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JPH0744426A - ファイルシステムのファイル管理方法 - Google Patents

ファイルシステムのファイル管理方法

Info

Publication number
JPH0744426A
JPH0744426A JP5190362A JP19036293A JPH0744426A JP H0744426 A JPH0744426 A JP H0744426A JP 5190362 A JP5190362 A JP 5190362A JP 19036293 A JP19036293 A JP 19036293A JP H0744426 A JPH0744426 A JP H0744426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
storage device
computer
disk storage
file management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5190362A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ito
昭 伊東
Isao Yoshizawa
功 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP5190362A priority Critical patent/JPH0744426A/ja
Publication of JPH0744426A publication Critical patent/JPH0744426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 磁気ディスク記憶装置および光ディスク記憶
装置の有効利用を図る。 【構成】 コンピュータ20は新規ファイルを光ディス
ク記憶装置23に登録する。コンピュータ20は光ディ
スク記憶装置23のファイルアクセス状況を監視し、使
用頻度の高いファイルを第2磁気ディスク記憶装置22
に転送し、以後アクセスを第2磁気ディスク記憶装置2
2に対して行う。また、ファイル登録時にファイル関連
情報がデータベースの形態で第1磁気ディスク記憶装置
21に格納され、ファイルアクセスのために用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のファイルを互い
に関連付けて記憶し、アクセスすることの可能なファイ
ルシステムに好適なファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のファイルを記憶し、ユーザ
ーがそのファイルにアクセスすることの可能なファイル
システムではファイルの記憶用に光ディスク記憶装置を
用いている。光ディスク記憶装置は記憶容量が大きいと
いう利点がある反面、アクセス(読み/書き)の速度が
遅いという欠点がある。そこで、従来では、ユーザーが
ファイルを頻繁に用いる期間はアクセス速度の早い磁気
ディスク記憶装置にファイルを記憶しておき、頻繁に用
いることがなくなった時点で光ディスク記憶装置にファ
イルをユーザの指示で移し変えるというファイル管理方
法が用いられている。このような処理を自動的に行う例
としては、ファイルのアクセス日時をシステム内に記憶
しておき、一定の日数以上経過してもアクセスされない
古いファイルを自動的に磁気ディスク記憶装置から光デ
ィスク記憶装置に転送するようにしたファイルシステム
(特開平1−270123号)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案では、一旦、光ディスク記憶装置側にファイルが転送
されてしまうと、以後、ユーザーがファイルを頻繁に使
用する事態が生じた時に光ディスク装置のアクセス速度
の遅さに悩まされることになる。また、仮に、ユーザの
指示で光ディスク装置から磁気ディスク装置にファイル
を転送しても、上述の自動転送機能が働いて、光ディス
ク装置にファイルが転送され、光ディスク記憶装置に重
複的にファイルが記憶される恐れすらある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、時間的に影響を受けず、頻繁に使用するファイルの
みをアクセス速度の早い磁気ディスク記憶装置側に自動
保存することの可能なファイルシステムのファイル管理
方法を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、上記目的を達
成するほか、新規機能を提供することの可能なファイル
システムのファイル管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、使用頻度の高いファイル
をアクセス速度の高い第1記憶装置に記憶し、使用頻度
の低いファイルをアクセス速度の低い第2記憶装置に記
憶し、コンピュータにより前記第1記憶装置および前記
第2記憶装置からファイルを読み出すファイルシステム
のファイル管理方法において、新規ファイルを前記コン
ピュータにより前記第2記憶装置に登録し、前記第2記
憶装置のファイルの使用頻度を前記コンピュータにより
監視し、該使用頻度が一定値以上となった前記第2記憶
装置のファイルを、前記コンピュータにより前記第1記
憶装置にコピーし、当該コピーされたファイルの以後の
前記コンピュータのアクセス先を前記第1記憶装置に設
定することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記コンピュータは前
記第1記憶装置のファイルの使用頻度を監視し、該使用
頻度が特定値未満となったファイルを前記第1記憶装置
から消去し、該ファイルの前記コンピュータのアクセス
先を前記第2記憶装置に設定することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記新規ファイルを前
記コンピュータにより前記第2記憶装置に登録した時
に、該コンピュータは当該ファイルと共に登録されるフ
ァイル管理情報をデータベースの形態で第3の記憶装置
に登録することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記データベースのフ
ァイル管理情報の中には、ファイルの保存先およびその
中の格納アドレスを示す情報を含み、前記コンピュータ
は該情報を参照することによりファイルのアクセス先を
設定することを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記コンピュータは特
定ファイルのファイル管理情報の修復命令を受けた時
に、前記データベースを検索し、該特定ファイルに対応
するファイル管理情報を抽出することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明は、アクセス速度の低い第2記
憶装置のファイルの使用状況をコンピュータが監視し
て、使用頻度の高いファイルをアクセス速度の早い第1
記憶装置に移す。
【0012】請求項2の発明では、使用頻度が低くなっ
た第1記憶装置のファイルを自動消去し、ファイルのア
クセス先を第2記憶装置に戻す。
【0013】請求項3の発明は、ファイル管理情報をデ
ータベース形態で保管することによりファイル管理情報
の検索を容易にする。
【0014】請求項4の発明では、ファイルのアクセス
に際し、コンピュータは記憶装置からファイル格納先の
アドレス関連情報を取得せず、データベースから取得す
る。請求項5の発明では、データベースにバックアップ
的に記憶されているファイル管理情報を用いて、ファイ
ル管理情報を復元する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明を適用したファイルシステム
のシステム構成を示す。図1において、コンピュータ2
0には第1磁気ディスク記憶装置21、第2磁気ディス
ク記憶装置22、光ディスク記憶装置23および複数の
端末10が接続されている。端末10はコンピュータ2
0との間で通信を行う本体11、コンピュータ20に対
して送信する指示情報および各種データを入力するキー
ボード12、コンピュータ20からの出力情報を表示す
る表示装置13から構成されている。
【0017】ファイルの記憶に関連する情報を図2を用
いて説明する。コンピュータ10にはオペレティングシ
ステム(OS)と一般的に呼ばれるプログラム20Aが
格納されており、コンピュータ20はこのプログラムを
実行することにより、ディスク記憶装置21〜23にア
クセスを行う。第1磁気ディスク記憶装置21は第2磁
気ディスク記憶装置22および光ディスク記憶装置23
に格納されているファイル管理情報をデータベースの形
態で記憶する。光ディスク記憶装置23は新規に作成さ
れたファイルおよびそのファイル管理情報を装置内の光
ディスクに記憶する。なお、本実施例ではUNIXと呼
ばれるオペレーティングシステムと同等の機能を有する
オペレーティングシステムを想定しているので、光ディ
スク記憶装置23内の2枚の光ディスク40、50に跨
がって記憶されるファイルおよびファイル管理情報(図
4参照)もある。このようなファイルおよびファイル管
理情報の集合を符号45で示している。第2磁気ディス
ク記憶装置22は光ディスク記憶装置23上のファイル
の中の使用頻度の高いファイルを記憶する。
【0018】第1磁気ディスク記憶装置21のデータベ
ースの構造を図3に示す。本実施例のデータベースは図
3に示すように階層構造を持っている。図中、ファイル
制御関連のデータはファイル名、ディレクトリ、記憶装
置識別子、iノード識別子およびアクセス頻度(回数)
を1組としたデータ群で構成される。ここで、ファイル
名は、ユーザまたはコンピュータ20からファイルに対
して割り当てられた識別名である。ユーザがファイルの
読み出しを要求するときはこのファイル名を用いる。デ
ィレクトリは、たとえば、関連のある複数のファイルを
ツリー上に接続して管理する場合に複数のファイルの集
合に与える識別名を意味する。記憶装置識別子はファイ
ルが格納されている記憶装置を示す識別名である。iノ
ード識別子はファイル内で分割されたデータブロックに
関連するデータ、すなわちiノードに与える識別名であ
る。アクセス頻度はファイル名に対応するファイルがア
クセスされた回数を示す数値である。
【0019】データベースを構成するiノード関連のデ
ータは記憶装置識別子、iノード識別子、ファイル名、
最終更新時間、およびディスクアドレス表から構成され
る。上述のデータの他、本発明に関わるデータとしては
ディスクアドレス表がある。ディスクアドレス表は、デ
ータブロックが格納されている記憶装置内の格納アドレ
スを示す。この格納アドレスを読み出し命令と共にコン
ピュータ20が記憶装置に与えることによりその記憶装
置がディスクの指定アドレスからデータブロックを読み
出す。ディスクアドレス表関連データは記憶装置識別
子、データブロックが格納されている先頭アドレス、お
よび以後のデータブロックのアドレス及びiノードが直
接構造か間接構造(図5参照)であるかを示すビット情
報を1組のデータとして構成される。
【0020】第2磁気ディスク記憶装置22および光デ
ィスク記憶装置23に記憶されるファイルおよびファイ
ル管理情報は従来と同様のフォーマットで記載され、こ
のフォーマットはよく知られているので、詳細な説明を
省略する。
【0021】以上述べたシステム構成の下で実行される
ファイルアクセス処理を図7〜図10のフローチャート
を、用いて説明する。これらのフローチャートはコンピ
ュータ20が実行するオペレーティングシステム用のプ
ログラムの部分内容を説明の都合上機能的に表現したも
のである。
【0022】端末10から入力された情報を基にコンピ
ュータ20が新規ファイルを作成する。オペレーティン
グシステムが起動され、端末10のキーボード12から
ファイルの登録の指示があると、コンピュータ20は登
録命令を識別し(図7のS10)、従来と同様の処理手
順を用いてファイルの読み出しに用いるファイル管理情
報を作成し、ファイルおよびファイル管理情報を光ディ
スク記憶装置23に登録する(図7のS100)。ま
た、上記ファイル管理情報をデータベース21Aのデー
タ(図3参照)フォーマットに変換して第1ディスク記
憶装置のデータベース21Aに登録する。このときファ
イルの格納先は光ディスク記憶装置23およびアクセス
頻度は数値0にデータベース上で初期設定される(図7
のS110)。
【0023】コンピュータ20は端末10のキーボード
12から例えば、ファイルの読み出し要求(要求の中に
はファイル名が含まれる)を受けると(図7のS2
0)、S200のアクセス処理に移行する。この処理の
詳細手順を図8に示す。すなわち、コンピュータ10は
第1ディスク記憶装置21のデータベースをファイル名
に基づき参照して、読み出しの要求の合ったファイルの
格納先を取得し(図8のS201)、ファイルの格納先
からファイルを読み出し、端末10に送信する(図8の
S202)。このとき、コンピュータ20は第1ディス
ク記憶装置21のデータベース上の、このファイルつい
てのアクセス回数を+1する(図8のS203)。な
お、ファイル登録後の初めての読み出しの場合、初期の
アクセス頻度は数値0となっている。更新後のアクセス
頻度(数値1)が規定値2と比較され、1日のアクセス
回数が2回以上となっていないことがコンピュータ20
において確認されると、実行手順は、S204→205
と進み、その他、データベース関連データが更新される
(図8のS205→リターン)。この間、端末10側で
は送信されたファイルを表示装置13に表示する。以
下、ユーザーからファイルの読み出しの指示があるごと
に上述の手順が繰り返され、、第1ディスク記憶装置2
1のデータベース21A上のアクセス回数がファイル名
毎に更新される。
【0024】同一のファイルの1日のアクセス回数が一
定の回数(本例の場合数値2)を越えると(図8のS2
04)、コンピュータ20はアクセスの対象となった、
ファイルを第2磁気ディスク記憶装置22側にも記憶す
る(図8のS205)。また、第1ディスク記憶装置2
1のデータベース21A上の格納先を示す情報を現在の
光ディスク記憶装置23から第2磁気ディスク記憶装置
22に切り替える(図3、図6参照)。
【0025】したがって、以後ユーザがこのファイルに
対する読み出しをコンピュータ20に要求すると、コン
ピュータ20は第1磁気ディスク記憶装置21のデータ
ベースの格納先情報から第2磁気ディスク記憶装置22
側のファイルを読み出し、ユーザ側の端末10に送信す
る。以上のように、ユーザが頻繁にファイルの読み出し
を行うと、ファイルの読み出し先がアクセス速度の早い
磁気ディスク記憶装置に切り替わるので、ユーザは、フ
ァイルを迅速に受け取ることができる。
【0026】また、頻繁にアクセスの行われているファ
イルは磁気ディスク記憶装置(22)および光ディスク
記憶装置(23)の双方に記憶されているので、光ディ
スク記憶装置がバックアップの記憶装置として機能して
いる。したがって磁気ディスク記憶装置側のファイルま
たはファイル管理情報が何らかの原因で、消失、破壊さ
れた場合でも光ディスク記憶装置側のデータを新規に磁
気ディスク側にコピーすることで破壊ファイルを修復す
ることができる。
【0027】この場合は、ユーザーは端末装置10から
光ディスク記憶装置名、ファイル名を記載した読み出し
命令をコンピュータ20に送信する。コンピュータ10
では図10の手順に基づきアクセス先を光ディスク記憶
装置23と決定し、光ディスク記憶装置23内のファイ
ル管理情報により、従来と同様にして、指定されたファ
イルを光ディスクから読み出し、コンピュータ10内の
ワークメモリに格納する。その後、ユーザは端末10を
介してユーザが第2磁気ディスク記憶装置22にワーク
メモリのファイルを書き込む命令をコンピュータ10に
与えることで、ファイルのコピーが達成される。
【0028】本実施例では、ユーザがファイル名による
アクセスを指示した場合、、コンピュータ20が光ディ
スク記憶装置の使用頻度を監視するためにデータベース
21Aに使用頻度情報を格納している。そこで、この使
用頻度情報を取得する際に、ファイルの格納アドレスを
も取得する。データベース上でのアドレス情報が破壊す
ることも考えられるので、本実施例では従来と同様にデ
ィスク記憶装置側のファイル管理上を用いてファイルを
読み出すことができるように特定のアクセス命令を用意
している。また複数のファイルを読み出す命令等、につ
いては、コンピュータ20に必ず、データベース21A
を参照させるようにしている。このための処理内容を図
10に示す。図10に示す手順は、図8の処理手順に先
立って実行され、コンピュータ10が受けたファイルの
アクセス命令の種類を識別する手順を示す。2つ以上の
ファイルを読み出す特定命令の場合(2つ以上のファイ
ル名が記載されている場合を含む)は、ファイル管理命
令の読み出し先として第1磁気ディスク装置21のデー
タベース21Aが必ず指定され(図10のS510→S
530)、手順が図8の上述のアクセス処理に移行す
る。ディスク装置側に直接、アクセスする特定命令が入
力された場合はファイル管理情報の読み出し先が、特定
命令により指定されたディスク装置に指定され、従来と
同様のファイルの読み出しが行われる(図10のS51
0〜S540)。以上の場合以外は、実行手順が図8に
移行し、ファイル管理命令の読み出し先が第1磁気ディ
スク装置21のデータベース21Aに指定される。
【0029】データベース21Aからファイル管理情報
を取得することにより次のような利点が得られる。すな
わち図4に示すように2枚の光ディスク40、50に跨
がって同一ファイルについてのファイル管理情報が格納
されている場合、データベース21Aに第2磁気ディス
ク記憶装置22および光ディスク記憶装置23のファイ
ル管理情報を一括して記憶しているので、ただちにファ
イル管理情報を取得することができる。参考までに、従
来では図4のような間接構造のファイル管理情報を読み
出す場合、コンピュータ20は複数回ディスク間で交互
にファイル管理情報を読み出さなければならない。
【0030】また、本実施例の利点としてはユーザは端
末10からキーワードをコンピュータ20に与えること
で、キーワードに関連するデータをデータベース21A
からコンピュータ20により取り出すことができる。こ
のため、コンピュータ20は複数の記憶装置22、23
をアクセスしてデータを収集する必要がない。
【0031】また、本実施例ではこのデータベース21
Aを用いて、光ディスク記憶装置23の光ディスクの破
壊されたファイル管理情報を復元することができる。こ
のための手順を説明する。
【0032】図7において、ユーザは端末10のキーボ
ード12から修復命令および修復対象のファイル名およ
び/またはディスク名を入力する。修復命令の入力をS
30で検知したコンピュータ20は手順をS300へと
進め、ここで、図9の修復処理手順を実行する。コンピ
ュータ20はファイル名またはディスク名の入力キーワ
ードを受付け(図9のS301)、このキーワードを用
いて第1磁気ディスク記憶装置21のデータベース21
Aにアクセスし、キーワードに関連するファイル管理情
報を取得する(図9のS302)。キーワードがファイ
ル名の場合は、このファイル名に対応のファイル管理情
報が得られる。なお、データベース21Aから得られる
ファイル管理情報と、光ディスク上のファイル管理情報
は記憶フォーマットが異なるので、あらかじめ定めたフ
ォーマット間の対応関係に基づきコンピュータ20によ
りフォーマット変換を行ってコンピュータ20内のワー
クメモリに復旧する(図9のS303)。
【0033】上記キーワードがディスク名の場合は、デ
ィスク内に含まれるファイルすべてのファイル管理情報
をデータベース21Aから取得する。光ディスク記憶装
置23をキーワードとすると、この記憶装置内のすべて
のファイル管理情報がデータベースの検索対象となるこ
とは言うまでもない。コンピュータ20はワークメモリ
上のファイル管理情報を端末10に、返す。ユーザはこ
のファイル管理情報を表示装置13の表示画面で確認
し、キーボード12から、例えば、読み出しアドレスを
直接的に指示したファイル読み出し命令を入力する。こ
れにより、ファイル管理情報が破壊された光ディスクか
ら所望のファイルをコンピュータ20上へ取り出すこと
ができる。
【0034】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0035】1)本実施例では光ディスクの使用頻度は
1日に2回としているが、例えば、月に5回とすること
もできる。この場合は、データベース21A上の使用頻
度情報を0にコンピュータ20がリセットする周期を1
日から1月に変更する。
【0036】2)第2磁気ディスク記憶装置22に転送
されたファイルを使用頻度に応じて自動消去することも
できる。この場合は、図8のS204の比較判定におい
て1日に1回の使用頻度に満たない場合は、すなわち、
ファイルのデータベース21Aのアクセス先情報が第2
磁気ディスク記憶装置22を示し、かつ、前日の使用頻
度が2未満であることをコンピュータ20が確認したと
きに、コンピュータ20によりそのファイルを消去す
る。コンピュータ20により、また、データベース21
A上のアクセス先情報(以後のアクセス先)を光ディス
ク記憶装置23に変更(設定)する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、アクセス速度の高い第1記憶装置にファイルが移さ
れてもアクセス速度の低い第2記憶装置にも同じファイ
ルが残され、このファイルがバックアップの機能を果た
す。
【0038】請求項2の発明では、アクセス速度の高い
第1記憶装置側でもファイルの使用頻度が低下すると、
ファイルが消去され、第1記憶装置の有効利用が図られ
る。
【0039】請求項3の発明では、ファイル管理情報を
データべースの形態で別途保管することで、このデータ
ベースのファイル管理情報がバックアップとしての機能
を果たすだけでなく、複数の記憶装置にアクセスするこ
となくデータベースの検索により、必要なファイル管理
情報のみを取り出すことができる。
【0040】請求項4の発明では、データベースからフ
ァイルアクセスに必要なアドレス関連情報を取り出すこ
とにより、記憶装置のファイル管理情報に対するコンピ
ュータのアクセスを無くし、記憶装置側のファイル管理
情報の破壊に対する保護を図る。
【0041】請求項5の発明では、記憶装置側のファイ
ル管理情報が破壊された場合でも、自動的に、ファイル
管理情報を再構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明実施例の記憶情報の内容を示すブロック
図である。
【図3】本発明実施例のデータベース21Aの構造を示
す説明図である。
【図4】ファイル管理情報の光ディスク間の読み取り順
序を示す説明図である。
【図5】ファイル管理情報の構造を示す説明図である。
【図6】データベース21Aのデータの変化を示す説明
図である。
【図7】図1のコンピュータ20が実行する制御手順を
示すフローチャートである。
【図8】図1のコンピュータ20が実行する制御手順を
示すフローチャートである。
【図9】図1のコンピュータ20が実行する制御手順を
示すフローチャートである。
【図10】図1のコンピュータ20が実行する制御手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 端末 11 本体 12 キーボード 13 表示装置 20 コンピュータ 21 第1磁気ディスク記憶装置 22 第2磁気ディスク記憶装置 23 光ディスク記憶装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用頻度の高いファイルをアクセス速度
    の高い第1記憶装置に記憶し、使用頻度の低いファイル
    をアクセス速度の低い第2記憶装置に記憶し、コンピュ
    ータにより前記第1記憶装置および前記第2記憶装置か
    らファイルを読み出すファイルシステムのファイル管理
    方法において、 新規ファイルを前記コンピュータにより前記第2記憶装
    置に登録し、 前記第2記憶装置のファイルの使用頻度を前記コンピュ
    ータにより監視し、 該使用頻度が一定値以上となった前記第2記憶装置のフ
    ァイルを、前記コンピュータにより前記第1記憶装置に
    コピーし、 当該コピーされたファイルの以後の前記コンピュータの
    アクセス先を前記第1記憶装置に設定することを特徴と
    するファイルシステムのファイル管理方法。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータは前記第1記憶装置の
    ファイルの使用頻度を監視し、該使用頻度が特定値未満
    となったファイルを前記第1記憶装置から消去し、該フ
    ァイルの前記コンピュータのアクセス先を前記第2記憶
    装置に設定することを特徴とする請求項1に記載のファ
    イルシステムのファイル管理方法。
  3. 【請求項3】 前記新規ファイルを前記コンピュータに
    より前記第2記憶装置に登録した時に、該コンピュータ
    は当該ファイルと共に登録されるファイル管理情報をデ
    ータベースの形態で第3の記憶装置に登録することを特
    徴とする請求項1に記載のファイルシステムのファイル
    管理方法。
  4. 【請求項4】 前記データベースのファイル管理情報の
    中には、ファイルの保存先およびその中の格納アドレス
    を示す情報を含み、前記コンピュータは該情報を参照す
    ることによりファイルのアクセス先を設定することを特
    徴とする請求項3に記載のファイルシステムのファイル
    管理方法。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータは特定ファイルのファ
    イル管理情報の修復命令を受けた時に、前記データベー
    スを検索し、該特定ファイルに対応するファイル管理情
    報を抽出することを特徴とする請求項3に記載のファイ
    ルシステムのファイル管理方法。
JP5190362A 1993-07-30 1993-07-30 ファイルシステムのファイル管理方法 Pending JPH0744426A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09265423A (ja) * 1996-03-28 1997-10-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 記憶システム
JPH1011335A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Shikoku Nippon Denki Software Kk 階層ファイルシステム
JP2015500544A (ja) * 2011-12-15 2015-01-05 シマンテック コーポレーションSymantec Corporation バーチャル環境におけるダイナミックストレージ階層化

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