JPH07336640A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JPH07336640A JPH07336640A JP6130550A JP13055094A JPH07336640A JP H07336640 A JPH07336640 A JP H07336640A JP 6130550 A JP6130550 A JP 6130550A JP 13055094 A JP13055094 A JP 13055094A JP H07336640 A JPH07336640 A JP H07336640A
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Abstract
ファメモリのオーバー,アンダーフローを回避して連続
再生する。また、可変速再生も可能にする。 【構成】 読出制御回路14は復号化回路10からの要
求により、圧縮率に応じた伝送レートでメモリ9からデ
ータを読み出す。蓄積量検出回路15はメモリ9のデー
タ蓄積量を検出し、オーバーフローになりそうになる
と、ピックアップ3を1トラック内側に移動させて1周
分空読みしてから、書込制御回路13がメモリ9へのデ
ータ書込みを再開する。さらに、メモリ9はディスク1
からのデータ伝送レートで最外周1周に要する時間で読
み出されるデータ量分以上の容量を持ち、これにより、
アンダーフローを避けることができる。検索回路20は
可変速再生に必要なデータをディスク1から読み出され
たデータから直接検索し、復号化回路10により復号化
して表示し、可変速再生を可能とする。
Description
り、特に、変動する圧縮率の下で符号化された符号化デ
ータを再生するディスク再生装置に関する。
録再生するシステムの代表例としては、特開平1−20
0793号公報に述べられているように、データを光学
的に読み取れるように記録したCD−ROMがある。C
D−ROMはオーディオ用のCDと同じ光ディスクにデ
ータを記録したものであり、データは記録トラックを有
し、螺旋状にディスクに記録されている。データの記録
フォーマットは、上記公開公報に述べられているよう
に、フレームと呼ばれる最小単位を構成しており、各フ
レームは同期データ、サブコード、主情報のディジタル
データ及びエラー訂正コードから構成される。さらに、
ディスク上の記録は、98フレーム分(2352バイ
ト)の前記ディジタルデータを1セクタとするセクタ構
造を取って連続であり、各セクタは12バイトの同期デ
ータ、アドレスとモードを示す4バイトのヘッダデー
タ、2048バイトのディジタルデータ及び288バイ
トのエラー検出・訂正コードから構成される。但し、同
期データを除く前記2340バイトに対しては、信号の
パワースペクトルの平均化を図るために、スクランブル
処理が施された後に記録されている。
て符号化データを得る場合、圧縮率を変化させること
は、単位時間当たりに伝送可能なデータ量が変動すると
いうことなので、符号化データの伝送レートを変化させ
ることに相当する。しかし、基本的には、ディスクから
は線速度一定でデータが読み出され、伝送レートは固定
である。そのため、記録する符号化データについては、
平均伝送レートをディスクの固定伝送レートに合わせる
ような圧縮率で、符号化が施されなければならない。一
方で動画像信号は全ての時間で性質が同じではなく、例
えば、動きの激しいシーンは圧縮率を低くし、動きの少
ないシーンは圧縮率を高めた方が全体として劣化が目立
たなくなり、記録時間の減少につながる場合がある。
変動する符号化データを再生する方式例としては、上記
の公開公報に述べられているように、伝送レート情報に
応じてモータの回転制御を行ない、ディスクからの伝送
レートを変化させるという方法があった。また、ディス
クが固定伝送レートの場合には、同じく上記の公開公報
に述べられているように、符号化データの伝送をある期
間スキップあるいはポーズするというものがあり、これ
により、等価的に最大伝送レートよりも低速の伝送レー
トを実現していた。
は、ディスクからデータが固定伝送レートで読み出され
る場合に、符号化時に符号化データ量の変動に応じてデ
ータ伝送レートを変化させてバッファメモリ内のデータ
量を制御しており、期間毎に変動する伝送レートで圧縮
された符号化データを取り扱うということに関しては、
特に考慮されていなかった。また、そのような期間毎に
変動する伝送レートで圧縮された符号化データを可変速
再生することに関しても、また、考慮されていなかっ
た。
からは固定伝送レートでデータの読み出しを行ないなが
ら、期間毎に変動する圧縮率で符号化された符号化デー
タを夫々の圧縮率に応じた伝送レートで再生可能なディ
スク再生装置を提供することにある。
データを変動する圧縮率に応じた伝送レートで再生した
場合に、バッファメモリがオーバーフローあるいはアン
ダーフローを起こさないような制御を行ない、最適なバ
ッファメモリの容量の決定を可能とするディスク再生装
置を提供することにある。
化データを可変速再生する場合に、ディスクから読み出
したデータから、復号可能な符号化データを検索し、復
号化することで可変速再生可能なディスク再生装置を提
供することにある。
化データを復号化するために必要な幾つかのメモリを含
めて、最少限のメモリ数で動作可能なディスク再生装置
を提供することにある。
るために、本発明では、符号化データの復号化手段から
の要求により、符号化データの圧縮率に応じた伝送レー
トでバッファメモリからデータを読み出すものとし、そ
のためのバッファメモリへの書込制御手段と読出制御手
段を設ける。
では、バッファメモリのデータ蓄積量を検出する蓄積量
検出手段を設け、この蓄積量がバッファメモリの容量以
上になった場合には、バッファメモリへの書込みを中断
し、同時に、ピックアップを1トラック内側に移動する
ような制御手段を設け、ディスクが1周してピックアッ
プが移動する直前の位置に戻った後に、バッファメモリ
への書込みを再開するようにする。さらに、バッファメ
モリは、ピックアップがディスク上の最外周のトラック
を1周するのに要する時間にディスクからのデータの伝
送レートで読み出されるデータ量以上の容量を持つもの
とする。
では、可変速再生の要求に応じてピックアップを所定の
位置に移動するような制御手段と、移動した後にディス
クから読み出された符号化データから所望の符号化デー
タを検索し、その符号化データを復号化手段へ出力する
検索手段とを設ける。
本発明では、可変速再生の要求に応じてピックアップを
所定の位置に移動するような制御手段と、移動した後に
ディスクから読み出された符号化データから所望の符号
化データを検索する検索手段と、検索された符号化デー
タを一時蓄える可変速再生用バッファメモリと、可変速
再生の要求速度に応じて前記可変速再生用バッファメモ
リから符号化データを読み出して復号化手段へ出力する
制御手段とを設ける。
では、符号化データの復号化手段に付随する受信バッフ
ァメモリやフレームメモリなどを、前記バッファメモリ
及び前記可変速再生用バッファメモリと兼用するような
構成とする。
ッファメモリに符号化データを書き込み、復号化手段が
該符号化データに含まれる伝送レート情報を取り出すの
で、読出制御手段は、この伝送レート情報に応じた伝送
レートでバッファメモリから符号化データを読み出すこ
とができる。
蓄積量を検出し、書込制御手段はこの蓄積量がバッファ
メモリの容量を超えた場合には書込みを中断し、ピック
アップの位置を1トラック内側に移動してディスクが1
周する時間待った後に書込みを再開するので、バッファ
メモリのオーバーフローを避けることができる。さら
に、ディスクが1周するのに要する時間は、ピックアッ
プがディスクの最外周のトラック上にある場合に最長と
なるため、ディスクからの伝送レートでこの時間に読み
出されるデータ量分の容量のバッファメモリを用意して
おけば、バッファメモリのアンダーフローを避けること
ができる。
生の要求に応じてピックアップをセクタの先頭位置へ移
動させ、検索手段はそのセクタ内を検索し、可変速再生
に必要な符号化データ、例えば、その符号化データのみ
から復号可能な符号化データや、既に復号化された信号
を用いることにより、復号可能な符号化データの存在を
調べる。そのような符号化データが存在した場合には、
ディスクからの伝送レートで復号化手段へデータが出力
され、存在しなかった場合には、ピックアップ移動手段
により、再びピックアップを所定のセクタ先頭位置へ移
動させる処理が繰り返される。このように、可変速再生
に必要な符号化データを検索し、復号化手段へ出力する
ことができるため、期間毎に変動する伝送レートで圧縮
された符号化データの可変速再生が可能になる。
ッファメモリやフレームメモリを前記バッファメモリと
兼用することにより、装置全体としてのメモリ数の削減
が可能となる。
メモリやフレームメモリを前記バッファメモリ及び前記
可変速再生用バッファメモリと兼用することにより、装
置全体としてのメモリ数の削減が可能となる。
る。図1はCD−ROMから動画像信号を再生するよう
にした本発明によるディスク再生装置の第1の実施例を
示すブロック図であって、1は動画像信号の符号化デー
タが記録されたCD−ROMとしてのディスク、2はデ
ィスク1を線速度一定で回転させるモータ、3はディス
ク1の記録信号を固定伝送レートrp[bps](bits
per second)で読み出すピックアップ、4はピックアッ
プ3によって読み出された信号を増幅し、波形整形する
プリアンプ回路、5はピックアップ3を制御するピック
アップサーボ回路、6はプリアンプ回路4からのディジ
タルデータを誤り訂正などのディスク1の記録フォーマ
ットに従って処理するディジタル信号処理回路、7はモ
ータ2を線速度一定で回転させるモータサーボ回路、8
はディジタル信号処理回路6での処理後のデータから同
期信号の検出やスクランブルの解除を行ない、符号化デ
ータとして出力するデ・スクランブル回路、9は書込制
御回路13及び読出制御回路による書込み・読出しアド
レスにより、データの入出力が制御される容量M[bi
ts]のバッファメモリ、10はバッファメモリ9から
可変伝送レートrb[bps]で読み出した符号化デー
タから伝送レート情報を取り出すとともに、動画像デー
タを復号化する復号化回路、11は復号化回路10に付
随するフレームメモリ、12は復号化された動画像デー
タをアナログ映像信号に変換するD/A(ディジタル/
アナログ)変換回路、13は書込みアドレスを生成し、
バッファメモリ9へのデータ書込みを制御する書込制御
回路、14は復号化回路10からの伝送レート情報に応
じて読出しアドレスを生成し、バッファメモリ9から復
号化回路10へのデータ読出しを制御する読出制御回
路、15はバッファメモリ9の書込みアドレスと読出し
アドレスの差分を監視することによりデータ蓄積量を検
出する蓄積量検出回路、16はシステム制御を行なうマ
イコン、17は出力端子である。
れている符号化データについて図2を用いて説明する。
但し、図2は動画像信号を期間毎に適当な圧縮率で符号
化した場合の平均伝送レートの変化の様子を表わした図
であって、期間t1〜t2は平均伝送レートr1[bp
s]で圧縮されたデータA、期間t2〜t3は平均伝送
レートr2[bps]で圧縮されたデータB、期間t3
〜t4は平均伝送レートr3[bps]で圧縮されたデ
ータCを示す。なお、r2>r1>r3であって、これ
らデータA〜Cが伝送レート情報も含めて連続的にディ
スク1に記録されている。
s]はrp≧r2という条件で設定されており、しか
も、固定であるので、例えば、rp=r2であれば、デ
ィスク1からデータBを読み出すのに要する時間は(t
3−t2)[sec]であるが、データAを読み出すに
は(t2−t1)×r1/r2[sec]、データCを
読み出すには(t4−t1)×r3/r2[sec]と
いうように、実際の再生時間よりも短い時間で済む。こ
のようなディスク1からの読出し時間と実際の再生時間
との差を吸収するために、バッファメモリ9からのデー
タ読出しの伝送レートrb[bps]は可変となってい
る。
明する。但し、図3は図1における復号化回路10の一
具体的構成とその周辺部を示すブロック図であり、図1
に対応する部分には同一符号を付けてある。
しては、直交変換と量子化及び可変長符号化にフレーム
間予測を組み合わせた方式が一般的であり、ISO(国
際標準化機構)のMPEG方式もこれに準じた方式とな
っている。図3は復号化回路10としてMPEG方式に
対応したものを用いた場合であり、101は単位時間内
での、例えば画像フレーム毎に必要な符号化データ量の
変動を吸収するための受信バッファメモリ、102は可
変長復号化回路、103は逆量子化(IQ)回路、10
4は逆離散コサイン変換(IDCT)回路、105は加
算器、106は動き補償(MC)回路である。
はその先頭部分に伝送レート情報を含んだ構成になって
おり、この実施例のように、或る期間毎に伝送レートが
変動すると、その変わり目毎に伝送レート情報が含まれ
ることになる。このような符号化データがバッファメモ
リ9から受信バッファメモリ101を介して可変長復号
化回路102に供給されると、この伝送レート情報が復
号化されて読出制御回路14に出力される。読出制御回
路14はこの伝送レート情報に応じて読出しアドレスを
生成し、常に妥当な伝送レートでバッファメモリ9から
復号化回路10へのデータ読出しを行なうようにする。
かかる処理により、ディスク1から連続して圧縮率の異
なる符号化データが読み出されても、それに対応した伝
送レートで再生を行なっていくことができる。
れた他の主データは、IQ回路103とIDCT回路1
04で夫々IQ処理、IDCT処理が施され、加算器1
05でMC処理後の参照フレーム画像データと加算され
た後、最終的な画像データとして出力される。なお、フ
レームメモリ11はMC回路106でMC処理を行なう
ために必要なものであり、少なくとも画像データの2フ
レーム分以上の容量を持っている。
量に関連する動作を図4及び図5を用いて説明する。
するものであり、(m−1),m,(m+1),……,
(m+n),(m+n+1)[但し、m,nは自然数]
は夫々セクタを表わし、P1〜P3はピックアップ3の
読出し位置を表わす。
ものであり、同図(a)はピックアップ3によりディス
ク1から読み出されるデータの並びを、同図(b)は蓄
積量検出回路15によるバッファメモリ9の蓄積量検出
の様子を、同図(c)は書込制御回路13によるデ・ス
クランブル回路8からバッファメモリ9へのデータ書込
みの様子を夫々示しており、また、同図(d)のd1〜
d3はバッファメモリ9の蓄積量を模式的に表わしてい
る。
内側から外側に向かって読み出されていくので、ピック
アップ3の位置はP1−P2−P3の順に変化し、読み
出されたデータの並びは、図5(a)のように、mから
(m+n)まで順次連続となる。この場合、バッファメ
モリ9の蓄積量は、図5(d)のd1のように、容量以
下の余裕のある状態で動作が行なわれる。しかし、ディ
スク1からのデータの伝送レートrp[bps]よりも
バッファメモリ9からのデータの伝送レートrb[bp
s]が低い値(rp>rb)であると、ある時点(t
5)でバッファメモリ9は、図5(d)のd2のよう
に、データ蓄積量が容量一杯(full)になって読出
しが間に合わずに、それ以上の書込みができない状態に
なってしまう(これが、オーバーフローである)。
からの書込みアドレスと読出制御回路14からの読出し
アドレスの差分を監視することにより、バッファメモリ
9のデータ蓄積量を検出している。この蓄積量検出回路
15が、図5(b)に示すように、時刻t5でバッファ
メモリ9のfullを検出すると、マイコン16は書込
制御回路13による書込みアドレスの生成を中断し、図
5(c)に示すように、バッファメモリ9へのデータ書
込みを一時停止させてしまう。さらに、これと同時に、
マイコン16はピックアップサーボ回路5によってピッ
クアップ3を1トラック内側に移動させ、再びピックア
ップ3の読出し位置がP1−P2−P3の順に動くよう
にする。ディスク1上のピックアップ3の位置アドレス
が移動前の位置に戻ってくる時刻t6まで、m〜(m+
n)のデータは2度読みになってしまうが、図5(c)
に示すように、時刻t5〜t6間ではバッファメモリ9
へのデータ書込みを行わず、時刻t6になって初めて書
込みを再開するので、バッファメモリ9に書き込まれる
データの並びは、……,(m+n),(m+n+1),
……というように連続になる。
メモリ9から復号化回路10へのデータ読出しは伝送レ
ートrb[bps]で行われているので、時刻t6で
は、バッファメモリ9の蓄積量は、図5(d)のd3で
示すように、fullの状態からrb×(t6−t5)
[bits]だけ空きができた状態に復帰することにな
る。
場合、時刻t5〜t6間に完全に空になってしまうと、
それ以上データを読み出すことができない(これを、ア
ンダーフローという)。伝送レートはrp≧rbであ
り、(t6−t5)[sec]が最長となるのはピック
アップ3の読出し位置がディスク1の最外周にある場合
なので、そのときのディスク1が1周に要する時間を
(t6−t5)=T[sec]とすると、バッファメモ
リ9の容量Mを少なくともM≧(rp×T)[bit
s]としておけば、アンダーフローを避けることができ
る。
伝送レートrp=9[Mbps]で行ない、線速度v=
3.6[m/sec]とすると、CD−ROMの最外周
長l=0.364[m]であることから、M=rp×l
/v=9×0.364/3.6=0.91[Mbit
s]以上のバッファメモリを持てばよいことがわかる。
メモリの蓄積量を監視してディスクからのデータ読出し
の制御を行なうことにより、バッファメモリのオーバー
フローを避けることができ、また、この制御を行なうた
めに充分な容量を確保することにより、バッファメモリ
のアンダーフローを避けることができる。
2の実施例の要部を示すブロック図であって、18はメ
モリであり、図3に対応する部分には同一符号を付けて
詳細な説明を省略する。
18であり、これはバッファメモリ9と受信バッファメ
モリ101を1つのメモリ18で兼用したものである。
この場合、読出制御回路14は直接メモリ18から可変
長符号化回路102へのデータ読出しを制御することに
なり、また、通常、受信バッファメモリ101の容量
は、バッファメモリ9の容量より少なく設定されるの
で、メモリ18の容量はバッファメモリ9の容量決定方
法に依存することになる。
リを兼用することにより、装置全体のメモリ数を少なく
することができる。
3の実施例の要部を示すブロック図であって、19はメ
モリであり、図3に対応する部分には同一符号を付けて
詳細な説明を省略する。
19であり、これはバッファメモリ9と受信バッファメ
モリ101とフレームメモリ11とを1つのメモリ19
として兼用したものである。この実施例が図6に示した
第2の実施例と異なるのは、メモリ18とフレームメモ
リ11とで記憶すべきデータが符号化データと画像デー
タというように異なるものであり、これらを兼用しよう
とすると、両方のメモリとして同時に使用することがで
きなければならないという点である。しかし、フレーム
メモリ11が画像データ2フレーム分の容量をもつとい
うことから、例えば2.4[Mbits]分の容量を必
要とした場合、汎用メモリとしては4[Mbits]の
メモリを使用することになる。そこで、バッファメモリ
9及び受信バッファメモリ101としては、この残りの
1.6[Mbits]分を使用することにより兼用が可
能となる。
メモリを兼用することにより、装置全体のメモリ数をさ
らに少なくすることができる。
4の実施例を示すブロック図であって、20は検索回路
であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて詳細
な説明を省略する。
路20である。通常再生の場合には、図1に示した第1
の実施例と同様な処理が行なわれる。
理動作の一具体例を図9を用いて説明する。
コン16は、復号化回路10から出力される伝送レート
情報を無効にし、バッファメモリ9に蓄えられているデ
ータを検索回路20へ送出するように読出制御回路14
を制御する。検索回路20では、バッファメモリ9内か
らそのデータがどのようなモードで符号化したかを示す
フラグ、例えば符号化タイプを検索する(ステップ90
0)。検索された符号化タイプがフレーム内符号化を行
なったことを示すタイプ、即ち、Iピクチャであれば
(ステップ901)、それ以降のデータを復号化回路1
0へ送出し、復号化を行なって表示する(ステップ90
2)。そして、そのピクチャの復号が終了した後、また
は前記符号化タイプの検索結果がIピクチャでなければ
(ステップ901)、バッファメモリ9内のデータを全
て送出したかを判定し(ステップ903)、送出してい
なければ上記処理を繰り返す、送出していれば(ステッ
プ903)、マイコン16はピックアップ3をNセクタ
ジャンプ(但し、Nは自然数)させ(ステップ90
4)、所定のセクタ先頭位置へ移動させるために、ピッ
クアップサーボ回路5へその制御信号を送出する。ディ
スク1から再生されたデータはプリアンプ回路4によっ
て増幅、波形整形され、ディジタル信号処理回路6によ
り誤り訂正等が施された後、デ・スクランブル回路8に
より同期信号の検出やスクランブルの解除が施されて検
索回路20へ出力される。検索回路20では、図10に
示すように、セクタ内のユーザデータ領域内に符号化タ
イプがあるか検索し(ステップ905)、検索された符
号化タイプがIピクチャであれば(ステップ906)、
それ以降のデータを復号化回路10へ出力し、復号化し
て表示する(ステップ907)。
(ステップ907)、または、前記検索された符号化タ
イプがIピクチャでなくBピクチャのような双方向から
の予測を用いて符号化されたデータであれば(ステップ
906)、再度マイコン16によりピックアップ3をN
セクタジャンプし(ステップ904)、上記処理を繰り
返す。
理動作の他の具体例を図11を用いて説明する。
コン16は、復号化回路10から出力される伝送レート
情報を無効にし、バッファメモリ9に蓄えられているデ
ータを検索回路20へ送出するように読出制御回路14
を制御する。検索回路20では、バッファメモリ9内か
らそのデータ自身のみを使って符号化したデータと、そ
の他の複数の符号化データで構成された一纏まりを示す
ヘッダデータ、例えばGOP(Group of Picture)ヘ
ッダを検索する(ステップ1100)。そして、GOP
ヘッダが検索されれば(ステップ1101)、それ以降
のユーザデータ領域から符号化タイプを検索する(ステ
ップ1102)。検索された符号化タイプがフレーム内
符号化を行なったことを示すタイプ、即ち、Iピクチャ
であれば(ステップ1103)、それ以降のデータを復
号化回路10へ送出し、復号化を行なって表示する(ス
テップ1104)。そして、そのピクチャの復号が終了
した後、または、前記GOPヘッダが検索できない場合
(ステップ1101)、または、前記符号化タイプの検
索結果がIピクチャでなければ(ステップ1103)、
バッファメモリ9内のデータを全て送出したかを判定し
(ステップ1105)、送出していなければ、ステップ
1100からの上記処理を繰り返す。
イコン16はピックアップ3をNセクタジャンプさせ
(ステップ1106)、所定のセクタ先頭位置へ移動さ
せるためにピックアップサーボ回路5へその制御信号を
送出する。ディスク1から再生されたデータはプリアン
プ回路4によって増幅、波形整形され、ディジタル信号
処理回路6により誤り訂正等が施された後、デ・スクラ
ンブル回路8により同期信号の検出やスクランブルの解
除が施されて検索回路20へ出力される。検索回路20
では、図12に示すように、セクタ内のユーザデータ領
域内にGOPヘッダがあるか検索し(ステップ110
7)、GOPヘッダが検索されれば(ステップ110
8)、それ以降に存在する符号化タイプを検索する(ス
テップ1109)。そして、検索された符号化タイプが
Iピクチャであれば(ステップ1110)、それ以降の
データを復号化回路10へ出力し、復号化して表示する
(ステップ1111)。
プ1111)、または、前記GOPヘッダが検索できな
い場合(ステップ1108)、または、前記検索された
符号化タイプがIピクチャでなければ(ステップ111
0)、再度マイコン16によってピックアップ3をNセ
クタジャンプさせ(ステップ1106)、上記処理を繰
り返す。
後にIピクチャの符号化タイプを検索したが、前述した
MPEGでは、GOPヘッダの後にはIピクチャデータ
が符号化されているので、GOPヘッダが検索された
後、それ以降のデータを復号化回路10に出力すること
もできる。
ジタル信号処理回路や復号化回路の処理能力により決定
することもできる。
生の要求に応じて、可変速再生時に必要とするIピクチ
ャの符号化データを検索し、そのデータを復号化手段に
出力することにより、可変速再生においても、映像を表
示することができる。
第5の実施例を示すブロック図であって、21は検索回
路、22は可変速再生用バッファメモリであり、図1に
対応する部分には同一符号を付けて詳細な説明を省略す
る。
対して新たな構成となるのは、検索回路21及び可変速
再生用バッファメモリ22である。通常再生の場合に
は、この第1の実施例と同様な処理が施されるので、そ
の説明を省略する。
体例を図14を用いて説明する。
コン16は、復号化回路10から出力される伝送レート
情報を無効にし、バッファメモリ9に蓄えられているデ
ータを検索回路21へ送出するように読出制御回路14
を制御する。検索回路21では、バッファメモリ9内か
らそのデータがどのようなモードで符号化したかを示す
フラグ、例えば、符号化タイプを検索する(ステップ1
400)。検索された符号化タイプがフレーム内符号化
を行なったことを示すタイプ(即ち、Iピクチャ)、ま
たは、既に復号化された1つのデータを用いて予測符号
化を行なったことを示すタイプ(即ち、Pピクチャ)で
あれば(ステップ1401)、かかるピクチャデータを
一旦可変速再生用バッファメモリ22に書き込む(ステ
ップ1402)。そして、読出制御回路14は、マイコ
ン16からの可変速再生の要求速度(M倍速)に応じて
読出しアドレスを生成し、可変速再生用バッファメモリ
22から復号化回路10へデータの読出しを行ない、復
号化回路10はこれを復号化して表示する(ステップ1
403)。そのピクチャの復号が終了した後、または、
前記符号化タイプの検索結果がIピクチャまたはPピク
チャでなければ(ステップ1401)、バッファメモリ
9内のデータを全て送出したかを判定し(ステップ14
04)、送出していなければ、ステップ1400からの
上記処理を繰り返す。
ていれば(ステップ1404)、マイコン16はピック
アップ3をNセクタジャンプさせ(ステップ140
5)、所定のセクタ先頭位置へ移動させるために、ピッ
クアップサーボ回路5へその制御信号を出力する。ディ
スク1から再生されたデータはプリアンプ回路4で増
幅、波形整形され、ディジタル信号処理回路6により誤
り訂正等が施された後、デ・スクランブル回路8により
同期信号の検出やスクランブルの解除が施されて検索回
路21へ出力される。検索回路21では、セクタ内のユ
ーザデータ領域内に符号化タイプがあるか検索し(ステ
ップ1406)、検索された符号化タイプがIピクチャ
またはPピクチャであれば(ステップ1407)、その
ピクチャデータを一旦可変速再生用バッファメモリ22
に書き込む(ステップ1408)。そして、読出制御回
路14は、マイコン16からの可変速再生の要求速度
(M倍速)に応じて読出しアドレスを生成し、可変速再
生用バッファメモリ22から復号化回路10へデータ読
出しを行ない、復号化回路10では復号化を行なって表
示する(ステップ1409)。
プ1409)、または、前記検索された符号化タイプが
IピクチャやPピクチャの符号化されたデータでなけれ
ば(ステップ1409)、再度マイコン16によりピッ
クアップ3をNセクタジャンプし(ステップ140
9)、上記処理を繰り返す。
の一具体例を示すものであって、同図(a)は映像シー
ケンスを示し、IはIピクチャ(フレーム内符号化)、
PはPピクチャ(過去のIまたはPピクチャからの片方
向予測符号化)、BはBピクチャ(過去または未来のI
またはPピクチャからの両方向予測符号化)である。こ
のように符号化された映像シーケンスの符号化データ
は、図15(b)に示すCD−ROM記録データとして
ディスク1上に記録されている。検索回路21により検
索されたIまたはPピクチャの符号化データは、図15
(c)に示すようにして、可変速再生用バッファメモリ
22へ記憶されていく。そして、可変速再生の要求速度
に応じて可変速再生用バッファメモリ22からデータを
読み出し、復号化する。例えば、3倍速の場合には、図
15(d)に示すように、I1,P2,P3,P4,P
5,I6,P7,P8のように検索された順に復号し、
表示することで実現できる。また、6倍速の場合には、
図15(e)に示すように、I1,P3,P5,P7の
順に復号し、表示することで実現できる。但し、この場
合、I6は復号のみを行なっておく。
変速再生の要求に応じて可変速再生時に必要とするIピ
クチャ及びPピクチャの符号化データを検索し、復号化
手段に出力することにより、可変速再生においても、映
像を表示することができる。
ジタル信号処理回路や復号化回路の処理能力により決定
することもできる。
た第4の実施例と同様に、可変速再生の要求に応じて可
変速再生時に必要とするIピクチャ及びPピクチャの符
号化データを検索し、そのデータを復号化手段に出力す
ることにより、可変速再生においても、映像を表示する
ことができる。また、第4の実施例では、Iピクチャを
検索してそのピクチャのみを表示するため、Iピクチャ
の間隔で可変速再生の速度が決定してしまう。例えば、
Iピクチャの間隔が15のときに実現できる可変速再生
は、15倍速再生となってしまう。しかし、この第5の
実施例では、IピクチャとPピクチャの間隔で可変速再
生の速度を決定することができる。例えば、Iピクチャ
とPピクチャの間隔が3のときに実現できる可変速再生
は、3,6,9,……倍速再生となる。
モリ9と可変速再生用バッファメモリ22を1つのメモ
リで兼用することや、受信バッファメモリ101と可変
速再生用バッファメモリ22を1つのメモリで兼用する
ことや、バッファメモリ9と受信バッファメモリ101
と可変速再生用バッファメモリ22を1つのメモリで兼
用することや、バッファメモリ9と受信バッファメモリ
101とフレームメモリ11と可変速再生用バッファメ
モリ22を1つのメモリで兼用することも可能である。
このようにメモリを兼用するように構成することによ
り、装置全体のメモリ数を少なくすることもできる。
変速再生の際に、バッファメモリ9内を先に検索するよ
うに説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、可変速再生の際に、バッファメモリ9を無
視して行なうこうこともできる。
らせん状のトラックに記録されるCD−ROMの場合に
ついて説明したが、本発明はこの限りではなく、例え
ば、データが同心円状の複数本のトラックに記録される
ハードディスクなどの場合についても、本発明は適用で
きる。
として動画像データのみを取り扱う場合について説明し
たが、動画像データと音声データが多重化された符号化
データなどを取り扱う場合にも、本発明は問題なく適用
できる。
録された符号化データの圧縮率が3段階に変動する場合
について説明したが、3段階に限定されるものではな
い。
の符号化方式としてMPEG方式を例に説明したが、本
発明はそれに限定されるものではない。
復号化手段からの要求により、符号化データの圧縮率に
応じた伝送レートでバッファメモリからデータを読み出
すことができるから、変動する圧縮率の下で符号化され
た符号化データを連続的に再生することができる。
出し、ピックアップの位置を制御して空読みを行なうこ
とにより、バッファメモリのオーバーフローを避けるこ
とができる。
トとディスクの最外周1周を読み出すのに要する時間か
ら、バッファメモリのアンダーフローを避け得るに充分
なバッファメモリの容量を決定することが可能となる。
スクより再生されたデータから、直接可変速再生時に表
示する符号化データを検索して復号化するので、変動す
る圧縮率の下で符号化された符号化データの伝送レート
を考慮せずに、可変速再生することができる。
かのメモリをバッファメモリ及び可変速再生用バッファ
メモリと兼用することにより、必要なメモリ数を減らす
ことができ、装置としての小サイズ化及びコストダウン
を図ることができる。
を示すブロック図である。
伝送レートの変化の一例を示す図である。
ック図である。
様子の一例を示す図である。
のデータの入出力の様子を説明するための図である。
の主要部を示すブロック図である。
の主要部を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
理動作の一具体例を示すフローチャートである。
の処理の一具体例を説明するための図である。
処理動作の他の具体例を示すフローチャートである。
の処理の他の具体例を説明するための図である。
例を示すブロック図である。
の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。
生のデータの様子を示した図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクから、該ディジタルデータを再生す
るディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する記憶手段と、 該記憶手段への該ディジタルデータの書き込みを制御す
る制御手段と、 該ディジタルデータから前記伝送レート情報を取り出す
ことのできる復号化手段と、 該復号化手段が前記記憶手段から該伝送レート情報によ
る伝送レートで前記ディジタルデータを読み出すように
制御する制御手段とを備えることを特徴とするディスク
再生装置。 - 【請求項2】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクを線速度一定で回転させる回転手段
と、前記ディスクからデータを読み取るデータ読取手段
とを備えたディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する記憶手段と、 該記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制御する
書込制御手段と、 該ディジタルデータから前記伝送レート情報を取り出す
ことのできる復号化手段と、 該復号手段が前記記憶手段から該伝送レート情報による
伝送レートで前記ディジタルデータを読み出すように制
御する読出制御手段と、 前記記憶手段の蓄積量を検出する蓄積量検出手段とを備
え、該蓄積量検出手段が該記憶手段での蓄積量がその容
量以上になることを検出したとき、前記書込制御手段は
該記憶手段への前記ディジタルデータの書込みを停止さ
せ、同時に前記データ読取手段を前記記録トラックの1
個分内側へ移動させ、該データ読取手段が移動前の位置
に戻ってきた時点で前記記憶手段への前記ディジタルデ
ータの書込みを再開させるように構成したことを特徴と
するディスク再生装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記記憶手段の容量Mは、前記ディスクから前記ディジ
タルデータを読み出す伝送レートrpと、前記データ読
取手段が前記ディスクの最外周の前記記録トラック上に
あるときに1周に要する時間Tとにより、M≧rp×T
という条件の下で決定されることを特徴とするディスク
再生装置。 - 【請求項4】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクから、該ディジタルデータを再生す
るディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制
御する制御手段と、 復号化のための第2の記憶手段を含み、該ディジタルデ
ータから前記伝送レート情報を取り出すことのできる復
号化手段と、 該復号化手段に付随する第3の記憶手段と、 前記復号化手段が前記第1の記憶手段から前記伝送レー
ト情報による伝送レートで前記ディジタルデータを読み
出すように制御する制御手段とを備えることを特徴とす
るディスク再生装置。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の記憶手段を前記第2の記憶手段で兼用するこ
とを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項6】 請求項4において、 前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段を前記第3
の記憶手段で兼用することを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項7】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクから、該ディジタルデータを再生す
るディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する記憶手段と、 該記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制御する
制御手段と、 通常再生時では、該ディジタルデータから前記伝送レー
ト情報を取り出すことのできる復号化手段と、 通常再生時では、該復号手段が前記記憶手段から該伝送
レート情報による伝送レートで前記ディジタルデータを
読み出すように制御する制御手段と、 可変速再生時、前記ディスクから読み出されたディジタ
ルデータから所望のディジタルデータを検索し、前記復
号化手段へ出力する検索手段とを備えることを特徴とす
るディスク再生装置。 - 【請求項8】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクを線速度一定で回転させる回転手段
と、前記ディスクからデータを読み取るデータ読取手段
とを備えたディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する記憶手段と、 該記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制御する
制御手段と、 通常再生時では、該ディジタルデータから前記伝送レー
ト情報を取り出すことのできる復号化手段と、 通常再生時では、該復号手段が前記記憶手段から該伝送
レート情報による伝送レートで前記ディジタルデータを
読み出すように制御する制御手段と、 前記記憶手段の蓄積量を検出する蓄積量検出手段とを設
けて、該蓄積量検出手段が該記憶手段でのデータ蓄積量
がその容量以上となることを検出したときには、前記書
込制御手段は該記憶手段への前記ディジタルデータの書
込みを停止し、同時に前記データ読取手段を前記記録ト
ラックの1個分内側へ移動させ、該データ読取手段が移
動前の位置に戻ってきた時点で前記記憶手段への前記デ
ィジタルデータの書込みを再開するようにし、 かつ、可変速再生時、前記データ読取手段を所定の位置
へ移動するように制御する制御手段と、 可変速再生時、該データ読取手段により前記ディスクか
ら読み出されたディジタルデータから所望のディジタル
データを検索して前記復号化手段へ出力する検索手段と
を設けたことを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記記憶手段の容量Mは、前記ディスクから前記ディジ
タルデータを読み出す伝送レートrpと、前記データ読
取手段が前記ディスクの最外周の前記記録トラック上に
あるときに1周に要する時間Tにより、M≧rp×Tと
いう条件の下で決定されることを特徴とするディスク再
生装置。 - 【請求項10】 請求項8において、 前記検索手段は、前記ディスクから読み出されたディジ
タルデータのうちのそれ自身で復号可能なディジタルデ
ータを検索することを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項11】 請求項8において、 前記検索手段は、前記ディスクから読み出されたディジ
タルデータのうちのそれ自身で復号可能なディジタルデ
ータを少なくとも1つと、その他のディジタルデータか
ら構成されているディジタルデータの纏まりとを検索す
ることを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項12】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクを線速度一定で回転させる回転手段
と、前記ディスクからデータを読み取るデータ読取手段
とを備えたディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制
御する書込制御手段と、 通常再生時では、該ディジタルデータから前記伝送レー
ト情報を取り出すことのできる復号化手段と、 通常再生時では、該復号化手段が前記第1の記憶手段か
ら該伝送レート情報による伝送レートで前記ディジタル
データを読み出すように制御する制御手段と、 前記第1の記憶手段の蓄積量を検出する蓄積量検出手段
とを設けて、該蓄積量検出手段が該第1の記憶手段での
データ蓄積量がその容量以上となることを検出したとき
には、前記書込制御手段は該第1の記憶手段への前記デ
ィジタルデータの書込みを停止し、同時に前記データ読
取手段を前記記録トラックの1個分内側へ移動させ、該
データ読取手段が移動前の位置に戻ってきた時点で前記
第1の記憶手段への前記ディジタルデータの書込みを再
開するようにし、 かつ、可変速再生時、前記データ読取手段を所定の位置
へ移動するように制御する制御手段と、 可変速再生時、該データ読取手段により前記ディスクか
ら読み出されたディジタルデータから所望のディジタル
データを検索する検索手段と、 該検索手段により検索されたディジタルデータを一時的
に記憶する第2の記憶手段と、 その可変速再生の要求に応じて前記第2の記憶手段から
ディジタルデータを読み出すように制御する制御手段と
を設けたことを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項13】 請求項12において、 前記第1の記憶手段の容量Mは、前記ディスクから前記
ディジタルデータを読み出す伝送レートrpと、前記デ
ータ読取手段が前記ディスクの最外周の前記記録トラッ
ク上にあるときに1周に要する時間Tにより、M≧rp
×Tという条件の下で決定されることを特徴とするディ
スク再生装置。 - 【請求項14】 請求項12において、 前記検索手段は、前記ディスクから読み出されたディジ
タルデータのうちのそれ自身で復号可能なディジタルデ
ータと、既に復号された1つの信号を用いて復号可能な
ディジタルデータとを検索することを特徴とするディス
ク再生装置。 - 【請求項15】 期間毎に異なる伝送レートに合うよう
に、該伝送レートの情報も含めて符号化されたディジタ
ルデータが螺旋状または同心円状の記録トラックに記録
されているディスクから、該ディジタルデータを再生す
るディスク再生装置において、 前記ディスクから読み出されたディジタルデータを一時
的に記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段への該ディジタルデータの書込みを制
御する制御手段と、 復号化のための第2の記憶手段を含み、通常再生時で
は、該ディジタルデータから前記伝送レート情報を取り
出すことのできる復号化手段と、 該復号化手段に付随する第3の記憶手段と、 通常再生時では、前記復号化手段が前記第1の記憶手段
から前記伝送レート情報による伝送レートで前記ディジ
タルデータを読み出すように制御する制御手段とを設
け、 かつ、可変速再生時、前記ディスクから読み出されたデ
ィジタルデータから所望のディジタルデータを検索する
検索手段と、 該検索手段により検索されたディジタルデータを一時的
に記憶する第4の記憶手段と、 前記復号化手段が可変速再生の要求に応じて前記第4の
記憶手段からディジタルデータを読み出すように制御す
る制御手段とを設けたことを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項16】 請求項15において、 前記第1の記憶手段を前記第2の記憶手段で兼用するこ
とを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項17】 請求項15において、 前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段を前記第3
の記憶手段で兼用することを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項18】 請求項15において、 前記第4の記憶手段を前記第1の記憶手段で兼用するこ
とを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項19】 請求項15において、 前記第4の記憶手段を前記第2の記憶手段で兼用するこ
とを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項20】 請求項15において、 前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手段及び前記第4
の記憶手段を前記第3の記憶手段で兼用することを特徴
とするディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13055094A JP3173950B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13055094A JP3173950B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336640A true JPH07336640A (ja) | 1995-12-22 |
JP3173950B2 JP3173950B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15036962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13055094A Expired - Fee Related JP3173950B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173950B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-06-13 JP JP13055094A patent/JP3173950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3173950B2 (ja) | 2001-06-04 |
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