JPH0748342A - 3つの置換基を有する安息香酸中間体 - Google Patents
3つの置換基を有する安息香酸中間体Info
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- JPH0748342A JPH0748342A JP5300688A JP30068893A JPH0748342A JP H0748342 A JPH0748342 A JP H0748342A JP 5300688 A JP5300688 A JP 5300688A JP 30068893 A JP30068893 A JP 30068893A JP H0748342 A JPH0748342 A JP H0748342A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C321/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
- C07C321/24—Thiols, sulfides, hydropolysulfides, or polysulfides having thio groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C323/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
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- C07C317/00—Sulfones; Sulfoxides
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- C07C323/00—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
- C07C323/64—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton
- C07C323/65—Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton containing sulfur atoms of sulfone or sulfoxide groups bound to the carbon skeleton
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Abstract
(57)【要約】
【目的】除草剤の中間体として有用な、新規な3つの置
換基を有する安息香酸中間体を提供すること。 【構成】 【化1】 (こゝで、R6は塩素、C1−C4のアルコキシ或はC1−
C4のアルキルチオ基で;nは0又は2の整数;R7はC
1−C4のアルキル基である。)をもつ化合物およびその
製造法。
換基を有する安息香酸中間体を提供すること。 【構成】 【化1】 (こゝで、R6は塩素、C1−C4のアルコキシ或はC1−
C4のアルキルチオ基で;nは0又は2の整数;R7はC
1−C4のアルキル基である。)をもつ化合物およびその
製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除草剤の中間体として
有用な、新規な3つの置換基を有する安息香酸中間体に
関する。
有用な、新規な3つの置換基を有する安息香酸中間体に
関する。
【0002】
【従来の技術】2−(2−置換ベンゾイル)−1,3−
シクロヘキサンジオン除草剤類が1983年9月16日
米国特許出願、出願番号第532,869号及び第53
2,882号;1984年3月7日米国特許出願第58
7,331号;1984年7月31日米国特許出願第6
34,408号;1982年12月27日米国特許出願
第566,077号及び1984年8月17日米国特許
出願第640,791号明細書に記載されている。
シクロヘキサンジオン除草剤類が1983年9月16日
米国特許出願、出願番号第532,869号及び第53
2,882号;1984年3月7日米国特許出願第58
7,331号;1984年7月31日米国特許出願第6
34,408号;1982年12月27日米国特許出願
第566,077号及び1984年8月17日米国特許
出願第640,791号明細書に記載されている。
【0003】
【発明の要旨】本発明の3つの置換基を有する安息香酸
中間体を利用して得られる除草剤は、次の構造式をも
つ。
中間体を利用して得られる除草剤は、次の構造式をも
つ。
【0004】
【化5】
【0005】〔但し、R,R1,R2,R3,R4及びR5
は水素或はC1−C4のアルキル基;R6は塩素、C1−C
4のアルコキシ又はC1−C4のアルキルチオ基;R7はC
1−C4のアルキル基;nは0又は2の整数である。〕
は水素或はC1−C4のアルキル基;R6は塩素、C1−C
4のアルコキシ又はC1−C4のアルキルチオ基;R7はC
1−C4のアルキル基;nは0又は2の整数である。〕
【0006】
【発明の構成】これらの除草剤は構造式
【0007】
【化6】
【0008】〔但し、R,R1,R2,R3,R4及びR5
は上に定義されたものである。〕のジオンと構造式
は上に定義されたものである。〕のジオンと構造式
【0009】
【化7】
【0010】〔但し、R6,R7は上に定義されたもので
ある。〕の3置換ベンゾイルシアナイドのモルと反応す
ることにより合成されえる。
ある。〕の3置換ベンゾイルシアナイドのモルと反応す
ることにより合成されえる。
【0011】塩化亜鉛(ZnCl2)の僅かな過剰モル
がメチレンクロライドのような適切な溶媒中で2反応物
と共に使用されている。トリエチルアミンの僅かな過剰
モルが冷却している反応混合物に徐々に加えられる、そ
の結果えられた混合物は数時間室温で攪拌され、反応生
成物は在来の方法により作り出される。
がメチレンクロライドのような適切な溶媒中で2反応物
と共に使用されている。トリエチルアミンの僅かな過剰
モルが冷却している反応混合物に徐々に加えられる、そ
の結果えられた混合物は数時間室温で攪拌され、反応生
成物は在来の方法により作り出される。
【0012】3つの置換基を有するベンゾイルシアナイ
ドは、対応する3つの置換基を有するベンゾイルクロラ
イドから合成され、置換ベンゾイルクロライドは後に詳
細に記された方法により、対応する3つの置換基を有す
る安息香酸から合成できる。この発明は新規な3つの置
換基を有する安息香酸中間体に関する。それは以前に記
した除草剤2−(2,3,4−3置換ベンゾイル)−
1,3−シクロヘキサンジオン類の合成に使用される。
この発見の中間体安息香酸は次の構造式をもっている。
ドは、対応する3つの置換基を有するベンゾイルクロラ
イドから合成され、置換ベンゾイルクロライドは後に詳
細に記された方法により、対応する3つの置換基を有す
る安息香酸から合成できる。この発明は新規な3つの置
換基を有する安息香酸中間体に関する。それは以前に記
した除草剤2−(2,3,4−3置換ベンゾイル)−
1,3−シクロヘキサンジオン類の合成に使用される。
この発見の中間体安息香酸は次の構造式をもっている。
【0013】
【化8】
【0014】こゝで、R6は塩素、C1−C4のアルコキ
シ或はC1−C4のアルキルチオ基;nは0又は2の整
数;R7はC1−C4のアルキル、好ましくはC1−C3の
アルキル基である。好ましくはR6は塩素、メトキシ、
エトキシ又はプロポキシ基であり;nは2;R7はメチ
ル或はエチルである。
シ或はC1−C4のアルキルチオ基;nは0又は2の整
数;R7はC1−C4のアルキル、好ましくはC1−C3の
アルキル基である。好ましくはR6は塩素、メトキシ、
エトキシ又はプロポキシ基であり;nは2;R7はメチ
ル或はエチルである。
【0015】構造式
【0016】
【化9】
【0017】をもつ新規中間体もこの発明の化合物であ
る。こゝでR7、nは定義されたものである。
る。こゝでR7、nは定義されたものである。
【0018】本願発明の中間体化合物は、C1−C4のア
ルキル基であるR,R’,R'',R'''で画かれている
図−1に示された一般的方法により合成される。
ルキル基であるR,R’,R'',R'''で画かれている
図−1に示された一般的方法により合成される。
【0019】図−1を参照して、特に反応ステップ
(A)から(I)をとおして次に考えてみよう;一般に
反応ステップ(A)で、1−メルカプト−2,3−ジク
ロルベンゼンと、C1−C4のハロゲン化アルキル例えば
エチルクロライドのようなアルキル化試薬(RX)のモ
ル量が、炭酸カリのような酸受容体の僅かなモル過剰で
反応される。2つの反応物と炭酸カリはアセトニトリル
のような適した溶媒において結合されている。反応混合
物は1−3時間約80℃に加熱され、反応生成物は一般
的方法により回収される。
(A)から(I)をとおして次に考えてみよう;一般に
反応ステップ(A)で、1−メルカプト−2,3−ジク
ロルベンゼンと、C1−C4のハロゲン化アルキル例えば
エチルクロライドのようなアルキル化試薬(RX)のモ
ル量が、炭酸カリのような酸受容体の僅かなモル過剰で
反応される。2つの反応物と炭酸カリはアセトニトリル
のような適した溶媒において結合されている。反応混合
物は1−3時間約80℃に加熱され、反応生成物は一般
的方法により回収される。
【0020】反応(B)に対し、1−(C1−C4−アル
キルチオ)−2,3−ジクロルベンゼン(1モル)とア
セチルクロライド(2モル)が、1〜2時間、0゜から
5℃の温度で、エチレンクロライド、又はメチレンクロ
ライドのような適した溶媒に徐々に加えられた塩化アル
ミニウム、又は塩化亜鉛の2モルと反応されている。反
応混合物が室温にあったまったあと、2規定塩酸と氷の
混合物にそれは加えられる。水相と溶媒相が生成し、分
離される。目的の4−(C1−C4アルキルチオ)−2,
3−ジクロルアセトフェノンは一般的方法により、溶媒
から回収される。
キルチオ)−2,3−ジクロルベンゼン(1モル)とア
セチルクロライド(2モル)が、1〜2時間、0゜から
5℃の温度で、エチレンクロライド、又はメチレンクロ
ライドのような適した溶媒に徐々に加えられた塩化アル
ミニウム、又は塩化亜鉛の2モルと反応されている。反
応混合物が室温にあったまったあと、2規定塩酸と氷の
混合物にそれは加えられる。水相と溶媒相が生成し、分
離される。目的の4−(C1−C4アルキルチオ)−2,
3−ジクロルアセトフェノンは一般的方法により、溶媒
から回収される。
【0021】新規中間体化合物、4−(C1−C4−アル
キルチオ)−2,3−ジクロル安息香酸は反応ステップ
(B)で合成した4−(C1−C4−アルキルチオ)−
2,3ジクロルアセトフェノンのモル量をピリジンにお
けるヨウ素の少なくともモル量で酸化し、引続いてエル
・シー・キング、(L.C. King,) J. Amer. Chem. Soc.,
66,894(1944)により記された方法で水酸化
ソーダで加水分解することにより、反応ステップ(C)
で合成される。目的の中間体化合物は一般的方法により
回収される。
キルチオ)−2,3−ジクロル安息香酸は反応ステップ
(B)で合成した4−(C1−C4−アルキルチオ)−
2,3ジクロルアセトフェノンのモル量をピリジンにお
けるヨウ素の少なくともモル量で酸化し、引続いてエル
・シー・キング、(L.C. King,) J. Amer. Chem. Soc.,
66,894(1944)により記された方法で水酸化
ソーダで加水分解することにより、反応ステップ(C)
で合成される。目的の中間体化合物は一般的方法により
回収される。
【0022】別法において、別の新規中間体化合物4−
(C1−C4−アルキルスルフォニル)−2,3−ジクロ
ル安息香酸は、反応ステップ(B)で合成された4−
(C1− C4−アルキルチオ)−2,3−ジクロルアセ
トフェノンのモル量をジオキサンのような適した溶媒中
次亜塩素酸ソーダのような酸化剤の少なくとも5モル
で、反応物の溶液を80℃に熱し、酸化することにより
反応ステップ(D)で合成される。発熱反応のあと、混
合物は冷却され、塩酸で酸性にされる。沈降している目
的物は濾過により回収される。
(C1−C4−アルキルスルフォニル)−2,3−ジクロ
ル安息香酸は、反応ステップ(B)で合成された4−
(C1− C4−アルキルチオ)−2,3−ジクロルアセ
トフェノンのモル量をジオキサンのような適した溶媒中
次亜塩素酸ソーダのような酸化剤の少なくとも5モル
で、反応物の溶液を80℃に熱し、酸化することにより
反応ステップ(D)で合成される。発熱反応のあと、混
合物は冷却され、塩酸で酸性にされる。沈降している目
的物は濾過により回収される。
【0023】反応ステップ(E)において、反応ステッ
プ(D)で合成された4−(C1−C4−アルキルスルフ
ォニル)−2,3−ジクロル安息香酸は苛性ソーダの2
0%水溶液にとかされ、5−10時間還流下に熱せられ
る。えられた混合物は冷却され、濃塩酸のような酸で酸
性にされる。それを酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に酢酸エチルを除くことにより粗
製酸が回収される。目的の新規中間生成物、4−(C1
−C4 アルキルスルフォニル)−2−クロル−3−ヒ
ドロシキ安息香酸は酢酸エチルからの再結晶によりえら
れる。
プ(D)で合成された4−(C1−C4−アルキルスルフ
ォニル)−2,3−ジクロル安息香酸は苛性ソーダの2
0%水溶液にとかされ、5−10時間還流下に熱せられ
る。えられた混合物は冷却され、濃塩酸のような酸で酸
性にされる。それを酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に酢酸エチルを除くことにより粗
製酸が回収される。目的の新規中間生成物、4−(C1
−C4 アルキルスルフォニル)−2−クロル−3−ヒ
ドロシキ安息香酸は酢酸エチルからの再結晶によりえら
れる。
【0024】反応ステップ(F)において、反応ステッ
プ(E)で合成された4−(C1−C4−アルキルスルフ
ォニル)−2−クロル−3−ヒドロキシ安息香酸の1モ
ルと、C1−C4アルキルヨーダイド、例えば、エチルヨ
ーダイドのようなアルキル化剤(R’X)(2モル)が
炭酸カリのような酸受容体の僅かなモル過剰と反応され
る。2つの反応物と酸受容体はジメチルホルムアミドの
ような適した溶媒に結合され、7−24時間50−10
0℃で、加熱される。冷却後、反応混合物は酢酸エチル
と5%炭酸カリに分配される。4−(C1−C4−アルキ
ルスルフォニル)−3−(C1−C4−アルコキシ)−2
−クロル安息香酸のエチルエステルが一般的方法により
酢酸エチル層から回収される。エステルの塩基性加水分
解は目的の中間体酸を生じる。
プ(E)で合成された4−(C1−C4−アルキルスルフ
ォニル)−2−クロル−3−ヒドロキシ安息香酸の1モ
ルと、C1−C4アルキルヨーダイド、例えば、エチルヨ
ーダイドのようなアルキル化剤(R’X)(2モル)が
炭酸カリのような酸受容体の僅かなモル過剰と反応され
る。2つの反応物と酸受容体はジメチルホルムアミドの
ような適した溶媒に結合され、7−24時間50−10
0℃で、加熱される。冷却後、反応混合物は酢酸エチル
と5%炭酸カリに分配される。4−(C1−C4−アルキ
ルスルフォニル)−3−(C1−C4−アルコキシ)−2
−クロル安息香酸のエチルエステルが一般的方法により
酢酸エチル層から回収される。エステルの塩基性加水分
解は目的の中間体酸を生じる。
【0025】反応ステップ(G)において、反応(F)
で合成された3−(C1−C4−アルコキシ)−4−(C
1−C4−アルキルスルフォニル)−2−クロル安息香酸
とジ−C1−C2−アルキルサルフェート(R”)2SO4
のモル量が炭酸カリの3モルと共にジメチルホルムアミ
ドのような適した溶媒中で0.5−1.5時間、室温で
攪拌され、出発物質3置換安息香酸のアルキルエステル
を生成する。ついで、C1−C4アルキルメルカプタン
(R'''SH)の2モルが反応混合物に添加され、数日
間室温で攪拌される。そこでエステルの4−(C1−C4
−アルキルスルフォニル)基がC1−C4アルキルメルカ
プタン群と置換される。反応混合物はメチレンクロライ
ドと水の間に分配され、メチレンクロライドは真空下に
濃縮され、目的の安息香酸の粗エステルを生じる。エス
テルの塩基性加水分解後、目的の3−(C1−C4−アル
コキシ)−4−(C1−C4−アルキルチオ)−2−クロ
ル安息香酸がえられる。
で合成された3−(C1−C4−アルコキシ)−4−(C
1−C4−アルキルスルフォニル)−2−クロル安息香酸
とジ−C1−C2−アルキルサルフェート(R”)2SO4
のモル量が炭酸カリの3モルと共にジメチルホルムアミ
ドのような適した溶媒中で0.5−1.5時間、室温で
攪拌され、出発物質3置換安息香酸のアルキルエステル
を生成する。ついで、C1−C4アルキルメルカプタン
(R'''SH)の2モルが反応混合物に添加され、数日
間室温で攪拌される。そこでエステルの4−(C1−C4
−アルキルスルフォニル)基がC1−C4アルキルメルカ
プタン群と置換される。反応混合物はメチレンクロライ
ドと水の間に分配され、メチレンクロライドは真空下に
濃縮され、目的の安息香酸の粗エステルを生じる。エス
テルの塩基性加水分解後、目的の3−(C1−C4−アル
コキシ)−4−(C1−C4−アルキルチオ)−2−クロ
ル安息香酸がえられる。
【0026】反応ステップ(H)で、(反応ステップ
(D)でえられた)4−(C1−C4−アルキルスルフォ
ニル)−2,3−ジクロル安息香酸のモル量と、苛性ソ
ーダ5モルとC1−C4アルキルメルカプタン(R’S
H)の4モルが水中で24時間還流下に加熱される。冷
却後、反応混合物は濃塩酸で酸性にされ、メチレンクロ
ライドで抽出される。2層が生じ分離される。メチレン
クロライド層は硫酸マグネシウムで乾燥される。メチレ
ンクロライドは真空下にストリップされ、新規中間体4
−(C1−C4−アルキルスルフォニル)−3−(C1−
C4−アルキルチオ)−2−クロル安息香酸と新規中間
体3,4−ビス(−C1−C4−アルキルチオ)−2−ク
ロル安息香酸の混合物を与える。2安息香酸はクリント
ンとラスコウスキイ(Clinton and Laskowski), J. Ame
r. Chem. Soc., 70,3135(1948)に詳述さ
れた処置により、エチレンジクロライド溶媒中でメタノ
ールと硫酸でメチルエステルにエステル化される。それ
からエステルは標準のクロマトグラフ法により分離され
る。分離されたエステルの塩基性加水分解は目的の酸を
与える。最初の酸、4−(C1−C4−アルキルスルフォ
ニル)−3−(C1−C4−アルキルチオ)−2−クロル
安息香酸がより多量えられる。
(D)でえられた)4−(C1−C4−アルキルスルフォ
ニル)−2,3−ジクロル安息香酸のモル量と、苛性ソ
ーダ5モルとC1−C4アルキルメルカプタン(R’S
H)の4モルが水中で24時間還流下に加熱される。冷
却後、反応混合物は濃塩酸で酸性にされ、メチレンクロ
ライドで抽出される。2層が生じ分離される。メチレン
クロライド層は硫酸マグネシウムで乾燥される。メチレ
ンクロライドは真空下にストリップされ、新規中間体4
−(C1−C4−アルキルスルフォニル)−3−(C1−
C4−アルキルチオ)−2−クロル安息香酸と新規中間
体3,4−ビス(−C1−C4−アルキルチオ)−2−ク
ロル安息香酸の混合物を与える。2安息香酸はクリント
ンとラスコウスキイ(Clinton and Laskowski), J. Ame
r. Chem. Soc., 70,3135(1948)に詳述さ
れた処置により、エチレンジクロライド溶媒中でメタノ
ールと硫酸でメチルエステルにエステル化される。それ
からエステルは標準のクロマトグラフ法により分離され
る。分離されたエステルの塩基性加水分解は目的の酸を
与える。最初の酸、4−(C1−C4−アルキルスルフォ
ニル)−3−(C1−C4−アルキルチオ)−2−クロル
安息香酸がより多量えられる。
【0027】反応ステップ(I)において、反応(H)
で合成された3−(C1−C4−アルキルチオ)−4−
(C1−C4−アルキルスルフォニル)−2−クロル安息
香酸とジアルキルサルフェイト (R”)2SO4のモル量が炭酸カリの3モルと共に、ジ
メチルホルムアミドのような適当な溶媒中で、0.5−
1.5時間室温で攪拌され、出発物質3置換安息香酸の
エチルエステルを生成する。次にC1−C4アルキルメル
カプタン(R'''SH)の2モルが反応混合物に加えら
れ、数日間室温で攪拌される、そこでエステルの4−
(C1−C4−アルキルスルフォニル)基がC1−C4−ア
ルキルメルカプタン基と置換される。反応混合物はメチ
レンクロライドと水の間に分配される。メチレンクロラ
イドは真空下に濃縮され、目的の安息香酸の粗エステル
をえる。エステルの塩基性加水分解後、目的の3−(C
1−C4−アルキルチオ)−4−(C1−C4−アルキルチ
オ)−2−クロル安息香酸がえられる。
で合成された3−(C1−C4−アルキルチオ)−4−
(C1−C4−アルキルスルフォニル)−2−クロル安息
香酸とジアルキルサルフェイト (R”)2SO4のモル量が炭酸カリの3モルと共に、ジ
メチルホルムアミドのような適当な溶媒中で、0.5−
1.5時間室温で攪拌され、出発物質3置換安息香酸の
エチルエステルを生成する。次にC1−C4アルキルメル
カプタン(R'''SH)の2モルが反応混合物に加えら
れ、数日間室温で攪拌される、そこでエステルの4−
(C1−C4−アルキルスルフォニル)基がC1−C4−ア
ルキルメルカプタン基と置換される。反応混合物はメチ
レンクロライドと水の間に分配される。メチレンクロラ
イドは真空下に濃縮され、目的の安息香酸の粗エステル
をえる。エステルの塩基性加水分解後、目的の3−(C
1−C4−アルキルチオ)−4−(C1−C4−アルキルチ
オ)−2−クロル安息香酸がえられる。
【0028】
【実施例】例の次の系列は本願発明の代表的化合物の合
成を示している。例と表の全化合物の構造は核磁気共鳴
(nmr)、赤外分光(ir)、質量分析(ms)によ
り証明された。
成を示している。例と表の全化合物の構造は核磁気共鳴
(nmr)、赤外分光(ir)、質量分析(ms)によ
り証明された。
【0029】例1. 2,3−ジクロル−4−エチルチ
オ−アセトフェノン
オ−アセトフェノン
【0030】
【化10】
【0031】メチレンクロライド500mlにエチルチ
オ−2,3−ジクロルベンゼン0.5モルとアセチルク
ロライド78.5g(1.0モル)をとかした溶液に5
℃で塩化アルミニウム(133.5g、1.0モル)を
1.0時間にわたり少量づつ加え、反応は室温に温めら
れた、それからゆっくりと2N−塩酸と氷の混合物に反
応物が注入された。層が分離され、メチレンクロライド
層は5%NaOH、水で洗滌された。硫酸マグネシウム
で乾燥後、メチレンクロライドは真空下に除却し、融点
53−55℃の黄かっ色の固体としてアセトフェノン
(114g、90%)をえた。
オ−2,3−ジクロルベンゼン0.5モルとアセチルク
ロライド78.5g(1.0モル)をとかした溶液に5
℃で塩化アルミニウム(133.5g、1.0モル)を
1.0時間にわたり少量づつ加え、反応は室温に温めら
れた、それからゆっくりと2N−塩酸と氷の混合物に反
応物が注入された。層が分離され、メチレンクロライド
層は5%NaOH、水で洗滌された。硫酸マグネシウム
で乾燥後、メチレンクロライドは真空下に除却し、融点
53−55℃の黄かっ色の固体としてアセトフェノン
(114g、90%)をえた。
【0032】例1に記された同じ処置により別の化合物
が作られ、表−1に示されている。
が作られ、表−1に示されている。
【0033】
【表1】
【0034】例2. 2,3−ジクロル−4−エチルチ
オ安息香酸
オ安息香酸
【0035】
【化11】
【0036】例1で合成された4−エチルチオ−2,3
−ジクロルアセトフェノンがエル・シ・キング(L.C. Ki
ng), J. Amer. Chem. Soc., 66,894(1944)
により記された方法でヨウ素−ピリジン、苛性ソーダを
使って対応する酸に酸化された。融点204−206
℃。
−ジクロルアセトフェノンがエル・シ・キング(L.C. Ki
ng), J. Amer. Chem. Soc., 66,894(1944)
により記された方法でヨウ素−ピリジン、苛性ソーダを
使って対応する酸に酸化された。融点204−206
℃。
【0037】例2に記されたと同じ処置により別の化合
物が合成され、表−2に示されている。
物が合成され、表−2に示されている。
【0038】
【表2】
【0039】例3. 4−エチルスルフォニル−2,3
−ジクロル安息香酸
−ジクロル安息香酸
【0040】
【化12】
【0041】例1で合成された4−エチルチオ−2,3
−ジクロルアセトフェノン(0.25モル)、ジオキサ
ン(200ml)、5%次亜塩素ソーダ(1860m
l、1.25モル)のはげしく攪拌された混合物が徐々
に80℃に熱せられ、発熱反応を生じた。発熱(80−
100℃)が静まったあと、反応混合物は冷却され、濃
塩酸で酸性にされた。生じた沈澱をろ過して融点170
−172℃の目的の酸をえた。
−ジクロルアセトフェノン(0.25モル)、ジオキサ
ン(200ml)、5%次亜塩素ソーダ(1860m
l、1.25モル)のはげしく攪拌された混合物が徐々
に80℃に熱せられ、発熱反応を生じた。発熱(80−
100℃)が静まったあと、反応混合物は冷却され、濃
塩酸で酸性にされた。生じた沈澱をろ過して融点170
−172℃の目的の酸をえた。
【0042】例3に記した同じ方法で別の化合物が合成
され、表−3に示されている。
され、表−3に示されている。
【0043】
【表3】
【0044】例4. 2−クロル−4−エチルスルフォ
ニル−3−ハイドロキシ安息香酸
ニル−3−ハイドロキシ安息香酸
【0045】
【化13】
【0046】例3で合成された4−エチルスルフォニル
−2,3−ジクロル安息香酸(0.35モル)を20%
苛性ソーダ500mlにとかした溶液が7時間還流下に
加熱された。冷却後、水溶液は濃塩酸で酸性にされ、酢
酸エチルで2回抽出された。酢酸エチル抽出液は合せら
れ、硫酸マグネシウムで乾燥され、真空下に濃縮され、
粗製の酸をえた。酢酸エチルで粗製の酸を再結晶し、白
色結晶、融点188−192℃の目的の純粋な酸をえ
た。
−2,3−ジクロル安息香酸(0.35モル)を20%
苛性ソーダ500mlにとかした溶液が7時間還流下に
加熱された。冷却後、水溶液は濃塩酸で酸性にされ、酢
酸エチルで2回抽出された。酢酸エチル抽出液は合せら
れ、硫酸マグネシウムで乾燥され、真空下に濃縮され、
粗製の酸をえた。酢酸エチルで粗製の酸を再結晶し、白
色結晶、融点188−192℃の目的の純粋な酸をえ
た。
【0047】例4に記されたと同じ方法で別の化合物が
合成され、表−4に示されている。
合成され、表−4に示されている。
【0048】
【表4】
【0049】例5. 3−エトキシ−4−エチルスルフ
ォニル−2−クロル安息香酸
ォニル−2−クロル安息香酸
【0050】
【化14】
【0051】例4で合成された2−クロル−4−エチル
スルフォニル−3−ハイドロキシ安息香酸(0.075
モル)、ヨウ化エチル(0.5モル)、炭酸カリ(0.
1モル)のジメチルホルムアミド(150ml)におけ
る混合物が7時間90℃で加熱された。冷却後、反応混
合物は酢酸エチルと5%炭酸カリの間に分配された。そ
れから酢酸エチル層は塩水で洗浄され硫酸マグネシウム
で乾燥され、真空下に濃縮され、目的の安息香酸の粗エ
チルエステルをえた。エステルの酸への加水分解はエタ
ノール(100ml)中苛性ソーダ(0.1モル)のよ
うな塩基で、室温、16時間エステル(0.075モ
ル)を攪拌することにより達せられた。反応混合物は2
N−HClで酸性にされ、それからメチレンクロライド
と水の間に分配された。メチレンクロライド層は硫酸マ
グネシウムで乾燥され、真空で濃縮され、油状として酸
をえた。
スルフォニル−3−ハイドロキシ安息香酸(0.075
モル)、ヨウ化エチル(0.5モル)、炭酸カリ(0.
1モル)のジメチルホルムアミド(150ml)におけ
る混合物が7時間90℃で加熱された。冷却後、反応混
合物は酢酸エチルと5%炭酸カリの間に分配された。そ
れから酢酸エチル層は塩水で洗浄され硫酸マグネシウム
で乾燥され、真空下に濃縮され、目的の安息香酸の粗エ
チルエステルをえた。エステルの酸への加水分解はエタ
ノール(100ml)中苛性ソーダ(0.1モル)のよ
うな塩基で、室温、16時間エステル(0.075モ
ル)を攪拌することにより達せられた。反応混合物は2
N−HClで酸性にされ、それからメチレンクロライド
と水の間に分配された。メチレンクロライド層は硫酸マ
グネシウムで乾燥され、真空で濃縮され、油状として酸
をえた。
【0052】例5に記された同じ方法により別の化合物
が合成され、表−5に示されている。
が合成され、表−5に示されている。
【0053】
【表5】
【0054】例6. 3−アルコキシ−4−アルキルチ
オ−2−クロル安息香酸
オ−2−クロル安息香酸
【0055】
【化15】
【0056】3−エトキシ−4−エチルスルフォニル−
2−クロル安息香酸(0.1モル)、炭酸カリ(0.3
モル)、ジエチルサルフェト(0.1モル)、ジメチル
ホルムアミド(150ml)の混合物が室温で1時間エ
チルエステルをえるため攪拌された。それからエチル−
メルカプタン(0.2モル)が加えられ、反応混合物は
4日室温で攪拌され、4−エチルスルフォニル基を4−
エチルチオ基で置換した。反応混合物はメチレンクロラ
イドと水の間で分配され、メチレンクロライド層は真空
下に濃縮され、粗生成物エステルをえた。エステルの酸
への加水分解は16時間室温でエタノール(100m
l)中苛性ソーダ(0.1モル)のような塩基とエステ
ル(0.1モル)を攪拌することにより達成された。反
応混合物は2N−HClで酸性にされ、メチレンクロラ
イドと水の間に分配された。メチレンクロライド層は硫
酸マグネシウムで乾燥され、真空下に濃縮され、酸をえ
た。融点116−120℃。
2−クロル安息香酸(0.1モル)、炭酸カリ(0.3
モル)、ジエチルサルフェト(0.1モル)、ジメチル
ホルムアミド(150ml)の混合物が室温で1時間エ
チルエステルをえるため攪拌された。それからエチル−
メルカプタン(0.2モル)が加えられ、反応混合物は
4日室温で攪拌され、4−エチルスルフォニル基を4−
エチルチオ基で置換した。反応混合物はメチレンクロラ
イドと水の間で分配され、メチレンクロライド層は真空
下に濃縮され、粗生成物エステルをえた。エステルの酸
への加水分解は16時間室温でエタノール(100m
l)中苛性ソーダ(0.1モル)のような塩基とエステ
ル(0.1モル)を攪拌することにより達成された。反
応混合物は2N−HClで酸性にされ、メチレンクロラ
イドと水の間に分配された。メチレンクロライド層は硫
酸マグネシウムで乾燥され、真空下に濃縮され、酸をえ
た。融点116−120℃。
【0057】例7. 4−エチルスルフォニル−3−エ
チルチオ−2−クロル安息香酸と3,4−ビス−エチル
チオ−2−クロル安息香酸
チルチオ−2−クロル安息香酸と3,4−ビス−エチル
チオ−2−クロル安息香酸
【0058】
【化16】
【0059】と
【0060】
【化17】
【0061】例3で合成された4−エチルスルフォニル
−2,3−ジクロル安息香酸(0.2モル)、エチルメ
ルカプタン(0.8モル)、苛性ソーダ(1モル)の水
(300ml)における溶液が24時間還流下に加熱さ
れた。冷却後、反応混合物は濃塩酸で酸性にされ、メチ
レンクロライドで抽出された。水層とメチレンクロライ
ド層は分離され、メチレンクロライド層は硫酸マグネシ
ウムで乾燥された。メチレンクロライドの真空下での蒸
発は酸の混合物を与えた。酸の混合物はクリントン及び
ラウコウスキイ(Clinton and Lawkowski) J. Amer. Che
m. Soc., 70,3135(1948)の方法によりエ
チレンジクロライド中メタノールと硫酸でメチルエステ
ルにエステル化された。それからエステルは標準のクロ
マトグラフ技術により分離された。各メチルエステルの
塩基性加水分解は3,4−ビス−エチルチオ−2−クロ
ル安息香酸、融点73−75℃、と2−クロル−4−エ
チルスルフォニル−3−エチルチオ−安息香酸油状を与
えた。
−2,3−ジクロル安息香酸(0.2モル)、エチルメ
ルカプタン(0.8モル)、苛性ソーダ(1モル)の水
(300ml)における溶液が24時間還流下に加熱さ
れた。冷却後、反応混合物は濃塩酸で酸性にされ、メチ
レンクロライドで抽出された。水層とメチレンクロライ
ド層は分離され、メチレンクロライド層は硫酸マグネシ
ウムで乾燥された。メチレンクロライドの真空下での蒸
発は酸の混合物を与えた。酸の混合物はクリントン及び
ラウコウスキイ(Clinton and Lawkowski) J. Amer. Che
m. Soc., 70,3135(1948)の方法によりエ
チレンジクロライド中メタノールと硫酸でメチルエステ
ルにエステル化された。それからエステルは標準のクロ
マトグラフ技術により分離された。各メチルエステルの
塩基性加水分解は3,4−ビス−エチルチオ−2−クロ
ル安息香酸、融点73−75℃、と2−クロル−4−エ
チルスルフォニル−3−エチルチオ−安息香酸油状を与
えた。
【0062】例7に記されたと同じ方法で別の化合物が
合成され、表−6、7に示されている。
合成され、表−6、7に示されている。
【0063】
【表6】
【0064】
【表7】
【0065】本願発明の中間体安息香酸は次の2反応に
より容易にそれぞれの酸クロライドとそれから酸シアナ
イドに変換されえる。まず、メチレンクロライドのよう
な適切な溶媒中でオギザリルクロライドのモル量が20
−40℃、1〜4時間、次の反応式に従って中間体酸の
モル量と加熱される。
より容易にそれぞれの酸クロライドとそれから酸シアナ
イドに変換されえる。まず、メチレンクロライドのよう
な適切な溶媒中でオギザリルクロライドのモル量が20
−40℃、1〜4時間、次の反応式に従って中間体酸の
モル量と加熱される。
【0066】
【化18】
【0067】対応する安息香酸シアナイドは次の反応に
従い1〜2時間、150−220℃の温度でシアン化第
一銅との反応により安息香酸クロライドから容易に合成
されえる。
従い1〜2時間、150−220℃の温度でシアン化第
一銅との反応により安息香酸クロライドから容易に合成
されえる。
【0068】
【化19】
【0069】上に記した酸クロライドは1,3−シクロ
ヘキサンジオンと反応して、次の2−ステップ反応によ
り上に記した除草剤2,3,4−トリ置換ベンゾイル−
1,3−シクロヘキサンジオンを生成する:
ヘキサンジオンと反応して、次の2−ステップ反応によ
り上に記した除草剤2,3,4−トリ置換ベンゾイル−
1,3−シクロヘキサンジオンを生成する:
【0070】
【化20】
【0071】一般に、ステップ(1)で、ジオンと置換
ベンゾイルクロライドのモル量がトリエチルアミンの僅
かなモル過剰と共に使用される。2反応物はメチレンク
ロライドのような溶媒中で結合される。トリエチルアミ
ンは冷却下反応混合物に徐々に加えられる。混合物は室
温で数時間攪拌される。
ベンゾイルクロライドのモル量がトリエチルアミンの僅
かなモル過剰と共に使用される。2反応物はメチレンク
ロライドのような溶媒中で結合される。トリエチルアミ
ンは冷却下反応混合物に徐々に加えられる。混合物は室
温で数時間攪拌される。
【0072】反応生成物は在来の技術によりつくり出さ
れる。
れる。
【0073】
【化21】
【0074】一般に、ステップ(2)で、エチルエステ
ル中間体のモルは、トリエチルアミンの1から4モル
と、好ましくはトリエチルアミンの2モルとシアナイド
源(例えば、シアンカリ又はアセトシアンヒドリン)の
0.5モルまで、好ましくは0.1モルと反応される。
混合物は反応器で、室温、約1時間攪拌され、目的の生
成物は在来の技術で回収される。
ル中間体のモルは、トリエチルアミンの1から4モル
と、好ましくはトリエチルアミンの2モルとシアナイド
源(例えば、シアンカリ又はアセトシアンヒドリン)の
0.5モルまで、好ましくは0.1モルと反応される。
混合物は反応器で、室温、約1時間攪拌され、目的の生
成物は在来の技術で回収される。
【0075】
【図1】図1は本願発明の系列反応を化学式で示した大
要図である。
要図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 319/20
Claims (2)
- 【請求項1】 構造式 【化1】 を有する化合物、こゝで、R6は塩素、C1−C4のアル
コキシ或はC1−C4のアルキルチオ基;nは0又は2の
整数;R7はC1−C4のアルキル基である。 - 【請求項2】 構造式 【化2】 を有する化合物、こゝで、R6は塩素原子、C1−C4の
アルコキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、或は水酸基
であり;nは0又は2の整数;R7はC1−C4のアルキ
ル基である。但しR6が水酸基であるときはnは2であ
る、を酸クロライド化して、構造式 【化3】 を有する化合物、こゝで、R6は塩素、C1−C4のアル
コキシ或はC1−C4のアルキルチオ基で;nは0又は2
の整数;R7はC1−C4のアルキル基である、を得、次
いで該化合物を酸シアナイド化して、構造式 【化4】 を有する化合物を製造する方法、こゝで、R6は塩素、
C1−C4のアルコキシ或はC1−C4のアルキルチオ基
で;nは0又は2の整数;R7はC1−C4のアルキル基
である。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/709,006 US4898973A (en) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US709,006 | 1991-05-31 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61047467A Division JPH0660158B2 (ja) | 1985-03-07 | 1986-03-06 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748342A true JPH0748342A (ja) | 1995-02-21 |
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ID=24848089
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61047467A Expired - Lifetime JPH0660158B2 (ja) | 1985-03-07 | 1986-03-06 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
JP5300687A Expired - Lifetime JPH0688964B2 (ja) | 1985-03-07 | 1993-11-30 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
JP5300688A Pending JPH0748342A (ja) | 1985-03-07 | 1993-11-30 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61047467A Expired - Lifetime JPH0660158B2 (ja) | 1985-03-07 | 1986-03-06 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
JP5300687A Expired - Lifetime JPH0688964B2 (ja) | 1985-03-07 | 1993-11-30 | 3つの置換基を有する安息香酸中間体 |
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BG (1) | BG46455A3 (ja) |
BR (1) | BR8601007A (ja) |
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DD (1) | DD247216A5 (ja) |
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ZW (1) | ZW5686A1 (ja) |
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KR0149499B1 (ko) * | 1988-11-18 | 1998-10-15 | 디렉 콘스웨이트 | 삼중치환 벤조산 중간체 |
US5047572A (en) * | 1988-11-18 | 1991-09-10 | Ici Americas Inc. | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US5001256A (en) * | 1988-11-18 | 1991-03-19 | Ici Americas Inc. | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US5075497A (en) * | 1988-11-18 | 1991-12-24 | Ici Americas, Inc. | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US5068423A (en) * | 1988-11-18 | 1991-11-26 | Ici Americas Inc. | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US5073642A (en) * | 1988-11-18 | 1991-12-17 | Ici Americas Inc. | Trisubstituted benzoic acid intermediates |
US5153357A (en) * | 1991-02-04 | 1992-10-06 | Imperical Chemical Industries Plc | Preparation of trisubstituted benzoic acids and intermediates |
US5101065A (en) * | 1991-02-04 | 1992-03-31 | Imperial Chemical Industries Plc | Acetophenone intermediates |
JPH05170730A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-09 | Nippon Soda Co Ltd | 新規な中間体化合物及びその製法 |
DE59605056D1 (de) * | 1995-02-24 | 2000-05-31 | Basf Ag | Phenyldiketon-derivate als herbizide |
WO1996026200A1 (de) * | 1995-02-24 | 1996-08-29 | Basf Aktiengesellschaft | Herbizide benzoylderivate |
HUP9900965A3 (en) | 1996-02-01 | 2000-11-28 | Rhone Poulenc Agrochimie | Process for the preparation of 1-cyclopropyl-3-(substituted phenyl)-propane-1,3-dione derivatives and their intermediates and the intermediates |
US6211403B1 (en) | 1997-03-24 | 2001-04-03 | Dow Agrosciences Llc | Process for preparing 2-chloro-3-alkoxy-4-alkylsulfonyl-benzoic acids and esters |
ZA982449B (en) * | 1997-03-24 | 1999-09-23 | Dow Agrosciences Llc | Process for preparing 1-Alkyl-4-(2-chloro-3-alkoxy-4-alkylsulfonylbenzoyl)-5-hydroxypyrazole and related compounds. |
WO2000003988A1 (fr) * | 1998-07-14 | 2000-01-27 | Nippon Soda Co., Ltd. | Nouveaux derives de l'acide benzoique et procedes de preparation associes |
JP4592129B2 (ja) * | 1998-07-14 | 2010-12-01 | 日本曹達株式会社 | 新規な安息香酸誘導体及びその製造法 |
AR056889A1 (es) | 2005-12-15 | 2007-10-31 | Ishihara Sangyo Kaisha | Compuestos benzoilpirazol y herbicidas que los contienen |
CN101691347A (zh) * | 2009-09-28 | 2010-04-07 | 唐保清 | 对三氟甲硫基苯甲酰氯的制备工艺 |
DE102017010478A1 (de) * | 2016-12-02 | 2018-06-07 | Merck Patent Gmbh | Thioether-Verbindungen |
CN113387942A (zh) | 2020-03-13 | 2021-09-14 | 沈阳中化农药化工研发有限公司 | 一种吡唑羧酸酯类化合物及其应用 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3663615A (en) * | 1970-03-02 | 1972-05-16 | Merck & Co Inc | Nuclear sulfamoyl n-organosulfonyl benzamides |
BE793689A (fr) * | 1972-07-19 | 1973-05-02 | Renfag Sa | Procede de preparation d'acides 2-alcoxy-5-alcoysulfonylbenzoique |
US4350705A (en) * | 1979-03-31 | 1982-09-21 | Eisai Co., Ltd. | Cyclohexane derivatives, process for preparation thereof and medicines containing these cyclohexane derivatives |
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