JPH07321550A - アンテナ装置 - Google Patents
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- JPH07321550A JPH07321550A JP6106764A JP10676494A JPH07321550A JP H07321550 A JPH07321550 A JP H07321550A JP 6106764 A JP6106764 A JP 6106764A JP 10676494 A JP10676494 A JP 10676494A JP H07321550 A JPH07321550 A JP H07321550A
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- electrodes
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/36—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
- H01Q1/38—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型で反射損失が少なく安価なアンテナ装置を
提供する。 【構成】上面に放射電極２ａを形成した誘電体基板２、
ダミー層となる誘電体基板３，４及びグランド電極５ａ
を形成した誘電体基板５が積層されたアンテナ部１と、
アンテナ部１の下部に、トリミング電極１２ａ，１２
ｂ、シールド電極１３ａ，１３ｂ、コンデンサ電極１４
ａ，１４ｂ及びコイル電極１５ａ，１５ｂを形成した誘
電体基板１２〜１５が積層されたフィルタ部１１が積層
され、放射電極２ａの給電点２ｂから誘電体基板１３の
シールド電極１３ａにかけて、ビアホール１６が形成さ
れ、側面にトリミング電極１２ａ，１２ｂ、シールド電
極１３ａ，１３ｂ、コンデンサ電極１４ａ，１４ｂ及び
コイル電極１５ａ，１５ｂと接続する外部電極２１〜２
８が形成されたものである。
提供する。 【構成】上面に放射電極２ａを形成した誘電体基板２、
ダミー層となる誘電体基板３，４及びグランド電極５ａ
を形成した誘電体基板５が積層されたアンテナ部１と、
アンテナ部１の下部に、トリミング電極１２ａ，１２
ｂ、シールド電極１３ａ，１３ｂ、コンデンサ電極１４
ａ，１４ｂ及びコイル電極１５ａ，１５ｂを形成した誘
電体基板１２〜１５が積層されたフィルタ部１１が積層
され、放射電極２ａの給電点２ｂから誘電体基板１３の
シールド電極１３ａにかけて、ビアホール１６が形成さ
れ、側面にトリミング電極１２ａ，１２ｂ、シールド電
極１３ａ，１３ｂ、コンデンサ電極１４ａ，１４ｂ及び
コイル電極１５ａ，１５ｂと接続する外部電極２１〜２
８が形成されたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナとフィルタと
を一体化したアンテナ装置に関するものである。
を一体化したアンテナ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の例えば車載用のＧＰＳ（Global P
ositioning System)装置に用いられるアンテナ周辺のブ
ロック図は図５に示すように、アンテナ，フィルタ，プ
リアンプ及びレシーバで構成され、アンテナで受信した
信号は、次段のフィルタで所望の周波数に選択され、プ
リアンプを経由してレシーバに伝送される。このうち、
アンテナ及びフィルタは、図６に示すように、上下面に
電極パターン５１ａ，５１ｂが形成されたプリント基板
５１の上面に、誘電体基板５２の表面に放射電極５３が
形成され、裏面にグランド電極５４が形成されたマイク
ロストリップ型のアンテナ５５が搭載され、プリント基
板５１の下面にフィルタ５６が搭載されて、アンテナ装
置５７が構成されている。
ositioning System)装置に用いられるアンテナ周辺のブ
ロック図は図５に示すように、アンテナ，フィルタ，プ
リアンプ及びレシーバで構成され、アンテナで受信した
信号は、次段のフィルタで所望の周波数に選択され、プ
リアンプを経由してレシーバに伝送される。このうち、
アンテナ及びフィルタは、図６に示すように、上下面に
電極パターン５１ａ，５１ｂが形成されたプリント基板
５１の上面に、誘電体基板５２の表面に放射電極５３が
形成され、裏面にグランド電極５４が形成されたマイク
ロストリップ型のアンテナ５５が搭載され、プリント基
板５１の下面にフィルタ５６が搭載されて、アンテナ装
置５７が構成されている。
【０００３】そして、アンテナ５５の放射電極５３の給
電点５３ａから、プリント基板５１の裏面の電極パター
ン５１ａの一端にかけて給電線５８が接続され、電極パ
ターン５１ａの他端にフィルタ５６が取り付けられ、ア
ンテナ５５の放射電極５３で受信された電波が、給電線
５８及び電極パターン５１ａを介してフィルタ５６に伝
送される。なお、アンテナ５５のグランド電極５４は、
プリント基板５１の電極パターン５１ｂと接続されグラ
ンドに接続されている。
電点５３ａから、プリント基板５１の裏面の電極パター
ン５１ａの一端にかけて給電線５８が接続され、電極パ
ターン５１ａの他端にフィルタ５６が取り付けられ、ア
ンテナ５５の放射電極５３で受信された電波が、給電線
５８及び電極パターン５１ａを介してフィルタ５６に伝
送される。なお、アンテナ５５のグランド電極５４は、
プリント基板５１の電極パターン５１ｂと接続されグラ
ンドに接続されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
アンテナ装置５７においては、アンテナ５５とフィルタ
５６を個別に作らなくてはならず、また、プリント基板
５１への実装も別々に行う必要があるため、部品コスト
及び実装コストが高くなるとともに、アンテナ装置５７
のサイズが大きくなっていた。また、アンテナ５５とフ
ィルタ５６が電極パターン５１ａで接続されているた
め、アンテナ５５とフィルタ５６のインピーダンス整合
が乱れて反射損失が増加し、信号の伝送ロスが大きくな
っていた。
アンテナ装置５７においては、アンテナ５５とフィルタ
５６を個別に作らなくてはならず、また、プリント基板
５１への実装も別々に行う必要があるため、部品コスト
及び実装コストが高くなるとともに、アンテナ装置５７
のサイズが大きくなっていた。また、アンテナ５５とフ
ィルタ５６が電極パターン５１ａで接続されているた
め、アンテナ５５とフィルタ５６のインピーダンス整合
が乱れて反射損失が増加し、信号の伝送ロスが大きくな
っていた。
【０００５】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、積層誘電体基板内にアンテナ部
とフィルタ部とを一体に構成して、小型で反射損失が少
なく安価なアンテナ装置を提供することを目的とするも
のである。
になされたものであり、積層誘電体基板内にアンテナ部
とフィルタ部とを一体に構成して、小型で反射損失が少
なく安価なアンテナ装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、積層誘電体基板の表面に形成
された放射電極と、前記積層誘電体基板の内部に形成さ
れたグランド電極とからなるアンテナ部と、前記積層誘
電体基板の内部のアンテナ部の下部に形成されたシール
ド電極、コンデンサ電極及びコイル電極からなるフィル
タ部とを有し、前記アンテナ部の給電点と、前記フィル
タ部の入力部とがビアホールで接続され、前記積層誘電
体基板の側面に、前記アンテナ部のグランド電極及びフ
ィルタ部の出力部と接続された外部電極が形成されたこ
とを特徴とするものである。
めに、本発明においては、積層誘電体基板の表面に形成
された放射電極と、前記積層誘電体基板の内部に形成さ
れたグランド電極とからなるアンテナ部と、前記積層誘
電体基板の内部のアンテナ部の下部に形成されたシール
ド電極、コンデンサ電極及びコイル電極からなるフィル
タ部とを有し、前記アンテナ部の給電点と、前記フィル
タ部の入力部とがビアホールで接続され、前記積層誘電
体基板の側面に、前記アンテナ部のグランド電極及びフ
ィルタ部の出力部と接続された外部電極が形成されたこ
とを特徴とするものである。
【０００７】また、前記放射電極とグランド電極との間
に、スロットを有するスロット電極と、前記スロットと
直交するストリップラインとをさらに備えたことを特徴
とするものである。
に、スロットを有するスロット電極と、前記スロットと
直交するストリップラインとをさらに備えたことを特徴
とするものである。
【０００８】
【作用】上記の構成によれば、アンテナ部とフィルタ部
が積層誘電体基板の内部に一体に構成されているため、
アンテナ装置が小型になり、製造工程が簡略化され、プ
リント基板への実装が表面実装により一度で行うことが
できる。また、アンテナ部の給電点とフィルタ部の入力
部が、内部のビアホールで最短距離で接続されているた
め、アンテナ部とフィルタ部のインピーダンス整合に乱
れがなくなり反射損失を低下することができる。
が積層誘電体基板の内部に一体に構成されているため、
アンテナ装置が小型になり、製造工程が簡略化され、プ
リント基板への実装が表面実装により一度で行うことが
できる。また、アンテナ部の給電点とフィルタ部の入力
部が、内部のビアホールで最短距離で接続されているた
め、アンテナ部とフィルタ部のインピーダンス整合に乱
れがなくなり反射損失を低下することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明によるアンテナ装置の実施例を
図１乃至図４を用いて説明する。図１及び図２に本発明
の第一の実施例によるアンテナ装置を示す。図１はアン
テナ装置の斜視図であり、１は第１〜第４の誘電体基板
２〜５が積層され、上面に放射電極２ａが形成され、内
部にグランド電極（図示せず）が形成されて構成された
マイクロストリップ型のアンテナ部であり、アンテナ部
１の下部には、内部にコイル及びコンデンサを形成する
ための電極（図示せず）を有する第５〜第８の誘電体基
板１２〜１５が積層されて構成されたＬＣ型のフィルタ
部１１が積層され、この積層体の側面に外部電極２１〜
２８が形成されて、アンテナ装置３０が構成されてい
る。
図１乃至図４を用いて説明する。図１及び図２に本発明
の第一の実施例によるアンテナ装置を示す。図１はアン
テナ装置の斜視図であり、１は第１〜第４の誘電体基板
２〜５が積層され、上面に放射電極２ａが形成され、内
部にグランド電極（図示せず）が形成されて構成された
マイクロストリップ型のアンテナ部であり、アンテナ部
１の下部には、内部にコイル及びコンデンサを形成する
ための電極（図示せず）を有する第５〜第８の誘電体基
板１２〜１５が積層されて構成されたＬＣ型のフィルタ
部１１が積層され、この積層体の側面に外部電極２１〜
２８が形成されて、アンテナ装置３０が構成されてい
る。
【００１０】図２にアンテナ装置３０の分解斜視図を示
す。図２において、アンテナ部１は第１〜第４の誘電体
基板２〜５が積層されて構成され、誘電体基板２の上面
に放射電極２ａが形成され、誘電体基板５の上面に、端
部が外部電極２２，２３，２５〜２８に接続されたグラ
ンド電極５ａが形成されている。また、誘電体基板３，
４は、誘電体基板２，５の間に積層されアンテナ部１の
Ｑ値を得るためのダミー層となり、その段数は任意に設
定される。
す。図２において、アンテナ部１は第１〜第４の誘電体
基板２〜５が積層されて構成され、誘電体基板２の上面
に放射電極２ａが形成され、誘電体基板５の上面に、端
部が外部電極２２，２３，２５〜２８に接続されたグラ
ンド電極５ａが形成されている。また、誘電体基板３，
４は、誘電体基板２，５の間に積層されアンテナ部１の
Ｑ値を得るためのダミー層となり、その段数は任意に設
定される。
【００１１】一方、フィルタ部１１は第５〜第８の誘電
体基板１２〜１５が積層されて構成されている。このう
ち、誘電体基板１２の上面には、一対のトリミング電極
１２ａ，１２ｂが形成され、トリミング電極１２ａ，１
２ｂのそれぞれの両端が誘電体基板１２の対向する長辺
側縁部の中央部付近に引き出され、外部電極２２，２
３，２６，２７に接続されている。なお、誘電体基板１
２は、トリミング電極１２ａ，１２ｂによりフィルタ部
１１の共振周波数を調整するものであるが、省略するこ
とも可能である。
体基板１２〜１５が積層されて構成されている。このう
ち、誘電体基板１２の上面には、一対のトリミング電極
１２ａ，１２ｂが形成され、トリミング電極１２ａ，１
２ｂのそれぞれの両端が誘電体基板１２の対向する長辺
側縁部の中央部付近に引き出され、外部電極２２，２
３，２６，２７に接続されている。なお、誘電体基板１
２は、トリミング電極１２ａ，１２ｂによりフィルタ部
１１の共振周波数を調整するものであるが、省略するこ
とも可能である。
【００１２】また、誘電体基板１３の上面には、一対の
シールド電極１３ａ，１３ｂが形成され、シールド電極
１３ａ，１３ｂのそれぞれの一端が、誘電体基板１３の
一方の長辺側縁部の両端部に引き出され、外部電極２
１，２４に接続されている。なお、シールド電極１３ａ
及び外部電極２１は、フィルタ部１１の入力部となる。
シールド電極１３ａ，１３ｂが形成され、シールド電極
１３ａ，１３ｂのそれぞれの一端が、誘電体基板１３の
一方の長辺側縁部の両端部に引き出され、外部電極２
１，２４に接続されている。なお、シールド電極１３ａ
及び外部電極２１は、フィルタ部１１の入力部となる。
【００１３】また、誘電体基板１４の上面には、一対の
コンデンサ電極１４ａ，１４ｂが形成され、コンデンサ
電極１４ａ，１４ｂのそれぞれの両端が、誘電体基板１
４の対向する長辺側縁部の中央部付近に引き出され、外
部電極２２，２３，２６，２７に接続されている。
コンデンサ電極１４ａ，１４ｂが形成され、コンデンサ
電極１４ａ，１４ｂのそれぞれの両端が、誘電体基板１
４の対向する長辺側縁部の中央部付近に引き出され、外
部電極２２，２３，２６，２７に接続されている。
【００１４】さらに、誘電体基板１５の上面には、一対
のコイル電極１５ａ，１５ｂが形成され、コイル電極１
５ａ，１５ｂのそれぞれの一端が、誘電体基板１５の一
方の長辺側縁部の両端部に引き出されて外部電極２１，
２４に接続され、コイル電極１５ａ，１５ｂのそれぞれ
の他端が、誘電体基板１５の他方の長辺側縁部の中央部
付近に引き出されて外部電極２６，２７に接続されてい
る。なお、外部電極２４は、フィルタ部１１の出力部と
なる。
のコイル電極１５ａ，１５ｂが形成され、コイル電極１
５ａ，１５ｂのそれぞれの一端が、誘電体基板１５の一
方の長辺側縁部の両端部に引き出されて外部電極２１，
２４に接続され、コイル電極１５ａ，１５ｂのそれぞれ
の他端が、誘電体基板１５の他方の長辺側縁部の中央部
付近に引き出されて外部電極２６，２７に接続されてい
る。なお、外部電極２４は、フィルタ部１１の出力部と
なる。
【００１５】そして、アンテナ部１とフィルタ部１１が
積層され、アンテナ部１の放射電極２ａの給電部２ｂか
ら、誘電体基板２，３，４，５，１２を貫通し、フィル
タ部１１の誘電体基板１３のシールド電極１３ａにかけ
て、内部に電極が充填されたビアホール１６が形成さ
れ、アンテナ部１の給電点２ｂとフィルタ部１１の入力
部が接続されている。なお、誘電体基板５のグランド電
極５ａには、ビアホール１６と絶縁するため切り欠き５
ｂが形成されている。
積層され、アンテナ部１の放射電極２ａの給電部２ｂか
ら、誘電体基板２，３，４，５，１２を貫通し、フィル
タ部１１の誘電体基板１３のシールド電極１３ａにかけ
て、内部に電極が充填されたビアホール１６が形成さ
れ、アンテナ部１の給電点２ｂとフィルタ部１１の入力
部が接続されている。なお、誘電体基板５のグランド電
極５ａには、ビアホール１６と絶縁するため切り欠き５
ｂが形成されている。
【００１６】このアンテナ装置３０の実装方法は、誘電
体基板１５の下面が、電極パターンが形成されたプリン
ト基板（図示せず）に表面実装され、外部電極２１〜２
８と電極パターンがはんだ付けされて行われる。
体基板１５の下面が、電極パターンが形成されたプリン
ト基板（図示せず）に表面実装され、外部電極２１〜２
８と電極パターンがはんだ付けされて行われる。
【００１７】ここで、アンテナ装置３０の等価回路を図
３に示す。このうち、コンデンサＣ１，Ｃ２は、誘電体
基板１３のシールド電極１３ａ，１３ｂと誘電体基板１
２のトリミング電極１２ａ，１２ｂとの間で形成され、
トリミング電極１２ａ，１２ｂの電極面積を調整するこ
とによりフィルタ部１１の共振周波数を調整することが
できる。また、コンデンサＣ３，Ｃ４は、誘電体基板１
３のシールド電極１３ａ，１３ｂと誘電体基板１４のコ
ンデンサ電極１４ａ，１４ｂとの間で形成され、また、
コイルＬ１，Ｌ２は、誘電体基板１５のコイル電極１５
ａ，１５ｂで形成される。
３に示す。このうち、コンデンサＣ１，Ｃ２は、誘電体
基板１３のシールド電極１３ａ，１３ｂと誘電体基板１
２のトリミング電極１２ａ，１２ｂとの間で形成され、
トリミング電極１２ａ，１２ｂの電極面積を調整するこ
とによりフィルタ部１１の共振周波数を調整することが
できる。また、コンデンサＣ３，Ｃ４は、誘電体基板１
３のシールド電極１３ａ，１３ｂと誘電体基板１４のコ
ンデンサ電極１４ａ，１４ｂとの間で形成され、また、
コイルＬ１，Ｌ２は、誘電体基板１５のコイル電極１５
ａ，１５ｂで形成される。
【００１８】このように構成されたアンテナ装置３０
は、アンテナ部１とフィルタ部１１が積層されて一体に
構成されているため、アンテナ装置として小型になり、
製造工程が簡略化し、プリント基板への実装も表面実装
により一度で行うことができる。また、アンテナ部１の
給電点２ｂとフィルタ部１１の入力部とが、ビアホール
１６により最短距離で接続されているため、アンテナ部
１とフィルタ部１１のインピーダンス整合に乱れが生じ
ない。
は、アンテナ部１とフィルタ部１１が積層されて一体に
構成されているため、アンテナ装置として小型になり、
製造工程が簡略化し、プリント基板への実装も表面実装
により一度で行うことができる。また、アンテナ部１の
給電点２ｂとフィルタ部１１の入力部とが、ビアホール
１６により最短距離で接続されているため、アンテナ部
１とフィルタ部１１のインピーダンス整合に乱れが生じ
ない。
【００１９】次に、図４に本発明の第二の実施例による
アンテナ装置のアンテナ部を示す。なお、フィルタ部は
アンテナ装置３０と同一のため省略し、アンテナ部のみ
を図示して説明する。図４において、４１は上面に放射
電極４１ａを形成した第９の誘電体基板であり、誘電体
基板４１の下面には、ダミー層となる第１０，１１の誘
電体基板４２，４３が配置され、誘電体基板４３の下面
には、上面のほぼ中央部に短辺と平行にスロット４４ａ
を有するスロット電極４４ｂが形成された、第１２の誘
電体基板４４が配置されている。
アンテナ装置のアンテナ部を示す。なお、フィルタ部は
アンテナ装置３０と同一のため省略し、アンテナ部のみ
を図示して説明する。図４において、４１は上面に放射
電極４１ａを形成した第９の誘電体基板であり、誘電体
基板４１の下面には、ダミー層となる第１０，１１の誘
電体基板４２，４３が配置され、誘電体基板４３の下面
には、上面のほぼ中央部に短辺と平行にスロット４４ａ
を有するスロット電極４４ｂが形成された、第１２の誘
電体基板４４が配置されている。
【００２０】さらに、誘電体基板４４の下面には、上面
に誘電体基板４４のスロット４４ａと直交するストリッ
プライン４５ａを有する第１３の誘電体基板４５が配置
され、誘電体基板４５の下面には、上面に端部が外部電
極２２，２３，２５〜２８に接続されたグランド電極４
６ａを有する第１４の誘電体基板４６が配置されてい
る。そして、内部に電極が充填されたビアホール４７
が、誘電体基板４５のストリップライン４５ａの給電点
４５ｂから、誘電体基板４５，４６を貫通し誘電体基板
４６の下面にその一端が露出して形成され、スロット型
のアンテナ部４８が構成されている。なお、誘電体基板
４６のグランド電極４６ａには、ビアホール４７と絶縁
するため切り欠き４６ｂが形成されている。
に誘電体基板４４のスロット４４ａと直交するストリッ
プライン４５ａを有する第１３の誘電体基板４５が配置
され、誘電体基板４５の下面には、上面に端部が外部電
極２２，２３，２５〜２８に接続されたグランド電極４
６ａを有する第１４の誘電体基板４６が配置されてい
る。そして、内部に電極が充填されたビアホール４７
が、誘電体基板４５のストリップライン４５ａの給電点
４５ｂから、誘電体基板４５，４６を貫通し誘電体基板
４６の下面にその一端が露出して形成され、スロット型
のアンテナ部４８が構成されている。なお、誘電体基板
４６のグランド電極４６ａには、ビアホール４７と絶縁
するため切り欠き４６ｂが形成されている。
【００２１】このように構成されたアンテナ部４８は、
その下部にフィルタ部１１が積層され、ビアホール４７
がフィルタ部１１の誘電体基板１２のビアホール１６と
接続されて、アンテナ装置を構成し、アンテナ装置３０
と同一の効果を有する。
その下部にフィルタ部１１が積層され、ビアホール４７
がフィルタ部１１の誘電体基板１２のビアホール１６と
接続されて、アンテナ装置を構成し、アンテナ装置３０
と同一の効果を有する。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナ装置によれば、積層誘電体基板の内部にアンテナ
部とフィルタ部が一体に構成されているため、アンテナ
装置が小型になり、製造工程が簡略化され、しかも、プ
リント基板への実装が表面実装により一度で行うことが
できるため、部品コスト及び実装コストが安価なアンテ
ナ装置を提供することができる。さらに、アンテナ部と
フィルタ部の接続が、アンテナ装置の内部で最短距離で
行われるため、アンテナ部とフィルタ部のインピーダン
ス整合に乱れがなくなり、反射損失が低下して、信号ロ
スの少ない伝送が可能になる。
ンテナ装置によれば、積層誘電体基板の内部にアンテナ
部とフィルタ部が一体に構成されているため、アンテナ
装置が小型になり、製造工程が簡略化され、しかも、プ
リント基板への実装が表面実装により一度で行うことが
できるため、部品コスト及び実装コストが安価なアンテ
ナ装置を提供することができる。さらに、アンテナ部と
フィルタ部の接続が、アンテナ装置の内部で最短距離で
行われるため、アンテナ部とフィルタ部のインピーダン
ス整合に乱れがなくなり、反射損失が低下して、信号ロ
スの少ない伝送が可能になる。
【図１】本発明の第一の実施例によるアンテナ装置の斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の分解斜視図である。
【図３】図１の等価回路図である。
【図４】本発明の第二の実施例によるアンテナ装置のア
ンテナ部の分解斜視図である。
ンテナ部の分解斜視図である。
【図５】従来のＧＰＳ受信機のブロック図である。
【図６】従来のアンテナ装置の側面図である。
１，４８ アンテナ部 ２〜５ 誘電体基板 ２ａ，４１ａ 放射電極 ２ｂ，４５ｂ 給電点 ５ａ，４６ａ グランド電極 １１ フィルタ部 １２〜１５ 誘電体基板 １２ａ，１２ｂ トリミング電極 １３ａ，１３ｂ シールド電極 １４ａ，１４ｂ コンデンサ電極 １５ａ，１５ｂ コイル電極 １６，４７ ビアホール ２１〜２８ 外部電極 ３０ アンテナ装置 ４１〜４６ 誘電体基板 ４４ｂ スロット電極 ４５ａ ストリップライン
Claims (2)
- 【請求項１】 積層誘電体基板の表面に形成された放射
電極と、前記積層誘電体基板の内部に形成されたグラン
ド電極とからなるアンテナ部と、前記積層誘電体基板の
内部のアンテナ部の下部に形成されたシールド電極、コ
ンデンサ電極及びコイル電極からなるフィルタ部とを有
し、前記アンテナ部の給電点と、前記フィルタ部の入力
部とがビアホールで接続され、前記積層誘電体基板の側
面に、前記アンテナ部のグランド電極及びフィルタ部の
出力部と接続された外部電極が形成されたことを特徴と
するアンテナ装置。 - 【請求項２】 前記放射電極とグランド電極との間に、
スロットを有するスロット電極と、前記スロットと直交
するストリップラインとをさらに備えたことを特徴とす
る請求項１に記載のアンテナ装置。
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| US08/427,415 US5898403A (en) | 1994-05-20 | 1995-04-24 | Antenna formed of multiple dielectric substrates including shielded LC filter |
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| JP6106764A JPH07321550A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | アンテナ装置 |
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| JPH07321550A true JPH07321550A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14441978
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6106764A Pending JPH07321550A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | アンテナ装置 |
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| JP (1) | JPH07321550A (ja) |
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