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JPH0741782Y2 - ゴム床材 - Google Patents

ゴム床材

Info

Publication number
JPH0741782Y2
JPH0741782Y2 JP1988104428U JP10442888U JPH0741782Y2 JP H0741782 Y2 JPH0741782 Y2 JP H0741782Y2 JP 1988104428 U JP1988104428 U JP 1988104428U JP 10442888 U JP10442888 U JP 10442888U JP H0741782 Y2 JPH0741782 Y2 JP H0741782Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
downward
fitting portion
along
upward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988104428U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225638U (ja
Inventor
忠男 赤木
Original Assignee
忠男 赤木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 忠男 赤木 filed Critical 忠男 赤木
Priority to JP1988104428U priority Critical patent/JPH0741782Y2/ja
Publication of JPH0225638U publication Critical patent/JPH0225638U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0741782Y2 publication Critical patent/JPH0741782Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本考案はゴルフ場の室内床、ホール間通路、スポーツ場
床その他の比較的に厚みを必要とする、置敷施工して用
いられるゴム床材に関するものである。
(B)從来の技術 從来、ゴム床材はその秀れた弾性と耐摩耗性を有するこ
とより、前記の用途に多く用いられているが、床地面上
に施工されたゴム床材の位置的な安定性をよくして美観
をいつまでも保つためには貼付施工をする必要がある、
この貼付施工には経験のある熟練した施工者と多くの工
数を要するので高価につく欠点と、また通行頻度の多い
位置の床面がよく傷むが、この箇所を取替補修すること
が困難である欠点と、また古くなった床材を剥がして新
しく張替施工するときに、ゴム床材を剥離する作業と床
面より接着剤を除去する作業が困難で、かつ重労働であ
り日時と費用を要する欠点があることより、近時は置敷
方式の施工に対する要望が多い。
置敷方式のゴム床材の從来法としては、第7図と第8図
に示す方式、また他の方式も行われているが、何れも、
第7図と第8図より想定されるように、隣接するゴム床
材同士の拘束力が弱く、使用中に受ける応力により、目
地に不等の隙間を生じる、またゴム床材が上下に歪んで
目地部に高低を生じる欠点がある。また床全体のデザイ
ンが形状的な制約により劣るために、多く用いられない
のが実状である。
(C)考案が解決しようとする問題点 本考案は、前記の欠点を解決して、永年の懸案であっ
た、置敷方式のゴム床材の相隣接するゴム床材同士間の
拘束力を強化した構造として、施工後長期間の使用にお
いても、ゴム床材の配列が整然として高低の段差を生じ
ることもなく、かつデザイン的にも優れた置敷施工方式
のゴム床材を開発しようとするものである。
(D)問題を解決するための手段 その解決の手段を第1図、第2図、または第4図、第5
図および第3図、第6図に從って説明すれば、 1(イ)四角形のゴム板の裏面(2)の4つの角より相
対する二辺に沿った凹溝(5)と凸堤(6)とを主体と
する、4個の下向嵌合部(4)を設ける。
(ロ)前記の裏面(2)の二辺に対応する、表面(1)
の二辺に沿ったその各中央部に、置敷施工したときに前
記の裏面(2)に設けた下向嵌合部(4)が相接して一
対となる2個の下向嵌合部(4)を嵌合できる、辺に沿
った凹溝(5)と凸堤(6)とを主体とする上向嵌合部
(3)を設ける。
上記構成の、1個の上向嵌合部(3)に、2個の下向嵌
合部(4)を一対に組合せ配列して嵌合し噛み合わせて
置敷施工して用いるゴム床材である。
2なお前記のゴム床材の表面(1)と裏面(2)とに凹
溝(5)と凸堤(6)とを主体として設けた各嵌合部に
おいて、下向嵌合部(4)の1個の外縁の辺長はその沿
った辺長の1/4であり、上向嵌合部(3)の1個の外縁
の辺長はその沿った辺長の1/2であり、また、置敷施工
により隣接して一対となる2個の下向嵌合部(4)の平
面形状と面積とは、1個の上向嵌合部(3)の平面形状
と面積とに等しくなるように設けられたものである。
3また前記の1.2にて示した、上向嵌合部(3)と下向
嵌合部(4)との1/3以上は、辺に沿った凹溝(5)と
凸堤(6)とにより構成されたものである。
以上の1,2,3に記載した構成のゴム床材を置敷施工して
用いることにより從来法の問題点を解決した。
(E)考案の作用 本考案は、上記の構成により次の如き作用がある。本考
案の以降の記載においては、上向嵌合部(3)と下向嵌
合部(4)とが沿って設けられた二辺の延長方向をゴム
床材の縦方向とし、その直角方向を横方向として記載し
て用いる。
(作用1)所定の広さの床地面の一方の端に沿って、先
づ、ゴム床材を縦方向に一列に配列する、次に前記の配
列により形成された2個の下向嵌合部(4)同士が相接
した位置に、別のゴム床材の上向嵌合部(3)を突き合
わせて配置し、これの反対側の縦方向の側面より木槌等
により叩き込んでゴムの可撓性を利用して互に嵌合して
噛み合せる、この嵌合作業を順次に繰返して行なって第
3図または第6図に示す形態で所定の広さに置敷施工を
行ない、その周辺部は、役物ゴム床材を用いるか、また
はカッターにより切揃えるかして仕舞すると置敷施工が
完了する作用がある。
本考案のゴム床材の横方向の両側面には、突出部がない
ために、厚手のゴム床材においても前記の置敷施工が可
能である作用がある。
(作用2)本考案のゴム床材は、表面(1)の縦方向の
相対する二辺の中央部に、下向嵌合部(4)2個を相接
した形態で嵌合部せしめる上向嵌合部(3)を設けたこ
とより、置敷施工後の床面の各くゴム床材の目地形状
は、ダンベル形状目地となり、しかも、ダンベル形状が
交互に噛み合って組み合わされた、破り目地、を形成し
て縦方向のゴム床材の配列の結合力を強化して、床面の
目地の配列の崩れを防止する作用がある。
(作用3)第3図に示すように置敷施工された、或るゴ
ム床材をaとし、これに隣接する各ゴム床材をb、c、
d、eと呼称すると、aの4つの角に設けた4個の下向
嵌合部(4)は、b、c、d、eのそれぞれの中央部の
上向嵌合部(3)に嵌合して噛み合って、b、c、d、
eの各ゴム床材を床地面に押しつける、また、aの2つ
の上向嵌合部(3)には、b、c、d、eの各1個の下
向嵌合部(4)が2つで対となり、嵌合し噛み合ってa
の上向嵌合部(3)の部位を床地面に押しつける、この
ように隣接する各くゴム床材同士は交互に押え合って、
ゴム床材が床地面より浮上するのを防止する作用があ
る。
(作用4)本考案のゴム床材の上向および下向の嵌合部
は互いに嵌合し噛み合う凹溝(5)と凸堤(6)とを主
体とする構成であり、また前記の(作用3)項に記載し
たように、置敷施工により隣接したゴム床材同士の上向
および下向の嵌合部は、交互に嵌合し噛み合う構成であ
るために、施工したゴム床材の横方向の結合力が強固で
横方向の目地の崩れを起こさない作用がある (F)考案の効果 本考案のゴム床材は、前記の構成と作用により次の如き
効果がある。
(効果1)本考案のゴム床材を置敷施工したものは、前
記(作用2)(作用3)(作用4)の項の作用の総合的
効果により、縦方向、および横方向の拘束力が強固であ
り、更に、床地面より床面が部分的な浮き上りのない一
体化した補強構造であるために施工後の永年の使用によ
っても目地崩れを起さず美観を保つ効果がある。特に厚
手のゴム床材を用いた床面は、置敷工法によるものであ
りながら、スパイクシューズによる過酷な長年の歩行に
も耐える特徴がある。
(効果2)從来の貼付工法の床材においては、施工前の
位置の割付作業や貼付施工中の目地合せに高度の熟練し
た作業者を必要としたが、本考案のゴム床材では、前記
(作用1)の項に示す置敷施工工法であるために施工が
少し進行した時点で方向を修正できるので施工前に正確
な割付け作業を必要とせず、また特に隣接するゴム床材
同士の拘束力が強いために、縦、横、高さの目地が正確
に仕上ることより高度の熟練者を必要とせず、工事日程
計画が容易である。
(効果3)從来法の置敷施工方法のゴム床材の長所であ
る、部分的な取替補修の容易さや、古くなつたゴム床材
を撤去して、再施工するときの撤去作業が容易であるこ
とや、床地面から接着剤を除去する困難な作業が不必要
である等の長所はそのまま持っている。
等の効果を有するゴム床材である。
(G)実施例 本考案において用いるゴムは、天然ゴム、合成ゴム、再
生ゴム等のゴム原料に、加硫剤、加硫促進剤、補強剤、
充填剤、軟化剤やその他のゴム用薬剤を、用途や要求性
能に合せて配合し混練したゴムコンパンドを用いて、第
1図、第2図、または第4図、第5図に示すものを成形
できる、加硫成形用金型を用いて加硫成形を行い、ゴム
床材とする。
また、軽発泡するスポンジ用コンパンドを用いて加硫成
形してもよい。
または、粉末ゴム類をウレタン樹脂等の樹脂類をバイン
ダーとして用いて成形してもよい。
本考案のゴム床材は、四角形のゴム板の表面(1)の相
対する二辺と、これに対応する裏面(2)の二辺に沿っ
て設けられた、各上、下の嵌合部は、第1図、第2図、
および第4図、第5図に示すように、何れも、四角形ゴ
ム板の4側面よりの突出部ではなく、凹所の形態で設け
られている、このため置敷施工すると第3図、第6図に
示すように、各ゴム床材間の目地はダンベル形状が交互
に噛合った形態となり、縦方向の置敷配列を強化すと共
にデザイン的にも好適である、しかし好みによっては、
第3図に示すように、ゴム床材間の継目の目地を角型の
ダンベル形として、これに四角形となる飾り目地を設け
たものは、施工により四角形のタイル調の床面が得られ
る。また、床材間の継目の目地部に合せた凹凸の滑り止
め彫刻を施すと優れたデザインの滑らないゴム床材が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例品の表面の斜視図 第2図は、本考案の第1図の裏面の斜視図 第3図は、本考案の第1図.第2図品の組合せ施工を示
す一部断面を持った斜視図 第4図は、本考案の一実施例品の表面の斜視図 第5図は、本考案の第4図の裏面の斜視図 第6図は、本考案の第4図、第5図品の組合せ施工を示
す一部断面を持った斜視図 第7図は、從来品の一実施例品の組合せ施工を示す斜視
図 第8図は、從来品の一実施例品の組合せ施工を示す一部
断面を持った斜視図 1……表面、5……凹溝 2……裏面、6……凸堤 3……上向嵌合部、7……從来品 4……下向嵌合部、8……從来品 a〜e……組合せ施工した個々のゴム床材の記号

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)四角形のゴム板の裏面(2)の4つ
    の角より相対する二辺に沿った凹溝(5)と凸堤(6)
    とを主体とする、4個の下向嵌合部(4)を設ける。 (ロ)前記の裏面(2)の二辺に対応する、表面(1)
    の二辺に沿ったその各中央部に、置敷施工したときに前
    記の裏面(2)に設けた下向嵌合部(4)が相接して一
    対となる2個の下向嵌合部(4)を嵌合できる、辺に沿
    った凹溝(5)と凸堤(6)とを主体とする上向嵌合部
    (3)を設ける。 上記構成による、1個の上向嵌合部(3)に、2個の下
    向嵌合部(4)を一対に組合せ配列して嵌合し噛み合わ
    せて置敷施工して用いるゴム床材。
  2. 【請求項2】表面(1)と裏面(2)とに凹溝(5)と
    凸堤(6)とを主体として設けた各嵌合部において、下
    向嵌合部(4)の1個の外縁の辺長は、その沿った辺長
    の1/4であり、上向嵌合部(3)の1個の外縁の辺長は
    その沿った辺長の1/2であり、また置敷施工により隣接
    して一対となる2個の下向嵌合部(4)の平面形状と面
    積とは、1個の上向嵌合部(3)の平面形状と面積とに
    等しくなるように設けた、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のゴム床材。
  3. 【請求項3】上向嵌合部(3)と下向嵌合部(4)の1/
    3以上は、辺に沿った凹溝(5)と凸堤(6)により構
    成されている置敷施工して用いられる、実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載のゴム床材。
JP1988104428U 1988-08-05 1988-08-05 ゴム床材 Expired - Lifetime JPH0741782Y2 (ja)

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JPH0225638U JPH0225638U (ja) 1990-02-20
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JP2521761Y2 (ja) * 1990-12-27 1997-01-08 横浜ゴム株式会社 ゴムタイルブロックの構造
JP7171366B2 (ja) * 2018-10-26 2022-11-15 日本興業株式会社 拘束用ブロック
CN114016713B (zh) * 2021-12-01 2023-05-19 美洲豹装饰股份有限公司 一种涂胶铺设橡胶地板装置

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JPH0225638U (ja) 1990-02-20

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