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JPH0747062A - Ct装置 - Google Patents

Ct装置

Info

Publication number
JPH0747062A
JPH0747062A JP5194542A JP19454293A JPH0747062A JP H0747062 A JPH0747062 A JP H0747062A JP 5194542 A JP5194542 A JP 5194542A JP 19454293 A JP19454293 A JP 19454293A JP H0747062 A JPH0747062 A JP H0747062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
scanner
subject
light
vertical direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5194542A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Matsui
伸彦 松井
Mikio Mochitate
幹雄 持立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP5194542A priority Critical patent/JPH0747062A/ja
Publication of JPH0747062A publication Critical patent/JPH0747062A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が何ら位置決め作業をすることなく、
被検体をスキャナの開口部上下方向中央へ位置決め可能
として、見やすい画像を得るための操作性を向上する。 【構成】 スキャナ開口部71を挟んだ、開口部上下方
向所定位置に対向配置された投,受光器61,62と、
テーブル71上の被検体63の上下方向寸法hを前記
投,受光器の受光器62からの出力信号などを用いて算
出し、被検体がスキャナ開口部上下方向中央へ位置決め
させるための被検体移動量yを演算する演算手段23
と、被検体移動量y分だけ被検体を寝載しているテーブ
ルを昇降移動させるテーブル駆動手段20とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナの開口部内の
中央位置に被検体を自動位置決めできるCT装置に関す
るものである。
【0002】なお、本明細書において、スキャナの開口
部(又はスキャナ開口部)とは、その開口部の正面図
(二次元平面)上に位置する見かけ上の開口部をいう。
すなわち、これを側面から見た場合、実際のスキャナ開
口部からその軸方向に開口部外方側に所定距離ずれた、
スキャナ開口部進入前の被検体位置決め箇所におけるス
キャナ開口部対応部分をいう(図1,図2参照)。
【0003】
【従来の技術】CT装置、例えばX線CT装置は、被検
体がスキャナの開口部(トンネルカバー)内のどこに位
置付けられた場合でも、正しい再構成画像が得られる。
しかし、CRTなどのディスプレイ装置の画面上あるい
は撮影済みフィルム上では、スキャナの開口部内での位
置ずれがそのまま反映された画像となる。すなわち、開
口部中央からずれた位置で計測されたときには、ずれた
表示画像ないしフィルム画像となり、見づらい画像とな
る。特に、複数の画像を次々と観察する場合に、各々の
画像がばらばらの位置にあると著しく見づらくなる。
【0004】そこで通常は、被検体をスキャナの開口部
の中央部(特に開口部上下方向の中央部)に位置付けし
た後に撮影を行っているが、従来、その位置決めは、操
作者が、例えばスキャナスタンドに設けられたポジショ
ニングライトの被検体への投光位置を見ながら被検体を
寝載しているテーブルの高さを微調整して行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、スキャナの開口部上下方向中央への被検体の位置
決めは、操作者がテーブルの高さを微調整することによ
り行うものであったため、操作性が著しく低いという問
題点があった。
【0006】本発明の目的は、操作者が何らテーブル高
さ調整をすることなく、被検体をスキャナの開口部上下
方向中央へ位置決めできる極めて操作性に優れたCT装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、スキャナの
開口部を挟んだ、その開口部上下方向所定位置に対向配
置された投,受光器と、前記開口部に挿入された後、上
下方向に一定速度で移動されるテーブル上の被検体の上
下方向寸法を前記投,受光器の受光器からの出力信号を
用いて算出し、その寸法の1/2の位置を前記開口部の
上下方向中央位置に一致させるための被検体移動量を演
算する演算手段と、この演算手段による前記被検体移動
量分だけ前記被検体を寝載しているテーブルを昇降移動
させるテーブル駆動手段とを設けることにより達成され
る。
【0008】
【作用】受光器は、投光器からの光が入射しているか否
かによって異なる信号を出力するもので、したがって、
スキャナの開口部に被検体が存在するか否かによって異
なる信号を出力する。一方、被検体を寝載しているテー
ブルは一定速度で昇降移動する。したがって、被検体の
上下方向(高さ)寸法は前記投,受光器の受光器からの
出力信号により以下のように算出される。
【0009】すなわち、図5に示すように、正対する投
光器61と受光器62の間を被検体63が一定速度Vで
上昇中であるとし、被検体63の上端部で投光器61の
光が遮られた時点をT1、その後に被検体63の下端部
が投光器61の光の通路を通過した時点をT2とする
と、時間(T2−T1)を知ることにより移動速度V(既
知)から被検体63上下方向(高さ)寸法hが算出され
る。すなわち、 h=V(T2−T1) ……(1) で被検体63上下方向(高さ)寸法hが求まる。
【0010】次に、スキャナ開口部の上下方向中央への
被検体位置決めのための被検体63(テーブル)昇降移
動量(被検体63の最低高さH0(これはテーブルの最
低高さ設計によるので既知である)からの移動量)y
は、以下のように算出される。
【0011】すなわち、図6に示すように、スキャナ開
口部71の下端72から上下方向中心73までの距離を
D、被検体63上下方向(高さ)寸法をh(上式(1)
から算出済み)とすると、 y=D−(1/2)h ……(2) で求まる。
【0012】演算手段64(図5参照)は、これらの式
(1),(2)から被検体移動量yを演算する。テーブ
ル駆動手段は、演算手段64による前記被検体移動量分
だけ被検体63を寝載しているテーブル74を昇降移動
させる。
【0013】これにより、操作者が何らテーブル高さ調
整をすることなく、被検体63はスキャナの開口部上下
方向中央へ位置決めされることになる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明によるCT装置の一実施例を示す図
で、(a)は側面図、(b)は正面図、図2は図1
(b)中のパネル部分を取り出して示す図、図3は図1
に示す本発明装置のブロック図である。
【0015】これらの図において、11はスキャナ、1
2,13はスキャナ11を両側から保持するスタンド、
14,15はスタンド12,13に設けられた投光器カ
バー、16,17は投光器カバー14,15内に設けら
れたポジショニングライト、18はスキャナ11の開口
部上方に設けられたパネル、19は同じく表示器であ
る。上記パネル18は、図2に示すように、テーブル上
昇釦18a、テーブル下降釦18b、自動位置決め釦1
8cなどの操作釦(スイッチ)を備えてなる。
【0016】20はテーブル71を昇降移動させるテー
ブル駆動装置、21はポテンショメータからなる位置セ
ンサである。22は位置センサ21からの信号を受けて
被検体63(テーブル74)上下方向位置(高さ)を計
測し、後述制御装置及び前記表示器19に与える計測装
置である。
【0017】23はCT装置各部の制御装置である。こ
の場合、制御装置23は、上記計測装置22からの被検
体(テーブル)高さ(=H0+h)及び、タイマ(図示
せず)の出力信号、予めメモリ(図示せず)に記憶され
たテーブル移動速度V、被検体(テーブル)最低高さH
0、スキャナ開口部71の下端72から上下方向中心7
3までの距離D、更に受光器62の出力信号が与えられ
て、上式(1),(2)により被検体移動量yを演算す
る演算手段を備えてなる。その他、61〜63、71〜
74は各々図5,図6と同様である。
【0018】なお、投,受光器61,62は、ここでは
赤外線投,受光器61,62が用いられ、また、ポジシ
ョニングライト16,17と同様に光軸がCT装置設置
床面に水平となるように設けられ、かつ光軸がスキャナ
11の開口部上下方向中心を通るポジショニングライト
16,17より下方に配置されている。
【0019】ここで、被検体移動量yの演算に用いられ
るセンサ21及び受光器62の自動位置決め動作時にお
ける出力信号の関係を示せば図4の通りである。
【0020】次に、上述本発明装置における自動位置決
め動作について説明する。パネル18のテーブル上昇釦
18aを押すとテーブル駆動装置20が作動してテーブ
ル74は上昇し、テーブル下降釦18bを押すとテーブ
ル駆動装置20が作動してテーブル74は下降する。従
来装置にあっては、操作者が、ポジショニングライト1
6,17の被検体63への投光位置を見ながらテーブル
上昇釦18a,テーブル下降釦18bを押し、テーブル
74の高さを微調整して位置決めを行っていたが、本発
明装置においては、まず、パネル18の自動位置決め釦
18cを押す。
【0021】自動位置決め釦18cを押すと、テーブル
駆動装置20の作動を介してテーブル74は例えば最低
高さH0(図4の例では300mm)から上昇する。上
昇中、計測装置22は、計測値(被検体(テーブル)高
さ)を表示器19及び制御装置23に与え、表示器19
はこれによりその時々の被検体(テーブル)高さを表示
する。
【0022】被検体63が投光器61から受光器62へ
の光線を遮断し始めた時点T1と、同光線の遮断が止ん
だ(被検体63が通過した)時点T2は、受光器62の
出力信号とタイマ(図示せず)の出力信号とで計測さ
れ、これらT1,T2と、前記メモリ(図示せず)に記憶
されたテーブル移動速度V、被検体(テーブル)最低高
さH0、スキャナ開口部71の下端72から上下方向中
心73までの距離Dが制御装置23の演算手段に与えら
れ、上式(1),(2)により被検体移動量yが演算さ
れる。
【0023】被検体移動量yが演算されると、制御装置
23からその被検体移動量yがテーブル駆動装置20に
与えられ、テーブル駆動装置20はその被検体移動量y
分だけ被検体63を寝載しているテーブル74を昇降移
動させる。
【0024】これにより、被検体63の上下方向(高
さ)寸法の1/2の位置がスキャナ開口部71の上下方
向中央位置73に一致される、すなわち、被検体63が
スキャナ11の開口部上下方向中央へ位置決めされるこ
とになる。
【0025】なお、上述実施例では、制御装置23中の
演算手段と同制御装置23中のメモリ(図示せず)に格
納された演算プログラムを用いて上式(1),(2)の
演算(被検体移動量yの演算)を行ったが、この演算
を、制御装置23とは別個の専用演算回路で演算プログ
ラムを用いて、あるいは用いずに行うようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作者が何らテーブル高さ調整をすることなく、被検体を
スキャナの開口部上下方向中央へ位置決めできるもの
で、見やすい画像が極めて操作性よく得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す図である。
【図2】図1中のパネル部分を取り出して示す図であ
る。
【図3】図1に示す本発明装置のブロック図である。
【図4】位置センサ及び受光器の自動位置決め動作時に
おける出力信号の関係を示す図である。
【図5】被検体の上下方向寸法算出の説明図である。
【図6】被検体をスキャナ開口部上下方向中央へ位置決
めするための被検体移動量算出の説明図である。
【符号の説明】
11 スキャナ、 12,13 スタンド 14,15 投光器カバー 16,17 ポジショニングライト 18 パネル 19 表示器 20 テーブル駆動装置 21 位置センサ 22 計測装置 23 制御装置(演算手段) 61 赤外線投光器 62 赤外線受光器 63 被検体 71 スキャナ開口部 72 スキャナ開口部下端 73 スキャナ開口部上下方向中心 74 テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナの開口部を挟んだ、その開口部
    上下方向所定位置に対向配置された投,受光器と、前記
    開口部に挿入された後、上下方向に一定速度で移動され
    るテーブル上の被検体の上下方向寸法を前記投,受光器
    の受光器からの出力信号を用いて算出し、その寸法の1
    /2の位置を前記開口部の上下方向中央位置に一致させ
    るための被検体移動量を演算する演算手段と、この演算
    手段による前記被検体移動量分だけ前記被検体を寝載し
    ているテーブルを昇降移動させるテーブル駆動手段とを
    具備することを特徴とするCT装置。
JP5194542A 1993-08-05 1993-08-05 Ct装置 Pending JPH0747062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5194542A JPH0747062A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 Ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5194542A JPH0747062A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 Ct装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747062A true JPH0747062A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16326269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5194542A Pending JPH0747062A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 Ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254445A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254445A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像診断装置

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