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JPH073941U - ローダの走行用ベルト切れ検知装置 - Google Patents

ローダの走行用ベルト切れ検知装置

Info

Publication number
JPH073941U
JPH073941U JP3977793U JP3977793U JPH073941U JP H073941 U JPH073941 U JP H073941U JP 3977793 U JP3977793 U JP 3977793U JP 3977793 U JP3977793 U JP 3977793U JP H073941 U JPH073941 U JP H073941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
carrier
loader
conductive wire
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3977793U
Other languages
English (en)
Inventor
一夫 木村
Original Assignee
オークマ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オークマ株式会社 filed Critical オークマ株式会社
Priority to JP3977793U priority Critical patent/JPH073941U/ja
Publication of JPH073941U publication Critical patent/JPH073941U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 NCローダのキャリア走行用ベルトの切断を
検知して瞬時にキャリアを停止させるとともにNCを非
常停止させる装置を提供する。 【構成】 キャリア走行用シンクロベルト12に導電線
を組み込んで弱電流を流し、万一シンクロベルトが切れ
たときて導電線が切れて電流が停止したのを制御部14
で検出してZ軸ブレーキをかけてキャリアの慣性力によ
る走行を止め、同時に非常停止信号を出力してNCを停
止させ、ブザー又はパトランプ等でベルト切れを知らせ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は垂直移動可能なグリッパアームを有するキャリアを走行用ベルトによ りガイドビーム上を水平移動させる方式のNCローダの走行用ベルトの切断を検 知してローダを非常停止させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、工作機械のワーク搬送用NCローダは、図5に示すように本機上方水平 に設けられたガイドビーム101上を、垂直移動可能なグリッパアーム102を 有するキャリア103が走行する形式が多く、キャリア103の走行はラック1 04,ピニオン105により駆動するものが一般に採用されていた。しかし最近 では比較的小型のNCローダは、走行部の軽量化と低騒音化のため、図6に示す ような両端がキャリア106に固着されてガイドビーム107両端部のプーリ1 09A,109B間に張設された走行用シンクロベルト108により直接キャリ アを駆動するものが増えてきた。この走行用シンクロベルトは、長時間使用する と劣化して破断するため定期点検と定期交換を行うことが条件となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた走行用シンクロベルトは、定期点検と定期交換によりある 程度安全を確保しているが、製造上の欠陥や不慮の傷等で突起破断する場合があ り、万一走行中にベルトが切れるとサーボモータによる制御が不能となってキャ リアが慣性力で暴走し、工作機械や周辺機器等と衝突して大きな事故が発生する 危険があるという問題点を有している。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、突発的なベルト切れを検知して瞬時にサドルの走行を止 めると同時にローダを非常停止させて工作機械や周辺機器等との衝突を回避する ことのできるローダの走行用ベルト切れ検知装置を提供しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案におけるローダの走行用ベルト切れ検知装置 は、走行用ベルトにより直接駆動を行うローダにおいて、前記ベルト内に全長に わたって設けられた導電線と、該導電線に弱電流を流す手段と、前記ベルトとと もに前記導電線が切れ前記弱電流が停止したのを検知する手段と、前記検知手段 の信号により前記ローダを非常停止させる手段とを含んでなるものである。
【0005】
【作用】
サドル走行中にベルトが切れると導電線が切れて流れていた電流が止まる。こ れを検流器で検出してキャリアに取付けられているZ軸ブレーキをかけてキャリ アを止めるとともに非常停止信号を送って停止させる。
【0006】
【実施例】
以下本実施例について図面にもとづいて説明する。 工作機械例えば図示しない旋盤の上方に主軸軸心線と平行(Z軸方向)にガイ ドビーム1が設置されており、ガイドビーム1上にキャリア2が走行可能に載置 されている。キャリア2にはグリッパアーム3が垂直(Y軸)方向に移動可能に 設けられており、グリッパアーム3の下端にAハンド4AとBハンド4BがX・ Y軸平面上において旋回可能に設けられ、このAハンド4AとBハンド4Bはグ リッパアーム3に固着の圧油又は圧力空気駆動の流体圧シリンダ5により交互に ワーク着脱位置に割出される。グリッパアーム3はラック6が固着されており、 キャリア2に固着のY軸サーボモータ7によりピニオン8を介して移動位置決め される。 ガイドビーム1の両端に駆動側プーリ9と従動側プーリ11が回転可能に支持 され、このプーリ9,11間に両端がキャリア2に固着される走行用シンクロベ ルト12が張設されており、ガイドビーム2上に固着のZ軸サーボモータ13に よりこのシンクロベルト12を介してキャリア2が移動位置決めされる。
【0007】 走行用シンクロベルト12は図2に示すように合成ゴムを母体とし、強化繊維 等の補強心線12aにより伸びや曲げに対する強度を付加したもので、補強心線 12aと平行に銅等良導電性細線を撚線にした導電線13が全長にわたって少な くとも一本母体の合成ゴムにより絶縁された状態で配設されている。この導電線 13は必ずしも撚線にする必要はなく単線を使用することもでき、この場合は曲 げによる伸縮の繰り返しで切断しないよう図3に示すように蛇行状に配設される 。何れの場合も導電線13はシンクロベルト切断時に容易に断線し、しかもシン クロベルトの通常動作中に生じる伸び縮みに耐ええる構造とする必要がある。
【0008】 制御部14は導電線13に弱電流を供給するための電源部15と、電流量を調 整する可変抵抗器16と、電流のON,OFFを検出する検流器17と、電流O FFで後述のZ軸ブレーキを作動させるとともにNC装置19に非常停止信号を 出力するリレー回路18とにより構成されている。 Z軸ブレーキ21は図4に示すようにキャリア2のガイドビーム1対向面に固 着されており、ソレノイド22が非通電のときブレーキパット23がばね24に より突出してガイドビーム1の側面に押圧されてブレーキがかかるようになって いる。
【0009】 続いて本実施例の作用について説明する。 Z軸モータ13が回転して走行用シンクロベルト12によりキャリア2が走行中 に突然 シンクロベルト12が切れると、導電線13が切れて電流が停止する。 これを検流器17により検出してリレー回路18によりZ軸ブレーキ21のソレ ノイド22が非通電となり、同時にNC装置19に非常停止信号が送られる。そ してZ軸ブレーキ21のブレーキパット23がばね24の力で案内ビーム1に押 圧されて、ブレーキがかかりその場でキャリア2が停止し、NCが非常停止して ブザー又はパトランプ等でベルト切れを作業者に通報する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。 キャリアを直接駆動する走行用シンクロベルト内に導電線を配設して弱電流を 流し、シンクロベルト及び導電線の切断を電流停止で検知して瞬時にNCローダ を非常停止するようにしたので、定期点検や定期交換で防止できない突発的な不 慮のベルト切れによる衝突等の事故がなくなり、安全性が向上し生産性の向上が 図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の走行用ベルト切れ検知装置付NCロ
ーダの構成図である。
【図2】導電線入りシンクロベルトの一例を示す斜視図
である。
【図3】導電線入れシンクロベルトの他の例を示す斜視
図と制御部のブロック線図である。
【図4】Z軸ブレーキを示すキャリア及びビームの断面
図である。
【図5】従来の技術のラックピニオン駆動式NCローダ
の構成図である。
【図6】従来の技術のベルト駆動式NCローダの構成図
である。
【符号の説明】
1 ガイドビーム 2 キャリ
ア 9 駆動側プーリ 11 従動
側プーリ 12 シンクロベルト 13 Z軸
サーボモータ 14 制御部 21 Z軸
ブレーキ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用ベルトにより直接駆動を行うロー
    ダにおいて、前記ベルト内に全長にわたって設けられた
    導電線と、該導電線に弱電流を流す手段と、前記ベルト
    とともに前記導電線が切れ前記弱電流が停止したのを検
    知する手段と、前記検知手段の信号により前記ローダを
    非常停止させる手段とを含んでなることを特徴とするロ
    ーダの走行用ベルト切れ検知装置。
JP3977793U 1993-06-25 1993-06-25 ローダの走行用ベルト切れ検知装置 Pending JPH073941U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3977793U JPH073941U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ローダの走行用ベルト切れ検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3977793U JPH073941U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ローダの走行用ベルト切れ検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH073941U true JPH073941U (ja) 1995-01-20

Family

ID=12562372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3977793U Pending JPH073941U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 ローダの走行用ベルト切れ検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH073941U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014680A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Star Seiki Co Ltd 補強用金属線材入りベルトの異常検出方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292150A (ja) * 1989-04-28 1990-12-03 Okuma Mach Works Ltd ワーク搬送装置

Patent Citations (1)

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