エナンチオマーに分割することができ、例えば任意の光学活性酸(例えば
(−)−ジ−p−トルオイル−し−酒石酸及び/又は(+)−ジ−p−1ルオイ
ルーD−酒石酸)を用いて環生成後、遊離塩基の分別結晶化及び再生によりジア
ステレオマ一対を形成する。ジアステレオマーエステル又はアミドの生成後、ク
ロマトグラフィー分離及びキラル助剤の除去により新規化合物を分割することも
できる。あるいは、キラルカラムを用いたHPLCにより新規化合物のエナンチ
オマーを分離してもよい。
式(1)の化合物のエナンチオ特異的合成は、例えば上2Org、Chem、、
52. 955及び3232゜(1987)に記載されている慣用手順により対
応するラセミ体から製造し得る例えば式(II)のキラル中間体を式(III)
の化合物と反応させることにより達成することができる。
上記合成シーケンスのいずれにおいても、関連する全分子上の感受性又は反応性
基を保護することが必要及び/又は望ましい場合がある。これは、例えばPro
tective Groups in Organic Chemjs t r
y、J、 F、 W、 McOm i e編、PlenumPress、19
73;並びにT、W、Greene及びP、G、M、Wutts、Protec
tive Gr。
ups in Organic 5ynthesis、John Wiley
& 5ons、1991に記載されているような慣用保護基を介して達成し得る
。保護基は、その後の適当な段階で当業者に公知の方法を用いて除去し得る。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。使用した特定材料、種類及び
条件は本発明を更に説明するためのものであって、本発明の範囲を限定するもの
ではない。
中間体1
無水ジエチルエーテル(210ml)中の2−アミノベンゾニトリル(59,5
g)の冷却(0℃)、撹拌した溶液に塩化シクロヘキシルマグネシウム(ジエチ
ルエーテル中2M;700m1)を25℃未満の温度を維持できるような速度で
滴下添加した。室温で更に18時間撹拌後、混合物を一60℃に冷却し5Nの塩
酸(600ml)で滴下処理した(注意 非常な発熱反応)。次いで混合物を室
温に加温し、更に5Nの塩酸(500ml)で希釈しエーテル層(ethere
al 1ayer)を分離した。前記酸性水溶液を固体の水酸化カリウムでpH
4〜5に塩基化し、次いで酢酸エチル(3X700ml)で抽出した。エーテル
溶液及び酢酸エチル溶液を合わせて、ブライン(11)で洗浄、乾燥(M g
S 04) シ真空下で濃縮し、97g(94%)の表題化合物を固体として得
た。融点73〜75℃(シクロヘキサン);δ、、 (360MH1、CDCI
。
)7.76 (IHSdd、J=7.0及び1.0Hz) 、7.25 (IH
,dt、、r=:6.O及び1.0Hz) 、6.64 (2H,m) 、6.
29 (2H,、br s) 、3. 27 (IH,m) 、2. 09〜
1. 23 (IOHSm) 。
エーテル(200ml)中の臭化シクロヘキシルマグネシウム(2M溶液240
m1)をエーテル(1100ml)中の2−メチル−48−3,1−ベンゾキサ
ジン−4−オン(100g)の溶液に一10℃で2時間かけて滴下添加した。混
合物を上記温度で2時間、次いで周囲温度で30分間撹拌した。−10℃に冷却
後、0℃未満に温度を維持しながら前記懸濁液を2MのHCI (600ml)
で処理した。15分間撹拌後、層を分離し、エーテル層を水(500ml)、5
%の水酸化ナトリウム溶液(2X500ml)及び最後に水(2X500ml)
で連続的に洗浄した。有機層を分離、乾燥(M g S O4) 、真空下で蒸
発、ガソリン:酢酸エチル(2: 1)を使用してシリカ上でクロマトグラフィ
ーにかけて、(2−アセi・アミドフェニル)シクロへキシルメタノン(28g
)を固体として得た。融点66℃;δH(CDCl2.360M−H,)1.2
5〜189 (IOHSm) 、2.23 (3HSs) 、3.33(IH,
m) 、7.13 (IH,d t、J=6及びIHz)、7.53 (IH,
d t、J=6及びIHz)、7.92(IH,d、J=6Hz) 、8.76
(IHSd、J=6Hz) 、11.73 (IHSbr s)。
b)(2−アミノフェニル)シクロへキシルメタノンメタノール(5ml)及び
濃塩酸(15ml)中の(2−アセトアミドフェニル)シクロへキシルメタノン
(0゜53g)溶液を80℃で1時間加熱した。上記の時間後、溶液を周囲温度
に冷却し、溶剤を真空下で除去した。残留物を水(10ml)に溶解し、4Nの
水酸化ナトリウム溶液(20ml)で塩基化した。次いで混合物を酢酸エチル(
4X20ml)中へ抽出し、有機層を合わせて乾燥(Mgso<)した。溶剤を
蒸発し、残留物をガソリン:酢酸エチル(2:i)を使用してシリカゲル上でク
ロマトグラフィーにかけて、表題化合物(0,40g)を固体として得た。この
物質の分光特性は方法へに記載したのと同じであった。
2、 3 (R,、S) −[(ベンジルオキシカルボニル)アミノコ−5−シ
クロヘキシル−1,3−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン
a−(イソプロピルチオ)−N−(ベンジルオキシカルボニル)グリノン(30
g)をジクロロメタン(1000ml)に溶解し0℃に冷却した。撹拌溶液をN
−メチルモルホリン(11,5m1)、次にイソブチルクロロホルメート(13
,7m1)で処理した。反応混合物を更に15分間0℃で撹拌し、次いで加熱し
還流した。還流する反応混合物をジクロロメタン(140ml)中の(2−アミ
ノフェニル)シクロへキシルメタノン溶液(20,5g)で20分かけて滴下処
理した。反応が完了後、反応物を更に4時間かけて還流で加熱した。次いで混合
物を10%のクエン酸溶液(2X500ml) 、飽和重炭酸ナトリウム溶液(
2X500ml)及びブライン(500ml)で連続して洗浄した。乾燥(Mg
SO4)させた有機層を蒸発して粗な生成物を固体として得たが、更に精製せず
に使用した。
粗な(イソプロピルチオ)グリシンアミドを無水テトラヒドロフラン(800m
l )に溶解し、0℃に冷却した。
撹拌した溶液を通してアンモニアガスを30分間通気した後、塩化第二水銀(3
3g)を一度に添加した。アンモニアを更に5時間溶液を通して連続的に通気し
て、次いで懸濁した固体をろ別した。溶剤を真空下で蒸発し、油を得たが、更に
精製せずに使用した。
粗なα−アミノグリシンアミドを氷酢酸(500ml)に溶解し、酢酸アンモニ
ウム(36,2g)で処理した。
生じた反応混合物を室温で一晩撹拌し、溶剤を真空下で除去した。残留物を酢酸
エチル(300ml)とINの水酸化すl・リウム溶液(300ml)とに分配
した。有機層を分離、乾燥(MgSO<)及び蒸発した。残留物をガソリン:酢
酸エチル(2: 1)を溶離剤として使用することによ−)てシリカ上でクロマ
!・グラフィーにかけ、3 (RSS)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノコ−5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾジアゼピ
ン−2−オン(固体として25g)を得た;融点164〜1.66℃;δ、(3
60MH,1CDC13)]、、07〜2.04 (IOH,m) 、2.77
(IHSm) 、5゜12 (3H,m) 、6.44 (IH,d、J=8
Hz)、7.08 (11(、d、J=8Hz) 、7.23〜7.36(6H
,m)、7. 46 (1,H,t、J=7Hz) 、7゜59 (IH,d、
J=8Hz) 、8. 60 (IH,brS)。
無水トルエン(400ml)中の3 (R,S)−[(ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノコ−5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾ
ジアゼピン−2−オン(5g)の還流溶液にジメチルホルムアミドジメチルアセ
タール(7,3m1)を添加し、混合物を窒素の存在下で3.5時間還流した後
、更にジメチルホルムアミドジメチルアセタール(1m l)を添加した。更に
50分間還流した後、真空下で溶剤を除去し、残留物をジメチルエーテル(50
m I )で摩砕した。白い固体をろ過によって集め、ジエチルエーテル(2X
20ml)で洗浄、乾燥して表題化合物(5g)を得た;融点205〜207℃
;da(360MH,、CDCl5)7.55〜7.25 (9g1m) 、6
.52 (IH,dSJ=8、QHz)、5.10 (3H,m)、3.36
(3H,s)、2.76 (IHlm) 、2. 04〜1. 03 (IOH
,m) 。
4.3 (R,S)−アミノ−5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−1−メ
チル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン
3(RSS)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノコ−5−シクロへキシル
−1,3−ジヒドロ−1−メチル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン
(3,0g)と臭化水素酸(酢酸中45%;6.2m1)との混合物を窒素雰囲
気下、室温で工時間撹拌した。次いで混合物を冷たい無水ジエチルエーテル(4
0ml)で希釈し、0℃で45分間撹拌した。白い沈殿物をろ過によって集め、
冷たいジエチルエーテル(4X30ml)で洗浄し、次いで水(30ml)と2
Nの水酸化ナトリウム(15ml)との混合物に溶解した。塩基性水性相を酢酸
エチル(3×70m1)で抽出し、合わせた有機溶液をブライン(IX30ml
)で洗浄、乾燥(N a IS 04) シ濃縮した。残存する薄紅色の油のフ
ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、94
:6)によつて、表題化合物(1,6g)を螺状の固体として得た;δH(25
0MHz、CDC1s)7.53〜7.45 (2H,m) 、7.28〜7.
20 (2H,m) 、4.30 (IHls)、3. 39 (3H,s)、
2.75 (IH,m)、2.04〜1.03 (IOHS m);m/z (
CI)2725−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−1−メチル−3(R,S
)−[(4−ニトロフェニルオキシカルボニル)アミノコー28−1.4−ベン
ゾジアゼピン−2−オン無水テトラヒドロフラン(20ml)中の中間体1(1
g)の冷却(0℃)、撹拌した溶液に無水トリエチルアミン(0,51m1)、
次いで無水テトラヒドロフラン(10ml)中の4−ニトロフェニルクロロホル
メート(0゜75g)溶液を窒素の存在下で、10分間かけて添加した。混合物
を室温に加温し、更に20分間撹拌した後、白い沈殿物をろ過によって除去し、
溶剤を真空下で蒸発した。
残存する固体を無水ジエチルエーテルで摩砕して表題化合物(1,2g)を白い
固体として得た;融点165〜168℃;δH(360MH=SCDC13)8
.23 (2H,d、J=7.1Hz)、7.57 (2H,m)、7.30
(4H,m) 、6.90 (IHSd、J=8.2Hz) 、5、 18 (
IH,dS J=8. 2Hz) 、3. 43 (3H。
s)、2. 80 (IHS m)、2. 05 (IHS m)、1、 87
(IH,m)、1、65 (3H,m) 、1. 55 (IH,m) 、
1. 42〜1. 18 (3H,m) 、1. 05(+) −3(R)−ア
ミノ−5−シクロへキシル−1゜3−ジヒドロ−1−メチル−28−1,4−ベ
ンゾジアゼポニル)アミノ−3−フェニルプロピオニルコアミノ−5−シクロへ
キシル−1,3−ジヒドロ−1−メチル−2H−1,4ベンゾジアゼピン−2−
オン
無水ジメチルホルムアミド(35ml)中の中間体1(4,0g)の溶液に、窒
素雰囲気下で、BOC−D−フェニルアラニン(4,l1g) 、1−ヒドロキ
シーペンゾトリアゾールトリヒドレート(2,09g)及び1−エチル−3−[
3−(ジメチルアミノ)プロピル]塩酸カルボジイミド(2,97g)を連続し
て添加した。次いで無水トリエチルアミン(2,16m1)を添加し、生じた懸
濁液を周囲温度で20分間撹拌した。溶剤を真空下で除去し、10%のクエン酸
水溶液(50ml>を残存する残留物に添加して生成物を酢酸エチル(4X50
ml)で抽出した。合わせた有機相を10%の水酸化ナトリウム水溶液(50m
l)、水(50ml)及びブライン(50ml)で洗浄し、乾燥(MgSO<)
し濃縮した。残留物のフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテ
ル−酢酸エチル、50:50)によって、表題化合物(7,26g)を固体とし
て得た;融点95〜98℃:d++(360M)(z、CDC13) 、7.5
8〜7.49 (2H,m) 、7.32〜7.19 (781m) 、5.3
4〜5.28 (2H,m)、4.98 (IHSbr s)、4.53 (I
Hlbr s)、3.38 (3H,s)、3.24〜3.10(2H1m)、
2.83〜2.73(IHlm)、2゜06 〜1. 98 (IH、m) 、
1. 92 〜1. 83 (IH、m)、1.40 (9H,s)、1.72
〜1.16 (7H,m) 、1.11〜0.99 (IH,m);m/z (
CI) 518 (M”)。
2、 (+)−3(R)−[2(R)−アミノ−3−フェニルプロピオニルコア
ミノ−5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−1−メチル−2H−1,4−ベ
ンゾジアゼピン−2−オン
酢酸エチル(20ml)中の3 (RlS)−[2(R)−1−ブチルオキシカ
ルボニル)アミノ−3−フェニルプロピオニルコアミノ−5−シクロへキシル−
1,3−ジヒドロ−1−メチル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(
4,7g)の冷却した(0℃)溶液を通して塩化水素ガスを飽和するまで通気し
た。1.5時間後、生じた沈殿物(所望しないジアステレオマーであることが判
明した。Rf=0.04、シリカゲル、酢酸エチル)をろ過によって除去し、ろ
液を真空下で濃縮した。炭酸ナトリウム水溶液(10%、20m])を残存する
残留物に添加し、生成物を酢酸エチル(3X25ml)で抽出、乾燥CMg5o
<)L濃縮した。残留物のフラッシュクbマドグラフィー(シリカゲル、酢酸エ
チル−メタノール、100%〜80:20)によって、表題化合物(1,66g
)(Rf=0.13、シリカゲル、酢酸エチル)を固体として得た;融点100
〜103℃; [a] D”+32.7’ (c=0.58、CH308);δ
s (360MH−1CDCI g)8.66 (1)1.d、J=8.3Hz
) 、7.58〜7゜47 (2H,m) 、7. 36〜7. 21 (7H
,m) 、5、 36 (IH,d、J=8. 3Hz) 、3. 69 (I
Hldd、J=9.8及び4.1Hz) 、3.40(3H1S)、3.28
(LH,dd、J=13.8及び4.0Hz) 、2.79 (IH,dd、J
=13.8及び9.8Hz) 、2. 74〜2. 62 (IH,m) 、2
. 07〜2. 00 (1,H,m) 、1. 92〜1. 84 (1,H
lm)、1゜72〜1゜ 50(4H1m) 、 1. 39〜100 (4H
。
m) ;m/z (CI)419 (M”+1)。
3、 (+)−5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−1−メチル−3(R)
−[2(R,) −(N−フェニル−チオノカルバモイル)アミノ−3−フェ
ニルプロピオニルコアミノ−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン無水ジ
クロロメタン(10ml)中の前記工程からの生成物(1,6g)の溶液をフェ
ニルインチオシアネート(0,5m1)で処理し、次いで30分間蒸気浴上で加
熱した。溶剤を真空下で除去し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリ
カゲル、石油エーテル−酢酸エチル、50:50)によって精製して表題化合物
(’2.1g)を固体として得た:融点129〜132℃; [a] +1”+
27.3’ (c=0.31、cHICI り ; d、 (360MHz、C
DC13)7. 79 (IH,s) 、7.52〜7.47(2HS m)
、7.36〜7. 18 (9H,m) 、7.00 (IH,d、J=7.
5Hz) 、6. 71 (IH,d。
J=7. 0Hz) 、5. 39〜5. 33 (IHS m) 、5、 2
3 (IH,dS J=7. 3H2) 、3. 38 (3H。
s) 、3. 41〜3. 24 (2H,m) 、2. 80〜2゜70 (
IH,m) 、2. 00〜1. 93 (IH,m) 、1、 88〜1.
81 (IH,m) 、1. 69〜1.45 (4HS m) 、1. 37
〜1. 15 (3H,m) 、1. 07〜0、 95 (IHS m) ;
m/z (CI)553 (M−)。
トリフルオロ酢酸(25ml)中の、前記工程からの生成物(4,5g)の溶液
を30分間室温で撹拌した。溶剤を真空下で除去し、残存する残留物をジクロロ
メタン(2X20ml)及びトルエン(2X20ml)と共沸した。
残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノ
ール−酢酸−水、90:10:O。
1:0.1)によって精製してオレンジ色のガムを得た。
この物質を酢酸エチル(150mg)に溶解し、0℃に冷却して10%の炭酸ナ
トリウム水溶液(15ml)で処理した。水(25ml)で希釈し1分間撹拌後
、有機層を分離し、水性層を酢酸エチル(2X50ml)で再度抽出し〜136
℃; [CI D”+33.2° (c=0.66、CH,OH)この物質の分
光特性(IH−NMR及びMSスペクトル)はそのラセミ体(中間体1)に対し
て記載したものと同一である。表題化合物の鏡像異性的純粋性は、al−AGP
カラム(100mmx4.6mm 内径、粒度5μm)を使用し、10mMのK
zHP 04 (1) H7)−アセトニトリル(90:10)によって1ml
/分で溶離するHPLC分析によって、99% e、e、であると判明した。;
保持時間8.60分(250nmで紫外線検出)(その鏡像異性体に対する保持
時間は6.46分)。
ジアゼピン−3−イル] −N’ −[3−+(テトラゾール無水(absol
ute)エタノール(30ml)及び氷酢酸(0,57m1)中の3−ニトロベ
ンズアルデヒド(1,51g)及び5−アミノテトラゾール−水和物(mono
hydrate)(1,03g)の混合物を室温で40分間撹拌し、次いで5時
間30分窒素下で還流した。
溶剤を高真空で除去し、残存する固体を無水エタノール(50ml)で懸濁し、
20分かけて固体の水素化ホウ素ナトリウム(1,2g)によって室温で処理し
た。更に15時間の撹拌後、溶剤を真空下で除去し残留物を水(100mg)に
溶解してジエチルエーテル(2X30ml)で抽出した。塩基性水性相を2Nの
塩酸でpH2に酸性化し、沈殿した固体をろ過によって集め、水、ジエチルエー
テルで洗浄し、最後に無水エタノールから再結晶化し、白い針状物とし表題化合
物(420mg)を得た;融点208〜210℃;δH(250MH,、DMS
O−ds)8.21(IH,br s、Ar−H) 、8.12 (IH,br
d1J=9Hz、Ar−H) 、7.80 (IH,d、J=8Hz、 Ar−
助、7.70 (IHlbr t、 J=6.3Hz、 NH−) 、7.64
(LH,t、J=8Hz、Ar−H) 、4.53 (2H,d、J=6.3
Hz、−CHz−);m/z (CI)220 (M−)。
メタノール(70ml)及び水(5ml)の混合物中の前記工程からの生成物(
350mg)の溶液を、10%のカーボン上のパラジウム(150mg)上で3
0ps iで4分間水素化した。触媒をろ別、メタノールで洗浄し、溶剤を真空
下で除去して、固体として表題化合物(288mg)を得た:δ□(250MH
,、DMSO−dl)7.38(IH,br tSJ=6.3Hz、−NH−)
、6.94 (IH,t、J=7.7HzSAr−H) 、6.50 (IH,
br s、Ar−H)、6.42(2H,m、Ar−H) 、5.00 (2H
,br 5l−NH2) 、4.23 (2H,d、J=6.3Hz、Ar−C
Hz−);m/z (CI)189 (M−+1)。
3、N−[3(R5)−5−シクロへキシル−2,3−〜
ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−IH−1,4−ペン無水ジメチルホルムア
ミド(3ml)中の中間体2(250mg)の撹拌溶液に無水トリエチルアミン
(82μm)を添加し、生じた黄色の溶液を窒素雰囲気下、室温で5分間撹拌し
た。無水ジメチルホルムアミド(3ml)中の3−[(テトラゾール−5−イル
)アミノメチルコアニリン(112mg)の溶液をカニユーレを通して滴下添加
して生じた溶液を50〜55℃で5時間加熱した。溶剤を真空下で除去し、残存
する残留物をジクロロメタン及びメタノールの混合物(95:5;5m1)に溶
解し、次いでジエチルエーテル(50ml)を添加して沈殿させた。ろ過によっ
て白い固体を集め、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタ
ン−メタノール−酢酸、93ニア:0.6;及びジクロロメタン−メタノール、
90:10)によって精製し、最後に沸騰している酢酸エチル(2xlOml)
で摩砕し、表題化合物(80mg)を固体として得た;融点195〜202℃;
δ、、(360MH,。
DMSOd6)8.97 (IH,s) 、7.74 (IH、d、J=7.
8Hz) 、7. 63 (11−IS br tS J=7.2Hz) 、7
. 54 (IH,d、J=7.7Hz)、7. 45 (IHS br t)
、7、37 (IH,t、J=7.0Hz) 、7. 28 (IH,s) 、
7.25 (2H1m) 、7. 16 (IH,t、J=7.7Hz)、6.
86 (IHS dS J=7.5Hz) 、5.05 (IH,d。
J=8.3Hz) 、4. 31 (2HS m)、3.31 (3H,s)
、2.92 (IHlbr t)、1.89(IHlm)、1.77 (IH,
m)、1.65〜1.06 (7H,m) 、0.91 (IH,m);m/z
(FAB)488(M”+1)。(実測値:C,61,44;H,6,00;
N、25.42゜C26H!IN +02 要求値:C161,59;H,6,
00;N、25.86%)。
実施例2
N−[3(R,5)−5−シクロへキンルー2.3−ジヒドロ−1−メチル−2
−オキソ−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[3−f
(テトラゾール−無水ジメチルホルムアミド(1,5m1)中のアジ化ナトリウ
ム(240mg)と塩化アンモニウム(1,6g)との撹拌懸濁液に無水ジメチ
ルホルムアミド(2,5m1)中の3−二トロフェニルシアンアミド(500m
g)の溶液をカニユーレを通して滴下添加し、生じた明るい赤の混合物を窒素の
存在下、165℃で16時間加熱した。室温に冷却後、水(60ml)を添加し
、2Nの水酸化ナトリウムによって混合物をアルカリ性にした。塩基性水溶液を
ジエチルエーテル(IX30ml)で抽出し、次いで5Nの塩酸によって酸性化
した。沈殿物をろ過によって集め、水(I X 20 m l )で洗浄し、水
とエタノールとの混合物(2: 1 ; 30m1)から再結晶化して表題化合
物(450mg)を結晶として得た;融点228〜230℃;dH(250MH
2,DMSO−ds) 15.8 (br s、テトラゾール−NH) 、10
.43 (IH,s、−NH−)、8.57 (IH,t、J=2.1Hz、A
r−H) 、7.90 (IH,m、Ar−H) 、7.80 (IH,m、A
r−H)、7.61 (IH,tSJ=8.2Hz、Ar−H); m/z (
CI)206 (M−)。
2.3−[(テトラゾール−5−イル)アミノコアニリンメタノール(50ml
)と水(5ml)との混合物中の前記工程からの生成物(410mg)の溶液を
10%のカーボン上のパラジウム(170mg)上で35ps iで4分間水素
化した。触媒をろ別、メタノール(2xlOml)で洗浄し、溶剤を真空下で除
去した。残留物をメタノール(20ml)と共沸し、さらに高真空下で乾燥し、
固体として表題化合物(324mg)を得た:δ、 (250MHz、DMSO
d6)9.44 (IH,s、NH)、6.92 (IH,tSJ=8.0Hz
、Ar−H) 、6゜76(11−1、sSA r−H) 、6.57 (IH
,dSJ =8.0HzSAr−H) 、6.1.7 (IH,dSJ=8゜0
HzSAr−H)。
実施例1(工程3)に対して記載したのと同じ方法を使用して、表題化合物を中
間体2及び3−[(テトラゾール−5−イル)アミノコアニリンから製造した。
粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メ
タノール−酢酸、92:8:0.5)によって精製し、最後にジメチルホルムア
ミドと水との混合物から結晶化した:融点250℃(分解);δ、(360MH
,、DMSOds)15.2 (br s、テトラゾール−NH) 、9.67
(IH,s) 、9.03 (IHlS)、7.75(IHld、J=7.9
Hz) 、7.63 (IH。
t、J=7.9Hz) 、7.58〜7.53 (2H,m)、7.37(IH
lt、J=7.5Hz) 、7.27 (IH,d、J=8.4Hz) 、7.
13 (IH,t、J=7.6l−1z)、7.02 (2H,dSJ=7.6
Hz) 、5.07 (IH,d、J=8.4Hz) 、3.32 (3H1s
)、2.93 (IH,m)、1.82 (IH,m)、1.78 (IH,m
) 、1.67〜1.07 (7H,m)、0.90 (IH,m);m/z
(FAB)472 (M−−1)。(実測値、C160,63;H,5,67:
N、26.38゜C24HztN +02 要求値:C,60,87,H2S、
75;N、26.62%)。
実施例3
N−[3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロー1−メチル−2
−オキソ−LH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[3−(
N−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノlフェニル]ウレア1、N
−メチル−3−二トロフェニルシアンアミド無水テトラヒドロフランと無水ジメ
チルホルムアミド(3: 1 ; 20m1)との混合物中の3−ニトロフェニ
ルシアンアミド(1g)の冷却(−20℃)、撹拌した溶液に、窒素雰囲気下で
水素化ナトリウム(オイル中に60%分散;294mg)を一度に添加した。−
20℃で8分間撹拌後、ヨウ化メチル(1,14m1)を添加し、赤い混合物を
室温に加温して無水ジメチルホルムアミド(5ml)で希釈した。さらに45分
間撹拌後、水(75ml;水素発生に注意)を添加し、生成物を酢酸エチル(2
X100ml)で抽出した。合わせた有機相をブライン(IX50ml)で洗浄
、乾燥(MgSO4)L濃縮した。残存する固体を酢酸エチル(30ml)に溶
解しヘキサン(100ml)を添加し、表題化合物(880mg)を細い針状物
として得た。δ、、(250MH,、DMSO−d6)7.98(IH,m、A
r−H) 、7.85 (IH,tSJ=2゜2Hz、Ar−H) 、7.73
(IHlt、J=7.7Hz、Ar −H) 、7. 60 (IH,m、A
r−H) 、3゜45 (3H,s、−NMe) ;m/z (CI)177
(M−)。
実施例2(工程1)に対して記載したのと同じ方法を使用して、表題化合物をN
−メチル−3−二トロフェニルシアンアミドから製造した;融点196〜198
℃(エタノール−水、1:3);6M(360MH−1DMSOds)8.43
(IH,t、J=2.3Hz、Ar−H) 、7゜94 (2H,m5Ar−
H) 、7.68 (IH,t、J=8.3HzSAr−H) 、3.56 (
3H,s、−NMe);m/z (CI)220 (M→。
実施例2(工程2)に対して記載したのと同じ方法を使用して、表題化合物を3
−[N−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミン]ニトロベンゼンから
製造した;白い固体;δu(250MHz、DMSO−ds)7.03 (IH
,t、J=8.0HzSAr−H) 、6.54 (IHlt、J=2. 1H
z、Ar−H) 、6.47 (LH,ddd、J=7.9.2.2及び0.9
Hz、Ar−H)、6.39 (IH,ddd、J=8.0.2.1及び0,9
HzS Ar−H) 、3. 36 (3H1s、−NMe) ;m/z (C
I) 190 (M→ 。
無水テトラヒドロフラン(30ml)中の3−[(N−メチル−N−(テトラゾ
ール−5−イル)アミノコアニリン(254mg)の冷却(0℃)、撹拌した濁
った溶液に窒素雰囲気下で固体のトリホスゲン(132mg)を一度に添加した
。生じた混合物を5分間撹拌した後に無水トリエチルアミン(0,6m1)を添
加し15分間かけて15℃に加温した。次いで無水テトラヒドロフラン(5ml
)中の中間体1 (248mg)の溶液を5分かけてカニユーレを通して滴下添
加し、混合物を室温で2時間撹拌後、無水ジメチルホルムアミド(15ml)で
希釈した。さらに1.5時間撹拌後、白い沈殿物をろ過によって除去し溶剤を真
空下で蒸発した。残存する残留物を酢酸エチル(250ml)と10%のクエン
酸水溶液(2X45ml)とに分配し、有機層をブライン(IX45ml)で洗
浄、乾燥(N a zs 04) L濃縮した。残留物のフラッシュクロマトグ
ラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、90:10)によって表
題化合物(380mg)を固体として得た;融点231〜235℃(メタノール
);δN(360MHzSDMSOds)15.2 (br s、テトラゾール
−NH) 、9.11 (IHSs) 、7.74 (IH,d、J=7.7H
z) 、7.63 (IHSt、J=8.4Hz) 、7.54 (IH,dS
J−8,2Hz)、7.48 (IH,br s) 、7.37 (IHSt、
J=7.2Hz) 、7.29 (IHSdSJ=8.4Hz) 、7.25
(IH,t、J=8.0Hz) 、7.12 (IHlbr d、J=8.9H
z) 、6.94 (IH,br d、J=8.0Hz) 、5.06 (IH
,d、J=8.4Hz)、3.39 (3H,s)、3.34 (3H,s)、
2.93 (IHSm)、1.90 (IH,m)、1.78 (IH,m)
、1.68〜1.08 (7H,m) 、0.89(IH,m):m/z (C
I)488 (M−+1.)。(実測値:C,60,89;H,5,94:N、
25.53゜CzsHzeNeOzXo、25HzO要求値:C,61,02:
H,6,04;N、25.62%)。
実施例4
(+)−N−[3(R)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル
−2−オキソ−1)(−1,4−ベンゾジアゼピンー3−イル] −N’ −[
3−IN−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]ウレ無
水テトラヒドロフラン(30ml)中の3−[N−メチル−N−(テトラゾール
−5−イル)アミノコアニリン(230mg)の冷却(0℃)、及び撹拌した乳
白色の溶液に、窒素雰囲気下で固体のトリホスゲン(120mg)を一度に添加
した。5分撹拌後、無水トリエチルアミン(505μ])を滴下添加し、混合物
を15分間がけて17℃に加温した。反応混合物を0℃に再冷却し、無水テトラ
ヒドロフラン(5ml)中の中間体3 (225mg)の溶液を4分かけてカニ
ユーレを通して滴下添加した。0℃で15分撹拌後、混合物を室温に加温し更に
2時間撹拌した後、白い沈殿物をろ過によって除去し、溶剤を減圧下で蒸発させ
た。残存する残留物を酢酸エチル(200m l )と10%のクエン酸水溶液
(2X40ml)とに分配し、次いで有機層をブライン(IX40ml)で洗浄
、乾燥(Na2sO4)L濃縮して黄色の固体を得た。フラッシュクロマトグラ
フィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、90:10)によって表題
化合物(336mg)を固体として得た;融点222〜225℃(メタノール;
分解);[α]。”+15.9° (C=0.71、ジメチルホルムアミド);
この物質の分光特性(LH−NMR及びMSスペクトル)はそのラセミ体(実施
例3)に対して記載したものと同一であった。(実測値:C,61,92,H2
S、87 ;N、25.96゜C*5HzsNsOs 要求値:C161,59
:H,6,00;N、25.86%)。
表題化合物の鏡像異性的純粋性は、PIRKLE (S’)−DNBL ((S
)−3,5−ジニトロベンゾイルロイシン)カラム(250mmx4.6mm
内径、粒度5μm)を使用し、ジクロロメタン−メタノール−酢酸(94,2:
5:0.8)によって1m1/分で溶離するH P LC分析によって、99%
e、e、 よりも大きいと判明した。;保持時間5.66分(250nmで紫
外線検出)(その鏡像異性体に対する保持時間は10゜21分)。
)アミノコアニリンから製造したが、ただし無水アセトニトリルを反応溶剤とし
て使用した;粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロ
ロメタン−メタノール、93ニア〜80:20)によって精製し、メタノールか
ら再結晶化した:融点190〜193℃; [α]D2$+g、4° (c=0
.50、ジメチルホルムアミド):この物質の分光特性(IH−NMR及びMS
スペクトル)はそのラセミ体(実施例2)に対して記載したものと同一であった
。(実測値:C159,78;H,5,98;N、25.68゜C!4H2□N
o O□X0.6H,O要求値:C159,52:H2S、87;N、26.
03%)表題化合物の鏡像異性的純粋性は、実施例4で記載した条件を使用する
が、ただしジクロロメタン−メタノール−酢酸(83,4:15:1.6)を移
動相として使用するHPLC分析によって、99% e、e、であると判明した
。:保持時間6.85分(その鏡像異性体に対する保持時間は10.37分)。
実施例6
(+) −N −[3(R)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−1−メ
チル−2−オキソ−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −
[3−((テトラゾ−)アミノメチルコアニリンから製造した。ただし無水アセ
トニトリルをテトラヒドロフランのかわりに使用した;粗な生成物をフラッシュ
クロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、95:5〜9
0:10)によって精製し、メタノール及び酢酸エチルの混合物から再結晶化し
た;融点175〜178℃; [α] n”+ 17.4° (c=0.50、
ジメチルホルムアミド);この物質の分光特性(IH−NMR及びMSスペクト
ル)はそのラセミ体(実施例1)に対して記載したものと同一であった。
表題化合物の鏡像異性的純粋性は、実施例4に記載された条件を使用するが、た
だしジクロロメタン−メタノール−酢酸(89,2: 10 : 0.8)を移
動相として使用するHPLC分析によって、92.5% e、e、であると判明
した。;保持時間6.9分(その鏡像異性体に対する保持時間は12.1分)。
チル−5−フェニル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(J、Org
、Chem、 1987.52.955.3232)及び3−[N−メチル−N
−(テトラゾール−5−イル)アミノコアニリンから製造した。粗な生成物をフ
ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、95
:5〜93ニア)によって精製し、メタノールから再結晶化した;融点205〜
210℃; [a] 、25+55.2° (c=0.5、ジメチルホルムアミ
ド);δH(360MHz、DMSOds)9.19 (IHSs) 、7.7
8〜7.71 (IH,m)、7.67 (IH,d、J=7.9Hz) 、7
.56〜7.42 (7H,m) 、7.39〜7.32 (2HSm)、7.
27 (IHS t、J=8、IHz)、7.15 (IH、br d、J=9
.0Hz) 、6.97〜6.94 (IH,m) 、5.24 (IH,d、
J=8.3Hz) 、3゜41 (6H,s)。(実測値:C161,38:H
14゜77 ; N、 25. 42o CzsH*sN*OxX 0. 5H
zO要求値:C,61,21;H,4,93;N、25.70%)。
実施例8及び9は実施例4に対して記載したのと同じ方法を使用して、3(R)
−アミノ−1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−フェニル−21(−1,4−ベ
ンゾジアゼピン−2−オン及び適当な3−置換アニリン(実施例2、工程2:及
び実施例1、工程2)から製造した。ただしテトラヒドロフランは無水アセトニ
トリルに変えた。
実施例8
(+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ
ェニル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イルコーN’−[3−+(テト
ラゾール−5−イル)アミノ)フェニルコラレア
粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メ
タノール、90:10)によフて精製し、メタノールから再結晶化し表題化合物
を白い固体として得た:融点233〜243℃; [αコo”+69゜6’ (
c=0.5、ジメチルホルムアミド)、δ、(360MH−1DMSOdo)9
.70 (IH,s) 、9.11 (IH,s) 、7.77〜7.71 (
IH,m)、、7゜67 (IH,dSJ=8.0Hz) 、7.61 (IH
,m) 、7.58〜7.43 (6H1m) 、7.40〜7.32(211
、m) 、7.15 (IHS t、J=8.0Hz)、7.10〜7.03
(2H1m) 、5.25 (IH,d、J=8.4.Hz) 、3.41 (
3H1S)。(実測値:C,61,78:H14,59:N、26.55゜C2
,H2+No0zXO,lH2O要求値:C,61,43;H14、55;N、
26. 86%)。
実施例9
(+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ
ェニル−1,H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N’ −[3−+(
テトラゾール−5−イル)アミノメチル)フェニル]ウレア粗な生成物をフラッ
シュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、90・1
0:及びジクロロメタン−メタノール、95:5〜90:10)によって精製し
、最後にメタノールから再結晶化し表題化合物を白い固体として得た。融点19
0〜195℃: [α] 、1B+75.4’ (c=0.5、ジメチルホルム
アミド);δ1.(360MH2、DMSOda)9.06 (IH,s)、7
.76〜7.71 (IH,m) 、7.67 (IH,d。
J=8.0Hz) 、7.59〜7.43 (7H1m)、7.40〜7.28
(4H,m) 、7.18 (IHS t、J=7.9Hz) 、7.88
(IH,d、J=7.6Hz)、5.23 (IHSd、J=3.3Hz) 、
4.33 (2H,d、J−5,7Hz) 、3.40 (3HSs)。(実測
値I C,60,44、H14,70;N、25.49゜CzsHzxN tO
tX H20要求値:C,60,11;I−[,5,04;N、25. 49%
)。
ゾジアゼビンー3−イル] −N’ −[4−メチル−3−((テトラゾール−
5−イル)アミノ)フェニル]ウレア実施例2(工程1)に対して記載したのと
同じ方法を使用して、表題化合物を2−メチル−5−ニトロフェニルシアンアミ
ドから製造した;融点245〜249℃(メタノール−水);δ、(250MH
,、DMSO−da)9.34(IHSS、−NH−)、8.80 (IH,d
、J=2゜4Hz、Ar−H) 、7.82 (IH,dd、J=8.3及び2
.4Hz、Ar−H) 、7.49 (IH,d、J=8.3Hz、Ar−H)
、2.41 (3HSs、−Me);m/z (CI)220 (M−)。
実施例2(工程2)に対して記載した条件を使用して、表題化合物を4−メチル
−3−[(テトラゾール−5−イル)アミノコニトロベンゼンから製造した;固
体;δH(360MH,、DMSO−da)8.11 (IHls、 −NH−
) 、6.84〜6.79 (2H1m、Ar−H)、6.24 (IH,dd
、J=8.0及び2,2H2SAr−H) 、2.05 (3H,sl−Me)
;m/z (CI)1ルー5−イル)アミノコアニリンから製造した;融点19
0〜193℃(メタノール−ジクロロメタン);[α]o!’+12.2° (
c=0.29、ジメチルホルムアミド); δH(360MH−1DMSOds
)8.98 (IHSs、9Hz) 、7. 66〜7. 59 (2H,m)
、7. 54(I Hld、J=7. 6Hz) 、 7. 37 (IH,
t、J=7. 0Hz) 、 7. 21 (IH,d、J−8,5Hz)、
7. 09〜7. 01 (2H1m)、 5. 05 (IHl d、J=8
. 5Hz) 、3. 32 (3H,s) 、2. 98〜2、 87 (I
H,m)、2. 14 (3H,s)、1. 96〜1. 86 (IHS m
) 、 1. 81〜1. 72 (IH,m) 、 1. 64〜1. 06
(7H,m) 、0. 96〜0. 84 (IH,m);m/z (CI)
487 (M−)。(実測値・C161,73;H16,08;N、26.02
゜C15HzxNg02 要求値:C161,57;H16,00;N、25.
86%)。
ゾジアゼビンー3−イル] −N’ −[4−メチル−3−(N−メチル−N−
(テトラゾール−5−イル)アミノ)フ実施例3(工程1)に対して記載したの
と同じ方法を使用して、表題化合物を2−メチル−5−ニトロフェニルシアンア
ミドから製造した。ただし粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、ヘキサン−酢酸エチル、60:40)によって精製した:固体;δII
(250MHE、CDC13)8.09〜8.03 (2H,m、Ar−H)、
7.43 (IH,dd、J=8.8及び0.7Hz、Ar−H) 、3.40
(3H,s、−NMe) 、2.55 (3H,s、−Me);m/z (C
I)191 (M→実施例2(工程1)に対して記載したのと同じ方法を使用し
て、表題化合物を前記工程から製造した;黄色の固体;融点201〜205℃(
水) : d+、 (250MH2,DMSO−da)8.24 (IH,dS
J=2.4Hz、Ar−H) 、8.15 (IH,dd、J=8.4及び2.
4Hz、Ar−H) 、7.65 (IH,d、J=8.4Hz。
Ar−H) 、3.40 (3H,s、−NMe) 、2.24(3H,s、−
Me);m/z (CI)234 (M−)。
3.4−メチル−3−〔N−メチル−N−(テトラゾール実施例2(工程2)に
対して記載したのと同じ方法を使−(テトラゾール−5−イル)アミノコニトロ
ベンゼンから製造した;白色の固体;δ、(250MH工、DMSO−ds)6
.97 (IH1dSJ=8.IHzSAr−H)、6.50 (IH,dd、
J=8.1及び2,3HzSAr−H) 、6.41 (IH,d、J=2.3
HzSAr−)() 、3.25 (3H,s、−NMe) 、1.92 (3
H1s、−Me);m/z (CI)205 (M4+1)。
−IN−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]ウレア
実施例4に対して記載したのと同じ方法を使用して、表題化合物を中間体3及び
4−メチル−3−[N−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノコアニ
リンから製リカゲル、ジクロロメタン−メタノール、94:6)によりて精製し
、メタノール−ジクロロメタンから結晶化した;融点223〜225℃; [a
] o”+20.3@ (C=0.34、ジメチルホルムアミド);δN(36
0MH,。
DMSO−d・)9.03 (IH,s) 、7.74 (IHld、J=6.
7Hz) 、7.63 (IHSd t、J=8.4及び1.4Hz) 、7.
54 (IHSdSJ=7.5Hz) 、7.40〜7.33 (2H,m)
、7.26 (IH,d1J=8.4Hz) 、7.20〜7.13 (2H1
m) 、5.04 (IH,d、J=8.4Hz) 、3.31(3H,s)
、3.27 (3H,s) 、2.98〜2.89 (IH,m) 、2.01
(3HSs) 、1.94〜1゜85 (LH,m) 、1.82〜1.73
(11(、m) 、1.66〜1.06 (7H,m) 、0.96〜0.8
4 (IH,m);m/z (CI)501 (M−)。(実測値:C162,
11;H,6,40;N、24.99゜CzsHs+N、O□ 要求値:C16
2,26;H16,23;N、25.13%)。
実施例12及び13は実施例4に対して記載したのと同じ方法を使用して、3(
R)−アミノ−1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−フェニル−2H−1,4−
ベンゾジアゼピン−2−オン及び適当なアニリン(実施例10、工程2;及び実
施例11、工程3)から製造した。
粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メ
タノール、95:5〜90:10)によって精製し、メタノールから再結晶化し
表題化合物を得た;融点198〜201℃: [α] o25+63. 4゜(
c=0.5、ジメチルホルムアミド);δ、、(360MH=、DMSOds)
9.06 (IH,s) 、8.78 (IH,s) 、7.76〜7.62
(314Sm) 、7.58〜7.32(8H1m) 、7.1.1 (IHl
ddS J=8.3及び2.0Hz) 、7.05 (IHSd、J=8.3H
z)、5.23 (IH,d、J=8.4Hz) 、3.40 (3H,s)
、2.16 (3HS s);m/z (CI)481(M−)。(実測値:C
161,1,2+H14,99;N、25.52゜CzsHz3NeOzXO1
5H20要求値:C161,21;I−1,4,93;N、25.70%)。
実施例13
(+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ
ェニル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[4−メチ
ル−3−(N−メ粗な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジ
クロロメタン−メタノール、97:3〜93ニア)によって精製し、メタノール
−ジクロロメタンから再結晶化し表題化合物を得た;融点217〜225℃:
[α]Dz’+68.6° (c=0.5、ジメチルホルムアミド)。
δ8.(360MH−1HMSO−ds)9.11 (IH,s)、7.77〜
7.70 (IHlm) 、7.66 (IH,d、J=7.7Hz) 、7.
56〜7.30 (9H,m)、7.24〜7.18 (2H1m) 、5.2
2 (IH,d。
J=8.3Hz) 、3.40 (3H,s) 、3.28 (3H,s) 、
2.03 (3H,s):m/z (Cり495(M−)。(実測値:C,62
,32;H,5,12;N、25.25゜CzsH28N 110 zX 0
、 2 Hto 要求値:C,62,56:H,5,13:N、25. 26%
)。
実施例14
(+)−N−[3(R)−2゜3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ
ェニル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[1−(テ
トラゾール−5−イル)インドリン−6−イルコラレア
1.1−シアノ−6−二トロインドリン氷酢酸(22ml)、水(Ilml)及
び無水エタノール(23ml)の混合物中の6−二トロインドリン(3゜04g
)の冷却(4℃)、撹拌した溶液に固体臭化シアン(2,93g)、次にINの
水酸化ナトリウム水溶液(25ml)を3分かけて添加した。次いで混合物を室
温に加温して更に21時間撹拌し、形成された固体をろ過によって集め、水で洗
浄し五酸化リン上で乾燥し、表題化合物(2,94g)を固体として得た;δu
(250MHz、DMSo ds)7.90 (IH,dd、J=8.1及び
2゜2Hz) 、7.55〜7.50 (2H1m)、4.23(2Hlt、J
=8.4Hz) 、3.30 (2HSt、J=8、 4Hz) ;m/z (
CI)189 (M−)。
実施例2(工程1)に対して記載したのと同じ方法を使用して、表題化合物を1
−シアノ−6−二トロインドリンから製造した。ただし粗な沈殿物をフラッシュ
クロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール−酢酸、90:
10:0.70〜80:20:0.7)によって精製し、最後にメタノール−水
(2,5:1)から再結晶化した;融点262〜270℃;δN (250MH
2,DMSOds)8.60 (IHld、J=2.2Hz)、7.83 (I
HSdd、J=8.1及び2.2Hz)、7.50 (IH,dSJ=8.1H
z) 、4.21 (2H。
tSJ=8.5Hz) 、3.40 (2H,t、J=8.5Hz);rn/z
(CI)232 (M−)。
実施例2(工程2)に対して記載したのと同じ条件を使用して、表題化合物を6
−二トロー1−(テトラゾール−5−イル)インドリンから製造した;固体;δ
N(250MHz、DMSO−da)7.24 (IH,d、J=2.0Hz)
、6.86 (IH,dS J=7.9Hz) 、6. 13 (IH,dd
、J=7.9及び2.0Hz) 、3.98(2H,tS J=8. 3Hz)
、3. 07 (2HS t、J=8. 3Hz) ;m/z (CI)20
3 (M”+1) 。
4、(+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5
−フェニル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[1−
(テトラゾール−5−イル)インドリン−6一イル]ウレア実施例4に対して記
載したのと同じ方法を使用して、前照化合物を3(R)−アミノ−1,3−ジヒ
ドロ−1−メチル−5−フェニル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン
及び6−アミノ−1−(テトラゾール−5−イル)インドリンから製造した。粗
な生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、 ジクロロメタン−メ
タノール、97:3〜90:10)によって精製し、メタノールと水との混合物
(10:1)から再結晶化した;融点215〜220℃; [α] D2s+6
4.8° (c=0.5、ジメチルホルムアミド);δn (360MH−、D
MSO−da)9.16 (IHSs)、7.96 (LH,s) 、7.78
〜7.71 (IH,m) 、7.68 (IH,d、J=8.1Hz) 、7
.58〜7.34 (8H,m) 、7゜12〜7.02 (2H,m) 、5
.26 (IH,d、J=8.4Hz)、4.04(2H1t、J=8.7Hz
)、3.41(3H1s) 、3.18 (2HS tS J=8.7Hz);
m/z (CI)493 (M−)。(実測値:C159,68;H,4,73
;N、24.08゜Cts)I zsN。Ot、xl、6H20要求値:C15
9,78;H2S。
06+N、24. 13%)
無水ジクロロタン(25ml)中の3 (RSS”)−アミノ−1,3−ジヒド
ロ−1−メチル−5−フェニル−2、 Chem、 1987.52.3232
) (Ig)、ベンズアルデヒド(408mg)及び無水硫酸マグネシウム(3
g)の混合物を窒素下、室温で21時間撹拌した。
4人の分子ふるい(2g)を上記の混合物に添加し、19時間還流し、最後に更
に室温で23時間撹拌した。固体をろ別、無水ジクロロメタン(15ml)で洗
浄し、溶剤は真空下で除去した。残存する残留物をトルエン(2X15ml)と
共沸し、更に高真空下で乾燥して黄色の泡を得た。上記の物質を無水テトラヒド
ロフラン(10ml)に溶解し、無水テトラヒドロフラン(10ml)中のナト
リウムビス(トリメチルシリル)アミド(テトラヒドロフラン中IM;4.2m
1)の冷却(−72℃)及び撹拌した溶液に、窒素雰囲気下で7分かけてカニユ
ーレを通して添加した。生じた紺色の溶液を一72℃で5分間撹拌した後、ヨー
ドメタン(0,27m1)を滴下添加し、撹拌を一70℃で2時間及び室温で1
7時間継続した。ブライン(20ml)を添加し有機溶剤を真空下で除去した。
水性残留物を2Nの塩酸(10ml)及びメタノール(5ml)で希釈し、室温
で10分間撹拌した後ジエチルエーテル(2X25ml)で抽出した。前記の酸
性の水溶液を2Nの水酸化ナトリウムで塩基化し、生成物を酢酸エチル(3×6
5m1)で抽出した。合わせた有機溶液をブライン(1×25m1)で洗浄、乾
燥(N a xs O4) L濃縮した。残留物のフラッシュクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、92:8)によって、表題化合
物(577mg)を固体として得た;δ、、 (250MH,CDCl5)7.
66〜7.26 (8H,m、Ar−H)、7.15 (IH,dt、J=8.
0及び1− I Hz s A r−H) 、3.52 (3HSs、−NMe
) 、1.00 (3H,s、−Me);m/z (CI)280 (M”+1
)。
無水アセトニトリル(180ml)中の3−[(テトラゾール−5−イル)アミ
ノメチルコアニリン(実施例1、工程2)(421mg)の冷却(0℃)、撹拌
した溶液に窒素雰囲気下で、トリホスゲン(219mg)を一度に添加した。5
分間の撹拌後、無水トリエチルアミン(924μm)を滴下添加し、混合物を2
0分かけて15℃に加温した。無水アセトニトリル(20m l )中の3 (
R,S)−アミノ−1,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−5−フェニル−2H
−1,,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(415mg)の溶液を5分かけてカ
ニユーレを通して滴下添加し、生じた混合物を室温で3時間20分撹拌した後無
水ジメチルホルムアミド(30ml)で希釈した。15分後、溶剤を真空下で除
去し、残留物を酢酸エチル(300ml)で希釈、10%のクエン酸水溶液(2
X50ml)及びブライン(2x50ml)で洗浄、乾燥(M g S O4)
し濃縮した。残留物のフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロメ
タン−メタノール−酢酸、92:8:0.5)によって得た不純な生成物を分取
TLC(シリカゲル、ジクロロメタン−メタノール、90:10)によって更に
精製し、m浚にエタノールとジエチルエーテルとの混合物から結晶化した;融点
180℃(軟化及び分解); m/z (FAB)494 (M4−1)。(実
測値:C159,90;H2S、03;N、24.27゜Czj(zsN*0z
X1.4H20要求値:C159,97;H2S。
38 ;N、24.21%)
N −[3(R,S) −1−t−ブチル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−5
−フェニル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] −N’ −[4−
メチル−3−((テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]ウレア1、.2
−(t−ブチルアミノ)ベンゾフェノン2−アミノベンゾフェノン(20g)、
t−ブチルアルコール(100ml)及びIOMのエタノール性(ethano
lic)塩化水素(10ml)の混合物をボンベ中で120℃で20分間加熱し
た。室温に冷却後、溶剤を真空下で除去し、残留物をフラッシュクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、ヘキサン−トルエン、30ニア0)によって精製し表題化合
物(5,62g)を油として得た、δH(360MHz、CDCl3)8.95
(LH,s) 、7.61〜7.28 (’7H,m) 、7.01 (IH
,d、J=8.6Hz) 、6.48 (IHll、J=7.4Hz) 、1.
49 (9HSs)+m/z (CI)253 (M−)。
無水トルエン(250ml)中の2−(t−ブチルアミノ)ベンゾフェノン(7
,5g)と塩化クロロアセチル(20m1)との混合物を窒素下で2時間還流し
た。溶剤を真空下で除去し残存する残留物を酢酸エチル(250m l)に溶解
、5%の重炭酸ナトリウムで洗浄、乾燥(MgSOl)し濃縮した。残留物をフ
ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン−酢酸エチル、99:1〜
95:5)によって精製し表題化合物(7g)を固体として得た;δ□(360
M Hア、CDCl5)7.87〜7. 84 (2H,m) 、7.68〜7
.46 (6H1m)、7.36(1)1.dSJ=7.7Hz) 、4.05
(IH,dSJ=13.2Hz) 、3.72 (IHSdSJ=13.2H
z) 、1.27 (9H1s);m/z (CI)329 (M−)。
無水ジメチルホルムアミド(120ml)中の前記工程からの生成物(6,62
g)、アジ化ナトリウム(1,44g)及びヨウ化ナトリウム(480mg)の
混合物を窒素雰囲気下、50℃で3日間撹拌した。溶剤を真空下で除去し、残留
物を水(150ml)とジクロロメタン(4×50m1)とに分配した。有機抽
出物を乾燥(M g S O4)し濃縮した。残留物を石油エーテル(60〜8
0)で摩砕して中間体のアジド化合物(6,67g)を得た。
無水テトラヒドロフラン(200ml)中の前記アジ化物(6,93g)の溶液
にトリフェニルホスフィン(24g)を少量ずつ(port ionwise)
添加し、生じた混合物を窒素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。次いで溶剤を真空
下で除去し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン−
酢酸エチル、80:20〜50:50)によって精製し表題化合物(5,88g
)を固[:Lrlた; δ、(360MH,、CDC1s)7.71〜7.68
(2H,m) 、7.50〜7.34 (5HSm) 、7.28〜7.20
(2HSm) 、4.57 (IH。
d、J=11.3Hz) 、3.70 (IHSdSJ=11.3Hz) 、1
.44 (9H,s);m/z (CI)29無水トルエン(200m l )
中の1− t、−ブチル−1゜3−ジヒドロ−5−フェニル−2H−1,4−ベ
ンゾジアゼピン−2−オン(4,33g)の冷却(0℃)、撹拌した溶液にカリ
ウムt−ブトキシド(4,38g)を一度に添加した。30分の撹拌後、亜硝酸
イソペンチル(2,3m1)を5分かけて滴下添加し、混合物を更に20分間撹
拌した。クエン酸水溶液(10%;250m1)を添加し、有機相を分離した。
水性層をジエチルエーテル(3×5Qml)で抽出し、合わせた有機相を乾燥し
濃縮した。残留物をヘキサンで摩砕して得た黄色の固体をヘキサン−酢酸エチル
で加熱、再冷却し、固体をろ過によって集めた。
両方の摩砕からの母液をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロ
メタン−メタノール、97:3)によって精製し、4.32gの表題化合物の合
わせた塊の全部を得た;m/z (CI)321 (M−)。
メタノール(20ml)中の1−t−ブチル−1,3−ジヒドロ−3−オキシイ
ミド−5−フェニル−2H−1゜4−ベンゾジアゼピン−2−オン(1,16g
)及び5%のカーボン上のルテニウム(540mg)の混合物を80℃の温度を
維持しながら48ps iの圧力で18時間水素化した。冷却後、触媒をろ別し
、溶剤を真空下で除去した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、ジクロロメタン−メタノール、95:5〜90:10)によって精製し、表
題化合物(322mg)を固体として得た;δ、 (250MH,、CDCl5
)7.72〜7.67(2H,m) 、7.52〜7.22 (7H1m)、4
.38(IH,s) 、1.43 (9H1S)。
実施例4に対して記載したのと同じ方法を使用して、前照化合物を3 (RSS
)−アミノ−1−t−1,3−ジヒドロ−5−フェニル−2H−1,4−ベンゾ
ジアゼピン−2−オン及び4−メチル−3−[(テトラゾール−5−イル)アミ
ノコアニリンから製造した。;融点193℃(dec):δ、(360MHz、
DMSO−d@)9.25 (IH,s) 、7.66〜7.25 (13H,
m) 、6.69(2HSs、D、Oと変換>5.13 (IH,d、J=8、
4Hz) 、1. 95 (3H1s) 、1. 36 (9H,s);m/z
(CI)523 (M−)。(実測値:C,62,82;H15,69;N、
23.09o CgsHzsNeOzxQ、8H,O要求値:C,62,51;
H,5,73;N、23. 43%)。
実施例17
(−)−N−[2,3−ジヒドロ−5−(4−メチルビペラジン−1−イル)−
2−オキソ−1−プロピル−11]−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]
−N’ −[3−(N−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フジ
クロロメタン(11)中のメチルN−プロピルアントラニレ−)(140g)溶
液に臭化ブロモアセチル(brornoacetylbromide)(70m
l)を室温で添加した。次いで反応混合物を5℃に冷却し、水(850m])中
の水酸化ナトリウム溶液(44g)を2時間かけて滴下添加した。室温で更に3
時間撹拌後、有機相を分離しINの塩酸(]、X500m1)、ブライン(IX
50Oml)及び飽和炭酸水素ナトリウム(1x500ml)で洗浄、乾燥(N
aIS04)し濃縮して表題化合物(209,4g)を得た;δu(360MH
z、CDCl5)8.00 (IHSdd、、J=7.8及び1.6Hz) 、
7.67〜7.62 (IH,m)、7.50 (IHSm)、7.35 (I
H,dd、J=7.8及び1.0Hz) 、3.85(4HSm)、3.63
(IHSd、J=11.0Hz)、3.54 (IHSd、J=11.0Hz)
、3.15 (2HSm)、1.46 (2H,m)、0.86 (3H,t
、J=7.4Hz)。
2.1−プロピル−1,2,3,4−テトラヒドロ−3!(−1,4−ベンゾジ
アゼピン−2,5−ジオンメタノール(21)中のメチル2−(N−ブロモアセ
チル−N−プロピルアミノ)ベンゾエート(209g)の水冷溶液を通してアン
モニアガスを4時間通気した。次いで溶液を室温に加蟲し、16時間撹拌後に溶
剤を真空下で除去した。残留物をジエチルエーテルで摩砕して表題化合物(11
,、4g )を固体として得た;δs (360MH,、CDC13)8.07
(LH,t、J=6.1Hz) 、7.88 (IHSdd、J=7.7及び
1.7Hz)、7.58〜7.56 (IH,m) 、7.36〜7.29 (
2HS m)、4.27〜4. 19 (11,(、m) 、3.79 (2H
。
d、J=6. 1Hz) 、3. 63〜3. 56 (IHS m)、1.6
4〜1.47 (2H% m)、0.82 (3H,を無水ジクロロメタン(4
00ml)中の前記工程からの生成物(30g)の溶液に、ジクロロメタン(8
00m l)中の五塩化T)ン(35g)の溶液を室温で1時間かけて滴下添加
した。1,5時間後に溶剤を真空下で除去し、塩酸5−クロロ−1,2−ジヒド
ロ−1−プロピル−3H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オンを得た。
ジクロロメタン(11)中の上記の塩化イミノ(32゜25g)の溶液に、ジク
ロロメタン(300ml)中のN−メチルビペラジン(42ml)の溶液を窒素
雰囲気下、室温で20分かけて添加した。反応物を更に3時間撹拌後、飽和重炭
酸ナトリウム水溶液(IX250ml)及びブライン(IX250ml)で洗浄
した。合わせた水性層をジクロロメタン(IX250ml)で再抽出し、合わせ
た有機溶液を乾燥(NazSO4)L濃縮した。残留物をジクロロメタン(30
0ml)に溶解しジエチルエーテル(200ml)中の蓚酸(25g)の溶液で
処理した。沈殿物をろ過によって集め、最少量の水に再び溶解し炭酸水素ナトリ
ウムで塩基化してpH9にした。水性溶液を酢酸エチル(5X200ml)で抽
出し、合わせた有機層を水(IX300ml)及びブライ:/ (1x300m
l)で洗浄、次いで乾燥、濃縮し、表題化合物(33g)を固体として得た。;
6g (360M Hz、CDCl5)7.55〜7.49 (2H,m)、7
.37〜7.35 (LHlm)、7゜28〜7.24 (IH,m) 、4.
40〜4.32 (LHlm) 、3.56〜3.48 (21−1、m)、3
.29(4H,br s) 、2.56〜2.52 (2H,m) 、2゜33
(3H1s) 、1.62〜1.35 (2H,m) 、0.77 (3H,
t、J=7.4Hz)。
4.1.2−ジヒドロ−5−(4−メチルビペラジン−1−イル)−3−オキシ
イミド−1−プロピル−3H−1゜4−ベンゾジアゼピン−2−オン
トルエン(2I)中の1.2−ジヒドロ−5−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)−1−プロピル−3H−1゜4−ベンゾジアゼピン−2−オン(28g)の
冷却(−20℃)、撹拌した溶液にカリウムt−ブトキシド(26゜2g)を窒
素雰囲気下で添加した。反応混合物を一20℃で20分間撹拌した後、亜硝酸イ
ソペンチル(15ml)を添加し、上記温度で更に18時間撹拌を継続した。更
にカリウムt−ブトキシドのアリコート(10,5g)に続いて亜硝酸イソペン
チル(6,3m1)を添加し、混合物を一20℃で更に4時間撹拌した。室温に
加温した後、IMの塩酸の添加によってpHを7.4に調整し、溶剤を真空下で
除去した。残存する残留物を活量3のアルミナ(activity 3 aJu
mina)上のカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン−メタノール−アン
モニア、 、90:10:1)によって精製し表題化合物を固体(16g)とし
て得た:融点191〜193℃;δ、(360MH2、DMSOds)(E/Z
異性体の混合物)10゜14及び9.94 (IH,2s) 、7.62〜7.
26 (4H,m) 、4.21 (IH,m) 、3.65〜3.50(5H
,m) 、2.42〜2.29 (4H,m) 、2.19 (3H,s) 、
1.53〜1.20 (2H,m) 、O。
76(3H1m)
1.2−ジヒドロ−5−(4−メチルビペラジン−1−イル)−3−オキシイミ
ド−1−プロピル−3H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(2,0g)を
氷酢酸(35ml)に溶解した。トリフルオロ酢酸(4,68m1)を添加し、
溶液を40℃に加温した。活性化亜鉛粉(Fieser and Fiser、
1967、Vo l umel、1276;3.97g)を添加し、混合物を4
0℃で5時間撹拌した。混合物を冷却、ろ過し蒸発して、粗なトリフルオロ酢酸
アミン塩(amine trifluoroacetate 5alt)を得た
。
無水ジメチルホルムアミド(30ml)中の3−アミノ−1,2−ジヒドロ−5
−(4−メチルビペラジン−1−イル)−1−プロピル−3H−1,4−ベンゾ
ジアゼピン−2−オン(2,96g)の撹拌した溶液にBOC−D−フェニルア
ラニン(2,61g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1,33g)、塩
酸1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチル−カルボジイミド(1,8
9g)及びトリエチルアミン(1,37m1)を添加した。
室温で15分間撹拌後、溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で処理し、次いで酢
酸エチル(4X100ml)で抽出した。合わせた有機相を飽和塩化ナトリウム
溶液で洗浄、乾燥(N a z S O4) 、蒸発乾固し、5%のメタノール
/ジクロロメタン〜10%のメタノール/ジクロロメタンを使用して、シリカ上
のカラムクロマトグラフィーによって残留物を精製した。得られた生成物(5,
28g)を塩化水素ガスで飽和させた酢酸エチル(100ml)によって0℃で
処理し、0℃で1時間撹拌した。溶液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液によってp
H9に塩基化し、有機層を分離し、水性物(the aqueous)を酢酸エ
チル(4X 100 m l )で再抽出した。合わせた有機相を乾燥(Nal
sO4)し、(シリカticによって)極性の大きい方のジアステレオマーをメ
タノール/ジエチルエーテルから結晶化し固体を得た(460mg0融点152
〜153℃;シリカプレート上、ジクロロメタン/メタノール/アンモニア(9
:1:0.1)中でRfO,50゜HPLC(Spherisorb 0DS2
カラム、アセトニトリル25%/水中0,2%のトリエチルアミン75%、オ
ルトリン酸によってpHは3)+Rt 5.09分、純度99.5%。δ、(3
60MH2、DMSO−ds)δ0.68(3H,t、J=7Hz) 、1.2
0〜1.29 (IH。
m) 、1.37〜1.44 (LH,m) 、2.19 (3H1s) 、2
.25〜2.35 (2H,m) 、2.40〜2.48 (2H,m) 、2
.59 (IHSddSJ=9及び13Hz) 、3.00 (IH,dd、J
=4及び13Hz) 、3.10〜3.30 (4H,m) 、3.47 (I
H。
dd、J=4及び9Hz) 、3.60−3.68 (IH。
m) 、4.19〜4.28 (IH,m) 、4.97 (IHld、J=8
Hz) 、7.16〜7.30 (5H,m)、7.36〜7.42 (IH,
m) 、7.55 (IH,d、J=8Hz) 、7.63〜7.66 (2H
Sm) 、8.76 (LH,d、J=8Hz)。(実測値:C167,62;
H17,24;N、18.17゜C!mHs<NaOt 要求値:C,67、5
1;H,7,41;N、 18.17%)無水ジクロロメタン(20ml)中の
前記ジアステレオマーのアミド(0,41g)の撹拌した溶液にフェニルインチ
オシアネート(117μI)を添加し、次いで40℃で3時間加熱した。反応混
合物を蒸発し、ジクロロメタンからジクロロメタン/メタノール/アンモニア(
20+1:0.1)を使用するシリカ上のカラムクロマトグラフィー、つまりグ
ラジェント溶離によって残留物を精製し、チオウレア(0,53g)を得た。ト
リフルオロ酢酸(20ml)を添加し、混合物を室温で40分間撹拌した。混合
物を蒸発乾固し、残留物を水(50ml)に溶解し、ジエチルエーテル(20m
l)で洗浄し、次いで水性物を凍結乾燥してトルエンと共沸して、ホモキラルな
トリフルオロ酢酸アミン(0,54g)を得たが、それを精製せずに使用した。
無水テトラヒドロフラン(10ml)中の3− [(N−メチル−N−(テトラ
ゾール−5−イル)アミノコアニリン(138mg)の冷却(0℃)、撹拌した
溶液に固体のトリホスゲン(70,9mg)を添加した。5分間撹拌後、無水ト
リエチルアミン(302μI)(pH8)を滴下添加し、混合物を室温に加温し
、20分間撹拌した。0℃に冷却後、無水テトラヒドロフラン中の前記ホモキラ
ルなトリフルオロ酢酸アミン塩(260mg)の溶液を添加し、次いで溶液がp
H8になるまで無水トリエチルアミンを添加した。次いで反応混合物を室温に加
温、1時間撹拌し水に注入した。溶剤を除去し、残留物を分取HPLC(C18
DYNAMAX−300A、水中18%のアセトニドリート−0,1%のトリフ
ルオロ酢酸)によって精製し、表題化合物を固体として得た;融点141〜14
2℃;δlI(360MH2,DzO)7.9〜7.6 (3H,m)、7.6
7 (IHlm) 、7.50 (IH,s)、7.40(IH,m) 、7.
15 (IH,d、J=6.5Hz)、7.01(11−1、d、J=6.5H
z) 、5.24 (IHls)、4.3〜3.4 (IOH,m)、3.39
(3H1s) 、3.00 (3H,s) 、1.63〜1. 45 (21
1、m> 、0.73 (3H1t、J=7゜0Hz)、m/z (FAB)5
32 (M’+1)。(実測値:C145゜83 ; H14,78;N、19
.91゜CzsH33N It O2X2CFsCOd(X 1.2HzO要求
値:C,46,12;H14,83;N、19 78%)。
実施例18
N [3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1
−プロピル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] N’ −[3−[
(IH−イミダゾルー3 (R,S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ
]−28−1..4−ベンゾジアゼピン−2−オン無水ジメチルホルムアミド(
15ml)中の5−シクロへキシル−1,3−ジヒドロ−3(R,S)−[(ベ
ンジルオキシカルボニル)アミノ]−2H−1.4−ベンゾジアゼピン−2−オ
ン(中間体1、工程2.2g)の溶液を、窒素の雰囲気下、0℃で水素化ナトリ
ウム(鉱油中に55〜60%分散物の0.22g)で処理した。45分後0℃で
、1−イオドプロバン(0,55m1)を1度に添加し、溶液を周囲温度にして
、−晩撹拌した。この後溶剤を減圧下で除去し、粗な残留物を水(25ml)と
ジクロロメタン(25ml)とに分配した。有機相を分離し、水性層をジクロロ
メタン(3X25ml)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50ml)で
洗浄、乾燥(MgSOl)シ真空下で蒸発した。残留物をジエチルエーテルで摩
砕し表題化合物(1,74g)を固体として得た。融点160〜163℃、’H
NMR(360MH,、CDCl、)δ0.82 (3HS t、J−10,5
Hz) 、0.94〜1..48 (5H,m) 、1.50〜1.76 (5
H1m)、1.79〜1.90 (IHlm) 、1.96〜2.08 (IH
,m) 、2.70〜2.84 (IHlm) 、3゜46〜3.59 (IH
,m) 1.4.22〜4.35 (IHlm)、5.06〜5.16 (3H
,m)、5.07 (IH,d、J=12.0Hz) 、7.21〜7.40
(7H1m) 、7.44〜7.59 (2H1m)。
2.5−フクロヘキシル−1,3−ジヒドロ−1−プロピル−3(R,S)−[
(4−ニトロフェニルオキシ力ルボ±2
工程1の生成物(1,6g)をギ酸/メタノール(4゜5%(v / v )溶
液130m1)に溶解し、ギ酸/メタノール(4,5%(v/v)溶液20m1
)中の10%のカーボン上のパラジウム(0,4g、25%(w/w))の撹拌
した懸濁液に5分かけて添加した。1時間後周囲温度で触媒をろ別し、メタノー
ル及びアセトンで連続して洗浄した。ろ液を真空下で蒸発し、残留物を酢酸エチ
ル(25ml)と10%の炭酸ナトリウム溶液(25ml)とに分配した。有機
相を分離し、水性相を酢酸エチル(3X25ml)で抽出した。合わせた有機相
を乾燥(Na*5O4)、真空下で蒸発して黄色のガムを得たが、これを更に精
製せずに使用した。
無水テトラヒドロフラン(15ml)中の粗なアミン(1,1g)の溶液を、窒
素の雰囲気下、0℃でトリエチルアミン(0,51m1)、次いで無水テトラヒ
ドロフラン(15ml)中の4−ニトロフェニルク口口ホルメート(0,74g
)の溶液で滴下処理した。周囲温度で15分間撹拌後、混合物から沈殿した固体
をろ過によって除去し、ろ液を真空下で蒸発しオレンジの固体を得た。固体をジ
エチルエーテルで摩砕し、表題化合物(1,3g)を得た。
融点152〜155℃;IHNMR(360MH,、CDC13) 60.85
(3H,t、J=7.4Hz) 、1.02〜1.50 (61−1,m)
、1.56〜1.76 (4I]、m)、1.84〜1.93 (IH,m)
、2.00〜2.08 (IH,m) 、2.76〜2.87 (IHSm)、
3.53〜3.63 (IH,m) 、4.26〜4.36(IH,m) 、5
.14 (IH,d、J=8.0Hz)、6.93 (IH,d、J=8.3H
z) 、7.22〜7゜4.0 (4H1m) 、7.50〜7.62 (2H
,m) 、8.18〜8.26 (2H,m)。
水(40ml)中の炭酸ナトリウム溶液(4,01g)を硫酸2−アミノイミダ
ゾール(10g)に添加し、混合物を10分間撹拌した。溶剤を真空下で蒸発し
、残留物をエタノールに懸濁した。生じた沈殿物をろ過によって除去し、ろ液を
蒸発して粗な2−アミノイミダゾールを茶色の油として得た。
油をエタノール(180ml)中に引き取り、溶液に3−二トロベンズアルデヒ
ド(11,44g)、次に酢酸(4,3m1)を添加した。室温で30分撹拌後
、混合物を窒素下、還流で4時間加熱した。溶剤を真空下で蒸発し、残留物をエ
タノール(300ml)に懸濁し、30分かけて水素化ホウ素ナトリウム(9,
08g)少量ずつで処理した。次いで混合物を室温で16時間撹拌した。溶剤を
真空下で除去し、残留物を水(100ml)と酢酸エチル(200ml)とに分
配した。水性層を分離し、有機層をIMの塩酸(3X100ml)で抽出した。
合わせた酸性層を5Mの水酸化ナトリウム溶液を使用して塩基化し、次いでジク
ロロメタン(3xlOOm+)で抽出した。合わせた有機層を乾燥(N a z
s 04) L真空下で蒸発した。残留物をジクロロメタン:メタノール:アン
モニア(95:5:1)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフ
ィーにかけ、ガム(3g)を得たが、これをエーテルで摩砕して表題化合物(1
,73g)を茶色の固体として得た。IHNMR(360MH,、D6−DMS
O) 64.44 (2H,d、J=6.3Hz) 、6.33 (IH1tS
J=6.4Hz) 、6.45 (2H,brs) 、7゜60 (IHl t
SJ=7.9Hz) 、7.78 (IH,d、J=7.4Hz) 、8.07
(IHS d、J=7.9Hz) 、8. 21 (LH,s) 、10.
41 (IH,brs)。MS (CI 、NHs) 218 (M”) 。
4.3− [(1−(t−ブチルオキシカルボニル)−イミダゾール−2−イル
アミノ)メチル]−1−二トロベンゼ乞
無水ジクロロメタン(20ml)中の工程3の生成物(200mg)の懸濁液に
、無水ジクロロメタン(5m l )中の重炭酸ジ−t−ブチル(0,24g)
の溶液を滴下添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで水(20ml)で
洗浄した。有機層を乾燥(N a as Oa) シ真空下で蒸発した。ガソリ
ン(66/80):酢酸エチル(1:1)を溶離剤として使用して、残留物をシ
リカゲル上でクロマトグラフィーにかけて表題化合物(256mg)を固体とし
て得た;IHNMR(360MH!、CDCl5) δ1.6 (9HSs)
、4.73 (2HSd、J=6.1Hz) 、6.56 (IH,d、J=2
.0Hz) 、6.64(IH,d、J=2.0Hz) 、6.99 (IH,
brs) 、7.50 (IH,tSJ=7.9Hz) 、7.73 (IH,
dSJ=8.2Hz) 、8.12 (IHSd、J=8.3Hz) 、8.2
4 (IHls)、MS (CI、NHs) 318 (M”″)。
5.1−アミノ−3−[(1−(t−ブチルオキシカルボニル)−イミダゾール
−2−イルアミノ)メチルコベンゼ乞
エタノール(20ml)中の工程4の生成物(250mg)の溶液に、カーボン
上のパラジウム触媒(150mg、60%(w/w))を水(2mg)中のスラ
リーとして添加した。混合物を40ps iで2分間水素化し、次いで触媒をろ
過によって除去し、溶剤を真空下で蒸発した。残留物をジクロロメタン:メタノ
ール(95:5)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフィーに
かけ、アニリン(210mg)を固体として得た;l)(NMR(360MH,
、CDCI 、)δ1.57 (9H,s)、3.68 (2H,brs) 、
4.52 (2H1dSJ=5.6Hz) 、6.58 (IH,d、J=i、
9Hz) 、6.59〜6.61 (if−fSm) 、6.72〜6.80
(3夏]、 m) 、6. 81 (IH,d、 J=1. 9Hz) 、7゜
12(IH1tSJ=7.8Hz) 。MS (CI、NH3)289 (M+
1)。
6、N−[3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ
−1−プロピル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] N’ −[3
−[(iH−イミダゾール−2−イルアミノ)メチル]フェニル]ウレア無水ジ
メチルホルムアミド(3mg)中の工程2の生成物(150mg)の溶液に、室
温で窒素下、トリエチルアミン(45μI)を添加した。溶液を5分間撹拌後、
無水ジメチルホルムアミド(1,5m1)中の工程5の生成物(102mg)の
溶液を添加した。
次いで溶液を窒素下、50℃で5時間加熱した。冷却後、溶剤を真空下で蒸発し
、残留物を酢酸エチル(20ml)と10%の炭酸ナトリウム溶液(4X20m
l)とに分配した。次いで有機層を水(20ml)で洗浄、乾燥(Na、sO,
)L蒸発してガムを得たが、これをエーテルで摩砕して、生じた沈殿物をろ過に
よって集めた。ジクロロメタン:メタノール(95:5)、次にジクロロメタン
:メタノール:アンモニア(90:10:1)、最後にメタノールのグラジェン
ト溶離を使用して、固体をシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。表題化
合物(90mg)を固体として単離した;IHNMR(360MH,、DI−D
MSO)60.73 (3H,、tS J=7.3Hz) 、0.88〜1.0
2 (IHSm) 、1.07〜1.56 (71]、m) 、1.58〜1.
69 (2H1m)、1.74〜1.84 (IH,m) 、1.87〜1.9
7 (IHlm)、2.90〜3.01 (LH,m) 、3.61〜3.72
(1■4、m)、4.16〜4.28 (3H,m) 、5.03 (LH,d
S J=7.9Hz) 、5.99〜6.04 (LH,m) 、6.44 (
2HS s) 、6.88 (IHld、J=7.6Hz) 、7.13 (I
H,tS J=7.8Hz) 、7.22〜7.30 (3H,m) 、7.3
4〜7゜41(IHlrrt) 、7.60〜7.66 (2HS m) 、7
.76(IHld、J=7.9Hz) 、8.95 (IHls) 。MS (
CI、NH3) 513 (M”)。
実施例19
N−[3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1
−プロピル−LH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イルコN’ −[3−[(
IH−イミダゾ無水テトラヒドロフラン(500m 1. )中の1−アミノ−
3−二トロベンゼン(10g)の冷却(0℃)、撹拌した溶液に、窒素下でチオ
ホスゲン(5゜5m1)を滴下添加した。5置換トリエチルアミン(29m l
)を滴下添加し、混合物を0℃で更に5分間、次に室温で10分間撹拌した。
次いで混合物を0℃に再冷却し、混合物を通してアンモニアガスを15分間通気
した。生じた固体をろ過によって除去し、ろ液を真空下で蒸発して、ガムを得た
が、これを酢酸エチルで摩砕してチオウレア(7,3g)を固体として得た。’
HNMR(250MHz、D6 DMSO)δ7.59 (IHSdd、J=8
.2及び8.2H2)、7.83(IHlm) 、7.92 (IH,m) 、
8.64(Ill、m) 、10.09 (IH,brs)、MS (CI、N
Hs) 197 (M’)。
エタノール(60ml)中の3−二トロフェニルチオウレア(6,83g)の撹
拌した懸濁液に、窒素下、0℃でヨウ化メチル(2,48m1)を滴下添加した
。添加後、冷却浴を除去し混合物を還流で1時間加熱した。混合物を周囲温度に
冷却し、次いで溶剤を蒸発して固体を得たが、これを酢酸エチルで摩砕して表題
混合物(10,99g)を固体として得た。IHNMR(360MH,、DI−
DMSo)62.72(3H1s)、7.78〜7. 84 (2H,m) 、
8. 24〜8. 27 (2HS m) 、 9. 20〜10.00 (I
HSbrs)、MS (CI、NHs)21エタノール(20m l )中の工
程2の生成物(5,8g)の撹拌した懸濁液に2−アミノアセトアルデヒドジエ
チルアセクール(3,5m1)を滴下添加した。添加後、冷却浴を除去し反応混
合物を還流で3時間加熱した。この後2−アミノアセトアルデヒドジエチルアセ
タール(0,4m1)を更に添加し、混合物を更に1時間加熱した。次いで2−
アミノアセトアルデヒドジエチルアセクール(0゜4m1)を更に添加し、混合
物を還流で更に1時間加熱した。混合物を室温に冷却し真空下で蒸発した。残留
物を酢酸エチル(50ml)と水(50ml)とに分配した。水性相を分離し、
有機相を水(50ml)で洗浄した。有機層を分離し乾燥(N a ts Oa
) シた。水性相を10%の水酸化ナトリウム水溶液を使用してpH14に塩基
化し、次いでジクロロメタン(3X50ml)で抽出した。合わせた有機層を乾
燥(N a zs O4) シた。乾燥した酢酸エチル及びジクロロメタンの層
を合わせて蒸発し、粗なヨウ化1−(3−ニトロフェニル)−3−(β−β−ジ
ェトキシエチル)グアニジニウムを油として得たが、これを更に精製せずに使用
した。
粗なグアニジニウム塩を濃塩酸(20ml)及びイソ−プロパツール(5ml)
に溶解した。溶液を50℃で15分間加熱、周囲温度に冷却しジエチルエーテル
(2X20ml)で洗浄した。水性相を分離、水酸化ナトリウムベレットを使用
してpH14に塩基化し、ジクロロメタン(100ml)で分配した。混合物に
活性炭を添加し、ろ過後、有機層を分離した。水性相をさらにジクロロメタン(
2x50ml)で抽出し、合わせた有機抽出物を水(20ml)で洗浄した。有
機層を分離、活性炭で処理しろ過した。ろ液を乾燥(N a 2S 04) 、
蒸発し、残留物を酢酸エチル、次にジクロロメタン:メタノール(90:10)
のグラジェント溶離を使用して、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。
表題化合物(500mg)(RfO,5、酢酸エチル)をオレンジの固体として
単離した。′HNMR(360MH,、CDCIs+Da DMSO) δ6゜
77 (2H,s) 、7.38 (IH,dd、J=8.2及び8.2Hz)
、7.65 (IH,dd、J=7.6及び1.7Hz) 、7.83 (I
HSdd、J=7.7及び1、 5Hz) 、8、30 (LH,t、J=2.
2Hz) 、8、 40〜9. 00 (IH,b r s) 。MS (C
I、NH。
)204 (M’) 。
4.1−(t−ブチルオキシカルボニル’)−2−(3−二トロフェニル)アミ
ノイミダゾール
無水ジクロロメタン(5ml)及び無水テトラヒドロフラン(3ml)中の2−
(3−ニトロフェニル)アミノイミダゾール(412mg)の撹拌した溶液に、
窒素下で、乾燥テトラヒドロフラン(2ml)中の重炭酸ジ−t−ブチル溶液(
528mg)を添加した。溶液を室温で4時間撹拌し、そこに更に無水テトラヒ
ドロフラン(2ml)中の重炭酸ジ−t−ブチル溶液(118mg)を添加した
。
溶液を2日間撹拌し、ジクロロメタン(20ml)で希釈し、水(20m l
)で洗浄した。有機相を分離、乾燥(Na2sO4)L、真空下で蒸発した。残
留物をガソリン(60/80):酢酸エチル(6: 1)を溶離剤として使用し
てシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、表題化合物(611mg)を固体
として得た。’HNMR(360M Hz、CD CI 5)61.65 (9
H,s) 、6.76 (IH,d、J=1.9Hz) 、6.97 (IH,
d、J=1.9Hz)、7.47 (IH,t、J=8.1Hz)、7.84
(IH,dd1J=8.1及び1.8Hz) 、8.03 (IH,dd、J=
8.1及び1.9Hz) 1.8.64 (IH,tSJ=1.8Hz) 、9
.36 (IH。
brs)。MS(CI、NH3)304 (M″″)。
カーボン上のパラジウム触媒(120mg、39%(W/W))を含む、エタノ
ール(40ml)中の工程4の生成物(305mg)の溶液を、25psfで1
5分間水素化した。この後触媒をろ別し、エタノール及びジクロロメタンで洗浄
した。ろ液を真空下で蒸発し、残留物をガソリン(60/80):酢酸エチル(
2: 1)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた
。アニリン(205mg)を固体として単離した。IHNMR(360MHz、
CDC13)δ1.63 (9H,s)、3、 57 (2H,brs) 、6
. 35 (IHldd、J=7.9及び2Hz) 、6.71 (IHSd1
J=1.9Hz) 、6.80 (IH,dcf、J=7.9及び2Hz)、6
、 91 (IHS d、J=1. 9Hz) 、7. 07 (IHlt、J
=7. 9Hz) 、7. 30 (114、t、J=2゜1Hz) 、9.
02 (IH,brs)、MS (CI、NHs) 275 (M+1) 。
6、N−[3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ
−1〜プロピル−IH−ベンゾジアゼピン−3−イル3 N’ −[3−([1
−(t−ブチルオキシカルボニル)イミダゾール−2−イルコアミノ)フェニル
]ウレア
無水ジメチルホルムアミド(4ml)中の5−シクロへキシル−1,3−ジヒド
ロ−1−プロピル−3(R,5)−((4−ニトロフェニルオキシ力ルポニル)
アミノ]−2H−1.4−ベンゾジアゼピン−2−オン(220mg)[実施例
18、工程2]の撹拌した溶液に室温、窒素下でトリエチルアミン(66μm)
を滴下添加した。室温で5分間撹拌後、無水ジメチルホルムアミド(4ml)中
の工程5の生成物(143mg)の溶液を滴下添加し、溶液を50℃で4時間加
熱した。この後更にトリエチルアミン(15μl)を添加し混合物を50℃で更
に1.5時間加熱した。次いで更にトリエチルアミン(20μm)を添加し溶液
を更に1.5時間加熱した。
溶剤を真空下で蒸発し残留物を酢酸エチル(20mg)と水(20mg)とに分
配した。水性相を分離し有機層を10%の炭酸ナトリウム溶液(2x20ml)
、次いで水(20mg)で洗浄した。有機相を分離、乾燥(N a 2S04
)し真空下で蒸発した。残留物をガソリン(60/80):酢酸エチル(2:
1)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、表題化
合物(82mg)を固体として得た。’HNMR(360MH,、CDCl、)
60.81 (3HSt、、J=7.4Hz) 、1.04〜1.72 (19
H,m) 、1.82〜1゜87(12−1,m) 、2.01〜2.06 (
IH,m) 、2.75〜2.82 (IH,m) 、3.50〜3.58 (
IHSm) 、4.26〜4.34 (IHlm) 、5.31 (IH。
d、J=7.9Hz) 、6.69 (11−1、brs)、6゜77 (IH
,d、J=7.7Hz) 、6.89 (IHSd、J=2.0)(z) 、7
.02 (IHld、J=8.0H2)、7. 15〜7.28 (4HS n
l) 、7.34 (11−1、dS J’=8. 1Hz) 、7.47 (
1)1.dd、J=7.1及び7.1Hz) 、7.55 (IHS’ d、J
−6,8f(z) 、7. 68 (IH,brs) 、9. 05 (IH,
brs) 、MS (CI、NHa)600 (M+1) 。
7、N−[3(R,5)−5−シクロへキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ
−1−プロピル−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] N’ −[3
−[(IH−イミダゾール−2−イル)アミノ]フェニル]ウレア無水ジクロロ
メタン(5ml)中の工程6の生成物(70mg)の溶液に、室温、窒素下でト
リフルオロ酢酸(0,5m1)を添加した。溶液を3時間撹拌し、溶剤を真空下
で除去し残留物をトルエン(10mg)と共沸した。残留物をジクロロメタン(
20mg)と10%の水酸化ナトリウム溶液(20mg)とに分配した。有機相
を分離、乾燥(N a 2S Os> シ蒸発した。残留物をジクロロメタン:
メタノール(93ニア)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフ
ィーにかけた。表題化合物(35mg)を固体として単離した。’HNMR(3
60MH,、D、−DMSO)60.73 (3HStSJ=7.4Hz) 、
0. 90〜1. 52 (8I−(1m) 、]、、60〜1. 64 (2
H,m) 、1. 74〜1. 78 (IHlm)、1゜90〜1. 94
(LHlm) 、2. 92〜2. 96 (IHlm) 、3. 62〜3.
69 (IHS m) 、4. 16〜4、 25 (IH,m)、5、02
(IH,d、J=8. 5Hz) 、6. 60〜6. 71 (2H,m)
、6. 82 (IHld、J=7. 9Hz)、6. 89 (IH,m)
、6. 99(IH,dd、、J=8.0及び8.0Hz) 、7.23(IH
,d、J=8.5Hz) 、7.35〜7.40(2H,m) 、7.61〜7
.63 C2)1.m)、7.76 (1、H,d、J=7.9Hz) 、8.
47 (IH,s) 、8.90(11−1、S)、10. 87 (IHS
brs)。MS(FAB)500 (M+1) 。
実施例2O
N−[3(RlS) −5−シクロへブチル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−
2−オキソ−IH〜1.4−ベンゾジアゼピン−3−イル] N’ −[3−[
(IH−イミダゾール−2−イルアミノ)メチル]フェニル]ウレア1.2−ア
ミノフェニルシクロへブチルメタノンジエチルエーテル(200ml)中の臭化
シクロへプチル(37,8g)の溶液を、ジエチルエーテル(20ml)中のマ
グネシウムの削り屑(5,28g)とヨウ素の結晶とのスラリーに、還流で1時
間かけて滴下添加した。混合物を更に1時間撹拌して、そこに三つ日丸底フラス
コに付属の均圧滴下漏斗からグリニヤール溶液を窒素の雰囲気下で注入した。
ジエチルエーテル(200ml)中の2−アミノベンゾニトリル(8,26g)
の溶液を、0℃で、上記で製造したグリニヤール試薬によって30分かけて滴下
処理した。
添加が完了したら、混合物を室温に加温し窒素下で16時間撹拌した。溶液を0
℃に冷却し、5Nの塩酸(45m l)でクエンチし、固体の水酸化ナトリウム
(8,9g)を使用して塩基化した。水溶液を酢酸エチル(2X100mりで抽
出し、合わせた有機層を乾燥(NazSO4)L蒸発した。残留物をガソリン:
酢酸エチル(2: 1)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフ
ィーにかけた。これによって表題化合物(8,2g)を油として得た。’HNM
R(250MH=、CDCI 3) 61. 40〜2.10 (12H,m)
、3.34〜3.50 (IH,m) 、6.30 (2H,brs) 、6
.60〜6.7o(2H,m) 、7. 20〜7. 30 (IH,m) 、
7. 70〜7.80(IHlm) 。TLC(シリカ、ガソリン(60/80
):酢酸エチル2;1)。Rf=0.50゜2、シクロへブチル−2−(a−(
ベンジルオキシカルボニルアミノ)−α−イソ−プロピルチオアセチルアミノ)
フェニルメタノン
α−(イソ−プロピルチオ)−N−(ベンジルオキシカルボニル)グリシン(2
1,9g)をジクロロメタン(450ml)に溶解し0℃に冷却した。次いで撹
拌溶液をトリエチルアミン(21,5m1)、塩化ビス(2−オキソ−3−オキ
サゾリジニル)ホスフィン(19,7g)及び2−アミノフェニルシクロへブチ
ルメタノン(12,0g)で処理した。混合物を周囲温度に加温し、2時間撹拌
した。次いで混合物を10%のクエン酸溶液(100ml)、水(100ml)
、飽和重炭酸ナトリウム溶液(100ml)及びブライン(100ml)で連続
して洗浄した。
乾燥(NazSO4)した有機相を蒸発し、残留物をガソリン:酢酸エチル(8
: 1)を溶離剤として使用してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。
これによって表題化合物(13,5g)を固体として得た。IHNMR(250
MH工、CDCl5) δ1.10〜2. 00 (18、m)、3. 14〜
3. 34 (IH,m) 、3. 40〜3゜56(IHlm)、5.16〜
5. 22 (2H,m) 、5、 56 (IH,d、J=5Hz) 、5.
98 (IH,d。
J=5Hz) 、 7. 10〜7. 18 (IHlm)、 7. 24〜7
. 44 (5H,m) 、7. 50〜7. 60 (IH。
m) 、7. 84〜7. 94 (IHS m) 、8. 60〜8゜70
(IH,m) 、 12. 28 (IH,brs) 。TLC(シリカ、ガソ
リン(60/80):酢酸エチル3:1)。Rf=0.45゜
工程2の生成物(10g)を無水テトラヒドロフラン(500ml)に溶解し、
0℃に冷却した。撹拌した溶液を通してアンモニアガスを10分間通気した後、
塩化第二水銀(8,5g)を一度に添加した。溶液を通して更に1時間アンモニ
アを通気して、次いで懸濁した固体をろ別した。溶剤を真空下で蒸発し、油を得
たが、それを更に精製せずに使用した。
粗なα−アミノグリシンアミドを氷酢酸(200ml)に溶解し、酢酸アンモニ
ウム(7,7g)で処理した。生じた反応混合物を室温で一晩撹拌した後真空下
で溶剤を除去した。残留物を酢酸エチル(300ml)と10%の水酸化ナトリ
ウム溶液(200ml)とに分配した。乾燥(N a 2S 04) L/た有
機層を蒸発し、残留物をガソリン:酢酸エチル(2: 1)を溶離剤として使用
してシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。これによって表題化合物(8
,0g)を固体として得た。IHNMR(250MHz、 CD CI a)δ
1.18〜2.20 (12H,m)、2.90〜3.07 (IHSm)、5
.06〜5.24 (3H,m) 、6.46 (IH,d、J=10Hz)
、7゜04〜7.12 (IH,m) 、7.22〜7.42 (6g1m)
、7.44〜7.56 (IHSm) 、7.58〜7.68 (IH,m)
、10.30 (IH,brs) 。TLC(シリカ、ガソリン(60/80)
:酢酸エチル2:1)。Rf=0.15゜
無水トルエン(40ml)中の工程3の生成物(500mg)を加熱し還流させ
た。無水トルエン(10ml)中のジメチルホルムアミドジメチルアセクール(
786μm)の溶液を滴下添加し、混合物を還流で更に1時間加熱した。溶剤を
蒸発し、残留物をジエチルエーテルで摩砕して表題化合物(441mg)を固体
として得た。’HNMR,(360MHz、CDCI 3)61.24〜1.9
0 (11Hlm) 、2.00〜2.14 (LH,m) 、2.90〜3.
00 (LH,m)、3.40 (3HSs)、5.04〜5.18 <3H,
m) 、6.52 (IH,d、J=’7.5Hz) 、7.24〜7.60
(9H1m) 。TLC(シリカ、ガソリン(60/80):酢酸エチル2:1
)。
Rf=0.30゜
5.5−シクロへブチル−1,3−ジヒドロ−1−メチル−3(RlS)−[(
4−ニトロフェニルオキシカルボニル)アミノ]−28−1.4−ベンゾジアゼ
ピン−2−オ乞
工程4の生成物(0,67g)を臭化水素酸(氷酢酸中の30%溶液4m1)に
溶解し、室温で20分間撹拌した。次いで溶液を無水ジエチルエーテル(20m
l)に0℃で滴下添加し、生じた固体をろ別しエーテルで洗浄した。
固体をジクロロメタン(50m l )と10%の水酸化ナトリウム溶液(50
ml)とに分配した。有機層を分離、乾燥(N a 2S 04) L真空下で
蒸発し、粗な3 (R,S)−アミノル5−シクロへブチル−1,3−ジヒドロ
−1−メチル−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オンを粘性な油として得
た。
アミンを無水テトラヒドロフラン(9rnl)に窒素の雰囲気下、室温で溶解し
、トリエチルアミン(221μI)を滴下添加した。次いで無水テトラヒドロフ
ラン(9m l)中の4−ニトロフェニルクロロホルメート(322mg)の溶
液を添加し、反応混合物を更に3時間撹拌した。この後、溶解しなかった固体を
ろ別し、テトラヒドロフランで洗浄し、ろ液を真空下で蒸発した。残留物をトル
エン(2X50ml)と共沸し、次いで無水エーテルで摩砕して点題化合物を得
た(固体として425mg、TLC(シリカ、ガソリン(60/80):酢酸エ
チル2コ1)。Rf二0.3゜’HNMR(360MHz、CD C1s) δ
ヱ。
22〜2.1.0 (12H,m) 、2.98 (LHlm)、3.45(3
H1S) 、5.15 (IH,d、J=8.2Hz) 、6. 89 (IH
,d、J=9. 2Hz) 、7. 26〜7.35(4H1m) 、7. 4
9〜7. 60 (2H1m) 、 8. 22 (2H,dS J 〜7、
l Hz ) 。
6、N−[3(RSS)−5−シクロへブチル−2,3−ジヒドロ−1−メチル
−2−オキソ−IH−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル] N’ −[3−
[(LH−イミダゾール−2−イルアミノ)メチルJフェニル]ウレア無水ジメ
チルホルムアミド中の工程5の生成物(169mg)の溶液に室温、窒素下でト
リエチルアミン(51μ])を添加した。溶液を5分間撹拌し、次いで無水ジメ
チルホルムアミド(2ml)中の1−アミノ−3−[(1−(t−ブチルオキシ
カルボニル)−イミダゾール−2−イルアミノ)メチルJベンゼン(実施例18
、工程5117mg)の溶液を滴下添加した。溶液を50℃で3時間加熱し、次
いで溶剤を真空下で蒸発し、残留物を酢酸エチル(25ml)と10%の炭酸ナ
トリウム溶液(4X 25m1)とに分配した。有機層を分離、水(20+T1
1 )で洗浄し乾燥(Na2S04)した。溶剤を真空下で蒸発し、残留物を無
水エーテル(20m l )で摩砕してN−[3(R。
5)−5−シクロへブチル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−IH
−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イルコN’ −[3−([1−(t−ブチル
オキシカルボニル)イミダゾール−2−イルアミノコメチル)フェニル]ウレア
(74,mg)を無色の固体として得たが、これを更に精製せずに使用した。
無水ジクロロメタン(5ml)中のN−[3(R,5)−5−シクロへブチル−
2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−IH−1,4−ベンゾジアゼピン
−3−イル] N’ −[3−([1−(t−ブチルオキシカルボニル)イミダ
ゾール−2−イルアミノコメチル)フェニル]ウレアの溶液に、室温、窒素下で
トリフルオロ酢酸(0,5m1)を添加した。3時間撹拌後、溶剤を真空下で蒸
発し、残留物をトルエン(20ml)と共沸した。残留物を酢酸エチル(20m
l)と水(20ml)とに分配した。有機層を分離、0.5Mの炭酸ナトリウム
溶液(2X20ml)及び水(20ml)で洗浄し、次いで有機層を分離し乾燥
(N a IS 04) シた。溶剤を真空下で蒸発し、ジクロロメタン:メタ
ノール(90: 10) 、次にメタノールのグラジェント溶離を使用して、残
留物ををシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけ、表題化合物(33mg)を
白い固体として得た。’HNMR(360MH2SD@−DMSO)61.12
〜1..80 (11HSm) 、1.92〜1.97 (IH,m) 、3.
10〜3.18 (IH,m) 、3.32 (3H,s) 、4.25 (2
H,d、J=6.2Hz) 、5.04 (IH,d、J=8.4Hz) 、6
.42 (IH,m)、6.49 (2HS s)、6.87 (IHld、J
=7.6Hz) 、7.14 (IHS t、J=7゜9Hz) 、?、、2:
3〜7.29 (3HSm) 、7.37 (IH,ddSJ=7.2及び7.
2Hz)、7.54 (IH,m) 、7.63 (IH,ddSJ=7.1及
び7.1Hz)、7.76 (IH,d、J=6.7Hz) 、8.95 (I
HS s)、MS (FAB)500 (M+1)。
実施例21A・化合物1〜25mgを含有する錠剤式(1) の化合物 1.0
2.0 25.0微晶質セルロース 20.0 20.0 20.0修飾食物
コーンスターチ 20.0 20.0 20.0ラクトース 58.5 57.
5 34.5ステアリン酸マグネシウム 0.5 0.5 0.5式(1) (
7)化合物 26.0 50.0 100.0微晶質セルロース go、o s
o、o so、。
修飾食物コーンスターチ 80.0 80.0 go、0ラクトース 213.
5 189.5 139.5ステアリン酸マグネシウム 0.5 0.5 0.
5式(I)の化合物、セルロース、ラクトース及びコーンスターチの一部を混合
し、10%コーンスターチペーストと共に粒状化した。生成された顆粒を篩別し
、脱水してコーンスターチの残余及びステアリン酸マグネシウムと混合した。生
成された顆粒を次に圧縮して1錠当たり1、Omg、2.0mg、、25.0m
g、26.0mg、50.0mg及び100mgの活性化合物を含有する錠剤と
した。
式(1)の化合物 1〜100
クエン酸−水和物 0.75
リン酸ナトリウム 4.5
塩化ナトリウム 9
注射液用の水 1 mlまで
リン酸ナトリウム、クエン酸−水和物及び塩化ナトリウムを水の一部に溶解した
。式(I)の化合物をこの溶液に溶解又は懸濁し、希釈した。
式(1)の化合物 1〜lO
乳化用ワツクス 30
液体パラフィン 20
白色軟質パラフィン 100まで
白色軟質パラフィンを溶融するまで加熱した。液体パラフィン及び乳化用ワック
スを混入し、溶解するまで攪拌した。式(1)の化合物を加えて、分散するまで
攪拌し続けた。次いで混合物を冷却して固体にした。
硫酸化CCK−8を”I−Bo I ton−Hunter試薬(2000Ci
/mmo I e)で放射能標識した。
Chang及びLo t t i (Proc、 Na t I、 Acad、
Sci、83.4923−4926.1986)の方法を若干修正した手順に従
って、レセプター結合を実施した。
雄Sprague−Dawleyラット(150〜200g)を訴願により屠殺
した。全膵臓を切開し、脂肪組織を除去して、0.1%大豆トリプシン阻害剤を
含有する氷冷IQmMN−2−ヒドロキシエチル−ピペラジン−N′−2−エタ
ンスルホン酸(HEPES)緩衝液(pH7゜4.25℃)25容量中でKin
ematica Po1ytronにより均質化した。ホモジネートを47,8
00gで10分間遠心分離した。Teflon(商標)ホモジナイザー(500
rpmで15ストローク)を用いて、10容量の結合アッセイ用緩衝液(20m
M (HEPES)、1mMエチレングリコール−ビス−(β−アミノエチルニ
ー f /l/ −N 、 N ’−四酢酸)(EGTA) 、5mM Mgc
Ix、150mM NaC1,バシトラシン0.25m g / m 1、大豆
トリプシン阻害剤0.1mg/m1及びラン血清アルブミン2mg/rr+1!
(pH6,5,25℃))中にベレットを再懸濁した。ホモジネートを更に結合
アッセイ用緩衝液で希釈して、0.5mg原湿重量/緩衝液1mlの最終濃度と
した。結合アッセイのために、緩衝液(全結合用)、最終濃度1μMの非標識化
硫酸化CCK−8(非特異的結合用)又は式Iの化合物(”’I−CCK−8結
合)阻害測定用)50μ/、!:、500pM ”’I −CCK−8,50μ
l(即ち50pM最終濃度)をマイクロ遠心管中の膜懸濁液400μlに加えた
。全アッセイを2回繰り返し実施した。反応混合物を25℃で2時間インキュベ
ートし、Whatman GF/C濾紙上での迅速濾過(Brandell 2
4穴細胞ハーベスタ−)により反応を終了し、3×4mlの氷冷100mM N
aC1で洗浄した。濾紙上の放射能をLKBガンマ計数器で計数した。
2、CCKレセプター結合(脳)
硫酸化CCK−8を放射能標識し、膵臓に関して記載した方法を若干修正した手
順に従って、結合を実施した。
雄Hartleyモルモット(300〜500 g)を訴願により屠殺して、皮
質を取り出し、水冷0.32Mショ糖25mL中で均質化した。ホモジネートを
1000gで10分間遠心分離し、生成された上清を20,000gで20分間
再遠心分離した。Teflon(商標)ホモジナイザー(500rpmで5スト
ロークで)を用いて、結合アッセイ用緩衝液(20mM HEPES、5mMM
gC1m 、0.25mg/mlバシトラシン、1mM EGTA、pH6゜5
,25℃)中にP、ベレットを再懸濁し、10mg原湿重量/1.2mj!緩衝
液の最終濃度とした。
結合アッセイのために、緩衝液(全結合用)、最終濃度1μMの非標識化硫酸化
CCK−8(非特異的結合用)又は式■の化合物(1161−CCK−8結合の
阻害の測定用)50μlと、500pM ”’I−CCK−8.50μ!(即ち
50pM最終濃度)をマイクロ遠心管中の膜懸濁液400μlに加えた。全アッ
セイを2回繰り返し実施した。
反応混合物を25℃で2時間インキュベートした後、Whatman OF/C
濾紙上での迅速濾過(Brandell 24穴細胞ハーベスタ−)により反応
を終了し、3x5mj!の氷冷100mM NaC1で洗浄した。濾紙上の放射
能をLKBガンマ計数器で計数した。
111VitrO結果
1!5I−CCK−8レセプター結合に及ぼす1式の化合物の作用
式Iの好ましい化合物は、全結合と非特異的結合(即ち1μM CCKの存在下
)との差として定義される特異的”I−CCK−8結合の用量依存性阻害を生じ
るような化合物である。
少なくとも10種類の濃度の式Iの化合物を用0て薬剤1置換試験を実施し、回
帰分析によりICAO値を決定した。
ICs。値は’251−CCK−8の特異的結合の50%を阻害するのに必要な
化合物の濃度を意味する。
表■のデータは、1式の化合物に関して得たものである。
表 I
CCKレセプター結合結果
Ice。(nM)
4 400 0、10
5 ’ 200 0.70
6 153 0、284
7 > 3000 0.575
8 > 3000 5.7
9 > 3000 7.4
10 802 0、042
11 600 0.30
12 > 3000 1.09
13 > 3000 20.4
14 4080 0、11
15 42、8 1300
17 > 3000 0.93
20 84、5 33.9
国際調査報告
、 N+ PCT/GB 93100599フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C07D403104
233 7602−4C2497602−4C
2577602−4C
(31)f!1先権主権主張番号218386.2(32)優先日 1992年
8月28日(33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号
9223582.9(32)優先日 1992年11月11日(33)優先権主
張国 イギリス(GB)(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、AU、CA、JP、USI
(72)発明者 チャンパース、マーク・スチュワードイギリス国、ハートフォ
ードシャー・ダブリュ・ディー・2・2・ビー・アール、ワットフォード、ノー
ス・プツシエイ、パーク・アベニュー・メゾネツツ・10
(72)発明者 ホブス、サラ・クリステイーヌイギリス国、ハートフォードシ
ャー・シー・エム・23・4・イー・ピー、ビショップス・ストートフオード、
ソーツー・パーク、グツドウィン・スタイル・27
(72)発明者 マタツサ、ビクター・ジュリオイギリス国、ハートフォードシ
ャー・ニス・ジー・9・0・エル・エイ、ファーニュークス・ペラム、ザ・ダッ
ク・ストリート・バーンズ(番地なし)
Claims (14)
- 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 R1は(CH2)qイミダゾリル、(CH2)qテトラゾリル、(CH2)qト リアゾリル(式中、qは1、2又は3である);ハロ、ヒドロキシ及びNR6R 7(式中、R6及びR7は各々独立してHもしくはC1−4アルキルを表すか、 又はR6とR7は一緒になって(CH2)p鎖(式中、pは4又は5である)を 形成する)から選択された1個以上の基により任意に置換されたC1−6アルキ ル;C3−7シクロアルキル;シクロプロピルメチル;CH2CO2R8(式中 、R8はC1−4アルキルである);CH2CONR6R7又はCH2CH(O H)−W−(CH2)2NR6R7(式中、WはS又はNHであり、 R2は R6及びR7は上記と同義である)を表し;▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼(式中、mは0、1、2又は3であり、 R9はH又はC1−6アルキルを表し、R10はC1−4アルキルにより任意に 置換されたイミダゾリル、トリアゾリル又はテトラゾリルを表し、R11はH、 C1−6アルキル又はハロを表す)を表し;R3はC1−6アルキル、ハロ又は NR6R7(式中、R6及びR7は上記と同義である)を表し、 R4はC1−7アルキル、1個以上のC1−4アルキル基により任意に置換され たC3−10シクロアルキル、C3−10シクロアルキルC1−4アルキル、C 6−10ビシクロアルキル、(C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ヒドロ キシ、ハロ及びトリフルオロメチル)から選択される1個以上の置換基により任 意に置換されたアリール、又はNR12R13(式中、R12及びR13は各々 独立してH、C1−12アルキル、1個以上のC1−4アルキル基により任意に 置換されたC3−10シクロアルキル、C3−10シクロアルキルC1−4アル キル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアリールC1−6アルキル 又はアザ環式もしくはアザ二環式基を表すか、あるいはR12とR13は一緒に なって任意に置換されたアザ環又はアザ二環系の残基を形成する)を表し;R5 はH又はC1−4アルキルを表し;nは0、1、2又は3である] の化合物又はその塩もしくはブロドラッグ。
- 2.R10がC1−4アルキルにより任意に置換されたテトラゾリルを表し、R 3がC1−6アルキル又はハロを表し、R4がC1−7アルキル、C3−7シク ロアルキル、C4−7シクロアルキルアルキル又は、C1−4アルキル、C1− 4アルコキシ、ヒドロキシ、ハロ及びトリフルオロメチルから選択される1個以 上の置換基により任意に置換されたアリールを表し、mが0、1又は2であり且 つnが0、1又は2である請求項1に記載の化合物。
- 3.R2が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり且つR5がHである請求項2に記載の化合物。
- 4.R1がC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、シクロプロピルメチル 、CH2CO2R6又はCH2CONR6R7(式中、R6、R7及びR8は上 記と同義である)であり、R2が ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R9、R11及びmは式(I)と同義であり、R10はC1−4アルキ ルにより任意に置換されたイミダゾリル基を表す)であり、R4が架橋C1−1 0ビシクロアルキル又は1個以上のC1−4アルキル基により任意に置換された C3−7シクロアルキルであり且つR5がHである請求項1に記載の化合物。
- 5.R10がテトラゾリルを表し且つmが0又は1である請求項1に記載の化合 物。
- 6.R1がC1−6アルキルであり、R10がテトラゾリル又はイミダゾリルで あり、mが0又は1であり、R4がC3−10シクロアルキル、アリル又はNR 12R13であり且つR5がH又はメチルである請求項1に記載の化合物。
- 7.R5がHである請求項1、2及び5のいずれか一項に記載の化合物。
- 8.R5がメチルである請求項1、2及び5のいずれか一項に記載の化合物。
- 9.N−〔3(R,S)−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル −2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−( (テトラゾール−5−イル)アミノメチル)フェニル]尿素;N−[3(R,S )−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1H− 1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−((テトラゾール−5− イル)アミノ)フェニル]尿素 ; N−[3(R,S)−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2 −オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−(N− メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素;(+)−N −[3(R)−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキ ソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−(N−メチル −N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素(+)−N−[3( R)−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1H −1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−〔3−((テトラゾール−5 −イル)アミノ)フェニル]尿素;(+)−N−[3(R)−5−シクロヘキシ ル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼ ピン−3−イル]−N′−[3−((テトラゾール−5−イル)アミノメチル) フェニル]尿素;(+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2 −オキソ−5−フェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル〕−N′ −[3−(N−メチル−N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル〕尿 素;(+)−N−〔3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5 −フェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−(( テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素; (+)−N−〔3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ ェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−((テト ラゾール−5−イル)アミノメチル)フェニル〕尿素;(+)−N−[3(R) −5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1H−1 ,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[4−メチル−3−((テトラゾ ール−5−イル)アミノ)フェニル〕尿素;(+)−N−[3(R)−5−シク ロヘキシル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1H−1,4−ベン ゾジアゼピン−3−イル]−N′−[4−メチル−3−(N−メチル−N−(テ トラゾール−5−イル)アミノ)フェニル〕尿素; (+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ ェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[4−メチル− 3−((テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素;(+)−N−[3 (R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フェニル−1H−1 ,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[4−メチル−3−(N−メチル −N−(テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素; (+)−N−[3(R)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−5−フ ェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[1−(テトラ ゾール−5−イル)インドリン−6−イル]尿素; N−〔3(R,S)−2,3−ジヒドロ−1,3−ジメチル−2−オキソ−5− フェニル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−(テト ラゾール−5−イル)アミノメチル)フェニル〕尿素;N−[3(R,S)−1 −tert−ブチル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−5−フェニル−1H−1 ,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[4−メチル−3−((テトラゾ ール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素;(−)−N−[2,3−ジヒドロ− 5−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソ−1−プロピル−1H− 1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−(N−メチル−N−(( テトラゾール−5−イル)アミノ)フェニル]尿素; N−[3(R,S)−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1 −プロピル−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−[( 1H−イミダゾール−2−イル)アミノメチル]フェニル]尿素;N−[3(R ,S)−5−シクロヘブチル−2,3−ジヒドロ−1−メチル−2−オキソ−1 H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−[(1H−イミダゾ ール−2−イル)アミノメチル]フェニル]尿素;N−[3(R,S)−5−シ クロヘキシル−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1−プロピル−1H−1,4− ベンゾジアゼピン−3−イル〕−N′−[3−[(1H−イミダゾール−2−イ ル)アミノ]フェニル]尿素;並びにその塩及びブロドラッグから選択される請 求項1に記載の化合物。
- 10.治療用としての請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
- 11.医薬的に許容可能なキャリヤー又は賦形剤と共に請求項1から9のいずれ か一項に記載の化合物を含有する医薬組成物。
- 12.式(II)の化合物を式(III):▲数式、化学式、表等があります▼ (II)▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1、R2、R 3、R4、R5及びnは式(I)と同義であり、R30及びR31の一方はNH 2を表し、R30及びR31の他方はN=C=O又は活性化カルバメートを表す )の化合物と反応させることからなる請求項1から9のいずれか一項に記載の化 合物の製造方法。
- 13.CCK及び/又はガストリンに関連する生理的疾患の治療用医薬の製造の ための請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- 14.不安、パニック又は疼痛の治療用医薬の製造のための請求項1から9のい ずれか一項に記載の化合物の使用。
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