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JPH0747827Y2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

Info

Publication number
JPH0747827Y2
JPH0747827Y2 JP1987096142U JP9614287U JPH0747827Y2 JP H0747827 Y2 JPH0747827 Y2 JP H0747827Y2 JP 1987096142 U JP1987096142 U JP 1987096142U JP 9614287 U JP9614287 U JP 9614287U JP H0747827 Y2 JPH0747827 Y2 JP H0747827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
socket
contact pin
base
lead terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987096142U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641489U (ja
Inventor
正美 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I Pex Inc
Original Assignee
Dai Ichi Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Seiko Co Ltd filed Critical Dai Ichi Seiko Co Ltd
Priority to JP1987096142U priority Critical patent/JPH0747827Y2/ja
Publication of JPS641489U publication Critical patent/JPS641489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0747827Y2 publication Critical patent/JPH0747827Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はICソケットに関する。
(従来の技術) 従来のICソケットで、特にICのリード端子が平面上に配
置されているものに使用するICソケットのコンタクトピ
ンは一般には所謂片持ち型のもので、その接触部は自由
端側にある。このためにICソケットのベースに挿入して
固定する脚部と上記接触部との間の部分の弾性によって
リード端子と接触部との間の接触圧を得ている。
しかし、載置して押し下げ、接触させるICパッケージの
押し下げストロークは小さいので、リード端子と接触部
との間の接触圧を大きく取ることが出来ない。
本出願人はこの問題を解決するために、実開昭60−5048
0号で上記接触圧を大きく取ることが可能なICソケット
を提案した。これは第5図、第6図及び第7図に示した
従来の改善されたICソケットの断面図及びコンタクトピ
ンの脚部の構成図のものである。
先ず、第5図について説明する。コンタクトピン23はば
ね材(板)を打ち抜き加工して製造したもので、湾曲部
23aの一端は曲折して脚部23cとなり、脚部23cの中間に
第7図示の係止片23dが突出して設けられてある。湾曲
部23aの他端は接触部23bとなっている。このコンタクト
ピン23をソケット本体21のベース21aに一定間隔で脚部2
3cを挿入すると、第7図示のように脚部23cから突出し
た係止片23dにより抜け止めされて固定される。このベ
ース21aをソケット本体21の下側から挿入してソケット
本体21とベース21aとをボルト、ナット等で固定する。
この時にコンタクトピン23の接触部23bの一部はソケッ
ト本体21の上面のICパッケージの載置孔21bの周辺部に
当接し、接触部23bの他の部分は載置孔21bに露出してい
る。この場合、接触部23bは載置孔21bの周辺部で押し下
げられるような形状に整形されているので、コンタクト
ピン23はその湾曲部23aの弾性によって付勢された状態
になっている。
従って、ICパッケージの載置しない状態でも既に付勢さ
れた状態にあるので、ICパッケージを載置し、一定のス
トロークだけ少し押し下げた状態でも充分な接触圧を得
ることが出来る。
第6図は他の実施例のもので、コンタクトピン23′の接
触部23b′は完全にソケット本体21′の載置孔21b′の内
部に露出し、接触部23b′の内側(接触部23b′と湾曲部
23a′との間)で載置孔21b′の周辺部に当接して湾曲部
23a′が付勢された状態となっている。その他は第5図
の場合と基本的には同じであるので説明は省略する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のような形状のコンタクトピン23(23′)は付勢さ
れた湾曲部は一個所のみであるので、ばね性が疲労し易
く、寿命が短かった。
また、板から打ち抜き加工するために、材料の使用効率
が悪く、コストメリットが少ない。
本考案は上述の問題を解決して、寿命が長く、安価なコ
ンタクトピンを持ったICソケットを提供することを目的
とする。
(問題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、ICパッケージPのリード
端子Lと接触するコンタクトピン15の位置を規制するた
めに一定間隔で列をなして挿通孔2aが穿設されたベース
2と、前記コンタクトピン15の並列配置をするために前
記挿通孔2aと同一間隔でこの挿通孔2aの位置からソケッ
トの内側に平行して開設された溝3aを有し、この溝3aで
左右方向を規制された前記コンタクトピン15同士の接触
を防ぐために前記コンタクトピン15同士の間に内側に突
設した仕切壁5を設けたカバー3とで前記コンタクトピ
ン15を挟持固定するソケット本体1と、前記リード端子
Lを押し下げて前記リード端子Lと前記コンタクトピン
15とを接触させるために押下体8とロックレバー13より
なる押し下げ手段とを備えたICソケットにおいて、前記
コンタクトピン15は断面が円形の丸棒を曲折した弾性金
属で構成され、ICソケットのベース2の挿通孔2aに挿入
された脚部15bの上端の第1の曲折部15cで直角に内側に
曲折され、前記溝3aと前記ベース2とで固定された直線
状のアーム部15dと、前記アーム部15dの先端の第2の曲
折部15eから上方向に山形の弧状に湾曲して突出し、前
記リード端子Lと接触する頂部の接触部15fと、この接
触部15fから更に延伸して前記ベース2と摺動可能に当
接するように先端部が下方向に谷形に弧状をなして湾曲
した当接部15gとからなり、前記接触部15fが前記押し下
げ手段によってリード端子Lを介して下方向に押圧され
ると、前記当接部15gが前記ベース2上を摺動して前記
弧状の接触部15fが弾性変形することにより、前記リー
ド端子Lと前記コンタクトピン15の接触部15fが電気的
に押圧摺動接触させるものである。
(作用) リード端子Lとの接触は接触部15fが従来のように浮き
上がり状態でなく、当接部15g、第二の曲折部15e、第一
の曲折部15c側の3点で保持され、第二の曲折部15e、接
触部15fの2個所の弾性変形で弾発力が得られるので、
強い接触圧が得られ、かつ上述のように弾性変形が2点
に分散されるので、コンタクトピン15の疲労変形が小さ
く、寿命が長い。
(実施例) 第1図、第2図は本考案のICソケットの要部断面図で、
第1図はICパッケージPを載置し、使用状態にロックし
た状態のもの、第2図はICパッケージPを載置し、押下
体8でICパッケージPを押し下げる直前の状態のもので
ある。第3図はコンタクトピン15の構成図である。
第1図、第2図で、ベース2の一端にはフランジ6が設
けられ、下面に押え突起9、上面に係止凹部10が設けら
れた押下体8が軸7でフランジ6に軸支されており、上
記一端に対向する他端にはフランジ11が設けられ、係止
突起14を設けたロックレバー13が軸12でフランジ11に軸
支されている。ベース2の上側のカバー3にはリード端
子Lのための仕切り壁5が設けられていることは従来例
と同様であるので、詳細説明は省略する。
次に本考案のICソケットのコンタクトピンについて説明
する。このコンタクトピン15は弾性金属の細い丸棒を曲
折して形成してあり、第3図示のような構成である。即
ち、アーム部15dの一端は第一の曲折部15cで直角に曲折
し、その先端は脚部15bとなり、ベース2の挿通孔2aに
挿入されている。この脚部15bの先端は接続端子15aとな
っている。アーム部15dの他端は上記アーム部15dと脚部
15bとで決まる平面上において第二の曲折部15eで上記脚
部15bと逆に斜め上方に曲折し、その先で上記ベース2
側に向かって斜め下方に湾曲して接触部15fを形成して
おり、さらにその先端は接触部15fと逆に斜め上方に湾
曲して当接部15gを形成している。
上述のコンタクトピン15はその脚部15bがソケット本体
1のベース2に設けられた挿通孔2aに挿入され、この上
側から上記コンタクトピン15に対応する位置に溝3aが設
けられているカバー3を載置しボルト16、ナット17でカ
バー3と共にベース2に固定してある。このような状態
でコンタクトピン15がカバー3の仕切り壁5、5の中間
に位置するように挿通孔2a及び溝3aの位置が決められて
いる。
次にコンタクトピン15の作用について説明する。ICパッ
ケージPを載置し、リード端子Lを押え突起9で押し下
げると、第1図の状態となり、コンタクトピン15は第3
図の鎖線の状態となる。この場合には第二の曲折部15e
と接触部15fとが直線に近づく方向に伸ばされる。この
結果、コンタクトピン15の復元力は当接部15g、第二の
曲折部15e、第一の曲折部15cの3個所で支えられ、第二
の曲折部15e及び接触部15fの2個所の弾性変形によって
発生するために、従来の一端が自由端のコンタクトピン
より大きな復元力が得られるばかりでなく、あまり疲労
変形を起こさない。
なお、ICパッケージPを押し下げる時に大きな移動スト
ロークが必要な場合には、第二の曲折部15eの角度が小
さく(直角に近い方向)して当接部15gがベース2から
浮き上がった状態にしても良い。ただしこの場合でも、
ICパッケージPを押し下げた場合には当接部15gはベー
ス2に接触してこれを押し付けている状態が必要であ
る。
第4図示は本考案の他の実施例を示すもので、ベース2
を省略してこの位置に直接プリント配線基板18を置き、
コンタクトピン15′が直接プリント配線パターン18aに
接触するようにしたものである。この場合のコンタクト
ピン15′はアーム部15d′より一旦斜め下方に曲折し、
第二の曲折部15e′で斜め上方に曲折していることが必
要である。第一の曲折部15c′、接触部15f′、当接部15
g′は前記第一の曲折部15c、接触部15f、当接部15gと同
様に湾曲している。さらに脚部15b′の長さはアーム部1
5d′と第二の曲折部15e′との間に垂直距離より短いこ
とが必要である。
この場合のソケット本体19にはコンタクトピン15′の短
い脚部15b′を挿入する挿入孔19aとアーム部15d′が挿
入される溝19bが設けられてある。この上側から前記の
仕切り壁5を設けたカバー20でコンタクトピン15′を固
定している。
なお、上述実施例におけるコンタクトピン15、15′は、
丸棒に代えて弾性金属板材を用いて、打抜き加工により
形成したものでも良い。
(考案の効果) 上述のように、コンタクトピン15はベース2の挿通孔2a
で脚部15bが位置決めされていると共に、カバー3の溝3
aでアーム部15dがベース2上で位置決めされており、更
に接触部15fは仕切り壁5で隣接のコンタクトピン15と
隔離されているので、コンタクトピン15が振れる虞がな
く係止できる。
コンタクトピン15の復元力は当接部15g、第二の曲折部1
5e及び第一の曲折部15cの3個所で支えられているの
で、一端が自由端の場合より大きな復元力が得られる。
また従来のコンタクトピン23、23′のように係止片23d
が不要であり、挿通孔2aへの挿入が容易である。
さらに丸棒を曲げ加工してコンタクトピンを形成する場
合には、材料の無駄がなく、低コストで製造が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のICソケットの要部断面図(リード端子
を押圧した状態図)、第2図は同じくリード端子を押圧
直前の状態図、第3図はコンタクトピンの構成図、第4
図は本考案のICソケットの変形例の要部断面図、第5
図、第6図は従来の改善されたICソケットの要部断面
図、第7図は従来のコンタクトピンの脚部の構成図であ
る。 P:ICパッケージ、L:リード端子、1:ソケット本体、2:ベ
ース、2a:挿通孔、3:カバー、3a:溝、15:コンタクトピ
ン、15b:脚部、15c:第一の曲折部、15d:アーム部、15e:
第二の曲折部、15f:接触部、15g:当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICパッケージのリード端子と接触するコン
    タクトピンの位置を規制するために一定間隔で列をなし
    て挿通孔が穿設されたベースと、前記コンタクトピンの
    並列配置をするために前記挿通孔と同一間隔でこの挿通
    孔の位置からソケットの内側に平行して開設された溝を
    有し、この溝で左右方向を規制された前記コンタクトピ
    ン同士の接触を防ぐために前記コンタクトピン同士の間
    に内側に突設した仕切壁を設けたカバーとで前記コンタ
    クトピンを挟持固定するソケット本体と、前記リード端
    子を押し下げて前記リード端子と前記コンタクトピンと
    を接触させるために押下体とロックレバーよりなる押し
    下げ手段とを備えたICソケットにおいて、前記コンタク
    トピンは断面が円形の丸棒を曲折した弾性金属で構成さ
    れ、ICソケットのベースの挿通孔に挿入された脚部の上
    端の第1の曲折部で直角に内側に曲折され、前記溝と前
    記ベースとで固定された直線状のアーム部と、前記アー
    ム部の先端の第2の曲折部から上方向に山形の弧状に湾
    曲して突出し、前記リード端子と接触する頂部の接触部
    と、この接触部から更に延伸して前記ベースと摺動可能
    に当接するように先端部が下方向に谷形に弧状をなして
    湾曲した当接部とからなり、前記接触部が前記押し下げ
    手段によってリード端子を介して下方向に押圧される
    と、前記当接部が前記ベース上を摺動して前記弧状の接
    触部が弾性変形することにより、前記リード端子と前記
    コンタクトピンの接触部が電気的に押圧摺動接触させる
    ことを特徴とするICソケット。
JP1987096142U 1987-06-22 1987-06-22 Icソケット Expired - Lifetime JPH0747827Y2 (ja)

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JP1987096142U JPH0747827Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 Icソケット

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JP1987096142U JPH0747827Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 Icソケット

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JPS641489U JPS641489U (ja) 1989-01-06
JPH0747827Y2 true JPH0747827Y2 (ja) 1995-11-01

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JP1987096142U Expired - Lifetime JPH0747827Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 Icソケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4973988B2 (ja) * 2006-06-12 2012-07-11 山一電機株式会社 コンタクト及びこれを用いたicソケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941589Y2 (ja) * 1981-05-07 1984-11-30 山一電機工業株式会社 Ic実装盤の接続機構における接触押さえ機構
JPH0218545Y2 (ja) * 1985-10-02 1990-05-23
JPS63106086U (ja) * 1986-12-26 1988-07-08

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