JPH073648A - 布帛の処理方法 - Google Patents
布帛の処理方法Info
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- JPH073648A JPH073648A JP5265131A JP26513193A JPH073648A JP H073648 A JPH073648 A JP H073648A JP 5265131 A JP5265131 A JP 5265131A JP 26513193 A JP26513193 A JP 26513193A JP H073648 A JPH073648 A JP H073648A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M7/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made of other substances with subsequent freeing of the treated goods from the treating medium, e.g. swelling, e.g. polyolefins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M13/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M13/244—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing sulfur or phosphorus
- D06M13/282—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing sulfur or phosphorus with compounds containing phosphorus
- D06M13/288—Phosphonic or phosphonous acids or derivatives thereof
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/37—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/39—Aldehyde resins; Ketone resins; Polyacetals
- D06M15/423—Amino-aldehyde resins
- D06M15/43—Amino-aldehyde resins modified by phosphorus compounds
- D06M15/431—Amino-aldehyde resins modified by phosphorus compounds by phosphines or phosphine oxides; by oxides or salts of the phosphonium radical
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 布帛をポリ(ヒドロキシアルキル)ホスホニ
ウム化合物を含む水溶液で含浸することを包含する、難
燃性および耐水性を布帛に付与するための布帛の処理方
法において、12〜20個の炭素原子を有する1種類以
上の第一、第二または第三脂肪族アミンが含浸溶液に添
加されており、該アミン類は、該添加の前にプロトン化
され且つ中和されていることを特徴とする。 【効果】 繊維内部へのホスホニウム化合物の固定の効
率が増加し、ホスホニウム化合物の均一な分散が改善さ
れ、および改善した難燃性と増加した耐水性が得られ
る。
ウム化合物を含む水溶液で含浸することを包含する、難
燃性および耐水性を布帛に付与するための布帛の処理方
法において、12〜20個の炭素原子を有する1種類以
上の第一、第二または第三脂肪族アミンが含浸溶液に添
加されており、該アミン類は、該添加の前にプロトン化
され且つ中和されていることを特徴とする。 【効果】 繊維内部へのホスホニウム化合物の固定の効
率が増加し、ホスホニウム化合物の均一な分散が改善さ
れ、および改善した難燃性と増加した耐水性が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛に難燃性および耐
水性を付与するための布帛の改善された処理方法および
これにより処理された布帛に関するものである。
水性を付与するための布帛の改善された処理方法および
これにより処理された布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】セルロース繊維(例えば綿)
を含む布帛の難燃化処理のための知られた方法は、ポリ
(ヒドロキシオルガノ)ホスホニウム化合物、例えばテ
トラキス(ヒドロキシオルガノ)ホスホニウム塩の水溶
液で布帛を含浸することからなる。また、ポリ(ヒドロ
キシオルガノ)ホスホニウム化合物は、尿素のような窒
素含有化合物との縮合物を含むことができる。含浸に続
き、布帛を乾燥し、続いてアンモニアで硬化すれば、布
帛の繊維内部で機械的に固定された、硬化した水不溶性
のポリマーが生成される。硬化後、このポリマーは酸化
され、3価のリンから5価のリンに転換され、布帛が洗
浄され乾燥される。このプロセスに従って処理された布
帛およびこのような処理された布帛から製造された衣服
は、アルブライト・アンド・ウイルソンリミテッド(Al
bright & Wilson Limited)の商品名PROBANとして市販
されている。
を含む布帛の難燃化処理のための知られた方法は、ポリ
(ヒドロキシオルガノ)ホスホニウム化合物、例えばテ
トラキス(ヒドロキシオルガノ)ホスホニウム塩の水溶
液で布帛を含浸することからなる。また、ポリ(ヒドロ
キシオルガノ)ホスホニウム化合物は、尿素のような窒
素含有化合物との縮合物を含むことができる。含浸に続
き、布帛を乾燥し、続いてアンモニアで硬化すれば、布
帛の繊維内部で機械的に固定された、硬化した水不溶性
のポリマーが生成される。硬化後、このポリマーは酸化
され、3価のリンから5価のリンに転換され、布帛が洗
浄され乾燥される。このプロセスに従って処理された布
帛およびこのような処理された布帛から製造された衣服
は、アルブライト・アンド・ウイルソンリミテッド(Al
bright & Wilson Limited)の商品名PROBANとして市販
されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、含浸溶液
に1種類以上のプロトン化され且つ中和されたアミンを
加えることにより、このシステムにおける繊維内部への
ホスホニウム化合物の固定の効率が増加し、ホスホニウ
ム化合物の均一な分散が改善され、および改善した難燃
性と増加した耐水性が導かれること見いだした。
に1種類以上のプロトン化され且つ中和されたアミンを
加えることにより、このシステムにおける繊維内部への
ホスホニウム化合物の固定の効率が増加し、ホスホニウ
ム化合物の均一な分散が改善され、および改善した難燃
性と増加した耐水性が導かれること見いだした。
【0004】従って本発明は、布帛をポリ(ヒドロキシ
アルキル)ホスホニウム化合物を含む水溶液で含浸する
ことを包含する、難燃性および耐水性を布帛に付与する
ための布帛の処理方法において、12〜20個の炭素原
子を有する1種類以上の第一、第二または第三脂肪族ア
ミンが含浸溶液に添加されており、該アミン類は、該添
加の前にプロトン化され且つ中和されていることを特徴
とする、布帛の処理方法を提供するものである。
アルキル)ホスホニウム化合物を含む水溶液で含浸する
ことを包含する、難燃性および耐水性を布帛に付与する
ための布帛の処理方法において、12〜20個の炭素原
子を有する1種類以上の第一、第二または第三脂肪族ア
ミンが含浸溶液に添加されており、該アミン類は、該添
加の前にプロトン化され且つ中和されていることを特徴
とする、布帛の処理方法を提供するものである。
【0005】また本発明は、直前のパラグラフに記載さ
れた方法により処理された、難燃性および耐水性の布帛
を提供するものである。
れた方法により処理された、難燃性および耐水性の布帛
を提供するものである。
【0006】含浸溶液におけるプロトン化され且つ中和
されたアミンの濃度は、0.05〜3重量%の範囲が適
切であり、0.1〜1重量%の範囲が好適であり、とく
に約0.3重量%である。
されたアミンの濃度は、0.05〜3重量%の範囲が適
切であり、0.1〜1重量%の範囲が好適であり、とく
に約0.3重量%である。
【0007】本発明の好適な実施態様において、プロト
ン化され且つ中和されたアミンは実質上n−オクタデシ
ルアミンからなるものである。
ン化され且つ中和されたアミンは実質上n−オクタデシ
ルアミンからなるものである。
【0008】本発明の別の態様において、プロトン化さ
れ且つ中和されたアミンは、炭素原子16〜18個を有
する第一脂肪族アミン類の混合物を包含する。
れ且つ中和されたアミンは、炭素原子16〜18個を有
する第一脂肪族アミン類の混合物を包含する。
【0009】ポリ(ヒドロキシアルキル)ホスホニウム
化合物は、テトラキス(ヒドロキシアルキル)ホスホニ
ウム(以下THPとする)化合物、例えば[THP]+
塩であるのが好ましい。
化合物は、テトラキス(ヒドロキシアルキル)ホスホニ
ウム(以下THPとする)化合物、例えば[THP]+
塩であるのが好ましい。
【0010】本発明によれば、アミン類は、有機弱酸,
例えば酢酸によりプロトン化され且つ中和され得る。従
って、プロトン化され且つ中和されたアミンは、オクタ
デシルアミンアセテートから実質上なることができる。
例えば酢酸によりプロトン化され且つ中和され得る。従
って、プロトン化され且つ中和されたアミンは、オクタ
デシルアミンアセテートから実質上なることができる。
【0011】好適には、アミン類は、すでにプロトン化
され且つ中和された状態において得ることができる。
され且つ中和された状態において得ることができる。
【0012】これとは別に、アミン類は、十分な酢酸と
混合して、簡単にプロトン化および中和することがで
き、このように処理されたアミン類は、含浸溶液に加え
られる。
混合して、簡単にプロトン化および中和することがで
き、このように処理されたアミン類は、含浸溶液に加え
られる。
【0013】
【実施例】本発明を、実施例により以下説明するが、本
発明はこれらの実施例により制限されるものではない。
発明はこれらの実施例により制限されるものではない。
【0014】本発明に従って、以下の布帛を処理した。サンプルコードA 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、280g/m2の目付(weigh
t)を有するサテン(satin)布帛。サンプルコードB 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、245g/m2の目付を有する
あや織(twill)布帛。サンプルコードC 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、315g/m2の目付を有する
あや織布帛。サンプルコードD 100%の綿繊維を含有してなり、
200g/m2の目付を有する平織りで、顔料が捺染され
た布帛。
エステルを含有してなり、280g/m2の目付(weigh
t)を有するサテン(satin)布帛。サンプルコードB 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、245g/m2の目付を有する
あや織(twill)布帛。サンプルコードC 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、315g/m2の目付を有する
あや織布帛。サンプルコードD 100%の綿繊維を含有してなり、
200g/m2の目付を有する平織りで、顔料が捺染され
た布帛。
【0015】これらの布帛を、本発明によるテトラキス
(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロライドと尿素と
の初期縮合物およびプロトン化され且つ中和されたアミ
ンを以下の重量%で含む水溶液で含浸した(縮合物中に
おけるホスホニウムクロライドと尿素のモル比は2:1
である)。
(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロライドと尿素と
の初期縮合物およびプロトン化され且つ中和されたアミ
ンを以下の重量%で含む水溶液で含浸した(縮合物中に
おけるホスホニウムクロライドと尿素のモル比は2:1
である)。
【0016】A:42.25重量% B:42.25重量% C:39重量% D:32.5重量%
【0017】布帛自体が有する重量を基準として、以下
の範囲における含浸量となるように含浸した布帛を絞っ
た。
の範囲における含浸量となるように含浸した布帛を絞っ
た。
【0018】A:80% B:80% C:80% D:90%
【0019】続いて、布帛を120℃で乾燥し、雰囲気
温度で一夜維持し、4〜8%、好ましくは5〜8%の範
囲の水分率にした。乾燥した布帛を、アンモニアガスを
用い、布帛の繊維中の初期縮合物を硬化させ、続いて過
酸化水素で酸化し、洗浄し、乾燥した。以下の表Iは、
DIN66083s−bに従う難燃性の試験結果を示す
ものである。
温度で一夜維持し、4〜8%、好ましくは5〜8%の範
囲の水分率にした。乾燥した布帛を、アンモニアガスを
用い、布帛の繊維中の初期縮合物を硬化させ、続いて過
酸化水素で酸化し、洗浄し、乾燥した。以下の表Iは、
DIN66083s−bに従う難燃性の試験結果を示す
ものである。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】以下の表IIは、NFG07−184および
BS6249に従う難燃性の試験結果を示すものであ
る。
BS6249に従う難燃性の試験結果を示すものであ
る。
【0023】
【表3】
【0024】93℃で40回の洗浄サイクル後、布帛の
リンおよび窒素含量の測定の結果を以下の表IIIに示
す。
リンおよび窒素含量の測定の結果を以下の表IIIに示
す。
【0025】
【表4】
【0026】本発明に従って処理された布帛の耐水性を
測定した。その結果を以下の表IVに示す。
測定した。その結果を以下の表IVに示す。
【0027】
【表5】
【0028】別の実施例において、以下の布帛を本発明
に従って処理した。 サンプルコードC (先に記載したものと同様) サンプルコードE 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、240g/m2の目付を有する
あや織布帛。
に従って処理した。 サンプルコードC (先に記載したものと同様) サンプルコードE 60%の綿繊維および40%のポリ
エステルを含有してなり、240g/m2の目付を有する
あや織布帛。
【0029】これらの布帛を、本発明によるテトラキス
(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロライドと尿素と
の初期縮合物およびプロトン化され且つ中和されたアミ
ンを以下の重量%で含む水溶液で含浸した(縮合物中の
ホスホニウムクロライドと尿素のモル比は2:1であ
る)。
(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロライドと尿素と
の初期縮合物およびプロトン化され且つ中和されたアミ
ンを以下の重量%で含む水溶液で含浸した(縮合物中の
ホスホニウムクロライドと尿素のモル比は2:1であ
る)。
【0030】C:40.95重量% E:37.05重量%
【0031】布帛自体が有する重量を基準として、以下
の範囲における含浸量となるように含浸した布帛を絞っ
た。 C:77% E:99%
の範囲における含浸量となるように含浸した布帛を絞っ
た。 C:77% E:99%
【0032】続いて布帛を120℃で乾燥させ、14〜
18%の布帛の水分率とした。乾燥した布帛を以下の方
法においてアンモニアガスで硬化させた。
18%の布帛の水分率とした。乾燥した布帛を以下の方
法においてアンモニアガスで硬化させた。
【0033】C1:1ステップ C2:順次に2段階 E1:1ステップ E2:順次に2段階 硬化の後は、過酸化水素による酸化、洗浄および乾燥が
行われる。
行われる。
【0034】以下の表Vは、DIN66083s−bに
従う難燃性試験の結果を示している。
従う難燃性試験の結果を示している。
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】以下の表VIは、NFG07−184に従う
難燃性試験の結果を示している。
難燃性試験の結果を示している。
【0038】
【表8】
【0039】5%パーボレートを含む洗剤を用い、90
℃で40回の洗浄サイクルの前と後の布帛のリンおよび
窒素含量の測定結果を以下の表VIIに示す。
℃で40回の洗浄サイクルの前と後の布帛のリンおよび
窒素含量の測定結果を以下の表VIIに示す。
【0040】
【表9】
【0041】さらに別の実施例において、コードCおよ
びEの布帛を、標準的な混合物でパジングし、120℃
で乾燥し、9〜12%の布帛水分率にした。この布帛
を、1ステップの方法においてアンモニアガスで硬化さ
せ、次に130℃で熱硬化した。次に布帛を過酸化水素
で酸化し、洗浄および乾燥した(サンプルコードは、そ
れぞれC3およびE3として示した)。。布帛(コード
C)を、上記の条件下、プラントにおいて大量に処理し
た(サンプルコードCM)。表VIIIは、DIN6608
3に従う難燃性試験の結果を示すものである。
びEの布帛を、標準的な混合物でパジングし、120℃
で乾燥し、9〜12%の布帛水分率にした。この布帛
を、1ステップの方法においてアンモニアガスで硬化さ
せ、次に130℃で熱硬化した。次に布帛を過酸化水素
で酸化し、洗浄および乾燥した(サンプルコードは、そ
れぞれC3およびE3として示した)。。布帛(コード
C)を、上記の条件下、プラントにおいて大量に処理し
た(サンプルコードCM)。表VIIIは、DIN6608
3に従う難燃性試験の結果を示すものである。
【0042】
【表10】
【0043】以下の表IXは、NFG07−184に従う
難燃性試験の結果を示すものである。
難燃性試験の結果を示すものである。
【0044】
【表11】
【0045】93℃で40回の洗浄サイクルの後の布帛
のリンおよび窒素含量の測定結果を、以下の表Xに示
す。
のリンおよび窒素含量の測定結果を、以下の表Xに示
す。
【0046】
【表12】
【0047】本発明により処理された布帛は、セルロー
ス繊維、例えば綿から実質上なることができる。これと
は別に、布帛は、セルロースおよび非セルロース繊維、
例えばポリアミド繊維、アクリル繊維、アラミド繊維、
ポリエステル繊維またはポリベンゾイミダゾール繊維を
含有することができる。好ましくは、このような布帛に
おける非セルロース繊維の最大含量は、70%がよく、
例えば、布帛は、60%の綿繊維および40%のポリエ
ステル繊維を含有することができる。本発明により処理
された布帛の好適な目付範囲は、0.05〜1.0kg/m2
である。
ス繊維、例えば綿から実質上なることができる。これと
は別に、布帛は、セルロースおよび非セルロース繊維、
例えばポリアミド繊維、アクリル繊維、アラミド繊維、
ポリエステル繊維またはポリベンゾイミダゾール繊維を
含有することができる。好ましくは、このような布帛に
おける非セルロース繊維の最大含量は、70%がよく、
例えば、布帛は、60%の綿繊維および40%のポリエ
ステル繊維を含有することができる。本発明により処理
された布帛の好適な目付範囲は、0.05〜1.0kg/m2
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・ウィリアム・スピーク イギリス国、ウエスト・ミッドランズ、ヘ イルゾーエン、グリーンヒル・ロード 36 (72)発明者 モーセン・ザキカニ イギリス国、ウースターシャー、キダーミ ンスター、ブルックランズ・ドライブ 9
Claims (7)
- 【請求項1】 布帛をポリ(ヒドロキシアルキル)ホス
ホニウム化合物を含む水溶液で含浸することを包含す
る、難燃性および耐水性を布帛に付与するための布帛の
処理方法において、12〜20個の炭素原子を有する1
種類以上の第一、第二または第三脂肪族アミンが含浸溶
液に添加されており、該アミン類は、該添加の前にプロ
トン化され且つ中和されていることを特徴とする、布帛
の処理方法。 - 【請求項2】 溶液中のプロトン化され且つ中和された
アミンが、0.05〜3重量%の範囲である、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】 プロトン化され且つ中和されたアミン
が、n−オクタデシルアミンから実質上なる、請求項1
または2に記載の方法。 - 【請求項4】 プロトン化され且つ中和されたアミン
が、16〜18個の炭素原子を有する第一脂肪族アミン
の混合物を含有する、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項5】 ポリ(ヒドロキシアルキル)ホスホニウ
ム化合物が、テトラキス(ヒドロキシアルキル)ホスホ
ニウム化合物である、請求項1ないし4のいずれか1項
に記載の方法。 - 【請求項6】 アミンが、有機弱酸によりプロトン化さ
れ且つ中和される、請求項1ない5のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項7】 プロトン化され且つ中和されたアミン
が、オクタデシルアミンアセテートから実質上なる、請
求項6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB929222190A GB9222190D0 (en) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | Flame retardant and water resistant treatment of fabrics |
GB9222190.2 | 1992-10-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073648A true JPH073648A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=10723865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265131A Pending JPH073648A (ja) | 1992-10-22 | 1993-10-22 | 布帛の処理方法 |
Country Status (26)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5378243A (ja) |
EP (1) | EP0595142B1 (ja) |
JP (1) | JPH073648A (ja) |
KR (1) | KR100277020B1 (ja) |
CN (1) | CN1043797C (ja) |
AT (1) | ATE139586T1 (ja) |
AU (1) | AU658334B2 (ja) |
BR (1) | BR9304296A (ja) |
CA (1) | CA2108857A1 (ja) |
CZ (1) | CZ224793A3 (ja) |
DE (1) | DE69303251T2 (ja) |
DK (1) | DK0595142T3 (ja) |
ES (1) | ES2090814T3 (ja) |
FI (1) | FI934649A (ja) |
GB (2) | GB9222190D0 (ja) |
GR (1) | GR3020545T3 (ja) |
HU (1) | HU216868B (ja) |
IL (1) | IL107305A (ja) |
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NO (1) | NO300855B1 (ja) |
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PL (1) | PL173464B1 (ja) |
RU (1) | RU2107761C1 (ja) |
TR (1) | TR27188A (ja) |
TW (1) | TW252166B (ja) |
ZA (1) | ZA937711B (ja) |
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---|---|---|---|---|
GB9412484D0 (en) | 1994-06-22 | 1994-08-10 | Albright & Wilson | Flame-retardant treatment of fabrics |
GB9421424D0 (en) * | 1994-10-25 | 1994-12-07 | Albright & Wilson | Flame-retardent and fabric-softening treatment of textile materials |
WO2000021892A1 (en) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | Albright & Wilson Uk Limited | Leaching divalent metal salts |
GB0015536D0 (en) * | 2000-06-27 | 2000-08-16 | Bergamasco Michael B | Ic2idu |
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