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JPH07323286A - アルカリイオン整水器 - Google Patents

アルカリイオン整水器

Info

Publication number
JPH07323286A
JPH07323286A JP11660394A JP11660394A JPH07323286A JP H07323286 A JPH07323286 A JP H07323286A JP 11660394 A JP11660394 A JP 11660394A JP 11660394 A JP11660394 A JP 11660394A JP H07323286 A JPH07323286 A JP H07323286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
mineral
alkaline ionized
supply unit
ionized water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11660394A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Abe
勝昭 阿部
Toshisuke Sakai
敏輔 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11660394A priority Critical patent/JPH07323286A/ja
Publication of JPH07323286A publication Critical patent/JPH07323286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミネラル供給部内のミネラル残量を判定し、
利用者にミネラル投入時期を知らせることのできるアル
カリイオン整水器を提供することを目的とする。 【構成】 連続電解方式のアルカリイオン整水器23に
おいて、電解槽7に流れる電流の経時変化または導電率
の経時変化を検知することにより、ミネラル供給部5内
のミネラル残量を判定する判定手段を有するコントロー
ラ21と、ミネラル残量ゼロを利用者に報知する報知手
段を備えた操作表示部22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水、井戸水等の原
水を電気分解して飲用、医療用として利用するアルカリ
イオン水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性
イオン水を製造するアルカリイオン整水器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、連続電解方式のアルカリイオン整
水器が普及しつつある。このアルカリイオン整水器は、
電解槽内で水道水等を電気分解し、陽極側に酸性イオン
水を生成し、陰極側にアルカリイオン水を生成するもの
である。
【0003】以下に従来の連続電解方式のアルカリイオ
ン整水器について説明する。図7は従来のアルカリイオ
ン整水器の概略構造図である。1は水道水等の原水管、
2は水栓、3は水栓2を介して原水管1と接続されたア
ルカリイオン整水器である。このアルカリイオン整水器
3は次のように構成されている。4は内部に原水中の残
留塩素を吸着する活性炭及び一般細菌や不純物を取り除
く中空系膜等を備えた浄水器、5はグリセロリン酸カル
シウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンや塩化ナ
トリウム等のミネラルを原水中に付与し導電率を高める
ミネラル供給部、6は通水を確認し後述のコントローラ
19に制御指示する流量センサ、8は流量センサ6を経
由してきた水を電気分解する電解槽7を2分する隔膜、
9,10は隔膜8で2分して形成された各電極室に配設
された電極板、11は電極板10側の水(電極板10が
陽極の場合は酸性イオン水)を排出する排水管、12は
電解槽7と排水管11の結合部付近に配置されたアルカ
リイオン水を効率よく生成するための吐水流量調整用の
流量調整部、13は電極板9側の水(電極板9が陰極の
場合はアルカリイオン水)を吐水する吐出管、14は電
解槽7内の滞留水や電極洗浄時のスケールが溶解した洗
浄水を排水するための電磁弁、15は排水管11を介し
て電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性イ
オン水)や電解槽7の滞留水や洗浄水を排水する放水
管、16は浄水器4のカートリッジの有無を判定する浄
水器センサ、18は電源投入用プラグ17から交流電源
を直流電源に変える電源部、19はアルカリイオン整水
器3の動作をコントロールするコントローラ、20はア
ルカリイオン整水器3の操作状態を表示し操作条件等を
設定するための操作表示部である。
【0004】以上のように構成された従来のアルカリイ
オン整水器3について以下その動作を説明する。原水管
1より水栓2を開いて通水された原水は浄水器4で原水
中の残留塩素の臭いや一般細菌等の不純物が取り除か
れ、ミネラル供給部5でグリセロリン酸カルシウム等の
ミネラルが溶解され電解容易な水に処理された後、流量
センサ6を経て電解槽7に通水される。一方、電源投入
用プラグ17よりAC100Vが給電され、電源部18
でコントローラ19等における制御等に必要な直流電圧
電流と、電解槽7における電解に必要な直流電圧電流と
が発生し、電解用の直流電圧電流は、電解槽7の電極板
9と電極板10に給電される。相対的にプラス電圧を印
加する電極を陽極、マイナス電極を印加する電極を陰極
とすると、これにより電解槽7内に隔膜8で仕切られた
陽極室と陰極室とが形成される。
【0005】コントローラ19は、流量センサ6の流量
レベル信号を読み取り、これが一定レベルを越えると通
水中と判断して、電解槽7の電極板9と電極板10に電
圧を印加して電解を行う。これにより、陽極室には酸性
イオン水が、陰極室にはアルカリイオン水が生成され
る。例えば、通水しながら、電極板9がマイナス電圧に
なるように電圧を印加すると、吐出管13よりアルカリ
イオン水が連続的に得られる。
【0006】アルカリイオン整水器3は、操作表示部2
0の設定を変更することで、アルカリイオン水、酸性
水、浄水の切り替えが可能である。すなわち、酸性イオ
ン水時は電極板9にマイナス電圧を印加し、浄水時は電
圧を印加しないで通水を行えばよい。また、電解槽7へ
印加する電圧を変えて電解強度を変更することによっ
て、生成されるアルカリイオン水、酸性イオン水のpH
を調節することができる。また、電極板9,10の再生
のための電極洗浄は、使用後の止水状態において、これ
らに酸性イオン水生成時と同じように、電圧の極性を逆
にして印加し、アルカリイオン水生成時に付着した電極
表面のスケールを電解水中に溶出させた後、電解槽7内
のスケールが溶解した水を、電磁弁14を開弁させて放
水管15より放水させることで行う。なお、放水は酸性
イオン水の飲用を防止するため、酸性イオン水生成の後
も実施される。
【0007】次に、コントローラ19による電解槽7へ
の電圧印加開始・終了処理について詳細に説明する。ま
ず、アルカリイオン水・酸性イオン水生成時には、流量
センサ6で検出される流量レベルが、一定レベル以上に
なったら、通水開始と判断して、その時点で電解槽7に
規定電圧を一気に印加する。逆に、流量センサ6で検出
される流量レベルが、一定レベル未満になったら、止水
中と判断して電解槽7への電圧印加を速やかに停止す
る。次に、電極洗浄動作時には、前回電極洗浄時からの
電極使用量をカウントしておき、これが電極洗浄タイミ
ングに達し、かつ、流量センサ6で検出される流量レベ
ルが一定レベル未満になったら、止水されたと判断し
て、その時点で電解槽7に逆極性電圧を一気に印加し、
電極洗浄を開始する。そして、規定時間を経過すると洗
浄終了と判断し、速やかに電解槽7への電圧印加を停止
する。次いで、電磁弁14を開弁して、電解槽7内の水
を放水管15から放水させる。ここでアルカリイオン整
水器3は、電源電圧を一定にしておき、数百Hzの基本
パルスの出力パルス幅を変更して、平均電圧をコントロ
ールするパルス幅制御方式を採用している。また、電圧
印加中の制御は、利用者が操作表示部20で選択設定し
た電解強度と流量センサ6で検出される水流量とから平
均印加電圧を自動設定し、コントローラ19が電圧出力
パルス幅を変更して行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ミネラル供給部内のミネラル残量の確認は利用者がミネ
ラル供給部の内部を目視にて確認していたため、特に、
アルカリイオン水もしくは酸性イオン水の生成中におい
てはミネラル残量の確認ができず、ミネラル供給部内に
グリセロリン酸カルシウム、乳酸カルシウム、塩化ナト
リウム水溶液等が溶けて無い場合において、生成される
アルカリイオン水、もしくは酸性イオン水中の水質の低
下したことが、利用者には判断することができず品質上
の問題点があった。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、利用者がミネラル供給部内のミネラルの有無を容易
に判別することができるアルカリイオン整水器を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、浄水器の下流側に配置されたミネラル供給
部と、このミネラル供給部の下流側に配置された電解槽
と、この電解槽を制御するコントローラとを備えた連続
電解方式のアルカリイオン整水器において、電解槽に電
圧印加した際に電極に通電された電流により、ミネラル
供給部のミネラル残量を判定する判定手段と、この判定
手段でミネラル残量ゼロが判定された時に利用者にその
旨報知する報知手段とを構成したものである。
【0011】また浄水器と、この浄水器の下流側に配置
されたミネラル供給部と、このミネラル供給部の下流側
に配置された導電率測定手段と、この導電率測定手段の
下流に配置された電解槽と、この電解槽を制御するコン
トローラとを備えた連続電解方式のアルカリイオン整水
器であって、ミネラル供給部を通過した後の水の導電率
によりミネラル供給部の残量を判定する判定手段と、残
量ゼロが判定された時に利用者にその旨報知する報知手
段とからアルカリイオン整水器を構成したものである。
【0012】また浄水器と、この浄水器の下流側に配置
された導電率測定手段と、この導電率測定手段の下流側
に配置されたミネラル供給部と、このミネラル供給部の
下流側に配置された導電率測定手段と、この導電率測定
手段の下流側に配置された電解槽と、この電解槽を制御
するコントローラとを備えた連続電解方式のアルカリイ
オン整水器であって、ミネラル供給部を通過する前の水
の導電率とミネラル供給部を通過した後のミネラル含有
水の導電率とを比較することにより、ミネラル供給部の
ミネラル残量を判定する判定手段と、残量ゼロが判定さ
れた時に利用者にその旨報知する報知手段とからアルカ
リイオン整水器を構成したものである。
【0013】
【作用】この構成によって、ミネラル残量の判定手段が
ミネラル残量ゼロを判定した場合には、その旨利用者に
報知することにより、利用者がミネラル供給部内にミネ
ラルが無いことを容易に知ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるアルカリイ
オン整水器について、図面を参照しながら説明する。図
1は本発明の第一実施例におけるアルカリイオン整水器
の概略構造図であり、図2は同アルカリイオン整水器の
電気回路図である。図1において、1は原水管、2は水
栓、23はアルカリイオン整水器である。このアルカリ
イオン整水器23は次のように構成されている。4は浄
水器、5はミネラル供給部、6は流量センサ、7は電解
槽、8は隔膜、9,10は電極板、11は排水管、12
は流量調整部、13は吐出管、14は電磁弁、15は放
水管、16は浄水器センサ、17は電源投入用プラグ、
18は電源部であり、これらは従来例と同様なものなの
で同一符号を付し説明を省略する。21は電解槽7での
電解中にミネラル供給部5内のミネラル残量がゼロにな
ったことを検知するコントローラ、22はコントローラ
21がミネラル供給部5内のミネラル残量がゼロになっ
たことを利用者に報知する報知手段を有する操作表示部
である。
【0015】図2において、24は電源部18の内部に
配置されたトランス、25は制御等に必要な直流電圧電
流を発生する制御用直流電源、26は電解に必要な直流
電圧電流を発生する電解用直流電源、27は電解用直流
電源26へ流入する交流電流を監視するカレントトラン
スデューサ、28はカレントトランスデューサ27から
の信号を直流レベルに変換してコントローラ21に入力
する平滑化回路、29は電解槽7に印加される電圧を制
御する出力制御回路、30は電解槽−電磁弁切り替えリ
レー、31は電極板9,10の極性を切り替える極性切
り替えリレー、32は電磁弁14を駆動する電磁弁ソレ
ノイドである。ここで、電解用直流電源26からの直流
電圧電流は、出力制御回路29、電解槽−電磁弁切り替
えリレー30、極性切り替えリレー31を介して電解槽
7の電極板9,10に給電される。
【0016】以上のように構成されたアルカリイオン整
水器23について、以下その動作を説明する。アルカリ
イオン整水器23において、アルカリイオン水、酸性イ
オン水を生成する場合は、水栓2が開かれ、ミネラル供
給部5内に原水が通水され、ミネラル含有水となり、流
量センサ6を通過し、電解槽7へミネラル含有水が供給
されるとともに、流量センサ6から出力される流量レベ
ルが一定レベル以上になった時に、コントローラ21が
電解槽7への電圧印加を開始する。この時から電解槽7
を流れる電流値は電解用直流電源26に流れ込む交流電
流をカレントトランスデューサ27と平滑化回路28を
介してコントローラ21に入力することで常時監視され
ている。また、コントローラ21ではこの入力値をサン
プリングし、前データと比較する。比較値ΔIがゼロと
なると、ミネラル供給部5内のミネラルがすべて溶解し
てミネラル残量ゼロの状態であるので、コントローラ2
1は、操作表示部22の報知手段である表示灯を点灯さ
せる等して、ミネラル供給部5内のミネラルが無いこと
を利用者に報知する。
【0017】次に、以上のように構成されたアルカリイ
オン整水器23を用い電解槽7を流れる電流の経時変化
を確認した。実験は、ミネラル供給部5に所定のミネラ
ルを投入したのち、通水しアルカリイオン水の生成を開
始した場合、つまりコントローラ21によって電解槽7
に電圧印加をした際に、電解槽7を流れる電流を測定し
て行った。その結果を図3(a)、(b)、(c)を用
いて説明する。
【0018】図3(a)は本発明の第一実施例における
アルカリイオン整水器のミネラル供給部内のミネラル残
量の経時変化を示すグラフであり、図3(b)は同ミネ
ラル供給部内のイオン濃度の経時変化を示すグラフであ
り、図3(c)は同電解槽を流れる電流の経時変化を示
すグラフである。
【0019】ミネラル供給部5に所定量のミネラルを投
入後に通水を開始すると、図3(a)に示すように、ミ
ネラル供給部5を通過する水中にミネラルが溶け出し、
ミネラル残量は減少する。ミネラル残量が減少してくる
と、ミネラルの水との接触面積が小さくなる為に水中へ
溶け出すミネラル量が減少する。よって図3(b)に示
すように水中のイオン濃度が減少する。また、図3
(c)に示すように水中のイオン濃度の減少により電解
槽7を流れる電流も経時的に減少する。
【0020】本実施例では、図3(c)に示すように、
Δt時間に変化する電流ΔIをコントローラ21にて検
知する。図3(c)に示すようにミネラル残量がゼロに
なると、電解槽7を流れる電流は一定となる。よって、
コントローラ21はΔt時間の電流変化量ΔIがΔI=
0となったことを検知し、ミネラル供給部5内のミネラ
ル残量がゼロになったことを利用者に報知する。
【0021】図4は本発明の第二実施例におけるアルカ
リイオン整水器23の概略構造図である。図4におい
て、従来例および第一実施例と同様のものには同一符号
を付し説明を省略する。33はミネラル含有水の導電率
を測定する導電率センサであり、流量センサ6の下流に
設けられている。
【0022】以上のように構成されたアルカリイオン整
水器について、以下その動作を説明する。アルカリイオ
ン水、酸性イオン水を生成する場合は、水栓2が開か
れ、ミネラル供給部5内に原水が通水され、ミネラル含
有水となり、流量センサ6を通過し、電解槽7へミネラ
ル含有水が供給されるとともに、流量センサ6から出力
される流量レベルが一定レベル以上になった時に、コン
トローラ21が電解槽7への電圧印加を開始する。この
時から電解槽7を流れる電流値は電解用直流電源26
(図2参照)に流れ込む交流電流をカレントトランスデ
ューサ27と平滑化回路28を介してコントローラ21
に入力することで常時監視されている。また、コントロ
ーラ21では導電率センサ33で測定されたミネラル含
有水の導電率をサンプリングし、前データと比較する。
比較値ΔPがゼロとなると、ミネラル供給部5内のミネ
ラルがすべて溶解してミネラル残量ゼロの状態であるの
で、コントローラ21は、操作表示部22の表示灯を点
灯させる等して、ミネラル供給部5内のミネラルが無い
ことを利用者に報知する。
【0023】以上のように構成された本発明の一実施例
におけるアルカリイオン整水器23を用いミネラル供給
部5を通過したミネラル含有水の導電率の経時変化を確
認した。実験は、ミネラル供給部5に所定のミネラルを
投入したのち、通水しアルカリイオン水の生成を開始し
た場合に、コントローラ21によって、ミネラル供給部
5を通過したミネラル含有水の導電率の測定を行った。
その結果を図5(a)、(b)、(c)を用いて説明す
る。
【0024】図5(a)は本発明の第二実施例における
アルカリイオン整水器のミネラル供給部内のミネラル残
量の経時変化を示すグラフであり、図5(b)は同ミネ
ラル供給部内のイオン濃度の経時変化を示すグラフであ
り、図5(c)は同ミネラル供給部通過後のミネラル含
有水の導電率の経時変化を示すグラフである。
【0025】ミネラル供給部5に所定量のミネラルを投
入後に通水を開始すると、図5(a)に示すように、ミ
ネラル供給部5を通過する水中にミネラルが溶け出し、
ミネラル残量は減少する。ミネラル残量が減少してくる
と、ミネラルの水との接触面積が小さくなる為に水中へ
溶け出すミネラル量が減少する。よって図5(b)に示
すように水中のイオン濃度が減少する。また、イオン濃
度の減少は図5(c)に示すように水の導電率の減少を
意味する。
【0026】本発明の第二実施例では、ミネラル含有水
の導電率を図5(c)に示すように、Δt時間に変化す
る導電率ΔPをコントローラ21にて検知する。図5
(c)に示すようにミネラル残量がゼロになると、ミネ
ラル供給部5を通過した水にはミネラルが溶出しない
為、導電率の変化は無く一定である。よって、コントロ
ーラ21はΔt時間の導電率変化量ΔPがΔP=0とな
ったことを検知し、ミネラル供給部5内のミネラル残量
がゼロになったことを利用者に報知する。
【0027】図6は本発明の第三実施例におけるアルカ
リイオン整水器の概略構造図であり、この第三実施例で
は、浄水器4とミネラル供給部5の間に、ミネラル供給
部5通過前の水の導電率を測定する導電率センサ34が
設けられている。
【0028】以上のように構成されたアルカリイオン整
水器23について、以下その動作を説明する。アルカリ
イオン水、酸性イオン水を生成する場合は、水栓2が開
かれ、浄水器4、導電率センサ34を通り、ミネラル供
給部5内に原水が通水され、ミネラル含有水となり、導
電率センサ33、流量センサ6を通過し、電解槽7へミ
ネラル含有水が供給されるとともに、流量センサ6から
出力される流量レベルが一定レベル以上になった時に、
コントローラ21が電解槽7への電圧印加を開始する。
この時から電解槽7を流れる電流値は電解用直流電源2
6に流れ込む交流電流をカレントトランスデューサ27
と平滑化回路28を介してコントローラ21に入力する
ことで常時監視されている。コントローラ21では導電
率センサ34によりミネラル供給部5を通過する前の水
の導電率P1、導電率センサ33によりミネラル供給部
5を通過したミネラル含有水の導電率P2を測定し、ミ
ネラル供給部5の前後の導電率P1とP2を比較する。
導電率P1=P2となると、ミネラル供給部5内のミネ
ラルがすべて溶解してミネラル残量ゼロの状態であり、
コントローラ21は、操作表示部22の表示灯を点灯さ
せる等して、ミネラル供給部5内のミネラルが無いこと
を利用者に報知する。
【0029】以上のように本発明の第三実施例において
は原水の導電率を検知しミネラル含有水の導電率の変化
と比較することにより、実際にミネラル供給部より溶出
されたミネラル量が精度良く検知できる。よって、ミネ
ラル供給部5内の残量においても、コントローラ21は
より精度よくミネラル残量を検知し、ミネラル残量ゼロ
の状態において、コントローラ21は操作表示部22の
表示灯を点灯させる等して、ミネラル供給部5内のミネ
ラルが無いことを利用者に報知する。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、コントローラに
より電解槽に流れる電流、又はミネラル供給部を通過し
たミネラル含有水の導電率の経時変化を検知することに
よりミネラル供給部内のミネラル残量を検知し、ミネラ
ル残量がゼロになったことを操作表示部で利用者に報知
することにより、利用者がミネラル供給部内にミネラル
が無いことを容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例におけるアルカリイオン整
水器の概略構造図
【図2】本発明の第一実施例におけるアルカリイオン整
水器の電気回路図
【図3】(a)本発明の第一実施例におけるアルカリイ
オン整水器のミネラル供給部内のミネラル残量の経時変
化を示すグラフ (b)本発明の第一実施例におけるアルカリイオン整水
器のミネラル供給部内のイオン濃度の経時変化を示すグ
ラフ (c)本発明の第一実施例におけるアルカリイオン整水
器の電解槽を流れる電流の経時変化を示すグラフ
【図4】本発明の第二実施例におけるアルカリイオン整
水器の概略構造図
【図5】(a)本発明の第二実施例におけるアルカリイ
オン整水器のミネラル供給部内のミネラル残量の経時変
化を示すグラフ (b)本発明の第二実施例におけるアルカリイオン整水
器のミネラル供給部内のイオン濃度の経時変化を示すグ
ラフ (c)本発明の第二実施例におけるアルカリイオン整水
器のミネラル供給部通過後のミネラル含有水の導電率の
経時変化を示すグラフ
【図6】本発明の第三実施例におけるアルカリイオン整
水器の概略構造図
【図7】従来のアルカリイオン整水器の概略構造図
【符号の説明】
4 浄水器 5 ミネラル供給部 7 電解槽 9,10 電極板 21 コントローラ 22 操作表示部 23 アルカリイオン整水器 33 導電率センサ 34 導電率センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/68 520 G B D 530 B K L 540 A D E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄水器と、この浄水器の下流側に配置され
    たミネラル供給部と、このミネラル供給部の下流側に配
    置された電解槽と、この電解槽を制御するコントローラ
    とを備えた連続電解方式のアルカリイオン整水器であっ
    て、前記電解槽に電圧印加した際に電極に通電された電
    流によりミネラル残量を判定する判定手段と、この判定
    手段で残量ゼロが判定された時に利用者にその旨報知す
    る報知手段とを備えたことを特徴とするアルカリイオン
    整水器。
  2. 【請求項2】前記判定手段が前記コントローラであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整水器。
  3. 【請求項3】浄水器と、この浄水器の下流側に配置され
    たミネラル供給部と、このミネラル供給部の下流側に配
    置された導電率測定手段と、この導電率測定手段の下流
    に配置された電解槽と、この電解槽を制御するコントロ
    ーラとを備えた連続電解方式のアルカリイオン整水器で
    あって、前記ミネラル供給部を通過した後の水の導電率
    により前記ミネラル供給部の残量を判定する判定手段
    と、残量ゼロが判定された時に利用者にその旨報知する
    報知手段とを備えたことを特徴とするアルカリイオン整
    水器。
  4. 【請求項4】浄水器と、この浄水器の下流側に配置され
    た導電率測定手段と、この導電率測定手段の下流側に配
    置されたミネラル供給部と、このミネラル供給部の下流
    側に配置された導電率測定手段と、この導電率測定手段
    の下流側に配置された電解槽と、この電解槽を制御する
    コントローラとを備えた連続電解方式のアルカリイオン
    整水器であって、前記ミネラル供給部を通過する前の水
    の導電率と前記ミネラル供給部を通過した後のミネラル
    含有水の導電率とを比較することにより、前記ミネラル
    供給部のミネラル残量を判定する判定手段と、残量ゼロ
    が判定された時に利用者にその旨報知する報知手段とを
    備えたことを特徴とするアルカリイオン整水器。
JP11660394A 1994-05-30 1994-05-30 アルカリイオン整水器 Pending JPH07323286A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005964A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 酸素富化水生成装置

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