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JPH0750492Y2 - Sgsカーテンウォールのガラス取付枠構造 - Google Patents

Sgsカーテンウォールのガラス取付枠構造

Info

Publication number
JPH0750492Y2
JPH0750492Y2 JP1988017550U JP1755088U JPH0750492Y2 JP H0750492 Y2 JPH0750492 Y2 JP H0750492Y2 JP 1988017550 U JP1988017550 U JP 1988017550U JP 1755088 U JP1755088 U JP 1755088U JP H0750492 Y2 JPH0750492 Y2 JP H0750492Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
curtain wall
locking member
glass mounting
sgs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988017550U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01122110U (ja
Inventor
勝治 山川
功 小島
義彦 丸山
修亨 石垣
一義 篠沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP1988017550U priority Critical patent/JPH0750492Y2/ja
Publication of JPH01122110U publication Critical patent/JPH01122110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750492Y2 publication Critical patent/JPH0750492Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、係止部材を四周室内側面に接着剤により接着し
てなるガラス(以下係止部材接着ガラスという)をガラ
ス取付枠に該係止部材により係止して構成される、いわ
ゆるSGSカーテンウォールにおけるガラス取付枠構造に
関する。
(従来の技術) 従来、SGSカーテンウォールを備えるビルにおいては、
隣接するビルに火災が発生して火炎が吹きつけられた場
合、その高熱によりガラス四周の接着材が燃焼もしくは
溶融してガラスが落下し、それにより火炎が室内に侵入
して類焼を受ける危険があった。
(考案が解決しようとする課題) 本案の課題は、近隣の火災により火炎を吹きつけられる
危険のある係止部材接着ガラスについて、その室内側に
選択的かつ容易に予防ガラスを取付けることができるよ
うにすることである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本案は、 所要左右間隔をあけて互に平行の複数本の縦材と、所要
上下間隔をあけて互に平行の複数本の横材とを連結し
て、複数のガラス取付枠を格子状に有するカーテンウォ
ール下地枠を形成し、上記各ガラス取付枠に、係止部材
を四周室内側面に接着剤により接着してなるガラス(係
止部材接着ガラス)をその係止部材によりそれぞれ取付
けたSGSカーテンウォールにおいて、 上記各ガラス取付枠を構成する上下横材及び左右縦材に
おける上記係止部材接着ガラスより室内側の位置に、ガ
ラス端部を室内側から嵌めつけ可能の横断面が室内方向
に開放された入隅状ガラス受け部と該受け部に係止され
るべき押縁よりなる予防ガラス取付部をそれぞれ形成し
た、 SGSカーテンウォールのガラス取付枠構造を提供する。
以下図面を参照して本案の実施例を説明する。
(実施例) 第1図において、方立(1a)及び補助縦材(1b)、(1
b)からなる複数本の縦材(1)…を建物の躯体床スラ
ブに通常の固定手段により所要左右間隔をあけて垂直に
固定し、その隣り合う縦材(1)(1)、…間に複数本
の横材(2)…を所要上下間隔をあけて水平に連結し、
これら縦材(1)…及び横材(2)…により多数のガラ
ス取付枠(A)…を格子状に有するカーテンウォール下
地枠を形成し、その各ガラス取付枠(A)…に係止部材
接着ガラス(3)…を上下間は横材(2)をはさんで、
左右間は直接にそれぞれ隣り合わせて取付けてある。
まず、上記係止部材接着ガラス(3)は、第2、3図示
のようにその上、下及び左、右側端部の室内側面に、ガ
ラス各辺の全長に及ぶ長さで横断面コ字状の上、下係止
枠材(4)、(5)及び左、右係止枠材(6)、(7)
を接着剤(8)によりそれぞれ接着してあり、そのうち
上、下係止枠材(4)、(5)はそのコ字形溝口を下方
に向け、又左、右係止枠材(6)、(7)はそのコ字形
溝口をガラスの縦側端がわに向けている。
上記方立(1a)は、第2図示のように横断面矩形中空の
基部(9)の室外側中央部に支持板(10)を突設し、該
支持板(10)の先端に横断面ほぼ矩形C形のボルト支持
溝部(11)を設けたもので、その支持溝部(11)に頭部
(13)を回転不能に嵌入したボルト(12)を溝口から室
外方向に突出し、該ボルト(12)に長方形板状のガラス
縦がわ取付片(14)の中央部を回転自在に被嵌すると共
に締着ナット(15)を螺合してある。
上記横材(2)は、第3図示のように中空基部(16)の
室外側面の上下ほぼ中間部から受け板(17)を室外方向
に突出すると共に、該受け板(17)の下側及び上側にお
いて基部(16)から横断面L字状に屈曲する横がわ取付
板(18)、(19)をそれぞれ先端部を上向きで突設し、
又基部(16)の室内側面に断面ほぼ矩形C形のボルト支
持溝部(20)を設けてある。本例では、さらに上記受け
板(17)の先端から前板(21)を下向きに延出し、該前
板(21)と基部(16)との間でガラス保持溝(22)を形
成している。
上記のような横材(2)…を、左右隣り合う方立(1a)
(1a)、…間において横材(2)の両端部を方立基部
(9)、(9)の室外側面に当接した状態で、方立基部
(9)の側面に固定されたアングル状ブラケット(2
3)、(23)に、ボルト支持溝部(20)に頭部を係合し
たボルト(24)及びナット(25)により連結し、ついで
方立支持板(10)の左右両側に、上下隣り合う横材
(2)(2)、…間に及ぶ長さの横断面ほぼコ字状の補
助縦材(1b)、(1b)を、方立基部(9)よりも適宜左
右に張り出した状態で、方立基部(9)の室外側側端部
及び支持板(10)の先端側端部の係止部(26)、(26)
及び(27)、(27)にそれぞれ係止して取付け、それに
より横材(2)(2)、…及び補助縦材(1b)(1b)、
…による矩形枠のガラス取付枠(A)…を格子状に有す
るカーテンウォール下地枠を形成する。
上記のような各ガラス取付枠(A)…について、係止部
材接着ガラス(3)の上、下係止枠材(4)、(5)を
上、下横材(2)、(2)の横がわ取付板(18)、(1
9)に上から落しこんで係止させ、このようにガラス
(3)…を小間隔をあけて左右隣り合わせに係止させた
後、左右隣り合うガラス(3)、(3)の左、右係止枠
材(6)、(7)に縦がわ取付片(14)の両端部を係止
し、その状態でナット(15)を締着して取付片(14)を
固定する。(28)…は各ガラス(3)…の下端部を室外
側から保持すべく横材(2)…に係止された押縁、(2
9)、(30)は左右隣り合うガラス(3)、(3)の間
隙に充填したシール材及びタイト材、(31)…はガラス
(3)…の各上、下端部と前板(21)及び押縁(28)と
の間に充填したシール材である。
上記のようなSGSカーテンウォールにおいて、各ガラス
取付枠(A)を構成する上、下横材(2)、(2)及び
左、右補助縦材(1b)、(1b)の係止部材接着ガラス
(3)よりも室内側の位置、本例では第2、3図示のよ
うに室内側端部に、ガラス端部を室内側から嵌めつけ可
能の予防ガラス取付部(32)、(33)、(34)、(35)
をそれぞれ設けてある。上記ガラス取付部は、本例では
いずれも横断面が室内方向に開放された入隅状ガラス受
け部(36)と、該受け部(36)に係止されるべき押縁
(37)とからなり、そしてカーテンウォール全体のう
ち、近隣の火災により火炎を吹きつけられるおそれのあ
る係止部材接着ガラス(3)の取付けられているガラス
取付枠(A)について、その上、下横材(2)、(2)
及び左、右補助縦材(1b)、(1b)のガラス受け部(3
6)…に網入りの予防ガラス(38)の上下、左右端部を
それぞれ嵌め、押縁(37)…を係止して取付ける。予防
ガラス(38)を取付ける必要のないガラス取付枠(A)
については、そのガラス受け部(36)…にカバー(39)
…をそれぞれ着脱自在に係止しておく。
上例において、その後他の係止部材接着ガラス(3)…
も火災時に火災を受けるおそれが生じた場合は、該当す
るガラスの取付枠(A)…におけるガラス受け部(36)
…のカバー(39)…を外して予防ガラス(38)を嵌め、
押縁(37)…を係止する。
本案におけるガラス取付部は、上例に限らず他の種々の
構造のものであってもよい。
(考案の効果) 本案のSGSカーテンウォールのガラス取付枠構造によれ
ば、各ガラス取付枠を構成する上下横材及び左右縦材に
おける係止部材接着ガラスより室内側の位置に、ガラス
端部を室内側から嵌めつけ可能の横断面が室内方向に開
放された入隅状ガラス受け部と該受け部に係止されるべ
き押縁よりなる予防ガラス取付枠をそれぞれ形成したか
ら、カーテンウォール全体のうち近隣の火災により火炎
を吹きつけられるおそれのある係止部材接着ガラスの室
内側に選択的かつ容易に予防ガラスを取付けて係止部材
接着ガラスが落下した場合に備えることができるように
なり、しかもその後隣りに新たにビルが新築される等に
よって他の係止部材接着ガラスも火災を受けるおそれが
生じた場合は、該当するガラスの室内側に直ちに予防ガ
ラスを取付けることも自由にでき、外側係止部材接着ガ
ラスと同じ開口部の室内側に予防ガラスを取付けるか
ら、仮に外側係止部材接着ガラスが破損しても代替窓と
なり、室内にも影響を及ぼさない効果をも有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図はカーテンウォール
の一部の正面図、第2図は第1図のII-II線拡大断面
図、第3図は第1図のIII-III線一部省略拡大断面図で
ある。 A……ガラス取付枠、1……縦材、1a……方立、1b……
補助縦材、2……横材、3……係止部材接着ガラス、
4、5、6、7……係止枠材、8……接着剤、32、33、
34、35……予防ガラス取付部、36……ガラス受け部、37
……押縁。
フロントページの続き (72)考案者 小島 功 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日軽 株式会社内 (72)考案者 丸山 義彦 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日軽 株式会社内 (72)考案者 石垣 修亨 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地 日 本板硝子株式会社内 (72)考案者 篠沢 一義 群馬県太田市西新町133番地 東芝シリコ ーン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−217634(JP,A) 実開 昭63−10115(JP,U) 実開 昭53−141809(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要左右間隔をあけて互に平行の複数本の
    縦材と、所要上下間隔をあけて互に平行の複数本の横材
    とを連結して、複数のガラス取付枠を格子状に有するカ
    ーテンウォール下地枠を形成し、上記各ガラス取付枠
    に、係止部材を四周室内側面に接着剤により接着してな
    るガラス(係止部材接着ガラス)をその係止部材により
    それぞれ取付けたSGSカーテンウォールにおいて、 上記各ガラス取付枠を構成する上下横材及び左右縦材に
    おける上記係止部材接着ガラスより室内側の位置に、ガ
    ラス端部を室内側から嵌めつけ可能の横断面が室内方向
    に開放された入隅状ガラス受け部と該受け部に係止され
    るべき押縁よりなる予防ガラス取付部をそれぞれ形成し
    た、 SGSカーテンウォールのガラス取付枠構造。
JP1988017550U 1988-02-15 1988-02-15 Sgsカーテンウォールのガラス取付枠構造 Expired - Lifetime JPH0750492Y2 (ja)

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JP1988017550U JPH0750492Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 Sgsカーテンウォールのガラス取付枠構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01122110U JPH01122110U (ja) 1989-08-18
JPH0750492Y2 true JPH0750492Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31231431

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JP1988017550U Expired - Lifetime JPH0750492Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 Sgsカーテンウォールのガラス取付枠構造

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