JPH0744940B2 - 口腔貼付用基材 - Google Patents
口腔貼付用基材Info
- Publication number
- JPH0744940B2 JPH0744940B2 JP61310993A JP31099386A JPH0744940B2 JP H0744940 B2 JPH0744940 B2 JP H0744940B2 JP 61310993 A JP61310993 A JP 61310993A JP 31099386 A JP31099386 A JP 31099386A JP H0744940 B2 JPH0744940 B2 JP H0744940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cellulose
- adhesive layer
- base material
- insoluble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/006—Oral mucosa, e.g. mucoadhesive forms, sublingual droplets; Buccal patches or films; Buccal sprays
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
- A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
- A61L15/42—Use of materials characterised by their function or physical properties
- A61L15/58—Adhesives
- A61L15/585—Mixtures of macromolecular compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F2013/00361—Plasters
- A61F2013/00655—Plasters adhesive
- A61F2013/0071—Plasters adhesive containing active agent
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は口腔貼付用基材に関し、更に詳しくは、口腔内
に適用した場合に唾液により粘着層が膨潤又は溶解して
粘着性を帯び、口腔粘膜又は歯牙に容易にかつ長時間接
着し、患部の保護と薬物の粘膜,歯牙又は唾液への放出
とが持続的に行なわれるため、患部の治療が効率的に行
なわれる口腔貼付用基材に関するものである。
に適用した場合に唾液により粘着層が膨潤又は溶解して
粘着性を帯び、口腔粘膜又は歯牙に容易にかつ長時間接
着し、患部の保護と薬物の粘膜,歯牙又は唾液への放出
とが持続的に行なわれるため、患部の治療が効率的に行
なわれる口腔貼付用基材に関するものである。
従来の技術 従来、薬剤或いは基材を口腔内に付着させ、長時間滞留
させる技術としては下記のものが公知である。
させる技術としては下記のものが公知である。
プラスチベース に水溶性高分子物質を分散させた
基材 特開昭51−38412,特開昭53−86011 唾液により粘着性を示す高分子物質の錠剤又はシー
ト 特開昭54−41320,特開昭54−41321,特開昭55−62012,実
開昭55−92334,特開昭55−83715,特開昭55−84166,特開
昭55−84167,特開昭55−83709,特開昭55−83710,特開昭
56−18912,特開昭56−68608,特開昭58−213709,特開昭5
9−48409,特開昭59−181218,特開昭59−186913,特開昭5
9−232552,特開昭59−232553,特開昭60−116630,特開昭
60−116631,特開昭60−215622 アクリル酸重合体と他の重合体を配合したシート 特開昭61−249473 発明が解決しようとする問題点 しかし、これら基材には、滞留時間が比較的短い、
滞留していても基材自体の物理的強度が不足しているた
め、患部の保護機能が少ない、使用に際しての異和感
が強い。アクリル酸重合体、例えばカルボキシビニル
ポリマーとポリ酢酸ビニルとを配合したシートでは、安
定な粘着力が得られず、製造後6ケ月ほど経過すると粘
着力が低下し、機能を果たさなくなるなどの問題があ
る。このため、このような欠点のないものが望まれてい
た。
基材 特開昭51−38412,特開昭53−86011 唾液により粘着性を示す高分子物質の錠剤又はシー
ト 特開昭54−41320,特開昭54−41321,特開昭55−62012,実
開昭55−92334,特開昭55−83715,特開昭55−84166,特開
昭55−84167,特開昭55−83709,特開昭55−83710,特開昭
56−18912,特開昭56−68608,特開昭58−213709,特開昭5
9−48409,特開昭59−181218,特開昭59−186913,特開昭5
9−232552,特開昭59−232553,特開昭60−116630,特開昭
60−116631,特開昭60−215622 アクリル酸重合体と他の重合体を配合したシート 特開昭61−249473 発明が解決しようとする問題点 しかし、これら基材には、滞留時間が比較的短い、
滞留していても基材自体の物理的強度が不足しているた
め、患部の保護機能が少ない、使用に際しての異和感
が強い。アクリル酸重合体、例えばカルボキシビニル
ポリマーとポリ酢酸ビニルとを配合したシートでは、安
定な粘着力が得られず、製造後6ケ月ほど経過すると粘
着力が低下し、機能を果たさなくなるなどの問題があ
る。このため、このような欠点のないものが望まれてい
た。
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、口
腔内に適用した際に、患部に容易に接着し、滞留性が良
好で、かつ患部の保護性に優れ、飲食、会話などの通常
の行動に対しても剥離せず、また異和感が少なく、使用
性に優れ、しかも薬物を配合した場合、薬物の組織又は
唾液への放出が長時間に亘って持続する口腔貼付用基材
を提供することを目的とする。
腔内に適用した際に、患部に容易に接着し、滞留性が良
好で、かつ患部の保護性に優れ、飲食、会話などの通常
の行動に対しても剥離せず、また異和感が少なく、使用
性に優れ、しかも薬物を配合した場合、薬物の組織又は
唾液への放出が長時間に亘って持続する口腔貼付用基材
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意工夫を
積み重ねた結果、水に溶解もしくは水により膨潤して粘
着性を示すアクリル酸系重合体及び水不溶性のセルロー
ス誘導体を配合したシート状の粘着層と水に不溶又は難
溶の支持層との二層からなるシート材とするとにより、
上述した目的が効果的に達成されることを知見し、本発
明に到達した。
積み重ねた結果、水に溶解もしくは水により膨潤して粘
着性を示すアクリル酸系重合体及び水不溶性のセルロー
ス誘導体を配合したシート状の粘着層と水に不溶又は難
溶の支持層との二層からなるシート材とするとにより、
上述した目的が効果的に達成されることを知見し、本発
明に到達した。
従って、本発明は、上述したアクリル酸系重合体及び水
不溶性のセルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶
又は難溶の支持層とからなることを特徴とする口腔貼付
用基材を提供するものである。
不溶性のセルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶
又は難溶の支持層とからなることを特徴とする口腔貼付
用基材を提供するものである。
本発明で提供される基材の第一の特徴は、口腔内の患部
に容易に接着し、その接着性が長時間に亘り接続するこ
とである。しかも、この接着性は飲食、喫茶、喫煙、会
話などの口腔内運動に何ら影響されることがない。ま
た、本発明で提供される基材の第二の特徴は、本発明品
の物理的強度が強いため、患部の保護機能が高いことで
ある。更に、本発明で提供される基材の第三の特徴は、
粘着層が口腔内で唾液により膨潤し、極めて柔軟になる
ために、しかも水に不溶又は難溶の支持層により患部以
外への接着がないために、異和感が少ないことである。
また、本発明で提供される基材の第四の特徴は、粘着層
に薬物を配合して適用した場合、口腔粘膜に接着した後
の薬物の組織中又は唾液中への放出が長時間持続するこ
とである。
に容易に接着し、その接着性が長時間に亘り接続するこ
とである。しかも、この接着性は飲食、喫茶、喫煙、会
話などの口腔内運動に何ら影響されることがない。ま
た、本発明で提供される基材の第二の特徴は、本発明品
の物理的強度が強いため、患部の保護機能が高いことで
ある。更に、本発明で提供される基材の第三の特徴は、
粘着層が口腔内で唾液により膨潤し、極めて柔軟になる
ために、しかも水に不溶又は難溶の支持層により患部以
外への接着がないために、異和感が少ないことである。
また、本発明で提供される基材の第四の特徴は、粘着層
に薬物を配合して適用した場合、口腔粘膜に接着した後
の薬物の組織中又は唾液中への放出が長時間持続するこ
とである。
本発明の基材のこれらの特徴は、水に溶解もしくは水に
より膨潤して粘着性を示すアクリル酸系重合体及び水不
溶性セルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶又は
難溶の支持層とにより賦与されるものであり、アクリル
酸系重合体、水不溶性のセルロース誘導体、水に不溶又
は難溶の支持層のうち、どれを欠いても本発明の目的が
達成し得ないものである。
より膨潤して粘着性を示すアクリル酸系重合体及び水不
溶性セルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶又は
難溶の支持層とにより賦与されるものであり、アクリル
酸系重合体、水不溶性のセルロース誘導体、水に不溶又
は難溶の支持層のうち、どれを欠いても本発明の目的が
達成し得ないものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の口腔貼付用基材は、上述したようにアクリル酸
系重合体及び水不溶性のセルロース誘導体を含有する粘
着層の一面に水に不溶又は難溶の支持層を形成したもの
である。
系重合体及び水不溶性のセルロース誘導体を含有する粘
着層の一面に水に不溶又は難溶の支持層を形成したもの
である。
この場合、粘着層を構成するアクリル酸系重合体として
は、水に溶解もしくは水により膨潤して粘着性を示すも
のであればいずれのものも用いることができるが、例え
ばポリアクリル酸やその一部を架橋したもの(例えば、
カーボポール等の酸型のもの)などを好適に使用し得
る。その性状に特に制限はないが、ポリアクリル酸の場
合は粘度100〜200,000cp(10重量%濃度水溶液,25
℃)、特に500〜100,000cpのものが好ましい。なお、ポ
リアクリル酸を架橋したものについては、グッドリッチ
ケミカル社製カーボポールの場合、カーボポール934、
カーボポール940、カーボポール941が適しており、和光
純薬社製ハイビスワコーの場合、ハイビスワコー103、
ハイビスワコー104、ハイビスワコー105、ハイビスワコ
ー106が適している。
は、水に溶解もしくは水により膨潤して粘着性を示すも
のであればいずれのものも用いることができるが、例え
ばポリアクリル酸やその一部を架橋したもの(例えば、
カーボポール等の酸型のもの)などを好適に使用し得
る。その性状に特に制限はないが、ポリアクリル酸の場
合は粘度100〜200,000cp(10重量%濃度水溶液,25
℃)、特に500〜100,000cpのものが好ましい。なお、ポ
リアクリル酸を架橋したものについては、グッドリッチ
ケミカル社製カーボポールの場合、カーボポール934、
カーボポール940、カーボポール941が適しており、和光
純薬社製ハイビスワコーの場合、ハイビスワコー103、
ハイビスワコー104、ハイビスワコー105、ハイビスワコ
ー106が適している。
また、水不溶性のセルロース誘導体としては、エチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシメチルエチルセ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートなどが
挙げられるが、造膜性や被膜にしたときに柔軟性などの
面から、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース及
びヒドロキプロピルメチルセルロースフタレートの一種
又は二種以上の組合せが好ましい。この場合、エチルセ
ルロースの性状としては必ずしも制限されないが、エト
キシル基含量45〜49.5%、粘度(トルエン:エタノール
=80:20の溶媒に5重量%で溶解したものの粘度,25℃)
3〜350cp、特に10〜100cpのものが好ましい。カルボキ
シメチルエチルセルロースとしてはカルボキシメチル基
含量4.8〜27.2%、エトキシル基含量17.4〜46.2%が好
ましい。酢酸セルロースとしてはアセチル基含量29.0〜
44.8%が好ましい。酢酸フタル酸セルロースとしてはア
セチル基含量17〜22.0%又はフタル酸含量30.0〜40.0%
のものが好ましい。また、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレートとしては日本薬局方収載のヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレート200731、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート220824が好ま
しい。
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシメチルエチルセ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートなどが
挙げられるが、造膜性や被膜にしたときに柔軟性などの
面から、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース及
びヒドロキプロピルメチルセルロースフタレートの一種
又は二種以上の組合せが好ましい。この場合、エチルセ
ルロースの性状としては必ずしも制限されないが、エト
キシル基含量45〜49.5%、粘度(トルエン:エタノール
=80:20の溶媒に5重量%で溶解したものの粘度,25℃)
3〜350cp、特に10〜100cpのものが好ましい。カルボキ
シメチルエチルセルロースとしてはカルボキシメチル基
含量4.8〜27.2%、エトキシル基含量17.4〜46.2%が好
ましい。酢酸セルロースとしてはアセチル基含量29.0〜
44.8%が好ましい。酢酸フタル酸セルロースとしてはア
セチル基含量17〜22.0%又はフタル酸含量30.0〜40.0%
のものが好ましい。また、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレートとしては日本薬局方収載のヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレート200731、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート220824が好ま
しい。
ここで、アクリル酸系重合体と水不溶性のセルロース誘
導体との配合比は重量比で99:1〜50:50、特に98:2〜70:
30とすることが好ましく、これにより接着性が高く、か
つ長時間持続すると共に、口腔内に異和感を与えること
がない粘着層を形成することができる。
導体との配合比は重量比で99:1〜50:50、特に98:2〜70:
30とすることが好ましく、これにより接着性が高く、か
つ長時間持続すると共に、口腔内に異和感を与えること
がない粘着層を形成することができる。
また、支持層に用いる物質としては、粘着層を支持でき
るものであればいずれのものでも良く、例えば、高分子
フィルム、紙、布、不織布、アルミ箔などを使用できる
が、可食性を考慮し、エチルセルロース、酢酸セルロー
ス、酢酸フタル酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート、酢酸ビニル樹脂、その他架橋
化等により不溶化した薬学的に許容される水溶性高分子
物質などの一種又は二種以上からなる高分子フィルムが
適している。
るものであればいずれのものでも良く、例えば、高分子
フィルム、紙、布、不織布、アルミ箔などを使用できる
が、可食性を考慮し、エチルセルロース、酢酸セルロー
ス、酢酸フタル酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート、酢酸ビニル樹脂、その他架橋
化等により不溶化した薬学的に許容される水溶性高分子
物質などの一種又は二種以上からなる高分子フィルムが
適している。
ここで、本発明において粘着層及び支持層の厚さに特に
制限はないが、粘着層の厚さを10〜1000μm、特に20〜
200μm、支持層の厚さを1〜100μm、特に5〜30μm
とすることが好適である。なお、本発明基材の形状は患
部の位置等に応じて適宜形状とすることができる。
制限はないが、粘着層の厚さを10〜1000μm、特に20〜
200μm、支持層の厚さを1〜100μm、特に5〜30μm
とすることが好適である。なお、本発明基材の形状は患
部の位置等に応じて適宜形状とすることができる。
本発明基材には、前記成分に加え更に他の適宜な成分を
配合できる。例えば、粘着層に柔軟性を与えるためにグ
リセリン、ポリエチレングリコールなどの可塑剤、薬物
の放出をコントロールする目的でプロピレングリコール
等の多価アルコール類、界面活性剤、Azon 等の吸収促
進剤など、使用感を良くするための香料、矯味剤、色
素、防腐剤等を配合することができる。この場合、粘着
層におけるアクリル酸系重合体と水不溶性セルロース誘
導体との総量は50重量%以上とすることが好ましい。
配合できる。例えば、粘着層に柔軟性を与えるためにグ
リセリン、ポリエチレングリコールなどの可塑剤、薬物
の放出をコントロールする目的でプロピレングリコール
等の多価アルコール類、界面活性剤、Azon 等の吸収促
進剤など、使用感を良くするための香料、矯味剤、色
素、防腐剤等を配合することができる。この場合、粘着
層におけるアクリル酸系重合体と水不溶性セルロース誘
導体との総量は50重量%以上とすることが好ましい。
また、本発明基材には薬物を配合することが有効であ
り、本発明基材による口腔貼付剤は、配合された薬物を
長時間に亘って徐々に放出するため、薬物の効果が長時
間持続する。薬物としては、使用目的等により適宜選定
されるが、例示すると 鎮痛消炎剤:(配合量)0.1〜5% アセトアミノフェノン、アスピリン、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グリコール、メフェナム酸、フルフェナ
ム酸、インドメタシン、ジクロフェナック、アルクロフ
ェナック、ジクロフェナックナトリウム、イブプフェ
ン、ケトプロフェン、ナブロキセン、プラノプロフェ
ン、フェノプロフェン、サリンダック、フェングロフェ
ン、クリダック、フルルビフロフェン、フェンチアザッ
ク、ブフェキサマック、ケンザダック、ピロキシカム、
フェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、クロフェゾ
ン、ペンタゾシン、メピリゾール、塩酸チアラミドなど ステロイド系消炎剤:0.002〜0.5% ハイドロコーチゾン、プレドニゾロン、デキサメサゾ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオノシノロンア
セトニド、酢酸ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロ
ン、メチルプレドニゾロン、酢酸デキサメサゾン、ベタ
メタゾン、吉草酸ベタメタゾン、フルメタゾン、フルオ
ロメソロン、プロピオン酸ベクロメタゾンなど 抗ヒスタミン剤:0.1〜2% 塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミ
ン、ジフェンヒドラミン、塩酸クロルフェニラミン、マ
レイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、塩
酸トリペレナミン、塩酸プロメタジン、塩酸メトジラジ
ンなど 局所麻酔剤:0.05〜2% 塩酸ジブカイン、ジブカイン、塩酸リドカイン、リドカ
イン、ベンゾカイン、テーカイン、塩酸プロカイン、塩
酸テトラカイン、塩酸クロロプロカイン、塩酸オキシプ
ロカイン、メピバカイン、塩酸コカイン、塩酸ピペロカ
インなど 殺菌消毒剤:0.01〜10% チメロサール、フェノール、チモール、塩化ベンザルコ
ニウル、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、ポン
ピドンヨード、セチルピリジニウムクロライド、オイゲ
ノール、臭化トリメチルアンモニウムなど 血管収縮剤:0.01〜1% 硝酸ナファゾリン、塩酸テトラハイドロゾリン、塩酸オ
キシメタゾリン、塩酸フェニレンフリン、塩酸トラマゾ
リンなど 止血剤:0.05〜1% トロンビン、フィトナジオン、硫酸プロタミン、ε・ア
ミノカプロン酸、トラネキサム酸、カルバゾクロム、カ
ルバゾクロムスルフォン酸ナトリウム、ルチン、ヘスペ
リジン、ノスカノールなど 化学療法剤:0.05〜1% スルファミン、スルファチアゾール、スルファジアジ
ン、ホモスルファミン、スルフィソキサゾール、スルフ
ィソミジン、スルファメチゾール、ニトロフラゾンなど 抗生物質:0.001〜10% ペニシリン、メチシリン、オキサシリン、セファロシ
ン、セファロジン、エリスロマイシン、リンコマイシ
ン、テトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、オキ
シテトラサイクリン、メタサイクリン、クロラムフェニ
コール、カナマイシン、ストレプトマイシン、ゲンタマ
イシン、バシトラシン、サイクロセリンなど が挙げられる。なお、薬物の配合量は上記の通りその種
類により適宜選択されるが、一般的には粘着層全体の0.
001〜20%、特に0.002〜10%とすることができる。
り、本発明基材による口腔貼付剤は、配合された薬物を
長時間に亘って徐々に放出するため、薬物の効果が長時
間持続する。薬物としては、使用目的等により適宜選定
されるが、例示すると 鎮痛消炎剤:(配合量)0.1〜5% アセトアミノフェノン、アスピリン、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グリコール、メフェナム酸、フルフェナ
ム酸、インドメタシン、ジクロフェナック、アルクロフ
ェナック、ジクロフェナックナトリウム、イブプフェ
ン、ケトプロフェン、ナブロキセン、プラノプロフェ
ン、フェノプロフェン、サリンダック、フェングロフェ
ン、クリダック、フルルビフロフェン、フェンチアザッ
ク、ブフェキサマック、ケンザダック、ピロキシカム、
フェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、クロフェゾ
ン、ペンタゾシン、メピリゾール、塩酸チアラミドなど ステロイド系消炎剤:0.002〜0.5% ハイドロコーチゾン、プレドニゾロン、デキサメサゾ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオノシノロンア
セトニド、酢酸ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロ
ン、メチルプレドニゾロン、酢酸デキサメサゾン、ベタ
メタゾン、吉草酸ベタメタゾン、フルメタゾン、フルオ
ロメソロン、プロピオン酸ベクロメタゾンなど 抗ヒスタミン剤:0.1〜2% 塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミ
ン、ジフェンヒドラミン、塩酸クロルフェニラミン、マ
レイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、塩
酸トリペレナミン、塩酸プロメタジン、塩酸メトジラジ
ンなど 局所麻酔剤:0.05〜2% 塩酸ジブカイン、ジブカイン、塩酸リドカイン、リドカ
イン、ベンゾカイン、テーカイン、塩酸プロカイン、塩
酸テトラカイン、塩酸クロロプロカイン、塩酸オキシプ
ロカイン、メピバカイン、塩酸コカイン、塩酸ピペロカ
インなど 殺菌消毒剤:0.01〜10% チメロサール、フェノール、チモール、塩化ベンザルコ
ニウル、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、ポン
ピドンヨード、セチルピリジニウムクロライド、オイゲ
ノール、臭化トリメチルアンモニウムなど 血管収縮剤:0.01〜1% 硝酸ナファゾリン、塩酸テトラハイドロゾリン、塩酸オ
キシメタゾリン、塩酸フェニレンフリン、塩酸トラマゾ
リンなど 止血剤:0.05〜1% トロンビン、フィトナジオン、硫酸プロタミン、ε・ア
ミノカプロン酸、トラネキサム酸、カルバゾクロム、カ
ルバゾクロムスルフォン酸ナトリウム、ルチン、ヘスペ
リジン、ノスカノールなど 化学療法剤:0.05〜1% スルファミン、スルファチアゾール、スルファジアジ
ン、ホモスルファミン、スルフィソキサゾール、スルフ
ィソミジン、スルファメチゾール、ニトロフラゾンなど 抗生物質:0.001〜10% ペニシリン、メチシリン、オキサシリン、セファロシ
ン、セファロジン、エリスロマイシン、リンコマイシ
ン、テトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、オキ
シテトラサイクリン、メタサイクリン、クロラムフェニ
コール、カナマイシン、ストレプトマイシン、ゲンタマ
イシン、バシトラシン、サイクロセリンなど が挙げられる。なお、薬物の配合量は上記の通りその種
類により適宜選択されるが、一般的には粘着層全体の0.
001〜20%、特に0.002〜10%とすることができる。
本発明基材を製造する方法に制限はなく、種々の方法を
採用し得るが、例えば、粘着層成分を溶媒に溶解し、こ
れを展延、乾燥して粘着層を形成した後、この粘着層上
に支持体成分を溶媒に溶解したものを展延し、これを乾
燥して支持層を形成する方法などが好適に採用される。
採用し得るが、例えば、粘着層成分を溶媒に溶解し、こ
れを展延、乾燥して粘着層を形成した後、この粘着層上
に支持体成分を溶媒に溶解したものを展延し、これを乾
燥して支持層を形成する方法などが好適に採用される。
本発明の基材は、薬物を配合せずに例えばサージカルパ
ックとして使用され、また粘着層に各種の薬物を配合す
ることにより治療用として使用されるもので、その使用
方法につき説明すると、例えば口腔内粘膜の患部に適用
する場合、基材の粘着層を患部にあて、貼り付ける。こ
れにより粘着層が口腔内の唾液によって膨潤又は溶解し
て粘着性を帯び、患部に密着するものである。
ックとして使用され、また粘着層に各種の薬物を配合す
ることにより治療用として使用されるもので、その使用
方法につき説明すると、例えば口腔内粘膜の患部に適用
する場合、基材の粘着層を患部にあて、貼り付ける。こ
れにより粘着層が口腔内の唾液によって膨潤又は溶解し
て粘着性を帯び、患部に密着するものである。
発明の効果 本発明の口腔貼付用基材は、口腔内に適用した時患部に
容易に密着し、その接着性が長時間に亘り持続すると共
に、患部の保護性に優れ、異和感が少なく、薬物の安定
した持続放出が得られるため、口腔内患部の保護と薬効
の持続化のために有効に使用されるものである。
容易に密着し、その接着性が長時間に亘り持続すると共
に、患部の保護性に優れ、異和感が少なく、薬物の安定
した持続放出が得られるため、口腔内患部の保護と薬効
の持続化のために有効に使用されるものである。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
なお、下記の処方において部は重量部を示す。
なお、下記の処方において部は重量部を示す。
〔実験例1〕 被験者による口腔粘膜(下顎唇側歯肉)への接着性、保
護性、異和感試験 健康な成人の男子の下顎唇側歯肉に下記の処方の貼付剤
(本発明品A,B,C,D,E(粘着層の組成は第1表に示す通
り)、比較品F,G,H,I,J,K)を貼付し、観察した。被験
者は下記のタイムスケジュール通りに行動し、接着性に
ついては貼付剤が剥離するまでの時間で判断した。ま
た、保護性は適用5時間後の貼付剤の面積で判定し、適
用時の面積に変化のないもの(非常に良い◎)、適用時
の2/3以上残るもの(良い○)、適用時の1/2以上残るも
の(どちらとも言えない△)、1/2未満のもの(悪い
×)という基準で判断した。更に異和感については試験
終了後にアンケートを行ない、非常に異和感がある(+
++)、異和感が強い(++)、異和感がある(+)、
異和感がわずかにある(±)、異和感がない(−)とい
う基準で判定した。結果を第2〜4表に示す。
護性、異和感試験 健康な成人の男子の下顎唇側歯肉に下記の処方の貼付剤
(本発明品A,B,C,D,E(粘着層の組成は第1表に示す通
り)、比較品F,G,H,I,J,K)を貼付し、観察した。被験
者は下記のタイムスケジュール通りに行動し、接着性に
ついては貼付剤が剥離するまでの時間で判断した。ま
た、保護性は適用5時間後の貼付剤の面積で判定し、適
用時の面積に変化のないもの(非常に良い◎)、適用時
の2/3以上残るもの(良い○)、適用時の1/2以上残るも
の(どちらとも言えない△)、1/2未満のもの(悪い
×)という基準で判断した。更に異和感については試験
終了後にアンケートを行ない、非常に異和感がある(+
++)、異和感が強い(++)、異和感がある(+)、
異和感がわずかにある(±)、異和感がない(−)とい
う基準で判定した。結果を第2〜4表に示す。
なお、結果は5名のパネルのそれぞれの結果とその平均
で示した。
で示した。
本発明品処方 1)粘着層 粘着層成分をエタノールに溶解、練合し、剥離紙上に展
延し、40℃にて乾燥する。その上に支持層成分をエタノ
ールに溶解したものを展延し、約40℃にて乾燥すること
により、本発明品A,B,C,D,Eを得る。
延し、40℃にて乾燥する。その上に支持層成分をエタノ
ールに溶解したものを展延し、約40℃にて乾燥すること
により、本発明品A,B,C,D,Eを得る。
比較品F 1)粘着層成分 ポリアクリル酸(10%粘度10万cps) 18部 エチルセルロース(エトセル45cp) 2部 グリセリン脂肪酸エステル 2部 本発明品と同様の方法により粘着層を製する。支持層は
付けない。
付けない。
比較品G 1)粘着層 エチルセルロース(エトセル45cp) 20部 グリセリン脂肪酸エステル 2部 2)支持層成分 エチルセルロース(エトセル100cp) 14部 ヒマシ油(可塑剤) 6部 本発明品と同様の方法により製する。
比較品H 1)粘着層 ポリアクリル酸(10%粘度10万cps) 20部 グリセリン脂肪酸エステル 2部 2)支持層 エチルセルロース(エトセル45cp) 14部 ヒマシ油(可塑剤) 6部 本発明品と同様の方法により製する。
比較品I 1)粘着層 ポリアクリル酸(10%粘度10万cps) 15部 ポリビニルピロリドン (BASF社製PVP−K−30) 5部 グリセリン脂肪酸エステル 2部 2)支持層 エチルセルロース(エトセル100cp) 14部 ヒマシ油(可塑剤) 6部 本発明品と同様の方法により製する。
比較品J 1)粘着層 ポリアクリル酸(10%粘度10万cps) 10部 ヒドロキシプロピルセルロース (日本曹達製HPC−L) 10部 グリセリン脂肪酸エステル 2部 2)支持層 エチルセルロース(エトセル100cp) 14部 ヒマシ油(可塑剤) 6部 本発明品と同様の方法により製する。
比較品K 1)粘着層 ヒドロキシプロピルセルロース (日本曹達製HPC−L) 20部 ポリアクリル酸(カーボポール934) 20部 上記成分を混合し、打錠することにより比較品Kの錠剤
を得る。
を得る。
第2〜4表の結果より、アクリル酸系重合体及び水不溶
性のセルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶の支
持層とからなる本発明基材は口腔粘膜への接着時間が延
長すると共に、患部の保護機能が向上していることがわ
かる。更に、本発明品A,B,C,D,Eは異和感も少ない。
性のセルロース誘導体を配合した粘着層と水に不溶の支
持層とからなる本発明基材は口腔粘膜への接着時間が延
長すると共に、患部の保護機能が向上していることがわ
かる。更に、本発明品A,B,C,D,Eは異和感も少ない。
〔実験例2〕 in vitro薬物放出実験 実験例1で用いた本発明品Aに、塩酸ジブカインを1.0
重量%配合した製剤を用い、in vitroで塩酸ジブカイン
の放出実験を行なった。
重量%配合した製剤を用い、in vitroで塩酸ジブカイン
の放出実験を行なった。
実験は、水100mlを入れたビーカー内にミリポアフィル
ターを固定し、その上に直径20mmに切った本発明品を置
き、一定時間毎に水中の塩酸ジブカイン量を測定するこ
とにより行なった。
ターを固定し、その上に直径20mmに切った本発明品を置
き、一定時間毎に水中の塩酸ジブカイン量を測定するこ
とにより行なった。
結果を図面に示す。
図面の結果から明らかなように、塩酸ジブカインは約1
時間から8時間まで、ほぼ一定の速度で放出されてお
り、本発明の基材が口腔内において薬物の効果を長時間
に亘って持続させるものであることが認められた。
時間から8時間まで、ほぼ一定の速度で放出されてお
り、本発明の基材が口腔内において薬物の効果を長時間
に亘って持続させるものであることが認められた。
以下、実施例を示すが、本発明は下記の実施例に制限さ
れるものではない。なお%は重量%を示す。
れるものではない。なお%は重量%を示す。
〔実施例1〕 1)粘着層 ポリアクリル酸(10%粘度10万cps) 20.0% エチルセルロース(エトセル45cp) 3.0 グリセリン脂肪酸エステル 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.01 エタノール 75.99 2)支持層 エチルセルロース(エトセル45cp) 10.0% ヒマシ油(可塑剤) 5.0 エタノール 85.0 粘着層成分を溶解練合し、剥離紙上に展延後、約30℃で
乾燥する。更に、溶解した支持層成分を粘着層の上に展
延し、室温で乾燥する。本品は口腔患部の保護と治癒促
進に口腔内包帯剤として使用される。
乾燥する。更に、溶解した支持層成分を粘着層の上に展
延し、室温で乾燥する。本品は口腔患部の保護と治癒促
進に口腔内包帯剤として使用される。
〔実施例2〕 1)粘着層 ポリアクリル酸(8%水溶液, 粘度30,000〜50,000cps) 25.0% 酢酸セルロース(ダイセル社製,酸化度55%) 3.5 アセトン 71.5 2)支持層 酢酸セルロース(酸化度55%) 10.0% ヒマシ油 5.0 アセトン 85.0 粘着層成分を溶解練合し、剥離紙上に展延後、約40℃で
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層の
片面にスプレーコーティングして本品を得る。本品は口
腔内包帯剤として使用される。
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層の
片面にスプレーコーティングして本品を得る。本品は口
腔内包帯剤として使用される。
〔実施例3〕 1)粘着層 ポリアクリル酸(グッドリッチケミカル社製カーボポー
ル941) 10.0% エチルセルロース(エトセル100cp) 2.0 グリセン脂肪酸エステル 1.0 パラオキシ安息香酸プロピル 0.02 プロピレングリコール 5.0 塩酸ジブカイン 0.2 エタノール 81.78 2)支持層 エチルセルロース(エトセル100cp) 10.0 ヒマシ油 5.0 エタノール 85.0 粘着層成分を溶解練合し、剥離紙上に展延後、約40℃で
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層上
に展延し、約40℃で乾燥する。本品は歯科治療時の予備
麻酔剤として用いられる。
ル941) 10.0% エチルセルロース(エトセル100cp) 2.0 グリセン脂肪酸エステル 1.0 パラオキシ安息香酸プロピル 0.02 プロピレングリコール 5.0 塩酸ジブカイン 0.2 エタノール 81.78 2)支持層 エチルセルロース(エトセル100cp) 10.0 ヒマシ油 5.0 エタノール 85.0 粘着層成分を溶解練合し、剥離紙上に展延後、約40℃で
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層上
に展延し、約40℃で乾燥する。本品は歯科治療時の予備
麻酔剤として用いられる。
〔実施例4〕 1)粘着層 ポリアクリル酸 (和光純薬社製ハイブスワコー104) 10.0% ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート (信越化学社製HPMCP200731) 2.0 ヒドロキシプロピルセルロース (日曹HPC−L) 5.0 ポリエチレングリコール400 5.0 トラネキサム酸 1.0 エタノール:水(80:20)混液 77.0 2)支持層 エチルセルロース(エトセル10cp) 20.0 ヒマシ油 10.0 エタノール 70.0 粘着層成分を溶解練合し、剥離紙上に展延後、約40℃で
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層上
に展延し、約40℃で乾燥する。本品は歯周疾患、抜歯後
の止血剤として用いられる。
乾燥し、粘着層を得る。支持層成分を溶解し、粘着層上
に展延し、約40℃で乾燥する。本品は歯周疾患、抜歯後
の止血剤として用いられる。
図面は本発明基材からの薬物放出率の経時変化を調べた
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 達也 香川県大川郡大内町三本松1278−1 (72)発明者 和唐 孝彦 香川県大川郡白鳥町松原1234−17
Claims (5)
- 【請求項1】水に溶解もしくは水により膨潤して粘着性
を示すアクリル酸系重合体と水不溶性のセルロース誘導
体とを含有する粘着層の一面に水に不溶又は難溶の支持
層を形成してなることを特徴とする口腔貼付用基材。 - 【請求項2】水に溶解もしくは水により膨潤して粘着性
を示すアクリル酸系重合体がポリアクリル酸又は一部を
架橋したポリアクリル酸である特許請求の範囲第1項記
載の口腔貼付用基材。 - 【請求項3】水不溶性のセルロース誘導体がエチルセル
ロース、カルボキシメチルエチルセルロース、酢酸セル
ロース、酢酸フタル酸セルロース及びヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種又は2
種以上の高分子物質である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の口腔貼付用基材。 - 【請求項4】粘着層におけるアクリル酸系共重合体と水
不溶性のセルロース誘導体との配合比が重量比で99:1〜
50:50である特許請求の範囲第1項乃至第3項いずれか
記載の口腔貼付用基材。 - 【請求項5】水に不溶又は難溶の支持層がエチルセルロ
ース、カルボシキメチルエチルセルロース、酢酸セルロ
ース、酢酸フタル酸セルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース及び酢酸ビニル樹脂から選ばれる1種又
は2種以上の高分子物質により形成された特許請求の範
囲第1項乃至第4項いずれか記載の口腔貼付用基材。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310993A JPH0744940B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 口腔貼付用基材 |
US07/137,034 US4900554A (en) | 1986-12-24 | 1987-12-23 | Adhesive device for application to body tissue |
DE8787119279T DE3785571T2 (de) | 1986-12-24 | 1987-12-28 | Klebeinrichtung zur anwendung an koerpergewebe. |
EP87119279A EP0275550B1 (en) | 1986-12-24 | 1987-12-28 | Adhesive device for application to body tissue |
CA000557368A CA1327314C (en) | 1986-12-24 | 1988-01-26 | Adhesive device for application to body tissue |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310993A JPH0744940B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 口腔貼付用基材 |
CA000557368A CA1327314C (en) | 1986-12-24 | 1988-01-26 | Adhesive device for application to body tissue |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160649A JPS63160649A (ja) | 1988-07-04 |
JPH0744940B2 true JPH0744940B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=25671681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61310993A Expired - Lifetime JPH0744940B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 口腔貼付用基材 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4900554A (ja) |
EP (1) | EP0275550B1 (ja) |
JP (1) | JPH0744940B2 (ja) |
CA (1) | CA1327314C (ja) |
DE (1) | DE3785571T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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